JPH0453973B2 - - Google Patents
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- JPH0453973B2 JPH0453973B2 JP58079853A JP7985383A JPH0453973B2 JP H0453973 B2 JPH0453973 B2 JP H0453973B2 JP 58079853 A JP58079853 A JP 58079853A JP 7985383 A JP7985383 A JP 7985383A JP H0453973 B2 JPH0453973 B2 JP H0453973B2
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- drum
- yarn
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 10
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- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 4
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- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は流体噴射式織機における緯糸測長装置
に関するものである。
に関するものである。
従来技術
一般に、無杼織機、特に流体噴射式織機におい
てはあらかじめ1回の緯入れ長さの緯糸を測長す
るとともに、測長された緯糸を1旦貯留するため
の緯糸測長装置が設けられている。この種の緯糸
測長装置として、チーズ等の緯糸供給部から供給
される緯糸をドラムに巻付測長するとともに、測
長された緯糸を一旦巻付貯留し、緯入れ時にはこ
の巻付貯留された緯糸を引出すようにした緯糸測
長装置が提示されている。
てはあらかじめ1回の緯入れ長さの緯糸を測長す
るとともに、測長された緯糸を1旦貯留するため
の緯糸測長装置が設けられている。この種の緯糸
測長装置として、チーズ等の緯糸供給部から供給
される緯糸をドラムに巻付測長するとともに、測
長された緯糸を一旦巻付貯留し、緯入れ時にはこ
の巻付貯留された緯糸を引出すようにした緯糸測
長装置が提示されている。
この巻付方式の緯糸測長装置はドラム周面のほ
ぼ同一部分から交互に出没する一対の緯糸係止ピ
ンによりドラムに巻きとられた緯糸の測長量及び
緯入れ方向への移行が制御されるようになつてい
る。両係止ピンはドラムが取着され、同ドラムに
対して相対回転される回転支持軸に連係されたカ
ムあるいはクランク等からなる出没機構により機
台1回転に対してそれぞれ1回ずつ出没するよう
になつている。
ぼ同一部分から交互に出没する一対の緯糸係止ピ
ンによりドラムに巻きとられた緯糸の測長量及び
緯入れ方向への移行が制御されるようになつてい
る。両係止ピンはドラムが取着され、同ドラムに
対して相対回転される回転支持軸に連係されたカ
ムあるいはクランク等からなる出没機構により機
台1回転に対してそれぞれ1回ずつ出没するよう
になつている。
通常、ドラムに巻付けられる巻付回数、すなわ
ち回転支持軸の回転数は機台1回転に対して3〜
8回転であり、従つて、回転支持軸と出没機構と
の間には歯車からなる減速機構が必要となるが、
これは機構の複雑化をもたらすという欠点を有し
ている。又、減速比の調節は同機構を構成する部
材を交換する以外には不可能であるため、織布の
織幅に応じて緯糸測長量を変更する場合には、一
般的にはドラム周面に複数の測長量調整部材を設
け、同調整部材をドラム半径方向に沿つて取付位
置調節することにより行なわれるが、この調整方
法は非常に面倒なものである。
ち回転支持軸の回転数は機台1回転に対して3〜
8回転であり、従つて、回転支持軸と出没機構と
の間には歯車からなる減速機構が必要となるが、
これは機構の複雑化をもたらすという欠点を有し
ている。又、減速比の調節は同機構を構成する部
材を交換する以外には不可能であるため、織布の
織幅に応じて緯糸測長量を変更する場合には、一
般的にはドラム周面に複数の測長量調整部材を設
け、同調整部材をドラム半径方向に沿つて取付位
置調節することにより行なわれるが、この調整方
法は非常に面倒なものである。
又、緯糸の測長量及び緯入れ方向への移行は一
対の係止ピンの出没タイミングにより制御される
が、このタイミング調節もカム等からなる出没機
構の取付位置調節により行わねばならず、非常に
難しいものである。
対の係止ピンの出没タイミングにより制御される
が、このタイミング調節もカム等からなる出没機
構の取付位置調節により行わねばならず、非常に
難しいものである。
目 的
本発明は前記事実を考慮してなされたものであ
つて、その目的は簡単な構造で緯糸測長を行える
とともに、織幅変更等に応じた緯糸係止機構の出
没タイミング調節を容易に行うことができる流体
噴射式織機における緯糸測長装置を提供すること
にある。
つて、その目的は簡単な構造で緯糸測長を行える
とともに、織幅変更等に応じた緯糸係止機構の出
没タイミング調節を容易に行うことができる流体
噴射式織機における緯糸測長装置を提供すること
にある。
構 成
前記目的を達成するため、本発明では緯糸貯留
部体の糸巻付面に対して相対回転する糸巻付管に
より前記糸巻付面に緯糸を巻付貯留するととも
に、該緯糸をメインノズルからの噴射流体により
引き出す流体噴射式織機において、織機の回転角
度を常時検出するとともに織機の1回転全域に渡
る回転角度に対応する信号を発生する回転角度検
出装置を設け、前記糸巻付面近傍に緯糸に対して
係合可能な緯糸係止機構を設け、前記回転角度検
出装置からの信号に基づいて前記緯糸係止機構を
作動制御する制御装置を設けるという構成を採用
している。
部体の糸巻付面に対して相対回転する糸巻付管に
より前記糸巻付面に緯糸を巻付貯留するととも
に、該緯糸をメインノズルからの噴射流体により
引き出す流体噴射式織機において、織機の回転角
度を常時検出するとともに織機の1回転全域に渡
る回転角度に対応する信号を発生する回転角度検
出装置を設け、前記糸巻付面近傍に緯糸に対して
係合可能な緯糸係止機構を設け、前記回転角度検
出装置からの信号に基づいて前記緯糸係止機構を
作動制御する制御装置を設けるという構成を採用
している。
実施例
以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基
づいて説明すると、織機のサイドフレーム等の固
定部に取着される支持部体1には緯糸Yを案内す
る緯糸案内孔2aを有する回転支持軸2が回転可
能に貫通装着されており、同支持軸2はモータ3
により回転されるようになつている。支持部体1
の前面(緯入れ側)には歯車4が固着されてお
り、その前側には回転支持軸2に固着された支持
体5が設けられている。同支持体5には回転支持
軸2と斜交し、且つ緯糸案内孔2aに連通された
糸巻付管6が装着支持されており、その先端が後
述するドラム8の周面近傍に配置されている。支
持体5の前側には回転支持軸2に相対回転可能に
取着されたブラケツト7が配設されており、その
前面には糸巻付面を有する緯糸貯留部体としての
ドラム8が固着さており、同ドラム8は回転支持
軸2に対して相対回転可能である。又、支持体5
には遊星歯車機構9が取着されており、入力遊星
歯車9aが前記歯車4に噛合わされ、出力遊星歯
車9bが歯車7aに噛合わされている。歯車4と
入力遊星歯車9aとの歯数比は歯車7aと出力遊
星歯車9bとの歯数比と同一に設定されている。
従つて、モータ3が駆動されて回転支持軸2が回
転されると、糸巻付管6が同支持軸2と一体的に
回転するとともに、遊星歯車機構9も一体的に回
転し、両遊星歯車9a,9bが歯車4,7aと噛
合いしながら回転支持軸2の周りを公転し、ドラ
ム8が回転することなく静止状態に保持される。
づいて説明すると、織機のサイドフレーム等の固
定部に取着される支持部体1には緯糸Yを案内す
る緯糸案内孔2aを有する回転支持軸2が回転可
能に貫通装着されており、同支持軸2はモータ3
により回転されるようになつている。支持部体1
の前面(緯入れ側)には歯車4が固着されてお
り、その前側には回転支持軸2に固着された支持
体5が設けられている。同支持体5には回転支持
軸2と斜交し、且つ緯糸案内孔2aに連通された
糸巻付管6が装着支持されており、その先端が後
述するドラム8の周面近傍に配置されている。支
持体5の前側には回転支持軸2に相対回転可能に
取着されたブラケツト7が配設されており、その
前面には糸巻付面を有する緯糸貯留部体としての
ドラム8が固着さており、同ドラム8は回転支持
軸2に対して相対回転可能である。又、支持体5
には遊星歯車機構9が取着されており、入力遊星
歯車9aが前記歯車4に噛合わされ、出力遊星歯
車9bが歯車7aに噛合わされている。歯車4と
入力遊星歯車9aとの歯数比は歯車7aと出力遊
星歯車9bとの歯数比と同一に設定されている。
従つて、モータ3が駆動されて回転支持軸2が回
転されると、糸巻付管6が同支持軸2と一体的に
回転するとともに、遊星歯車機構9も一体的に回
転し、両遊星歯車9a,9bが歯車4,7aと噛
合いしながら回転支持軸2の周りを公転し、ドラ
ム8が回転することなく静止状態に保持される。
ドラム8の周面付近には緯糸貯留部量測定装置
としての光電管10が設けられている。この光電
管10はドラム8により反射された光を電流に変
換し、この変換された電流はコントロール装置C
に送られるようになつている。ドラム8により反
射される光の量はドラム8に巻付貯留されている
緯糸の巻付量に応じて変化するが、緯糸の巻付貯
留量が予め設定された量よりも少なくなると、前
記コントロール装置Cは前記モータ3に作動指令
を送り、同モータ3の駆動により緯糸がドラム8
上に追加補給されるようになつている。そして、
コントロール装置Cは緯糸が所定量巻付貯留され
ると、モータ3に作動停止指令を送るようになつ
ている。
としての光電管10が設けられている。この光電
管10はドラム8により反射された光を電流に変
換し、この変換された電流はコントロール装置C
に送られるようになつている。ドラム8により反
射される光の量はドラム8に巻付貯留されている
緯糸の巻付量に応じて変化するが、緯糸の巻付貯
留量が予め設定された量よりも少なくなると、前
記コントロール装置Cは前記モータ3に作動指令
を送り、同モータ3の駆動により緯糸がドラム8
上に追加補給されるようになつている。そして、
コントロール装置Cは緯糸が所定量巻付貯留され
ると、モータ3に作動停止指令を送るようになつ
ている。
ドラム8の近傍において、光電管10の前方に
は電磁ソレノイド11と同ソレノイド11により
ドラム8の周面に係合可能な緯糸係止体12とに
より構成された緯糸係止機構が設けられている。
第2図に示すように、織機の回転に同期して回転
される軸15には磁性体からなる歯車形状の回転
体16が固着されており、その周面に所定の角度
で等分形成された多数の歯16aと対向可能な位
置に第1磁気センサー17が配設されている。
又、回転体16の一方の側面には前記歯16aの
1つの歯と同一の角度をもつて磁石18が設けら
れており、同磁石18の回転軌跡の前方には第2
磁気センサー19が設けられている。そして、回
転体16、磁石18及び磁気センサー17,19
により回転角度検出装置20が構成されている。
磁石18と第2磁気センサー19とが対向したと
き、同センサー19から前記コントロール装置C
へ1回のパルス信号(以下、基準信号という)が
送られ、又、前記歯16aと第1磁気センサー1
7とが対向する毎に1回のパルス信号がコントロ
ール装置Cへ送られる。コントロール装置Cは前
記基準信号を受け取ると電磁ソレノイド11に作
動停止指令を送り、基準信号を受け取つた後、第
1磁気センサー17から織機の所定回転角度に対
応する設定回数のパルス信号を受け取ると電磁ソ
レノイド11に作動指令を送るようになつてい
る。
は電磁ソレノイド11と同ソレノイド11により
ドラム8の周面に係合可能な緯糸係止体12とに
より構成された緯糸係止機構が設けられている。
第2図に示すように、織機の回転に同期して回転
される軸15には磁性体からなる歯車形状の回転
体16が固着されており、その周面に所定の角度
で等分形成された多数の歯16aと対向可能な位
置に第1磁気センサー17が配設されている。
又、回転体16の一方の側面には前記歯16aの
1つの歯と同一の角度をもつて磁石18が設けら
れており、同磁石18の回転軌跡の前方には第2
磁気センサー19が設けられている。そして、回
転体16、磁石18及び磁気センサー17,19
により回転角度検出装置20が構成されている。
磁石18と第2磁気センサー19とが対向したと
き、同センサー19から前記コントロール装置C
へ1回のパルス信号(以下、基準信号という)が
送られ、又、前記歯16aと第1磁気センサー1
7とが対向する毎に1回のパルス信号がコントロ
ール装置Cへ送られる。コントロール装置Cは前
記基準信号を受け取ると電磁ソレノイド11に作
動停止指令を送り、基準信号を受け取つた後、第
1磁気センサー17から織機の所定回転角度に対
応する設定回数のパルス信号を受け取ると電磁ソ
レノイド11に作動指令を送るようになつてい
る。
なお、13は緯入れタイミングに同期して作動
されるメインノズルであり、14はメインノズル
13によりドラム8から引き出される緯糸Yが緯
糸係止機構に引掛かることを防止するガード板で
ある。
されるメインノズルであり、14はメインノズル
13によりドラム8から引き出される緯糸Yが緯
糸係止機構に引掛かることを防止するガード板で
ある。
次に、前記のように構成した実施例についてそ
の作用を説明する。
の作用を説明する。
さて、緯糸Yがドラム8上に所定量巻付貯留さ
れているとともに、電磁ソレノイド11が作動状
態にあり、緯糸係止体12がドラム8の周面に係
合しているとき、コントロール装置Cが前記基準
信号入力に基づいて電磁ソレノイド11に作動停
止指令を送ると緯糸係止体12がドラム8の周面
から離間される。これと同時に、メインノズル1
3が緯入れタイミングに同期して作動され、前記
巻付貯留された緯糸Yがメインノズル13から射
出緯入れされる。前記基準信号入力後、第1磁気
センサー17から設定回数のパルス信号がコント
ロール装置Cへ送られると、コントロール装置C
は電磁ソレノイド11に作動指令を送り、同ソレ
ノイド11はこの作動指令に基づいて励磁され、
緯糸係止体12がドラム8の周面に係合される。
このとき、緯入れされた緯糸Yの先端が織布の反
緯入れ側布端に丁度到達すとともに、ドラム8上
に巻付貯留されている緯糸Yは緯糸係止体12に
より係止され、その引出しが停止される。緯糸Y
が緯入れされている間、ドラム8上に巻付貯留さ
れている緯糸Yの巻付量は少なくなるが、この巻
付貯留量が前記設定量以下になると、この巻付貯
留量に応じた光電管10からの交換電流に基づ
き、コントロール装置Cはモータ3の作動指令を
送る。モータ3はこの作動指令に基づいて回転さ
れ、糸巻付管6がドラム8の周りを回転し、緯糸
Yがドラム8上に追加供給される。そして、緯糸
Yの巻付貯留量が前記設定量以上になると、コン
トロール装置Cはモータ3に作動停止指令を送
り、緯糸Yの追加供給が停止される。
れているとともに、電磁ソレノイド11が作動状
態にあり、緯糸係止体12がドラム8の周面に係
合しているとき、コントロール装置Cが前記基準
信号入力に基づいて電磁ソレノイド11に作動停
止指令を送ると緯糸係止体12がドラム8の周面
から離間される。これと同時に、メインノズル1
3が緯入れタイミングに同期して作動され、前記
巻付貯留された緯糸Yがメインノズル13から射
出緯入れされる。前記基準信号入力後、第1磁気
センサー17から設定回数のパルス信号がコント
ロール装置Cへ送られると、コントロール装置C
は電磁ソレノイド11に作動指令を送り、同ソレ
ノイド11はこの作動指令に基づいて励磁され、
緯糸係止体12がドラム8の周面に係合される。
このとき、緯入れされた緯糸Yの先端が織布の反
緯入れ側布端に丁度到達すとともに、ドラム8上
に巻付貯留されている緯糸Yは緯糸係止体12に
より係止され、その引出しが停止される。緯糸Y
が緯入れされている間、ドラム8上に巻付貯留さ
れている緯糸Yの巻付量は少なくなるが、この巻
付貯留量が前記設定量以下になると、この巻付貯
留量に応じた光電管10からの交換電流に基づ
き、コントロール装置Cはモータ3の作動指令を
送る。モータ3はこの作動指令に基づいて回転さ
れ、糸巻付管6がドラム8の周りを回転し、緯糸
Yがドラム8上に追加供給される。そして、緯糸
Yの巻付貯留量が前記設定量以上になると、コン
トロール装置Cはモータ3に作動停止指令を送
り、緯糸Yの追加供給が停止される。
前記基準信号が再びコントロール装置Cに入力
されると、コントロール装置Cは電磁ソレノイド
11に作動停止指令を送り、緯糸係止体12はド
ラム8の周面から離間する。そして、前記と同様
に緯糸の緯入れ動作が繰り返される。
されると、コントロール装置Cは電磁ソレノイド
11に作動停止指令を送り、緯糸係止体12はド
ラム8の周面から離間する。そして、前記と同様
に緯糸の緯入れ動作が繰り返される。
実施例はドラム8に緯糸を巻付貯留するための
駆動力を機台駆動源から得るのではなく、同駆動
源から独立したモータ3から得るようにしたの
で、従来構成において必要とされた測長装置側と
機台駆動源側とを作動連結するクラツチを設ける
必要がなく、従つて、緯糸測長装置側と機台側と
の位相合わせを行なう必要もない。
駆動力を機台駆動源から得るのではなく、同駆動
源から独立したモータ3から得るようにしたの
で、従来構成において必要とされた測長装置側と
機台駆動源側とを作動連結するクラツチを設ける
必要がなく、従つて、緯糸測長装置側と機台側と
の位相合わせを行なう必要もない。
又、実施例では織機の回転角度検出装置20と
電磁ソレノイド11等からなる緯糸係止機構との
組合わせにより、ドラム8からの緯糸の引出しを
制御するようにしたので、ドラム内に減速機構等
を設けてドラム内から緯糸係止体を出没させると
いう従来構成に比べて非常に簡素な構成となつて
いる。しかも、基準信号入力後にコントロール装
置Cが第1磁気センサー17から受け取るパルス
信号の設定回数、すなわち織機の所定回転角度に
対応する設定値を変更するだけで、コントロール
装置Cから電磁ソレノイド11に送られる作動指
令のタイミング調節を容易に行うことができる。
電磁ソレノイド11等からなる緯糸係止機構との
組合わせにより、ドラム8からの緯糸の引出しを
制御するようにしたので、ドラム内に減速機構等
を設けてドラム内から緯糸係止体を出没させると
いう従来構成に比べて非常に簡素な構成となつて
いる。しかも、基準信号入力後にコントロール装
置Cが第1磁気センサー17から受け取るパルス
信号の設定回数、すなわち織機の所定回転角度に
対応する設定値を変更するだけで、コントロール
装置Cから電磁ソレノイド11に送られる作動指
令のタイミング調節を容易に行うことができる。
なお、前記回転角度検出装置20の代わりに、
第3図に示すように、所定の角度で等分透設され
た多数の透孔16bを有し、周面に反射片21を
止着された回転体16と、投光器22A及び受光
器22Bからなるカウント用第1光電センサー
と、投光器23A及び受光器23Bからなる基準
用第2光電センサーとからなる回転角度検出装置
24を用いてもよい。
第3図に示すように、所定の角度で等分透設され
た多数の透孔16bを有し、周面に反射片21を
止着された回転体16と、投光器22A及び受光
器22Bからなるカウント用第1光電センサー
と、投光器23A及び受光器23Bからなる基準
用第2光電センサーとからなる回転角度検出装置
24を用いてもよい。
複数の緯糸供給部から同一種類の緯糸を供給
(ミキシングという)して、均質な織布を得る場
合、あるいは多色織物を織る場合には複数の緯糸
供給部の個数に応じた緯糸測長装置が必要とな
り、緯糸測長装置における緯入れタイミングは緯
糸選択プログラムに応じてそれぞれ設定しなけれ
ばならない。ドラムに緯糸を巻付けるための駆動
力を機台駆動源から得ている従来構成では前記各
緯糸測長装置における緯入れタイミングをそれぞ
れ設定することは非常に難しく、機構の複雑化に
つながるものである。この点実施例では緯糸選択
プログラムに基づいて緯糸係止体12がドラム8
の周面から離間している時間を適宜変更設定すれ
ばミキシング及び多色の製織に容易に対処するこ
とができる。
(ミキシングという)して、均質な織布を得る場
合、あるいは多色織物を織る場合には複数の緯糸
供給部の個数に応じた緯糸測長装置が必要とな
り、緯糸測長装置における緯入れタイミングは緯
糸選択プログラムに応じてそれぞれ設定しなけれ
ばならない。ドラムに緯糸を巻付けるための駆動
力を機台駆動源から得ている従来構成では前記各
緯糸測長装置における緯入れタイミングをそれぞ
れ設定することは非常に難しく、機構の複雑化に
つながるものである。この点実施例では緯糸選択
プログラムに基づいて緯糸係止体12がドラム8
の周面から離間している時間を適宜変更設定すれ
ばミキシング及び多色の製織に容易に対処するこ
とができる。
効 果
以上詳述したように、本発明によれば簡単な構
造で緯糸測長を行うことができるとともに、織布
の織幅変更等に応じた緯糸係止機構の出没タイミ
ング調節を簡単な操作だけで容易に行うことがで
きるという優れた効果を奏する。
造で緯糸測長を行うことができるとともに、織布
の織幅変更等に応じた緯糸係止機構の出没タイミ
ング調節を簡単な操作だけで容易に行うことがで
きるという優れた効果を奏する。
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す側
面図、第2図aは回転角度検出装置の一例を示す
正面図、第2図bは同じく側面図、第3図は回転
角度検出装置の別例を示す斜視図である。 モータ……3、ドラム……8、光電管……1
0、電磁ソレノイド……11、緯糸係止体……1
2、回転角度検出装置……20,24。
面図、第2図aは回転角度検出装置の一例を示す
正面図、第2図bは同じく側面図、第3図は回転
角度検出装置の別例を示す斜視図である。 モータ……3、ドラム……8、光電管……1
0、電磁ソレノイド……11、緯糸係止体……1
2、回転角度検出装置……20,24。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 緯糸貯留部体の糸巻付面に対して相対回転す
る糸巻付管により前記糸巻付面に緯糸を巻付貯留
するとともに、該緯糸をメインノズルからの噴射
流体により引き出す流体噴射式織機において、 織機の回転角度を常時検出するとともに織機の
1回転全域に渡る回転角度に対応する信号を発生
する回転角度検出装置を設け、前記糸巻付面近傍
に緯糸に対して係合可能な緯糸係止機構を設け、
前記回転角度検出装置からの信号に基づいて前記
緯糸係止機構を作動制御する制御装置を設けたこ
とを特徴とする流体噴射式織機における緯糸測長
装置。 2 回転角度検出装置は織機の回転に同期して回
転される軸に固着された磁性体からなる歯車形状
の回転体と、その周面に所定の角度で等分形成さ
れた多数の歯と対向可能に設けられた磁気センサ
ーと、前記回転体の側面に設けられた磁石と、同
磁石と対向可能に設けられた磁気センサーとから
構成されている特許請求の範囲第1項に記載の流
体噴射式織機における緯糸測長装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7985383A JPS59204948A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | 流体噴射式織機における緯糸測長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7985383A JPS59204948A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | 流体噴射式織機における緯糸測長装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59204948A JPS59204948A (ja) | 1984-11-20 |
JPH0453973B2 true JPH0453973B2 (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=13701750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7985383A Granted JPS59204948A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | 流体噴射式織機における緯糸測長装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59204948A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5593849A (en) * | 1978-12-30 | 1980-07-16 | Toyoda Automatic Loom Works | Timing setting method and apparatus in loom |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56156877U (ja) * | 1980-04-24 | 1981-11-24 | ||
JPS57150573U (ja) * | 1981-03-13 | 1982-09-21 |
-
1983
- 1983-05-06 JP JP7985383A patent/JPS59204948A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5593849A (en) * | 1978-12-30 | 1980-07-16 | Toyoda Automatic Loom Works | Timing setting method and apparatus in loom |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59204948A (ja) | 1984-11-20 |
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