JPH04505973A - 高銀イオン活量において改良された性能の写真乳剤 - Google Patents

高銀イオン活量において改良された性能の写真乳剤

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JPH04505973A JP3501629A JP50162991A JPH04505973A JP H04505973 A JPH04505973 A JP H04505973A JP 3501629 A JP3501629 A JP 3501629A JP 50162991 A JP50162991 A JP 50162991A JP H04505973 A JPH04505973 A JP H04505973A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高銀イオン活量において改良された性能の写真乳剤狡」LL! 本発明は、写真記録材料に関し、より具体的には所望の写真感度を維持しながら 、特に使用前の保存に対して改良されたカブリ抑制性を示すハロゲン化銀乳剤層 が塗布されている記録材料に関する。
宵JJL歪 ハロゲン化銀乳剤を酸性条件下で製造することは周知である。例えば、米国特許 第3.271,157号明細書は、約pFf5よりも下のpH値、例えば、pH 2,0程度の低い値でのハロゲン化銀乳剤の製造および塗布物を記載する。この ような通常の低pH乳剤は過剰の可溶性ハロゲン化物イオンを含有し、そして少 なくとも8のpAg値を有する。低いpHで製造されそして塗布されたハロゲン 化銀乳剤の効能の1つはカブリ形成に対する顕著な抑制にあるが、それは所望の 写真感度の喪失により相殺されることが多い。
どのようにρAg変化がセンシトメトリー特性に影響を及ぼすかについては、わ ずかな情報しか得られていない。Co11ierおよびGilmanによるある 研究(Photogr、Sci、Eng、+ 16+ 413+1972)では 、化学的に増悪されていない臭化銀乳剤が、カチオン性シアニンヨウ化物の不存 在下および存在下の両方で、pH4,pAglo〜3の範囲に亘り試験された。
写真処理の理論(The Theor of the Photo ra hi c Process)、第4版、Macn+1llan Publishing  Co、+ New York、 1977+ 25〜37ページに報告された ように、これらのpAg値は、化学的非整色化臭化銀乳剤が可溶性ハロゲン化物 イオンもしくは可溶性銀イオンのどちらかを過剰に含む範囲に亘る。pAgが約 pAgloがらpAg 7まで低下した場合に、Co11ierおよびGilm anは分光増悪および400nmでの感光度間の比に増加を認め、そしてこの比 はさらなるpAgH少では事実上一定のままである。しかしながら、低PAg値 でシアニン脱凝集体が認められ、そしてカブリが出現し始めた。初期化学的非整 色化臭化銀の変化した応答は、金属銀の生成に帰するものであった。
また、予め化学増感された乳剤を低pAg条件下にさらすことが不安定性および カブリ形成の両方を促進することも写真文献でよく確認されている。この挙動の 具体例は、Re5earchDisclosure No、15560.3月、 1977 (Kenneth Mason Publi−cations+ L td、+ The Old Harbournaster’s、 8 Nort h 5treet+Emsworth、 Hampshire、 POLO7D D+ Englandより出版)に記載されており、この開示事項は、引用する ことにより本明細書の内容となる。pH5,6およびpAg5.0において化学 増感された臭化銀乳剤は、かなりのカブリを示したが、それに対してpH2およ びpAg 5またはpH5,6およびpAg8.2のいずれかでの同様の乳剤は 、このカブリ反応を受けなかったことをこの出版物は示した。
光124訃丞 保存カブリに対する抑制性が改良され、所望のもしくは増強された写真感度を提 供でき、そして分光色素増感の結果として汚染を示さない写真記録材料を提供す ることが、本発明の目的である。
本発明は、支持体ならびにpH値が約2〜約5の間であり、そしてpAg値が約 1〜約4.7の間である感光性の化学増悪されたハロゲン化銀乳剤層を含んでな る写真記録材料を提供する。
を するだめの のノ 低pHおよび低1)Agのハロゲン化銀乳剤を乳剤中で特定の分光増感色素と混 合した場合も、それらは優れた感光度を与えた。これらの色素としては、オキソ ノール類、メロシアニン類およびシアニン類ならびに下記構造を有するものが挙 げられる。
写真ハロゲン化銀乳剤は、当該技術分野で既知のいずれかの方法により生成し、 そして化学増感してもよい。このような乳剤は、色素形成用の現像変性剤類およ びカプラー類のような既に記載された添加剤類を含んでもよい。
pH2からpH5までの値の範囲内への最終酸性度の調整は、無機もしくは有機 の酸ならびに塩基(例えば、硫酸、硝酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン 酸、トリフルオロ酢酸、水酸化ナトリウムおよび水酸化テトラメチルアンモニウ ムなど)を用いて実施されうる。
同様に、1から4.7までの範囲内へのpAg値の調整は、硝酸銀、過塩素酸銀 およびベンゼンスルホン酸銀などのような無機もしくは有機の銀塩を用いて実施 されうる。
好ましくは、ハロゲン化銀乳剤が約2から約4までのpHを有し、そして約3〜 約4.7の範囲内のpAg値を有する。
本発明の記録材料に使用されるハロゲン化銀乳剤は、過剰の、0.01ミリモル 濃度(n+M)を越える可溶性の解離した酸および0.01dを越える可溶性の 解離した銀塩を含む。
これらの乳剤類としては、臭化銀、塩化銀、ヨウ化銀、塩臭化銀、塩ヨウ化銀、 臭ヨウ化銀および塩臭ヨウ化銀またはそれらハロゲン化物の別のものを混合した 組成物が挙げられる。
その乳剤類は、いずれか通常の形状もしくはサイズのハロゲン化銀粒子を含有で きる。具体的には、その乳剤類は、粗、中型もしくは微細なハロゲン化銀粒子を 含有できる。
高横縦比の平板状粒子乳剤類が、特に好ましいものであり、例えば、Wi1gu s他の米国特許第4,434,226号明細書、Dauben−diek他の米 国特許第4,414.310号明細書、Weyの米国特許第4.399,215 号明細書、Solberg他の米国特許第4.433.048号明細書、Mig not他の米国特許第4,386,156号明細書、Evans他の米国特許第 4,504.570号明細書、Maskaskyの米国特許第4.400,46 3号明細書、Wey他の米国特許第4,414,306号明細書、Maskas kyの米国特許第4,435,501号および同4,643,966号明細書な らびにDaubend iek他の米国特許第4.672,027号および同4 ,693,964号明細書に公表されるものが挙げられる。
また、特に好ましいものとしては、粒子の周辺よりも粒子のコアにより高いモル 比でヨウ素を有する臭ヨウ化銀粒子が挙げられ、例えば、イギリス特許第1,0 27.146号明細書、特開昭54−48.521号公報、米国特許第4,37 9.837号、同4.444,877号、同4,665,012号、同4,68 6.178号、同4.565.778号、同4,728,602号、同4,66 8,614号および同4.636,461号明細書ならびにヨーロンバ特許出願 公開第264.954号明細書に記載されているものが挙げられる。ハロゲン化 銀乳剤は、沈殿を生じたとき単分散系もしくは多分散系のいずれかになりうる。
乳剤の粒子サイズ分布は、ハロゲン化銀粒子分離技法もしくは異なる粒子サイズ のハロゲン化銀乳剤をブレンドすることにより調整されうる。
ハロゲン化銀乳剤は化学的に増感されうる。貴金属(例えば、金)、第■族化合 物、中間カルコゲン(例えば、硫黄、セレンもしくはテルル)、銅、タリウム、 鉛、ビスマスもしくはカドミウムが用いられてもよい。また、還元増感も具体的 に予測されている。典型的な化学増感および分光増感は、Re5earch D isclosure 第17643項、第■節および第■節(Kenneth  Mason Publications、 Ltd、、 The Old Ha rboura+as−ter’s、 8 North 5treet、 Ems worth、 Hampshire、 POIO7DD。
Englandより出版)に列挙されており、この開示内容は引用することによ り本明細書の内容となる。この出版物は、語’Re5earch Disclo sure 」として以下、特定されるであろう。
その乳剤は、表面感光性剤(すなわち、主としてハロゲン化銀粒子の表面上で潜 像を形成する乳剤)もしくは内部潜像形成乳剤(すなわち、優先的にハロゲン化 銀粒子の内部で潜像を形成する乳剤)であってもよい。その乳剤は、ネガ型乳剤 (例えば、表面感光性剤もしくは未カブリ内部潜像形成乳剤)または現像が均一 な光露光でもしくは核生成剤の存在下で行われる場合にポジ型である、未カブリ 内部潜像形成型の直接ポジ乳剤であってもよい。
上述のように、本明細書に開示されるハロゲン化銀乳剤は、分光増悪されうる。
特に有用なものとしては、オキソノール色素、メロシアニン色素もしくはシアニ ン色素が挙げられる。
このような色素類は、当該技術分野で既知であり、そして露光の分光分布を調節 するために「漂白可能なフィルター色素」として過剰の可溶性ハロゲン化物イオ ンを含む在来のハロゲン化銀乳剤と組み合わせることも多い。オキソノール色素 についての具体例は、イギリス特許第506385号明細書に、メロシアニン色 素については米国特許第2,493.747号、同2.493.748号、同2 ,526,632号、同2.719.088号および同3、840.375号明 細書に、そしてシアニン色素については米国特許第3.988.155号明細書 に公表されている。
この従来技術の目的上、それらの色素は、増悪剤、減感剤もしくはカブリ剤のよ うにほぼ不活性であらねばならない。
また、上記色素類は、例えば、現像中もしくは定着工程のような処理過程で容易 に脱色されねばならない。
一般に、これらの色素類は、銀1モル当り約0.05〜2.0ミリモルの範囲内 の量で使用される。
「漂白可能なフィルター色素」として既知のこれらの分子は、本発明の低pHお よび低9Ag条件下で、予測できないほど有効な分光増感剤へ転化されるので、 乳剤を現像した後に、残留増感色素に由来する汚染を伴わない画像をもたらす分 光増悪を与えることに、その色素類は特に有利である。
カブリ防止剤および安定化剤(前記Re5earch Disclosureの 26ページに記載)、硬膜剤および塗布助剤(前記f?ese−arch Di sclosureの26〜27ページに記載)ならびにベヒクルおよびエクステ ンダーのような写真要素の他の層および成分(前記Re5earch Disc losureの25〜27ページに記載)は、写真要素中に、そこに記載された ような方法により組み込むことができる。
本発明で使用されるカラーフィルムアセンブリーの種々のハロゲン化銀乳剤層は 、通常の順序で配置される(すなわち、露光面に関して最初に青感性ハロゲン化 銀乳剤層を、続いて緑感性ハロゲン化銀乳剤層および赤悪性ハロゲン化銀乳剤層 の順で配置される)。所望であれば、青感性層を透過する青色輻射線を吸収もし くは濾去するために、イエロー色素層もしくはイエローコロイド銀層を青感性ハ ロゲン化銀乳剤層と緑感性ハロゲン化銀乳剤層の間に配置してもよい。所望であ れば、選択的に増感されたハロゲン化銀乳剤層類を異なる順序で配置してもよい (例えば、露光面に関して最初に青感性層を、続いて赤悪性層および緑感性層の 順で配置する)。
本発明で用いられる写真材料用の支持体類は、その材料の写真特性に悪影響を及 ぼさず、そして寸法安定性を有する限り、いずれの物質であってもよい。典型的 な柔軟性シート材料類は、前記Re5earch Disclosureの19 78年、12月版の28ページに記載されている。
本明細書で使用される語「非拡散性」とは、−Cに写真分野でその語について使 用される意味を有し、そしてすべての実用目的について、アルカリ性媒質中、本 発明の写真要素中で有機コロイドl11’[(例えばゼラチン)を通過して移動 もしくは流浪しない材料を示す。
語「組み合わさった」は、それぞれの材料が相互に接近できる限り、材料は同一 の層もしくは異なる層のどちらかに存在できることを意味する。
下記表■は、次式の一般式で示される典型的なオキソノール色素の具体例を示す ものである。
nは、0,1もしくは2であり; Mは、水素、オニウムカチオンもしくは無機カチオンであり;そして 文字YおよびYl は5員複素環もしくは6員複素環を完成するのに必要な原子 類を示す。
これら分光増感オキソノール色素類を写真現像液中で漂白可能にして残留増感色 素由来の汚染を伴うことなく画像を得るためには、YおよびY’ (同一もしく は異なるものであってもよい)で示される複素環残基が、ロダニン、チオヒダン トインもしくはチアゾリジンジオンであることが好ましく、あるいはピラゾロン 、イソキサシロン、ピランジオン、バルビッル酸基もしくはチオバルビッル酸基 であることが好ましい。これらの基は、The Theor of the P hoto ra hic Pro−cess)、 ed、 T、H,Jases 、第4版、Macmillan Publishing Co、。
New York+ 197’L第8章に、「酸性複素環」として具体的に説明 されている。
1−12 (CH2)コSo3M CH3((J2)コSoコM CH3HI− 13C6Efs C’Fi3 Ca1!s C弓Flニー14 C6H5C6H 55o3 CHコ C6H55o、M(p) CH,!!r−45C6Ef5S o3M(p) CTi3 C6ffC6ff5So3 CH3cH3ニー16  C6H5C6H55o3 C02C21!5 C6H5C6H55o3 C02 C2F15 !IfIJ7 C6Ef5So3M(p) Co2M C6H5C 6H55o3 Co2M E[1−18C6H5(S03M)2CH3C6Ti 5(S03M)2C113!!l−190=cCTIコ 0=CCH3H☆2. 5−2置換 上記表r中、R,R’、R”、R”、I’?’、R3’。
R’、R’、R’、Rフ、RII、R” ’、R9およびR9′は、同一もしく は異なるものであってもよく、炭素原子数1〜約10個の未置換もしくは置換ア ルキル基または炭素原子数6〜約10個の未置換もしくは置換アリール基である 。
アルキル基もしくはアリール基上に存在する置換基としては、カルボキシル、エ ステル、エーテル、ケトンもしくはスルホネートが挙げられ; Mは、上記定義のとおりであり; XおよびX′は、酸素もしくは硫黄であり;Aは、水素もしくは炭素原子数1〜 3個のアルキルであり;そして LおよびL′は、R’からR91について上記に定義したとおりである。
下記表[IAおよびIIBは、本発明の使用に適するメロシニン色素の例を具体 的に説明するものである。その具体例nおよびYは、上記定義のとおりであり; Zは、5員複素環もしくは6員複素環を形成するのに必要な原子類を示し; xは、第■族元素類、NIIR”または−cH=cH−a−CH,−基もしくは −CRz−基により具体的に示される2価連結基であり;そして RIoおよびRI +は、水素もしくは炭素原子数1〜約18個の炭化水素残基 (どちらもさらに酸素、硫黄もしくは窒素含有官能基で置換されていてもよい) を示す。
これら分光増感メロシアニン色素類を写真処理液中で漂白可能にして残留増感色 素由来の汚染を伴うことな(画像を得るために、好ましい2価連結基、X、は酸 素であり、Yで示される複素環残基としては、ピラゾロン、イソキサシロン、ビ ランジオン、ピラゾリジンジオン、バルビッル酸もしくはチオバルビッル酸が好 ましい。
l−エΔ エニーIHC2H51CH3C6H5S03M(p)エニー2 ml! C2H 52CH3C61!5S03MII−3、S03M C21152CH3C6H 5S03M(p)II−4HC2E52 CT13C6H5NESO2C6H5 (p)l−1旦 ll−71C2H,、C2H3(CH2)3So3NaII−82C4H9C4 1(9(C1li2)3So3Naエニー92C5■11oC02HC5H1o CO2H(C′Fi2)3SO3Na上式中、 R目は、水素もしくは炭素原子数1〜約12個のアルキル(置換されていてもよ い)であり; R11,R11およびR14は、水素もしくは2換されていてもよい炭素原子数 1〜約12個のアルキルを示し;そしてRI5は、炭素原子数6〜約10個の置 換されていてもよいアリールである。
表IIAおよび表IIBの化合物の具体例を下記に示す。
C2’El s 2Hs 表■は、次式のシアニン色素分子を具体的に示すものである。
n、 RIo、 A、XおよびZは、上記定義のとおりであり:A′は、水素も しくはR1Gであり; Qは、電荷中性で分子を提供するのに必要な荷電基もしくはイオンであり; x’、z’およびRI0’は、それぞれX、ZもしくはRIoと同一または異な っていてもよい。
処理後、残留シアニン増悪剤由来の汚染を最小限にするために、約p112〜7 の水性溶液中、そのシアニン色素は最終的に負の電荷を示すことが好ましい、A 、R”およびZの置換基が、酸解離定数、pKa<7の少なくとも2つの酸基を 含む場合に、この条件は満たされる。カルボン酸およびスルホン酸はこのような 基の典型的な例である。
表組中、Mは上記定義のとおりである。
犬−m 化学増悪された乳剤についての下記例は、分光増感剤の不存在下および存在下の 両条件下、ハロゲン化銀周囲に高プコトン濃度および高銀イオ、ン濃度を組み合 わせることにより達成される、予測できないほど好都合な性能を具体的に説明す るものである。特に言及しないかぎり、すべての部、パーセントおよび比は重量 による。
平均径0.35ミクロンの立方八面体粒子および4重量%の骨質ゼラチン(IF 5.9)を含む硫黄増悪塩臭化銀乳剤(88モル%臭化物)をpH3,3で用い た。pAgを40°Cで下記1部および■部に示す値に調整した。分光増感剤を 評価する場合、pH/pAg調整後に分光増感剤を添加し、次いでその乳剤中、 55℃で少なくとも10分間熟成させ、その後、重量約11kg/1モルAgを 、lイ当りの塗布量的1176■Agおよび4306■ゼラチンで塗布した。そ の乾燥塗膜に、分光センシトメーターまたは分光領域が青色フィルター〔ラッテ ン(Wratten) #36 B、 #38 A) 、緑色フィルター〔ラッ テン(Wratten) # 16 B 、# 61 ) 、赤色フィルタ”  −〔ラッテン(Wratten) # 23 A ) 、もしくはマイナス青色 源の場合には、イエローフィルター〔ラッテン(Wratten)#16]で選 択される固定化光源のどちらかにより露光した。
塗布したフィルムをKODAK現像液DK−50もしくはElon−アスコルビ ン酸製品で現像処理した。
劃」−一り皿 分光増感剤を含まないpH3,3にVける例1のハロゲン化銀分散物 7.3 100 0.94 0.03 6.7 110 0.89 0.03 6.2 126 0.97 0.03 5.6 135 0.99 0.03 5.2 135 1.03 0.03 4.7 148 1.07 0.03 4.1 162 1.11 0.03 3.7 182 1.07 0.03 1これらの感度値ならびに例1.■部および例2および3に記載されたものは、 分光増感剤不存在下の例1の乳剤の青色感度に関して標準化される。
■上−エ皿 銀1モル当りオキソノールニー14色素064ミリモルを有するpH3,3にお ける例1のハロゲン化銀分散物7.3 100 8.9 1.Q3 0.976 .7 105 L4.8 1.0 1.05.6 110 240 1.0 0 .995.2 120 257 1.0? 1.224.7 132 871  1.05 1.263.7 162 1950 0.93 1.54L rsお よび■。の 列挙された感度は、化学増感された塩臭化銀乳剤中、分光するにつれ青色感度が 増加した。著しいコントラスト変化およびカブリ形成を伴うことなく示される感 度増加は2倍近くになる。
また、■部は、オキソノール色素■−14の存在下、I)Agの減少に伴い青色 感度でかなりの増加分を示している。しかしながら、マイナス青感度応答は、同 様のpH範囲内で数桁も増大した。さらに増感剤l−14は現像処理中漂白され る。
従って、■部の塗膜は処理サイクル完了に際して残留増感色素由来の汚染を全く 示さなかった。
前記例1の乳剤の1部分を40°CでpH6およびpAg7. 3に調整した( 条件A)。同じ乳剤の他の部分を同様にp)13およびpAg4.3に調整した (条件B)。
次いでこれらのハロゲン化銀乳剤を、下記表に示したように銀1モル当りオキソ ノール色素0.4ミリモルの存在下ならびに不存在下で試験した。
67.3 なし 100 なし なし 67.3 1−2 89 なし なし 34.3 なし 115 なし なし 34.3 I−21207,8なし 3 4.3 1−17 132 33 1620上記オキソノ一ル色素類は、従 来のpH値およびpAg値では著しい分光応答を提供しない。しかしながら、本 発明による低pHおよび低pAg条件下では、同一の色素がマイナス青分光領域 でかなり改良された乳剤応答を与える。
貫主 例1の乳剤のハロゲン化銀分散物をpH3,3、銀1モル当りメロシアニン色素 n−2,0,4ミリモルで酢酸セルロース支持体上へ塗布した。塗布剤のpAg 値を7.3〜3.7の範囲内で変化させた。例1に記載されたように処理した後 の結果は下記のとおりである。
7.3 100 118 0.9 1.0 0.036.2 132 195  1.1 1.3 0.045.6 138 324 1.1 1.3 0.04 5.2 145 479 1.1 1.3 0.034.7 151 692  1.2 1.3 0.044.1 159 1020 1.1 1.3 0.0 33.7 17G 138(11,11,30,041これらの感度値は、pA g7.3で塗布した乳剤の青色感度に関して標準化された。
上記データは、過剰の可溶性ハロゲン化物イオン(高pAg)が、減少し、そし て過剰の可溶性根イオンが導入される(低pAg)場合、その乳剤の感度はいず れのカブリ形成もせずに事実上一定のコントラストで増加する。メロシアニン色 素n−2を含む乳剤中で銀イオン活性を増加することは、固有な青色感度を2倍 未満で増強するが、これに対して同様のpAg範囲内で分光増感された(マイナ ス青)領域での乳剤の応答は、10倍を超えて増加する。処理後、塗膜は、メロ シアニン色 ゛素ll−2由来の汚染を全く含まなかった。
五土 例1の乳剤のハロゲン化銀分散物に銀1モル当り上記メロシアニン色素0.4ミ リモルを塗布した。
A なし 100 なし なし 0.04A l−111102196460, 04A ll−31079,50,04 B なし 110 なし なし 0.04B ll−111482517760 ,04B I[−31183550,04 (1)乳剤条件は、例2に記載されている。
(2)これらの感度値は、分光増悪剤の不在下で条件Aの乳剤の青色感度に関し て標準化されている。
これらのデータは、条件Bの低pHおよび低pAg条件(本発明)がカブリを起 こさずに化学増悪された乳剤の感度を改良することを具体的に説明するものであ る。この効果は、メロシアニンn−3を用いる場合に特に顕著である。チオン基 を含み、そしてすでに条件Aの従来条件下で良好な分光増感剤であるメロシアニ ン■−11でさえ、条件Bの酸性高銀イオン条件(本発明)下で感度が改良され たことを示している。
従って、過剰の銀イオンと相互作用するかもしれない色素のチオン基の存在が、 本発明の有益な効果を妨害しないことは明らかである。
五1 例2の乳剤のハロゲン化銀分散物に銀1モル当り上記シアニン色素0.2ミリモ ルを塗布した。
A なし 100 なし 0.04 A I[−16129なし 0.04 A lll−81107,80,04 B なし 118 なし Q、Q3 B lll−16145なし 0.04B I[I−8132130,03 (1)乳剤条件は、例2に記載されている。
(2)感度値は、分光増感剤の不在下、条件への乳剤の青色感度に関して標準化 されている。
! 本例は、銀1モル当り上記シアニン色素0.4ミリモルを使用したことを除いて 上記例5と同様である。
A なし 100 なし なし A lll−1737589589 B なし 97 なし なし B nl−1748871832 “例3で説明したとおりに標準化された感度。
例5および例6由来のデータは、カブリを起こさない化学増感された乳剤を用い て、乳剤媒質を従来条件(条件A)から本発明の酸性高銀イオン条件(条件B) へ変化する場合、シアニン色素が青色および分光増感された領域で優れた感度を 提供することを示している。さらに、I[[−8が緑感性アニオン色素であり、 そしてI[−17が赤怒性両性イオン色素を表すので、これらの例に明示された ものは、本発明が、すべての3種のシアニンの荷電クラスに有益であり、そして 全可視スペクトルを包含することを具体的に説明している。
本発明を、それらの好ましい態様を特に引用しながら詳細に述べてきたが、変更 および修正が本発明の精神および範囲内で実現できることは理解されるであろう 。
要−一」五−一1 高銀イオン活量において改良された性能の写真乳剤pH値2〜5およびpAgA g−4,7の化学増感された感光性ハロゲン化銀乳剤層を含んでなる写真記録材 料が記載されている。
また、上記写真記録材料としての増感色素の使用についても記載されている。
国際調査報告 。rT/llt。n/n7.RA

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.支持体ならびに約2〜約5の範囲内のpH値および約1〜約4.7の範囲内 のpAg値を有する感光性の化学増感されたハロゲン化銀乳剤層を含んでなる写 真記録材料。
  2. 2.前記pHが約2〜約4の範囲内であり、そして前記pAgが約3〜約4.7 の範囲内である請求項1の記録材料。
  3. 3.前記化学増感剤が、硫黄、金もしくはそれらの混合物である請求項2の記録 材料。
  4. 4.さらに、天然もしくは合成の親水性コロイドを含んでなる請求項1の記録材 料。
  5. 5.前記親水性コロイドがゼラチンである請求項5の写真記録材料。
  6. 6.前記ハロゲン化銀が、1種以上の塩化銀、臭化銀、ヨウ化銀、塩臭化銀、塩 ヨウ化銀、臭ヨウ化銀、もしくは塩臭ヨウ化銀である請求項1の写真記録材料。
  7. 7.さらに増感色素を含んでなる請求項1の記録材料。
  8. 8.前記色素が、銀1モル当り約0.05〜2.0ミリモルの範囲内で存在する 請求項7の記録材料。
  9. 9.前記色素が、オキソノール色素である請求項7の記録材料。
  10. 10.前記色素が、メロシアニン色素である請求項7の記録材料。
  11. 11.前記色素が、シアニン色素である請求項7の記録材料。
  12. 12.支持体ならびに0.01ミリモル濃度を越える過剰の可溶性の解離した酸 および0.01ミリモル濃度を越える過剰の可溶性の解離した銀塩を含有する感 光性の化学増感されたハロゲン化銀乳剤層を含んでなる写真記録材料。
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