JP2008092750A - ハーネス接続部材用カバー部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に装着可能なハーネス接続部材用カバー部材を得る。
【解決手段】カバー部材11の内径は、挿通すべき略円柱体である接続部材10の外径よりも稍々大きくされ、端部における凸部12a、12bの内端と対向する縁部間の間隔は、接続部材10の外径よりも稍々小さくされている。また、両側の凸部12a、12b間の長手方向の距離は、接続部材10の長さよりも稍々大きくされている。このカバー部材11を接続部材10上に装着するには、予め電線3にカバー部材11を挿通しておき、装着すべきカバー部材11の端部を指で押圧し、凸部12a、12bとその対向端部間を稍々拡大してから、接続部材10上に押し込む。拡大された端部の間隔は、接続部材10の外径よりも大きくなり、接続部材10を挿入できるようになる。これにより、カバー部材11を接続部材10上を摺動させ、凸部12a、12bが接続部材10の反対側端部を越えると縮径する。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば自動車のハーネス回路において使用するハーネス接続部材用カバー部材に関するものである。
ハーネス回路においては、幹線から複数の枝線を分岐する必要が屡々あり、従来では、各種の方法で接続を行っている。本出願人も特願2005−312774号において、合成樹脂から成る柱状体を用いた接続部材を提案している。この接続部材は柱状体の内部において接続金具を用いて複数の電線を結線しているものであるが、この状態のままでは、短絡事故等が発生する虞れがあり、また損傷を受け易く、電気絶縁性の確保が困難である。
これら損傷防止、電気絶縁確保のために、例えば特許文献1〜3に開示されているような熱収縮チューブを使用した保護方法、治具が知られているが、熱源を必要とするため設備が大掛かりとなり、作業性が良好ではない。
特開平11−178142号公報 特開平11−178143号公報 特開平11−178144号公報
この接続部材の短絡等を防止するために、絶縁テープを巻回したり、保護カバーを被着する必要があり、本出願人も接続部材用のカバーを幾つか提案している。しかし、テーピングは組立工数が増加し、保護カバーは機構が複雑となる。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、簡易に装着可能なハーネス接続部材用カバー部材を提供することにある。
上述の目的を達成するための本発明に係るハーネス接続部材用カバー部材の技術的特徴は、複数の電線を接続金具により接続して収納した合成樹脂製の略円柱状の接続部材を外側から覆うカバー部材であって、合成樹脂材から成る円筒体の両端の内側の一部にそれぞれ凸部を形成し、前記接続部材上に挿通する際に、前記円筒体の端部を変形して前記凸部と対向する縁部間を拡開し前記接続部材を挿通することを特徴とすることにある。
本発明に係るハーネス接続部材用カバー部材によれば、簡易な構造で取扱いが容易であり、信頼性に優れている。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
本実施例のハーネス接続部材10は、主として図1に示すピン挿入孔1a、長溝1b、端子挿入孔1cを有する保持体1と、保持体1の端子挿入孔1cに挿入する接続部2a、電線3の芯線を接続した圧着部2bを有する複数個の受端子2、ピン端子4a、把持部4bを有するスルーピン4とから構成されている。
保持体1は合成樹脂材から成る略円柱体に対し保持体1の中心軸を貫通し、ピン端子4aを挿入するためのピン挿入孔1aが設けられ、外側に長手方向に沿って例えば4個の断面略半円形の長溝1bが設けられている。更に、長溝1bの底部には、各長溝1bごとに単数又は複数個の端子挿入孔1cが形成され、中心のピン挿入孔1aと連通するようにされ、各端子挿入孔1cは受端子2の接続部2aが挿入し得るように形成されている。
受端子2は1枚の導電金属板を打ち抜いて形成されており、前端に接続部2aには円筒状に絞り加工された筒状接点2cが設けられている。
組立に際しては、図2に示すように保持体1の端子挿入孔1cに、図1の矢印で示すように電線3を接続した受端子2の接続部2aを挿入し、長溝1bに沿って電線3を装着する。接続部2aの先端縁部2dはピン挿入孔1aの径とほぼ一致しているので、図3に示すように接続部2aはピン挿入孔1a内において安定して装着され、筒状接点2cの中心はピン挿入孔1aの中心と一致する。なお、このとき端子挿入孔1cに設けた図示しない係止部により、挿入した接続部2aが脱落しないように係止される。
この状態において、スルーピン4の把持部4bを持ってピン端子4aをピン挿入孔1aに挿入すると、ピン端子4aはそれぞれの受端子2の接続部2aの筒状接点2cを貫通し、全ての受端子2がピン端子4aによって短絡されるため、全ての電線3は互いに導通することになる。なお、スルーピン4は把持部4bがなくともよく、治具を用いて保持体1内に挿通するようにしてもよい。
図4はカバー部材の斜視図、図5は側面図である。カバー部材11は硬質合成樹脂から成る円筒体とされ、カバー部材11の両端の内側には半円弧状の凸部12a、12bが形成されている。
カバー部材11の内径は挿通すべき略円柱体である接続部材10の外径よりも稍々大きくされ、端部における凸部12a、12bの内端と対向する縁部間の間隔は、接続部材10の外径よりも稍々小さくされている。凸部12a、12bの外側は接続部材10を押し込み易いようにテーパ状とされている。また、両側の凸部12a、12b間の長手方向の距離は、接続部材10の長さよりも稍々大きくされている。
このカバー部材11を接続部材10上に装着するには、予め複数の電線3にカバー部材11を挿通しておき、装着すべきカバー部材11の端部を指で押圧し、凸部12aとその対向端部間を稍々拡大してから、接続部材10上に押し込む。拡大された端部との間隔は、接続部材10の外径よりも大きくなり、接続部材10を挿入できるようになる。これにより、カバー部材11を接続部材10上を摺動させ、凸部12bが接続部材10の反対側端部を越えると縮径する。
この状態で、図6に示すようにカバー部材11の両端の凸部12a、12bは接続部材10を挟み付けるように位置するので、接続部材10はカバー部材11から抜け出すことはなくなる。カバー部材11は電気絶縁材から成るので、接続部材10の電気絶縁性の確保、損傷が防止される。
図7は実施例2のカバー部材21の斜視図であり、このカバー部材21には長手方向にスリット22が設けられ、スリット22を開くことができるようになっている。また、スリット22の両端には切込み23a、23bが設けられている。なお、カバー部材21の両端内部に半円弧状に凸部24a、24bが設けられていることは実施例1と同様である。
この保護カバー21を接続部材10に装着するには、切込み23a、23bを利用してスリット22を開いて複数本の電線3を挿通する。その後にカバー部材21を接続部材10まで移動し、実施例1と同様に接続部材10に装着すればよい。
この実施例2においては、保護カバー21は予め電線3に挿通しておかなくとも、接続部材10上に装着する直前に取り付けることができる。
実施例1の接続部材の分解斜視図である。 接続部材の組立体の斜視図である。 保持体に受端子を挿入した状態の断面図である。 カバー部材の斜視図である。 側面図である。 カバー部材を接続部材上に挿着した状態の断面図である。 実施例2のカバー部材の斜視図である。
符号の説明
1 保持体
2 受端子
3 電線
4 スルーピン
10 ハーネス接続部材
11、21 カバー部材
12、24 凸部
22 スリット
23 切込み

Claims (3)

  1. 複数の電線を接続金具により接続して収納した合成樹脂製の略円柱状の接続部材を外側から覆うカバー部材であって、合成樹脂材から成る円筒体の両端の内側の一部にそれぞれ凸部を形成し、前記接続部材上に挿通する際に、前記円筒体の端部を変形して前記凸部と対向する縁部間を拡開し前記接続部材を挿通することを特徴とするハーネス接続部材用カバー部材。
  2. 前記円筒体の長手方向にスリットを設けたことを特徴とする請求項1に記載のハーネス接続部材用カバー部材。
  3. 前記スリットの両端に前記スリットを開き易くするための切込みを設けたことを特徴とする請求項1に記載のハーネス接続部材用カバー部材。
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