JP2003200529A - 難燃性複合体 - Google Patents

難燃性複合体

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JP2003200529A
JP2003200529A JP2002315191A JP2002315191A JP2003200529A JP 2003200529 A JP2003200529 A JP 2003200529A JP 2002315191 A JP2002315191 A JP 2002315191A JP 2002315191 A JP2002315191 A JP 2002315191A JP 2003200529 A JP2003200529 A JP 2003200529A
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JP2002315191A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kawarada
裕之 川原田
Osamu Kouzui
治 洪水
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた難燃性を有し、合成樹脂基層が着火し
難く、表面の金属層の光沢も低下し難い難燃性複合板を
提供する。 【解決手段】 合成樹脂基層1の片面又は両面に接着剤
層2を介して金属層3を積層一体化した複合体であっ
て、合成樹脂基層1を塩素化率が58〜73%の塩化ビ
ニル樹脂の層とし、好ましくは、チタン化合物、リン系
難燃剤、塩素化ポリエチレン、モリブデン化合物などを
含有させた構成とするか、或は、合成樹脂基層1を塩素
化率が略56.8%の塩化ビニル樹脂の層として、チタ
ン化合物、発泡剤、分解促進剤、ラジカル発生剤、架橋
剤、難燃助剤などを含有させた構成とするか、或いは合
成樹脂基層1をポリオレフィン樹脂の層として、水酸化
金属化合物などを含有させた構成とする。望ましくは、
金属層の表面に熱硬化性樹脂塗料の硬化塗膜を形成し
て、金属層の光沢低下を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性を付与した
合成樹脂と金属との複合体に関する。
【0002】
【従来の技術】建材等の分野では、一般の塩化ビニル樹
脂(塩素化率56.8%)の硬質低発泡板(発泡倍率:
1〜3倍)、またはポリエチレン樹脂の低発泡体(発泡
倍率1〜10倍)を芯板とし、その両面にアルミニウム
の薄い表面板をラミネートしたサンドイッチ構造の複合
板が開発されている。
【0003】このサンドイッチ構造の複合板は剛性が高
く、アルミニウムの表面板による光沢が美麗であり、ア
ルミニウム板に比べると遥かに軽く、切断も比較的容易
であるといった長所を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
複合板は、芯板として塩素を含んだ比較的燃えにくい塩
化ビニル樹脂の硬質低発泡板を採用しているとは言うも
のの、やはり難燃性が不充分であるため、火災等の際に
アルミニウムの表面板を通して加熱されると、芯板の塩
化ビニル樹脂が熱分解して発煙を生じ、着火、燃焼する
という問題があった。また、ポリエチレン樹脂は熱可塑
性可燃性物質であるため、火災時の熱によって溶融し、
アルミニウムの表面板が剥離し変形しやすく、且つ、一
度溶融した樹脂に着火すると非常に激しく燃焼するとい
った問題点があった。
【0005】また、アルミニウムの表面板は最初は美麗
な光沢を有するが、そのうちに酸化が進んで光沢が低下
し、美観が損なわれるという問題もあった。
【0006】このような問題は、建材分野のみならず、
他分野である工業用分野、特に半導体製造工場、液晶製
造工場、食品製造工場の外装材やクリーンルームの間仕
切り等に使用される複合板においても同様に生じてい
た。
【0007】本発明は、これらの問題を解決し得る難燃
性複合体を提供すること目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る難燃性複合体は、合成樹脂
基層の片面又は両面に接着剤層を介して金属層を積層一
体化した複合体であって、合成樹脂基層が58〜73%
の塩素化率を有する塩化ビニル樹脂の層であることを特
徴とする。
【0009】塩化ビニル樹脂の塩素化率と難燃性との間
には正の相関関係があり、塩素化率が高くなるほど、熱
分解により多量の塩素ガスを発生して燃焼を遅らせるた
め、塩化ビニル樹脂の難燃性は向上する。従って上記の
難燃性複合体のように、合成樹脂基層の樹脂として塩素
化率が58〜73%と高い塩化ビニル樹脂を採用する
と、合成樹脂基層の難燃性が向上するため、表面の金属
層が不燃性であることと相俟って、複合体全体が難燃性
を有するものとなる。
【0010】次に、本発明の請求項2に係る難燃性複合
体は、上記請求項1の複合体において、その合成樹脂基
層の塩化ビニル樹脂100重量部に対し、チタン化合物
を4〜30重量部含有せしめたことを特徴とするもので
ある。
【0011】この難燃性複合体のように、チタン化合物
(例えば酸化チタン等)を合成樹脂基層の塩化ビニル樹
脂に含有させると、このチタン化合物は1200〜13
00℃の高温まで分解することなく、外部からの熱を遮
断する働き(熱遮断作用)をすると共に、塩素離脱後の
樹脂の熱分解や燃焼の段階で該樹脂を速やかに炭化させ
る(炭化促進作用)ため、合成樹脂基層の難燃性が更に
向上する。従って、この複合体は、表面の金属層が不燃
性であることと相俟って、複合体全体として優れた難燃
性を有する。
【0012】次に、本発明の請求項3に係る難燃性複合
体は、上記請求項1の複合体において、その合成樹脂基
層の塩化ビニル樹脂100重量部に対し、リン系難燃剤
を0.5〜15重量部、塩素化ポリエチレンを0.5〜
20重量部含有せしめたことを特徴とするものである。
【0013】この難燃性複合体は、外部から加熱される
と、合成樹脂基層に含有されているリン系難燃剤が酸化
ないし熱分解してリン酸を生成し、該リン酸が基層の塩
化ビニル樹脂の表面に残留して酸素移動を妨げると共
に、表面の炭化を促進して燃焼を抑制する作用を発揮す
る。そして、塩素化ポリエチレンは、熱分解により塩素
ガスを発生して燃焼を遅らせる作用を発揮し、塩素化率
の高い塩化ビニル樹脂も熱分解により多量の塩素ガスを
発生して燃焼を遅らせる。従って、この複合体は合成樹
脂基層の難燃性が更に向上するため、全体として優れた
難燃性を有する。
【0014】次に、本発明の請求項4に係る難燃性複合
体は、上記請求項1の複合体において、その合成樹脂基
層の塩化ビニル樹脂100重量部に対し、モリブデン化
合物を金属モリブデンとして0.05〜1.5重量部と
なるように含有せしめたことを特徴とするものである。
【0015】この難燃性複合体では、合成樹脂基層に含
有されているモリブデン化合物の金属モリブデンが難燃
剤として作用し発煙を抑制するため、合成樹脂基層の難
燃性が更に向上する。従って、この複合体も、表面の金
属層が不燃性であることと相俟って、全体として優れた
難燃性を有する。
【0016】次に、本発明の請求項5に係る難燃性複合
体は、合成樹脂基層の片面又は両面に接着剤層を介して
金属層を積層一体化した複合体であって、合成樹脂基層
が、略56.8%の塩素化率を有する塩化ビニル樹脂1
00重量部に対し、チタン化合物を5〜50重量部含有
せしめた層であることを特徴とするものである。
【0017】この難燃性複合体は、合成樹脂基層の塩化
ビニル樹脂が略56.8%の塩素化率を有する一般の塩
化ビニル樹脂であるから、前述した高塩素化率の塩化ビ
ニル樹脂に比べると樹脂そのものの難燃性は劣ってい
る。しかし、チタン化合物が含有されているため、前述
したようにチタン化合物の熱遮断作用や炭化促進作用に
よって合成樹脂基層の難燃性は向上する。従って、この
複合体は、表面の金属層が不燃性であることと相俟っ
て、全体として良好な難燃性を有する。
【0018】次に、本発明の請求項6に係る難燃性複合
体は、上記請求項5の複合体において、その合成樹脂基
層の塩化ビニル樹脂100重量部に対し、更に発泡剤、
分解促進剤、ラジカル発生剤、架橋剤の少なくともいず
れか一種を0.0005〜10重量部含有せしめたこと
を特徴とするものである。
【0019】この難燃性複合体は、合成樹脂基層に発泡
剤が含有されている場合には、該発泡剤が熱分解により
発泡して外部からの熱を遮断する作用をし、分解促進剤
が含有されている場合には、該分解促進剤が塩化ビニル
樹脂の分解を促進して炭化を早める作用をし、ラジカル
発生剤が含有されている場合には、発生するラジカルが
塩化ビニル樹脂の分解を促進して炭化を早め、架橋剤が
含有されている場合には、該架橋剤が塩化ビニル樹脂の
ポリマー分子と反応して高分子量化することによりガス
化を抑制する作用をするため、チタン化合物のみを含有
させた請求項5の複合体に比べて、合成樹脂基層の難燃
性が一層向上する。従って、この複合体は、表面の金属
層が不燃性であることと相俟って、全体として優れた難
燃性を有する。
【0020】次に、本発明の請求項7に係る難燃性複合
体は 上記請求項5の複合体において、その合成樹脂基
層の塩化ビニル樹脂100重量部に対し、更に難燃助剤
として亜鉛化合物、モリブデン化合物、リン化合物の少
なくともいずれか一種を1〜10重量部含有せしめたこ
とを特徴とするものである。
【0021】この難燃性複合体のように、チタン化合物
の他に特定の難燃助剤を併用して合成樹脂基層に含有さ
せると、チタン化合物の炭化促進作用が難燃助剤により
相乗的に高められて、合成樹脂基層の難燃性が一層向上
するため、複合体全体として優れた難燃性を有する。
【0022】次に、本発明の請求項8に係る難燃性複合
体は、合成樹脂基層の片面又は両面に接着剤層を介して
金属層を積層一体化した複合体であって、合成樹脂基層
が、オレフィン系樹脂100重量部に対し、水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、タルクの少なくともいずれか一種を50
〜250重量部含有せしめた層であることを特徴とする
ものである。
【0023】オレフィン系樹脂は塩素を含まないので塩
化ビニル樹脂より燃えやすく、燃焼時に煙を多量に発生
するが、この難燃性複合体のように合成樹脂基層のオレ
フィン系樹脂に特定の無機物を多量に含有させると、該
無機物は不燃性であり、特に水酸化アルミニウムや水酸
化マグネシウムは熱分解によって水を放出すると同時に
吸熱反応が生じ、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムは
塩素と反応して腐食性ガスの発生を抑制し、タルクは優
れた白色度によって熱遮断作用を発揮するため、合成樹
脂基層のオレフィン系樹脂の占める割合が大幅に減少す
ることと相俟って、合成樹脂基層の難燃性が向上する。
従って、この複合体も全体として難燃性を有する。
【0024】次に、本発明の請求項9に係る難燃性複合
体は、上記請求項1〜8のいずれかの複合体において、
接着剤層が熱硬化性接着剤層であることを特徴とするも
のである。
【0025】この難燃性複合体は、熱により熱硬化性接
着剤が軟化溶融することがないので、金属層が熱により
合成樹脂基層から剥離することがない。
【0026】次に、本発明の請求項10に係る難燃性複
合体は、上記請求項1〜8のいずれかの複合体におい
て、接着剤層が熱可塑性接着剤層であることを特徴とす
るものである。
【0027】この難燃性複合体は、合成樹脂基層と金属
層との接着が十分なされていて、これらの間で層間剥離
を生じることがない。また、積層一体化も簡単に行なえ
るものである。
【0028】次に、本発明の請求項11に係る難燃性複
合体は、上記請求項1〜10のいずれかの複合体におい
て、その金属層の表面に、熱硬化性樹脂塗料の硬化塗膜
を形成したことを特徴とするものである。
【0029】この難燃性複合体では、金属層が酸化され
ないように硬化塗膜によって被覆保護されているため、
金属層の光沢が低下することはなく、美観を維持するこ
とができる。
【0030】次に、本発明の請求項12に係る難燃性複
合体は、上記請求項1〜10のいずれかの複合体におい
て、その金属層の表面に、制電層を形成したことを特徴
とするものである。
【0031】この難燃性複合体では、その表面が制電層
を有していて塵埃を付着しにくくすることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について詳述する。
【0033】本発明の難燃性複合体は、図1に示すよう
に、合成樹脂基層1の両面に接着剤層2,2を介して金
属層3,3を積層一体化するか、又は、図2に示すよう
に、合成樹脂基層1の片面に接着剤層2を介して金属層
3を積層一体化したものである。
【0034】金属層3は、アルミニウム板やステンレス
板などの美しい光沢を有する金属板からなるものであっ
て、50〜300μm、好ましくは80〜150μmの
厚みを有するものが使用される。図1,図2に一部拡大
して示すように、この金属層3の表面には、熱硬化性樹
脂塗料を焼き付けた硬化塗膜4が形成されている。この
硬化塗膜4は、金属層3の酸化を防止して美麗な表面光
沢を維持するために形成されたもので、5〜50μm程
度の厚さを有するポリエステル、メラミン樹脂、フェノ
ール樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の耐熱性に優
れた硬化塗膜が好適である。
【0035】接着剤層2は、熱硬化性樹脂の接着剤或い
は熱可塑性樹脂の接着剤からなる層である。該熱硬化性
樹脂としては、ポリウレタン、メラミン樹脂、エポキシ
樹脂、フェノール樹脂などが使用され、5〜120μ
m、好ましくは10〜100μm、更に好ましくは15
〜50μmの厚みに形成されている。熱硬化性接着剤を
使用して金属層3を接着すると、火災時の熱でも熱硬化
性接着剤が軟化溶融せず、金属層3が熱で剥離する恐れ
がない。熱硬化性接着剤層2の厚さが10μm以下では
金属層3の接着が十分行えず、また、100μm以上に
しても接着性の向上が見られず接着剤の無駄使いとな
る。
【0036】前記熱可塑性樹脂としては、エチレン酢酸
ビニル共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹
脂、アタクチックポリプロピレン樹脂などが使用され、
これらの樹脂にロジン系樹脂や石油樹脂などの粘着性付
与剤を添加したものである。なお、ワックス類、酸化防
止剤、無機充填剤、可塑剤などを添加することもでき
る。
【0037】また、熱可塑性樹脂として、変性ポリオレ
フィン、特に変性ポリプロピレン樹脂も好ましく使用さ
れる。この変性ポリプロピレンには、ポリプロピレンに
他の樹脂を共重合させたものと、他の化合物をグラフト
重合させたものとがある。共重合させたものは、ポリプ
ロピレンにポリエチレンやウレタンなどを共重合させて
接着性を付与したものであり、グラフト重合させたもの
は、ポリプロピレンにマレイン酸、イタコン酸、オレイ
ン酸、エポキシなどをグラフト重合させてカルボキシル
基や水酸基やケトン基やグリシルエーテル基などの官能
基を導入して接着性を付与させたものである。このグラ
フト重合させた変性ポリプロピレンは、ホットメルト接
着剤として一般に市販されている。
【0038】この熱可塑性接着剤層2、特にグラフト重
合させた変性ポリプロピレンを使用した接着剤層2は、
それ自体が強固な接着性能を有するために、合成樹脂基
層1と金属層3とを強固に接着させて一体化させること
ができ、合成樹脂基層1と金属層3との層間剥離を生じ
難くしている。また、これらの層1、2を一体化する際
にも、加熱加圧のみで接着できるので製造が容易に行な
える利点も付加される。熱可塑性接着剤層2の厚みは5
〜50μmにすることが好ましい。5μm以下である
と,金属層3の接着が十分行なえず、50μm以上にす
ると接着剤が多過ぎて合成樹脂基層1と金属層3との接
着が困難となり、また熱により軟化して剥がれる恐れが
生じる。
【0039】本発明の難燃性複合体は、合成樹脂基層1
の樹脂の種類によって三つの類型に大別される。第一の
類型は、合成樹脂基層1の樹脂として塩素化率が58〜
73%の塩化ビニル樹脂を用いた複合体Aであり、第二
の類型は、合成樹脂基層1の樹脂として塩素化率が略5
6.8%の一般の塩化ビニル樹脂を用いた複合体Bであ
り、第三の類型は、合成樹脂基層1の樹脂としてオレフ
ィン系樹脂を用いた複合体Cである。
【0040】第一の類型に属する複合体Aは、上記の塩
素化率が58〜73%の塩化ビニル樹脂よりなる合成樹
脂基層1の片面又は両面に、前記の接着剤層2を介して
前記の金属層3を積層一体化したものであって、既述し
たように、塩素化率が58〜73%と高い塩化ビニル樹
脂からなる合成樹脂基層1が難燃性に優れているため、
この複合体Aは、表面の金属層3が不燃性であることと
相俟って、全体として充分な難燃性を有する。合成樹脂
基層1の厚さは、複合体Aの用途などを考慮して適宜決
定すればよいが、通常、2〜15mm程度の厚さにする
と、充分な実用強度を付与することができる。
【0041】塩素化率が58%未満の塩化ビニル樹脂を
用いて合成樹脂基層1を形成する場合は、樹脂そのもの
の難燃性が不足するため、難燃剤や難燃付与剤を配合し
なければ、難燃性を有する複合体を得ることは困難であ
るが、上記のように塩素化率が高い難燃性に優れた塩化
ビニル樹脂を用いると、難燃剤や難燃付与剤を配合しな
くても、難燃性を有する複合体Aを得ることができる。
一方、塩素化率が73%より高い塩化ビニル樹脂を用い
て合成樹脂基層1を形成する場合は、難燃性は更に向上
するけれども、合成樹脂基層1の成形性、熱安定性等が
低下するので好ましくない。
【0042】塩素化率が58〜73%の塩化ビニル樹脂
としては、例えば、塩素化率が60〜73%の後塩素化
塩化ビニル樹脂が好適に使用され、更に好ましくは塩素
化率が約64%の後塩素化塩化ビニル樹脂が使用される
が、この後塩素化塩化ビニル樹脂と塩素化率が56.8
%の一般の塩化ビニル樹脂を混合して塩素化率が58〜
72%となるように調整した混合樹脂も好適に使用され
る。特に、混合樹脂の場合は、後塩素化塩化ビニル樹脂
の耐薬品性や伸びの悪さを一般の塩化ビニル樹脂で改善
できる利点がある。また、場合によっては、塩化ビニル
樹脂と酢酸ビニルやエチレン等との共重合樹脂を適量混
合して物性を改善してもよい。
【0043】この複合体Aの合成樹脂基層1には、成形
に必要な鉛系又は錫系の熱安定剤、滑剤、加工助剤、補
強剤、抗酸化剤、光安定剤、着色剤などの添加剤が適量
配合され、場合によっては、無機質充填材も配合され
る。無機質充填材は難燃性を向上させるのに有効である
が、あまり多量に配合すると、合成樹脂基層1が脆弱化
し、耐薬品性や耐食性も低下するので、無機質充填材の
配合量は塩化ビニル樹脂100重量部に対して1〜30
重量部とすることが好ましい。
【0044】上記の複合体Aにおいては、難燃性を更に
向上させる目的で、合成樹脂基層1の塩化ビニル樹脂1
00重量部に対し、チタン化合物を4〜30重量部含
有させるか、リン系難燃剤を0.5〜15重量部、塩
素化ポリエチレンを0.5〜20重量部含有させるか、
モリブデン化合物を金属モリブデンとして0.05〜
1.5重量部となるように含有させることが望ましい。
【0045】合成樹脂基層1の塩化ビニル樹脂100重
量部に対しチタン化合物を4〜30重量部含有させた複
合体A1 は、既述したように、チタン化合物の熱遮断作
用と炭化促進作用によって合成樹脂基層1の難燃性が大
幅に向上するため、複合体全体として優れた難燃性を有
する。
【0046】チタン化合物の炭化促進作用は、塩化ビニ
ル樹脂の塩素化率が高くなるほど強くなり、塩素化率が
58%以上の塩化ビニル樹脂では、上記のようにチタン
化合物を塩化ビニル樹脂100重量部に対し30重量部
以下の割合で含有させることによって優れた難燃性を付
与することができる。そして、塩素化率が73%の塩化
ビニル樹脂では、チタン化合物を僅か4重量部含有させ
るだけで、難燃性を向上させることができる。チタン化
合物を30重量部より多量に含有させると、合成樹脂基
層1の脆弱化を招く傾向が見られ、また、4重量部より
少なく含有させると、チタン化合物による難燃性向上効
果が殆ど見られなくなるので、いずれの場合も好ましく
ない。
【0047】チタン化合物としては、酸化チタンやチタ
ン酸カリウム等が使用され、特に、0.1〜0.5μm
程度の平均粒径を有する粉体が好ましく使用される。こ
のような平均粒径を有する酸化チタンやチタン酸カリウ
ムの粉体は、塩化ビニル樹脂との混練性が良く、均一な
分散状態で含有させることができる。また、表面をアル
ミナで被覆した酸化チタンは、燃焼時に酸化チタンとア
ルミナとの相乗作用によって塩化ビニル樹脂の炭化が更
に促進されると共に、アルミナによって煙やガスが吸着
されるので、極めて好ましく使用される。
【0048】また、合成樹脂基層1の塩化ビニル樹脂1
00重量部に対してリン系難燃剤を0.5〜15重量
部、塩素化ポリエチレンを0.5〜20重量部含有させ
た複合体A2 は、既述したように、リン系難燃剤から生
成するリン酸が燃焼を抑制すると共に、塩素化ポリエチ
レンから発生する多量の塩素ガスが燃焼を遅らせるた
め、合成樹脂基層1の難燃性が更に向上し、複合体全体
として優れた難燃性を有する。
【0049】リン系難燃剤や塩素化ポリエチレンの含有
量が0.5重量部より少なくなると難燃性向上効果が殆
ど見られなくなり、一方、リン系難燃剤の含有量が15
重量部より多くなると、リン系難燃剤がブリードアウト
するようになる。また、塩素化ポリエチレンの含有量が
20重量部より多くなっても、難燃性向上効果は殆ど変
わらない。
【0050】リン系難燃剤としては、含ハロゲンリン酸
エステル、含ハロゲン縮合リン酸エステル、非ハロゲン
リン酸エステル、非ハロゲン縮合リン酸エステル、正リ
ン酸エステル等の有機リン系のものが適しており、例え
ば、トリス(クロロエチル)ホスフェート、トリス(ク
ロロプロピル)ホスフェート、トリス(ジクロロプロピ
ル)ホスフェート、トリメチルホスフェート、トリフェ
ニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、クレジ
ルジフェニルホスフェート、2−エチルヘキシルジフェ
ニルホスフェート等が好ましく使用される。このような
有機リン系難燃剤は、内部潤滑剤あるいは外部潤滑剤と
しても作用するので、他の高級脂肪酸等の滑剤を省略で
きる利点がある。また、赤リンなどの無機リン系難燃剤
も勿論使用可能である。
【0051】一方、塩素化ポリエチレンとしては、25
〜45%の塩素化率を有するものが好適に使用される。
かかる塩素化ポリエチレンは、上記の難燃作用に加え
て、補強剤としても作用するため、合成樹脂基層1の機
械的強度が向上するという利点もある。塩素化率が25
%より低い塩素化ポリエチレンは難燃性向上効果が少な
く、塩素化率が45%より高い塩素化ポリエチレンは補
強効果が少ないので、いずれも好ましくない。
【0052】尚、この複合体A2 の合成樹脂基層1に
は、上記のリン系難燃剤及び塩素化ポリエチレンの他
に、後述する発泡剤、分解促進剤、ラジカル発生剤、架
橋剤の少なくともいずれか一種を0.0005〜10重
量部含有させてもよく、その場合は、合成樹脂基層1の
難燃性が更に向上する。
【0053】また、合成樹脂基層1の塩化ビニル樹脂1
00重量部に対しモリブデン化合物を金属モリブデンと
して0.05〜1.5重量部となるように含有させた複
合体A3 は、既述したように、モリブデン化合物の金属
モリブデンが難燃剤として作用し、発煙を抑制するた
め、合成樹脂基層1の難燃性が更に向上し、複合体全体
として優れた難燃性を有する。
【0054】モリブデン化合物の含有量が金属モリブデ
ンとして0.05重量部より少ない場合は、モリブデン
化合物による難燃性向上効果が殆ど見られず、一方、
1.5重量部より多い場合は、成形時にモリブデン化合
物が塩化ビニルを分解して多数の黒い斑点を生じるとい
う問題がある。
【0055】モリブデン化合物としては、酸化モリブデ
ン、モリブデン酸カルシウム、モリブデン酸カルシウム
亜鉛、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸アンモン、モリ
ブデン酸カリウム、二硫化モリブデン等が使用され、そ
の粒径が0.5〜7μm、好ましくは1〜5μmのもの
が好ましく使用される。
【0056】尚、この複合体A3 の合成樹脂基層1に
は、上記のモリブデン化合物の他に、前述したチタン化
合物を0.1〜10重量部含有させたり、前述した塩素
化ポリエチレンを2〜10重量部含有させてもよく、そ
の場合は、合成樹脂基層1の難燃性が更に向上する。
【0057】次に、第二の類型に属する複合体Bは、塩
素化率が略56.8%の一般の塩化ビニル樹脂を使用
し、この塩化ビニル樹脂100重量部に対してチタン化
合物を5〜50重量部含有させた合成樹脂基層1の片面
又は両面に、前述の接着剤層2を介して前述の金属層3
を積層一体化したものである。
【0058】かかる複合体Bは、合成樹脂基層1を形成
する一般の塩化ビニル樹脂それ自体の難燃性は不足する
が、既述したように、これに含まれるチタン化合物の熱
遮断作用や炭化促進作用によって合成樹脂基層1の難燃
性が高められるため、複合体全体として充分な難燃性を
有する。
【0059】チタン化合物の含有量は、合成樹脂基層1
を形成する塩化ビニル樹脂の塩素化率が略56.8%で
あって樹脂そのものの難燃性が不足するため、前述した
塩素化率の高い複合体A1 におけるチタン化合物の含有
量よりも多く5〜50重量部、好ましくは10〜30重
量部含有させる必要がある。チタン化合物の含有量が5
重量部より少ない場合は、複合体Bに難燃性を付与する
ことが困難となり、一方、50重量部より多い場合は、
合成樹脂基層1の成形性、機械的強度、耐食性、耐薬品
性等の低下を招くことになる。尚、チタン化合物は、前
述の複合体A1に用いたものと同じものが使用される。
【0060】上記の複合体Bにおいては、難燃性を更に
向上させる目的で、合成樹脂基層1の一般の塩化ビニル
樹脂100重量部に対し、難燃付与剤として発泡剤、
分解促進剤、ラジカル発生剤、架橋剤の少なくともいず
れか一種を0.0005〜10重量部含有させるか、
難燃助剤として亜鉛化合物、モリブデン化合物、リン化
合物の少なくともいずれか一種を1〜10重量部含有さ
せることが望ましい。
【0061】発泡剤等の難燃付与剤を合成樹脂基層1に
更に含有させた複合体B1 は、既述したように、発泡剤
による熱遮断作用や、分解促進剤、ラジカル発生剤によ
る炭化促進作用や、架橋剤によるガス化抑制作用によっ
て、合成樹脂基層1の難燃性が大幅に向上するため、複
合体全体として優れた難燃性を有する。
【0062】発泡剤などの難燃付与剤の含有量は、合成
樹脂基層1の塩化ビニル樹脂100重量部に対して0.
0005〜10重量部の範囲とする必要があり、含有量
が0.0005重量部より少ない場合は、難燃付与剤併
用による難燃性向上効果が殆ど見られず、一方、10重
量部より多い場合は、難燃性向上効果は顕著になるが、
合成樹脂基層1の強度や耐薬品性等が低下する恐れがあ
る。
【0063】上記の発泡剤としては、一般の塩化ビニル
樹脂の成形加工温度より高い200℃以上の温度で発泡
を開始するものが適しており、例えば、アゾジカルボン
アミド、アゾビスイソブチロニトリル、ジニトロソペン
タメチレンテトラミン、ヒドラジド化合物(例えばパト
ルエンスルホニルヒドラジド、4,4′−オキシビスベ
ンゼンスルホニルヒドラジド等)、無機炭酸塩と有機酸
との混合物などが好ましく使用される。
【0064】上記の分解促進剤としては、一般の塩化ビ
ニル樹脂の成形加工温度より高い200℃以上の温度で
塩化ビニル樹脂を分解するものが適しており、その中で
も亜鉛化合物(例えばラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜
鉛、安息香酸亜鉛等の亜鉛石鹸)、アミン化合物(例え
ばメラミン、トリエチルアミン等)、水酸化鉄などが好
ましく使用される。
【0065】上記のラジカル発生剤としては、一般の塩
化ビニル樹脂の成形加工温度より高い200℃以上の温
度でラジカルを発生させるものが適しており、例えば、
ジアミルパーオキサイド、パーオキシジカーボネート、
ジアルキルパーオキサイド、ハイドロパーオキサイド等
の過酸化物や、過塩素酸塩等が好ましく使用される。
【0066】上記の架橋剤としては、一般の塩化ビニル
樹脂の成形加工温度より高い200℃以上の温度で架橋
を開始するものが適しており、例えばトリアジンチオー
ル化合物などが好ましく使用される。
【0067】また、合成樹脂基層1の塩化ビニル樹脂1
00重量部に対し、更に、難燃助剤として亜鉛化合物、
モリブデン化合物、リン化合物の少なくともいずれか一
種を1〜10重量部含有させた複合体B2 は、既述した
ように、合成樹脂基層1に含有されているチタン化合物
の炭化促進作用が上記の難燃助剤により相乗的に高めら
れるため、合成樹枝基層1の難燃性が一層向上し、複合
体全体として優れた難燃性を有する。
【0068】難燃助剤の含有量が1重量部より少ない場
合は、難燃助剤併用による難燃性向上効果が殆ど見られ
ず、一方、10重量部より多い場合は、合成樹脂基層1
の耐薬品性や強度の低下を招く恐れがある。
【0069】亜鉛化合物としては、錫酸亜鉛、ホウ酸亜
鉛、ステアリン酸亜鉛やラウリン酸亜鉛等の有機系亜鉛
などが使用され、モリブデン化合物としては、前述の酸
化モリブデン、モリブデン酸カルシウム、モリブデン酸
亜鉛、モリブデン酸カルシウム亜鉛、オクタモリブデン
酸アンモンなどが使用され、リン化合物としては、前述
のリン酸エステル、含ハロゲンリン酸エステル、ポリリ
ン酸塩、赤リンなどが使用される。
【0070】また、場合によっては、上記複合体Bの合
成樹脂基層1に、無機質助剤としてシリカ、アルミナ、
珪酸アルミニウム、タルクの少なくともいずれか一種を
含有させてもよく、その場合も、合成樹脂基層1の難燃
性が更に向上する。無機質助剤の配合量は、塩化ビニル
樹脂100重量部に対して2〜30重量部の範囲であ
り、且つ無機質助剤とチタン化合物の合計が60重量部
以下となるようにすることが望ましい。
【0071】次に、第三の類型に属する複合体Cは、オ
レフィン系樹脂を使用し、このオレフィン系樹脂100
重量部に対して、水酸化アルミニウム(含水アルミナを
含む)、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、タルクの少なくともいずれか一種を50〜
250重量部含有させた合成樹脂基層1の片面又は両面
に、前述の接着剤層2を介して前述の金属層3を積層一
体化したものである。
【0072】かかる複合体Cは、合成樹脂基層1のオレ
フィン系樹脂自体の難燃性は劣るけれども、既述したよ
うに、多量に含有されている水酸化アルミニウム等の無
機物が不燃性であり、特に、水酸化アルミニウムや水酸
化マグネシウムは熱分解により水を放出し、炭酸カルシ
ウムや炭酸マグネシウムは腐食性ガスの発生を抑制し、
タルクは熱遮断作用を発揮するため、合成樹脂基層1の
難燃性が高められ、複合体全体として充分な難燃性を有
する。
【0073】水酸化アルミニウム等の上記無機物の含有
量が50重量部よりも少ない場合は、難燃性に劣るオレ
フィン系樹脂が合成樹脂基層1の1/3以上を占めるた
め難燃性を付与することが困難であり、一方、上記無機
物の含有量が250重量部よりも多い場合は、合成樹脂
基層1が脆弱化して強度が低下するだけでなく、耐食性
や耐薬品性も低下する。より好ましい無機物の含有量は
100〜200重量部であり、この範囲であると、難燃
性と機械的強度と耐食性、耐薬品性などが一層バランス
良く発揮される。
【0074】オレフィン系樹脂としてはポリプロピレ
ン、ポリエチレン等が使用されるが、特に、ポリプロピ
レンは熱変形温度が高く、耐薬品性が良好で、機械的強
度も大きいので好ましく使用される。尚、オレフィン系
樹脂には、通常添加される抗酸化剤、紫外線吸収剤、着
色剤などが添加される。
【0075】この複合体Cの合成樹脂基層1には、上記
の無機物の他に、前述したリン系難燃剤や、ハロゲン系
難燃剤を5〜50重量部含有させてもよく、その場合
は、合成樹脂基層1の難燃性が更に向上する。ハロゲン
系難燃剤としは、デカブロモジフェニレンエーテル、臭
素化エポキシ化合物等の臭素系難燃剤や、塩素化ポリエ
チレンなどの塩素系難燃剤が使用される。また、その他
前述の発泡剤、分解促進剤、ラジカル発生剤、架橋剤を
0.0005〜10重量部、難燃助剤を1〜10重量部
含有させてもよく、その場合においても難燃性は更に向
上する。
【0076】次に、本発明の他の実施形態を図3に示
す。
【0077】本実施形態の複合板は、合成樹脂基層1の
両面に接着剤層2,2を介して金属層3,3を設け、更
にこの金属層3,3の外側に制電層5,5を積層一体化
したものである。合成樹脂基層1や接着剤層2や金属層
3には前記実施態様のものが使用されるので、その説明
を省略する。
【0078】制電層5は、その表面抵抗値が105 〜1
10Ω/□のものが用いられる。この範囲の表面抵抗値
であると、塵埃等が付着せずにクリーンルームの間仕切
りに使用でき、また静電気を徐々に放電するのでアース
を取らなくてもよい。好ましい表面抵抗値は106 〜1
8 Ω/□である。
【0079】この制電層5は、例えば熱可塑性或は熱硬
化性合成樹脂と導電性金属繊維や導電性金属粉やカーボ
ンやカーボンナノチューブ等の導電材を混合した塗布液
を塗布固化させたり、紫外線硬化型樹脂と金属導電材と
の塗布益を塗布硬化させたりする等の、樹脂と導電材か
らなる導電塗料の塗布硬化により得ることができる。こ
の制電層5は塗布硬化させた層であり、その厚みは0.
2〜2.0μm程度であるから、熱可塑性樹脂をバイン
ダー樹脂としても複合板の難燃性に影響を及ぼさない
が、好ましくは紫外線硬化型樹脂が用いられる。熱可塑
性樹脂を用いるときは、上記の理由から塩化ビニル樹
脂、特に後塩素化塩化ビニル樹脂をバインダーとするこ
とが好ましい。導電材の配合割合は、樹脂や導電材の種
類により異なるが、導電性金属粉の場合はバインダー樹
脂に対して50〜90重量%程度添加することで、表面
抵抗値を105 〜1010Ω/□にすることができる。
【0080】次に、本発明の具体的な実施例を説明す
る。
【0081】[実施例1]塩素化率が約64%の後塩素
化塩化ビニル樹脂100重量部に対し、錫系安定剤、滑
剤、加工助剤、MBS系補強剤をそれぞれ下記の表1に
示す配合量で混合した樹脂組成物を用いてカレンダーシ
ートを作製し、これを複数枚重ねてプレスすることによ
り、厚さ3mmの塩化ビニル樹脂板を得た。そして、こ
の塩化ビニル樹脂板の両面に、熱硬化性のエポキシ接着
剤を用いて厚さ0.1mmのアルミニウム板を接着する
ことにより、厚さ3.2mmのサンドイッチ構造の難燃
性複合板を得た。
【0082】この難燃性複合板を50×50mmの大き
さに切断して試験片を作製し、難燃性テストを行った。
その結果を下記の表1に示す。難燃性テストは、試験片
を800℃の電気炉に15分間入れ、着火の有無と、着
火した場合の着火時間を測定すると共に、発煙の状態を
目視で観察した。◎は白煙が少ないことを、×は黒煙を
伴い発煙が多いことを示す。
【0083】[実施例2]塩素化率が約64%の後塩素
化塩化ビニル樹脂100重量部に対し、酸化チタン、鉛
系安定剤、滑剤、加工助剤をそれぞれ下記の表1に示す
配合量で混合した樹脂組成物を用いてカレンダーシート
を作製し、これを複数枚重ねてプレスすることにより、
厚さ3mmの塩化ビニル樹脂板を得た。そして、この塩
化ビニル樹脂板の両面に、熱硬化性のエポキシ接着剤を
用いて厚さ0.1mmのアルミニウム板を接着すること
により、厚さ3.2mmのサンドイッチ構造の難燃性複
合板を得た。
【0084】この難燃性複合板を用いて実施例1と同様
に試験片を作製し、難燃性テストを行った。その結果を
下記の表1に示す。
【0085】[実施例3]塩素化率が約56.8%の後
塩素化塩化ビニル樹脂100重量部に対し、リン系難燃
剤(トリクレジルホスフェート)、塩素化ポリエチレ
ン、錫系安定剤、滑剤、加工助剤、MBS系補強剤をそ
れぞれ下記の表1に示す配合量で混合した樹脂組成物を
用いてカレンダーシートを作製し、これを複数枚重ねて
プレスすることにより、厚さ3mmの塩化ビニル樹脂板
を得た。そして、この塩化ビニル樹脂板の両面に、熱硬
化性のエポキシ接着剤を用いて厚さ0.1mmのアルミ
ニウム板を接着することにより、厚さ3.2mmのサン
ドイッチ構造の難燃性複合板を得た。
【0086】この難燃性複合板を用いて実施例1と同様
に試験片を作製し、難燃性テストを行った。その結果を
下記の表1に示す。
【0087】[実施例4]塩素化率が約56.8%の後
塩素化塩化ビニル樹脂100重量部に対し、酸化モリブ
デン、塩素化ポリエチレン、錫系安定剤、滑剤、加工助
剤、MBS系補強剤をそれぞれ下記の表1に示す配合量
で混合した樹脂組成物を用いてカレンダーシートを作製
し、これを複数枚重ねてプレスすることにより、厚さ3
mmの塩化ビニル樹脂板を得た。そして、この塩化ビニ
ル樹脂板の両面に、熱硬化性のエポキシ接着剤を用いて
厚さ0.1mmのアルミニウム板を接着することによ
り、厚さ3.2mmのサンドイッチ構造の難燃性複合板
を得た。
【0088】この難燃性複合板を用いて実施例1と同様
に試験片を作製し、難燃性テストを行った。その結果を
下記の表1に示す。
【0089】[実施例5]塩素化率が略56.8%の市
販の塩化ビニル樹脂100重量部に対し、酸化チタン、
鉛系安定剤、滑剤、加工助剤をそれぞれ下記の表1に示
す配合量で混合した樹脂組成物を用いてカレンダーシー
トを作製し、これを複数枚重ねてプレスすることによ
り、厚さ3mmの塩化ビニル樹脂板を得た。そして、こ
の塩化ビニル樹脂板の両面に、熱硬化性のエポキシ接着
剤を用いて厚さ0.1mmのアルミニウム板を接着する
ことにより、厚さ3.2mmのサンドイッチ構造の難燃
性複合板を得た。
【0090】この難燃性複合板を用いて実施例1と同様
に試験片を作製し、難燃性テストを行った。その結果を
下記の表1に示す。
【0091】[実施例6]塩素化率が略56.8%の市
販の塩化ビニル樹脂100重量部に対し、酸化チタン、
鉛系安定剤、滑剤、加工助剤、発泡剤(アゾジカルボン
アミド)をそれぞれ下記の表1に示す配合量で混合した
樹脂組成物を用いてカレンダーシートを作製し、これを
複数枚重ねてプレスすることにより、厚さ3mmの塩化
ビニル樹脂板を得た。そして、この塩化ビニル樹脂板の
両面に、熱硬化性のエポキシ接着剤を用いて厚さ0.1
mmのアルミニウム板を接着することにより、厚さ3.
2mmのサンドイッチ構造の難燃性複合板を得た。
【0092】この難燃性複合板を用いて実施例1と同様
に試験片を作製し、難燃性テストを行った。その結果を
下記の表1に示す。
【0093】[実施例7]塩素化率が略56.8%の市
販の塩化ビニル樹脂100重量部に対し、酸化チタン、
錫酸亜鉛、鉛系安定剤、滑剤、加工助剤をそれぞれ下記
の表1に示す配合量で混合した樹脂組成物を用いてカレ
ンダーシートを作製し、これを複数枚重ねてプレスする
ことにより、厚さ3mmの塩化ビニル樹脂板を得た。そ
して、この塩化ビニル樹脂板の両面に、熱硬化性のエポ
キシ接着剤を用いて厚さ0.1mmのアルミニウム板を
接着することにより、厚さ3.2mmのサンドイッチ構
造の難燃性複合板を得た。
【0094】この難燃性複合板を用いて実施例1と同様
に試験片を作製し、難燃性テストを行った。その結果を
下記の表1に示す。
【0095】[実施例8]ポリプロピレン100重量部
に対し、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭
酸カルシウムをそれぞれ下記の表1に示す配合量で混合
した樹脂組成物を用いて厚さ3mmのシートを作製し、
その両面に、熱硬化性のエポキシ接着剤を用いて厚さ
0.1mmのアルミニウム板を接着することにより、厚
さ3.2mmのサンドイッチ構造の難燃性複合板を得
た。
【0096】この難燃性複合板を用いて実施例1と同様
に試験片を作製し、難燃性テストを行った。その結果を
下記の表1に示す。
【0097】[実施例9]実施例1で得た厚さ3.2m
mの難燃性複合板を用い、その片面に市販の酸化錫含有
制電性塗料を塗布硬化して、厚さ0.4μmの制電層を
有する難燃性複合板を作製した。この制電性難燃性複合
板の表面抵抗値を測定したところ、下記の表1に示すよ
うに108 Ω/□であり、制電性を有していた。また、
この複合板を用いて実施例1と同様に試験片を作製し、
難燃性テストを行った。その結果を下記の表1に示す。
【0098】[比較例1]塩素化率が略56.8%の市
販の塩化ビニル樹脂100重量部に対し、鉛系安定剤、
滑剤、加工助剤をそれぞれ下記の表1に示す配合量で混
合した樹脂組成物を用いてカレンダーシートを作製し、
これを複数枚重ねてプレスすることにより、厚さ3mm
の塩化ビニル樹脂板を得た。そして、この塩化ビニル樹
脂板の両面に、熱硬化性のエポキシ接着剤を用いて厚さ
0.1mmのアルミニウム板を接着することにより、厚
さ3.2mmのサンドイッチ構造の複合板を得た。
【0099】この複合板を用いて実施例1と同様に試験
片を作製し、難燃性テストを行った。その結果を下記の
表1に示す。
【0100】[比較例2]ポリプロピレン100重量部
に対して、タルクを下記の表1に示す配合量で配合した
樹脂組成物を用いて厚さ3mmのシートを作製し、その
両面に熱硬化性のエポキシ接着剤を用いて厚さ0.1m
mのアルミニウム板を接着することにより、厚さ3.2
mmのサンドイッチ構造の複合板を得た。
【0101】この複合板を用いて実施例1と同様に試験
片を作製し、難燃性テストを行った。その結果を下記の
表1に示す。
【0102】
【表1】
【0103】この表1から、塩素化率が略64%と高い
後塩素化塩化ビニル樹脂を使用した実施例1,2の複合
板は良好な難燃性を有し、実施例1の複合板のように酸
化チタンを含有させていなくても、着火せず、発煙が少
ないことがわかる。
【0104】一方、実施例3〜7の複合板は、塩素化率
が略56.8%の通常の塩化ビニル樹脂を使用している
けれども、実施例3の複合板はリン系難燃剤(トリクレ
ジルホスフェート)と塩素化ポリエチレンを含有するた
め難燃性を有し、実施例4の複合板は酸化モリブデンを
含有するため難燃性を有し、実施例5の複合板は酸化チ
タンを含有するため難燃性を有し、実施例6の複合板は
発泡剤(アゾジカルボンアミド)と酸化チタンを含有す
るため難燃性を有し、実施例7の複合板は錫酸亜鉛と酸
化チタンを含有するため難燃性を有していた。これに対
し、塩素化率が略56.8%の通常の塩化ビニル樹脂を
使用し、酸化チタン、リン系難燃剤、塩素化ポリエチレ
ン、モリブデン化合物、発泡剤、亜鉛化合物などを一切
含有しない比較例1の複合板は、難燃性がなく、略2分
〜3分程度で着火し、黒煙を伴い発煙量が多かった。
【0105】また、実施例8の複合板はポリプロピレン
を使用しているにも拘らず、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム、炭酸カルシウムを多量に含有するた
め、難燃性を有していた。これに対し、熱分解によって
水分を放出しないタルクを比較的少量含有させた比較例
2の複合板は、難燃性がなく、わずか30秒程度で着火
し、樹脂が溶融して激しく燃焼した。
【0106】更に、実施例1の複合板の片面に酸化錫含
有制電層を形成した実施例9の複合板は、表面電気抵抗
値が108 Ω/□であり、良好な制電性と難燃性を併せ
持つものであった。
【0107】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の難燃性複合体は全体として優れた難燃性を有し、その
合成樹脂基層が着火し難く、発煙量も少ないといった効
果を奏する。そして、金属層の表面に熱硬化性樹脂塗料
の硬化塗膜を形成したものは、金属層の光沢が低下し難
く、美観を維持できるといった効果を併せて奏し、また
金属層の表面に制電層を形成したものは、制電性を発揮
して塵埃の付着を防止できるといった効果を併せて奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の難燃性複合板の一実施形態を示す一部
拡大断面図である。
【図2】本発明の難燃性複合板の他の実施形態を示す一
部拡大断面図である。
【図3】本発明の難燃性複合板の更に他の実施形態を示
す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂基層 2 接着剤層 3 金属層 4 硬化塗膜 5 制電層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 27/24 C08L 27/24 //(C08L 27/24 23:28 23:28) Fターム(参考) 4F100 AA08C AA08H AA17C AA17H AA18C AA18H AA21C AA21H AB01A AB01B AC10C AC10H AK01G AK03C AK15C BA03 BA06 BA10A BA10B CA01C CA02C CA08C CA14C CA23C CA30C CB00 GB07 GB23 GB41 JB13G JB16G JG03 JJ07 YY00C 4J002 BB031 BB121 BB242 BD181 DA057 DE098 DE136 DE186 DE188 DG028 EG048 EK019 EK039 EK089 EN028 EQ019 EQ028 ES008 EW047 EW057 FB076 FD130 FD137 FD138 FD328 GF00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂基層の片面又は両面に接着剤層を
    介して金属層を積層一体化した複合体であって、合成樹
    脂基層が58〜73%の塩素化率を有する塩化ビニル樹
    脂の層であることを特徴とする難燃性複合体。
  2. 【請求項2】合成樹脂基層の塩化ビニル樹脂100重量
    部に対し、チタン化合物を4〜30重量部含有せしめた
    ことを特徴とする請求項1に記載の難燃性複合体。
  3. 【請求項3】合成樹脂基層の塩化ビニル樹脂100重量
    部に対し、リン系難燃剤を0.5〜15重量部、塩素化
    ポリエチレンを0.5〜20重量部含有せしめたことを
    特徴とする請求項1に記載の難燃性複合体。
  4. 【請求項4】合成樹脂基層の塩化ビニル樹脂100重量
    部に対し、モリブデン化合物を金属モリブデンとして
    0.05〜1.5重量部となるように含有せしめたこと
    を特徴とする請求項1に記載の難燃性複合体。
  5. 【請求項5】合成樹脂基層の片面又は両面に接着剤層を
    介して金属層を積層一体化した複合体であって、合成樹
    脂基層が、略56.8%の塩素化率を有する塩化ビニル
    樹脂100重量部に対し、チタン化合物を5〜50重量
    部含有せしめた層であることを特徴とする難燃性複合
    体。
  6. 【請求項6】合成樹脂基層の塩化ビニル樹脂100重量
    部に対し、更に発泡剤、分解促進剤、ラジカル発生剤、
    架橋剤の少なくともいずれか一種を0.0005〜10
    重量部含有せしめたことを特徴とする請求項5に記載の
    難燃性複合体。
  7. 【請求項7】合成樹脂基層の塩化ビニル樹脂100重量
    部に対し、更に難燃助剤として亜鉛化合物、モリブデン
    化合物、リン化合物の少なくともいずれか一種を1〜1
    0重量部含有せしめたことを特徴とする請求項5に記載
    の難燃性複合体。
  8. 【請求項8】合成樹脂基層の片面又は両面に接着剤層を
    介して金属層を積層一体化した複合体であって、合成樹
    脂基層が、オレフィン系樹脂100重量部に対し、水酸
    化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウ
    ム、炭酸マグネシウム、タルクの少なくともいずれか一
    種を50〜250重量部含有せしめた層であることを特
    徴とする難燃性複合体。
  9. 【請求項9】接着剤層が熱硬化性接着剤層であることを
    特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の
    難燃性複合材。
  10. 【請求項10】接着剤層が熱可塑性接着剤層であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
    の難燃性複合材。
  11. 【請求項11】金属層の表面に、熱硬化性樹脂塗料の硬
    化塗膜を形成したことを特徴とする請求項1ないし請求
    項10のいずれかに記載の難燃性複合体。
  12. 【請求項12】金属層の表面に、制電層を形成したこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記
    載の難燃性複合体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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