JP2524006Y2 - レーダ - Google Patents

レーダ

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JP2524006Y2
JP2524006Y2 JP10766489U JP10766489U JP2524006Y2 JP 2524006 Y2 JP2524006 Y2 JP 2524006Y2 JP 10766489 U JP10766489 U JP 10766489U JP 10766489 U JP10766489 U JP 10766489U JP 2524006 Y2 JP2524006 Y2 JP 2524006Y2
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radar
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宏行 久島
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株式会社光電製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は現在レーダ映像と、複数の過去レーダ映像
とを同一表示面に重ねて表示するレーダに関する。
「従来の技術」 自己位置と、物標との相対的移動状況が読み取られる
ように、現在探知した現在レーダ映像と、所定時間ずつ
前に探知した複数の過去レーダが映像とを同一表示面に
重ねて表示することが行われている。この場合、現在レ
ーダ映像と過去レーダ映像とを区別するため、単色レー
ダにおいては従来は過去レーダ映像の輝度を現在レーダ
映像より弱くする輝度変調法か、過去レーダ映像を点滅
表示する点滅法かが用いられていた。
しかし前者の輝度変調法においては、レーダ探知信号
をそのレベルに応じて複数のレベルで輝度変調表示する
レーダ映像の場合、現在レーダ映像と過去レーダ映像と
の識別が困難となり、また輝度を下げた時に見にくくな
る。一方点滅法は過去レーダ映像が多い場合は画面全体
が点滅した状態となり、現在レーダ映像が見にくくな
る。
「課題を解決するための手段」 この考案によればプロッタメモリの前段または後段に
縁取り回路が挿入され、その縁取り回路による縁取り処
理の結果、過去レーダ映像は縁取り表示される。この結
果、過去レーダ映像と現在レーダ映像とが容易に識別さ
れる。
「実施例」 第1図にこの考案の実施例を示す。制御部11から空中
線部12が制御部されて、アンテナ指向方向が回転され、
その所定角度、例えば0.5°ごとにパルス電波が送信さ
れる。その各送信ごとの反射波(レーダ探知信号)が空
中線部12で受信増幅、検波され、その検波出力はAD変換
器13で所定周期でサンプリングされ、その各サンプルは
複数ビットの現在用デジタル信号と、1ビットの過去用
デジタル信号とにそれぞれ変換される。この場合、設定
探知距離内のレーダ探知信号から所定数、例えば256個
のサンプルが得られるようにされる。その各サンプルの
極座標、つまりアンテナ指向方向角度と、そのサンプル
が得られる反射点までの距離とが、座標変換回路14で直
交座標、例えば512×512の直交座標の一点に変換され
る。その変換された直交座標は書き込みアドレスとして
セレクタ15を通じてレーダ映像メモリ16およびプロッタ
メモリ17へ供給され、AD変換器13よりの複数ビットの現
在用デジタル信号がレーダ映像メモリ16に書き込まれ、
AD変換器13よりの1ビットの過去用デジタル信号がプロ
ッタメモリ17に書き込まれる。ただしレーダ映像メモリ
16に対してはアンテナ指向方向の一回転ごとにすべての
画素メモリに対する書き替えを行い、従ってデジタル値
が0の場合は0を書き込み、常に最新のレーダ探知信号
のみが記憶される。プロッタメモリ17に対しては所定時
間、例えば一分間ごとにアンテナ指向方向の一回転分の
レーダ探知信号が、記憶されている過去のデータに対し
て重ねて書き込まれる。つまり、過去用デジタル信号の
“1"は書き込むが、過去用デジタル信号の“0"は書き込
まず、過去のデータが保持される。
制御部11により読み出しアドレス発生回路18が制御さ
れて読み出しアドレスが発生され、その読み出しアドレ
スがセレクタ15を通じてレーダ映像メモリ16およびプロ
ッタメモリ17へ供給され、これらのメモリ16,17が同時
に読み出され、レーダ映像メモリ16から読み出された現
在用デジタル信号は出力回路19中のDA変換器でアナログ
信号に変換され、これとプロッタメモリ17からの過去用
デジタル信号と合成されて表示信号として表示器21へ供
給される。表示器21は水平、垂直走査形、つまりラスタ
スキャン形であり、読み出しアドレス発生回路18からの
読み出しアドレスが供給されて、メモリ16,17の読み出
しと同期して走査される。
この実施例においては、AD変換器13からの過去用デジ
タル信号は縁取り回路22で縁取り処理されてプロッタメ
モリ17へ供給される。縁取り回路22は例えば第2図に示
すように構成される。つまり過去用デジタル信号がD形
フリップフロップ23のデータ端子Dへ供給され、この過
去用デジタル信号は、AD変換器13へ供給されるサンプリ
ングクロックと同期したクロックでフリップフロップ23
に書き込まれる。フリップフロップ23の入力の過去用デ
ジタル信号と出力の過去用デジタル信号とが排他的論理
和回路24へ供給される。排他的論理和回路24は隣接する
サンプルの過去用デジタル信号が一致していれば、出力
が“0"となり、不一致の場合は出力が“1"となる。従っ
て、レーダ探知信号において無反射状態“0"では回路24
の出力は“0"であり、無反射から反射状態になるとその
境界で回路24の出力は“1"となり、反射状態“1"が続い
ている部分で回路24の出力は“0"となり、反射状態から
無反射状態になるとその境界で回路24の出力は“1"とな
り、これより無反射状態が続くと回路24の出力は“0"と
なる。この排他的論理和回路24の出力、つまり縁取り回
路22の出力が過去用デジタル信号としてプロッタメモリ
17に書き込まれる。従って表示器21の表示面には例えば
第3図に示すように、レーダ映像メモリ16の出力が現在
レーダ映像25として表示され、その映像25の順次過去の
レーダ映像26,27,28,29が縁取りだけが表示される。よ
って、この表示画面を見て現在レーダ映像と過去レーダ
映像とを容易に識別でき、物標と自船との相対的移動状
態を知ることができる。
なお、縁取り回路22はプロッタメモリ17の出力側に挿
入してもよい。この場合は例えば第2図でプロッタメモ
リ17の読み出し出力をフリップフロップ23のデータ端子
Dへ供給し、プロッタメモリ17の読み出しタイミングク
ロックをクロック端子へ供給すればよい。プロッタメモ
リ17として一画面分のものを使用したが、複数、例えば
第1、第2、第3、第4プロッタメモリを使用し、過去
用デジタル信号の一画面分を書き込むときに、第1プロ
ッタメモリから順次異なる一つのプロッタメモリに書き
替え記憶し、第4プロッタメモリに対する書き替えを終
了すると、次の過去用デジタル信号は第1プロッタメモ
リからまた順次一つずつ書き替えることを繰り返す。読
み出しはこれらすべてのプロッタメモリを同時に読み出
し、その読み出し出力を合成して出力回路19へ供給す
る。過去用デジタル信号の記憶はその他の方法でもよ
い。現在用デジタル信号は1ビットでもよい。
「考案の効果」 以上述べたように、この考案によれば縁取り回路によ
り過去用デジタル信号に対し、縁取り処理することによ
り、過去レーダ映像が縁取りのみ表示され、現在レーダ
映像と容易に識別することができ、かつ現在レーダ映像
が見にくくならない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示すブロック図、第2図は
その縁取り回路22の具体例を示す図、第3図はこの考案
のレーダにおいて得られる表示画面の一例を示す図であ
る。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーダ探知信号をレーダ映像メモリに書き
    替え記憶し、かつ上記レーダ探知信号を所定時間ごとに
    プロッタメモリに記憶し、これらレーダ映像メモリとプ
    ロッタメモリとを同時に読み出して同一の表示器へ供給
    して現在レーダ映像と過去レーダ映像とを同一表示面に
    重ねて表示するレーダにおいて、 上記過去レーダ映像が縁取り表示されるように、上記プ
    ロッタメモリに書き込まれる信号またはプロッタメモリ
    から読み出された信号に対して縁取り処理する縁取り回
    路が設けられていることを特徴とするレーダ。
JP10766489U 1989-09-13 1989-09-13 レーダ Expired - Fee Related JP2524006Y2 (ja)

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