JPH07255115A - ワイヤハーネスの防水構造 - Google Patents
ワイヤハーネスの防水構造Info
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- JPH07255115A JPH07255115A JP6043983A JP4398394A JPH07255115A JP H07255115 A JPH07255115 A JP H07255115A JP 6043983 A JP6043983 A JP 6043983A JP 4398394 A JP4398394 A JP 4398394A JP H07255115 A JPH07255115 A JP H07255115A
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- JP
- Japan
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- wire harness
- tubular body
- waterproof structure
- adhesive
- outer periphery
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン・ルーム等の水がかかりやすい被水
位置に配索された場合にもワイヤハーネスへの水分の浸
入を確実に防止でき、かつ、簡単な作業で形成すること
ができるワイヤハーネスの防水構造を提供すること。 【構成】 弾性材料からなる管体(6)の端部に径方向
外向きに突出するリブ部(8a,8b)を設ける。管体
(6)にワイヤハーネス(1)を挿通し、ワイヤハーネ
ス(1)の外周を管体(6)で被覆する。管体(6)の
端部(6a,6b)と、端部(6a,6b)から突出す
るワイヤハーネス(1)の外周に粘着テープ(7A,7
B)を巻き付けて管体をワイヤハーネス(1)に固定す
る。
位置に配索された場合にもワイヤハーネスへの水分の浸
入を確実に防止でき、かつ、簡単な作業で形成すること
ができるワイヤハーネスの防水構造を提供すること。 【構成】 弾性材料からなる管体(6)の端部に径方向
外向きに突出するリブ部(8a,8b)を設ける。管体
(6)にワイヤハーネス(1)を挿通し、ワイヤハーネ
ス(1)の外周を管体(6)で被覆する。管体(6)の
端部(6a,6b)と、端部(6a,6b)から突出す
るワイヤハーネス(1)の外周に粘着テープ(7A,7
B)を巻き付けて管体をワイヤハーネス(1)に固定す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤハーネスの防水構
造に関し、特に、車両のエンジン・ルーム、フェンダー
内、ドアパネル、アンダーパネル等の水がかかりやすい
被水位置に配索したワイヤハーネスへの水分の浸入を確
実に防止でき、かつ、簡単な作業で形成することができ
るワイヤハーネスの防水構造に関するものである。
造に関し、特に、車両のエンジン・ルーム、フェンダー
内、ドアパネル、アンダーパネル等の水がかかりやすい
被水位置に配索したワイヤハーネスへの水分の浸入を確
実に防止でき、かつ、簡単な作業で形成することができ
るワイヤハーネスの防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のエンジン・ルーム等の水の
かかりやすい被水位置に配索され、防水の必要性の高い
ワイヤハーネス1には、図9に示すように、外周1aに
可撓性を有するポリエチレンシート2を巻き付けて防水
構造を形成していた。
かかりやすい被水位置に配索され、防水の必要性の高い
ワイヤハーネス1には、図9に示すように、外周1aに
可撓性を有するポリエチレンシート2を巻き付けて防水
構造を形成していた。
【0003】この防水構造を形成するには、まず、図1
0(A)に示すように、筒状の芯部材3にコイル状に巻
き付けてあるポリエチレンシート2を引き出し、ワイヤ
ハーネス1の防水する部分の長さLに応じて切断する。
このポリエチレンシート2には一方側の面2aの幅方向
の両側に、所定の幅wで長さ方向に粘着剤を塗布した粘
着部3A,3Bを設けている。
0(A)に示すように、筒状の芯部材3にコイル状に巻
き付けてあるポリエチレンシート2を引き出し、ワイヤ
ハーネス1の防水する部分の長さLに応じて切断する。
このポリエチレンシート2には一方側の面2aの幅方向
の両側に、所定の幅wで長さ方向に粘着剤を塗布した粘
着部3A,3Bを設けている。
【0004】次に、図10(B)中、矢印Aで示すよう
に、上記長さLに切断したポリエチレンシート2の一方
の粘着部3A側をワイヤハーネス1の外周に1回巻き付
け、この粘着部3Aをポリエチレンシート2の他の部分
に粘着させ、ワイヤハーネス1の外周1aをポリエチレ
ンシート2で囲繞する。次に、図10(B)中、矢印B
で示すように、ポリエチレンシート2の他方の粘着部3
Bを形成した側を、ワイヤハーネス1の外周に締め付け
た状態で巻き付け、粘着部3Bを対向する部分に粘着さ
せる。
に、上記長さLに切断したポリエチレンシート2の一方
の粘着部3A側をワイヤハーネス1の外周に1回巻き付
け、この粘着部3Aをポリエチレンシート2の他の部分
に粘着させ、ワイヤハーネス1の外周1aをポリエチレ
ンシート2で囲繞する。次に、図10(B)中、矢印B
で示すように、ポリエチレンシート2の他方の粘着部3
Bを形成した側を、ワイヤハーネス1の外周に締め付け
た状態で巻き付け、粘着部3Bを対向する部分に粘着さ
せる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の防
水構造では、ポリエチレンシート2は撓みやすいため、
図11に示すように、粘着部3Aをポリエチレンシート
2の他の部分に粘着した部分にしわ6が生じることが多
い。同様に他方の粘着部3Bを粘着した部分にもしわ6
が生じやすい(図9に図示)。このように粘着部3A,
3Bにしわ6が存在すると、ポリエチレンシート2の外
側からワイヤハーネス1の外周まで到達する隙間が形成
されてしまい、防水性が低下する原因となる。
水構造では、ポリエチレンシート2は撓みやすいため、
図11に示すように、粘着部3Aをポリエチレンシート
2の他の部分に粘着した部分にしわ6が生じることが多
い。同様に他方の粘着部3Bを粘着した部分にもしわ6
が生じやすい(図9に図示)。このように粘着部3A,
3Bにしわ6が存在すると、ポリエチレンシート2の外
側からワイヤハーネス1の外周まで到達する隙間が形成
されてしまい、防水性が低下する原因となる。
【0006】例えば、図9中点線で示すように、しわ6
の部分で浮き上がったポリエチレンシート2の隙間から
浸入した水分は、巻き付けられた積層状態のポリエチレ
ンシート2の間を通って粘着部3Bまで到達し、図11
中点線で示すように、この粘着Bのしわの部分を通って
ワイヤハーネス1の外周1aまで到達する。
の部分で浮き上がったポリエチレンシート2の隙間から
浸入した水分は、巻き付けられた積層状態のポリエチレ
ンシート2の間を通って粘着部3Bまで到達し、図11
中点線で示すように、この粘着Bのしわの部分を通って
ワイヤハーネス1の外周1aまで到達する。
【0007】また、防水構造を形成する部分の長さが長
い場合、切断するポリエチレンシート2も長くする必要
があるが、ポリエチレンシート2が長尺である程、作業
者が平坦な形状を保持しておかないと自然に撓みやす
く、ワイヤハーネス1に巻き付ける前に粘着部3A,3
Bがワイヤハーネス1の外周やポリエチレンシート2の
他の部分に粘着しやすい。また、一方の粘着部3Aを粘
着した後にも、作業者が形状を保持しないとポリエチレ
ンシート2が自然に撓んで、上記矢印Bで示す方向にポ
リエチレンシート2を巻き付ける前に、ワイヤハーネス
1の外周やポリエチレンシート2に粘着部3B粘着しや
すい。そのため、上記従来の防水構造では、形成作業時
に、ポリエチレンシート2の取り扱いに十分な注意を払
う必要があり、作業効率が悪い。
い場合、切断するポリエチレンシート2も長くする必要
があるが、ポリエチレンシート2が長尺である程、作業
者が平坦な形状を保持しておかないと自然に撓みやす
く、ワイヤハーネス1に巻き付ける前に粘着部3A,3
Bがワイヤハーネス1の外周やポリエチレンシート2の
他の部分に粘着しやすい。また、一方の粘着部3Aを粘
着した後にも、作業者が形状を保持しないとポリエチレ
ンシート2が自然に撓んで、上記矢印Bで示す方向にポ
リエチレンシート2を巻き付ける前に、ワイヤハーネス
1の外周やポリエチレンシート2に粘着部3B粘着しや
すい。そのため、上記従来の防水構造では、形成作業時
に、ポリエチレンシート2の取り扱いに十分な注意を払
う必要があり、作業効率が悪い。
【0008】本発明は、上記従来の防水構造における問
題を解決し、ワイヤハーネスの防水性の向上及び防水構
造の形成作業の作業性の向上を図ることを目的としてな
されたものである。
題を解決し、ワイヤハーネスの防水性の向上及び防水構
造の形成作業の作業性の向上を図ることを目的としてな
されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、請求項1は、弾
性材料からなる管体内にワイヤハーネスを挿通し、ワイ
ヤハーネスの外周を該管体で被覆してなるワイヤハーネ
スの防水構造を提供するものである。
性材料からなる管体内にワイヤハーネスを挿通し、ワイ
ヤハーネスの外周を該管体で被覆してなるワイヤハーネ
スの防水構造を提供するものである。
【0010】請求項2は、上記弾性材料はゴムであるこ
とを特徴としている。
とを特徴としている。
【0011】請求項3は、上記請求項1又は請求項2に
おいて、管体の端部と、該端部から突出するワイヤハー
ネスの外周とに粘着テープを巻き付けて、管体をワイヤ
ハーネスに固定することを特徴としている。
おいて、管体の端部と、該端部から突出するワイヤハー
ネスの外周とに粘着テープを巻き付けて、管体をワイヤ
ハーネスに固定することを特徴としている。
【0012】請求項4は、上記請求項3において、上記
管体の端部に、径方向外向きに突出するリブ部を設けた
ことを特徴としている。
管体の端部に、径方向外向きに突出するリブ部を設けた
ことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に係るワイヤハーネスの防水構造で
は、弾性材料からなる管体内にワイヤハーネスを挿通
し、ワイヤハーネスの外周を管体で被覆しているため、
この管体の外周に被覆した部分ではワイヤハーネスは継
ぎ目や隙間のない状態で管体で被覆されており、水がか
かってもワイヤハーネス内に水分が侵入することがな
い。
は、弾性材料からなる管体内にワイヤハーネスを挿通
し、ワイヤハーネスの外周を管体で被覆しているため、
この管体の外周に被覆した部分ではワイヤハーネスは継
ぎ目や隙間のない状態で管体で被覆されており、水がか
かってもワイヤハーネス内に水分が侵入することがな
い。
【0014】請求項2のように、上記管体を構成する弾
性材料をゴムとした場合には、管体の内径を容易に拡径
してワイヤハーネスを挿通することができる。
性材料をゴムとした場合には、管体の内径を容易に拡径
してワイヤハーネスを挿通することができる。
【0015】請求項3のように、管体の端部と、端部か
ら突出するワイヤハーネスの外周とに粘着テープを巻き
付けて、管体をワイヤハーネスに固定する構造とした場
合には、管体の両端部の開口から水分が侵入することが
なくなるとともに、管体の位置のずれを防止することが
できる。
ら突出するワイヤハーネスの外周とに粘着テープを巻き
付けて、管体をワイヤハーネスに固定する構造とした場
合には、管体の両端部の開口から水分が侵入することが
なくなるとともに、管体の位置のずれを防止することが
できる。
【0016】請求項4にように、管体の端部に径方向外
向きに突出するリブ部を設けた場合には、管体に軸線方
向の力が作用すると、リブ部が上記粘着テープに係合す
るため、管体はワイヤハーネスの所定位置、すなわち防
水する必要がある位置に確実に保持される。
向きに突出するリブ部を設けた場合には、管体に軸線方
向の力が作用すると、リブ部が上記粘着テープに係合す
るため、管体はワイヤハーネスの所定位置、すなわち防
水する必要がある位置に確実に保持される。
【0017】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づいて本発明に
ついて詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の第1
実施例に係るワイヤハーネスの防水構造を示している。
この第1実施例では、複数の電線11を束ねてなるワイ
ヤハーネス1の防水する部分を管体6に挿通し、この管
体6の両方の端部6a,6bを粘着テープ7A,7Bで
ワイヤハーネス1に固定している。
ついて詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の第1
実施例に係るワイヤハーネスの防水構造を示している。
この第1実施例では、複数の電線11を束ねてなるワイ
ヤハーネス1の防水する部分を管体6に挿通し、この管
体6の両方の端部6a,6bを粘着テープ7A,7Bで
ワイヤハーネス1に固定している。
【0018】上記管体6は、十分に弾性的に伸びる材料
(弾性材料)からなる両端部6a,6bを開口7a,7
bとした円管体であってワイヤハーネス1の防水する部
分に対応する長さLを有している(図3参照)。管体6
の肉厚tは、長さ方向及び周方向の全体にわたってほぼ
均一かつ薄厚としており、後述する弾性材料の種類に応
じて0.03mm〜0.1mm程度に設定される。また、
管体6の端部6a,6bには、周方向の全体にわたって
径方向外向きに突出するリブ部8a,8bを形成してい
る。このリブ部の高さhは、管体6の直径、長さ等に応
じて0.5mm〜1.5mm程度に設定される。
(弾性材料)からなる両端部6a,6bを開口7a,7
bとした円管体であってワイヤハーネス1の防水する部
分に対応する長さLを有している(図3参照)。管体6
の肉厚tは、長さ方向及び周方向の全体にわたってほぼ
均一かつ薄厚としており、後述する弾性材料の種類に応
じて0.03mm〜0.1mm程度に設定される。また、
管体6の端部6a,6bには、周方向の全体にわたって
径方向外向きに突出するリブ部8a,8bを形成してい
る。このリブ部の高さhは、管体6の直径、長さ等に応
じて0.5mm〜1.5mm程度に設定される。
【0019】上記弾性材料は、負荷を与えない状態から
400%以上弾性的に伸びる材料が好ましく、例えば、
エチレンプロピレンゴム、クロロピレンゴム、ハイパロ
ン、シリコンゴム、天然ゴム等のゴムが用いられる。弾
性材料としてゴムを使用した場合、管体6は径方向に比
較的小さい力で十分に伸び、後述するワイヤハーネス1
の挿通作業を容易に行うことができる。ただし、弾性材
料はゴムに限定されず、上記のように400%以上弾性
的に伸びるものであれば、樹脂等を使用してもよい。
400%以上弾性的に伸びる材料が好ましく、例えば、
エチレンプロピレンゴム、クロロピレンゴム、ハイパロ
ン、シリコンゴム、天然ゴム等のゴムが用いられる。弾
性材料としてゴムを使用した場合、管体6は径方向に比
較的小さい力で十分に伸び、後述するワイヤハーネス1
の挿通作業を容易に行うことができる。ただし、弾性材
料はゴムに限定されず、上記のように400%以上弾性
的に伸びるものであれば、樹脂等を使用してもよい。
【0020】管体6の内径D1は、ワイヤハーネス1の
外径D2よりも大きく設定しており、図2に示すよう
に、管体6の内周面6cとワイヤハーネス1の外周面1
aとの間には、隙間Sが形成されている。ただし、管体
6の内径D1をワイヤハーネス1の外径D2よりも小さ
く設定し、管体6の内周面6aをワイヤハーネス1の外
周面1aに弾性的に密着させてもよい。
外径D2よりも大きく設定しており、図2に示すよう
に、管体6の内周面6cとワイヤハーネス1の外周面1
aとの間には、隙間Sが形成されている。ただし、管体
6の内径D1をワイヤハーネス1の外径D2よりも小さ
く設定し、管体6の内周面6aをワイヤハーネス1の外
周面1aに弾性的に密着させてもよい。
【0021】上記粘着テープ7A,7Bはビニル樹脂等
からなる帯体の片面に全体に粘着剤を塗布してなる公知
の粘着テープである。この粘着テープ7A,7Bは、管
体6の端部6a,6b及び該端部6a,6bから突出す
るワイヤハーネス1の外周に1aにハーフラップ巻で巻
き付けて管体6をワイヤハーネス1に固定している。管
体6の端部6a,6bは、この粘着テープ7A,7Bに
よりワイヤハーネス1の外周に密着されており、開口7
a,7bは閉鎖されている。
からなる帯体の片面に全体に粘着剤を塗布してなる公知
の粘着テープである。この粘着テープ7A,7Bは、管
体6の端部6a,6b及び該端部6a,6bから突出す
るワイヤハーネス1の外周に1aにハーフラップ巻で巻
き付けて管体6をワイヤハーネス1に固定している。管
体6の端部6a,6bは、この粘着テープ7A,7Bに
よりワイヤハーネス1の外周に密着されており、開口7
a,7bは閉鎖されている。
【0022】この第1実施例では、上記のように管体6
の端部6a,6bにリブ部8a,8bを設けているた
め、管体6に対してその軸線方向に外力が作用すると、
リブ部8a,8bが粘着テープ7A,7Bに係止され、
管体6のワイヤハーネス1に対する位置ずれが防止され
る。そのため、管体6は、ワイヤハーネス1の所望の位
置、すなわち防水する位置の必要がある部分に確実に固
定保持される。
の端部6a,6bにリブ部8a,8bを設けているた
め、管体6に対してその軸線方向に外力が作用すると、
リブ部8a,8bが粘着テープ7A,7Bに係止され、
管体6のワイヤハーネス1に対する位置ずれが防止され
る。そのため、管体6は、ワイヤハーネス1の所望の位
置、すなわち防水する位置の必要がある部分に確実に固
定保持される。
【0023】この第1実施例の防水構造では、ワイヤハ
ーネス1の管体6に挿通した部分では、ワイヤハーネス
1の外周1aはこの管体6により継ぎ目や隙間が全くな
い状態で被覆されている。そのため、この部分が被水し
た場合にもワイヤハーネス1内へ水分が浸入することが
ない。また、管体6の両端部6a,6bには粘着テープ
7A,7Bを巻き付けてけているため、管体6の開口部
7a,7bから水分が侵入することがない。よって、第
1実施例の防水構造によればワイヤハーネス1内への水
分を確実に防止することができ、良好な防水性を得るこ
とができる。
ーネス1の管体6に挿通した部分では、ワイヤハーネス
1の外周1aはこの管体6により継ぎ目や隙間が全くな
い状態で被覆されている。そのため、この部分が被水し
た場合にもワイヤハーネス1内へ水分が浸入することが
ない。また、管体6の両端部6a,6bには粘着テープ
7A,7Bを巻き付けてけているため、管体6の開口部
7a,7bから水分が侵入することがない。よって、第
1実施例の防水構造によればワイヤハーネス1内への水
分を確実に防止することができ、良好な防水性を得るこ
とができる。
【0024】次に、上記の防水構造を形成する作業を図
4(A)〜(E)に基づいて説明する。まず、管体6の
一方の端部6bを、図4(A)中、矢印Cで示すよう
に、外向きに反転させて巻き上げて、他方の端部6a側
に丸める。
4(A)〜(E)に基づいて説明する。まず、管体6の
一方の端部6bを、図4(A)中、矢印Cで示すよう
に、外向きに反転させて巻き上げて、他方の端部6a側
に丸める。
【0025】次に、図4(B)に示すように、L字状の
棒体からなる治具10A,10B,10Cにより管体6
を拡径してワイヤハーネス1を挿通する。このとき、管
体6を構成する弾性材料は、上記のように400%程度
弾性的に伸びるため、管体6の内径D1を十分に拡径す
ることができ、ワイヤハーネス1の端部に比較的な大型
の端子等を設けている場合にも、簡単かつ確実に挿通す
ることができる。なお、ワイヤハーネス1のスプライス
接続を形成した部分を管体6内に挿通してもよい。
棒体からなる治具10A,10B,10Cにより管体6
を拡径してワイヤハーネス1を挿通する。このとき、管
体6を構成する弾性材料は、上記のように400%程度
弾性的に伸びるため、管体6の内径D1を十分に拡径す
ることができ、ワイヤハーネス1の端部に比較的な大型
の端子等を設けている場合にも、簡単かつ確実に挿通す
ることができる。なお、ワイヤハーネス1のスプライス
接続を形成した部分を管体6内に挿通してもよい。
【0026】続いて、図4(C)に示すように、上記治
具10A,10B,10Cを除去し、上記巻き上げてい
ない側の端部6aがワイヤハーネス1の防水する部分の
左端に位置するように管体6の位置を調節する。その
後、この端部6a及び端部6aから突出するワイヤハー
ネス1の外周1aに粘着テープ7Aを巻き付けて端部6
aをワイヤハーネス1に固定する。
具10A,10B,10Cを除去し、上記巻き上げてい
ない側の端部6aがワイヤハーネス1の防水する部分の
左端に位置するように管体6の位置を調節する。その
後、この端部6a及び端部6aから突出するワイヤハー
ネス1の外周1aに粘着テープ7Aを巻き付けて端部6
aをワイヤハーネス1に固定する。
【0027】次に、図4(D)中、矢印Dに示すよう
に、上記管体6の巻き上げた部分を延ばしていく。この
とき、端部6aは粘着テープ7Aによりワイヤハーネス
1に固定しているため、管体6の軸線方向の力が作用す
る。しかし、上記のように管体6の端部6a,6bにリ
ブ部8a,8bを設けているため、管体6のリブ部8a
は粘着テープ7Aにより確実に係止され、端部6aはワ
イヤハーネス1上の所定の位置に固定された状態で保持
される。
に、上記管体6の巻き上げた部分を延ばしていく。この
とき、端部6aは粘着テープ7Aによりワイヤハーネス
1に固定しているため、管体6の軸線方向の力が作用す
る。しかし、上記のように管体6の端部6a,6bにリ
ブ部8a,8bを設けているため、管体6のリブ部8a
は粘着テープ7Aにより確実に係止され、端部6aはワ
イヤハーネス1上の所定の位置に固定された状態で保持
される。
【0028】最後に図4(E)に示すように、端部6b
及びこの端部6bから突出するワイヤハーネス1の外周
1aに粘着テープ7Bを巻き付けて管体6をワイヤハー
ネス1に固定する。
及びこの端部6bから突出するワイヤハーネス1の外周
1aに粘着テープ7Bを巻き付けて管体6をワイヤハー
ネス1に固定する。
【0029】このように、第1実施例に係る防水構造で
は、それ自体は粘着部を設けていない弾性材料からなる
管体6にワイヤハーネス1を挿通した後、粘着テープ7
A,7Bにより管体6を固定する構成としているため、
上記図9及び図10に示したポリエチレンシート2を用
いた従来の防水構造のように、粘着部4A,4Bがワイ
ヤハーネス1等に粘着しないように注意する必要がな
く、形成作業が容易である。
は、それ自体は粘着部を設けていない弾性材料からなる
管体6にワイヤハーネス1を挿通した後、粘着テープ7
A,7Bにより管体6を固定する構成としているため、
上記図9及び図10に示したポリエチレンシート2を用
いた従来の防水構造のように、粘着部4A,4Bがワイ
ヤハーネス1等に粘着しないように注意する必要がな
く、形成作業が容易である。
【0030】次に、図5及び図6に示す本発明の第2実
施例について説明する。この第2実施例では、管体16
の内径D1をワイヤハーネス1の外径D2よりも小さく
設定し、管体16が径方向内側へ弾性的に収縮する力に
より、管体16をワイヤハーネス1の防水する部分に固
定している。この管体16の材質は、上記第1実施例と
同様の弾性材料であり、肉厚tも第1実施例と同様に範
囲に設定している。
施例について説明する。この第2実施例では、管体16
の内径D1をワイヤハーネス1の外径D2よりも小さく
設定し、管体16が径方向内側へ弾性的に収縮する力に
より、管体16をワイヤハーネス1の防水する部分に固
定している。この管体16の材質は、上記第1実施例と
同様の弾性材料であり、肉厚tも第1実施例と同様に範
囲に設定している。
【0031】第2実施例の防水構造を形成する場合に
は、上記第1実施例の場合と同様に、まず、管体16の
端部16a,16bのいずれか一方を外向きに反転させ
て他方の端部側に巻き上げた、さらに治具により拡径し
てワイヤハーネス1を挿通する。次に、治具を除去した
後、上記巻き上げた管体16を引き延ばしてワイヤハー
ネス1の外周1aを管体16で被覆する。
は、上記第1実施例の場合と同様に、まず、管体16の
端部16a,16bのいずれか一方を外向きに反転させ
て他方の端部側に巻き上げた、さらに治具により拡径し
てワイヤハーネス1を挿通する。次に、治具を除去した
後、上記巻き上げた管体16を引き延ばしてワイヤハー
ネス1の外周1aを管体16で被覆する。
【0032】このように、第2実施例の防水構造は、粘
着部を設けていない弾性材料からなる管体16にワイヤ
ハーネス1を挿通するという簡単な作業で形成すること
ができる。第2実施例のその他の構成及び作用は上記し
た第1実施例と同様である。
着部を設けていない弾性材料からなる管体16にワイヤ
ハーネス1を挿通するという簡単な作業で形成すること
ができる。第2実施例のその他の構成及び作用は上記し
た第1実施例と同様である。
【0033】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記
第1及び第2実施例では、管体6,16は直管形状とし
ているが、図7に示すように、T字状の管体26として
もよい。この場合、幹線を構成するワイヤハーネス1か
ら支線27が分岐する部分に防水構造を形成することが
できる。この図7の防水構造の場合には、治具(図示せ
ず)により管体26を拡径した後ワイヤハーネス1及び
支線27を挿通し、その後管体26の端部26a,26
b,26cに粘着テープ27A,27B,27Cをハー
フラップ巻きする。
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記
第1及び第2実施例では、管体6,16は直管形状とし
ているが、図7に示すように、T字状の管体26として
もよい。この場合、幹線を構成するワイヤハーネス1か
ら支線27が分岐する部分に防水構造を形成することが
できる。この図7の防水構造の場合には、治具(図示せ
ず)により管体26を拡径した後ワイヤハーネス1及び
支線27を挿通し、その後管体26の端部26a,26
b,26cに粘着テープ27A,27B,27Cをハー
フラップ巻きする。
【0034】また、図8に示すように、管体36を三又
に分岐する形状としてもよい。この場合、ワイヤハーネ
ス1が二つのワイヤハーネス1’,1’’に分岐する部
分に防水構造を形成することができる。
に分岐する形状としてもよい。この場合、ワイヤハーネ
ス1が二つのワイヤハーネス1’,1’’に分岐する部
分に防水構造を形成することができる。
【0035】さらに、管体の断面形状は上記実施例のよ
うな円形に限定されるものではなく、ワイヤハーネスを
挿通可能であれば、三角形、四角形のような多角形等の
種々の形状とすることができる。
うな円形に限定されるものではなく、ワイヤハーネスを
挿通可能であれば、三角形、四角形のような多角形等の
種々の形状とすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係るワイヤハーネスの防水構造では、ワイヤハーネ
スの外周を弾性材料からなる管体で被覆しているため、
この管体の外周に被覆した部分では、ワイヤハーネスは
継ぎ目や隙間のない状態で管体で被覆されており、水が
かかった場合のワイヤハーネス内への水分の侵入を確実
に防止することができる。
1に係るワイヤハーネスの防水構造では、ワイヤハーネ
スの外周を弾性材料からなる管体で被覆しているため、
この管体の外周に被覆した部分では、ワイヤハーネスは
継ぎ目や隙間のない状態で管体で被覆されており、水が
かかった場合のワイヤハーネス内への水分の侵入を確実
に防止することができる。
【0037】また、請求項1のワイヤハーネスの防水構
造では、それ自体には粘着部等を形成していない管体に
ワイヤハーネスを挿通することにより防水構造を形成す
るため、形成作業が極めて簡単である。
造では、それ自体には粘着部等を形成していない管体に
ワイヤハーネスを挿通することにより防水構造を形成す
るため、形成作業が極めて簡単である。
【0038】また、請求項2では、上記管体を構成する
弾性材料をゴムとしているため、管体を径方向を比較的
小さい力で容易に拡径することができ、管体にワイヤハ
ーネスを容易に挿通することができる。
弾性材料をゴムとしているため、管体を径方向を比較的
小さい力で容易に拡径することができ、管体にワイヤハ
ーネスを容易に挿通することができる。
【0039】請求項3のように管体の端部と、端部から
突出するワイヤハーネスの外周とに粘着テープを巻き付
けて、管体をワイヤハーネスに固定する構造とした場合
には、管体の両端部に形成される開口からの水分の侵入
を防止することができ、一層確実にワイヤハーネス内へ
の水分の侵入を防止することができる。
突出するワイヤハーネスの外周とに粘着テープを巻き付
けて、管体をワイヤハーネスに固定する構造とした場合
には、管体の両端部に形成される開口からの水分の侵入
を防止することができ、一層確実にワイヤハーネス内へ
の水分の侵入を防止することができる。
【0040】請求項4のように、管体の端部に、径方向
外向きに突出するリブ部を設けた場合には、管体に軸線
方向の力が作用すると、リブ部が上記粘着テープに係合
するため、管体はワイヤハーネスの所定位置、すなわち
防水する必要がある位置に確実に保持される。
外向きに突出するリブ部を設けた場合には、管体に軸線
方向の力が作用すると、リブ部が上記粘着テープに係合
するため、管体はワイヤハーネスの所定位置、すなわち
防水する必要がある位置に確実に保持される。
【0041】従って、本発明に係るワイヤハーネスの防
水構造を用いれば、特に、車両のエンジン・ルーム、フ
ェンダー内、ドアパネル、アンダーパネル等の水がかか
るおそれの高い被水箇所に配索されたワイヤハーネスへ
の水分の浸入を確実に防止でき、かつ、簡単な作業で防
水構造を形成することができ、作業効率の向上を図るこ
とができる。
水構造を用いれば、特に、車両のエンジン・ルーム、フ
ェンダー内、ドアパネル、アンダーパネル等の水がかか
るおそれの高い被水箇所に配索されたワイヤハーネスへ
の水分の浸入を確実に防止でき、かつ、簡単な作業で防
水構造を形成することができ、作業効率の向上を図るこ
とができる。
【図1】 本発明に係るワイヤハーネスの防水構造の第
1実施例を示す概略図である。
1実施例を示す概略図である。
【図2】 図1のII−II線での拡大断面図である。
【図3】 図1のIII−III線での管体の断面図である。
【図4】 (A),(B),(C),(D),(E)
は、第1実施例の防水構造の形成作業を説明するための
概略図である。
は、第1実施例の防水構造の形成作業を説明するための
概略図である。
【図5】 本発明に係るワイヤハーネスの防水構造の第
2実施例を示す概略図である。
2実施例を示す概略図である。
【図6】 図5のVI−VI線での拡大断面図である。
【図7】 本発明の変形例を示す概略図である。
【図8】 本発明の他の変形例を示す概略図である。
【図9】 従来の防水構造の一例を示す概略図である。
【図10】 (A),(B)は従来の防水構造の形成作
業を説明するための概略図である。
業を説明するための概略図である。
【図11】 従来の防水構造の欠点を説明するための概
略図である。
略図である。
1 ワイヤハーネス 6,16,26,36 管体 7 粘着テープ 8a,8b リブ部 11 電線
Claims (4)
- 【請求項1】 弾性材料からなる管体内にワイヤハーネ
スを挿通し、ワイヤハーネスの外周を該管体で被覆して
なるワイヤハーネスの防水構造。 - 【請求項2】 上記弾性材料はゴムであることを特徴と
する請求項1に記載のワイヤハーネスの防水構造。 - 【請求項3】 管体の端部と、該端部から突出するワイ
ヤハーネスの外周とに粘着テープを巻き付けて、管体を
ワイヤハーネスに固定することを特徴とする請求項1又
は請求項2に記載のワイヤハーネスの防水構造。 - 【請求項4】 上記管体の端部に、径方向外向きに突出
するリブ部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の
ワイヤハーネスの防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043983A JPH07255115A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | ワイヤハーネスの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043983A JPH07255115A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | ワイヤハーネスの防水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07255115A true JPH07255115A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12678965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6043983A Withdrawn JPH07255115A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | ワイヤハーネスの防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07255115A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008092750A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ハーネス接続部材用カバー部材 |
WO2008155865A1 (ja) * | 2007-06-21 | 2008-12-24 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | スプライス部の止水方法および該スプライス部を有する自動車用ワイヤハーネスの配索構造 |
JP2014096974A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-05-22 | General Electric Co <Ge> | 取付け装置およびその組み立て方法 |
CN113131414A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-07-16 | 宁波信泰机械有限公司 | 一种汽车线束防水密封塞 |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP6043983A patent/JPH07255115A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008092750A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ハーネス接続部材用カバー部材 |
WO2008155865A1 (ja) * | 2007-06-21 | 2008-12-24 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | スプライス部の止水方法および該スプライス部を有する自動車用ワイヤハーネスの配索構造 |
JP2009001167A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | スプライス部の止水方法および該スプライス部を有する自動車用ワイヤハーネスの配索構造 |
JP2014096974A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-05-22 | General Electric Co <Ge> | 取付け装置およびその組み立て方法 |
CN113131414A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-07-16 | 宁波信泰机械有限公司 | 一种汽车线束防水密封塞 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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