JPH0460692B2 - - Google Patents

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JPH0460692B2
JPH0460692B2 JP56088297A JP8829781A JPH0460692B2 JP H0460692 B2 JPH0460692 B2 JP H0460692B2 JP 56088297 A JP56088297 A JP 56088297A JP 8829781 A JP8829781 A JP 8829781A JP H0460692 B2 JPH0460692 B2 JP H0460692B2
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JP
Japan
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cellulose
temperature
solution
tertiary amine
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JP56088297A
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Geruratsuha Kurausu
Beenke Yoahimu
Burantonaa Arekusandaa
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Akzo NV
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Akzo NV
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Publication of JPH0460692B2 publication Critical patent/JPH0460692B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/08Polysaccharides
    • B01D71/10Cellulose; Modified cellulose
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L1/00Compositions of cellulose, modified cellulose or cellulose derivatives
    • C08L1/02Cellulose; Modified cellulose
    • C08L1/06Cellulose hydrate

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、再生セルロースから成る平面フイル
ム、チユーブ状フイルム又は中空繊維の形の透析
膜を製造する方法に関する。
スイス国特許第191822号明細書から、セルロー
スを第三級アミンオキシド中で溶解させ、このよ
うな溶液を水性凝固浴に導入することによつてセ
ルロースを再生し得ることは公知である。セルロ
ースを第三級アミンオキシド中で溶解させる他の
方法は米国特許第3447939号明細書に記載されて
いる。
西独国特許出願公開第2830683号、同第2830684
号及び同第2830685号明細書にも、セルロースを
第三級アミンオキシドで溶解させる方法が記載さ
れており、この場合には好ましいアミンオキシド
はN−メチル−モルホリンであつて、第三級アミ
ンオキシドは場合により非溶解性希釈剤を含有す
る。
得られた貯蔵可能の生成物は、直接、非溶剤中
に押出すために使用することができ、この際フイ
ルム又は繊維が再生セルロースより生成する。
再生セルロースより成る平面フイルム、チユー
ブ状フイルム又は中空繊維の形の透析膜は従来か
ら知られているが、セルロースの再生はクオクサ
ム(Cuoxam)法、ビスコース法又は酢酸セルロ
ースの加水分解により行われうる。適用される方
法及び方法条件に応じて種々の透析特性、例えば
限外濾過能、種々の大きさの分子に対する透過性
及びこのような特性のいくつかの相互の諸関係を
有する膜が得られる。一般に流体力学的透過率は
拡散的透過率に対する特定の関係において成立す
る。
例えば西独国特許出願公開第2823985号には、
クオクサム法により製造されたセルロース膜が開
示されているが、同膜は普通クオクサム法の場合
に達成されるよりも大きい流体力学的透過率(限
外濾過能)を有している。この種の膜は、高血圧
症患者の治療の際に有効であるが、これらの患者
の場合にはより多量の血液を血液循環に返血する
ために高められた流体力学的透過率を有し、同時
に、クオクサム法により再生されたセルロースに
よつて達成れるような十分に高い拡散的透過率を
有する膜が望ましい。
クオクサム法により再生された再生セルロース
から成る透析膜は、1×10-4ml/mmNの限外濾過
能(UFL)を下回ると、同膜が透析用、特に血
液透析用の膜としてもはや使用できない程度にそ
の透析透過性を失う。
また、英国特許第1144759号明細書にも、大体
においてセルロース及び第三級アミンオキシドよ
り成る紡糸溶液からのセルロースの再生が記載さ
れていて、このように再生されたセルロースを透
析膜に使用できることが述べられているが、これ
に関連する多様な問題には全然触れていない。
本発明の課題は、十分な強さ、特に従来知られ
なかつた透析特性を有する再生セルロースより成
る透析膜を創作することであつた。
この課題は、冒頭記載の種類の方法において、
紡糸溶液の重量に対してそれぞれ7〜25重量%の
セルロース、93〜50重量%の第三級アミンオキシ
ド、場合により25重量%までのセルロースを溶解
しない希釈剤及び10重量%までの常用添加剤より
成る混合物を混合装置で温度80〜150℃で8分未
満で溶解させ、この溶液を脱ガスし、スロツトダ
イ、環状ダイ又は中空繊維用ダイによつて凝固浴
中に押出すとセルロースが再生されかつ平面フイ
ルム、チユーブ状フイルム又は中空繊維に成形さ
れ、次にこの成形された生成物を洗浄しかつ軟化
剤の添加後に温度50〜110℃で収縮防止下に乾燥
しかつ巻取ることを特徴とする方法によつて解決
される。
該方法において、前記の溶解時間が8分を越え
ると、なるほどフイルム又は繊維糸は製造できる
が、透析膜を製造することはできない。セルロー
スを溶解するための8分という時間は、従来セル
ロース膜の製造のために頻繁に使用されていた銅
アンモニアセルロースの場合に必要であつた時間
と比較すると極めて短い。
本発明により製造された透析膜の、ビタミン
B12に対する透析透過係数(DL)(20℃で測定)
は、従来公知の再生セルロースより成る透析膜の
同係数よりも明らかに大きい。特に、限外濾過能
が実際にはもはや測定されない場合にもなお顕著
なビタミンB12−透析透過係数を有する透析膜を
使用できることは有利である。
ところで、限外濾過能(UFL)、限外濾過速度
(UFR)および透析透過係数(DL)は透析膜の
能力評価の重要な基準である: UFRは、単位時間に一定圧力で単位面積当り
に透過される液体容量として定義されている: UFR=ΔV/Δt・f・p(ml/h・m2・Torr) ここでΔV=透過された液体容量(ml) Δt=透過時間(h) F=透過面積(m2) p=圧力(mmHg) UFLの場合にはΔt=min、p=N/m2[N(ニユ
ートン)=Kg・m/s2]であつて、UFLとUFRと
の間には次の関係がある: UFL=0.000125・UFR(ml/minN) DLはフイツク(Fick)の第一法則の比例定数
である: −Va・In=Ct/Cp=DL・F・t DL=Va/F・t・InCp/Ct(cm/min) ここでVa=容器中に存在する容積 F=有効膜表面積(ml) t=透析時間(mm) Cp=出発濃度(mg/) Ct=t時点での濃度(mg/) 本発明による抜群の透析膜は、全部又は一部分
が置換セルロースより成る透析膜であり、この際
置換セルロースの置換度は好ましくは0.1〜0.7で
ある。
本発明の範囲内で、限外濾過能が比較的小さい
にもかかわらずビタミンB12に対する透析透過係
数が大きい良好な透析膜を形成する置換セルロー
スは、カルボキシアルキルセルロース、アルキル
化セルロース例えばメチルセルロース、エチルセ
ルロースであり、また混合置換セルロース例えば
ヒドロキシプロピル−メチル−セルロースであ
る。
第三級アミンオキシドとしては例えばトリエチ
ルアミンオキシド、ジメチルシクロヘキシルアミ
ンオキシド、ジメチルエタノールアミンオキシ
ド、ジメチルベンジルアミンオキシド、メチルピ
ペリジンオキシド、メチルピロリジンオキシド、
ピリジンオキシドが適当であることが判つた。し
かしN−メチル−モルホリン−N−オキシドが好
ましい。場合により紡糸溶液はセルロースを溶解
しない希釈剤10〜25重量%を含有している。この
ような希釈剤としては、水、低級一価及び多価ア
ルコール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、高沸点アミン、特に第三級アミンオキ
シドに相応するアミンが適当である。
透析膜における限外濾過能に影響するパラメー
タは、紡糸溶液中のセルロースの濃度であつて、
濃度が低下すれば限外濾過能は高くなる。セルロ
ース濃度が高くなると粘度が高くなり、この高い
粘度によつて紡糸性は劣化する。
場合により紡糸溶液に10重量%での添加物を加
える。添加物としては例えば粘度に影響を与える
添加物、安定剤及び/又は軟化剤が該当する。安
定剤は過度に大きい重合度の分解及び再生セルロ
ースの変色に影響を及ぼすその他の障害を防止す
る。このためには従来クエン酸及び/又はグルコ
ースが有効であることが判つている。添加物とし
ては紡糸溶液に可溶の無機及び/又は有機塩を使
用して、例えば多孔構造に影響を与えることがで
きる。
従来公知の透析膜の場合にはセルロースとして
常に重合度の高い高価なセルロース、例えばコツ
トンリンターが使用されたが、本発明による透析
膜の場合には重合度の低いセルロースも難なく使
用することができる。ただ毒物学的理由から血液
中に移行する性質の物質がセルロース中に残存し
ていないことが保証されていなければならない。
つまり樹脂及びヘミセルロースを含有しないよう
に注意しなければならない。
押出機内の温度は、使用された種類のセルロー
スによつて許容されうるような高さに調節すべき
である。押出機の温度が高い場合には滞留時間は
低減されうる。温度が上昇するにつれて、セルロ
ース−アミンオキシド混合物の粘度は減少し、そ
れによつて加工利点が得られる。例えば押出機に
おける脱ガスが容易化される。また温度の上昇に
伴う粘度の減少によつて、高いセルロース濃度を
有するセルロース−アミンオキシド混合物を製造
することができる。高いセルロース濃度を有する
混合物の加工は、比較的小さい限外濾過能とビタ
ミンB12に対する高い透析透過係数とを結合する
特有な特性を有する膜を形成する。
紡糸溶液を製造するための混合物は、最高150
℃の温度までなおセルロースの重大な損傷なしに
加工することができ、特に同混合物に例えば3%
のクエン酸を安定剰として加えた場合にはそうで
ある。いずれにしても加工温度は選択された第三
級アミンオキシドの融点以上でなければならな
い。セルロースを溶解しない希釈剤を混入するこ
とによつて該当する大部分の第三級アミンオキシ
ドの融点は著しく低下するので、紡糸溶液を製造
するためには温度はすでに約80℃で十分である。
凝固浴としては、第三級アミンオキシドと混合
できるような液体及び溶液が適当である。本発明
では水、低級一価及び多価アルコール、ケトン、
アミン、特に水性溶液を挙げることができる前記
物質は単独で又は相互に混合して使用することが
できる。凝固浴は凝固に影響を与えるために好ま
しくは1〜25重量%の第三級アミンオキシドを含
有する。
場合により、再生セルロースの膨潤を凝固時に
制限するために、凝固浴に塩、例えば硫酸ナトリ
ウム又は酢酸ナトリウムを加えてあつてもよい。
一般には凝固浴温度は室温である。透析膜の透
析能力の低下を回避するためには、高い凝固浴温
度は避けなければならない。
前記条件下では大抵の場合凝固浴中の滞留時間
は2分で十分である。第三級アミンオキシド、場
合により添加物の残分の洗浄は、常法により12〜
40°の水との向流で行なわれ、たかだか2〜4分
の滞留時間を要する。
乾燥時の角質化及び脆化を防止するために洗浄
されなお湿潤している透析膜に軟化剤を添加す
る。これは、軟化剤の水性及び/又はアルコール
性溶液中に浸漬するか又は該溶液を噴霧するか又
は押出すことによつて行なわれる。血液透析の目
的のためには一般に、毒物学的に限定されること
なく使用することのできるような化合物のみが考
慮される。グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、1,3−ブタンジオオール、グルコース又は
前記物質の混合物が適当であることが判つた。
得られた本発明による透析膜は、再生セルロー
スより成る他の種類の透析膜から知られているよ
うな方法で50〜110℃の温度で乾燥する。このた
めにはロール乾燥機、バンド乾燥機又は収縮防止
下に乾燥の実施を保証する他の型の乾燥機が適当
である。収縮防止とは、縦及び横方向の寸法の減
少を十分に除去する手段をとることを意味する。
厚さの減少は許される。一般には乾燥は高い温度
から始め、乾燥区間の終端部に向つて温度を下げ
る。
紡糸溶液を製造するための混合物は、本発明の
特別な実施態様の場合4分未満で溶解され、これ
は特に押出機での相応に高い湿度によつて可能に
なる。
しかし押出機内の高い温度は、紡糸溶液がすで
に安定剤を含有する場合にしか得られない。安定
剤を含有しない紡糸溶液混合物にとつては、90〜
110℃の押出機内の温度範囲が好ましい。
本発明による透析膜は、試験分子としてのビタ
ミンB12のクリアランスによつて表現される所謂
中分子範囲(500〜5000g/mol)の高い透析透
過性を有する。この高い透析透過性は、後処理後
に水の水圧透過性(限外濾過能)が血液透析に最
適な値に極端に低下する場合にも大体において保
持されている。
前記後処理は、得られた透析膜を軟化剤の添加
前に含水液中で温度50〜105℃、好ましくは60〜
80℃で5〜50分、好ましくは10〜20分処理するよ
うに実施する。
含水液としては、水のものの他に75〜85重量%
水性ヒドラジン溶液又は水及び/又は炭素原子1
〜3個を有する1価アルコール及びグリセリンか
ら成る混合物が好ましい。
紡糸溶液を混合して均質な脱ガス溶液を得るた
めの特に有利で短い滞留時間がそれを用いて得ら
れた混合装置としては、脱ガス帯域を有する二軸
スクリユー押出機が特に有利であることが判つ
た。二軸スクリユー押出機のスクリユーは同じ回
転方向を有するのが好ましい。
次に実施例により本発明を詳述する。
例 1 アンヒドログルコース単位795(量平均分子量)
の中度の重合度を有するブナの亜硫酸パルプ20重
量%、N−メチルモルホリン−N−オキシド68重
量%及び水12%より成る混合物を36g/minの量
で脱ガス帯域及び同調スクリユーを有する二軸ス
クリユー押出機中に供給二軸スクリユーを介して
連続的に供給する。押出機は100℃に加熱してあ
つた(吸込帯域は例外)。脱ガス帯域で10ミリバ
ールで同混合物は脱ガスされ、この際空気及び水
の一部が除去される。押出機での4分の滞留時間
後に得られた透明溶液は濾過され、計量ポンプで
紡糸口金に供給された。スロツト幅180mm及び間
隙調整600μmを有するノズルは130°に加熱されて
いて、凝固浴表面上の10mmの距離に配置されてい
た。凝固浴として20℃の水を使用した。吐出速度
4m/min及び凝固浴滞留時間2.5分で膜を凝固さ
せ、洗浄しかつ軟化剤浴(組成:グリセリン35重
量%、エタノール45重量%及び水20%)で浸漬し
て二本高速ロール機で絞つた後、バンド乾燥機で
チヤンバー温度65℃で収縮防止下に乾燥し、巻取
つた。このようにして得られた膜は透明で、次の
透析特性を有していた: UFL=3.2×10-4(ml/min) DL(ビタミンB12)=3.9×10-3(cm/min) DIN(Deutsche Industrie Norm=ドイツ国工
業標準規格)53455による破断荷重は縦方向に関
して1836cNであり、破断伸びは25.9%である。
乾燥状態での膜厚は13μm、含水量は7.9%、グリ
セリン含量は25%である。
例 2 同様にして、例1記載のパルプ14%を含有する
紡糸溶液を加工して膜を製造した。乾燥膜は次の
値を有していた: UFL=6.3×10-4(ml/minN) DL(ビタミンB12)=6.1×10-3(cm/min) DL(尿素)=37.3×10-3(cm/min) 膜厚=13μm 破断荷重:縦=1600cN:横500cN 破断伸び:縦=23%:横=140% 含水量=8重量% グリセリン含量=22重量% 例 3 スロツトダイの代りに加熱可能の心部−ケーシ
ング対称二構成ダイを使用した。ノズル孔の外径
は1100μmであり、コアーピンは700μmの径を有
していた。紡糸溶液は22%のセルロース濃度を有
していた。紡糸口金1個当りの供給量1.8g/
min、吐出量15m/minで外径300μm及び肉厚
20μmを有する中空繊維が得られた。塩化メチレ
ンで内部液を除去し、送風乾燥した後該中空繊維
をその透析特性について試験した: 限外濾過速度(UFR)を測定し、比較をより
良くするための限外濾過能に換算した。
UFR(200℃で測定)は3.5(ml/m2hTorr) であり、これはUFL=4.3×10-4(ml/minN)に相当 する。
DL(ビタミンB12)=5.5×10-3(cm/min) 例 4 例1と同様にして製造した膜は、軟化剤を添加
する前に75℃で12分水で後処理し、次に常法で軟
化剤を加えて乾燥した。これによつてDL(ビタミ
ンB12)=2.6×10-3(cm/min)であるにもかかわら ずUFLは実際にはもはや測定されなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 再生セルロースから成る平面フイルム、チユ
    ーブ状フイルム又は中空繊維の形の透析膜を製造
    するに当り、紡糸溶液の重量に対してそれぞれ7
    〜25重量%のセルロース、93〜50重量%の第三級
    アミンオキシド、場合により25重量%までのセル
    ロースを溶解しない希釈剤及び10重量%までの常
    用添加剤より成る混合物を混合装置で温度80〜
    150℃で8分未満で溶解させ、この溶液を脱ガス
    し、スロツトダイ、環状ダイ又は中空繊維用ダイ
    によつて凝固浴中に押出すとセルロースが再生さ
    れかつ平面フイルム、チユーブ状フイルム又は中
    空繊維に成形され、次にこの成形された生成物を
    洗浄しかつ軟化剤の添加後に温度50〜110℃で収
    縮防止下に乾燥しかつ巻取ることを特徴とする前
    記透析膜の製造方法。 2 凝固浴が第三級アミンオキシドと混合可能な
    液体又は溶液である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 第三級アミンオキシドと混合可能な液体又は
    溶液の主要量が水、一価又は多価アルコール、ケ
    トン又はアミン又はこれらの混合物である特許請
    求の範囲第2項記載の方法。 4 凝固浴が第三級アミンオキシド1.0〜25重量
    %を含有する特許請求の範囲第1項から第3項ま
    でのいずれか1項記載の方法。 5 紡糸溶液が添加物として安定剤を含有する特
    許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1
    項記載の方法。 6 紡糸溶液が添加物として軟化剤を含有する特
    許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1
    項記載の方法。 7 紡糸溶液用混合物を4分未満で溶解させる特
    許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1
    項記載の方法。 8 紡糸溶液用混合物を温度90〜110℃で溶解さ
    せる特許請求の範囲第1項から第7項までのいず
    れか1項記載の方法。 9 得られた透析膜を軟化剤の添加前に含水液で
    温度50〜105℃で5〜50分処理する特許請求の範
    囲第1項から第8項までのいずれか1項記載の方
    法。 10 含水液として75〜85重量%水性ビドラジン
    溶液を使用する特許請求の範囲第9項記載の方
    法。 11 含水液として水及び/又は炭素原子1〜3
    個を有する一価アルコール及びグリセリンより成
    る混合物を使用する特許請求の範囲第9項記載の
    方法。 12 含水液がグリセリン10〜40重量%含有する
    特許請求の範囲第11項記載の方法。 13 得られた透析膜の処理を温度60〜80℃で実
    施する特許請求の範囲第9項から第12項までの
    いずれか1項記載の方法。 14 処理時間が10〜20分である特許請求の範囲
    第9項から第13項までのいずれか1項記載の方
    法。 15 混合装置として脱ガス帯域を有する二軸ス
    クリユー押出機を使用する特許請求の範囲第1項
    から第14項までのいずれか1項記載の方法。 16 二軸スクリユー押出機のスクリユーが同じ
    回転方向を有する特許請求の範囲第15項記載の
    方法。 17 再生セルロースから成る平面フイルム、チ
    ユーブ状フイルム又は中空繊維の形の透析膜を製
    造するに当り、紡糸溶液の重量に対してそれぞれ
    7〜25重量%の全部又は一部分置換されたセルロ
    ース、93〜50重量%の第三級アミンオキシド、場
    合により25重量%までの前記セルロースを溶解し
    ない希釈剤及び10重量%までの常用添加剤より成
    る混合物を混合装置で温度80〜150℃で8分未満
    で溶解させ、この溶液を脱ガスし、スロツトダ
    イ、環状ダイ又は中空繊維用ダイによつて凝固浴
    中に押出すと前記セルロースが再生されかつ平面
    フイルム、チユーブ状フイルム又は中空繊維に成
    形され、次にこの成形された生成物を洗浄しかつ
    軟化剤の添加後に温度50〜110℃で収縮防止下に
    乾燥しかつ巻取ることを特徴とする前記透析膜の
    製造方法。 18 置換セルロースの置換度が0.1〜0.7である
    特許請求の範囲第17項記載の方法。
JP8829781A 1980-06-12 1981-06-10 Dialytic film consisting of regenerated cellulose in form of plane film. tubular film or hollow fiber and its manufacture Granted JPS5724606A (en)

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