JPH0453159A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH0453159A
JPH0453159A JP15824490A JP15824490A JPH0453159A JP H0453159 A JPH0453159 A JP H0453159A JP 15824490 A JP15824490 A JP 15824490A JP 15824490 A JP15824490 A JP 15824490A JP H0453159 A JPH0453159 A JP H0453159A
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semiconductor layer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路装置に関し、特にコンデンサ(
キャパシタ)を有する半導体集積回路装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の半導体集積回路装置は、ウェハー上にC
VD法(Chemical Vapor Deposi
tion法)やLPCVD法(Low Pressur
e Chemical VaporDeposi ti
on法)等により、絶縁膜、酸化膜等の薄膜(500〜
1000人)を成長させ、それを誘電体としてMis構
造(Metal In5ulator Se+wico
nductor構造)やMO3構造(Metal 0x
ide Sem1conductor構造)を構成し、
平行平板コンデンサ、トレンチ構造型コンデンサ、多層
配線利用のコンデンサを形成していた。
〔発明が解決しようとする課!!] 上述した従来の半導体集積回路装置のコンデンサは絶縁
膜、酸化膜等を誘電体膜として使用したMTS構造、M
’O3構造であるが、絶縁膜7酸化膜等の膜厚の制御性
が悪いため、コンデンサの容量値のバラツキが設計値に
対して±30%程度で大きく、半導体集積回路装置の特
性を設計通りに発揮させることが難しいという問題があ
る。
本発明の目的は、容量値のバラツキを低減したコンデン
サを備える半導体集積回路装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体集積回路装置は、互いに絶縁分離された
2つの一導電型の半導体層の一方に逆導電型の半導体層
を形成してPN接合を構成し、かつこのPN接合に逆バ
イアスを印加して構成した第1のコンデンサと、他方の
一導電型の半導体層を絶縁膜で覆い、この絶縁膜上に形
成した電極と該半導体層とで構成した第2のコンデンサ
とを備え、これら第1および第2のコンデンサを直列接
続した構成としている。
例えば、一導電型の半導体層を素子分離絶縁膜で絶縁分
離した2つの半導体層と、一方の半導体層の内部に形成
した逆導電型の半導体層と、これらの半導体層の上面を
覆う絶縁膜と、この絶縁膜に開設した窓を通して前記一
方の半導体層に接続される電極と、同様に絶縁膜の窓を
通して前記逆導電型の半導体層および他方の半導体層に
接続される電極と、前記他方の半導体層上において前記
絶縁膜上に形成された電極とで構成される。
〔作用〕
本発明によれば、PN接合による第1のコンデンサと、
MIS(MOS)構造による第2のコンデンサを直列接
続し、第1のコンデンサに印加する逆バイアス電圧を制
御することで、高精度に容量値を制御することが可能と
なる。
〔実施例] 次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の半導体集積回路装置の一実施例の回路
図であり、図においてQ1〜Q8はトランジスタ、R1
−R8は抵抗、C1〜C4はコンデンサを示している。
第2図は、第1図の回路において直列接続されたコンデ
ンサCIとC2,およびC3,C4を示す平面図であり
、そのX−X線の断面図を第3図に示している。これら
の図において、1はP型半導体層であり、例えばP型半
導体基板で構成される。このP型半導体層1にはコンデ
ンサの形成領域にN型埋込層2を形成した上でN型半導
体層。
例えばN型エピタキシャル層3を形成している。
そして、このN型エピタキシャル層3を各コンデンサ毎
に絶縁分離するように、N型エピタキシャル層3の全深
さに渡って分離用絶縁膜4を形成し、それぞれN型層3
A、3Bを画成している。この分離用絶縁#4は、例え
ば選択熱酸化膜で形成する。
そして、一方のN型層3AにはP型層5を形成してPN
接合を構成する。
その上で、全面に絶縁膜6を形成し、前記一方のN型層
3A、P型層5および他方のN型層3Bにそれぞれ窓を
開設し、この窓を通して電極7A。
7Bを形成している。なお、電極7BによりP型層5と
他方のN型層3Bとを直接電気接続している。また、他
方のN型層3B上の絶縁膜6上には電極7Cを形成して
いる。
この構成においては、電極7Aを第1図のA点。
D点に示す高電位側へ接続し、電極7Bを同しく0点、
F点に接続して電極7Aと7Bの間、すなわち一方のN
型層3AとP型層5との間に逆バイアスを印加する“こ
とで、PN接合面に空乏層8を発生させ、この空乏層8
を誘電体とした第1のコンデンサを構成する。
この時、空乏層8を誘電体とする容量値C3を次の(1
)式に示す。
C,=ε。εt+/d+  ・s、  ・・・・・・(
1)ただし、ε。は真空中の誘電率、εs1はN型層3
Aの比誘電率、d、は空乏層8の幅、Slは電極7Bの
面積である。(1)式より1um”当たりの容量値は0
.3fF程度である。
また、電極7Cを第1図のB点、E点に、電極7Bを同
じ(0点、F点にそれぞれ接続することで、電極7Cと
電極7Bの間に絶縁膜6を誘電体とした第2のコンデン
サを構成する。
この時、絶縁膜6を誘電体とする容量値C2を次の(2
)式に示す。
C1−6゜εsz/dz  −S2  ’−・−(2)
ただし、ε。は真空中の誘電率、εS□は絶縁膜6の比
誘電率、d2は絶縁膜6の厚さ、S2は電極7Cの面積
である。(2)式より1μm2当たりの容量値は0.2
fF程度である。
第1図のA−B間、D−E間の容量は、(1)。
(2)式より第1および第2のコンデンサを直列接続し
た容量であり、この容量C3を次の(3)式に示す。
C3−(C+  −Cz )/ (C+ +Cz )−
(3)ここで、clは電極7Bにかける電圧で可変でき
る。すなわち、その電極が高ければ空乏層8の距離d、
は大きくなり、電圧が低ければ空乏層8の距M dzは
小さくなる。
したがって、(3)式より電極7Bにかける電圧により
1μm2当たり0.1fF程度可変可能である。これに
より、第1図の半導体集積回路装置を製造・組立後に、
外部から電極7Bにかける電圧を+1v〜+2vに制御
すれば、設計値に対する容量値のバラツキを±3%程度
に抑制することが可能となる。
第4図は、本発明の他の実施例を示す断面図であり、前
記実施例の第3図に対応する図である。
なお、第3図と同一部分には同一符号を付しである。
この実施例では、各コンデンサのN型層3A。
3Bの下部に絶縁層9A、9Bを形成し、各N型層3A
、3BをP型半導体層重から絶縁させている点が前記実
施例とは相違している。なお、N型埋込層は形成してい
ない。
この絶縁層9A、9Bを形成することにより、各コンデ
ンサにおけるP型半導体層1に対する容量を低減するこ
とが可能となり、外部から電極7Bにかける電圧の制御
範囲が+1V〜+1,5Vでも設計値に対するバラツキ
を±3%程度になるように構成できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、P N接合による第1の
コンデンサと、MrS (MOS)構造による第2のコ
ンデンサを直列接続し、かつ第1のコンデンサに印加す
る逆バイアス電圧を制御する構成としているので、この
逆バイアス電圧を制御することで、直列接続されたコン
デンサ全体の容量値を高精度に制御することができ、設
計値に準した特性の半導体集積回路装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路装置の一例の回路図、
第2図は第1図の回路で用いられるコンデンサの一実施
例の平面レイアウト図、第3図は第2図のX−X線に沿
う断面図、第4図は本発明の他の実施例の第3図と同様
の断面図である。 1・・・P型半導体層、2・・・N型埋込層、3・・・
N型エピタキシャル層、3A、3B・・・N型層、4・
・・分離用絶縁膜、訃・・P型層、6・・・絶縁膜、7
A、7B7C・・・電極、8・・・空乏層、9A、9B
・・・絶縁層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互いに絶縁分離された2つの一導電型の半導体層の
    一方に逆導電型の半導体層を形成してPN接合を構成し
    、かつこのPN接合に逆バイアスを印加して構成した第
    1のコンデンサと、他方の一導電型の半導体層を絶縁膜
    で覆い、この絶縁膜上に形成した電極と該半導体層とで
    構成した第2のコンデンサとを備え、これら第1および
    第2のコンデンサを直列接続したことを特徴とする半導
    体集積回路装置。 2、一導電型の半導体層を素子分離絶縁膜で絶縁分離し
    た2つの半導体層と、一方の半導体層の内部に形成した
    逆導電型の半導体層と、これらの半導体層の上面を覆う
    絶縁膜と、この絶縁膜に開設した窓を通して前記一方の
    半導体層に接続される電極と、同様に絶縁膜の窓を通し
    て前記逆導電型の半導体層および他方の半導体層に接続
    される電極と、前記他方の半導体層上において前記絶縁
    膜上に形成された電極とを備えることを特徴とする半導
    体集積回路装置。
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