JPH0452583A - 航跡記憶表示装置 - Google Patents

航跡記憶表示装置

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JPH0452583A
JPH0452583A JP2163757A JP16375790A JPH0452583A JP H0452583 A JPH0452583 A JP H0452583A JP 2163757 A JP2163757 A JP 2163757A JP 16375790 A JP16375790 A JP 16375790A JP H0452583 A JPH0452583 A JP H0452583A
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JP
Japan
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track
radar
memory
points
ships
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JP2163757A
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English (en)
Inventor
Shozo Shibuya
渋谷 正三
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明は、レーダ装置などによって他船の位置を測定
し、記憶するとともに航跡として表示する航跡記憶表示
装置に関する。
(b)従来の技術 従来よりレーダ装置は他船の現在位置を観測するためだ
けでなく、その航跡を表示させることによって他船の動
向を知るためにも利用されているレーダ装置の画面に他
船の航跡を表示するために、従来はレーダエコーを映像
として表示する表示画面上に過去数十〜数百回スキャン
分のレーダ映像を現在のレーダ映像と異なる色で重ねて
表示する方法を採っている。
(C)発明が解決しようとする課題 第15図は従来の航跡表示装置の表示画面の一例を示し
ている。同図に示すように、従来の航跡表示装置におい
ては、数十〜数百回スキャン分の過去のレーダ映像を重
ね合わせて表示するものであるため、航跡の映像に広が
りが生じる。この航跡の幅は船体が大きくなる程太くな
り、画面が多数の航跡によって埋められてしまい、他船
−隻ごとの航跡を判別することが困難になる。また、1
スキヤンによって映像化されたランダムな雑音が数十〜
数百回分累積されるため、画面内に多数の雑音による映
像が表示されて、やはり他船の航跡を判別することが困
難になるという問題があったそこで本願出願人は、航跡
として表示する映像の広がりを抑えるとともに、雑音の
累積を防止して他船−集録の航跡を表示するようにした
装置(特願平1−4439号)について出願している。
上記出願の航跡表示装置は、ある広がりを有する一群の
レーダエコーを識別するとともに、その−群のレーダエ
コーのうち代表する一点または複数点を代表点として抽
出し、その代表点を他船の位置として表示するものであ
る。しかし、このようにレーダエコーを言わば細点化し
ただけでは以下に述べるように不都合を生しる場合があ
った。
すなわち ■レーダアンテナの動揺による方位誤差■−群のレーダ
エコーの形の変動 ■コンパスの方位誤差 ■ヘディングパルスおよび方位パルスの出力タイミング
の変動による方位誤差 ■θ方向およびr方向のサンプリングタイミングの変動 などの原因によって、抽出された他船の位置が変動する
。例えば他船が直線上移動している場合、各時点におけ
る他船の位置を円形に分布する複数点として抽出した場
合、理想的には第2図(A)に示すように、複数点から
なる円形のパターンが直線上に配列する筈であるが、実
際には上記各種原因により例えば第2図(B)に示すよ
うに、抽出された複数点からなる円形パターンの位置が
毎回変動する場合がある。
このように他船の位置をレーダ装置を用いて測位する場
合に測位点の変動が大きくなるが、その他の航法装置を
用いて測位を行う場合にも測位点の変動は生じる。
この発明の目的は、測位された他船の位置が比較的大き
く変動する場合でも、実際の航跡に近いなめらかな航跡
として表示できるようにし、他船の航跡を容易に把握で
きるようにした航跡記憶表示装置を提供することにある
(d)課題を解決するための手段 この発明の請求項1に係る航跡記憶表示装置は、他船の
位置を周期的に測定する測位手段と、他船の位置を複数
回分累積記憶する航跡記憶手段と、 この航跡記憶手段の記憶内容のうち一定回数以上記憶点
が重なった点を他船の航跡として表示する航跡表示手段
とからなる。
また、この発明の請求項2に係る航跡記憶表示装置は、
請求項1記載の航跡記憶表示装置における測位手段を、
他船の位置を検出するレーダ装置と、このレーダ装置の
出力信号から、角度方向に一定スイープ分以上連続する
一群のレーダエコーを識別するとともに、他船の位置を
一群のレーダエコーの代表する一点または複数点として
抽出するレーダエコー細点化手段とから構成している。
(81作用 この発明の請求項(1)に係る航跡記憶表示装置では、
測位手段は他船の位置を周期的に測定し、航跡記憶手段
は測位された他船の位置を複数回分累積記憶する。そし
て、航跡表示手段は航跡記憶手段の記憶内容のうち一定
回数以上記憶点が重なった点を他船の航跡として表示す
る。したがって、測位手段により求められた他船の位置
が毎回変動したとしても、真の他船位置に近いほど累積
記憶回数が多くなる訳であるから、航跡記憶手段に記憶
されている内容のうち一定回数以上記憶された点が表示
されることによって、真の航跡に近い表示が行われる。
このため、表示位置の変動が抑えられ、滑らかな航跡と
して表示される。
また、請求項(2)に係る航跡記憶表示装置では、レー
ダ装置は他船の位置を検出し、レーダエコー細点化手段
はレーダ装置の出力信号から角度方向に一定スイープ分
以上連続する一群のレーダエコーを識別するとともに、
−群のレーダエコーの代表する一点または複数点を抽出
する。例えば第12図に示すようなレーダエコー群の場
合、レーダエコー細点化手段はこの一群のレーダエコー
の例えば角度方向の中央でレーダの中心方向に最も近い
点(クロスハツチング部分)を抽出する。そして、航跡
記憶手段は、細点化された他船の位置を複数回分累積記
憶し、航跡表示手段は航跡記憶手段の記憶内容のうち一
定回数以上記憶点が重なった点を他船の航跡として表示
する。したがって、他船の航跡はレーダエコー群のうち
代表する一点または複数点のみで表示され、しかも記憶
回数が一定回数に満たない位置は表示されないため、真
の航跡に近い表示が行われる。
第1図は航跡表示手段による表示内容の一例を示してい
る。この例は第2図(B)に示した例に対応し、塗り潰
し箇所は2回以上記憶点が重なった点を表している。こ
の例のように記憶点が例えば2回以上重なった点のみ表
示することによって真の航跡からの誤差が小さく、変動
の少ない航跡を表示することができる。
(f)実施例 第3図はこの発明の実施例である航跡記憶表示装置の制
御部のブロック図である。各ブロックの機能と動作は次
のとおりである。
方位カウンタ1はレーダ装置(不図示)からアンテナの
回転に従って1スイープ毎(例えば1度毎)に出力され
る方位パルスをカウントし、アンテナが船首方向に向い
たとき発生されるヘディングパルスによってリセットさ
れ、アンテナの相対方位をカウントする。コンパス2は
北に対する船首方位を検出し、加算器3は方位カウンタ
とコンパスの値を加算することによってアンテナの絶対
方位θを求めている。増幅・検波回路4はレーダ装置か
ら出力されたビデオ信号を増幅・検波し、A/Dコンバ
ータ5は映像信号をディジタルコードに変換し、レーダ
メモリ6の表示用データを作成する。クロックパルス発
生回路13は距離方向の基準クロック信号を発生し、距
離カウンタ16はこのクロックパルスをカウントし、レ
ーダ装置から出力されるトリガパルスによってリセット
される。分周器14は前記クロックパルスを分周し、距
離カウンタ15は分周器14の出力信号をカウントし、
レーダメモリ6の書き込み時の距離方向のデータrを出
力する。なお分周器14には探知範囲を表すレンジデー
タが入力され、その値に応じて分周比を変え名。座標変
換器7は得られた距離データrと角度データθを直交座
標に変換し、レーダメモリ6の書き込みアドレスh l
 、  vJを求める。スイッチ28はレーダメモリ6
の書き込み時に座標変換器7側に切り替えられる。クロ
ックパルス発生回路21はレーダメモリ6および後述す
る航跡メモリ32に記憶されている画像データのうち一
画素分の読み書きのタイミング信号を発生する回路であ
る。水平カウンタ22はこのクロックパルスをカウント
し、CRT27に表示されるラスタの水平方向の位置デ
ータhを出力し、所定値に達したとき垂直カウンタ23
にパルスを発生し、垂直カウンタ23はこれをカウント
アツプすることによってラスタの垂直方向の位置データ
Vを発生する。また、偏向回路24は水平カウンタ22
から出力される水平同期信号と垂直カウンタ23から出
力される垂直同期信号に同期して偏向コイルを駆動する
ここでレーダメモリ6の内容とアドレスの関係を示す。
第4図はレーダメモリ6の記憶内容を図示したものであ
る。6aはアドレスht 、  vJによって書き込ま
れるレーダメモリ全体の領域であり、NXNXαのビッ
トのメモリからなる。ここでαはA/Dコンバータ5の
ビット数である。中心0は自船位置で、上方向が北であ
り6bは実際に映像として記憶される範囲を示している
。また、6CはCRTに表示される範囲であり、この範
囲内での座標はり、vで示される。第3図に示した加算
器29と30は第4図における表示範囲6Cの内容をレ
ーダメモリから読み出す際のアドレス変換を行っている
。すなわち、読み出しアドレスh′、v′はh−H十(
N/2)およびv−V+ (N/2)で求められる。こ
こでHとVの値は表示範囲6cの基点(左下)の緯度、
経度、自船位置0の緯度、経度、レンジおよびNの値に
よって定められる。
さて、第3図において航跡メモリ32は他船と自船の航
跡を画像データとして記憶するメモリであり、この発明
に係る航跡記憶手段に相当する。
この航跡メモリ32は2ビツトを1画素とし、その値に
よって記憶回数をカウントする。但し、後述するように
初期値「0」で最高「2」までカウントする。航跡メモ
リ32は続出時にスイッチ31が切り換えられてり、 
 vでアドレス選択が行われる。また、航跡メモリ32
はクロックパルス発生回路21から出力されるクロック
パルスまたはコントロールバスから与えられる読み書き
タイミング信号によって定まるORゲート37の出力信
号によって読み書きタイミングが切り換えられる第5図
はクロックパルス発生回路21から出力されるクロック
パルスと航跡メモリ32の読み書きタイミングとの関係
を示している。第5図に示すように、クロックパルスが
“H″レベルあるときスイッチ31が切り換えられて、
h、vでアドレス選択されて、内容が色変換ROM25
に読み出される。また、クロックパルスが“L”レベル
のときコントロールパスからの続出タイミング信号によ
って航跡メモリ32の内容がCPUに読み出され、また
クロックパルスが“L”レベルのときコントロールハス
からの書込タイミング信号によってCPUから航跡メモ
リ320所定アドレスにデータが書き込まれる。
レーダメモリ6から読み出されたデータと航跡メモリ3
2から読み出されたデータは色変換ROM25によって
それぞれ色変換され、D/Aコンバータ26がデータに
応じた映像色信号を作成してカラーCRT27へ出力す
る。
色変換ROM:’5は航跡メモリ32の内容が「0」ま
たは「1」のときは表示データを出力せず「2」のとき
にのみ表示データを出力する。
増幅・検波回路4から出力された映像信号は比較器8に
よって2値化され、メモリ10または11に1スイ一プ
分のデータが書き込まれる。20は信号Sを反転するイ
ンバータであり、メモリ10と11は交互に読み書きが
行われる。また、スイッチ9と12は信号Sによって交
互に切り替えられる。さらにスイッチ18と19も信号
Sによって切り替えられる。この信号Sはトリガパルス
をカウントする1ビツトの2進カウンタ17から発生さ
れる。
CPU33はメモリ10.11からレーダエコーを読み
出し、−時記憶して角度方向に一定スイープ分以上連続
する一群のレーダエコーを識別し細点化を行う。ROM
35にはそのプログラムが予め書き込まれている。また
、RAM34はそのプログラムの実行に際してワーキン
グエリアとして用いられる。入出力装置36は表示モー
ド、レンジ、θの値を入力し、また測位装置(不図示)
から自船位置のデータを読み込む。さらに第4図に示し
た一H,−Vの値を加算器29.30へ出力する。
第3図に示したメモリ10および11に書き込まれ読み
出されるデータの例を次に示す。
第6図は各スイープと他船との関係を表し、第7図はそ
の場合にメモリ10および11に書き込まれ読み出され
る内容を表している。第7図においてθ−1の値は第6
図中に示したスイープの番号に対応している。この例で
は他船がスイープ番号1から4まで4スイ一プ分連続す
る一群のレーダエコーとして識別され、角度方向に一定
スイーブ分以上連続しないエコーは雑音と見なされる。
以上に示した航跡記録表示装置のCPU33は第10図
(A)〜(E)に示す手順で処理を行うが、ここで用い
るテーブルA、テーブルBおよびテーブルCについて先
ず説明する。
第8図はテーブルへの構成を示す図であり、第3図に示
したメモリ10または11に書き込まれた1スイ一プ分
のエコーを読み出して作成するものである。ここでエコ
ー階は1スイープ中に含まれているエコーに対して発生
順に付与した番号、Rm i nは各エコーの自船側に
最も近い距離、Rmaxは各エコーの自船側から最も遠
い距離である。また、Pθは現在の自船位置(経度、緯
度)、N(θ−1)はメモリ10または11から読み出
した1スイ一プ分に含まれているエコーの数である。こ
こで(θ−1)と表しているのは、メモリ10または1
1から読み出した1スイ一プ分のデータが今回受波した
スイープを基準として1スイ一プ分前のデータだからで
ある。なお、第8図に示した各データは第7図に示した
例で、θ−1−2の場合に対応している。
第9図はテーブルBまたはテーブルCの構成を表す図で
ある。ここでエコー隘は角度方向に連続している一群の
エコーを識別する番号でありN(θ−1)はそのエコー
群の数である。Wは各エコーの角度方向における連続数
である。Rm i rhRmaxは第8図に示したテー
ブルAにおけるRmi n、Rma xO値を順次累積
したデータであり、各データは第7図の例と対応してい
る。なお、第9図においてAはエコーの角度方向におけ
る途切れを検出するためのデータ(フラグ)である第1
0図(A)〜(E)はCPU33の処理手順を表すフロ
ーチャートである。この処理はトリガパルスS1のタイ
ミングで割込処理によって行われる。先ず第10図(A
)に示すように、入出力装置36からレンジ、アンテナ
方位θ、Pθ(自船位置)を読み込む(nl)。続いて
θ−1すわなち前回のスイープ番号の奇数/偶数判別を
行う(n2)。θ−1が奇数であれば第10図(B)、
(C)に示す処理を行い、偶数であれば第10図(D)
、  (E)に示す処理を行う。
θ−1が奇数であれば第10図(B)に示すように、メ
モリ10より1スイ一プ分のエコーデータを読み込み、
第8図に示したテーブルAを作成する(n 3−n 4
−=n 6)。
その後、■に初期値1を設定する(nl)。■は作成し
たテーブルAの内容をエコー随順に読み出すためのルー
プカウンタとして用いる。さらにn8にてJに初期値1
を設定する。JはテーブルCの内容をエコー随順に読み
出すためのループカウンタとして用いる。そしてn9に
てテーブルAの1番目のエコーとテーフ゛ルCの5番目
のエコ・−とが連続しているか否かの判別を行う。連続
していなければJをインクリメントし、テーブルCに作
成されている次のエコーとの連続性を判別する(nlO
−4nll−n9)、nilにて(θ−2)としている
のはテーブルCに作成されているデータが前々回のスイ
ープによるエコーに基づいて作成されたものだからであ
る。
テーブルCの何れのエコーとも連続していなければ、n
12において、次の処理によってチーフルBにデータを
作成する。
エコー隘Iのデータとして、 (1)Wに1を入力する。
(2)Rminにテーフ゛ルAの1番目のRm i n
O値を書き込む。
(3)RmaxにテーブルAの1番目のRmaxの値を
書き込む。
(4)Aをリセットする。
このようにして新たに出現したエコーを記憶する。
その後、■をインクリメントしてテーブルA書き込まれ
ている次のエコー隘のデータについて連続性の判別およ
びテーブルBの作成を行う(nl 5→n 16→n 
8) 、 n 9にてテーブルAの1番目のエコーとテ
ーフ゛ルCの5番目のエコーとが連続しているものと見
なされればn13にて次に述べる処理を行うことによっ
てテーブルBにデータを書き込む。
エコー陽Iのデータとして、 +11WにテーブルCOJ番目の・Wに+1した値を書
き込む。
(21Rrrt i rsにテーブルCOJ番目のRm
inの全ての値とテーブルAの1番目のRminO値を
書き込む。
f3)Rmaxにテーブル003番目のRm a xの
全ての値とテーブルAの1番口のRma xO値を書き
込む。
(4)Aをリセットする。
その後n14にてテーフ゛ルCの3番目のAをセントす
る。このことによってそのエコーデータをテーブルCか
らテーブルBへ移したことを記憶すテーブルAに書き込
まれている全てのエコーについて同様の処理を終了すれ
ば、n17にてテーブルA全体を消去して次回のスイー
プによるエコー抽出に備える。なお、n3にて読み込ん
だデータにエコーが含まれていないときは、n5にてテ
ーブルB全体を直接消去する。
次に第10図(C)に示す後半の処理によって途切れて
いるエコーの抽出、雑音の判別および航跡メモリへのマ
ークの書き込みを行う。
先ず、テーブルCのエコー隘を指定するループカウンタ
Jに初期値1を設定し、テーブルCOj番目のAの状態
を判別する(n18−n19)。
Aがセット状態ならばそのエコーがまだ連続しているこ
とを表す。リセット状態であればn13にてそのデータ
がテーブルBに移されなかったこと、すなわちそのエコ
ーが前々回のスイープで終了し、前回のスイープでは表
れなかったことを意味する。Aがリセット状態であれば
n20にてテーブルCOJ番目のWの値を判別する。W
S2であればエコーが角度方向に3スイ一プ以上連続し
なかったことを意味し、W>2であればエコーが角度方
向に3スイ一プ以上連続したことを意味する。W>2で
あれば、n21にてテーブルCOJ番目のエコーについ
て中央の角度θ、を求める。この値はθ−2−(W/2
)すわなち3番目のエコーデータのうち最新のエコーデ
ータからW/2だけ過去のエコーデータの記憶領域を求
める。そしてn22にてθ。で示されるRminO値を
読み出す。続いてn23にて航跡メモリの基点の緯度、
経度、レンジ、N、RminおよびPθにより航跡メモ
リ上の位置を算出し、そこに−点または複数点からなる
マークを航跡メモリ32へ書き込む。その際、書き込む
べき航跡メモリ上の内容が「0」なら「1」に変更し、
「1」なら「2」に変更セする。もし記憶内容が既に「
2コとなっていれば「2」を書き込む(書込処理を行わ
なくてもよい)。
もしA=1であれば、あるいはA=0であってもWS2
であれば、航跡メモリへの書き込みは行わない(n19
→n24.n20→n24)。
以上の処理を全てのエコーtについて行った後次回のス
イープにおけるテーブルCのデータ作成に備えてテーブ
ルC全体を消去し、一連の割込処理を終了する(n24
→n25−n26)。
前回のスイープ番号(θ−1)が偶数であれば第10図
(D)、(E)に示す処理を行うが、全体的な流れは第
10図(B)、  (C)と同様である。異なる点は、
n3にてメモリ11がら1スイ一プ分のエコーを読み込
むことと、テーブルBとテーブルCの使用方法が全く逆
になることである。すなわち(θ−1)が偶数であると
きは、テーブルAとテーブルBのデータを参照してテー
ブルCにデータを作成する。
以上に示した手順によって変化するテーブルA、Bおよ
びCの内容を第11図に示す。この例は第7図に示した
エコーを受けた場合に相当している。第11図において
■〜■はテーブルAの変化、■〜■はテーブルBの変化
、■〜■はテーブルCの変化をそれぞれ示し、○内の1
の位は第7図に示したθ−1の値に対応している。
θ−1=1のとき、テーブルAの内容は■に示すように
エコー階1のところにRmin=9.Rmax=12が
書き込まれる。このときテーブルCには■に示すように
データが作成されていない。このテーブルAとテーブル
Cによって■に示すようにテーブルBにデータが作成さ
れる。θ−1−2となればテーブルAには■に示すよう
に2つのエコーについてデータが書き込まれ、テーブル
Cには0に示すように■と@の内容に基づいてデータが
作成される。また、テーブルBの内容は0に示すように
、データをテーブルCに転送したことを記憶するためフ
ラグAがセントされる。θ−1−3となれば、■に示す
ようにテーブルAにデータが作成され、0に示すように
■と■によってテーブルBにデータが作成される。なお
、■に示すように、テーブルCのデータのうちエコー隘
2についてはエコーが連続していないためテーブルBへ
の転送が行われず、フラグAはリセットのままであるが
、W>2の条件を満足しないため、エコーN12のエコ
ーは航跡として表示されない。θ−1−4となれば、■
に示すようにテーブルAにデータが作成され、[相]に
示すように■と@に基づいてテーブルCにデータが作成
される。θ−1=5となったとき、■に示すようにテー
ブルAにはデータが作成されず、[相]に示すようにテ
ーブルBが消去される。さらに、このとき■に示すよう
にテーブルCのフラグAがリセット状態のままであり、
しかもW>2の条件を満足するため、第10図に示した
n21〜n23の処理にて一群のエコーのうち角度方向
の中央でかつ自船位置から最も近い点すなわちRm i
 n = 3のデータが抽出され、対応する航跡メモリ
上にマークが書き込まれる以上に示した実施例は、航跡
メモリ32として1画素当り2ビツトのメモリを用いた
が、特願平1−4439号に示したように、レーダエコ
ー群の面積1幅および向きを算出し、これらを色別表示
する場合には、これらの属性を記憶するための航跡メモ
リを設ければよい。第13図はその場合の主要部のブロ
ックを示している。第13図において航跡メモリ32a
は第3図に示した航跡メモリ32と同一であり、航跡メ
モリ32bはレーダエコー群の面積1幅および向きを1
画素当りそれぞれ3ビツトで記憶するメモリである。航
跡メモリ32bは32aと同し画素(アドレス)が選択
され、クロックパルス発生回路21より出力されるクロ
ックパルスによって読み書きタイミングが制御される。
そして、航跡メモリ32bの内容が色変換ROM25に
読み出される。その他の構成は第3図に示したものと同
様である。この場合、航跡メモリ32aの内容のうち累
積記憶回数が2回以上の画素について航跡メモリ32b
の内容がゲート38を介して色変換ROM25へ与えら
れる。もし、累積記憶回数が2に満たない場合にはゲー
ト38の作用によって航跡メモリ32bの内容が色変換
ROM25に与えられず、その画素については表示され
ない。
第14図(A)、(B)は表示画面の一例を示している
。第14図(A)に示す状態で航跡を表示すべきモード
にすれば、一定時間経過した後第14図(B)に示すよ
うに現在のレーダ映像とともに他船の航跡が表示される
。たとえば面積表示モードであれば、この航跡はエコー
群の面積に対応した色で表示される。また、自船の現在
位置を示すマークとともに自船の航跡が表示される。な
お、自船の航跡は、航跡メモリの基点の緯度、経度、レ
ンジ、NおよびPθより航跡メモリ上の位置を求め、航
跡メモリに自船の航跡を表す表示データを書き込むこと
によって表示することができる。
なお、実施例では他船の位置をレーダ装置を用いて測位
する例であったが、その他の航法装置を用いて測位を行
い航跡として表示する場合にも本願発明は適用し得るも
のである。
(a発明の効果 この発明によれば、他船の測位結果が比較的大きく変動
する場合でも、真の航跡に近い滑らかな航跡を表示する
ことができ、他船−集録の航跡を容易に把握することが
できる。特に測位手段としてレーダ装置を用い、識別さ
れた一群のレーダエコーを細点化することによって、長
時間に亘る航跡記憶表示においても雑音の累積を伴わず
に明確な航跡を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の作用説明に供する航跡表示の一例を
示す図、第2図(A)および(B)は理想的な航跡表示
例および現実の航跡表示例を示す図である。第3図はこ
の発明の実施例である航跡記憶表示装置のブロック図、
第4図はレーダメモリの記憶内容を示す図、第5図は航
跡メモリの読み書きタイミングを示す図である。第6図
と第7図はレーダエコーの記憶例を説明するための図、
第8図と第9図はRA M内に構成されたデータテ−プ
ルを示す図である。第10図(A)〜(E)はCPUの
処理手順を表すフローチャートである。第11図(A)
、  (B)はデータテーブルの内容の変化例を示す図
である。第12図は一群のレーダエコーの細点化の説明
に供する図である。第13図は他の実施例に係る航跡記
憶表示装置の主要部のブロック図である。第14図(A
)、(B)は実施例による表示画面の一例を示す図であ
る。第15図は従来の航跡記憶表示装置の表示例を示す
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)他船の位置を周期的に測定する測位手段と他船の
    位置を複数回分累積記憶する航跡記憶手段と、 この航跡記憶手段の記憶内容のうち一定回数以上記憶点
    が重なった点を他船の航跡として表示する航跡表示手段
    とからなる航跡記憶表示装置。
  2. (2)測位手段を、他船の位置を検出するレーダ装置と
    、このレーダ装置の出力信号から、角度方向に一定スイ
    ープ分以上連続する一群のレーダエコーを識別するとと
    もに、他船の位置を一群のレーダエコーの代表する一点
    または複数点として抽出するレーダエコー細点化手段と
    、 から構成した請求項1記載の航跡記憶表示装置
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