JPS6222261Y2 - - Google Patents

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JPS6222261Y2
JPS6222261Y2 JP967584U JP967584U JPS6222261Y2 JP S6222261 Y2 JPS6222261 Y2 JP S6222261Y2 JP 967584 U JP967584 U JP 967584U JP 967584 U JP967584 U JP 967584U JP S6222261 Y2 JPS6222261 Y2 JP S6222261Y2
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die
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、材料を折り曲げるプレスブレーキ等
のごとき折曲げ機に関する。
従来、例えばプレスブレーキ等のごとき折曲げ
機において材料の折曲げを行なう場合、材料の折
曲がりを実際に検出するのではなく、ダイ(下
型)のV溝に対するパンチ(上型)の先端の進入
量を検出して折曲げ角度を制御する方法が一般的
である。この方法では使用されるダイのV溝の
幅、材料の材質板厚の変化、パンチの先端形状等
の要因で、正確な折曲げ角度の制御が困難であつ
た。
本考案は、前述のごとき従来の問題に鑑み、考
案したもので、材料の実際の折曲げ角度を自動的
に検出する装置を備えた折曲げ機を提供するもの
である。
以下、図面を用いてその実施例について詳細に
説明する。
まず、第1図を用いて本考案の参考例について
説明すると、折曲げ機の一例としてのプレスブレ
ーキ1はラム3を駆動するための流体圧機構5の
圧室7に制御弁9を連通して設けるとともに、前
記制御弁9を調節する制御装置11を設け、材料
Mの屈曲移動を追跡する追従装置13の一端を前
記材料Mの一面に当接して設け、前記追従装置1
3の移動を検知する検出装置15を設けるととも
にこの検出装置15の検出にもとづき材料Mの曲
げ角度を算出する演算処理装置17を設け、この
演算処理装置17の指令により前記制御装置11
を駆動する駆動機構19を設けたものである。
以下、これをさらに詳細に説明する。
流体圧機構5である油圧装置は、円筒形状のシ
リンダ21と、このシリンダ21内を摺動するピ
ストン23と、このピストン23に連結されたラ
ム3と、モータ25および油圧ポンプ27とから
成り、プレスブレーキ1の所定の位置に組み込ま
れている。ピストン23、およびシリンダカバー
29は、ピストン軸方向に貫通した対応する孔を
それぞれ有する。ピストン23の孔には、前記ラ
ム3の昇降速度を制御する制御弁9が取り付けら
れる。この制御弁9は圧室7側に置かれた球形の
弁体31をばね33により弁座35に強く押し付
けている。シリンダカバー29の孔には、円筒形
状のガイド37が取り付けられる。このガイド3
7は制御装置11の前記弁体31に作用する先端
部が針状の操作棒39を案内する。シリンダ21
の圧室7はポート41および導管43を介して油
圧ポンプ27に連通するとともに前記制御弁9が
開けばポート45を介して大気に連通する。前記
操作棒39の一端は腕47に固定して取付けら
れ、この腕47のラム3に平行に設けられたねじ
溝に駆動機構19のサーボモータ49に連結する
回転軸51のねじ山が係合してサーボモータ49
の回転運動を腕47の直線運動に換える。
追従装置13はプレスブレーキ1におけるラム
と一体的な支持部53に取付けられたガイド55
に摺動自在に保持されて、一端が針状に形成され
他端が支持部53に支持されたアクチユエータ5
7のピストンロツド59に連結され、さらに一端
を支持部53に取付け他端をブラケツト61に取
付けたばね63を有する追従棒65を備えたもの
である。この追従棒65はばね63により第1図
において斜め上方にまたアクチユエータ57によ
りそれとは反対方向に垂線に対して一定の角度で
直線運動する。
検出装置15は前記追従棒65の中央側面にお
いて棒軸方向に形成されたラツク67に前記支持
部53に支持されたピニオン軸69を介して回転
自在にピニオン71を係合させるとともにこのピ
ニオン71の回転角度を周知の電気的または磁気
的等の方法を用いて測定する角度検出器73を備
えたものである。
演算処理装置17は、計算部17aと制御部1
7bと表示部17cを有する。計算部17aは、
前記角度検出器73および制御部17bからの入
力線75,77と制御部17bおよび表示部17
cへの出力線79,81を有する。この計算部1
7aにおいて、角度検出器73から送られてくる
ピニオン71の回転角度を材料Mの実際の折り曲
げ角度αに変える。制御部17bは前記入、出力
線77,79を介して計算部17aと、出力線8
3を介して駆動機構19のサーボモータ49と接
続する。表示部17cは使用されるダイ85のV
溝巾(例えば25mm)、スプリングバツクの補正値
(例えば1゜15′)、希望とする折り曲げ角度の値
θ(最初の水平な状態を180゜として例えば125゜
30′)、スプリングバツクを補正した実際に折り曲
げなければならない角度の値θ′(例えば124゜
15′)、さらに現実に折り曲げられている角度の値
α(例えば150゜30′)を表示する。
次に、第2図以下の図面を用いて本考案の1実
施例について説明するが、第1図の参考例と同一
の構成部材には同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち参考例との相違点のみを説明する。
追従装置13′においては、追従棒65′はガイド
55に摺動自在に保持された4角形断面の角棒8
7とこの角棒87の切欠きを形成した端部に軸8
9を介して端部を連結された前記角棒87より断
面積の小さい4角形断面の角棒91から成り、こ
の軸89はキー93により、角棒91を固定し、
軸端部に外周面に歯95を形成したプーリー97
を固定して備え、角棒87に回動自在に取付けら
れる。角棒91の他端には角棒軸に垂直に追従板
99が固定して取付けられ、この追従板99のた
めに復帰用のばね113とストツパ115が設け
られている。検出装置15′においては、前記角
棒87に支持されたプーリー軸101を介して回
転自在に外周面に歯103を形成したプーリー1
05が前記プーリー97にタイミングベルト10
7により連結されたものである。
次に、作用を説明する。
まず、始動前の状態を述べる。
ラム3はダイ85を装着して所定の位置にあ
る。ダイ85のV溝に第4図に示す基準面設定定
規109が置かれる。追従装置13のアクチユエ
ータ57が解放され、ばね63の力によつて追従
棒65が上方に進行する。追従棒65の先端に取
付けられた追従板99が基準面設定定規109の
底面に当接して、基準面Pが設定される。この位
置が計算部17aに入力される。アクチユエータ
57が作動した後、基準面設定定規109が取り
去られ、材料Mがダイ85上に置かれる。再び、
アクチユエータ57は解放される。次に、制御部
17bにおいてダイ85のV溝幅(例えば25
mm)、スプリングバツクの補正値(例えば1゜
15′)、希望とする折り曲げ角度の値θ(最初の水
平な状態を180゜として例えば125゜30′)が設定
される。これらの値は計算部17aに入力され
る。計算部17aにおいてスプリングバツクを補
正した実際に折り曲げなければならない角度の値
θ′(例えばこれは124゜15′)を計算し、制御部
17bに出力する制御部17bはこの値θ′にも
とづいて駆動機構19のサーボモータ49を一定
量回転させる。こうして操作棒39の先端の位置
が決まつている。表示部17cには前述の表示が
行なわれている。
次に、ラム3の上昇が始まる。やがて材料Mが
パンチ111の先端に触れ、折り曲げが始まる。
ラム3の上昇が続き折り曲げが進行すると制御弁
9は操作棒39の先端に接近する。やがて弁体3
1が先端に触れ、弁体31はばね33の力に抗し
て弁座35を離れる。このため、シリンダ21内
の油圧は減少し、折り曲げはこの時点で(曲げ角
度θ′例えば124゜15′を以つて)完了する。この
折り曲げ加工中、追従板99は材料Mに追従して
回動し、折り曲げ角度を検出する。現実に折り曲
げられている角度の値αは計算部17aで常時計
算され、表示部17cに表示される。折り曲げが
完了すれば各装置は始動前に戻る。この時には、
スプリングバツクにより曲げ角度θ例えば125゜
30′が得られている。なお、制御弁9は徐々に開
かれるので、曲げ加工完了直前のダイ85の上昇
速度が制御される。加工終了後に追従棒65を下
降するとき、アクチユエータ57を適宜に制御し
て下降せしめることにより、追従板99が材料M
を支持した状態で水平状態に復帰する。したがつ
て、折曲げられて跳ね上つた状態の板材が急激に
落下する危険を防止できる。
なお本実施例において、サーボモータ49の制
御は始動前に設定されることとして説明したが、
折り曲げ加工中にわたつてサーボモータ49を制
御部17bにより制御することとしてもよい。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するにこの考案の要旨は実用新案登録請求
の範囲に記載のとおりであるから、本考案によれ
ば、板材の折曲げ角度を検出して制御することが
可能である。また、アクチユエータを適宜に制御
して追従部材を降下せしめることにより、追従板
が板材を支持した状態で水平になるまで下降で
き、板材がパンチとダイとから解放されて、跳上
つた状態から急激に落下する危険を防止できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものである。第1
図は曲げ角度設定装置を備えたプレスブレーキの
参考例を示す概略側面図、第2図は本考案の実施
例に係る装置を示す断面図、第3図AおよびBは
第2図に示す追従棒の連結部の側面図およびその
断面図、第4図は基準面設定定規の側面図、第5
図は表示部の表示状態を示す図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3……
ラム、57……アクチユエータ、65……追従
棒、M……材料、99……追従板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パンチ(上型)とダイ(下型)とを備え、少く
    とも一方を他方に対して接近離反させて両型の間
    に配置した板材を折曲げる折曲げ機にして、ダイ
    上に配置した板材にパンチが突入し板材が曲げら
    れて跳ね上るのに追従する追従部材を垂直方向に
    往復動自在に設け、前記板材に面接触する追従板
    を先端部に備えた回動部材を、前記追従部材の上
    端部に板材の跳ね上り方向へ回動自在に支承して
    設けると共に追従板を常に水平状態に保持すべく
    追従部材に設けられたストツパへ追従板を付勢し
    て設け、追従板が板材に面接触して板材の跳ね上
    りに追従する状態を持続すべく追従部材を垂直上
    方向付勢する弾機を設けると共に追従部材を上下
    動するためのアクチエユータを設け、前記追従部
    材に対する追従板の回動量を検知して実際の折曲
    げ角度を算出する演算処理装置を備えるととも
    に、予め設定した板材の折曲げ角度にスプリング
    バツクを補正した折曲げ角度と前述の実際の折曲
    げ角度とが等しくなつたときに前記パンチとダイ
    との接近作動を停止せしめる制御装置を備えてな
    ることを特徴とする折曲げ機。
JP967584U 1984-01-28 1984-01-28 折曲げ機 Granted JPS59148126U (ja)

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JP967584U JPS59148126U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 折曲げ機

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JP967584U JPS59148126U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 折曲げ機

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Publication Number Publication Date
JPS59148126U JPS59148126U (ja) 1984-10-03
JPS6222261Y2 true JPS6222261Y2 (ja) 1987-06-06

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JP967584U Granted JPS59148126U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 折曲げ機

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WO1994029044A1 (fr) * 1993-06-16 1994-12-22 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Dispositif de mesure d'un angle de retour elastique apres pliage en v

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WO1994029044A1 (fr) * 1993-06-16 1994-12-22 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Dispositif de mesure d'un angle de retour elastique apres pliage en v

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JPS59148126U (ja) 1984-10-03

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