JPH045092B2 - - Google Patents

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JPH045092B2
JPH045092B2 JP60036494A JP3649485A JPH045092B2 JP H045092 B2 JPH045092 B2 JP H045092B2 JP 60036494 A JP60036494 A JP 60036494A JP 3649485 A JP3649485 A JP 3649485A JP H045092 B2 JPH045092 B2 JP H045092B2
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water
stop sheet
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pipe
sheet
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JP60036494A
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JPS61196016A (ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D19/00Keeping dry foundation sites or other areas in the ground
    • E02D19/06Restraining of underground water
    • E02D19/12Restraining of underground water by damming or interrupting the passage of underground water
    • E02D19/18Restraining of underground water by damming or interrupting the passage of underground water by making use of sealing aprons, e.g. diaphragms made from bituminous or clay material
    • E02D19/185Joints between sheets constituting the sealing aprons

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地中に不透水性の止水シートを連続し
て打込み、それらの各止水シートの両側端部をグ
ラウチングにて接合することにより、地下浸透水
を遮断する止水壁を形成する止水シートの接合方
法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、取水堰などの漏水防止においては、鋼矢
板、軽量鋼矢板などが使用されてきたが、止水の
みを目的とする工業用水、都市用水、農業用水な
どの貯水池の浸出遮断や海水の浸入防止、あるい
は堤防などの漏水防止には大きな断面強度を必要
とせず、継手を少なくして水密性を良くすること
が肝要であり、そのためには、薄い連続した鋼板
を用いた工法が使用されている。
この工法では、バイブロハンマーとウオータジ
エツトとを併用しながら周辺の地盤をゆるめ、土
砂、レキを排除し、バイブレーシヨン作用によつ
て有効幅が広い鋼板と特殊な打込み用フレームと
を所定の深さまで挿入させ連続したシート壁を作
り、各継手部に不透水性のグラウトを充填し、完
全な止水壁を構築するものである。
一方、予め所定間隔を置いて地中の所定深さま
で並列して打込まれたグラウトパイプに、薄波鋼
板の止水板の両側辺に形成された湾曲拘止部を引
掛け、グラウトパイプを案内支柱として止水板を
ウオータジエツト及びバイブロハンマー等の打込
み機によつて連続貫入させ、グラウトパイプを用
いて地中に貫入された止水板の連続係合部にグラ
ウトをする薄板鋼板を用いる止水工洗に関する特
公昭41−1981号の発明もなされているが、この場
合、グラウトパイプを予め所定間隔を置いて打込
む必要があり、グラウトパイプの打込み工程に手
間と時間とを要するという問題があつた。
〔発明の目的〕
そこで、本発明は前記従来の問題点を解消する
ためになされたものであり、打設工程及び手間の
短縮をはかりうると共に、従来よりもコストの安
い止水シートの接合方法を提供して経済的な止水
壁設置を可能にすることを目的としてものであ
る。
〔発明の構成〕
バイブロ把持部を上部に有する枠組の側面に沿
つて止水シートを配するに当り、該止水シートの
一側に、縦割溝を有し、底部に蓋を有する太管を
固設すると共に、該太管内に挿入可能な径を有
し、多数の穴を有する細管を止水シートの他方の
側端部に固設するか、又は太管の底部より少し上
方に底部を位置させ、かつその底を開放した細管
を、止水シートの他方の側端部に固設し、止水シ
ートの下部に設けた止め具にL字状の金具を取付
け、該L字状の金具の上部を枠組の下面に当接さ
せ、枠組を所定の地中深さまで打設装置で打設
し、上記止水シートの太管内に次の止水シートに
固設した細管を挿入しながら次の止水シートを打
設し、止水シートを残したまゝ枠組を上方に引き
抜く工程を繰返し行い、かつ各太管内に挿入され
た各細管内にグラウト剤をグラウチングすること
により各止水シート間を接合する止水シートの接
合方法からなる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の止水シートの接合
方法を説明するが、第1図はその方法を適用して
止水シートを接合して止水壁を設置する場合に使
用される打設装置の一実施例を示す正面図であ
り、第2図は第1図のA−A方向の側面図であ
る。
この打設装置は、上部にバイブロハンマー把持
部1を有し、ここに図示されていないバイブロハ
ンマーが取付けられるようになつている。
また、この打設装置は不透水性の止水シート2
全体を保持する上下に細長い長方形の鋼製の枠組
9からなつている。
更に、打設装置の枠組9には、図示されていな
い高圧水ポンプに接続されたフレキシブルホース
い連通する水管が設けられ、この水管から第1図
に示すごとく、高圧水が枠組9の下端部に突出し
た噴口8からウオータジエツトWとして噴出する
ようになつている。
以上の構成からなる打設装置を使用し、本発明
による方法を用いて止水シート2を接合して止水
壁を設置する工程を以下に説明する。
まず、上記の打設装置により、所定の地中深さ
まで打設される不透水性の止水シート2の一方の
側端部を、第4図の左側に示すごとく、底部に蓋
3を有し、かつ第5図に示すごとき縦割溝4を有
する太管5に固設すると共に、止水シート2の他
方の側端部を、第4図及び第5図の右側に示すご
とく、上記太管5内に挿入可能な径を有し、多数
の穴6を有する細管7に固設している。
上記のごとき太管5及び細管7を両側端部に有
する止水シート2を第1図の打設装置で地中に打
設した後、打設装置のみを引き上げ、次いで上記
止水シート2に接合して引続いた打設される次の
止水シート2の細管7を打設ずみの止水シート2
の太管5内に挿入しながら打設装置により打設
し、縦割溝4に沿つて沈下させれば、この打設ず
みの止水シート2の太管5内に次の止水シート2
の細管7がかみ合わされながらガイドされて次の
止水シート2が打設される。
このように次々に止水シート2を打設する工程
が繰返し行なわれるが、この際、打設された各止
水シート2の各太管5内に挿入された各細管7内
に第6図に示すごとく、グラウトパイプ10を用
いてたとえばガラス系の止水性のモルタルMをグ
ラウチングすることにより、モルタルMは細管7
内から多数の穴6を経由して細管7外と太管5内
との間に注入され、太管5と細管7とはモルタル
Mにより接合される。
なお、第6図に示す本実施例の止水シート2は
鋸歯断面に形成されているが、この断面形状には
限定されるものではない。
また、細管7に設けられる多数の穴6は、でき
るだけ多数個形成し、しかも順序正しく配列され
ることが望ましく、例えば、螺旋状に配列された
ものでも良い。
更に、太管5と細管7の径としては、太管5内
に細管7が挿入され、しかもモルタルMがそれら
の間に注入可能な径を選定すべきであり、例えば
太管5の外径を50mmとすれば、細管7の外径を30
mmとすると良く、これらの管は塩ビ管を用いるこ
とができる。
なお、第3図は第2図の下部の拡大図である
が、枠組9の側面には太管5(又は細管7)を添
わせ、その太管5(又は細管7)に固設した止水
シート2の下部に固定した止め具11の引掛け孔
にL字状の金具12を挿入固定し、そのL字状の
金具12の他端を枠組9の下端に当接させておく
ことにより、バイブロハンマーにより枠組9を打
込むと、L字状の金具12を下方に移動させ、こ
れにより止め具11を介して止水シート2を下方
に打込むことができる。
更に、前記の実施例において、細管7に多数の
穴6をあける代りに第7図に示すように、細管7
の底を開放し、太管5の底の蓋の位置よりも上位
に離して細管7を設けると、一々細管7に多数の
穴6を設けなくてもモルタルを細管7の底から順
次太管5内に充填することができる。また、グラ
ウト剤を充填する前に土砂が管内に侵入した場合
には水ジエツトによりそれらの土砂を洗い出すと
有効である。
〔発明の効果〕
従つて、本発明の方法を使用して不透水性の止
水シートを打設すれば、従来の方法に比べて工程
及び手間の短縮をはかると共に、従来使用されて
いる鋼板製の止水板よりもコストの安い不透水性
の止水シートの使用が可能となり、止水壁設置の
コストの低減をはかりうるという効果がある。
また、各止水シートの接合部の接合が完全にな
り、連続した止水壁が形成されるという利点があ
る。
更に、本発明の方法では、細管を太管に挿入す
るので各管が相互にガイドの役をするので、止水
シートの打設位置がずれることがなく、スムース
な打設が行なわれると共に、太管の底部には蓋を
設けているので、接合部に土砂の浸入がなく、良
質な止水壁を形成でき、更に多数の穴を設けた
り、細管の底の位置を上方にもつて来て、底を開
放することにより細管内にモルタルをグラウチン
グするので、モルタルの注入がスムースに、かつ
完全行なわれるという利点がある。
本発明で特に大きい効果としては、止水シート
を打設装置である枠組に沿つて配し、止水シート
の止め具に固定したL字状の金具の上部を、単に
枠組の下面に当接させておくだけであるので、バ
イブロハンマーによる枠組の打設により、止水シ
ートは一緒に打設され、打設が完了したら枠組を
上方に引抜きさえすれば枠組と止水シートが分離
し、止水シートは所定位置に定置され、枠組は上
方に持ち上げられて更に他の止水シートの打設に
用いることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の止水シートの接合方法を適用
して止水シートを接合し、止水壁を設置するため
の打設装置の一実施例を示す正面図、第2図は第
1図のA−A方向の側面図、第3図は第2図の下
方部分を拡大した側面図、第4図は第1図の打設
装置により打設される止水シートの要部側面図、
第5図は第4図の平面図、第6図は第5図の拡大
断面図、第7図は他の実施例の止水シートの要図
側面図である。 2……止水シート、3……蓋、4……縦割溝、
5……太管、6……穴、7……細管、10……グ
ラウトパイプ、M……モルタル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バイブロ把持部を上部に有する枠組の側面に
    沿つて止水シートを配するに当り、該止水シート
    の一側に縦割溝を有し、底部に蓋を有する太管を
    固設すると共に、該太管内に挿入可能な径を有
    し、多数の穴を有する細管を止水シートの他方の
    側端部に固設し、止水シートの下部に設けた止め
    具にL字状の金具を取付け、該L字状の金具の上
    部を枠組の下面に当接させ、枠組を所定の地中深
    さまで打設装置で打設し、上記止水シートの太管
    内に次の止水シートに固設した細管を挿入しなが
    ら次の止水シートを打設し、止水シートを残した
    まゝ枠組を上方に引き抜く工程を繰返し行い、か
    つ各太管内に挿入された各細管内にグラウト剤を
    グラウチングすることにより各止水シート間を接
    合する止水シートの接合方法。 2 バイブロ把持部を上部に有する枠組の側面に
    沿つて止水シートを配するに当り、該止水シート
    の一側に、縦割溝を有し、底部に蓋を有する太管
    を固設すると共に、該太管内に挿入可能な径を有
    し、太管の底部より少し上方に底部を位置させ、
    かつその底を開放した細管を、止水シートの他方
    の側端部に固設し、止水シートの下部に設けた止
    め具にL字状の金具を取付け、該L字状の金具の
    上部を枠組の下面に当接させ、枠組を所定の地中
    深さまで打設装置で打設し、上記止水シートの太
    管内に次の止水シートに固設した細管を挿入しな
    がら次の止水シートを打設し、止水シートを残し
    たまゝ枠組を上方に引き抜く工程を繰返し行い、
    かつ各太管内に挿入された各細管内にグラウト剤
    をグラウチングすることにより各止水シート間を
    接合する止水シートの接合方法。
JP3649485A 1985-02-27 1985-02-27 止水シ−トの接合方法 Granted JPS61196016A (ja)

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