JP3646559B2 - ワイヤハーネス - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車に配索するワイヤハーネスに関し、詳しくは、防水を図るためにワイヤハーネスにグロメットを外装し、該グロメットにバンドクランプを取り付けて車体に係止するものにおいて、バンドクランプ取付部分のグロメットの劣化防止と、グロメットへのクランプの取付作業性の向上を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示すように、自動車のエンジンルームに配索するワイヤハーネスW/Hには、エンジンルームと車室とを仕切るパネル1の貫通穴1aを通す部分にはグロメット2を外装し、グロメット2を貫通穴1aに密嵌して車室への浸水防止を図っている。このグロメット2は、エンジンルーム側において、スプリングボード3の上面を越えて配索するために、蛇腹状の長尺なものとしており、その一部にバンドクランプ4を取り付け、サイドパネル5にバンドクランプ4の係止部4aを係止係止して、ワイヤハーネスを固定している。
【0003】
上記グロメット2に通すワイヤハーネスW/Hの外径がグロメット2の内径よりも小さい場合には、ワイヤハーネスとグロメットとの間に隙間が生じることとなる。例えば、グロメット2の蛇腹部の谷部および円筒状としたバンドクランプ取付部2aの内径が約25mmの場合、ワイヤハーネスW/Hの外径が10mmであると、可成大きな隙間が発生する。その場合、グロメット2のバンドクランプ取付部2aにバンドクランプ4のバンド4bを巻き付けて締め付けると、図4(B)に示すように、グロメット2のバンドクランプ取付部分2aが折り曲げられて重なった状態となる。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】
上記のように、バンドクランプ取付部分2aのグロメット2が折り曲げられて重なった状態となっていると、この部分がバンドクランプ4によりサイドパネル5側に強い力で常に引っ張られて応力がかかった状態となっているため、他の部分よりも劣化し易い問題がある。そのため、経年変化により亀裂が生じて、グロメット2の内部に水が侵入する恐れがある。
【0005】
また、グロメット2にバンドクランプ4を取り付ける時、グロメット2とワイヤハーネスW/Hの間に隙間があると、グロメット2が撓んで、バンドクランプ4を取り付けにくい問題もある。
【0006】
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、グロメットのバンドクランプ取付部にバンドクランプが巻き付けられて取り付けられた状態において、該バンドクランプ取付部が、折り重なった状態となることを防止することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、ワイヤハーネスをグロメットに通し、該グロメットにバンドクランプを取り付けて車体に係止するものにおいて、
上記バンドクランプを取り付ける部分のグロメット内部のワイヤハーネスに、グロメットの内径に対して90%〜110%の外径となる剛性を有するカラーをテープ巻きして取り付け、該カラーの外周面にグロメットを外嵌し、該グロメットの外周にバンドクランプのバンドを締め付けて取り付けていることを特徴とするワイヤハーネスを提供している。
【0008】
上記カラーは合成樹脂成形品からなり、その長さはグロメットの円筒形状としたバンドクランプ取付部分の長さに対応させている。
【0009】
上記カラーは円筒材を軸線方向に半割りした一対の半割体からなり、一方の分割端を薄肉ヒンジで連結していると共に、上記半割体の長さ方向の一端よりテープ巻き舌片を突出させており、該舌片とワイヤハーネスの電線群にテープ巻き固定すると共に、電線群に外嵌して円筒とした部分もテープ巻き固定している。
【0010】
上記のように、バンドクランプ取付部分のグロメットの内部のワイヤハーネスにカラーを取り付けておくと、該カラーの外周面とグロメットのバンドクランプ付部分の内周面との間の隙間が小さくなり、あるいは隙間が無くなり、バンドクランプのバンドをグロメットに巻き付けて締め付けても、グロメットは折り曲げれて重なることは防止できる。よって、バンドクランプをパネルに係止して、グロメットのバンドクランプ取付部分が引っ張られて常時応力が負荷されても、グロメットはカラーにより支持されて補強された状態となるため、グロメットの部分的な劣化を防止できる。
【0011】
また、グロメットにバンドクランプのバンドを巻き付けて締め付ける時、グロメットはカラーにより支持されて撓まないため、バンドの締め付けを容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1および図2を参照して説明する。
なお、前記図3と同一部材は同一符号を付す。
【0013】
グロメット2は前記4と同様な形状で、自動車のエンジンルームに配索するワイヤハーネスW/Hに取り付けられるものであり、ゴムまたはエラストマーで成形された長尺な筒部を蛇腹形状とし、一端に車体係止部を備えている。また、蛇腹形状の筒部の一部に円筒形状としたバンドクランプ取付部分2aを設けている。
【0014】
上記グロメット2のバンドクランプ取付部分2aおよび蛇腹筒部2bの谷部2cの内径は25mmとされている。なお、グロメット2の長さは250mmである。
【0015】
上記グロメット2に外径が約20mm以下で、例えば、10mmのワイヤハーネスW/Hを挿通する場合、図2に示すような、バンドクランプ取付部分2aを通る部分のワイヤハーネスW/Hの電線群Wに、合成樹脂製で剛性を有するカラー10を粘着テープ11で取り付けている。
【0016】
上記カラー10は、円筒材を軸線方向に半割りした一対の半割体10a、10bからなり、一方の分割端を薄肉ヒンジで10cで連結した形状とし、半割体10aの長さ方向の一端よりテープ巻き舌片10dを突出させている。この半割体10aと10bの他方の分割端10e、10fを接合させて円筒形状とした時、該円筒形状の外径は、バンドクランプ取付部分2aの内径に対して90%〜110%となるように設定している。
【0017】
上記カラー10は、図2(B)に示すように、ワイヤハーネスW/Hの電線群Wに被せて、分割端10eと10fとを接合させた状態で、粘着テープ12を巻き付けて円筒形状に保持すると共に、舌片10cと電線群Wとに粘着テープ11を巻き付けて、カラー10を電線群Wに固定している。
【0018】
このように、電線群Wにカラー10を取り付けた後に、グロメット2に電線群Wを通し、バンドクランプ取付部分2aの内部にカラー10を位置させる。その後、バンドクランプ取付部分2aにバンドクランプ4のバンド4bを巻き付け、バンド係止部4cの係止穴4dに通して締め付け固定しておく。其の際、グロメット2はカラー10に内部側から支持されてるために撓まず、バンド4bをしっかりと締め付けることができる。
【0019】
上記したグロメット2を外装したワイヤハーネスW/Hは、前記図3と同様に、エンジンルーム内に配索し、車体との仕切パネルにグロメットの先端の車体係止部を挿入係止した後、バンドクランプ4の係止部をサイドパネルの係止穴に挿入係止して、ワイヤハーネスW/Hを固定している。
【0020】
上記グロメット2は、そのバンドクランプ取付部分2aの内部にカラー10を配置しているため、バンドクランプ4の係止部4aによりサイドパネル5側に常時引っ張られて応力が負荷されるが、カラー10により補強されていると共に、従来のように折り曲げれていないため、劣化しにくい。よって、経年変化により亀裂が入って浸水が生じる恐れはない。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、グロメットの内径よりもワイヤハーネスの外径が小さい場合、グロメットのバンドクランプ取付部分に当たるワイヤハーネスの部分にカラーを取り付けてグロメットの内径に合う大きさとしているため、バンドクランプの取付時にグロメットが折り曲げられて重なることが防止できる。よって、バンドクランプを車体に係止してグロメットに応力が負荷しても、グロメットの劣化を防止することができる。
【0022】
また、グロメットのバンドクランプ取付部分にバンドクランプのバンドを巻き付けて締め付ける時、グロメットがカラーで保持されているため、バンド締付時にグロメットが撓まず、バンドの締め付けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示し、(A)は要部正面図、(B)は(A)のA−A線断面図である。
【図2】 (A)はワイヤハーネスの電線群に取り付けるカラーを示す斜視図、(B)は電線群にカラーを取り付けた状態の斜視図、(C)は(B)の正面図、(D)は(B)のD−D線断面図である。
【図3】 従来例を示す斜視図である。
【図4】 (A)は従来例のグロメットをワイヤハーネスに取り付けた状態を示す正面図、(B)は(A)のC−C線の拡大断面図である。
【符号の説明】
2 グロメット
2a バンドクランプ取付部分
4 バンドクランプ
4a 係止部
4b バンド
5 サイドパネル
10 カラー
10a 10b 半割体
10c ヒンジ
10d テープ巻き舌片
11、12 粘着テープ
W/H ワイヤハーネス
W 電線群
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車に配索するワイヤハーネスに関し、詳しくは、防水を図るためにワイヤハーネスにグロメットを外装し、該グロメットにバンドクランプを取り付けて車体に係止するものにおいて、バンドクランプ取付部分のグロメットの劣化防止と、グロメットへのクランプの取付作業性の向上を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示すように、自動車のエンジンルームに配索するワイヤハーネスW/Hには、エンジンルームと車室とを仕切るパネル1の貫通穴1aを通す部分にはグロメット2を外装し、グロメット2を貫通穴1aに密嵌して車室への浸水防止を図っている。このグロメット2は、エンジンルーム側において、スプリングボード3の上面を越えて配索するために、蛇腹状の長尺なものとしており、その一部にバンドクランプ4を取り付け、サイドパネル5にバンドクランプ4の係止部4aを係止係止して、ワイヤハーネスを固定している。
【0003】
上記グロメット2に通すワイヤハーネスW/Hの外径がグロメット2の内径よりも小さい場合には、ワイヤハーネスとグロメットとの間に隙間が生じることとなる。例えば、グロメット2の蛇腹部の谷部および円筒状としたバンドクランプ取付部2aの内径が約25mmの場合、ワイヤハーネスW/Hの外径が10mmであると、可成大きな隙間が発生する。その場合、グロメット2のバンドクランプ取付部2aにバンドクランプ4のバンド4bを巻き付けて締め付けると、図4(B)に示すように、グロメット2のバンドクランプ取付部分2aが折り曲げられて重なった状態となる。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】
上記のように、バンドクランプ取付部分2aのグロメット2が折り曲げられて重なった状態となっていると、この部分がバンドクランプ4によりサイドパネル5側に強い力で常に引っ張られて応力がかかった状態となっているため、他の部分よりも劣化し易い問題がある。そのため、経年変化により亀裂が生じて、グロメット2の内部に水が侵入する恐れがある。
【0005】
また、グロメット2にバンドクランプ4を取り付ける時、グロメット2とワイヤハーネスW/Hの間に隙間があると、グロメット2が撓んで、バンドクランプ4を取り付けにくい問題もある。
【0006】
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、グロメットのバンドクランプ取付部にバンドクランプが巻き付けられて取り付けられた状態において、該バンドクランプ取付部が、折り重なった状態となることを防止することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、ワイヤハーネスをグロメットに通し、該グロメットにバンドクランプを取り付けて車体に係止するものにおいて、
上記バンドクランプを取り付ける部分のグロメット内部のワイヤハーネスに、グロメットの内径に対して90%〜110%の外径となる剛性を有するカラーをテープ巻きして取り付け、該カラーの外周面にグロメットを外嵌し、該グロメットの外周にバンドクランプのバンドを締め付けて取り付けていることを特徴とするワイヤハーネスを提供している。
【0008】
上記カラーは合成樹脂成形品からなり、その長さはグロメットの円筒形状としたバンドクランプ取付部分の長さに対応させている。
【0009】
上記カラーは円筒材を軸線方向に半割りした一対の半割体からなり、一方の分割端を薄肉ヒンジで連結していると共に、上記半割体の長さ方向の一端よりテープ巻き舌片を突出させており、該舌片とワイヤハーネスの電線群にテープ巻き固定すると共に、電線群に外嵌して円筒とした部分もテープ巻き固定している。
【0010】
上記のように、バンドクランプ取付部分のグロメットの内部のワイヤハーネスにカラーを取り付けておくと、該カラーの外周面とグロメットのバンドクランプ付部分の内周面との間の隙間が小さくなり、あるいは隙間が無くなり、バンドクランプのバンドをグロメットに巻き付けて締め付けても、グロメットは折り曲げれて重なることは防止できる。よって、バンドクランプをパネルに係止して、グロメットのバンドクランプ取付部分が引っ張られて常時応力が負荷されても、グロメットはカラーにより支持されて補強された状態となるため、グロメットの部分的な劣化を防止できる。
【0011】
また、グロメットにバンドクランプのバンドを巻き付けて締め付ける時、グロメットはカラーにより支持されて撓まないため、バンドの締め付けを容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1および図2を参照して説明する。
なお、前記図3と同一部材は同一符号を付す。
【0013】
グロメット2は前記4と同様な形状で、自動車のエンジンルームに配索するワイヤハーネスW/Hに取り付けられるものであり、ゴムまたはエラストマーで成形された長尺な筒部を蛇腹形状とし、一端に車体係止部を備えている。また、蛇腹形状の筒部の一部に円筒形状としたバンドクランプ取付部分2aを設けている。
【0014】
上記グロメット2のバンドクランプ取付部分2aおよび蛇腹筒部2bの谷部2cの内径は25mmとされている。なお、グロメット2の長さは250mmである。
【0015】
上記グロメット2に外径が約20mm以下で、例えば、10mmのワイヤハーネスW/Hを挿通する場合、図2に示すような、バンドクランプ取付部分2aを通る部分のワイヤハーネスW/Hの電線群Wに、合成樹脂製で剛性を有するカラー10を粘着テープ11で取り付けている。
【0016】
上記カラー10は、円筒材を軸線方向に半割りした一対の半割体10a、10bからなり、一方の分割端を薄肉ヒンジで10cで連結した形状とし、半割体10aの長さ方向の一端よりテープ巻き舌片10dを突出させている。この半割体10aと10bの他方の分割端10e、10fを接合させて円筒形状とした時、該円筒形状の外径は、バンドクランプ取付部分2aの内径に対して90%〜110%となるように設定している。
【0017】
上記カラー10は、図2(B)に示すように、ワイヤハーネスW/Hの電線群Wに被せて、分割端10eと10fとを接合させた状態で、粘着テープ12を巻き付けて円筒形状に保持すると共に、舌片10cと電線群Wとに粘着テープ11を巻き付けて、カラー10を電線群Wに固定している。
【0018】
このように、電線群Wにカラー10を取り付けた後に、グロメット2に電線群Wを通し、バンドクランプ取付部分2aの内部にカラー10を位置させる。その後、バンドクランプ取付部分2aにバンドクランプ4のバンド4bを巻き付け、バンド係止部4cの係止穴4dに通して締め付け固定しておく。其の際、グロメット2はカラー10に内部側から支持されてるために撓まず、バンド4bをしっかりと締め付けることができる。
【0019】
上記したグロメット2を外装したワイヤハーネスW/Hは、前記図3と同様に、エンジンルーム内に配索し、車体との仕切パネルにグロメットの先端の車体係止部を挿入係止した後、バンドクランプ4の係止部をサイドパネルの係止穴に挿入係止して、ワイヤハーネスW/Hを固定している。
【0020】
上記グロメット2は、そのバンドクランプ取付部分2aの内部にカラー10を配置しているため、バンドクランプ4の係止部4aによりサイドパネル5側に常時引っ張られて応力が負荷されるが、カラー10により補強されていると共に、従来のように折り曲げれていないため、劣化しにくい。よって、経年変化により亀裂が入って浸水が生じる恐れはない。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、グロメットの内径よりもワイヤハーネスの外径が小さい場合、グロメットのバンドクランプ取付部分に当たるワイヤハーネスの部分にカラーを取り付けてグロメットの内径に合う大きさとしているため、バンドクランプの取付時にグロメットが折り曲げられて重なることが防止できる。よって、バンドクランプを車体に係止してグロメットに応力が負荷しても、グロメットの劣化を防止することができる。
【0022】
また、グロメットのバンドクランプ取付部分にバンドクランプのバンドを巻き付けて締め付ける時、グロメットがカラーで保持されているため、バンド締付時にグロメットが撓まず、バンドの締め付けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示し、(A)は要部正面図、(B)は(A)のA−A線断面図である。
【図2】 (A)はワイヤハーネスの電線群に取り付けるカラーを示す斜視図、(B)は電線群にカラーを取り付けた状態の斜視図、(C)は(B)の正面図、(D)は(B)のD−D線断面図である。
【図3】 従来例を示す斜視図である。
【図4】 (A)は従来例のグロメットをワイヤハーネスに取り付けた状態を示す正面図、(B)は(A)のC−C線の拡大断面図である。
【符号の説明】
2 グロメット
2a バンドクランプ取付部分
4 バンドクランプ
4a 係止部
4b バンド
5 サイドパネル
10 カラー
10a 10b 半割体
10c ヒンジ
10d テープ巻き舌片
11、12 粘着テープ
W/H ワイヤハーネス
W 電線群
Claims (2)
- ワイヤハーネスをグロメットに通し、該グロメットにバンドクランプを取り付けて車体に係止するものにおいて、
上記バンドクランプを取り付ける部分のグロメット内部のワイヤハーネスに、グロメットの内径に対して90%〜110%の外径となる剛性を有するカラーをテープ巻きして取り付け、該カラーの外周面にグロメットを外嵌し、該グロメットの外周にバンドクランプのバンドを締め付けて取り付けていることを特徴とするワイヤハーネス。 - 上記カラーは円筒材を軸線方向に半割りした一対の半割体からなり、一方の分割端を薄肉ヒンジで連結していると共に、上記半割体の長さ方向の一端よりテープ巻き舌片を突出させており、該舌片とワイヤハーネスの電線群にテープ巻き固定すると共に、電線群に外嵌して円筒とした部分もテープ巻き固定している請求項1に記載のワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12187099A JP3646559B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12187099A JP3646559B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ワイヤハーネス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000311534A JP2000311534A (ja) | 2000-11-07 |
JP3646559B2 true JP3646559B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=14821977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12187099A Expired - Fee Related JP3646559B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ワイヤハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3646559B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4859561B2 (ja) * | 2006-07-06 | 2012-01-25 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス止水構造 |
EP1876067B1 (en) * | 2006-07-06 | 2011-09-14 | Yazaki Corporation | Wire harness water cut-off structure |
JP5215201B2 (ja) * | 2009-01-26 | 2013-06-19 | 矢崎総業株式会社 | グロメット |
JP5840867B2 (ja) * | 2011-05-25 | 2016-01-06 | 矢崎総業株式会社 | チューブ固定構造及びチューブ固定方法 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12187099A patent/JP3646559B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000311534A (ja) | 2000-11-07 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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