JPH0455360B2 - - Google Patents

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JPH0455360B2
JPH0455360B2 JP58156917A JP15691783A JPH0455360B2 JP H0455360 B2 JPH0455360 B2 JP H0455360B2 JP 58156917 A JP58156917 A JP 58156917A JP 15691783 A JP15691783 A JP 15691783A JP H0455360 B2 JPH0455360 B2 JP H0455360B2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
connection
hole
solder cream
Prior art date
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JP58156917A
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JPS6049698A (ja
Inventor
Yasuyuki Shibafuji
Keiichiro Onda
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication of JPS6049698A publication Critical patent/JPS6049698A/ja
Publication of JPH0455360B2 publication Critical patent/JPH0455360B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、各種電子機器に用いられるプリント
基板の接続方法に関し、特に、片面に配線パター
ンが形成された複数のプリント基板を半田により
電気的に接続する接続方法に関する。
<背景技術とその問題点> 一般に、各種電子機器には回路構成用として各
種の回路部品をマウントしたプリント基板が装着
されている。上記プリント基板としては、硬質の
材質を用いたリジツトプリント基板や可撓性を有
するフレキシブルプリント基板が知られている。
また、電子機器本体の形状が複雑化したり、小型
化するのに伴つてリジツトプリント基板とフレキ
シブルプリント基板、あるいはフレキシブルプリ
ント基板とフレキシブルプリント基板を連結し所
謂連結プリント基板として用いられることもあ
る。すなわち、この種連結プリント基板は、フレ
キシブルプリント基板部を折曲配置して電子機器
本体内の空間を有効に利用したり、リード線によ
る配線を必要とすることなく簡単に多層構造とし
てプリント基板回路の配線密度を向上する等、電
子機器の小型化や、内部構造の簡略化等に非常に
有用であるために、特に、超小型の電子機器や複
雑な形状の電子機器に用いられている。
ところで、従来、プリント基板とプリント基板
とを接続するには、例えばコネクタを用いて接続
したり、または、各プリント基板を、各々の接続
ランドを対向させて重ね合せた後、熱圧着するよ
うな方法が採られていた。しかしながら上述の如
き方法では、接続ランドがプリント基板の局部的
位置に集中して配されている場合は可能である
が、プリント基板の全面に分散配設されている場
合は不可能であり、特に上記コネクタを用いる場
合には電子機器本体の小型化を図るうえで好まし
くないという欠点があつた。
そこで、例えば第1図や第2図に示すように一
方のプリント基板1に形成された接続ランド2と
他方のプリント基板3に形成された接続ランド4
の中央に各々穿設された接続孔5,6とを対応さ
せて重ね合せた後、必要に応じて接着剤により上
記各基板1,3を接合するとともに、半田デイツ
プを施すことにより上記各接続ランド2,4を接
続して両基板1,3を電気的に接続するような方
法が採られていた。
しかしながら、このような接続方法において
は、プリント基板3の厚みにより各接続ランド
2,4間に段差が生ずるとともに、半田の表面張
力や金属に対して極めてのりやすいといつた性質
から第2図に示すように各接続ランド2,4上に
半田がのつてしまい、各接続ランド2,4を能く
接続し得ないという欠点があつた。
そのため、第3図に示すように上記接続孔5,
6にリード部材7を挿入した状態で半田デイツプ
する方法が考えられているが、リード部材7を挿
入するための独立した工程が必要となるととも
に、部品点数も増え好ましくない。
また、第4図に示すようにフレキシブルプリン
ト基板8の接続孔9に銅メツキ10を施す方法が
考えられていた。しかしながら、フレキシブルプ
リント基板8の接続孔9にメツキを施すことは技
術的に困難であり好ましくない。
<発明の目的> 本発明は、上述の如き実情に鑑みてなされたも
のであり、プリント基板どうしの接続ランドを接
続する場合に、各接続ランドを接触不良なく確実
に接続することができるようにすることを目的と
する。
<目的を達成するための手段> 本発明に係るプリント基板の接続方法は、上述
したような目的を達成するため、スルーホールの
周縁に接続ランドを有する硬質のプリント基板の
如き第1のプリント基板と、略中央部にガス抜き
用の孔を穿設した接続ランドを有するフレキシブ
ルプリント基板の如き第2のプリント基板とを、
上記第1のプリント基板のスルーホールと第2の
プリント基板の接続ランドとを対応させて積層さ
せた後、上記スルーホールをこのスルーホールに
より形成される空間部より体積の少ない半田クリ
ームで覆い、次いで、リフローにより上記半田ク
リームを溶融するとともに、上記ガス抜き用の孔
を介して半田クリームの溶融時に発生するガスを
排気しながら上記スルーホール内に溶かし、上記
第1及び第2のプリント基板の各接続ランド間を
接続するようにしたものである。
<作用> 本発明に係るプリント基板の接続方法にあつて
は、第1プリント基板のスルーホールにより形成
される空間部より体積の少ない半田クリームによ
り第1及び第2のプリント基板の各接続ランドを
接続するので、半田がスルーホールから盛り上が
ることが防止される。
また、リフローにより半田クリームが溶融され
る際に発生するガスは、第2のプリント基板に設
けたガス抜き用の孔を介して排気される。
<実施例> 以下、本発明に係る実施例を第5図ないし第1
0図を用いて詳細に説明する。
なお、以下に示す実施例は硬質プリント基板2
0とポリイミド樹脂等の合成樹脂フイルムを基材
にしたフレキシブルプリント基板21との接合を
図る場合に、本発明を適用したものである。
上記硬質プリント基板20の一側面20Aには
トランジスタ、抵抗等の各種電機素子がマウント
されるようになつており、それ等各電気素子はこ
のプリント基板20の一側面20A、及び他側面
20Bに配された配線パターン22,23にて互
いに導通され、所定の電気回路を構成するように
なつている。
そして、上述の如きプリント基板20の一側面
20Aに配された配線パターン22と他側面20
Bに配された配線パターン23の電気的接続は第
6図に示すように、スルーホール24に施された
メツキ部25にて行なわれている。すなわち、上
記一側面20Aの配線パターン22の所定位置に
は接続ランド26が設けられており、同様に上記
他側面20Bの配線パターン23の上記所定位置
と対応する位置にも接続ランド27が設けられて
いる。そして、それ等各接続ランド26,27の
中央部にはスルーホール24が穿設され、さら
に、そのスルーホール24には、例えば銅等によ
るいわゆるスルーホールメツキが施されている。
よつて、このスルーホールメツキによるメツキ部
25により上記両側面20A,20Bに設けられ
た接続ランド26,27は導通される。
一方、前記フレキシブルプリント基板21は第
6図に示すようにポリイミド樹脂材料よりなるベ
ースフイルム30、銅箔等による配線パターン3
1及びカバーレイフイルム32を各々積層貼着し
て構成されており、所定位置には接続ランド33
が設けられている。なお、この接続ランド33と
対応する位置の上記カバーレイフイルム32は切
欠かれており、上記接続ランド33が外部に露出
し得るようになつている。
また、上記接続ランド33の中央部には半田付
けの際のガス抜き用の孔34が穿設されている。
上述の如き硬質プリント基板20とフレキシブ
ルプリント基板21は第6図に示すように各々の
接続ランド26,27,33が対応するととも
に、上記カバーレイフイルム32と硬質プリント
基板20の他側面20Bとが当接する状態で、例
えばエポキシ樹脂系の接着剤のような熱硬化性の
接着剤にて貼り合わされる。
これにより、上記各基板20,21の接続ラン
ド27,33のみがカバーレイフイルム32の厚
み分に相当する所定間隔の間隙35を持つて対向
し、他の部分は前記カバーレイフイルム32にて
絶縁される。
そして、上述の如き硬質プリント基板20の接
続ランド26,27とフレキシブルプリント基板
21の接続ランド33とを半田にて接続するに
は、各種電機素子をリフローするために必要な半
田クリームの印刷工程の際に上記硬質プリント基
板20の一側面20Aに配された接続ランド26
にも半田クリーム40を印刷する。これにより、
上記接続ランド26及びこの接続ランド26と他
側面20Bの接続ランド27とを導通させるため
のスルーホール24は上記半田クリーム40にて
覆われる。
そして、上述の如く半田クリーム40が印刷さ
れた硬質プリント基板20に前記各種電機素子を
載置した状態で、上記プリント基板20,21を
リフロー炉に入れる。これにより、上記各電機素
子が硬質プリント基板20の一側面に電気的に接
続されるとともに、上記半田クリーム40が溶融
して上記スルーホール24内に流れ込む。
そして、溶けた半田クリーム40はメツキ部2
5との親和力から硬質プリント基板20のスルー
ホール24に施したメツキ部25に絡みながらフ
レキシブルプリント基板21の接続ランド33に
到達しこの接続ランド33と上記メツキ部25と
を導通させる。同時に、半田クリーム40は毛管
現象により硬質プリント基板20の他側面20B
側の接続ランド27とフレキシブルプリント基板
21の接続ランド33との間に生ずる間隙35に
浸み込み、上記接続ランド27,33との間で導
通を図る。
したがつて第7図に示すように溶けた半田クリ
ーム40により上記メツキ部25とフレキシブル
プリント基板21の接続ランド33とを確実に接
続することができる。また、この際、上述の如く
溶けた半田クリーム40は硬質プリント基板20
とフレキシブルプリント基板21の接続ランド3
3間に生ずる間隙35にも浸透するため、より一
層確実に接続することができる。
なお、上記半田クリーム40をリフローにて溶
融する際に発生するガスは前記ガス抜き用の孔3
4を介して外部に排気されるため半田クリーム4
0は第7図に示すように素直にスルーホール24
内に流れ込む。したがつて、上記半田クリーム4
0の量を適量に調整することにより半田クリーム
40かプリント基板20,21の外部、特にフレ
キシブルプリント基板21の外部に突出しないよ
うにすることができ、上述の如きプリント基板2
0,21の装着スペースをより小さくすることが
できる。
したがつて、電子機器本体の小型化をも可能に
することができる。
また、本実施例によれば、硬質プリント基板2
0とフレキシブルプリント基板21とを接続する
ために、特別にいわゆる引き回しのための配線パ
ターンや接続ランドを設けることなく、硬質プリ
ント基板20の両側面に配された接続パターン2
6,27の接続に用いられるスルーホール24を
利用することができるため工程の省略を可能にす
ることができる。
さらに、各種電気素子をプリント基板20に接
続するために行なわれるリフローにて各基板2
0,21の接続を図ることができるため、この点
でも半田付け等の工程を省略することができる。
<発明の効果> 上述の記載から明らかなように、本発明によれ
ば、半田クリームをリフローにてプリント基板の
スルーホールに溶かし込み、この半田クリームに
て各プリント基板の接続ランドを接続するように
することにより各接続ランドを確実に接続するこ
とができる。
また、各接続ランドの接続は各種電気素子のリ
フローによる接続と同時に行なうことができるた
め各プリント基板どうしを接続するための独立し
た接続工程を省略することができる。
特に、本発明方法にあつては、第1のプリント
基板のスルーホールにより形成される空間部より
体積の少ない半田クリームにより第1及び第2の
プリント基板の各接続ランドを接続するので、半
田がスルーホールから盛り上がることが防止され
てなるので、各接続ランドを接続する半田部分に
負荷を受け接続不良を発生させることもなく、信
頼性の高いプリント基板の接続を実現でき、さら
に、スルーホールから漏れ出た半田による接続不
良等を確実に防止することができる。
さらにまた、リフローにより半田クリームが溶
融される際に発生するガスを、第2のプリント基
板に設けたガス抜き用の孔を介して排気するよう
にしてなるので、スルーホール内に残留するガス
による影響をなくし、各接続ランドを半田により
確実に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプリント基板の接続構造を示す
平面図。第2図は同じく拡大断面図、第3図及び
第4図は同じく他の接続構造を各々示す断面図で
ある。第5図は本発明に係るプリント基板の接続
構造を示す斜視図である。第6図及び第7図は同
じく要部拡大断面図であり、第6図はリフローの
前、第7図はリフローの後を各々示す。 20……硬質プリント基板、21……フレキシ
ブルプリント基板、24……スルーホール、25
……メツキ部、26,27……接続ランド、40
……半田クリーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スルーホールの周縁に接続ランドを有する第
    1のプリント基板と、略中央部にガス抜き用の孔
    を穿設した接続ランドを有する第2のプリント基
    板とを、上記第1のプリント基板のスルーホール
    と第2のプリント基板の接続ランドとを対応させ
    て積層させた後、 上記スルーホールをこのスルーホールにより形
    成される空間部より体積の少ない半田クリームで
    覆い、 次いで、リフローにより上記半田クリームを溶
    融するとともに、上記ガス抜き用の孔を介して半
    田クリームの溶融時に発生するガスを排気しなが
    ら上記スルーホール内に溶かし、上記第1及び第
    2のプリント基板の各接続ランド間を接続するよ
    うにしてなるプリント基板の接続方法。
JP15691783A 1983-08-27 1983-08-27 プリント基板の接続方法 Granted JPS6049698A (ja)

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JP15691783A JPS6049698A (ja) 1983-08-27 1983-08-27 プリント基板の接続方法

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JPS6049698A JPS6049698A (ja) 1985-03-18
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