JPH0453348Y2 - - Google Patents

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JPH0453348Y2
JPH0453348Y2 JP8809986U JP8809986U JPH0453348Y2 JP H0453348 Y2 JPH0453348 Y2 JP H0453348Y2 JP 8809986 U JP8809986 U JP 8809986U JP 8809986 U JP8809986 U JP 8809986U JP H0453348 Y2 JPH0453348 Y2 JP H0453348Y2
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JP
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floor
rail
groove
floor rail
vehicle
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JP8809986U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバスのフロアカバー端末構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、バスの床板1のビニール製フロアカバー
2は、第2図部分横断面図に示すように、その端
末部がフロアレール3のジヨグル部に挿入され、
フロアレール3の鉛直内面下端に対してシール剤
4を詰めることで水密性が保持されている。こゝ
で、5は座席である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構造では、フロアカ
バー2の端末処理に少なからざる工数がかゝり、
見栄えも余りよくなく、しかも車内の水洗い等に
よる経年変化でシール4が劣化して漏水し、関係
部材に錆が発生する欠点がある。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、フロアカバーの端末処理工数を低減し、水
漏れ及び錆の発生を防止するとゝもに、見栄えを
よくしたバスのフロアカバー端末構造を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本考案は、一端が床板の縁部に取付
けられ車室内表面が該床板と滑らかに接続される
ように途中湾曲して他端が鉛直方向に延びるフロ
アレールと、溝を有する断面コ字状の形状であり
長手方向を車両の前後方向となるように該溝の底
に対応する部分を上記フロアレールの車室内側に
固着された本体部と、該溝の下側開口縁に沿つて
長手方向に延びるように該本体部に連設され且つ
上記フロアレールにほぼ平行となるように下方に
拡がり上記フロアレールと自身との間に空間を形
成するつば部とを備えたシートレールと、縁部が
上記シートレールのつば部と上記フロアレールと
により形成された空間内に存在するように上記床
板及び上記フロアレールの車室内面のほぼ全体を
覆うように張り付けられたフロアカバーとを具備
したことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成により、フロアカバーの端末処
理工数を低減し、水漏れ及び錆の発生を防止する
とゝもに、見栄えをよくしたバスのフロアカバー
端末構造を得ることができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第1図はその部分横断面図である。
上図において、第2図と同一の記号はそれぞれ
同図と同一の部材を示し、3aはフロアレール
で、その下端のコーナー部にアールを付し、その
内方端にジヨグル部に床板1がビス止めされ、そ
の上端は鉛直面に沿つて座席5のシートフレーム
6の若干上方まで延びている。
7はフロアレール3aの立上り部の内面上であ
つてシートフレーム6の位置にスポツト溶接で突
設された前後方向に延びるシートレールで、シー
トレール7の溝にはシートフレーム6の外端部材
が挿入固定される。
ここで、シートレール7はフロアレール3aに
スポツト溶接される断面角型C字状の形状を有す
る本体7bと該本体の溝7c開口の両側に長手方
向に沿つて延びるように形成され且つ長手方向の
直角な方向、図中フロアレール3a面にほぼ平行
に延びるとともに先端部がフロアレール3aと自
身との間に形成される空間s内に断面半円弧状に
湾曲したつば部7aとを有している。
このような構造によれば、下記の効果が奏せら
れる。
(1) フロアレールのコーナー部にアールをつけ、
上部にシートレールを取付けたことにより、フ
ロアカバーをフロアレールに沿わせシートレー
ルとのすきままで貼着して端末処理は不要とな
る。
(2) 端末処理不要による作業工数の低減、近代化
シール劣化による水漏れ及び錆の発生を防止
し、ボデーの品質が向上する。
〔考案の効果〕
要するに本考案によれば、一端が床板の縁部に
取付けられ車室内表面が該床板と滑らかに接続さ
れるように途中湾曲して他端が鉛直方向に延びる
フロアレールと、溝を有する断面コ字状の形状で
あり長手方向を車両の前後方向となるように該溝
の底に対応する部分を上記フロアレールの車室内
側に固着された本体部と、該溝の下側開口縁に沿
つて長手方向に延びるように該本体部に連設され
且つ上記フロアレールにほぼ平行となるように下
方に拡がり上記フロアレールと自身との間に空間
を形成するつば部とを備えたシートレールと、縁
部が上記シートレールのつば部と上記フロアレー
ルとにより形成された空間内に存在するように上
記床板及び上記フロアレールの車室内面のほぼ全
体を覆うように張り付けられたフロアカバーとを
具備したことにより、フロアカバーの端末処理工
数を低減し、水漏れ及び錆の発生を防止するとゝ
もに、見栄えをよくしたバスのフロアカバー端末
構造を得るから、本考案は産業上極めて有益なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すバスのボデー
の床板を示す部分横断面図、第2図は公知のバス
ボデーの床板を示す部分横断面図である。 1……床板、2……フロアカバー、3a……フ
ロアレール、5……座席、6……シートフレー
ム、7……シートレール、7a……つば部、7b
……本体、7c……溝、s……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が床板の縁部に取付けられ車室内表面が該
    床板と滑らかに接続されるように途中湾曲して他
    端が鉛直方向に延びるフロアレールと、溝を有す
    る断面コ字状の形状であり長手方向を車両の前後
    方向となるように該溝の底に対応する部分を上記
    フロアレールの車室内側に固着された本体部と、
    該溝の下側開口縁に沿つて長手方向に延びるよう
    に該本体部に連設され且つ上記フロアレールにほ
    ぼ平行となるように下方に拡がり上記フロアレー
    ルと自身との間に空間を形成するつば部とを備え
    たシートレールと、縁部が上記シートレールのつ
    ば部と上記フロアレールとにより形成された空間
    内に存在するように上記床板及び上記フロアレー
    ルの車室内面のほぼ全体を覆うように張り付けら
    れたフロアカバーとを具備したことを特徴とする
    バスのフロアカバー端末構造。
JP8809986U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0453348Y2 (ja)

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JP8809986U JPH0453348Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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JP8809986U JPH0453348Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62198185U JPS62198185U (ja) 1987-12-16
JPH0453348Y2 true JPH0453348Y2 (ja) 1992-12-15

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ID=30945906

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JP8809986U Expired JPH0453348Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6471937B2 (ja) * 2015-03-20 2019-02-20 いすゞ自動車株式会社 車室の下隅構造

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JPS62198185U (ja) 1987-12-16

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