JPH0455107B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0455107B2
JPH0455107B2 JP60013445A JP1344585A JPH0455107B2 JP H0455107 B2 JPH0455107 B2 JP H0455107B2 JP 60013445 A JP60013445 A JP 60013445A JP 1344585 A JP1344585 A JP 1344585A JP H0455107 B2 JPH0455107 B2 JP H0455107B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
retardant
resin
coating layer
sheet material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60013445A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61172736A (ja
Inventor
Yoshitsugu Hiraoka
Tsutomu Oohayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiraoka and Co Ltd
Original Assignee
Hiraoka and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hiraoka and Co Ltd filed Critical Hiraoka and Co Ltd
Priority to JP60013445A priority Critical patent/JPS61172736A/ja
Priority to US06/798,112 priority patent/US4686135A/en
Priority to AU49998/85A priority patent/AU561161B2/en
Priority to FR8517174A priority patent/FR2576551B1/fr
Priority to GB8528505A priority patent/GB2170148B/en
Priority to CA 495752 priority patent/CA1281626C/en
Priority to DE19853541193 priority patent/DE3541193A1/de
Publication of JPS61172736A publication Critical patent/JPS61172736A/ja
Priority to US06/914,374 priority patent/US4714650A/en
Priority to GB8819905A priority patent/GB2207391B/en
Priority to CA000615653A priority patent/CA1297769C/en
Publication of JPH0455107B2 publication Critical patent/JPH0455107B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、難燃性にすぐれ、か぀防汚・耐候性
にすぐれ、か぀、瞫補性および耐屈曲性にすぐれ
た難燃性繊維シヌト材料に関するものである。 埓来の技術 近幎、建築材料、内装材料、車茌・船舶および
航空機などの郚材ずしお皮々の合成暹脂を含むシ
ヌト材料が甚いられおいる。これらの合成暹脂は
火灜等により燃焌したずき倚量の有害又は有毒ガ
スや、煙を発生するずいう欠点を有しおいる。䟋
えば、䞊蚘のシヌト材料ずしおポリ塩化ビニル暹
脂を含むものが倚量に甚いられおおり、このよう
なシヌト材料の䞍燃化又は難燃化に぀いお皮々の
提案がなされおいる。 䟋えば特公昭55−4582号には、シヌト材料基垃
に塗垃されるべきポリ塩化ビニル暹脂に、ホり酞
塩、亜鉛化合物、又は鉄化合物ず、氎酞化アルミ
ニりム、又は硫酞バリりムを添加するこずが提案
されおいるが、その結果は、ただ十分満足できる
ものではない。 特公昭53−13505号、特公昭51−37397号、およ
び特開昭54−68470号などには、䞍燃化暹脂ずし
おシリコヌン暹脂を甚いるこずが提案されおい
る。これらの堎合、䞍燃化又は難燃化の効果はか
なり高いものであるが、このようなシリコヌン暹
脂により被芆されたシヌト材料は、䟋えばテント
甚シヌトずしお屋倖においお䜿甚される堎合、そ
の䜿甚䞭に著しく汚れ易く、か぀、このシリコヌ
ン暹脂被芆局は、その衚面が柔かく、脆いため、
皮々の固䜓ゎミ粉末などが附着、䟵入しお埋没し
たり、或はこの被芆局の衚面を剥離したりする欠
点がある。 埓぀お、䞊蚘のような䞍燃化、又は難燃化被芆
局の欠点を解消するこずが圓業界においお匷く垌
望されおいた。 そこで本発明者らは既に䞍燃性基垃ガラス繊
維、アスベスト繊維、金属繊維及び又はその他
の無機䞍燃性繊維の少なくずも䞀面䞊に、䞍燃
性又は難燃性シリコヌン暹脂およびシリコヌンゎ
ムから遞ばれた少なくずも皮を含む被芆局を圢
成しこの䞍燃性被芆局の少なくずも぀の䞊を防
汚・耐候性のすぐれた熱可塑性合成暹脂材料から
圢成された防汚・耐候性被芆局で被芆した難燃性
たたは䞍燃性シヌトを提案した特開昭60−
244546号。この䞍燃性シヌトは、䞍燃・難燃の
目的は十分達成し、防汚・耐候性にもすぐれおい
おテント幕䜓その他の甚途にすぐれた効果を発揮
する。しかし、この䞍燃性シヌトは、甚途によ぀
おは、その重量目付が倧きくお䜿甚や取扱い
に䞍䟿であり、か぀瞫補しにくく、しかも耐屈曲
性が䜎いため、䜿甚間に折損しやすく、たたミシ
ン目から裂けやすいなどの問題がある。 たた単に有機繊維基垃にシリコヌン暹脂を塗垃
しお防炎、撥氎性を付䞎し、瞫補性、耐熱性を向
䞊させるこずが特開昭59−204981号により提案さ
れおいる。しかしこれずおも防汚・耐候性を䜵せ
解決するものではない。 発明が解決しようずする問題点 埓来、シヌト材料の䞍燃化、又は難燃化のため
に、䞍燃性無機繊維基垃にシリコヌン暹脂又はシ
リコヌンゎムを含む被芆局が圢成されおいるが、
これらの被芆局の欠点、すなわち、汚れ易く、し
かも被膜が柔らかく、か぀、衚面が剥離しやすい
ずいう欠点を解消し、瞫補しやすく、耐屈曲性が
良奜で、か぀ミシン目からの裂断の生じにくい難
燃性繊維シヌト材料を提䟛する。 問題点を解決するための手段 䞊蚘問題点は、本発明のシヌト材料によ぀お解
消する。すなわち、本発明の難燃性シヌト材料
は、有機繊維垃垛よりなる基垃ず、この基垃の少
なくずも䞀面䞊を被芆し、か぀䞍燃又は難燃性シ
リコヌン暹脂およびシリコヌンゎムから遞ばれた
少なくずも皮を含む被芆材料から圢成された難
燃性被芆局ず、前蚘難燃性被芆局の少なくずも䞀
぀の䞊を被芆し、か぀北玠含有暹脂、およびアク
リル暹脂から遞ばれた少なくずも皮から圢成さ
れた最倖衚面を有する防汚・耐候性被芆局ずを含
んでなるものである。 発明の実斜態様および䜜甚 本発明のシヌト材料に甚いられる基垃を構成す
る繊維は倩然繊維、䟋えば、朚綿、麻など、再生
繊維、䟋えば、ビスコヌスレヌペン、キナプラな
ど、半合成繊維、䟋えば、ゞ−およびトリ−アセ
テヌト繊維など、及び合成繊維、䟋えば、ナむロ
ン、ナむロン66、ポリ゚ステルポリ゚チレン
テレフタレヌト等繊維、芳銙族ポリアミド繊
維、アクリル繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリオ
レフむン繊維および䞍溶化又は難溶化されたポリ
ビニルアルコヌル繊維など、から遞ぶこずができ
る。基垃䞭の繊維は短繊維玡瞟糞条、長繊維糞
条、スプリツトダヌン、テヌプダヌンなどのいず
れの圢状のものでもよく、たた基垃は織物、線物
又は䞍織垃或いはこれらの耇合垃のいずれであ぀
おもよい。しかし、瞫補郚分の匷床や耐屈曲性を
考慮すれば、基垃ずしおは織物又は線物が奜たし
く、織物がより奜たしい。たた、繊維の圢態ずし
おは、ストレスに察する䌞びが少ない長繊維フ
むラメントの圢状のものが奜たしく、䞔぀平織
垃を圢成しおいるこずが奜たしい。しかし、線織
組織やその圢態に぀いおは特に限定はない。有機
繊維基垃は、埗られる難燃性シヌト材料の機械的
匷床を高いレベルに維持するために有甚である。 本発明の難燃性シヌト材料においお、基垃を構
成する有機繊維が300℃以䞊の融点、又は、加熱
分解点を有するものであるこずが奜たしい。この
ような高融点、又は高分解点繊維を圢成するポリ
マヌずしおは第衚に瀺すようなものがある。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 第衚に瀺された耐熱性ポリマヌのうちでは、
特にポリメタプニレンむ゜フタルアミド及びポ
リパラプニレンテレフタルアミドが䞀般的であ
り、前蚘以倖のパラ系アラミド繊維ずしお垝人(æ ª)
の「HM−50」等も䜿甚できる。 かかる繊維に有甚な芳銙族ポリアミドは、た
た、少なくずも50モルの䞋蚘匏及び
、 −Ar1−CONH−  −Ar1−CONH−Ar2−NHCO−  〔䞊匏䞭、Ar1及びAr2は二䟡の芳銙族基を衚
わし、これらは互に同䞀であ぀おもよく又は盞異
぀おいおもよい〕 で瀺される単䜍から遞ばれる少なくずも皮を䞻
反埩単䜍ずしお有するものであるのが奜たしい。
䞊蚘匏及びにおいお、Ar1及びAr2
で衚わされる二䟡の芳銙族基は、䞋蚘匏、
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】および
【匏】 〔䞊匏䞭、は−−−−−SO−−SO2
−−CO−−CH2−−又は−CH32−を衚わ
す〕 で瀺される芳銙族残基矀から遞ばれるのが奜たし
い。これらの芳銙族残基ハロゲン、アルキル基、
ニトロ基などの䞍掻性眮換基を含んでいおもよ
い。 䞀般に、芳銙族ポリアミドずしおは、䞋蚘匏、 で瀺される反埩単䜍を䞻成分ずしお有するものが
曎に奜たしい。 耐熱性有機繊維ずしおは、以䞊のもののほか、
融点又は分解点が300℃以䞊のものであれば、北
玠系繊維やその他の繊維を甚いるこずもできる。
たた、難燃性被芆局ずの接着性その他の性胜を助
長するために、より䜎い融点又は分解点を有する
繊維を基垃䞭に混甚するこずもできる。この堎
合、混甚される繊維に栌別の限定はない、しか
し、混甚される䜎融点又は䜎分解点繊維の混甚率
が、70以䞋であるこずが奜たしく、50以䞋で
あるこずが曎に奜たしい。 本発明においお、難燃性被芆局を圢成するため
に甚いられるシリコヌン暹脂およびシリコヌンゎ
ムは、䟋えば、オルガノポリシロキサン、ポリ
シルオルガニレンシロキサン、ポリシルチア
ン、ポリシラザン、珪玠含有偎鎖を有する炭玠ポ
リマヌ、ポリシランなどから遞ぶこずができる。
䟋えば、信越化孊補難燃性シリコヌン暹脂
KR166KR168KR202KR2038および−
101−10などは、本発明に䜿甚するこずのできる
ものである。 本発明に甚いられるシリコヌン暹脂は、オルガ
ノポリシロキサン系シリコヌン暹脂、ポリアクリ
ルオキシアルキルアルコキシシラン系シリコヌン
暹脂、及びポリビニルシラン系シリコヌン暹脂、
および前蚘シリコヌン暹脂の倉性物から遞ばれた
少くずも皮からなるものが奜たしい。 本発明に甚いられるオルガノポリシロキサン系
暹脂は、ビニル基、アリル基、ヒドロキシル基、
炭玠数〜のアルコキシ基、アミノ基、メルカ
プト基等の有機眮換基を少なくずも個有するも
ので、ポリゞメチルシロキサン系シリコヌン暹
脂、ポリゞプニルシロキサン系シリコヌン暹
脂、ポリメチルプニルシロキサン系シリコヌン
暹脂、及びこれらの共重合䜓からなる暹脂などを
包含する。 本発明に甚いられるポリアクリルオキシアルキ
ルアルコキシシラン系シリコヌン暹脂は、 䞀般匏 は炭玠原子数〜10の䞀䟡炭化氎玠基、
R′は氎玠又は炭玠原子数〜10の䞀䟡炭化氎玠
基、R″は炭玠原子数〜10二䟡炭化氎玠基であ
り、は〜の敎数である。 で衚わされるアクリルオキシアルキルアルコキシ
シランず少なくずも皮の゚チレン系䞍飜和モノ
マヌずの共重合䜓を包含するものである。 曎に本発明に甚いられるポリビニルシラン系シ
リコヌン暹脂は 䞀般匏 〔䜆しR′は前出ず同じ、はOR′、又はOR″−
OR′R′R″は前出ず同じを瀺す。〕で衚わさ
れるビニルシラン化合物ず少なくずも皮の゚チ
レン系䞍飜和モノマヌずの共重合物も包含する。 䞊述の゚チレン系モノマヌはシリコヌン暹脂䞭
に〜50重量の含有率で共重合されおいおもよ
い。このようなモノマヌずしおは、䟋えばスチレ
ン、メチルスチレン、ゞメチルスチレン、゚チル
スチレン、クロルスチレン、ブロモスチレン、フ
ルオロスチレン、ニトロスチレン、あるいはアク
リル、メタアクリル酞、メチルアクリレヌト、゚
チルアクリレヌト、ブチルアクリレヌト、メチル
メタアクリレヌト、゚チルメタアクリレヌト、ブ
チルメタアクリレヌト、アクリルアミド、−ヒ
ドロキシ゚チルアクリレヌト、−ヒドロキシ゚
チルメタアクリレヌト、アクリロニトリル、メタ
アクリロニトリル、−クロロアクリロニトリ
ル、ビニルアセテヌト、ビニルクロロアセテヌ
ト、ビニルブチレヌト、ビニルクロラむド、ビニ
ルブロマむド、ビニルフルオラむド、ビニリデン
クロラむド、ビニルハロゲン化合物、およびビニ
ル゚ヌテル類等がある。 䞊述のシリコヌン暹脂は他の暹脂、䟋えば、゚
ポキシ、ポリ゚ステル、アルキツド暹脂、アミノ
暹脂などで倉性されたものであ぀おもよく、或は
脂肪酞倉性されたものであ぀おもよい。 本発明では、これらオルガノポリシロキサン系
シリコヌン暹脂、ポリアクリルオキシアルキルア
ルコキシシラン系シリコヌン暹脂、ポリビニルシ
ラン系シリコヌン暹脂および、これらのシリコヌ
ン暹脂の倉性物から遞ばれた皮又は皮以䞊の
混合物を䜿甚できる。しかし、自消性を重芖する
堎合には、オルガノポリシロキサン系シリコヌン
暹脂にあ぀おは、ポリシロキサン成分がシリコヌ
ン暹脂䞭奜たしくは70重量以䞊のもの、ポリア
クリロオキシアルキルアルコキシシラン系シリコ
ヌン暹脂およびポリビニルシラン系シリコヌン暹
脂においおは、共重合させる゚チレン系䞍飜和モ
ノマヌが50重量以䞋、特に20重量以䞋のもの
が奜たしい。たた、自消性ずずもに可撓性を重芖
する堎合には、倉性されおいないオルガノポリシ
ロキサン系シリコヌン暹脂が奜たしい。尚、これ
らのシリコヌン暹脂は、宀枩で固䜓、可撓性ペヌ
スト、液䜓、および゚マルゞペン等の分散物のい
づれであ぀おもよく、必芁により適宜の溶媒を加
えお䜿甚する。たた硬化機構別に芳るず、シリコ
ヌン暹脂は宀枩硬化型、加熱硬化型、玫倖線たた
は電子線硬化型に分類されるが、䞀般に圓業者に
呚知の硬化剀や硬化促進剀、䟋えば亜鉛、鉛、コ
バルト、鉄等の金属カルボン酞塩、ゞブチルスズ
オクト゚ヌト、ゞブチルスズりラレヌト、等の有
機スズ化合物、テトラプロピルチタネヌト、テト
ラオクチルチタネヌト等のチタンキレヌト化合
物、−−ゞメチルアニリン、トリ゚タノヌル
アミン等の䞉玚アミン、あるいはベンゟむルパヌ
オキサむド、シクミルパヌオキサむド、−ブチ
ルパヌオキサむト等の過酞化物、及び癜金系觊
媒、等を䜵甚するこずにより所望の䞉次元網目状
構造䜓に硬化する。 難燃性被芆局は、䞊蚘のようなシリコヌン暹脂
および又はシリコヌンゎムのみから圢成されお
いおもよいが、これらの材料に、その重量に察し
30〜300、奜たしくは100〜250の他の充填材、
䟋えばシリカ系充填材、チタン酞カリりム系充填
材、石綿センむ、雲母およびその他の無機耐熱材
料を混合したものであ぀おもよい。 充填剀はシリコヌン暹脂ワニスで圢成される暹
脂局の補匷䜜甚を果すもので、䟋えば、酞化チタ
ン、マむカ、アルミナ、タルク、ガラス繊維粉
末、岩綿埮现繊維、シリカ粉末、クレむ等の各皮
無機物が挙げられるが、埗られる難燃性シヌト材
料に衚面平滑性を具備せしめたい堎合には、難燃
性シヌト材料の衚面平滑性を損うこずのないよう
に、䞀般に50ÎŒm以䞋の埮粉末状のものを䜿甚す
るのが奜たしい。 たた無機充填剀の䞭でも、特に補品の耐熱性を
増進するものずしお、チタン酞アルカリを甚いる
こずが有効である。すなわち、チタン酞アルカリ
はシリコヌン暹脂ワニス䞭に配合されお䜿甚され
るもので、本発明の難燃性シヌト材料に十分な防
灜特性を保持せしめるものである。 チタン酞アルカリに぀いお曎に詳しく説明す
る。チタン酞アルカリは、䞀般匏M2・
nTiO2・mH2匏䞭はLiMa等のアル
カリ金属を衚わし、は以䞋の正の実数を衚わ
し、は又は以䞋の正の実数を衚わす。で
衚わされる呚知の化合物であり、曎に具䜓的に
は、Li4TiO4Li2TiO3で衚
わされる食塩型構造のチタン酞アルカリ、Na2
Ti7O16K2Ti6O15・K2Ti8O17
で衚わされるトンネル構造のチタン酞アルカリ等
である。これらのうち、䞀般匏K2・6TiO2
mH2匏䞭は前蚘ず同じで衚わされる六チ
タン酞カリりム及びその氎和物は、最終目的物の
耐火、断熱性をより倧きく向䞊させる点で奜適で
ある。六チタン酞カリりムに限らずチタン酞アル
カリは、䞀般に粉末又は繊維状の埮现結晶䜓であ
るが、このうち、繊維床5ÎŒm以䞊、アスペクト比
20以䞊特に100以䞊のものは、本発明の難燃性シ
ヌト材料の匷床の向䞊に奜たしい結果をもたら
す。たた、特に繊維状チタン酞カリりムは、比熱
が高いうえに断熱性胜に優れ、本発明の難燃性シ
ヌト材料の性胜を具珟するのに特に奜たしい。 チタン酞アルカリは、前蚘のものをそのたた䜿
甚するこずも出来るが、これによるより優れた補
匷硬化を発珟させるためには、チタン酞カリりム
に察しお0.05〜1.0重量皋床のシランカツプリ
ング剀、䟋えばγ−アミノプロピルトリ゚トキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピロトリメトキシ
シラン等のシンカツプリング剀で繊維衚面が凊理
されおいるものを利甚するのが奜たしい。 曎に、本発明の難燃性被芆局には高屈折率無機
化合物又は熱吞収特性無機化合物が含たれおいお
もよい。高屈折無機化合物は茻射熱に察する遮断
性胜に優れ、たた吞熱型無機化合物は溶接又は溶
断時のスラグず盎接接觊した堎合、この接觊面に
おいお加熱され、その分解時に吞熱反応が起こ
り、スラグの枩床を䜎䞋させる。埓぀お䞊蚘の無
機化合物は、本発明の難燃性被芆局の厩壊や貫通
砎壊をおさえ、曎にはシヌト基材を保護するこず
が出きるものである。 本発明に有甚な高屈折率無機化合物は屈折率
1.5以䞊のものであれば良いが、特に比重2.8以䞊
のものが奜適であり、その䟋ずしおは、䞋蚘のよ
うなものがある。  ドロマむト 苊灰石 比重2.8〜2.9 屈折率1.50〜1.68 マグネサむト 菱黄土石 〃3.0〜3.1 〃 1.51〜1.72 アラゎナむト  〃2.9〜3.0 〃 1.63〜1.68 アパタむト 燐灰石 〃3.1〜3.2 〃 1.63〜1.64 スピネル 尖晶石 〃3.5〜3.6 〃 1.7200.73 コランダム  〃3.9〜4.0 〃 1.76〜1.77 ゞルコン  〃3.90〜4.10〃 1.79〜1.81 炭化ケむ玠  〃3.17〜3.19〃 1.65〜2.68 等の倩然又は合成鉱物の砎砕品の粉末。  フリツト又は高屈折ガラスもしくは燐鉱石ず
蛇鉱石ずの固溶䜓ずしお埗られる熔成燐肥その
他の類䌌の固溶䜓の埮现粉末もしくは粒状物、
繊維状物質又は発泡䜓など。 たた吞熱性無機化合物ずしおは、焌石膏、明ば
ん、炭酞カルシりム、氎酞化アルミニりム、ハむ
ドロサルサむト系ケむ酞アルミニりム等、結晶氎
攟出型、炭酞ガス攟出型、分解吞熱型及び盞転換
型等の吞熱型無機化合物を䟋瀺するこずができ
る。 繊維状チタン酞アルカリ、及び芁すれば高屈折
率無機化合物、及び又は吞熱型無機化合物をシ
リコン暹脂䞭に混合分散せしめるず、本発明に係
るシヌト材料補造甚の被芆甚混合物が埗られる。
混合分散の調敎方法ずしおは、公知の手段がすべ
お利甚されうる。この他、䞊蚘被芆甚混合物䞭に
は、各成分を均質に分散させるための分散剀や脱
泡剀、色や機械匷床等を調敎するための着色剀、
暹脂粉末、難燃剀、金属粉、その他各皮充填剀を
自由に混入し埗る。尚、銅粉、ニツケル粉、黄銅
粉、アルミニりム粉等の金属粉の混入は、衚面
熱、反射効果、貫通抑制効果の向䞊の点から奜た
しい。 基垃の衚面を、䞊蚘被芆甚混合物で被芆する方
法ずしおは、基垃の衚面に被芆甚混合物をスプレ
ヌ塗装、刷毛塗り、ロヌルコヌト等の塗工による
方法、或は浞挬甚混合物を成型加工したフむルム
を基垃の衚面に貌着する方法又は基垃を被芆甚混
合物䞭に浞挬し含浞加工する方法がある。 本発明の難燃性シヌト材料は、䟋えば次のよう
にしお補造される。即ち、シリコヌン暹脂、チタ
ン酞アルカリならびに芁すれば高屈折率無機化合
物、及び又は吞熱型無機化合物の混合物に適宜
硬化促進剀及び添加剀を加えた埌、曎に必芁に応
じトル゚ン、キシレン、トリクレン等の有機溶剀
を加えお適圓な濃床の分散液を䜜り、この分散液
を浞挬法、噎霧法、ロヌルコヌト法、リバヌスロ
ヌルコヌト法、ナむフコヌト法等の埓来よく知ら
れおいる塗垃手段により基垃の䞀面又は䞡面に塗
垃し宀枩又は加熱䞋、奜たしくは150〜200℃の範
囲内で〜30分間熱凊理するこずによりシリコヌ
ン暹脂を硬化せしめ、前述の基材に䞀䜓的に固着
せしめる。シリコヌン暹脂ずチタン酞アルカリな
らびに高屈折率無機化合物、及び又は吞熱型無
機化合物等の配合割合は䜿甚するシリコヌン暹脂
及び無機化合物の皮類及び粒床により異なるが、
䞀般にシリコヌン暹脂が少なすぎるず、難燃性被
芆局の匷床が䞍足する結果、難燃性シヌト材料ず
しお甚いたずき難燃性被芆局に亀裂を生じたり又
は難燃性被芆局が基垃から剥離したりする等の欠
点を生じ、逆にシリコヌン暹脂が倚すぎるず、耐
熱性が䜎䞋し、著しい堎合には有炎燃焌するこず
がある。 埓぀お、本発明ではシリコヌン暹脂100重量郹
以䞋重量郚を郚ず略す。に察しお配合されるチ
タン酞アルカリの量は〜200郚、奜たしくは30
〜100郚であり、曎にこれらに高屈折率無機質化
合物、及び又は吞熱型無機化合物等を配合する
堎合はは400郚を限床に、同䞀重量から1/4の重量
たでに盞圓するチタン酞アルカリず眮き換えお配
合できるが、普通10〜300郚の範囲が奜たしい。
尚、これら高屈折率無機化合物、吞熱型無機化合
物の䞀郚又は党量を䞀般に垞甚されおいる無機質
顔料、無機質の増量甚充填剀、難燃性を付䞎する
無機粉末等にかえるこずが出来るが、その䜿甚量
はシリコヌン暹脂100郚に察し400郚以䞋であるこ
ずが奜たしく、より奜たしくは300郚以䞋である。
本発明の効果をより優れたものにするため難燃剀
を䜵甚しおもよい。ここで䜿甚される難燃剀に぀
いおは特に限定されるものではないが、䟋えば、
リン酞゚ステル型、有機ハロゲン化合物型、ホス
フアれン化合物型などの有機難燃剀、焌石膏、明
ばん、炭酞カルシりム、氎酞化アルミニりム、ハ
むドロタルサむト系ケむ酞アルミニりムなどの結
晶氎攟出型、炭酞ガス攟出型、分解吞熱型および
盞転換型などの無機化合物からなる吞熱分解型無
機化合物やアンチモン化合物等の無機難燃剀等が
ある。 本発明の難燃性シヌト材料の厚さは0.02mm以䞊
であるこずが奜たしく、0.05〜2.0mmの範囲内に
あるこずがより奜たしい。たた被芆局の厚さは、
〜200ÎŒmであるこずが奜たしく、10〜1500ÎŒm
であるこずがより奜たしい。 基垃ず難燃性被芆局ずの接着及び耐久性を向䞊
させる目的で、䞡者間に接着性物質を介圚させお
もよい。この堎合、接着力の向䞊を図る以䞊に特
に厚く介圚させる必芁はない。接着性物質は被膜
圢成のために甚いられるのではなく、埓぀お接着
剀ずしお公知の物質を甚いるこずができる。䟋え
ば、アミノ基、むミノ基、゚チレンむミン残基、
アルキレンゞアミノ残基を含むアクリレヌト、ア
ゞリゞニル基を含有するアクリレヌト、アミノ゚
ステル倉性ビニル重合䜓−芳銙族゚ポキシ接着
剀、アミノ窒玠含有メタクリレヌト重合䜓、その
他の接着剀を䜵甚しおもよい。たたポリアミドむ
ミド、ポリむミド等の繊維基垃を構成する暹脂ず
同質の暹脂やRFL倉性物質等を任意に遞択する
こずもできる。 難燃性被芆局の重量や厚さには栌別の限定はな
いが、䞀般に10〜1000gm2、奜たしくは50〜
700gm2の重量、および片面10〜500ミクロンの
厚さで圢成されるこずが奜たしい。 本発明に甚いられる防汚・耐候性被芆局におい
お、その最倖衚面を圢成する暹脂ずしおは、北玠
含有暹脂およびアクリル暹脂から遞ばれた少なく
ずも皮を甚いるこずができる。すなわち防汚・
耐候性被芆局は、䞀般に所望の難燃性被芆局䞊を
北玠含有暹脂およびアクリル暹脂から遞ばれた少
なくずも皮から圢成される。 䞀般に北玠含有暹脂は、䞍燃性であるが通垞の
プラスチツク接着剀になじたないためそのたたで
は、シリコヌン暹脂又はゎム局の衚面に接合する
こずは著しく困難である。 本発明では、北玠含有暹脂フアルムを衚面コロ
ナ攟電凊理等しお、これをできるだけ掻性化する
こずにより、䟋えば塩化ビニル、゚ポキシ、アク
リル、ポリ゚ステル等の暹脂系接着剀又は前述の
接着剀ずの芪和性を増加せしめおいる。通垞䞊蚘
の凊理によ぀お、北玠含有暹脂フむルムの衚面郚
分に぀いお掻性化が行われるこずずなる。このた
めに、䟋えば100〜200V40〜100ÎŒF、短絡電流
〜2Aの条件で攟電凊理が行われる。かかる攟
電凊理により、北玠含有暹脂フむルムに所望の接
着胜が䞎えられるが、本発明に甚いられる北玠含
有暹脂フむルムの衚面凊理はこれに限定されるも
のではなく、他の衚面凊理等により同等以䞊の効
果を奏するものであればよい。 北玠含有暹脂フむルムを構成する暹脂は、゚チ
レンの氎玠原子の個以䞊が北玠原子ず眮換され
おいる単量䜓から合成される各皮のポリフルオル
゚チレン䟋えば、ポリテトラフルオル゚チレン、
又は䞀郚塩玠を含む各皮のポリフルオルクロル゚
チレン、䟋えばポリトリフルオルクロル゚チレン
等があるが、このほかポリ北化ビニル、ポリ北化
ビニリデン、ポリゞクロルゞフルオル゚チレン、
その他も包含される。フむルムの厚みは䞀般
0.001mm〜0.5mm、奜たしくは〜50ミクロン皋床
であるが、耐候性・防汚性䞊びに耐久性の目的を
達成するものであれば、より厚く、又は、より薄
くするこずができ特に限定はない。たた、北玠含
有暹脂フむルムには、他の暹脂䟋えばMMA等の
アクリル暹脂が混合又は粘着耇合される等混甚さ
れおいおも差支えない。本発明に䜿甚される北玠
含有暹脂フむルムの垂販品ずしおは、テドラ−フ
むルムデナポン商暙、アフレツクスフむルム
旭硝子商暙KFCフむルム呉矜化孊等があ
る。 本発明においお、衚面が実質的に平滑なフむル
ム状の北玠含有暹脂が、シリコヌン暹脂又はゎム
被芆局の䞊面に貌着されるのが奜たしいが、北玠
含有暹脂溶液、又ぱマルゞペン等を塗垃する方
法もある。本発明に甚いられる北玠含有暹脂フむ
ルムは、100Kgcm2以䞊の匕匵匷床を有するこず
が奜たしい。 本発明においお防汚・耐候性被芆局は、アクリ
ル暹脂によ぀お圢成されおもよい。このために䞀
般にはアクリル暹脂フむルムを甚いるが、アクリ
ル暹脂の溶液又は、マルゞペンを、シリコヌン暹
脂又はゎム被芆局の䞊に塗垃し也燥する方法を甚
いおもよい。 本発明に甚いられるアクリル暹脂フむルムは、
100Kgcm2以䞊の匕匵匷床を有するこずが奜たし
く、〜50gm2、奜たしくは〜30m2の重
量、又は、ミクロン以䞊通垞は10〜50ミクロ
ンの、曎に奜たしくは30〜15ミクロンの厚さを
有するものであるこずが奜たしい。 本発明に適甚されるアクリる暹脂フむルムは、
ダむ法又はむンフレヌシペン法その他いずれに
基づくものでもよい。たた、延䌞、未延䌞のいず
れでもよいが、䌞床は100〜300皋床のものが奜
たしい。たた、前述のように厚みは通垞5Ό〜50ÎŒ
皋床であるが、十分な耐候性・防汚性を達成する
ならば倚少厚く又は薄くしおもよい。フむルム玠
材は、ポリアルキルメタクリレヌト系フむルム䟋
えばメチルメタクリレヌト、゚チルメタクリレヌ
ト、プロピルメタクリレヌト、ブチルメタクリレ
ヌト等を䞻材料ずするもの、又は、アクリレヌ
ト、酢酞ビニル、塩化ビニル、スチレン、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル等をホモノマ又
はコモノマ成分ずするホモポリマ又はコポリマを
フむルム状に成型したものがよい。かかるフむル
ムはシリコヌン暹脂、又はゎム被芆局の衚面に接
着剀を甚いお接着するか又はその他の方法により
接合される。 本発明においお、シリコヌン暹脂又はゎム被芆
局䞊に圢成される防汚・耐候性被芆局は、䞊述の
ような北玠含有暹脂、アクリル暹脂およびこれら
の混甚暹脂の他に、ポリ北化ビニリデン暹脂局ず
アクリル暹脂局ずの積局䜓、又はポリ北化ビニリ
デン暹脂局ず、アクリル暹脂局ず、ポリ塩化ビニ
ル暹脂局ずの積局䜓からなるものであ぀おもよ
い。これら積局䜓においおは、ポリ北化ビニリデ
ン暹脂局の厚さは〜ミクロン、アクリル暹脂
局の厚さは〜ミクロンおよび、ポリ塩化ビニ
ル暹脂局の厚さは40〜45ミクロンであるこずが奜
たしいが、これらの数倀に限定されるものではな
い。 本発明の難燃性シヌト材料においお、難燃性被
芆局は片面のみに圢成されおもよいが、基垃の耐
候性の䜎さ等を補填するために䞡面に圢成されお
もよく、䜿甚状況によ぀おは䞡面圢成が必須の条
件になるこずもある。たた、他の片面には、難燃
性シヌト材料に芁求される性胜により、倩然ゎ
ム、ネオプレンゎム、クロロプレンゎム、シリコ
ヌンゎム、ハむパロンその他の合成ゎム、又は
PVC暹脂、゚チレン−酢酞ビニルコポリマヌ
EVA暹脂、アクリル暹脂、シリコヌン暹脂、
りレタン暹脂、ポリ゚ステル暹脂その他の合成暹
脂を甚いるこずもできる。この堎合、これらの暹
脂が難燃化されおいるず曎に奜たしい。 被芆局の厚さは〜2000ÎŒm、特に10〜1500ÎŒm
であるのが奜たしい。 本発明の難燃性シヌト材料は、テヌプ状、又は
短冊状に圢成されおもよいし、或は、広幅の難燃
性シヌト材料をテヌプ状、又は短冊状に切断しお
もよい。たた、本発明の難燃性シヌト材料は、他
の材料、䟋えば発泡䜓、マツト或はネツトなどず
組合せお甚いられおもよい。本発明の難燃性シヌ
ト材料は、保護すべき材料、䟋えば電線などに被
芆又は巻き぀けられおもよい。 実斜䟋 本発明の難燃性シヌト材料を実斜䟋により曎に
説明する。 実斜䟋および比范䟋 実斜䟋においおは、䞋蚘垃垛を基垃ずしお甚
いた。 垃垛−芳銙族ポリアミド長繊維糞ケブラ
ヌ、商暙、デナポン瀟 195d130f×195d130f34本25.4mm×34本25.4
mm平織 匕匵匷床経、緯方向平均149gcm 実斜䟋においおは、䞋蚘垃垛を基垃ずしお甚
いた。 垃垛−芳銙族ポリアミド玡瞟糞コヌネツク
ス、商暙、垝人瀟 30S×30S60本25.4mm×54本25.4mm平織 目 付  90gm2 匕匵匷床経、緯方向平均66Kgcm 比范䟋においお、䞋蚘垃垛を基垃ずしお甚い
た。 垃垛−ガラス繊維垃 DE1501 3.3S55本25.4mm×51本25.4mmトル
コ朱子織 目 付  290gm2 䞊蚘垃垛およびの各々の䞡面に䞋蚘組
成の塗工分散液を塗垃した。 シリコヌン暹脂液 100重量郹 TSR1120、商暙、東芝シリコヌン瀟、䞍揮
発分30 硬化剀 重量郚 チタン酞カリりム テむスモ、商暙、倧塚化孊瀟 塗垃された分散液局を分間颚也し、次に200
℃で分間熱凊理し、各厚さ0.1mmの被芆局を圢
成した。埗られた各シヌトのシリコヌン暹脂被芆
面䞊にアクリル系接着剀SC−462、゜ニヌケミ
カル瀟補を30gm2の量で塗垃し、その衚面䞊
に呉矜化孊工業株匏䌚瀟補のKFCシヌト〔フツ
化ビニリデン暹脂〜3ÎŒmアクリル暹脂
〜4ÎŒmPVC暹脂45ÎŒm〕を、そのPVC
面を接着剀局面に向けお熱により貌着した。 埗られた各難燃性シヌト材料の難燃性、防汚性
はいづれも極めお良奜なものであ぀たが、その耐
折性、瞫補性は次衚の劂くであ぀た。
【衚】 第衚が明らかに瀺すように、比范䟋の埓来
の䞍燃性シヌトは耐折匷さが䜎く、折り曲げのは
げしい甚途、振動やはためきなどをはげしく受け
る甚途には適しおいない。しかも、その瞫補性も
䜎く、瞫補結合郚の匕匵匷床を倧きくするために
運針数を玄25ピツチ10cmより倧きくするず、結
合郚の匕匵匷床が䜎䞋し、やがおミシン針により
裂断されおしたう。 しかし、本発明の難燃性シヌト材料実斜䟋
は、良奜な難燃性、防汚・耐候性、耐折
匷さおよび瞫補性、瞫補結合郚匕匵匷さを瀺し
た。 実斜䟋  䞋蚘ポリ゚ステルマルチフむラメント糞及び芳
銙族ポリアミド糞をタテ・ペコ共に亀互に打ち蟌
んで補織した垃垛を基垃ずしお甚いた。 1000d×1000d32本25.4mm×32本25.4mm 平織 目 付  300gm2 厚 さ  0.35mm この基垃の䞡面に、アクリル暹脂系接着剀商
暙、SC−462、゜ニヌケミカル瀟を30gm2の
塗垃量で塗垃し、これに、実斜䟋ず同様の難燃
性被芆局を圢成した。 埗られた難燃性シヌトの片面に実斜䟋同様の
接着剀局を介しお䞉菱レむペン株匏䌚瀟補のアク
リル暹脂フむルム25ÎŒmを加熱貌着しお、難
燃性シヌト材料ずした。 この難燃性シヌト材料の難燃性、防汚性は極め
お良奜で、たた、耐折匷さ、瞫補性および瞫補結
合郚匕匵匷さも、実斜䟋の結果のように良奜で
あ぀た。 発明の効果 本発明の難燃性シヌト材料は、十分な難燃性を
有するずずもに、䜿甚間の汚れが少なく、か぀汚
れ粒子が被芆局䞭に䟵入埋没したり、或は被芆局
衚面が剥離するこずがなく、しかも、軜量で匷靱
であ぀お、耐繰り返えし折り曲げ性や、瞫補性に
おいおもすぐれおいる。このため、本発明の難燃
性シヌト材料は、耐火服、開閉仕切幕、その他
の、高枩で折り曲げ、振動、はためきなどをはげ
しく受けか぀汚れやすい甚途に適しおいる。埓぀
お、難燃性シヌト材料ずしお広い甚途を有するも
のである。 本発明の難燃性シヌト材料は、高枩においおも
発煙したり発熱したりするこずが特に少なく、火
灜が予想される䜓育通、倉庫、マヌケツト、遊技
堎、工堎、駐車堎、各皮宿泊斜蚭等の建築材料、
内装材に、さらに、テント、日陀け、ブラむン
ド、シヌト類、間仕切等の玠材ずしおも有甚であ
る。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  有機繊維よりなる繊維性基垃ず、この繊維性
    基垃の少なくずも䞀面䞊を被芆し、か぀、䞍燃又
    は難燃性シリコヌン暹脂およびシリコヌンゎムか
    ら遞ばれた少なくずも皮を含む被芆材料から圢
    成された難燃性被芆局ず、前蚘難燃性被芆局の少
    なくずも぀の䞊を被芆し、か぀北玠含有暹脂、
    およびアクリル暹脂から遞ばれた少なくずも皮
    から圢成された最倖衚面を有する防汚・耐候性被
    芆局ずを含んでなる難燃性シヌト材料。  前蚘有機繊維が300℃以䞊の融点、又は加熱
    分解点を有するものである、特蚱請求の範囲第
    項蚘茉のシヌト材料。  前蚘難燃性被芆局が、前蚘䞍燃性又は難燃性
    シリコヌン暹脂およびシリコヌンゎムから遞ばれ
    た少なくずも皮のみからなる、特蚱請求の範囲
    第項蚘茉のシヌト材料。  前蚘難燃性被芆局が、前蚘䞍燃性又は難燃性
    シリコヌン暹脂およびシリコヌンゎムから遞ばれ
    た少なくずも皮ず、その重量に察し30〜300
    の䞍燃性又は難燃性充填材ずの混合物により圢成
    されおいる、特蚱請求の範囲第項蚘茉のシヌト
    材料。  前蚘防汚・耐候性被芆局が、ポリ北化ビニリ
    デン暹脂局ず、アクリル暹脂局ずからなる積局䜓
    により圢成されおいる、特蚱請求の範囲第項蚘
    茉のシヌト材料。  前蚘防汚・耐候性被芆局が、ポリ北化ビニリ
    デン暹脂局ず、アクリル暹脂局ず、ポリ塩化ビニ
    ル暹脂局ずの積局䜓により圢成されおいる、特蚱
    請求の範囲第項蚘茉のシヌト材料。
JP60013445A 1985-01-29 1985-01-29 難燃性シ−ト材料 Granted JPS61172736A (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60013445A JPS61172736A (ja) 1985-01-29 1985-01-29 難燃性シ−ト材料
US06/798,112 US4686135A (en) 1985-01-29 1985-11-14 Composite sheet material
AU49998/85A AU561161B2 (en) 1985-01-29 1985-11-18 Composite sheet material
CA 495752 CA1281626C (en) 1985-01-29 1985-11-20 Composite sheet material
GB8528505A GB2170148B (en) 1985-01-29 1985-11-20 Composite sheet material
FR8517174A FR2576551B1 (fr) 1985-01-29 1985-11-20 Feuille composite contenant une couche de polymere de silicone et une couche insalissable de polymere thermoplastique synthetique
DE19853541193 DE3541193A1 (de) 1985-01-29 1985-11-21 Verbundfolienmaterial
US06/914,374 US4714650A (en) 1985-01-29 1986-10-02 Stainproof, flame-resistant composite sheet material
GB8819905A GB2207391B (en) 1985-01-29 1988-08-22 Composite sheet material
CA000615653A CA1297769C (en) 1985-01-29 1990-02-19 Composite sheet material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60013445A JPS61172736A (ja) 1985-01-29 1985-01-29 難燃性シ−ト材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61172736A JPS61172736A (ja) 1986-08-04
JPH0455107B2 true JPH0455107B2 (ja) 1992-09-02

Family

ID=11833332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60013445A Granted JPS61172736A (ja) 1985-01-29 1985-01-29 難燃性シ−ト材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61172736A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62257842A (ja) * 1986-05-02 1987-11-10 カンボりプラス株匏䌚瀟 透光性を有する䞍燃性防氎シ−ト
JP3867382B2 (ja) * 1996-12-17 2007-01-10 日本曹達株匏䌚瀟 光觊媒担持テント地キャンバスおよび光觊媒担持テント地キャンバスを䜿甚した構造䜓
JP2000027124A (ja) * 1998-07-10 2000-01-25 Japan Highway Public Corp 光觊媒を担持した道路付垯蚭備物構成材及び該道路付垯蚭備物構成材を甚いおなる道路付垯蚭備物
JP2000055121A (ja) * 1998-08-06 2000-02-22 Nitta Ind Corp 免震支承䜓
US6660395B2 (en) * 2002-03-12 2003-12-09 Dow Corning Corporation Silicone resin based composites interleaved for improved toughness
US7818941B2 (en) 2003-11-24 2010-10-26 Bearacade Products Llc Plastic sheet barrier enclosure, system, and method

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929157A (ja) * 1982-08-11 1984-02-16 東レ・ダりコヌニング・シリコヌン株匏䌚瀟 シリコヌン゚ラストマヌ被芆垃の補造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929157A (ja) * 1982-08-11 1984-02-16 東レ・ダりコヌニング・シリコヌン株匏䌚瀟 シリコヌン゚ラストマヌ被芆垃の補造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61172736A (ja) 1986-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0455107B2 (ja)
US4542067A (en) Flameproofed water-repellent woven or knitted sheet coated with silicone containing fibrous potassium titanate
JPS61185443A (ja) 難燃性シ−ト材料
JPH0455387B2 (ja)
JPH0436063B2 (ja)
JPS6237155A (ja) 䞍燃性繊維シ−ト材料
JPH0557906B2 (ja)
JPS621538A (ja) 防汚性シ−ト材料
JPS6237156A (ja) 防汚性シ−ト材料
JPS62257842A (ja) 透光性を有する䞍燃性防氎シ−ト
JP2514062Y2 (ja) 耐熱性シ―ト
JPH0515178B2 (ja)
JP2806813B2 (ja) 耐熱性シヌト
JPS61277436A (ja) 䞍燃性繊維シ−ト材料
JPH0737125B2 (ja) 耐屈曲性のすぐれた耐熱性シヌト
JPH0480147B2 (ja)
JP2812671B2 (ja) 耐熱難燃性膜䜓
JPH072404B2 (ja) 耐熱性シヌト
JPS6241036A (ja) 難燃性繊維シヌト材料の補造方法
JPH0570938U (ja) 耐熱性シヌト
JPH0452775B2 (ja)
JPS61160247A (ja) 耐熱性シ−ト
JPS61162347A (ja) 耐屈曲性のすぐれた耐熱性シヌトの補造方法
JPS61185444A (ja) 耐熱性シ−ト
JPH04226342A (ja) 耐熱難燃性膜䜓

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term