JPH046452B2 - - Google Patents

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JPH046452B2
JPH046452B2 JP61175391A JP17539186A JPH046452B2 JP H046452 B2 JPH046452 B2 JP H046452B2 JP 61175391 A JP61175391 A JP 61175391A JP 17539186 A JP17539186 A JP 17539186A JP H046452 B2 JPH046452 B2 JP H046452B2
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JP
Japan
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ram
workpiece
section
pressure
reciprocating mechanism
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Seiju Nagakura
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Toyo Koki Co Ltd
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Toyo Koki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、被加工物を折曲加工するのに用い
られるプレスブレーキのような曲げ加工装置に関
連し、殊にこの発明は、被加工物の曲げ角度を適
正且つ能率良く調整できる曲げ加工装置に関す
る。
<従来の技術> 例えば従来のプレスブレーキは、テーブル上に
下型、ラムにはホルダを介して上型をそれぞれ取
り付け、ラムを油圧シリンダの往復動作によつて
昇降動作させ、上下型間で被加工物を加圧して、
所定の曲げ角度および曲げ形状に形成する。この
被加工物の曲げ角度は、下型に対する上型の下降
位置によつて左右され、この上型の最下降点は前
記油圧シリンダに配備されるメカストツパーの位
置を調整することにより設定される。
第12図は、テーブル上の下型1に対し上型2
が最下降点hに達した状態を示している。この状
態では、被加工物3は上型2の加圧力により下型
1のV字溝4内で曲げ変形されて、ある曲げ角度
αとなつている。
つぎにこの上型2が上昇して被加工物3が加圧
力より解放されると、第13図に示す如く、被加
工物3の弾性反力に起因して折曲部分が適当角度
だけ開くことになる。この現象は「スプリングバ
ツク現象」と呼ばれるが、曲げ加圧時の曲げ角度
αと加圧力解放後の曲げ角度βとが一致しないた
め、このスプリングバツク現象を考慮して上型2
の最下降点hを調整し設定する必要がある。
この調整作業に際し、まず前記メカストツパー
を適宜位置決めすることで上型2の最下降点hを
仮設定し、つぎにラムを下降させて上型2と下型
1との間で曲げ加工を施した後、ラムを上昇させ
て上型2を被加工物3より離反させる。この場合
に上型2の離反で被加工物3には「スプリングバ
ツク現象」による戻りが生じるが、この加圧力解
放状態での折曲部分の曲げ角度βを計測器で測定
し、その測定値に応じて前記メカストツパーの位
置を変更しつつ同様の作業を繰り返し実施するも
のである。
<発明が解決しようとする問題点> 上記の調整作業において、被加工物3の曲げ角
度βが所望の曲げ角度に達しないときは、メカス
トツパーの位置を変更した後、この被加工物3に
対し上型2をさらに低い位置まで降下させ、被加
工物3の折曲部分を再加圧する。
ところが上型2を被加工物3から一旦離反させ
ると、これを同じ折曲部分に正確に当てることは
実際上不可能である。このため被加工物3の曲げ
形状および曲げ角度が不正確となつて、調整結果
に誤差が発生する。しかもこの種調整作業は熟練
を要するばかりでなく、その作業能率が著しく悪
いという問題がある。
この発明は、上記問題を解消するためのもので
あつて、正確な曲げ角度の調整を熟練を要さずに
能率良く行うことができ、しかも所望の曲げ角度
を得るためのスプリングバツク現象を考慮した上
型の目標移動位置を容易に設定できる曲げ加工装
置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> この発明は、テーブル上に設けられた下型、ラ
ムの下端に設けられ上型との間で被加工物に加圧
力を作用させて被加工物を所定の角度に折り曲げ
る曲げ加工装置において、前記テーブルに対し前
記ラムを相対的に往復動させるサーボモータを駆
動源とする往復動機構と、この往復動機構を作動
させる操作部と、動作モードを自動と手動とに切
り換えるためのモード切換スイツチと、モード切
換スイツチによる設定モードと前記操作部による
操作とに応じて前記往復動機構の動作を制御する
制御装置とから成るものである。そして前記制御
装置は、被加工物への加圧力の制限値をゼロから
所定値まで手操作で可変設定することが可能な圧
力設定部と、テーブルに対するラムの現在移動位
置を検出する位置検出手段と、設定モードが手動
のとき、位置検出手段より現在移動位置の検出デ
ータを取り込んでテーブルに対するラムの移動位
置の極大値を求めて保持する演算処理部と、演算
処理部により得た移動位置の極大値をテーブルに
対するラムの目標移動位置として入力するための
データ入力部と、設定モードが自動のとき、位置
検出手段により検出した現在移動位置が目標移動
位置と一致したとき往復動機構の動作を停止させ
る位置制御部と、被加工物に対する加圧力と圧力
設定部で設定された加圧力の制限値とを比較して
加圧力を制御する圧力制御部とを有し、この圧力
制御部は、設定モードが手動のとき圧力設定部に
より前記加圧力の制限値がゼロに設定されること
により加圧力を解放し、設定モードが自動のとき
加圧力が前記制限値に一致することにより往復動
機構の動作を停止させるようにしている。
<作用> 被加工物の曲げ角度を調整するには、動作モー
ドを手動に設定した後、まず加圧力の制限値を被
加工物を曲げ加工するに十分な値に設定する。つ
ぎに被加工物をテーブル上に位置決めした後、往
復動機構を作動させて例えばラムを下降させる
と、ラムの現在移動位置が検出されつつテーブル
に対するラムの移動位置の極大値が求められて保
持される。被加工物が上型と下型との間で加圧さ
れて適当角度曲げられると、ラムの下降を停止さ
せた後、加圧力の制限値をゼロに設定する。これ
により被加工物に対する加圧力が解放される結
果、スプリングバツク現象による弾性反力が上型
を押し上げて、被加工物の折曲部分が適当角度だ
け押し開かれる。この状態で被加工物の曲げ角度
を測定した結果、もし曲げ角度が所定値に達して
おれば、ラムを上昇させて曲げ角度の調整作業を
終了させ、そのときのラムのテーブルに対する移
動位置の極大値を動作モードが自動のときの目標
移動位置として入力し登録する。もし曲げ角度が
所定値に達していなければ、加圧力の制限値を被
加工物を曲げ加工するに十分な値に再設定して、
同様の調整・測定作業を実行する。この場合に上
型を被加工物から離反させずに被加工物に対する
加圧力が解放されるから、同一の折曲部分を繰り
返し加圧でき、被加工物の曲げ形状および曲げ角
度は正確なものとなる。
<実施例> 第1図および第2図は、この発明の一実施例に
かかるプレスブレーキを示すもので、床面上に設
置される機械本体5の側面にコントロールボツク
ス6が一体に取り付けられている。
前記機械本体5の前面には、下型1を設置する
ためのテーブル7と、テーブル7に対し昇降する
ラム8とが上下に対向して設けてある。前記ラム
8の下端縁にはアダプタ9が配備され、このアダ
プタ9の下端にはホルダ10を介して上型2がセ
ツトされる。前記アダプタ9は左右一対の偏心軸
11,11を備えており、これら偏心軸11を独
立回動させることで、上型2の傾きが調整可能と
なつている。
前記ラム8は、第3図および第4図に示すよう
な交流サーボモータ12を駆動源とする往復動機
構13に連繋されている。
この往復動機構13は、ラム8を両側のガイド
14,14に沿つて往復昇降動作させるためのも
ので、交流サーボモータ12にベルト機構や歯車
機構のような動力伝達機構17を介して送りネジ
軸15を接続すると共に、この送りネジ軸15を
ラム8に一体化したリードナツト16に螺合させ
て構成されている。前記送りネジ軸15は軸受1
8により回転自由に軸承されており、交流サーボ
モータ12の駆動により送りネジ軸15が正逆回
転し、その回転方向に応じてラム8が往復昇降動
作する。
前記コントロールボツクス6は、前面に操作パ
ネル36を備え、ボツクス内部には上記往復動機
構13の動作を制御する制御装置19(第6図に
示す)が組み込まれている。
第5図は、CRT表示部20を備えた前記操作
パネル36の構成例を示す。図中、フアンクシヨ
ンキー21は処理モードを設定するためのもので
あり、手動モード設定キー22、プログラムモー
ド設定キー23、NCモード設定キー24等を含
む。テンキー25は各種データを入力するための
キーであり、またクリアキー26は入力データを
消去するためのキー、セツトキー27はデータ入
力を終了させるためのキー、移動キー28は
CRT表示部20上のカーソルを移動させるため
のキーである。
バツクゲージ操作部29はテーブル7上の被加
工物3の前後位置を位置決めするバツクゲージ機
構部(図示せず)を手動動作させるためのもので
ある。
ラム操作部30は前記ラム8を手動動作させる
ためのものであり、このラム操作部30にはラム
8を上昇させるための押ボタンスイツチ31とラ
ム8を下降させるための押ボタンスイツチ32と
を含んでいる。
この操作パネル18には、さらに電源投入スイ
ツチ33、非常停止スイツチ34、圧力設定スイ
ツチ35が配備してある。この圧力設定スイツチ
35は、ロータリスイツチより成り、その回動操
作により被加工物に作用させる上型2の制限圧力
をゼロから所定値まで段階的に可変設定できる。
第6図は、コントロールボツクス6に内蔵され
ている制御装置19の回路構成例を示す。図中、
CPU(Central Processing Unit)37はROM
(Read Only Memory)38やRAM(Randam
Access Memory)39とともにマイクロコンピ
ユータ40を構成しており、命令解析電流指令値
計算等の各種演算や処理を実行する。
なおROM38は機械制御用のプログラム等を
格納し、さらにRAM39は演算結果その他のデ
ータやユーザプログラムを記憶させる。
また前記CPU37は電流指令値をサーボアン
プ41に出力し、サーボアンプ41はCPU37
からの出力値を増幅して、前記交流サーボモータ
12へ与える。この交流サーボモータ12にはア
ブソリユート型のロータリエンコーダ42が接続
されており、交流サーボモータ12の回転角度
(ラム8の現在移動位置に対応する)を検出して
その値をCPU37へ出力する。なお図中パルス
モータ44は前記バツクゲージ駆動部の駆動源で
あり、またパルス制御回路43はこのパルスモー
タ44の駆動を制御する。
第7図は、上記プレスブレーキの操作手順を示
す。
同図のステツプ1(図中「ST1」で示す)で操
作パネル36上の電源投入スイツチ33が押され
ると、ステツプ1が“YES”となり、CRT表示
部20に初期画面が表示される(ステツプ2)。
つぎにバツクゲージ操作部29のスタートスイツ
チが押されると、ステツプ3が“YES”となり、
ステツプ4でバツクゲージ機構部の原点補正が行
われる。ついでフアンクシヨンキー21が押され
ると、ステツプ5が“YES”となり、それが手
動モード設定キー22であればステツプ6が
“YES”となつて手動モードによる処理へ移行す
る。またNCモード設定キー24であればステツ
プ7が“YES”となつてNCモードによる処理
へ、さらにプログラムモード設定キー23であれ
ばステツプ8が“YES”となつてプログラムモ
ードによる処理へ、それぞれ移行する。
第8図は、被加工物の曲げ角度を調整する際の
手動モードによる操作手順を示す。まず同図のス
テツプ10で手動モード設定キー22を押した後、
テンキー25を押し操作することにより各種パラ
メータを入力すると共に、圧力設定スイツチ35
を回動操作して被加工物を曲げ加工するに十分な
制限圧力を設定する(ステツプ11、12)。つぎに
ステツプ13で被加工物をテーブル7上に位置決め
した後、ステツプ14でラム操作部30のラム下降
用の押ボタンスイツチ32を押操作する。これに
より交流サーボモータ12の駆動により往復動機
構13が作動してラム8が下降するが、この場合
ロータリエンコーダ42の回転角度がCPU37
に取り込まれ、これがラム8の現在移動位置とし
てCRT表示部20に表示される。
ラム8が下降して上型2が被加工物に到達する
と、被加工物は上型2と下型1との間で加圧され
て曲げ変形される。この加圧力は前記電流指令値
に比例するもので、CPU37ではこの加圧力の
大きさを圧力設定スイツチ35により設定された
制限圧力と比較し、その差がゼロに達するまでは
加圧力を増加させてゆく。
操作者は被加工物の曲げ角度を目視しつつ前記
押ボタンスイツチ32の押操作を継続させるが、
その結果、被加工物が操作者の予想するある曲げ
角度に達すると、ステツプ15が“YES”となり、
この時点で操作者は押ボタンスイツチ32の押操
作を停止する。これによりラム8は下降を停止
し、つぎに操作者は被加工物の曲げ角度の測定作
業に移行する。
まず操作者は、ステツプ16で圧力設定スイツチ
35を回動操作して、制限圧力をゼロに設定す
る。これにより上型2の被加工物に対する加圧力
が解放され、スプリングバツク現象による弾性反
力が上型2を押し上げて被加工物の折曲部分を適
当角度だけ押し開くことになる。このとき上型2
は被加工物の折曲部分に当接した状態でバランス
定位しており、操作者はこの状態で被加工物の曲
げ角度を所定の測定器を用いて測定する(ステツ
プ17)。
その結果、もし曲げ角度が所定値に達しておれ
ば、ステツプ18が“YES”であり、つぎにステ
ツプ19でラム上昇用の押ボタンスイツチ31を押
操作し、ラム8を上昇させて曲げ角度調整作業を
終了させる。
一方曲げ角度が所定値に達していなければ、ス
テツプ18が“NO”となり、ステツプ20で圧力設
定スイツチ35を回動操作して制限圧力を被加工
物を曲げ加工するに十分な値に再設定して、ラム
下降用の押ボタンスイツチ31を押操作し前記と
同様の調整・測定作業を実行する。
第9図は、上記曲げ角度調整作業時における
CPU37の制御動作を示すもので、同図のステ
ツプ31で、CPU37はロータリエンコーダ42
の出力を取り込んで、これをラム8の現在移動位
置データHiとしてRAM39の現在位置データ格
納エリアM1(第10図に示す)に記憶させると共
に、つぎのステツプ32で前記現在移動位置データ
Hiの値がCRT表示部20にデイジタル表示され
る。
つぎにCPU37はステツプ33で、現在移動位
置データHiと前回位置データ格納エリアM2に記
憶されている前回位置データHi-1との差ΔHを演
算し、この差ΔHがゼロより大きいか否かを判断
する。
もし差ΔHがゼロ以下のとき、すなわち前回位
置データHi-1が現在移動位置データHi以上のとき
は、ステツプ34が“NO”となり、CPU37はス
テツプ37において現在移動位置データHiを前回
位置データ格納エリアM2に移して、次回のデー
タ取込みに待機する。
もしステツプ34の「ΔH>0」の判定が
“YES”のときはステツプ35へ進み、現在移動位
置データHiが前回位置データ格納エリアM2に移
され且つ極大値格納エリアM3に格納された後、
これら極大値格納エリアM3の内容が最下降点位
置としてCRT表示部20に表示される(ステツ
プ36)。
従つて操作者は、CRT表示部20の表示内容
によつてラム8の現在位置を確認できるだけでな
く、被加工物の曲げ加工中にラム8がどこまで下
降したか、すなわち曲げ角度が所定値に達したと
きのラム8の最下降点を確認することができる。
上記調整作業によつて所望の曲げ角度を得るた
めのラム8の最下降点を求めると、つぎにフアン
クシヨンキー21のプログラムモード設定キー2
3を押操作してプログラムモードによる処理へ移
行する。そしてこの処理において、前記最下降点
位置データを目標位置としテンキー25により入
力することによつて、機械のNC制御のプログラ
ムが形成されることになる。
第11図は、NCモードにおける機械の動作手
順を示す。
まず同図のステツプ41で必要な初期設定を行つ
た後、つぎのステツプ42でスタートスイツチが、
続くステツプ43でフツトスイツチが、順次押操作
されると、交流サーボモータ12の駆動によりラ
ム8が下降を開始する(ステツプ44)。
つぎのステツプ45は被加工物に対する加圧力が
圧力設定スイツチ35で設定された制限圧力に達
したか否かを判定し、またステツプ48はラム8が
プログラム設定された目標位置まで降下したか否
かを判定している。
もしいずれの判定も“NO”のときは、ステツ
プ52に進み、フツトスイツチが継続操作されてい
るか否かを判定し、もしその判定が“YES”の
ときはステツプ44に進んでラム8の下降動作を継
続させる。またフツトスイツチの踏み操作を止め
た場合はステツプ52の判定が“NO”となり、ス
テツプ53でラム8の下降が停止し、ステツプ43に
戻つてフツトスイツチの操作に待機する。
ラム8が目標位置まで降下して、被加工物に対
し所定の曲げ加工を行うと、ステツプ48の判定が
“YES”となり、ステツプ49で交流サーボモータ
12が逆回転してラム8が上昇する。そしてラム
8が所定の待機位置に戻ると、ステツプ50の判定
が“YES”となり、ステツプ51でラム8の上昇
動作が停止せられる。
また加圧時に被加工物に対する加圧力が制限圧
力に達すると、ステツプ45の判定が“YES”と
なり、CPU37はステツプ46でラム8の下降を
停止させ、さらにステツプ47で警報装置(図示せ
ず)を作動させて、その旨操作者に報知する。
<発明の効果> この発明は上記の如く、曲げ角度の調整作業に
おいて、圧力設定部の操作により上型を被加工物
から離反させず被加工物に対する加圧力を解放で
きるから、曲げ角度を測定しつつ折曲部分の同一
箇所を繰り返し加圧することができ、スプリング
バツク現象を考慮した調整が容易に行える。従つ
て被加工物の曲げ形状や曲げ角度は正確となり、
調整結果に誤差が発生するのが防止できると共
に、この種調整作業に熟練を要さず、その作業能
率を向上させることができる。しかもテーブルに
対するラムの移動位置の極大値を求めて保持する
ようにしたから、所望の曲げ角度を得るためのス
プリングバツク現象を考慮した目標移動位置を容
易に求めて設定できる等、発明目的を達成した顕
著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる曲げ加工
装置の正面図、第2図はその側面図、第3図は往
復動機構の構造を示す正面図、第4図はその側面
図、第5図はコントロールボツクスの操作パネル
の構成を示す正面図、第6図は制御装置の回路構
成例を示すブロツク図、第7図はこの発明にかか
る装置の操作手順を示すフローチヤート、第8図
は手動モードによる操作手順を示すフローチヤー
ト、第9図は装置の制御手順を示すフローチヤー
ト、第10図はメモリの内容を示す説明図、第1
1図はNCモードによる動作手順を示すフローチ
ヤート、第12図および第13図は被加工物の曲
げ加工状態を示す正面図である。 7……テーブル、8……ラム、12……交流サ
ーボモータ、13……往復動機構、19……制御
装置、25……テンキー、35……圧力設定スイ
ツチ、40……マイクロコンピユータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テーブル上に設けられた下型と、ラムの下端
    に設けられ上型との間で被加工物に加圧力を作用
    させて被加工物を所定の角度に折り曲げる曲げ加
    工装置において、 前記テーブルに対し前記ラムを相対的に往復動
    させるサーボモータを駆動源とする往復動機構
    と、 この往復動機構を作動させる操作部と、 動作モードを自動と手動とに切り換えるための
    モード切換スイツチと、 モード切換スイツチによる設定モードと前記操
    作部による操作とに応じて前記往復動機構の動作
    を制御する制御装置とから成り、 前記制御装置は、 被加工物への加圧力の制限値をゼロから所定値
    まで手操作で可変設定することが可能な圧力設定
    部と、 テーブルに対するラムの現在移動位置を検出す
    る位置検出手段と、 設定モードが手動のとき、位置検出手段より現
    在移動位置の検出データを取り込んでテーブルに
    対するラムの移動位置の極大値を求めて保持する
    演算処理部と、 演算処理部により得た移動位置の極大値をテー
    ブルに対するラムの目標移動位置として入力する
    ためのデータ入力部と、 設定モードが自動のとき、位置検出手段により
    検出した現在移動位置が目標移動位置と一致した
    とき往復動機構の動作を停止させる位置制御部
    と、 被加工物に対する加圧力と圧力設定部で設定さ
    れた加圧力の制限値とを比較して加圧力を制御す
    る圧力制御部とを有し、 この圧力制御部は、設定モードが手動のとき圧
    力設定部により前記加圧力の制限値がゼロに設定
    されることにより加圧力を解放し、設定モードが
    自動のとき加圧力が前記制限値に一致することに
    より往復動機構の動作を停止させるようにした曲
    げ加工装置。 2 前記往復動機構は、サーボモータに動力伝達
    機構を介して連結された送りネジ軸と、この送り
    ネジ軸に螺合するラムを送りネジ軸の回転方向に
    応じて往復動させるガイドとを備えて成る特許請
    求の範囲第1項記載の曲げ加工装置。 3 前記位置検出手段は、サーボモータに連繋さ
    れたアブソリユート型のロータリエンコーダであ
    る特許請求の範囲第1項記載の曲げ加工装置。 4 前記演算処理部、位置制御部および、圧力制
    御部は、マイクロコンピユータで構成されている
    特許請求の範囲第1項記載の曲げ加工装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH02114200U (ja) * 1989-02-28 1990-09-12
JP2752898B2 (ja) * 1993-06-16 1998-05-18 株式会社小松製作所 V曲げ加工におけるスプリングバック角度計測装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59212121A (ja) * 1983-05-17 1984-12-01 Amada Co Ltd プレスブレーキ

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