JPH02240958A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPH02240958A
JPH02240958A JP6323089A JP6323089A JPH02240958A JP H02240958 A JPH02240958 A JP H02240958A JP 6323089 A JP6323089 A JP 6323089A JP 6323089 A JP6323089 A JP 6323089A JP H02240958 A JPH02240958 A JP H02240958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitance
region
well region
integrated circuit
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6323089A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Umemoto
梅本 利明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、キャパシタを有する半導体集積回路装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
近年、半導体集積回路形成技術の進歩により、大規模な
アナログMO3集積回路が製作されるようになってきて
いる。このアナログMO3集稙回路においては、高い精
度を持つキャパシタが必要とされている。
従来のこの種の半導体集積回路装置を第2図に基づいて
説明する。
この半導体集積回路装置は、第2図に示すように、半導
体基板lの表面に形成されたフィールド絶縁膜となるフ
ィールド酸化膜2上に、下層および上層の導電膜となる
下部ポリシリコン層3と上部ポリシリコン層4とを重ね
て形成し、一対の電極層としている。また、下部ポリシ
リコン層3の表面を酸化し、下部率よび上部のポリシリ
コン層3゜4の間に誘電体膜となるポリシリコン酸化膜
(SiOtl)5を形成し、キャパシタを構成している
。6は金属配線層を示している。7は基板端子、8およ
び9は、それぞれ下部および上部ポリシリコン層3.4
に接続した下部ポリシリコン電極端子および上部ポリシ
リコン電極端子を示している。(参考文献: Davi
d A、IIodegs、 ”ANALOGSWITC
HES  AND  PASSIVE  I!LINE
N↑S  IN  問SLS I”。
0^NALOG ?IO5lNTl!GRATED C
IRCLIITS’、ed、by P、R。
Gray atal、1EEf! Press、198
0.)〔発明が解決しようとする課題) この半導体集積回路装置においては、キャパシタの容量
値がポリシリコン酸化膜5の厚さにより大部分が決定さ
れることから、キャパシタの容量値の電圧依存性が小さ
いという特性を持つため、−mに広く使用されている。
しかし、下部ポリシリコン層3と半導体基板1との間に
電位差が発生した場合に、下部ポリシリコン層3と半導
体基板lとの間のフィールド酸化膜2に寄生容量が発生
し、この寄生容量がキャパシタの容量に付加され、精度
が悪くなるという問題があった。また、本来のキャパシ
タの容量に対する寄生容量の比率は、ポリシリコン酸化
115とフィールド酸化膜2との膜圧の比により決定さ
れ、一般に10〜20%程度である。
したがって、この発明の目的は、寄生容量の低減を図り
、キャパシタの精度の向上を図ることのできる半導体集
積回路装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の半導体集積回路装置は、フィールド絶縁膜を
表面に形成した半導体基板上に重ねて形成され一対の電
極層となる下層および上層の導電膜と、この下層および
上層の導電膜の間に形成された誘電体膜とを有し、下層
の導電膜の下方に位置する半導体基板の領域の少なくと
も一部に、半導体基板の導電形と反対の導電形の電気的
に浮遊したウェル領域を形成したことを特徴としている
〔作 用〕
この発明の構成によれば、半導体基板の導電形と反対の
導電形の電気的に浮遊したウェル領域を、下層の導電膜
の下方に位置する半導体基板の領域少なくとも一部に形
成したので、ウェル領域と半導体基板との接合部に空乏
層が形成され、下層の導電膜に電荷の流入または流出が
あった場合に、空乏層に容量が発生する。したがって、
下層の導電膜と半導体基板との間に電位差が発生したと
きに、フィールド絶縁膜と空乏層とにそれぞれ容量が発
生し、フィールド絶縁膜に発生した容量と空乏層に発生
した容量とがウェル領域を介して直列に接続されること
になる。その結果、下層の導電膜の下部に発生する寄生
容量の値がフィールド絶縁膜の容量と空乏層の容量との
合成容量の値となり、減少する。
(実施例〕 この発明の半導体集積回路装置の一実施例を第1図に基
づいて説明する。
この半導体集積回路装置は、第1図に示すように、不純
物濃度が例えば約” 1018cm−2とされ半導体基
板となるp形シリコン基板lと、膜厚が例えば約100
On−に形成されフィールド絶縁膜となるフィールド酸
化膜2と、n形の不純物が例えば約I X 10 ”a
+e−”添加され下層および上層の導電膜となる下部ポ
リシリコン層3および上部ポリシリコン層4と、下部お
よび上部ポリシリコン層3゜4の間に厚さが例えば約1
100nに形成され誘電体膜となるポリシリコン酸化膜
5と、ウェル領域10とからなる。
ウェル領域IOは、p形シリコン基板lの導電形と反対
のn影領域からなり不純物濃度を例えば約I X 10
 ”cm−”、接合深さを約5μmとして電気的に浮遊
させ、下部ポリシリコン層3の下方に位置するP形シリ
コン基板lの領域に形成している。その他の部分は、第
2図に示す従来の半導体集積回路装置は同様であり、同
一部分には同一符号を付している。
この半導体集積回路装置によれば、ウェル領域10とp
形シリコン基板lとの接合部に空乏層が形成され、下部
ポリシリコン層3に電荷の流入または流出があったとき
に、空乏層に容量が発生する。したがって、下部ポリシ
リコン膜3とp形シリコン基板lとに電位差が発生した
場合に、フィールド酸化膜2と空乏層とにそれぞれ容量
が発生し、フィールド酸化膜2に発生した容量と空乏層
に発生した容量とがウェル領域10を介して直列に接続
されることになる。この結果、下部ポリシリコン層3の
下部に発生する寄生容量の値は、フィールド酸化膜2の
容量と空乏層の容量との合成容量の値となり、減少する
。また、下部ポリシリコン膜3の電荷の流入または流出
に応じて空乏層の幅は変化する。
ここで、基板端子7および上部ポリシリコン電極端子9
を接地し、下部ポリシリコン電極8に正電気を加えた場
合に、フィールド酸化膜2に発生する寄生容量は、1平
方ミクロン当たり0.0345fFである。また、この
ときのウェル領域10とp形シリコン基板1との接合部
の空乏層に発生する容量、すなわち接合容量は、1平方
ミクロン当たり0、1 f Fである。したがって、こ
のときの寄生容量は、フィールド酸化膜2の容量と空乏
層の容量とを直列接続した合成容量、すなわち1平方ミ
クロン当たり約0.026 f Fとなり、ウェル領域
lOを設けない場合の寄生容量と比べて、約70%に低
減することができる。
〔発明の効果〕
この発明の半導体集積回路装置は、下層の導電膜の下方
に位置する半導体基板の領域の少なくとも一部に、半導
体基板の導電形と反対の導電形の電気的に浮遊したウェ
ル領域を形成したので、ウェル領域と半導体基板との接
合部に形成された空乏層の容量とフィールド絶縁膜の容
量とをウェル領域を介して直列に接続することができ、
寄生容量をフィールド絶縁膜の容量と空乏層の容量との
合成容量とすることができる。この結果、寄生容量の低
減を図ることができ、キャパシタの精度の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1IIはこの発明の半導体集積回路装置の一実施例の
断面図、第2図は従来の半導体集積回路装置の断面図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  フィールド絶縁膜を表面に形成した半導体基板上に重
    ねて形成され一対の電極層となる下層および上層の導電
    膜と、この下層および上層の導電膜の間に形成された誘
    電体膜とを有する半導体集積回路装置において、前記下
    層の導電膜の下方に位置する前記半導体基板の領域の少
    なくとも一部に、前記半導体基板の導電形と反対の導電
    形の電気的に浮遊したウェル領域を形成したことを特徴
    とする半導体集積回路装置。
JP6323089A 1989-03-14 1989-03-14 半導体集積回路装置 Pending JPH02240958A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0582733A (ja) * 1991-09-24 1993-04-02 Matsushita Electron Corp 容量素子
US5773872A (en) * 1995-10-25 1998-06-30 Nec Corporation Semiconductor device having an integrated differential circuit with an improved common-mode rejection ratio (CMRR)
US6064108A (en) * 1997-09-02 2000-05-16 Hughes Electronics Corporation Integrated interdigitated capacitor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5773872A (en) * 1995-10-25 1998-06-30 Nec Corporation Semiconductor device having an integrated differential circuit with an improved common-mode rejection ratio (CMRR)
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