JPH0453154Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453154Y2 JPH0453154Y2 JP14569088U JP14569088U JPH0453154Y2 JP H0453154 Y2 JPH0453154 Y2 JP H0453154Y2 JP 14569088 U JP14569088 U JP 14569088U JP 14569088 U JP14569088 U JP 14569088U JP H0453154 Y2 JPH0453154 Y2 JP H0453154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- attached
- wire bundle
- bundle
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば自動車の車体と、トランクリ
ツドとの間に亘つて配索される電線束を保護する
に有利な自動車用電線束の配索装置に関するもの
である。
ツドとの間に亘つて配索される電線束を保護する
に有利な自動車用電線束の配索装置に関するもの
である。
第2図は自動車のトランクルームを示すもので
あつて、1は車体、2はトランクルーム、3はそ
のトランクルーム2を開閉するトランクリツドで
あり、この車体1にあつては、尾灯4あるいはそ
の他の機器に接続される電線束5がトランクルー
ム2内に引き出されており、さらにこの電線束5
は、トランクリツド3を貫通して、そのトランク
リツドの外側に取付けられている不図示の機器に
接続されるものである。またその電線束5は、第
3図に示す如く、車体1に取付けられているグロ
メツト6と、トランクリツド3に取付けられてい
るグロメツト7との間に接続される軟質樹脂チユ
ーブ8内に挿通されて、その電線束5の保護がな
されている。また各グロメツト6,7と、軟質樹
脂チユーブ8端とは接着テープ9によつて巻回固
定されているものである。
あつて、1は車体、2はトランクルーム、3はそ
のトランクルーム2を開閉するトランクリツドで
あり、この車体1にあつては、尾灯4あるいはそ
の他の機器に接続される電線束5がトランクルー
ム2内に引き出されており、さらにこの電線束5
は、トランクリツド3を貫通して、そのトランク
リツドの外側に取付けられている不図示の機器に
接続されるものである。またその電線束5は、第
3図に示す如く、車体1に取付けられているグロ
メツト6と、トランクリツド3に取付けられてい
るグロメツト7との間に接続される軟質樹脂チユ
ーブ8内に挿通されて、その電線束5の保護がな
されている。また各グロメツト6,7と、軟質樹
脂チユーブ8端とは接着テープ9によつて巻回固
定されているものである。
しかしながら、このような電線束5の保護構造
即ち電線束の配索装置にあつては、そのリード線
束5の周囲に被せられる軟質樹脂チユーブ8に腰
がないために、屈曲度が大きく、例えばトランク
リツド3の閉塞時においては、第4図に示す如く
極度な屈曲部10が生じ、この極度な屈曲部10
がトランクリツド3の開閉に伴なつて繰返し生じ
ることにより、電線束5が断線されやすくなる。
またそのチユーブ8が軟らかいために、第3図に
示すように、接着テープ9の巻回力によりチユー
ブ8が漬されて電線束が締付けられてしまうとい
う問題点が生じる。
即ち電線束の配索装置にあつては、そのリード線
束5の周囲に被せられる軟質樹脂チユーブ8に腰
がないために、屈曲度が大きく、例えばトランク
リツド3の閉塞時においては、第4図に示す如く
極度な屈曲部10が生じ、この極度な屈曲部10
がトランクリツド3の開閉に伴なつて繰返し生じ
ることにより、電線束5が断線されやすくなる。
またそのチユーブ8が軟らかいために、第3図に
示すように、接着テープ9の巻回力によりチユー
ブ8が漬されて電線束が締付けられてしまうとい
う問題点が生じる。
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされ
たもので、特に電線束の極端な屈曲を阻止するこ
とのできる保護管の開発であつて、例えばその保
護管を、帯状の硬質樹脂を螺旋管状に巻回形成し
てなる内管と、その内管の外側面を被覆する軟質
チユーブとにより構成して、保護管の剛性を高
め、電線束の極度な屈曲及び保護管の押し漬され
が生じない自動車用電線束の配索装置を提供する
ことにある。
たもので、特に電線束の極端な屈曲を阻止するこ
とのできる保護管の開発であつて、例えばその保
護管を、帯状の硬質樹脂を螺旋管状に巻回形成し
てなる内管と、その内管の外側面を被覆する軟質
チユーブとにより構成して、保護管の剛性を高
め、電線束の極度な屈曲及び保護管の押し漬され
が生じない自動車用電線束の配索装置を提供する
ことにある。
以下に本考案を第1図に示す実施例に基いて詳
細に説明するが本実施例の構造と、従来例で説明
した構造との同一部分は、従来例で使用した符号
を付してその同一構造部分の説明は省略する。
細に説明するが本実施例の構造と、従来例で説明
した構造との同一部分は、従来例で使用した符号
を付してその同一構造部分の説明は省略する。
即ち本実施例では車体1に取付けられたグロメ
ツト6と、トランクリツド3に取付けられたグロ
メツト7との間を連結する保護管11の構造に特
長がある。つまり、この保護管11は、その内側
に帯状の軟質樹脂を螺旋状に巻回してなる螺旋管
12を有しさらにその螺旋管12の外周面には、
軟質樹脂よりなる軟チユーブ13を上記螺旋管1
2と一体に被着してなるものである。そしてこの
保護管11の両端は接着テープ9によるテーピン
グにより、前記グロメツト6及び7により固定さ
れるものである。
ツト6と、トランクリツド3に取付けられたグロ
メツト7との間を連結する保護管11の構造に特
長がある。つまり、この保護管11は、その内側
に帯状の軟質樹脂を螺旋状に巻回してなる螺旋管
12を有しさらにその螺旋管12の外周面には、
軟質樹脂よりなる軟チユーブ13を上記螺旋管1
2と一体に被着してなるものである。そしてこの
保護管11の両端は接着テープ9によるテーピン
グにより、前記グロメツト6及び7により固定さ
れるものである。
このように構成されている保護管11は、内側
に位置されている螺旋管12の作用で、剛性が高
められることからRの小さい極端な屈曲が阻止さ
れ、第5図に示すように適当の屈曲となつて電線
束の折損が有効に防止できる。またその螺旋管1
2の剛性作用により保護管11が押し漬されるこ
ともないので電線束の外圧力保護も有効となる。
に位置されている螺旋管12の作用で、剛性が高
められることからRの小さい極端な屈曲が阻止さ
れ、第5図に示すように適当の屈曲となつて電線
束の折損が有効に防止できる。またその螺旋管1
2の剛性作用により保護管11が押し漬されるこ
ともないので電線束の外圧力保護も有効となる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、車体1と該車体1に取
付けられた移動体3との間に張設される電線束5
を、帯状体が、螺旋状に巻回されてなる硬質樹脂
材料製の螺旋管12の外周面に軟質チユーブ13
を被覆してなる保護管11内に挿通保護せしめた
電線束の配索装置である。従つてこれによればそ
の保護管11は、内側に位置されている螺旋管1
2の作用で、剛性が高められることからRの小さ
い極端な屈曲が阻止され、またその螺旋管12の
剛性作用により保護管11が押し漬されることも
ないので電線束の外圧力的保護も有効となるとい
つた効果が得られる。
付けられた移動体3との間に張設される電線束5
を、帯状体が、螺旋状に巻回されてなる硬質樹脂
材料製の螺旋管12の外周面に軟質チユーブ13
を被覆してなる保護管11内に挿通保護せしめた
電線束の配索装置である。従つてこれによればそ
の保護管11は、内側に位置されている螺旋管1
2の作用で、剛性が高められることからRの小さ
い極端な屈曲が阻止され、またその螺旋管12の
剛性作用により保護管11が押し漬されることも
ないので電線束の外圧力的保護も有効となるとい
つた効果が得られる。
第1図は本考案よりなる配索装置の実施例を示
した構造説明図、第2図は配索装置を取付けた車
体の説明図、第3図は従来例の説明図、第4図は
従来例の作用説明図、第5図は本考案による作用
説明図である。 11……保護管、12……螺旋管、13……軟
質チユーブ。
した構造説明図、第2図は配索装置を取付けた車
体の説明図、第3図は従来例の説明図、第4図は
従来例の作用説明図、第5図は本考案による作用
説明図である。 11……保護管、12……螺旋管、13……軟
質チユーブ。
Claims (1)
- 車体1と該車体1に取付られた移動体3との間
に張設される電線束5を、帯状体が、螺旋状に巻
回されてなる硬質樹脂材料製の螺旋管12の外周
面に軟質チユーブ13を被覆してなる保護管11
内に挿通保護せしめたことを特徴とする自動車用
電線束の配索装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14569088U JPH0453154Y2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14569088U JPH0453154Y2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268627U JPH0268627U (ja) | 1990-05-24 |
JPH0453154Y2 true JPH0453154Y2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=31414503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14569088U Expired JPH0453154Y2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453154Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2559475Y2 (ja) * | 1991-06-11 | 1998-01-19 | トヨタ車体株式会社 | ワイヤハーネスの配線構造 |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP14569088U patent/JPH0453154Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0268627U (ja) | 1990-05-24 |
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