JP2539408B2 - コイル材の給送・位置決め装置 - Google Patents

コイル材の給送・位置決め装置

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JP2539408B2
JP2539408B2 JP62026405A JP2640587A JP2539408B2 JP 2539408 B2 JP2539408 B2 JP 2539408B2 JP 62026405 A JP62026405 A JP 62026405A JP 2640587 A JP2640587 A JP 2640587A JP 2539408 B2 JP2539408 B2 JP 2539408B2
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feeding
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文男 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コイル状リードフレームのメッキ等に好適
なコイル材の給送・位置決め装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、コイル状リードフレームのメッキ装置は、例え
ば第4図に示した如く、コイル状リードフレーム1の送
り出しコイル2と、前処理槽3と、ループ形成部4と、
メッキ槽5と、後処理槽(回収洗槽)6と、コイル状リ
ードフレーム1の給送と位置決めを行なう給送・位置決
め装置7と、ループ形成部8と、巻取りコイル9とが順
次配置されて成り、前記給送・位置決め装置7は、所定
位置(位置決め位置)に配置されていてシリンダー10に
より上下動せしめられる固定クランプ11と、シリンダー
12により上下動せしめられ且つシリンダー13により水平
方向に往復動せしめられる移動クランプ14とから構成さ
れていた。
そして、コイル状リードフレーム1の給送及び位置決
めは、上記給送・位置決め装置7の移動クランプ14によ
りリードフレーム1を把持して所定位置まで給送し、こ
こで移動クランプ14に代わって固定クランプ11がリード
フレーム1を把持することにより位置決めが行われ、こ
れらの動作が間欠的に行われるようになっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、この種リードフレームのメッキにおいて
は、その給送方向の位置決め精度について、誤差が±0.
05mm以内であることが要求されているが、上記給送・位
置決め装置は約50cmの給送を一挙に行なうために停止位
置(位置決め位置)ではズレが生じ易く、位置決め精度
が低くなるという問題があった。
又、上記装置においては、メッキ後速やかに洗滌具を
行ってメッキ面を安定させる必要があるためかなりのス
トロークを有する給送・位置決め装置7をメッキ槽5の
直後に設けることはできず、又サイクルタイムを縮める
即ち移動クランプ14の戻り時間もメッキ時間に利用する
ために位置決め用の固定クランプ11を給送・位置決め装
置7の第4図左側に付設しなければならず、その結果位
置決め位置がメッキ槽5からかなり(約2m)離れてしま
うので、リードフレーム1のこの間に位置する多数の製
品形成部の給送方向の累積誤差がメッキ部へ大きく影響
し、位置基め精度が一層低くなってしまうという問題も
あった。
本発明は、上記問題点に鑑み、位置決め精度が極めて
高いコイル材の給送・位置決め装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明によるコイル材の給送・位置決め装置は、コイ
ル材を所定位置まで間欠的に給送し、且つ制止せしめる
コイル材の給送・位置決め装置において、パイロットピ
ンをコイル材の製品形成部近傍に設けられたパイロット
孔に挿通して所定位置まで移動し且つ制止せしめる微動
・位置決め装置を加工機の直近に設け、コイル材を所定
位置近傍まで給送した後前記微動・位置決め装置により
所定位置まで持ち来たすようにして、最終的な位置決め
が微動・位置決め装置により確実に行えるようにすると
共に、位置決め位置と加工機の間を極めて短くしたこと
によりコイル材の製品形成部の給送方向の累積誤差が殆
ど生じないようにしたものである。
〔実施例〕
以下図示した一実施例に基づき上記従来例と同一の部
材には同一符号を付して本発明を詳細に説明すれば、第
1図において、15はメッキ槽5の直近で後処理槽側に付
設された微動・位置決め装置であって、これは第2図に
示した如き構造を有しており、移動クランプ14等と共に
本発明装置を構成している。
第2図において、16は基台、17,18は基台16上にリー
ドフレーム1の給送方向に並んで固定された二つの支持
壁、19は両支持壁17,18間にリードフレーム1の給送方
向と平行に横架された一対のガイド軸(作図の都合上一
本しか示されていない)である。20はガイド軸19にスラ
ストベアリング21を介して摺動可能に装架されていて下
部に突部20aが上面にガイド孔20bが夫々形成された摺動
部材、22は摺動部材20上に固定されていてリードフレー
ム1が貫通する貫通孔22aと後述のパイロットピンをガ
イドする鉛直方向のガイド孔22bとを有しているガイド
部材、23は支持壁24を介して摺動部材20上に固定される
ことによりガイド部材22の上方に位置せしめられた駆動
空気圧の切換えが可能なパイロットピン上下駆動用シリ
ンダー、25はパイロットピン上下駆動用シリンダー23の
ピストン棒23aに固定されていてガイド孔22bによりガイ
ドされつつ上下動せしめられるパイロットピンであっ
て、パイロットピン25は細いテーパー付き先端部25aと
大径の肩部25bとを有している(第3図参照)。26は支
持壁18に固定された空気圧駆動の摺動部材正逆駆動用シ
リンダーであって、そのピストン棒26aが摺動部材20の
突部20aを貫通し該ピストン棒26aの先端に螺着されたナ
ット27が突部20aに第2図右側から係接し得ると共にピ
ストン棒26aの大径部と突部20aとの間には突部20aに右
方移動習性を付与するコイルスプリング28が介装せしめ
られている。29は支持壁18の上端部にガイド軸19と平行
即ちリードフレーム1の給送方向に進退可能に螺合せし
められた位置決め位置調整用ストッパーボルトであっ
て、この先端面(第2図右端面)にガイド部材22の左端
面が当接することにより摺動部材20とそれに装架された
部材が制止せしめられるようになっており、この時のパ
イロットピン25の位置がリードフレーム1の位置決め位
置に対応している。
次に、本発明装置の作動について説明する。
まず、移動クランプ14がリードフレーム1を所定位置
(位置決め位置)近傍(直前)まで給送して停止する。
その状態が第3図(A)に示した状態である。次に、シ
リンダー23が低い空気圧で動作してパイロットピン25を
下降せしめるので、パイロットピン25の先端部25aは第
3図(B)に示した如くリードフレーム1のパイロット
孔1a(製品形成部近傍に設けられている)の左側に当接
する。次に、シリンダー26が空気圧で動作してピストン
棒26aを給送方向と逆の方向(第2図右方向)へ進出せ
しめるので、スプリング28を介して摺動部材20も該逆方
向に移動(微動)せしめられ(第3図(B))、その過
程でパイロットピン25の先端部25aはリードフレーム1
の上面を滑って第3図(C)及び(D)に示した如くパ
イロット孔1a及びガイド孔20bに挿通せしめられる。更
にシリンダー26はピストン棒26aを上記逆方向へ進出せ
しめるが、摺動部材20はパイロットピン25を介してリー
ドフレーム1に固定されているため、ピストン棒26aの
動きはスプリング28の撓みとなって吸収される。又,こ
の間シリンダー23の駆動空気圧が高圧に切り換わるの
で、パイロットピン25はその肩部25bでリードフレーム
1を摺動部材20の上面に押し付てクランプする(第3図
(D)参照)。
次にシリンダー26の作動方向の切換えによりピストン
棒26aが給送方向と同じ方向(第2図左方向)即ち正方
向に吸引せしめられるので、ナット27を介して摺動部材
22も第3図(E)に示した如く正方向にリードフレーム
1と共に移動(微動)せしめられる。そして、予めメッ
キ槽5との位置関係が調整されているストッパーボルト
29の先端面にガイド部材22の左端面が当接して摺動部材
20が制止せしめられ、リードフレーム1の位置決めが行
われる。この位置決めの後、メッキ槽においてはメッキ
のためのプレスバーが下降してメッキ部でのリードフレ
ーム1の固定が行われ、その後シリンダー23の作動方向
の切換えにより第3図(F)に示した如くパイロットピ
ン25が上昇し、リードフレーム1の給送・位置決め行程
が終了する。
以上、本発明によるコイル材の給送・位置決め装置の
作用について説明したが、本発明装置によれば、最終的
な位置決めのための移動が微動・位置決め装置15により
確実に行えるので停止位置(位置決め装置)でのズレが
生じ難く、位置決め精度が極めて高くなる。而も、微動
・位置決め装置15をメッキ槽5等の加工機の直近に設け
たことにより位置決め位置と加工機との間が極めて短く
なり、その結果コイル材の製品形成部の給送方向の累積
誤差が殆ど生じなくなるので、位置決め精度が一層向上
する。実際、従来リードフレーム1の累積誤差によるメ
ッキ部の給送方向のズレが最大±0.1mmあったのが、本
発明装置を用いた場合±0.025mm以内となり、位置決め
精度が大幅に向上した。
尚、上記実施例の場合リードフレーム1を移動クラン
プ14により位置決め位置の直前まで給送した後微動・位
置決め装置15により位置決め位置まで正方向に移動(微
動)せしめるようになっているが、これとは逆にリード
フレームを位置決め位置の直後まで給送した後位置決め
位置まで逆方向に移動(微動)せしめるようにしても良
い。その場合、微動・位置決め装置の摺動部材正逆駆動
用シリンダー及び位置決め位置調整用ストッパーボルト
の取付位置及び向きが上記実施例と逆になる。
又、微動・位置決め装置15は、メッキ槽5の直近でル
ープ形成部4側に付設しても良い。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によるコイル材の給送・位置決め
装置は、パイロットピンとパイロット孔の位置ずれが大
きいときにパイロットピンがパイロット孔を損傷するこ
となく高精度な位置決めが行え、さらに位置決め機構に
おいてストッパーボルトを使用することにより複雑な送
り機構を採用することなく高精度な位置決めが行える。
また、この種コイル材の給送行程中に簡単に設置し得る
ので実用上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を含むコイル状リードフ
レームのメッキ装置の概略図、第2図は上記実施例の微
動・位置決め装置の縦断面図、第3図(A)乃至(F)
は上記微動・位置決め装置のパイロットピンの作動順序
を示す断面図、第4図は従来例を含むコイル状リードフ
レームのメッキ装置の概略図である。 1……コイル状リードフレーム、2……送り出しコイ
ル、3……前処理槽、4,8……ループ形成部、5……メ
ッキ槽、6……後処理層、9……巻取りコイル、12,13
……シリンダー、14……移動クランプ、15……微動・位
置決め装置、16……基台、17,18,24……支持壁、19……
ガイド棒、20……摺動部材、21……スラストベアリン
グ、22……ガイド部材、23……パイロットピン上下駆動
用シリンダー、25……パイロットピン、26……摺動部材
正逆駆動用シリンダー、27……ナット、28……コイルス
プリング、29……位置決め位置調整用ストッパーボル
ト。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイル材を所定位置まで間欠的に給送し且
    つ制止せしめるコイル材の給送・位置決め装置におい
    て、 押圧時に少なくとも2段階に押圧力を変え得る昇降可能
    なパイロットピンと、該パイロットピンと一体的に往復
    移動可能であって前記コイル材を滑動可能に給送し得る
    面を有すると共に,下降時に該パイロットピンの挿入可
    能なガイド孔が前記面に穿設される摺動部材と、該摺動
    部材の特定方向の移動を止めるように設けられたストッ
    パーボルト、を備えていて、 前記パイロットピンが前記コイル材上を弱い押圧力で摺
    接しつつ前記コイル材の製品形成部近傍に設けられたパ
    イロット孔に嵌入されるまで一方向へ移動させて該パイ
    ロット孔に嵌入させると共に、前記パイロットピンが強
    い押圧力で前記コイル材を挟持し、前記摺動部材を前記
    ストッパーボルトに当接させるように逆方向に移動させ
    るようにしたことを特徴とするコイル材の給送・位置決
    め装置。
  2. 【請求項2】前記パイロットピンは、前記ガイド孔の内
    径よりもやや小径で先端が滑らかなテーパー状の先端部
    と、該先端部の基底部を成していて前記ガイド孔の内径
    よりも大径で前記ガイド孔の周囲部に圧着可能な面を有
    する肩部と、から構成されることを特徴とする特許請求
    の範囲(1)に記載のコイル材の給送・位置決め装置。
  3. 【請求項3】前記パイロットピンは、前記コイル材を傷
    つけたり動かしたりしない程度の弱い押圧力と、前記コ
    イル材を挟持して移動させるための強い押圧力と、の2
    段階の押圧力を選択できるように構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲(1)に記載のコイル材の給
    送・位置決め装置。
JP62026405A 1987-02-09 1987-02-09 コイル材の給送・位置決め装置 Expired - Lifetime JP2539408B2 (ja)

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JP7334585B2 (ja) 2019-11-12 2023-08-29 トヨタ紡織株式会社 プレス装置及びプレス成形品の製造方法

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