JPH0557906B2 - - Google Patents

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JPH0557906B2
JPH0557906B2 JP60141523A JP14152385A JPH0557906B2 JP H0557906 B2 JPH0557906 B2 JP H0557906B2 JP 60141523 A JP60141523 A JP 60141523A JP 14152385 A JP14152385 A JP 14152385A JP H0557906 B2 JPH0557906 B2 JP H0557906B2
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JP
Japan
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nonflammable
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flammable
sheet material
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JP60141523A
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JPS623947A (ja
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Kazuhide Ino
Tsutomu Oohayashi
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Hiraoka and Co Ltd
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Hiraoka and Co Ltd
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Publication date
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Priority to AU49998/85A priority patent/AU561161B2/en
Priority to FR8517174A priority patent/FR2576551B1/fr
Priority to CA 495752 priority patent/CA1281626C/en
Priority to GB8528505A priority patent/GB2170148B/en
Priority to DE19853541193 priority patent/DE3541193A1/de
Priority to US06/914,374 priority patent/US4714650A/en
Publication of JPS623947A publication Critical patent/JPS623947A/ja
Priority to GB8819905A priority patent/GB2207391B/en
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、不燃、又は難縁性にすぐれ、かつ防
汚・耐候性すぐれた不燃性繊維シート材料に関す
るものである。 〔従来の技術〕 近年、建築材料、内装材料、車輌、船舶および
航空機などの部材として種々の合成樹脂を含むシ
ート材料が用いられている。これらの合成樹脂は
火災等により燃焼したとき多量の有害又は有毒ガ
スや、煙を発生するという欠点を有している。例
えば、上記のシート材料としてポリ塩化ビニル樹
脂を含むものが多量に用いられており、このよう
なシート材料の不燃化又は難燃化について種々の
提案がなされている。 例えば特公昭55−4582号には、シート材料基布
に塗布されるべきポリ塩化ビニル樹脂に、ホウ酸
塩、亜鉛化合物、又は鉄化合物と、水酸化アルミ
ニウム、又は硫酸バリウムを添加することが提案
されているが、その結果は、まだ十分満足できる
ものではない。 特公昭53−13505号、および特開昭54−68470号
などには、不燃化樹脂としてシリコーン樹脂を用
いることが提案されている。これらの場合、不燃
化又は難燃化の効果はかなり高いのであるが、こ
のようなシリコーン樹脂により被覆されたシート
材料は、例えばテント用シートとして屋外におい
て使用される場合、その使用中に著しく汚れ易
く、かつ、このシリコーン樹脂被覆層は、その表
面が柔らかく、脆いため、種々の固体ゴミ粉末な
どが付着・侵入して埋没したり、或はこの被覆層
を剥離したりする欠点がある。 このようなシリコーン樹脂被覆層の欠点を解消
するために本発明者らは先に、前述の不燃性被覆
層に防汚性・耐候性のすぐれた熱可塑性合成樹脂
から形成される防汚・耐候性被覆層を設けること
を提案した。このような防汚・耐候性被覆層の形
成により確かに種々の固体ゴミ粉末などが不燃性
被覆層に付着・侵入して埋没するという問題は解
消された。しかし、不燃性被覆層と、防汚・耐候
性被覆層との接着強度、およびこの接着の耐久性
について層の改善が望まれていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、不燃性被覆層と、防汚・耐候性被覆
層とを有する従来の不燃性繊維シート材料におけ
る、前記不燃性被覆層と、防汚・耐候性被覆層と
の間の接着強度およびその耐久性に関する問題点
を解決しようとするものである。 〔問題点を解決するための手段および作用〕 本発明の不燃性繊維シート材料は、不燃性繊維
布帛よりなる不燃性基布と、この不燃性基布の少
なくとも一面上を被覆し、かつ、不燃又は難燃性
シリコーン樹脂およびシリコーンゴムから選ばれ
た少なくとも1種を含む被覆材料から形成され
た、不燃性被覆層と、前記不燃性被覆層の少なく
とも一つの上を被覆している防汚・耐候性被覆層
とを含み、前記防汚・耐候性被覆層が、弗素含有
樹脂層、アクリル樹脂層、ポリ弗化ビニリデン樹
脂層とアクリル樹脂層との積層体、または、ポリ
弗化ビニリデン樹脂層とアクリル樹脂層とポリ塩
化ビニル樹脂層との積層体により形成されてお
り、かつ前記不燃性被覆層と、前記防汚・耐候性
被覆層との間に、前記不燃性被覆層表面に、低温
プラズマ処理を施して得られる低温プラズマ変性
層が形成されていて、前記不燃性被覆層と、前記
防汚・耐候性被覆層とが、前記低温プラズマ変性
層を介して接着されていることを特徴とするもの
である。 本発明の不燃性繊維シート材料の構成を添付図
面を参照して説明する。 添付図面において不燃性繊維シート材料は、不
燃性繊維基布1とその両面上に形成された不燃性
被覆層2a,2bと、この不燃性被覆層のそれぞ
れの上に形成された低温プラズマ変性層3a,3
bと、低温プラズマ変性層のそれぞれの上に塗布
された接着剤層4a,4bと、この接着剤層のそ
れぞれの上に塗布された防汚・耐候性被覆層5
a,5bとからなるものである。 上記の態様の不燃性繊維シート材料において接
着剤層は必ずしも必要でないことがある。また、
防汚・耐候性被覆層、およびその下の低温プラズ
マ変性層を有する不燃性被覆層は、基布の片面の
みに形成されていてもよい。 本発明の不燃性繊維シート材料に用いられる不
燃性基布は不燃性繊維布帛よりなるものであつ
て、このような布帛としては、ガラス繊維、アス
ベスト繊維、金属繊維および/又は、その他の無
機不燃性繊維からなる編織物又は不織布を用いる
ことができる。基布用布帛としては、不燃性被覆
層との接着性および柔軟性、耐水性などを良好に
するために、焼却減量が1.5%以下、クロスカバ
ーフアクターが25〜35のものが好ましく、また50
Kg/25mm以上、特に200Kg/25mm以上の経・緯方
向引張り強度、および100g/m2以上、特に200〜
900g/m2以上の目付を有するもの、特にガラス
繊維が好ましい。 本発明において不燃性被覆層を形成するために
用いられるシリコーン樹脂およびシリコーンゴム
は、例えば、オルガノポリシロキサン系シリコー
ン樹脂、ポリアクリルオキシアルキルアルコキシ
シラン系シリコーン樹脂、ポリビニルシラン系シ
リコーン樹脂、ポリシルチアン、ポリシラザン、
珪素含有側鎖を有する炭素ポリマー、ポリシラン
などから選ぶことができる。例えば、信越化学製
難燃性シリコーン樹脂KR166、KR168、KR202、
KR2038およびKR−101−10などは、本発明に使
用することのできるものである。 本発明に用いられるシリコーン樹脂は、硬化剤
(加硫剤)の併用によりシリコーンゴムに変性さ
れていてもよい。 本発明に用いられるオルガノポリシロキサン系
樹脂は、ビニル基、アリル基、ヒドロキシル基、
炭素数1〜4のアルコキシ基、アミノ基、メルカ
プト基等の有機置換基を少なくとも1個有するも
ので、ポリジメチルシロキサン系シリコーン樹
脂、ポリジフエニルシロキサン系シリコーン樹
脂、ポリメチルフエニルシロキサン系シリコーン
樹脂、及びこれらの共重合体からなる樹脂などを
包含する。 本発明に用いられるポリアクリルオキシアルキ
ルアルコキシシラン系シリコーン樹脂は、 一般式 (Rは炭素原子数1〜10の一価炭化水素基、
R′は水素又は炭素原子数1〜10の一価炭化水素
基、R″は炭素原子2〜10の二価炭化水素基であ
り、nは1〜3の整数である。) で表わされるアクリルオキシアルキルアルコキシ
ンランと少なくとも1種のエチレン系不飽和モノ
マーとの共重合体を包含するものである。 更に本発明に用いられるポリビニルシラン系シ
リコーン樹脂は、 下記一般式: 〔但しR′は前出と同じ、BはOR′、又はOR″−
OR′(R′、R″は前出と同じ)を示す。〕 で表わされるビニルシラン化合物と少なくとも1
種のエチレン系不飽和モノマーとの共重合物も包
含する。 上述のエチレン系モノマーはシリコーン樹脂中
に1〜50重量%の含有率で共重合されていてもよ
い。このようなモノマーとしては、例えばスチレ
ン、メチルスチレン、ジメチルスチレン、エチル
スチレン、クロルスチレン、ブロモスチレン、フ
ルオロスチレン、ニトロスチレン、或はアクリ
ル、メタアクリル酸、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、メチルメ
タアクリレート、エチルメタアクリレート、ブチ
ルメタアクリレート、アクリルアミド、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタアクリレート、アクリロニトリル、メタア
クリロニトリル、2−クロロアクリロニトリル、
ビニルアセテート、ビニルクロロアセテート、ビ
ニルブチレート、ビニルクロライド、ビニルブロ
マイド、ビニルフルオライド、ビニリデンクロラ
イド、ビニルハロゲン化合物、およびビニルエー
テル類等がある。 上述のシリコーン樹脂は他の樹脂、例えば、エ
ポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アルキツド樹
脂、アミノ樹脂などで変性されたものであつても
よく、或いは脂肪酸変性されたものであつてもよ
い。 本発明の不燃性繊維シート材料において、自消
性を重複する場合には、オルガノポリシロキサン
系シリコーン樹脂にあつては、ポリシロキサン成
分がシリコーン樹脂中好ましくは70重量%以上の
もの、ポリアクリロオキシアルキルアルコキシシ
ラン系シリコーン樹脂およびポリビニルシラン系
シリコーン樹脂においては、共重合させるエチレ
ン系不飽和モノマーが50重量%以下、特に20重量
%以下のものが好ましい。また、自消性とともに
可撓性を重視する場合には、変性されていないオ
ルガノポリシロキサン系シリコーン樹脂が好まし
い。尚、これらのシリコーン樹脂は、室温で固
体、可撓性ペースト、液体、およびエマルジヨン
等の分散物のいづれであつてもよく、必要により
適宜の溶媒を加えて使用する。またシリコーンゴ
ムを硬化機構別に観ると、シリコーンゴムは室温
硬化型、加熱硬化型、紫外線または電子線硬化型
に分類されるが、一般に当業者に周知の硬化剤や
硬化促進剤、例えば亜鉛、鉛、コバルト、鉄等の
金属カルボン酸塩、ジブチルスズオクトエート、
ジブチルスズラウレート、等の有機スズ化合物、
テトラプロピルチタネート、テトラオクチルチタ
ネート等のチタンキレート化合物、N−N−ジメ
チルアニリン、トリエタノールアミン等の三級ア
ミン、或はベンゾイルパーオキサイド、ジクミル
パーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド等の
過酸化物、および白金系触媒、等の併用すること
により所望の三次元網目状構造体に硬化する。 不燃性被覆層は、上記のようなシリコーン樹脂
および/又はシリコーンゴムのみから形成されて
いてもよいが、これらの材料に、その重量に対し
30〜30%、好ましくは100〜250%の他の充填剤、
例えばシリカ系充填剤、チタン酸カリウム系充填
剤、石綿センイ、雲母およびその他の無機耐熱材
料を混合したものであつてもよい。 充填剤はシリコーン樹脂ワニスで形成される樹
脂層の補強作用を果すもので、例えば、酸化チタ
ン、マイカ、アルミナ、タルク、ガラス繊維粉
末、石綿微細繊維、シリカ粉末、クレイ等の各種
無機物があげられるが、得られる不燃性繊維シー
ト材料に表面平滑性を具備せしめたい場合には、
不燃性繊維シート材料の表面平滑性を損うことの
ないように、一般に50μm以下の微粉末状のもの
を使用するのが好ましい。 また無機充填剤の中でも、特に製品の耐熱性を
増進するものとして、チタン酸アルカリを用いる
ことが有効である。すなわち、チタン酸アルカリ
はシリコーン樹脂ワニス中に配合されて使用され
るもので、本発明の不燃性繊維シート材料に十分
な防炎特性を保持せしめるものである。 チタン酸アルカリについて更に詳しく説明す
る。チタン酸アルカリは、一般式M2O・nTiO2
mH2O(式中MはLi、Na、K等のアルカリ金属を
表わし、nは8以下の実数を表わし、mは0又は
1以下の正の実数を表わす。)で表わされる周知
の化合物であり、更に具体的には、
Li4TiO4Li2TiO3(0<n<1、m=0)で表わさ
れる食塩型構造のチタン酸アルカリNa2Ti7O16
K2Ti6O15・K2Ti8O17(n<8、m=0)で表わさ
れるトンネル構造のチタン酸アルカリ等である。
これらのうち、一般式K2O・6TiO2mH2O(式中
mは前記と同じ)で表わされる六チタン酸カリウ
ム及びその水和物は、最終目的物の耐火、断熱性
をより大きく向上させる点で好適である。六チタ
ン酸カリウムに限らずチタン酸アルカリは、一般
に粉末又は繊維状の微細結晶体であるが、このう
ち、繊維度5μm以上、アスペクト比20以上、特
に100以上のものは、本発明の不燃性繊維シート
材料の強度の向上に好ましい結果をもたらす。ま
た、特に繊維状チタン酸カリウムは、比熱が高い
うえに断熱性能に優れ、本発明の不燃性繊維シー
ト材料の性能を具現するのに特に好ましい。 チタン酸アルカリは、前記のものをそのまま使
用することも出来るが、これによるより優れた補
強効果を発現させるためには、チタン酸カリウム
に対して0.50〜1.0重量%程度のシランカツプリ
ング剤、例えばγ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン等のシランカツプリング剤で繊維表面が処
理されているものを利用するのが好ましい。 更に、本発明の不燃性被覆層には高屈折率無機
化合物又は熱吸収特性無機化合物が含まれていて
もよい。高屈折率無機化合物は輻射熱に対する遮
断性能に優れ、また吸熱型無機化合物は溶接又は
溶断時のスラグと直接接触した場合は、この接触
面において加熱され、その分解時に吸熱反応が起
こり、スラグの温度を低下させる。従つて上記の
無機化合物は、本発明の不燃性被覆層の崩壊や貫
通破壊をおさえ、更には不燃性繊維シート材料基
材を保護することが出来るものである。 本発明に有用な高屈折率無機化合物は屈折率
1.5以上のものであればよいが、特に比重2.8以上
のものが好適であり、その例としては、下記のよ
うなものがある。 (1) ドロマイト (苦石灰 比重2.8〜2.9 屈折率1.50〜1.68) マグネサイト (菱黄土石比重3.0〜3.1 屈折率1.51〜1.72) アラゴナイト ( 比重2.9〜3.0 屈折率1.63〜1.68) アパタイト (燐灰石 比重3.1〜3.2 屈折率1.63〜1.64) スピネル (尖晶石 比重3.5〜3.6 屈折率1.72〜1.73) コランダム ( 比重3.9〜4.0 屈折率1.76〜1.77) ジルコン ( 比重3.90〜4.10 屈折率1.79〜1.81) 炭化ケイ素 ( 比重3.17〜3.19 屈折率1.65〜2.68) 等の天然又は合成鉱物の破砕品の粉末 (2) フリツト又は高屈折率ガラスもしくは燐鉱石
と蛇鉱石との固溶体として得られる溶成燐肥そ
の他の類似の固溶体の微細粉末もしくは粒状
物、繊維状物質又は発泡体など。 また吸熱性無機化合物としては、焼石膏、明ば
ん、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、ハイ
ドロサルサイト系ケイ酸アルミニウム等、結晶水
放出型、炭酸ガス放出型、分解吸熱型及び相転換
型等の吸熱型無機化合物を例示することができ
る。 繊維状チタン酸アルカリ、及び要すれば高屈折
率無機化合物、及び/又は吸熱型無機化合物をシ
リコーン樹脂中に混合分散せしめると、本発明に
係る不燃性繊維シート材料製造用の不燃性被覆用
混合物が得られる。混合分散調整方法としては、
公知の手段がすべて利用されうる。この他、上記
不燃性被覆用混合物中には、各成分を均質に分散
させるための、分散剤や脱泡剤、色や機械強度等
を調整するための着色剤、樹脂粉末、難燃剤、金
属粉、その他各種充填剤を自由に混入し得る。
尚、鋼粉、ニツケル粉、黄銅粉、アルミニウム粉
等の金属粉の混入は、表面熱反射効果、貫通抑制
効果の向上の点から好ましい。 不燃性基布上に不燃性被覆層を形成結着するに
は例えばシリコーン樹脂、チタン酸アルカリなら
びに要すれば高屈折率無機化合物、及び/又は吸
熱型無機化合物などを含む混合物に適宜硬化促進
剤及び添加剤を加えた後、更に必要に応じトルエ
ン、キシレン、トリクレン等の有機溶剤を加えて
適当な濃度の分散液を作り、この分散液を浸漬
法、噴霧法、ロールコート法、リバースロールコ
ート法、ナイフコート法等の従来よく知られてい
る塗布手段により基布の一面又は両面に塗布し室
温又は加熱下、好ましくは150〜200℃の範囲内で
1〜30分間熱処理をすることによりシリコーン樹
脂を硬化せしめ、前述の基材に一体的に固着せし
める。シリコーン樹脂とチタン酸アルカリならび
に高屈折無機化合物、及び/又は吸熱型無機化合
物等の配合割合は使用するシリコーン樹脂及び無
機化合物の種類及び粒度により異なるが、一般に
シリコーン樹脂が少なすぎると、不燃性被覆層の
強度が不足する結果、不燃性繊維シート材料を耐
火断熱シートとして用いたとき不燃性被覆層に亀
裂を生じたり又は不燃性被覆層が基布から剥離し
たりする等の欠点を生じ、逆にシリコーン樹脂が
多すぎると、耐熱性が低下する。 従つて、本発明に用いられる不燃性被覆層にお
いて、シリコーン樹脂100重量部に対して配合さ
れるチタン酸アルカリの量は1〜200重量部、好
ましくは30〜100重量部であり、更にこれらに高
屈折率無機化合物、及び/又は吸熱型無機化合物
等を配合する場合は400重量部を限度に、同一重
量から1/4の重量までに相当するチタン酸アルカ
リと置き換えて配合できるが、普通10〜300重量
部の範囲が好ましい。尚、これら高屈折率無機化
合物、吸熱型無機化合物の一部又は全量を一般に
常用されている無機質顔料、無機質の増量用充填
剤、難燃性を付与する無機粉末等にかえることが
出来るが、その使用量はシリコーン樹脂100重量
部に対し400重量部以下であることが好ましく、
より好ましくは300重量部以下である。 本発明の効果をより優れたものにするため不燃
性被覆層中に難燃剤を併用してもよい。ここで使
用される難燃剤については特に限定されるもので
はないが、例えば、リン酸エステル型、有機ハロ
ゲン化合物型、ホスフアゼン化合物型などの有機
難燃剤、焼石膏、明ばん、炭酸カルシウム、水酸
化アルミニウム、ハイドロタルサイト系ケイ酸ア
ルミニウムなどの結晶水放出型、炭酸ガス放出
型、分解吸熱型および相転換型などの無機化合物
からなる吸熱分解型無機化合物やアンチモン化合
物等の無機難燃剤等がある。 不燃性被覆層の重量や厚さには格別の限定はな
いが、一般に片面10〜1000g/m2、好ましくは50
〜700g/m2の重量、および片面10〜500μmの厚
さで形成されることが好ましい。 不燃性被覆層表面に低温プラズマ処理が施さ
れ、低温プラズマ変性層が形成される。この低温
プラズマ処理は、0.01〜10Torrの圧力下におい
て、プラズマ重合性を有しないガスの低温プラズ
マに不燃性被覆層の表面を曝すことにより行なう
ことができる。プラズマ発生条件としては、例え
ば、電極間に13.56MHz、10〜500Wの電力を印加
すればよく、放電は有極放電、無極放電のいずれ
によつても十分な結果が得られる。プラズマ処理
時間は印加電圧によつても相違するが、一般には
数秒から数十分とすることで十分である。 なお、プラズマ処理には、上記の方法以外にも
種々あり、例えば、放電周波数帯としては低周
波、マイクロ波、直流などを用いることができ、
プラズマ発生様式もグロー放電のほかコロナ放
電、火花放電、無声放電などを選ぶこともでき
る。また、電極も外部電極のほか、内部電極、コ
イル型など容量結合、誘導結合のいずれでもよ
い。しかし、どのような方法をとつても、放電熱
により材料表面が変質されないように注意を要す
る。プラズマ重合性を有しないガスとしては、ヘ
リウム、ネオン、アルゴン、窒素、亜酸化窒素、
二酸化窒素、酸素、空気、一酸化炭素、二酸化炭
素、水素などから選ばれた少なくとも1種からな
るものが用いられる。 上述のようにして、低温プラズマ処理された不
燃性被覆層の表面に接着性の高い低温プラズマ変
性層が形成される。この低温プラズマ変性層は不
燃性被覆層の未変性部分と強固に結着しておりか
つその接着性を著しく改善する。 次に低温プラズマ変性層上に防汚・耐候性被覆
層が、接着剤を用いて、又は用いずに、結着され
る。 上記接着剤として有用なものは、例えば、メラ
ミン系接着剤、フエノール系接着剤、エポキシ系
接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリエチレンイ
ミン系接着剤、ポリイソシアネート系接着剤、ポ
リウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリア
ミド系接着剤、及び酢ビ−塩ビ系接着剤、酢ビ−
エチレン系接着剤等の共重合体接着剤等をあげる
ことができ、特にエポキシ系接着剤、ポリエチレ
ンイミン系接着剤、ポリイソシアネート系接着
剤、ポリウレタン系接着剤、アクリル系接着剤等
が好ましいがこれらに限定されることなく、公知
の接着剤を任意に選択して使用することができ
る。 本発明に用いられる防汚・耐候性被覆層形成用
樹脂としては、弗素含有樹脂およびアクリル樹脂
を用いることができる。 弗素含有樹脂フイルムを構成する樹脂は、エチ
レンの水素原子の1個以上が弗素原子と置換され
ている単量体から合成される各種のポリフルオロ
エチレン例えば、ポリテトラフルオロエチレン又
は一部塩素を含む各種のポリフルオロクロルエチ
レン、例えばポリトリフルオロクロルエチレン等
があるが、このほかポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビ
ニリデン、ポリジクロルジフルオロエチレン、そ
の他も包含される。これらの弗素含有樹脂は、い
ずれも溶融点が高いので、通常のカレンダー加工
等は実施できないので一旦溶融して押出加工する
か、又は粉末状態の樹脂を加圧加熱してフイルム
状に成型するのが一般的であるが、特にこの方法
に限定されない。フイルムの厚みは一般に0.001
mm〜0.5mm、好ましくは5〜50μm程度であるが、
耐候性、防汚性並びに耐久性の目的を達成するも
のであればより厚く、又は、より薄くすることが
でき特に限定はない。また、弗素含有樹脂フイル
ムには、他の樹脂例えばMMA等が混合又は貼着
複合される等混用されていても本発明の目的を達
成するものであれば差支えない。本発明に使用さ
れる弗素含有樹脂フイルムの市販品としては、テ
ドラ−フイルム(デユポン商標)、アフレツクス
フイルム(旭硝子商標)がある。 本発明の不燃性繊維シート材料に用いられる防
汚・耐候性被覆層は、アクリル樹脂によつて形成
されてもよい。このため一般にアクリル樹脂フイ
ルムが用いられるこのようなアクリル樹脂フイル
ムは、Tダイ法又はインフレーシヨン法その他い
ずれに基づくものでもよい。また、延伸、未延伸
のいずれでもよいが、伸度は100〜300%程度のも
のが好ましい。また、前述のように厚みは通常
5μm〜50μm程度であるが、十分な耐候性、防汚
性を達成し得るならば、多少これよりも厚く又は
薄くしてもよい。フイルム素材は、ポリアルキル
メタクリレート系フイルム、例えばメチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、プロピルメタ
クリレート、ブチルメタクリレート等を主材料と
するもの、又は、アクリレート、酢酸ビニル、塩
化ビニル、スチレン、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル等をホモモノマー又はコモノマー成
分とするホモポリマー又はコポリマーをフイルム
状に成型したものがよい。 防汚・耐候性被覆層は、上述のような、実質的
に平滑な表面を有する弗素含有樹脂フイルム又
は、アクリル樹脂フイルムを、必要に応じ、その
接着表面に低温プラズマ処理又は、コロナ放電処
理を施してその接着性を向上させた後、これを低
温プラズマ変性層上に接着剤を用いて接合するこ
とが好ましい。しかし、他の防汚・耐候性被覆層
形成方法としては、上記の樹脂の溶液又はエマル
ジヨンを、低温プラズマ変性層表面に直接、又
は、その上に塗布された接着剤層表面に塗布し乾
燥固化する方法がある。 防汚・耐候性被覆層形成のために用いられるフ
イルムは、100Kg/cm2以上の引張強度を有するこ
とが好ましい。また、防汚・耐候性被覆層は1〜
50g/m2、好ましくは3〜30g/m2の重量、又
は、5μm以上(通常は10〜50μm)の、更に好ま
しくは30〜15μmの厚さを有すものであることが
好ましい。 本発明において、防汚・耐候性被覆層は、上述
のような弗素含有樹脂およびアクリル樹脂の他
に、ポリ弗化ビニリデン樹脂層とアクリル樹脂層
との積層体、又はポリ弗化ビニリデン樹脂層と、
アクリル樹脂層と、ポリ塩化ビニル樹脂層との積
層体からなるものであつてもよい。これら積層体
においては、ポリ弗化ビニリデン樹脂層の厚さは
2〜3μm、アクリル樹脂層の厚さは2〜4μmお
よび、ポリ塩化ビニル樹脂層の厚さは40〜45μm
であることが好ましいが、これらの数値に限定さ
れるものではない。 〔実施例〕 以下実施例により本発明を更に詳しく説明す
る。 実施例1および比較例1 厚さ0.25mmの平織ガラスクロスの両面に粘度
10000cPの両末端ビニル基封鎖ジメチルポリシロ
キサン100重量部、粘度40cPのメチルハイドロジ
エンポリシロキサン1.0重量部および白金化合物
触媒を主剤とし、ベンゾトリアゾール0.11重量部
を付加反応遅延剤として含有しカーボンブラツク
1.0重量部、水酸化アルミニウム粉末50重量部を
難燃性向上剤として含有する淡灰色ペースト状の
付加反応硬化性シリコーンゴム組成物をナイフコ
ーターによりコーテイングし、170℃で5分間加
熱加硫することにより、両面に各々厚さ0.1mmの
難燃性シリコーンゴム層を形成した不燃性中間シ
ート(試料1)を得た。なお、この難燃性シリコ
ーンゴム自体の難燃性は厚さ0.16mmでUL94V−
0で合格であつた。 上記不燃性中間シート(試料1)から採取され
た試験片を低温プラズマ処理装置中に装着し、装
置内圧力を10-5Torrまで排気減圧し、次に装置
内にアルゴンガスを導入して、装置内圧力
20.2Torrに調節した。次に、この雰囲気内で、
周波数13.56MHzの高周波電源(日本高周波社製)
を用い、消費電力100ワツトの低温プラズマ処理
を不燃性被覆層表面に30分間施し試料2を得た。 実施例1において、試料2の低温プラズマ変性
層の表面にポリアクリル樹脂接着剤(ソニーケミ
カル社製・SC−462)を100メツシユのグラビア
ロールを用いて20g/m2の量で塗布し、室温にて
乾燥した。次に接着剤層の表面にフツ化ビニリデ
ン樹脂フイルム(厚さ3μm)を加熱圧着した。 比較例1において、試料1の不燃性被覆層の表
面に実施例1と同様の操作を行なつた。 得られた各シート状物の、不燃性被覆層と、防
汚・耐候性被覆層との剥離強度を第1表に示す。 実施例2および比較例2 実施例2においては、実施例1と同様の操作
が、比較例2においては、比較例1と同様の操作
が行なわれた。但し、防汚・耐候性被覆層形成の
ために厚さ30μmのアクリル樹脂フイルムがエポ
キシ系接着剤により貼着された。 結果を第1表に示す。 実施例3および比較例3 実施例3においては実施例1と同様の操作が、
また比較例3においては比較例1と同様の操作が
行なわれた。但し、防汚・耐候性被覆層形成のた
めにKFCフイルム(呉羽化学社製、フツ化ビニ
リデン樹脂層(2μm厚さ)と、アクリル樹脂層
(2〜4μm)と、ポリ塩化ビニル樹脂層(45μm)
とが積層されている3層構造物)を用いた。結果
を第1表に示す。
【表】 た。
実施例4および比較例4 実施例4において、ジメチルシロキサン・メチ
ルビニルシロキサン共重合体(両単位のモル比
0.14:99.86)生ゴム100重量部とBET表面積170
m2/gの疎水化フユームドシリカ40重量部からな
るシリコーンゴム組成物に塩化白金酸を白金重量
で30ppmと水酸化アルミ粉末40重量部とマイカ粉
末10重量部およびジクミルパーオキサイド1.5重
量部を添加混合し、この混合物をカレンダリング
法により厚み0.6mmのガラスクラスの両面にコー
テイングし、200℃で5分間加熱加硫した。(この
シリコーンゴム自体の難燃性は厚み0.16で
UL94V−0合格であつた。)シリコーンゴム層の
厚みは各々0.6mmであつた。 得られた中間シート材料を試料3とする。この
試料3の不燃性被覆層に、実施例1記載の方法と
同様の方法により低温プラズマ処理を施した。但
し、アルゴンガスの代りに水素ガスを用い装置内
圧力を0.01Torr、消費電力500ワツト、処理時間
30秒であつた。得られた試料を試料4とする。 実施例4において、試料4の低温プラズマ変性
層表面に下記組成のポリウレタン系接着剤:ニツ
ポラン3022(日本ウレタン社製、固形分35%)100
重量部コロネートL(日本ウレタン社製)15重量
部を、60メツシユのグラビアコートにより、25
g/m2の量で塗布し乾燥した。 この接着剤層表面に、実施例3記載のKFCフ
イルムと同一のものを加熱圧着した。 比較例4において、試料3の不燃性被覆層表面
に、実施例4と同様にしてKFCフイルムを直接
貼着した。 得られた各シート状物の剥離強度およびその耐
久性(経時変化)を測定した。結果を第2表に示
す。
〔発明の効果〕
本発明の不燃性繊維シート材料において不燃性
被覆層と防汚・耐候性被覆層とが強固に接着され
ており、かつその耐久性もすぐれている。また、
本発明の不燃性繊維シート材料は汚れが少なく、
かつその耐候性もすぐれている。 更に本発明の不燃性繊維シート材料は、高温に
おいても発煙したり発熱したりすることが特に少
ない。従つて、本発明の不燃性繊維シート材料は
広い用途を有し、特に火災が予想される体育館、
倉庫、マーケツト、遊技場、工場、駐車場、各種
宿泊施設等の建築材料、内装材に、さらに、テン
ト、日除け、ブラインド、シート類、間仕切等の
素材として有用である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の不燃性繊維シート材料の
一実施態様の構成を示す断面説明図である。 1……不燃性繊維基布、2a,2b……不燃性
被覆層、3a,3b……低温プラズマ変性層、4
a,4b……接着剤層、5a,5b……防汚・耐
候性被覆層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不燃性繊維布帛よりなる不燃性基布と、この
    不燃性基布の少なくとも一面上を被覆し、かつ、
    不燃又は難燃性シリコーン樹脂およびシリコーン
    ゴムから選ばれた少なくとも1種を含む被覆材料
    から形成された不燃性被覆層と、前記不燃性被覆
    層の少なくとも一つの上を被覆している防汚・耐
    候性被覆層とを含み、 前記防汚・耐候性被覆層が、弗素含有樹脂層、
    アクリル樹脂層、ポリ弗化ビニリデン樹脂層とア
    クリル樹脂層との積層体、または、ポリ弗化ビニ
    リデン樹脂層とアクリル樹脂層とポリ塩化ビニル
    樹脂層との積層体により形成されており、 前記不燃性被覆層と、前記防汚・耐候性被覆層
    との間に、前記不燃性被覆層表面に、低温プラズ
    マ処理を施して得られる低温プラズマ変性層が形
    成されていて、前記不燃性被覆層と、前記防汚・
    耐候性被覆層とが、前記低温プラズマ変性層を介
    して接着されている、不燃性繊維シート材料。 2 前記低温プラズマ変性層と、前記防汚・耐候
    性被覆層とが、接着剤により接着されている、特
    許請求の範囲第1項記載の不燃性繊維シート材
    料。 3 前記不燃性基布がガラス繊維布帛からなる、
    特許請求の範囲第1項記載の不燃性繊維シート材
    料。 4 前記不燃性被覆層が、前記不燃性又は難燃性
    シリコーン樹脂およびシリコーンゴムから選ばれ
    た少なくとも1種のみからなる、特許請求の範囲
    第1項記載の不燃性繊維シート材料。 5 前記不燃性被覆層が、前記不燃性又は難燃性
    シリコーン樹脂およびシリコーンゴムから選ばれ
    た少なくとも1種と、その重量に対し30〜300%
    の不燃性又は難燃性充填剤との混合物により形成
    されている、特許請求の範囲第1項記載の不燃性
    繊維シート材料。
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FR8517174A FR2576551B1 (fr) 1985-01-29 1985-11-20 Feuille composite contenant une couche de polymere de silicone et une couche insalissable de polymere thermoplastique synthetique
DE19853541193 DE3541193A1 (de) 1985-01-29 1985-11-21 Verbundfolienmaterial
US06/914,374 US4714650A (en) 1985-01-29 1986-10-02 Stainproof, flame-resistant composite sheet material
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JPS5935938A (ja) * 1982-08-23 1984-02-27 大塚化学薬品株式会社 耐火断熱シ−ト

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