JPH0454097Y2 - - Google Patents

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JPH0454097Y2
JPH0454097Y2 JP16968987U JP16968987U JPH0454097Y2 JP H0454097 Y2 JPH0454097 Y2 JP H0454097Y2 JP 16968987 U JP16968987 U JP 16968987U JP 16968987 U JP16968987 U JP 16968987U JP H0454097 Y2 JPH0454097 Y2 JP H0454097Y2
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sheet
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、物品収納ケースに関し、もつと詳し
くは、たとえば粉末などを収納した偏平な袋状体
などの物品を並べて収納する物品の収納ケースに
関する。
従来技術 従来から、偏平な袋状体内に粉末、たとえば風
呂水などに混入する香料などを含む粉末などを収
納し、この袋状体を1つの袋内に詰め込んで梱包
することがある。このようにすると袋状体が重な
つた状態で梱包されることになるため、各袋状体
の記載内容が異なる場合にはその記載内容を読む
ことができず、不便であるという問題があつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、物品が収納された状態で記載
内容を読取ることができるとともに、その記載内
容に応じて所望の物品を容易に取出すことができ
るようにした物品収納ケースを提供することであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、複数の板状体の側部を連結して折り
畳むことができるようにし、 前記板状体は、 第1シートと、 物品の横の長さにほぼ等しいかそれよりも大き
い横の長さを有し、かつその物品の縦の長さより
も短い縦の長さを有する開口が形成された第2シ
ートと、 第1シートと第2シートとの間に介在され、収
納されるべき物品の正面形状とほぼ等しかやや大
きい収納孔を有し、その収納孔の上部が前記開口
に重なるように構成されている板状の介在部材と
を含むことを特徴とする物品収納ケースである。
作 用 本考案に従えば、第1シートと第2シートとの
間に板状の介在部材が介在され、これによつて板
状体が形成される。このような板状体は、開口と
収納孔とが重なつた状態となつており、この開口
を介して物品を収納孔内に収納することができ
る。こうして収納孔内に収納された物品は、開口
から外方に部分的に臨んだ状態で支持されてお
り、したがつて外部から記載内容を読取ることが
でき、その記載内容に応じて所望の物品を収納孔
内から容易に取出すことが可能となる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の収納ケース1が開
かれた状態を示す斜視図であり、第2図は収納ケ
ース1が閉じられた状態を示す斜視図であり、第
3図は開口7付近の縦断面図であり、第4図は開
口7付近の横断面図である。収納ケース1は、紙
あるいは加工紙(第3図および第4図において斜
線で示す)などから成り、板状体2の一側部3を
連結して、その他の板状体4を折り畳むことがで
きるように構成されている。板状体2は、第1シ
ート5と、物品である袋状体6の横の長さW1に
ほぼ等しいかそれよりも大きい横の長さW2を有
し、かつその袋状体6の縦の長さH1よりも短い
縦の長さH2を有する開口7が形成された第2シ
ート8と、第1シート5と第2シート8との間に
介在され、収納されるべき袋状体6の正面形状と
ほぼ等しいかやや大きい収納孔9が形成された板
状の介在部材10とを含む。
介在部材10は、たとえば段ボール紙であつ
て、一対の平板紙21,22間に波板紙23が介
在されている。また前記収納孔9は、その縦の長
さH3が袋状体6の縦の長さH1に対してほぼ等
しいかやや大きく、かつ横の長さW3が袋状体6
の横の長さW1に対してほぼ等しいかやや大きく
選ばれている。このような介在部材10を第1シ
ート5と第2シート8との間に介在することによ
つて、袋状体6を収納孔9内に収納したときの縦
方向の強度を向上することができる。なお、板状
体4は上述の板状体2と類似しており、対応する
部分には添字aを付して説明は省略する。
第5図は、第1シート5,5aおよび第2シー
ト8,8aの展開図である。第1シート5と第2
シート8との間には、折曲げ線l1,l2が設け
られ、この折曲げ線l1,l2で第1シート5お
よび第2シート8を折り曲げることによつて側部
13が形成される。また第2シート8の折曲げ線
l3,l4を折り曲げることによつて側部14お
よび折返し部15が形成される。さらに折曲げ線
l5,l6で折り曲げることによつて側部16お
よび折返し部17が形成される。こうして折り返
された折返し部15,17には接着剤が付着さ
れ、折返し部15,17が第1シート5に貼り付
けられて板状体2が形成される。また板状体4
は、板状体2と同様にして形成することができる
ため、対応する部分には添字aを付して説明は省
略する。このような板状体2,4の開口7,7a
が形成された表面には、それぞれ異なる図柄2
4,25が記載されており、この図柄24,25
によつて収納孔9,9a内に収納された袋状体
6,6aを選択して取出すことができる。また複
数の袋状体6および袋状体6aにそれぞれ個別的
に記載された図柄30,30a(第1図参照)は、
開口7,7aを介して外方に臨んでおり、このよ
うな図柄30,30aに応じて所望の袋状体6,
6aを適宜選択して収納孔9,9a内から容易に
取出すことができる。
第6図は介在部材10,10aの正面図であ
り、第7図は開口7付近の拡大正面図である。複
数の収納孔9が形成された介在部材10は、第2
シート8の開口7が収納孔9に重なるように第1
シート5と第2シート8との間に介在される。し
たがつてこのような収納孔9内に収納された袋状
体6は、収納ケース1に不用意に衝撃力などが作
用しても、収納孔9の上面26が開口7の上面2
7よりも第7図の上方に縦の長さD1をあけて形
成されているため、袋状体6の上端部が第2シー
ト8の開口7に臨む部分27付近に当接して、開
口から抜け出してしまうことはない。なお、介在
部材10aもまた、前記介在部材10と同様な構
成を有している。
第8図は、収納孔9に収納された袋状体6の取
出し動作を説明するための図である。開口7を介
して収納孔9内に収納された袋状体6を取出す場
合において、開口7の第8図の右端側の縦の長さ
H4は、前述した左端側の前記縦の長さH2より
も大きく選ばれている。また、開口7には凹所2
8(第8図の開口7の左下側)が形成されている
ため、これによつて袋状体6の上部付近を手指で
つまんで、第8図の紙面に対して手前側上方に引
つ張つて容易にその袋状体6を取出すことができ
る。しかも第2シート8の開口7に臨む部分20
によつて、袋状体6が振動などによつて収納孔9
内から離脱しようとしても、この部分20によつ
て袋状体6の抜出しを阻止することができる。ま
た袋状体6aも袋状体6と同様に収納孔9a内か
ら取出しが可能である。
このようにして収納孔9,9a内の袋状体6,
6aを収納孔9,9aから離脱させてしまうこと
なく保持することができると共に、開口7,7a
を介して袋状体6,6aに記載された記載内容3
0,30aを外方から読取ることができ、かつ第
2シート8,8aの表面に記載された図柄などの
記載内容24,25を読取ることができる。これ
によつて収納孔9,9a内に収納された袋状体
6,6aを記載内容24,25に応じて選択し、
記載内容30,30aに応じて選択して開口7を
介して簡単に取出すことができる。
効 果 本考案によれば、第2シートに物品の横の長さ
にほぼ等しいかそれよりも大きい横の長さを有
し、かつその物品の縦の長さよりも短い縦の長さ
を有する開口が形成されているため、その物品を
容易に取出すことができると共に、収納孔内にそ
の物品を確実に保持することができる。また開口
を介して物品に記載された記載内容を外部から読
取ることができ、かつ第2シートの表面の記載内
容をも読取ることができる。これによつてその記
載内容に応じて所望の物品だけを容易に取出すこ
とが可能となり、収納孔内に収納された物品を簡
便に取出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の収納ケース1が開
かれた状態を示す斜視図、第2図は収納ケース1
が閉じられた状態を示す斜視図、第3図は開口7
付近の縦断面図、第4図は開口7付近の横断面
図、第5図は第1シート5,5aおよび第2シー
ト8,8aの展開図、第6図は介在部材10,1
0aの正面図、第7図は第2シート体8に形成さ
れた開口7付近を示す拡大正面図、第8図は収納
孔9に収納された袋状体6の取出し動作を説明す
るための図である。 1……収納ケース、2,4……板状体、3……
側部、5,5a……第1シート、6,6a……袋
状体、7,7a……開口、8,8a……第2シー
ト、9,9a……収納孔、10,10a……介在
部材、H1……袋状体6,6aの縦の長さ、H
2,H4……開口7,7aの縦の長さ、H3……
収納孔9,9aの縦の長さ、W1……袋状体6,
6aの横の長さ、W2……開口7,7aの横の長
さ、W3……収納孔9,9aの横の長さ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の板状体の側部を連結して折り畳むことが
    できるようにし、 前記板状体は、 第1シートと、 物品の横の長さにほぼ等しいかそれよりも大き
    い横の長さを有し、かつその物品の縦の長さより
    も短い縦の長さを有する開口が形成された第2シ
    ートと、 第1シートと第2シートとの間に介在され、収
    納されるべき物品の正面形状とほぼ等しかやや大
    きい収納孔を有し、その収納孔の上部が前記開口
    に重なるように構成されている板状の介在部材と
    を含むことを特徴とする物品収納ケース。
JP16968987U 1987-11-05 1987-11-05 Expired JPH0454097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16968987U JPH0454097Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16968987U JPH0454097Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0173120U JPH0173120U (ja) 1989-05-17
JPH0454097Y2 true JPH0454097Y2 (ja) 1992-12-18

Family

ID=31459972

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JP16968987U Expired JPH0454097Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05

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JPH0173120U (ja) 1989-05-17

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