JPH0352615Y2 - - Google Patents

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JPH0352615Y2
JPH0352615Y2 JP1985192093U JP19209385U JPH0352615Y2 JP H0352615 Y2 JPH0352615 Y2 JP H0352615Y2 JP 1985192093 U JP1985192093 U JP 1985192093U JP 19209385 U JP19209385 U JP 19209385U JP H0352615 Y2 JPH0352615 Y2 JP H0352615Y2
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JP
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hole
cover
floor panel
rear floor
seal
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JP1985192093U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小型トラツクなどの自動車において、
エンジンやトランスミツシヨンなどを点検するた
めに、荷台のリヤフロアパネルに開設したエンジ
ンサービスホールのシール構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 前記エンジンサービスホールは、ホール周辺部
によつて支承されるホールカバーで閉蓋されてい
る。第4図はその従来構造の1例を示している。
第4図において、aはリヤフロアパネル、bは
レインガイド用のチヤネル部材、cはホールカバ
ー、dはエンジンサービスホールであり、前記チ
ヤネル部材bはリヤフロアパネルaにスポツト溶
接Sによつて固定されている。又チヤネル部材b
とリヤフロアパネルaとの接合部における〓間に
はシーラeが塗布されて、前記〓間をシールして
いる。ホールカバ−cはその外周部fがチヤネル
部材bの基部g上に載置されることによつて、前
記エンジンサービスホールdを閉蓋している。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上記従来例においては、シーラeによ
るシール効果が不十分であるので、レインガイド
用のチヤネル部材bが必要であるという問題を有
している。
またホールカバーcの外周部fとチヤネル部材
bの基部gとが金属面接触するので、錆が発生し
易いという問題がある。
更にホールカバーcとリヤフロアパネルaとの
間に段差Hが付き、見栄えが良くないという問題
も有している。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するため、リヤフロ
アパネルに形成したエンジンサービスホールを、
ホール周辺部によつて支承されるホールカバーで
閉蓋したものにおいて、リヤフロアパネルのホー
ル周辺部をチヤネル状に凹設する一方、ホールカ
バーの外周端部を下方に折曲げ、その外周端部に
軟弾性材料からなるカバーシールを取付け、且つ
カバーシールの外周縁をフリー状態で先端が僅か
に下方に屈曲するリツプ状に延設して、閉蓋時
に、カバーシールの底面及びリツプ状の延設部が
前記ホール周辺部に密着し、かつホールカバー、
カバーシール及びリヤフロアパネルの上面が略一
面状となるように構成したことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、ホールカバーの閉蓋時に、
軟弾性材料からなるカバーシールがその底面及び
リツプ状の延長部において、リヤフロアパネルの
ホール周辺部に密着し、さらに前記延設部はフリ
ーの状態では先端が僅かに下方に屈曲するように
設けられているため、その付勢が加わつて強くシ
ールされるので、カバーシールとリヤフロアパネ
ルとの間のシールは完全なものとなる。従つて、
従来例のようにレインガイド用のチヤネル部材b
をホール周辺部に取付ける必要性が無くなる。
又ホールカバーが、軟弾性材料からなるカバー
シールを介して、リヤフロアパネルに接触するの
で、金属面接触を避けることができ、錆の発生を
防止することができる。
更に前記ホール周辺部はチヤネル状に凹設さ
れ、又ホールカバーの外周端部が折曲げられてカ
バーシールが取付けられているので、ホールカバ
ーの上面とリヤフロアパネルの上面とを略面一状
にすることができ、段差が少なくなり荷重を置き
やすくすることができると共に見栄えを良くする
ことができる。
(実施例) 第1図ないし第3図に示す実施例は、キヤブオ
ーバタイプの小型トラツクに本考案を適用したも
のである。
小型トラツクの荷台前側位置において、リヤフ
ロアパネル1にはエンジンサービスホール2が形
成されている。このエンジンサービスホール2
は、リヤフロアパネル1のホール周辺部3によつ
て支承されるホールカバー4によつて閉蓋されて
いる。
前記ホール周辺部3は第1図に示すように、チ
ヤネル状に凹設されている。他方、前記ホールカ
バー4の外周部には、ゴム、軟質合成樹脂などの
軟弾性材料からなるカバーシール5が取付けられ
ている。前記ホールカバ−4の外周端部6は下方
に折り曲げられ、ここにカバーシール5が挿着さ
れている。
カバーシール5の断面形状は、フリー状態にお
いて第2図に示すようになつており、その外周縁
をリツプ状に延設している。このリツプ状の延設
部7は略水平に延びているが、フリー状態ではそ
の先端が僅かに下方に屈曲している。又カバーシ
ール5の底部には左右夫々に突出部8a,8bが
形成されている。
閉蓋時には、第1図に示すように、カバーシー
ル5の底面8が前記突出部8a,8bの2箇所
で、前記ホール周辺部3の凹部3aに密着し、又
カバーシール5のリツプ状延設部7が前記ホール
周辺部3の基端部3bに密着し、さらに前記延設
部7の下方への付勢が加わつて、ホールカバー4
とリヤフロアパネル1との間が完全にシールされ
る。又ホールカバー4、カバーシール5、及びリ
ヤフロアパネル1の上面は、略面一状態となつて
いる。なお、前記ホール周辺部3の先端部3cは
ホールカバー4の下面に当接して、この部分にお
いてもホールカバー4を支承している。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば上記実施例では、カ
バーシール5の底面8が左右の突出部8a,8b
の2箇所で、ホール周辺部3に密着するように構
成しているが、前記突出部8a,8bを設けない
で、カバーシール5の底面8の全体がホール周辺
部3に密着するように構成することも可能であ
る。
(考案の効果) 本考案は上記構成、作用を有するので、シール
効果が完全で、錆の発生の問題を解消でき、且つ
リヤフロアパネルに荷物が置きやすく、見栄えの
良いエンジンサービスホールのシール構造を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図(第3図の
−線断面図)、第2図はホールカバーの外周部
を拡大して示す断面図、第3図は全体を示す斜視
図、第4図は従来例の断面図である。 1……リヤフロアパネル、2……エンジンサー
ビスホール、3……ホール周辺部、4……ホール
カバー、5……カバーシール、7……リツプ状の
延設部、8……底面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤフロアパネルに形成したエンジンサービス
    ホールを、ホール周辺部によつて支承されるホー
    ルカバーで閉蓋したものにおいて、リヤフロアパ
    ネルのホール周辺部をチヤネル状に凹設する一
    方、ホールカバーの外周端部を下方に折曲げ、そ
    の外周端部に軟弾性材料からなるカバーシールを
    取付け、且つカバーシールの外周縁をフリー状態
    で先端が僅かに下方に屈曲するリツプ状に延設し
    て、閉蓋時に、カバーシールの底面及びリツプ状
    の延設部が前記ホール周辺部に密着し、かつホー
    ルカバー、カバーシール及びリヤフロアパネルの
    上面が略面一状となるように構成したことを特徴
    とする自動車におけるエンジンサービスホールの
    シール構造。
JP1985192093U 1985-12-12 1985-12-12 Expired JPH0352615Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6201691B2 (ja) * 2013-11-28 2017-09-27 スズキ株式会社 フロアパネル用シール構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541656U (ja) * 1978-09-11 1980-03-17

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JPS6299478U (ja) 1987-06-24

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