JP4377736B2 - シールド電線用コネクタおよびそのシールド電線との接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子素子を含み、シールド電線の端末に接続されるシールド電線用コネクタおよびそのシールド電線との接続方法に関する。
シールド電線に接続するためのコネクタに関する従来技術として、最初に内導体をシールド電線の芯線に圧着するとともに、チップ型コンデンサを内導体に半田付けして電気的に接続し、更に、外導体内に保持された誘電体に、内導体を収容させるものがあった(例えば、特許文献1参照)。この従来技術によれば、シールド電線の芯線と内導体との接続作業から外導体への収容作業までを、一時に行わなければならず、その作業性の悪いものであった。また、接続作業が行われる場所へ、各々の部品をすべて単体で運搬しなければならず、その運搬作業の効率も悪く、更に、各部品の保管場所についても、多大なスペースを必要としなければならなかった。
特開2003−264043公報(第8−9欄、第1図)
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シールド電線への接続作業性のよいシールド電線用コネクタおよびそのシールド電線との接続方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、係合部を有する内導体と、前記内導体の後方に配置され、前方に延びる一方のリード線と後方に延びる他方のリード線とを有する電子素子と、前記内導体および前記電子素子を収容可能な収容孔を有する誘電体と、内部孔および保持部を有する外導体と、前記外導体における前記内部孔の後方に設けられ、前記他方のリード線の軸線方向と交差する方向に対面する両面に開口する開口部とを備えたシールド電線用コネクタであって、前記一方のリード線と接続された前記内導体および前記電子素子の双方を、前記誘電体の前記収容孔に後方から挿入して前記係合部により保持し、更に、前記誘電体を前記外導体の前記内部孔に前方から挿入して前記保持部により保持した状態で供給され、その後、前記開口部を介して端子圧着することにより前記他方のリード線にシールド電線の芯線が接続されるとともに、前記外導体に前記シールド電線のシールド体が接続されることを特徴とするシールド電線用コネクタとした。
請求項2の発明は、前記電子素子をコンデンサとし、その静電容量が調整可能なことを特徴とする請求項1記載のシールド電線用コネクタとした。
請求項3の発明は、前記電子素子をダイオードとし、その伝達する信号を整流可能なことを特徴とする請求項1記載のシールド電線用コネクタとした。
請求項4の発明は、前記内導体を圧着することにより、前記電子素子の一方のリード線に接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシールド電線用コネクタとした。
請求項5の発明は、前記内導体と前記電子素子の一方のリード線とは、溶接されることにより接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシールド電線用コネクタとした。
請求項6の発明は、係合部を有する内導体の後方に、前方に延びる一方のリード線と後方に延びる他方のリード線とを有する電子素子を配置し、前記一方のリード線と接続された前記内導体および前記電子素子の双方を、誘電体の収容孔に後方から挿入して前記係合部により保持し、更に、内部孔および保持部を有する外導体に対して、前記誘電体を前記内部孔に前方から挿入して前記保持部により保持することによりシールド電線用コネクタを形成し、前記シールド電線用コネクタを供給した後、前記外導体における前記内部孔の後方に設けられ前記他方のリード線の軸線方向と交差する方向に対面する両面に開口する開口部を介して端子圧着することにより前記他方のリード線にシールド電線の芯線を接続するとともに、前記外導体に前記シールド電線のシールド体を接続することを特徴とするシールド電線用コネクタとシールド電線との接続方法とした。
<請求項1の発明>
電子素子の一方のリード線と接続された内導体および電子素子の双方を、誘電体の収容孔に後方から挿入して係合部により保持し、更に、誘電体を外導体の内部孔に前方から挿入して保持部により保持した状態で供給され、その後、開口部を介して端子圧着することにより電子素子の他方のリード線にシールド電線の芯線が接続されるとともに、外導体にシールド電線のシールド体が接続される構成としたことにより、シールド電線用コネクタを、シールド電線に接続する作業を残すのみの状態でアッセンブリ化できるため、接続作業性がよく、部品の運搬作業性も向上する。
<請求項2の発明>
電子素子をコンデンサとし、シールド電線用コネクタの静電容量が調整可能な構成としたことにより、コネクタとして多くの用途を有することができる。
<請求項3の発明>
電子素子をダイオードとし、シールド電線用コネクタの伝達する信号を整流可能な構成としたことにより、コネクタとして、更に多くの用途を有することができる。
<請求項4の発明>
内導体を圧着することにより、電子素子の一方のリード線に接続される構成としたことにより、簡単な方法で内導体と電子素子とを強固に接続することができる。
<請求項5の発明>
内導体と電子素子の一方のリード線とは、溶接されることにより接続される構成としたことにより、半田付けに比べて、内導体と電子素子とを強固に接続することができる。
<請求項6の発明>
電子素子の一方のリード線と接続された内導体および電子素子の双方を、誘電体の収容孔に後方から挿入して係合部により保持し、更に、誘電体を外導体の内部孔に前方から挿入して保持部により保持することによりシールド電線用コネクタを形成し、シールド電線用コネクタを供給した後、開口部を介して端子圧着することにより電子素子の他方のリード線にシールド電線の芯線を接続するとともに、外導体にシールド電線のシールド体を接続する接続方法としたことにより、シールド電線用コネクタを、シールド電線に接続する作業を残すのみの状態でアッセンブリ化できるため、接続作業性がよく、部品の運搬作業性も向上する。
本発明の実施形態を図1乃至図9によって説明する。説明中、図1における左方を前方とし、上方を上方とし、各構成部品についてもこれと同様とする。図1乃至図3に示したように、シールド電線用コネクタ1を構成する内導体2は、導電性を備えた金属板により形成され、基体21を備えている。基体21は、矩形状の断面を有するように、金属板を筒状に折り曲げて、その端部を上部において対向させることにより形成されている。また、その後方部には、対向した一対のかしめ片を有し、後述するコンデンサ6のリード線61に、圧着されてかしめられるワイヤバレル22を備えている。
基体21の後端部の上面には、内導体2を後述するハウジング3内に保持させる際に、抜け止めとしての機能を果たす係合片23が、上方に向けて突出している。また、基体21の前端部には、その一側の側面が基体21内に折り返されることにより形成された挟圧部24が設けられている(図3示)。更に、前端部の他側の側面には、挟圧部24と対向するように、可撓性を有した撓み片(図示せず)が設けられている。撓み片は、相手側コネクタの端子と係合して、挟圧部24との間で相手側コネクタの端子を挟持する。
図1、図2、図4および図5に示すハウジング3(本発明の誘電体に該当する)は、所定の誘電率を有する絶縁性の合成樹脂材料にて形成され、内部に内導体2およびコンデンサ6を収容できるように、概ね筒状を呈している。ハウジング3の前方部には内導体2が内蔵される内導体収容部31が形成され、その内部には断面が矩形状の内導体収容孔33(素子収容孔37とともに、本発明の収容孔に該当する)が設けられている。また、内導体収容孔33の先端部は閉じられて袋状とされており、そこに相手側コネクタの端子が進入する端子孔34が貫通している(図1示)。
また、内導体収容孔33の天井面には、上述したように、内導体収容孔33に内導体2が挿入された時に、その係合片23が係合して抜け止めとなる係合孔35が、ハウジング3の外部に向けて貫通している。更に、内導体収容部31の後端部の下面には、後述するように、ハウジング3を外導体4に挿入した時に、そのロック片45に係合して保持されるロック突部36が、下方に向けて突出するように設けられている。一方、内導体収容部31の後方部には、素子収容部32が設けられており、その内部には、断面が真円状の素子収容孔37が形成されている(図1示)。尚、内導体収容部31と素子収容部32との間の部位には、その内部の視認性がよいように、上方に向けて開放された開口部38が形成されている。
図1、図2、図6および図7に示した外導体4は、内導体2と同様に導電性を備えた金属板によって形成されており、その長さ方向の中央部には、上方へ向けて開放されることにより、断面がコの字状に形成された連結部41が設けられている。連結部41の前方部には、その断面が円形の筒状に形成されたシールド部42が設けられ、後方部にはシールドバレル43およびケーブルバレル44が、それぞれ形成されている。シールド部42は、内部に上述したハウジング3が収容される内部孔42aを有し、その前方部の下面には、ハウジング3のロック突部36が係合する片持ち状のロック片45が、上方に向けて撓み可能に延びている(図1(F)および図7示)。
また、シールド部42の側面には、可撓性を有した一対の保持片46が、シールド部42の内周面に顔を出すように設けられており、ハウジング3が外導体4に収容された時、これらによって、ハウジング3の外周面が挟持される。また、シールド部42のロック片45の後方部位には、その下面が上方に切り起こされることによりストッパ47が形成され、上述したハウジング3のロック突部36の後端部が、これと当接することにより、外導体4内におけるハウジング3の位置決めを行うことができる(図1(E)示)。更に、シールド部42の上面には、上述したハウジング3の開口部38に連通する上部孔48が貫通している。シールドバレル43およびケーブルバレル44は、それぞれ互いに対向した一対のバレル片によって形成され、後述するように、シールド電線7のシールド体73および絶縁外被74の外周面に圧着されてかしめられる。
図8および図9に示されたかしめ体5は、後述するように、コンデンサ6のリード線62とシールド電線7の芯線71とを接続するためのもので、導電性を備えた金属板を成形することにより形成されている。図8に示すように、かしめ体5は、側方から見てU字状に形成されており、互いに対向する一対のかしめ片51を備えている。
次に、図1および図2に基づいて、本実施形態によるシールド電線用コネクタ1の、シールド電線7への接続方法について説明する。図1(A)に示した内導体2のワイヤバレル22によって、電子素子であるコンデンサ6の一方の端子である、リード線61がかしめられ(圧着され)て接続される(図1(B)示)。尚、本実施形態において、コンデンサ6はセラミックコンデンサ、フィルムコンデンサ、紙コンデンサ等のあらゆる種類のものが使用可能である。
次に、図1(C)に示したように、コンデンサ6と接続された内導体2を、ハウジング3の後方から挿入していく。内導体2の挿入にともない、係合片23が内導体収容孔33の天井面に当接して下方に撓んだ後、係合孔35に嵌合して形状復帰し、内導体2が内導体収容孔33に内蔵され、コンデンサ6が素子収容孔37内に収容された状態で保持される(図1(D)示)。
次に、図1(E)に示すように、内導体2およびコンデンサ6と一体化されたハウジング3を、外導体4の内部孔42a内に前方から挿入していく。ハウジング3の挿入にともない、ロック片45がハウジング3のロック突部36に当接して下方に撓んだ後、その係合がはずれて形状復帰し、ロック突部36がロック片45とストッパ47との間で挟まれた状態で移動不能となり、ハウジング3が外導体4に保持される(図1(F)示)。この時、ハウジング3は、外導体4の側面に形成された一対の保持片46によって挟持され、シールド部42内の中央部に位置することができる。
上述した方法により、シールド電線7に接続する作業を残すのみの状態で、シールド電線用コネクタ1がアッセンブリ化される。シールド電線用コネクタ1は、コンデンサ6を有することにより、その静電容量が調整可能とされている。尚、この状態において、外導体4に形成された上部孔48を介して、内導体2とコンデンサ6のリード線61との接続状態が視認可能となっている。
図2(A)に示したシールド電線7は、一般的に同軸ケーブルと呼ばれているもので、導電体である芯線71を絶縁内被72で覆い、更に、導電性のある編組線にて形成されたシールド体73で被覆した後、絶縁外被74にて覆ったものである。図2(B)に示したように、シールド電線7の端部において、絶縁内被72、シールド体73および絶縁外被74を階段状に剥脱させて、芯線71とシールド体73の端部を露出させる。
その後、上述した方法によってアッセンブリ化されたシールド電線用コネクタ1を、シールド電線7と接続するために供給する。ここで、コンデンサ6の他方のリード線62に芯線71の端部が重なり、外導体4のシールドバレル43上に露出したシールド体73が位置し、更に、ケーブルバレル44上に絶縁外被74が載置されるように、シールド電線用コネクタ1に対して、シールド電線7を配置する(図2(C)示)。この時、外導体4上におけるシールド電線7の位置は、シールドバレル43とシールド体73との位置合わせにより決定されるため、外導体4に対するコンデンサ6の位置のばらつき、およびシールド体73に対する芯線71の位置のばらつきを、リード線62と芯線71とが重なる長さによって吸収(調整)している。
その後、かしめ体5を圧着することによって、コンデンサ6のリード線62と芯線71とを接続するとともに、シールドバレル43およびケーブルバレル44をかしめて、外導体4とシールド体73とを接続し、更に、シールド電線7を外導体4に保持させる。かしめ体5、シールドバレル43およびケーブルバレル44の圧着は、同時に行ってもよいし、時間をずらして行ってもよい。尚、外導体4の連結部41が上方に開放されているため、この状態において、芯線71とコンデンサ6のリード線62との接続状態が視認可能となっている。
本実施形態においては、コンデンサ6の一方のリード線61と接続された内導体2を、ハウジング3の内導体収容孔33に挿入して保持し、更に、ハウジング3を外導体4の内部孔42aに挿入して保持した状態で供給される構成としたことにより、シールド電線用コネクタ1を、シールド電線7に接続する作業を残すのみの状態でアッセンブリ化できるため、接続作業性がよく、部品の運搬作業性も向上させることができる。
また、シールド電線用コネクタ1は、コンデンサ6を有することにより、その静電容量が調整可能とされ、コネクタとして多くの用途を有することができる。また、内導体2は相手側コネクタの端子と係合する撓み片を有する構成としたことにより、相手側コネクタの端子と嵌合することによる磨耗が低減され、その接続の信頼性が向上する。更に、内導体2のワイヤバレル22をかしめる(圧着する)ことにより、コンデンサ6の一方のリード線61に接続される構成としたことにより、簡単な方法で内導体2とコンデンサ6とを強固に接続することができる。また、コンデンサ6と内導体2およびシールド電線7との接続を、半田付けによらずに圧着によって行っているため、環境によいシールド電線用コネクタ1とすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上述の記載および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、以下の記載のもの以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)内導体と接続する電子素子をダイオードとすれば、シールド電線用コネクタの伝達する信号が整流可能になり、コネクタとして、更に多くの用途を有することができる。
(2)電子素子の一方のリード線と内導体とを溶接で接続すれば、半田付けに比べて、内導体と電子素子とを強固に接続することができる。
(3)電子素子の他方のリード線とシールド電線の芯線の接続には、圧着のほか、溶接、蝋付け等のあらゆる方法が使用可能である。
本発明によるシールド電線用コネクタをアッセンブリ化するための工程において、載置された内導体を示す断面図(A)、内導体にコンデンサの一方のリード線を接続したところを示す断面図(B)、コンデンサに接続された内導体をハウジングに挿入しているところを示す断面図(C)、ハウジング内に内導体およびコンデンサが保持されたとところを示す断面図(D)、外導体にハウジングを挿入しているところを示す断面図(E)、および外導体内にハウジングが保持されたところを示す断面図(F)である。 シールド電線用コネクタをシールド電線に接続するための工程において、載置されたシールド電線を示す断面図(A)、シールド電線の端部を剥脱させたところを示す断面図(B)、アッセンブリ化されたシールド電線用コネクタの外導体上に、シールド電線を配置したところを示す断面図(C)、およびコンデンサのリード線とシールド電線の芯線とを接続したところを示す断面図(D)である。 図1に示した内導体の断面図である。 図1に示したハウジングの側面図である。 ハウジングの上面図である。 図1に示した外導体の側面図である。 外導体の前方から見た図である。 図2に示したかしめ体の側面図である。 かしめ体の上面図である。
符号の説明
1…シールド電線用コネクタ
2…内導体
3…ハウジング
4…外導体
6…コンデンサ
7…シールド電線
33…内導体収容孔
37…素子収容孔
42a…内部孔
61、62…リード線
71…芯線
73…シールド体

Claims (6)

  1. 係合部を有する内導体と、
    前記内導体の後方に配置され、前方に延びる一方のリード線と後方に延びる他方のリード線とを有する電子素子と、
    前記内導体および前記電子素子を収容可能な収容孔を有する誘電体と、
    内部孔および保持部を有する外導体と、
    前記外導体における前記内部孔の後方に設けられ、前記他方のリード線の軸線方向と交差する方向に対面する両面に開口する開口部とを備えたシールド電線用コネクタであって、
    前記一方のリード線と接続された前記内導体および前記電子素子の双方を、前記誘電体の前記収容孔に後方から挿入して前記係合部により保持し、更に、前記誘電体を前記外導体の前記内部孔に前方から挿入して前記保持部により保持した状態で供給され、その後、前記開口部を介して端子圧着することにより前記他方のリード線にシールド電線の芯線が接続されるとともに、前記外導体に前記シールド電線のシールド体が接続されることを特徴とするシールド電線用コネクタ。
  2. 前記電子素子をコンデンサとし、その静電容量が調整可能なことを特徴とする請求項1記載のシールド電線用コネクタ。
  3. 前記電子素子をダイオードとし、その伝達する信号を整流可能なことを特徴とする請求項1記載のシールド電線用コネクタ。
  4. 前記内導体を圧着することにより、前記電子素子の一方のリード線に接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシールド電線用コネクタ。
  5. 前記内導体と前記電子素子の一方のリード線とは、溶接されることにより接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシールド電線用コネクタ。
  6. 係合部を有する内導体の後方に、前方に延びる一方のリード線と後方に延びる他方のリード線とを有する電子素子を配置し、前記一方のリード線と接続された前記内導体および前記電子素子の双方を、誘電体の収容孔に後方から挿入して前記係合部により保持し、更に、内部孔および保持部を有する外導体に対して、前記誘電体を前記内部孔に前方から挿入して前記保持部により保持することによりシールド電線用コネクタを形成し、前記シールド電線用コネクタを供給した後、前記外導体における前記内部孔の後方に設けられ前記他方のリード線の軸線方向と交差する方向に対面する両面に開口する開口部を介して端子圧着することにより前記他方のリード線にシールド電線の芯線を接続するとともに、前記外導体に前記シールド電線のシールド体を接続することを特徴とするシールド電線用コネクタとシールド電線との接続方法。
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