JPH0461844B2 - - Google Patents

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JPH0461844B2
JPH0461844B2 JP59190538A JP19053884A JPH0461844B2 JP H0461844 B2 JPH0461844 B2 JP H0461844B2 JP 59190538 A JP59190538 A JP 59190538A JP 19053884 A JP19053884 A JP 19053884A JP H0461844 B2 JPH0461844 B2 JP H0461844B2
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JP
Japan
Prior art keywords
acylglutamate
betaine
combination
skin
amidopropyl betaine
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59190538A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6169713A (ja
Inventor
Fumihiro Kobayashi
Noboru Matsuda
Midori Ochi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duskin Co Ltd
Original Assignee
Duskin Co Ltd
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Publication date
Application filed by Duskin Co Ltd filed Critical Duskin Co Ltd
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Publication of JPS6169713A publication Critical patent/JPS6169713A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、シヤンプー組成物に関するもので、
より詳細には、皮膚に刺激が少なく、起泡性とス
スギ洗性とのバランスに優れたシヤンプー組成物
に関する。 従来の技術 従来、N−アシルグルタミン酸塩が皮膚に対し
て温和な作用を有する界面活性剤成分であり、こ
のものを洗浄剤組成物に用いることは公知であ
る。このN−アシルグルタミン酸塩は、油汚垢等
の洗浄力に欠けるため、これをアルキルベタイン
との組合せで洗浄剤組成物として用いることも既
に提案されている(特公昭50−23682号公報)。 発明の解決しようとする問題点 N−アシルグルタミン酸塩とアルキルベタイン
との組合せは、起泡力等に優れているが、シヤン
プーとしての用途に使用した場合には、未だ解決
すべき問題を有している。即ち、シヤンプーを頭
髪に施し段階では大きい起泡性を示すことが重要
であるが、その反面この泡が安定しすぎると、次
いで行うススギ洗いに長時間を必要とするという
問題がある。 発明の目的及び構成 本発明者等は、N−アシルグルタミン酸塩と、
下記式 式中、Rは酸素数7乃至21のアルキル基又はア
ルケニル基である、 で表わされるアミドプロピルベタインとを組合せ
てシヤンプー用の界面活性剤として使用すると、
このものは皮膚に対する刺激が少なく、しかも起
泡性とススギ洗い性とのバランスに特に優れてい
ることを見出した。 発明の好適態様 本発明に用いるN−アシルグルタミン酸塩は、
従来この種の用途に広く使用されているものであ
り、一般に下記式 式中、R1は炭素数7乃至21のアルキル基又は
アルケニル基であり、M1およびM2は、その少な
くとも一方がナトリウム、カリウム、アンモニウ
ム、またはアルカノールアミンから誘導されたカ
チオンであるという条件下に、水素原子またはカ
チオンである で表わされ、その適当な例として、N−ラウロイ
ルグルタミン酸、N−ステアロイルグルタミン
酸、N−オレイルグルタミン酸塩、ヤシ油脂肪酸
からのN−アシルグルタミン酸塩を挙げることが
できる。これらのN−アシルグルタミン酸塩は、
D−グルタミン酸塩、L−グルタミン酸塩或いは
これらの混合物の何れであつてもよい。 本発明に用いるアミドプロピルベタインは、前
記一般式(1)で表わされるが、その適当な例として
は、ラウリルアミドプロピルベタイン、ミリスチ
ルアミドプロピルベタイン、パルミチルアミドプ
ロピルベタイン、ステアリルアミドプロピルベタ
イン、オレイルマミドプロピルベタイン、ココア
ミドプロピルベタイン等を挙げることができる。 上述したN−アシルグルタミン酸塩とアミドプ
ロピルベタインとは、かなり広範な比率で組合せ
て使用し得るが、一般に20:80乃至80:20、特に
30:70.乃至60:40の重量比で組合せ使用するの
が望ましい。 N−アシルグルタミン酸塩とアミドプロピルベ
タインとの組合せだけを界面活性剤成分として使
用することができる他、それ自体公知のシヤンプ
ー用界面活性剤成分の少なくとも1種と更に組合
せて使用することができる。この際、N−アシル
グルタミン酸塩とアミドプロピルベタインとが合
計で全界面活性剤当り10重量%以上、特に15重量
%以上存在すれば十分に本発明の目的が達成され
る。 このように組合せで使用できる界面活性剤成分
としては、脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩或
いはアルカノールアミン塩;脂肪酸のアルカノー
ルアミド;アルキル硫酸塩;アルキル硫酸アルカ
ノールアミド;ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸塩等を挙げることができる。 本発明のシヤンプー組成物には、それ自体公知
の配合剤を公知の処方に従つて配合できる。例え
ば安定性を増加させるために、エタノール、プロ
ピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレ
ングリコール等の水混和性有機溶媒を含有させる
ことができ、また着色の目的で化粧料の分野に認
められている各種染料を用いることができる。更
に、防腐性を付与する目的で、安息香酸塩やパラ
オキシ安息香酸エステル類を配合でき、更に髪の
保護或いは泡の安定化のために、水溶性タンパク
質を配合できる。 本発明のシヤンプー組成物は、皮膚に対する刺
激が少なく、しかも起泡性とススギ洗性との組合
せに優れているという顕著な利点を有する。 本発明を次の例で説明する。 実施例中、%及び部は重量基準である。 実施例 下記第1表に示す組成の液体シヤンプー組成物
を調製した。
【表】
【表】 するもの
上記シヤンプー組成物の起泡性とススギ洗い性
とを評価するため、女子10名のパネラーを用い
て、毛髪の洗浄試験を行つた。即ち、毛髪の洗浄
を1日おきに試料を代えて行い、泡立の最も良い
ものから順に、4点から1点迄の評価を行い、ま
た泡切れが良く、すすぎ洗いの最も良いものから
順に4点から1点迄の評価を行い、得られた得点
を合成し、平均値として算出した。結果を第2表
に示す。
【表】 次に皮膚に対する刺激の有無の程度を、各試料
につき、10名ずつ女子のパネラーを使用し、点滴
法により調べた。上記各シヤンプーを濃度5%の
溶液として、指間に10分間滴下し、その後十分水
洗し、1日後の指間の皮膚のあれを次の基準で評
価した。0:変化なし。1:少しあれている。
2:明らかにあれている。3:非常にあれてい
る。各試料について、評価値の合計から平均値を
算出し、皮膚に対する刺激度とした。結果を第3
表に示す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N−アシルグルタミン酸塩と下記式 式中Rは炭素数7乃至21のアルキル基またはア
    ルケニル基である、 で表わされるアミドプロピルベタインとを界面活
    性剤成分として含有することを特徴とするシヤン
    プー組成物。 2 N−アシルグルタミン酸塩とアミドプロピル
    ベタインとを1:4乃至4:1の重量比で含有す
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP19053884A 1984-09-13 1984-09-13 シヤンプ−組成物 Granted JPS6169713A (ja)

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JPS6169713A JPS6169713A (ja) 1986-04-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8961187B2 (en) 2007-02-16 2015-02-24 Forschungszentrum Juelich Gmbh Phantom

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