JPH04503815A - カルボキシル末端から誘導されたgm―csfのアンタゴニスト - Google Patents
カルボキシル末端から誘導されたgm―csfのアンタゴニストInfo
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- JPH04503815A JPH04503815A JP2511280A JP51128090A JPH04503815A JP H04503815 A JPH04503815 A JP H04503815A JP 2511280 A JP2511280 A JP 2511280A JP 51128090 A JP51128090 A JP 51128090A JP H04503815 A JPH04503815 A JP H04503815A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
力n4’P汰」ζ剣1t口」導3BなG、M−二−ぐL$ニヒ9□ア。、ン夕≦
【シーネート発−朋−辺、、−背−鳳
顆粒球−マクロファ・−ジコロニー刺激因子(GM−C3F)は多くの哺乳類に
観察されるポリペプチドである。GM−C3Fは免疫学的応答に含まれる多数の
未分化前駆l1lI2!の増殖を刺激するリンホカインである。骨髄の種^・の
細胞成分がGM−C3Fにより刺激されることが知られている。Mac口ona
ld et al−+ J、I(oneMineral Res、11 (2)
;227 (1986) : Begley et、 al、、 Exp、He
watoi、+ J@3 ;
956 (1985)を参照されたい、CM−C3Fのための相補DNA (c
DNA)が最近多くの実験室によりクローン化され配列決定された1、例えばG
ough at5);欧州特許出願第183.350 (ヒト)、さら6:′種
々の培養上澄み液から非&!l換tGM−C5Fが精1さhた、例An米国特t
’flB4. 4311. 032号(MO細胞株) :Burgesseta
l、、 Exp、Hemat、ol、9 : 893 (1981) (マウス
) :5parrovh et al、、 Proc、Natl、Acad、S
cj、J 2 : 292 (1985) (マウスからのものの精製および部
分アミノ酸配列) ; nu et am、、 Hxp、Heslatl土14
日−:267 (1984)(ラット) ;Ga55on 8t al、、 5
cier+ce 11Ω工1.171(1985) (ヒト) :Burges
setal、、Blood、69 : 43 (1987) (ヒ ト)、−ヒ
)GM−C3F間でヌクレオチド配列およびアミノ酸配列(−次構造)の不均一
性が観察されている0例えば、ヒ)GM−C3Fのアミノ酸レベルにおいてN−
末端アラニンから数えて100番目にはスレオ、−ンおよびイソロイシンの両方
が観察されており、GM−C3Fの対立遺伝子形または多形がヒト集団内に存在
するかもしれないことを示唆している。
また、アミノ酸配列のN−末端部分に種々のリーダー配列が生1.る9これらの
リーダーは種々の長さおよびアミノ酸組成であり、生物活性に影響するものもし
ないものもある。しばしばリーダー配列はそのN−末端にメチオニン残基を持っ
ている6GM−C3Fの天然酸P蛋白質は約127アミノ酸残番の長さごある。
ヒトG!t4−C3F配列に対してのマウスおよびギポン配列の比較のためにP
CT出願第86103225号およびPCT出願第86100639号を各々参
照されたい。
GM−C3Fの二次および一二次構造はまだはっきり)2こいないが、ヒ)GM
−C3Fのための親水性グロットはHo卯およびWooJsによりなされている
(h・oc。
Natl、Ae、ad、Sei、tJSA、7−8− 3824−8 (198
1) 〕、 GM−C3F誘発細胞増殖の機構に関しての多くの事が謎とし、で
残っている2しカルながら、GM−CSFは多数の疾患状態におい1の因子と1
,2て密接に関係してきた。GM−C3Fのし・ベルが高まる2、・凍々の疾患
状態が相伴われることはGM−C3Fが異所性細胞のオートウリンまたはバ゛7
さ1月/制御に役V捧持つかも知れないこ七を示唆(,7ている。そのような制
御は白血病、/リンパ膣充実性膵逼、転移性病檗、ンクロフy−’ジ浸潤をSむ
疾患および周期性好中球減少姥に才?いて観察および/または仮定されどきた。
非白血病誘発性i告IfiI&i!I胞株の悪性新!1゜物表現型−・の形質転
換はコロニー刺激因子を合成する能力と関係ある事が観察されている(lape
l etal、+ 1981 :5chrsderandCrlIpf1er、
1983)。GM−C3Fによるオートウリン刺激は白血病誘発剤を生じるとい
う仮説はFDC−P、(母子依存性マウス細胞株)中GM−esFを発現するレ
トロウィルスベクターを用いて直接的に試験されている(LanR,R,A、、
Met、ealf、il、+ GoughJ、M、etal、、1985)、
(以下参照)。これらの場合においてはコロニー刺激因子は■1,3(マルチ
−C3F)であ5.た。それ故それらの結果はC3Fに対する適当なアンタゴニ
ストは抗−白血病誘発剤として用いることができることをまさに示唆している。
急性骨髄性白血病(AML) [’10un@ at al、、 J、CIL[
rivest、、 79.100−106 (19B?))の患者におけるGM
−=C3Fの本質的な発現が観察された為いく人かの研究者はAMI、および多
分他の疾患状態の処置においてのGM”’−C3Fの治療的応用における注意を
主張しているlJegiey et、 al、、i、eukepia、」−・1
−8 (+、、987))。
自己刺激およびオートウリン令成は骨髄細胞の発ガンの機構IC連座していた。
自己刺激で生L−”る特定の9イトカインの自家産生は重大な発ガン過程である
と信じられている(Schrader et al、、 J、Ce1l Bio
chem、Abstract、!、 98 B ) 、シかしながら5chra
der et al、は適当な標的細胞を仮定すれば、“リンホカイン遺伝子の
異所性活性化は発ガン進行の共通の11111であろう”ことを強く示唆してい
る。
それは、骨髄性白血病細胞を含む24の場合の研究においての(Mannoni
et al、。
J、Ce11.Biochem、Abstret (198B ) )これらの
細胞がG?14−C3Fに応答して11Mするが分化はしないという報告と矛盾
しない。
GM−C3Fのオートタリン合成の実験的誘導1:Gonda et ai、、
Ce1l Mユニ675−686 (19B?))はオートウリン増殖は完全
に分化し、fIS白血病の進行の重要な過程であろうことを示唆している。
GM−C3Fによるオートウリンおよび白血病誘発の間の直接的関係を示してい
る研究はEDC−Pi、因子依存性マウス細胞株においてGM C3Fを発現す
るレトロウィルスベクターの使用に基づいていた(L顛g、R,A、、 Met
calf、D、、Gough、N、M、etal、、 Ce11 43−:53
1−542. 1985)、ウィルス感染細胞はGM−C3Fを合成し、外因性
GM−CSFなしで増殖するのが示された。
この結果は生存および増殖に外因性■7−3または外因性GM−C3Fを必要と
する非感染細胞で得られたデータと対称的である。さらに、感染細胞株は有性生
殖1)BAマウスにおいて大きな拡散した浸潤腫瘍塊を作ることがI!、察され
た。明らかにFD細胞に注射された動物は26週の観察期間の間移植された白血
病の進展はなかった。それ故FD細胞の能力を単にGM−C3F合成可能に変化
さ(るだけでそれらを腫瘍発生性表現型に変換するのには1分であるように思わ
れる。
GM−C3F遺伝子の因子非依存性細胞株への転移が1.aker et al
、、I’roc。
Natl、^cad、set、IJsA 84:8458−8462(1987
)により研究され、因子非依存性増殖が獲得されている、ただし中間に外部刺激
を必要とし、続いて外部GM−C3Fを必要としない第2の突然変異を起した。
増殖独立性の移行の速度は産生されたGM−C3Fのレベルと非常に相関してい
たが、GMC3Fの閾値に依存しζいるであろうことは示すことができなかった
。これらの研究はオートタリン合成および自律性増殖の2つの過程は異なってい
たが悪性新生物状態への進行においてお互いに関連していたことを示唆している
。
GM−C3Fに対する抗血清は若年性慢性骨iI性白血病に伴われる“自発的”
増殖を著しく阻害する(Gualtierl at al、、 CIL、Res
、3旦(1):24A(198B) ] 、 5antoii et sl、、
(J、I+muno1.13−、!lj、 : 3341L−3354(1,9
87)〕およびValtieeta1.. [J、tmmunol、13& :
4042 (1987) :1番;tT−リンパ球白血病誘導細胞株Ta1l
1. OIを確αし旭GM−C3Fはこの細胞株の長期間増殖を支え、T−リン
パ芽球白血球の増殖を目2−3と共同で!1激するように働くことが示さねでい
る。
GM−C3Fの1、質的発現はいくつかの充実性膿瘍で検出占れζいる。Il瘍
発生におけるGM−C3Fの関与の証拠は以下とのごとくである。
肺偏平細胞癌(8,二おけるGM−C3Fの発現はMano et al 、に
よ、り観察されている(Japar+、J、Cancer Rea、、 78
: 1041 1.0430987)。
小細駒癌細肥株」二のに親和性受容体の1つのクラス−2のGM−、−C5Fの
結合がBa1dnjn et al、 [J、Ce1l Bfche@Ab3t
、rac、t、s (Supo+、 12△): 97 (198a))
により報告されている。同じ研究において、これらの細胞株はイーン 1;1−
!:l−:rロ二−増殖アンセイに才?いてGM−C3Fに応答性であることが
示されている5患者山東の肺大細胞癌から確立された細胞株においこのG M−
CS Fの本質的発現がMano et al (Japan J、Cance
r Res、 7 B、 : I O4ト1043 (1987) )により観
察されζいる。
白血球数が9000−10000 、、/關1の43才の男性患者由来の細胞株
内に′おいてNano et al、、 (J、!pan J、Cancer
Res、 78 : 1041−1043 (1987))はGM−C3Fの本
質的発現を観察し、ている。
DedharおよびGallaway (八meriC!In As5oeia
jton for Cancer Re5eavchの第7X
年金の抄録、p51(1,988)]およびDedhar et、 at、、
[J、Ce1l Biochem。
^bstraets (Suppl、土I−Δ)812B (198B))はG
M−C9FがヒI=骨原性肉腫細胞株MG−63および1(O3の増殖を促進す
ることを報告している。
Hayashi et al−+ D Cancer Res、工8 :122
4−1228 (1987))の研究においては、ヒト膀胱癌細胞株(HTB9
)がGM−C3F遺伝子のmRNAを発現することが観察されている。
Ensoli et al、(Congress on Cytokine R
es、(1988) ’)はAIDS−KS患者からのカブシ肉II (KS)
細胞株が”豊富な”レベルのGM−C3FのためのmRNAを発現することを報
告している。KS−病変の開始におけるオートタリン増殖刺激の役割の潜在的機
構の記載において、Biberfeld et al、 (J、CellBio
chew、Abstracts i p 143 (198B) )はGM−C
3Fのレベルを含むいくつかの増殖因子の著しいレベルに注目している。
入手可能なデータは転移過程(特に後期段階で)がGM−C3F産生により促進
されるであろうことを示唆している0例えば、著しい顆粒球増加のマウスにおい
て肺転移の促進が観察されている(Ishikawa and Ziff、^r
thrHis and Rheu−起こすことを示しているデータを報告してい
る。自発性マウス乳癌から誘導された転移性細胞株(TS/A)によるGM−C
3Fの4y Y上9生産が記載されており(N1colett!at al−+
Bio、J、Cancer、52:215 (1985))、コロニー刺激因
子の4y Y上9産生と自発性転移能力の間の相関がこれらの研究で確立された
。最近の一連の実験において、N1coletti et al、 (Anti
cancer Res。
7 :695−700 (1987))は肺転移性結節の一連の歪2 豆崖選択
により単離された種々のTS/A細胞変異体におけるコロニー刺激因子産生につ
いて研究した。
レトロウィルスプロモーターから発現されたマウスGM−C3F遺伝子を運ぶト
ランスジェニックマウスの研究においては血清、尿、腹膜腔および眼中のGM−
C3Fのレベルが上昇していた(Lang、et al、+ Ce11.51
: 675−686(1987,))、マウスの横紋筋中にはマクロファージを
含む病巣が発生し、眼および腹膜および胸膜腔にはマクロファージが蓄積されて
いた。高い死亡率はマクロファージ活性化による筋消耗によっていた。
以下のものはGM−C3Fアンタゴニス)・が有益であろうマクロファージ浸潤
に関係した疾病のリストである。
Pire!ItejnおよびZvailfler (Arthritjs an
d Rheumatiss+、 30. 857−863(1987)]は慢性
炎症関節炎の患者の末梢血単球および滑液単球の表現型においての単球活性化の
原因である因子を考えている。滑液および滑液膜組織中に低いレベルのガンマイ
ンターフェロンしか観察されなかったことはガンマインターフェロンはこの活性
化には関与していないことを示唆している(PiresteinおよびZvai
fler、 Arthritis and Rheuwatism+ 30.
864 871 (1987) L皮膚中のマクロファージ数の増加は皮膚障害
に重要である。この範ちゅうに含まれる疾患としてはジ−シュアニア症およびら
い病のごとき感染性疾患およびサルコイド−シス、肉芽腫およびアニュレールの
ごとき非感染性疾患がある。 Cho−dakewitz et al (J、
Immunol、1工立:832−836 (198B))により行われた研究
はケラチノサイトによるGM−C3Fの本質的発現を示しており、それは皮膚マ
クロファージ応答の制御に役割を果たしているであろう、 Da曲er et
al(J、Invest、Dert、 89 :339−340 (1987)
)は好中球活性化および酸素ラジカル放出の研究に基づいて、好中球活性化が
“顕著な特色”である炎症性皮膚疾患にGM・−C3Fが何らかの役割を果たし
ていると仮定した。
この役割を果たしている可能性は、リュシュアニアに感染したマウスのGM−C
3Fによる全身処置は主として寄生中の苦しみを除くというよりも促進させたと
いうGrjel et al、 (免疫学会第XIXミーティングの抄録(19
8B))の観察と一致している。それ故、サルコイド−シスおよび上記の他の疾
患のごときマクロファージ集合体および単球食細胞の蓄積を伴う疾患はGM−C
3Fのアンタゴニストによる処置の良好な標的であろう。
リステリア菌(Cheers et al、 Infectjon and I
smunity+ 5旦:247−251 (198B))感染は同様にGM−
C3Fの血清レベルの増加を相伴った。
Wr−ight et al、(CIinical Res、、旦i: 436
A (198B) )による研究は規則的間隔での深在性好中球減少症を生じる
骨髄での好中球および単球産生の振れは骨髄前駆細胞によるGM−C3Fに対す
る異常応答によるものであることを示唆した。いくつかの報告は、CM−C3F
で処置されている患者における著しいしかし一過性の好中球減少症に注目してい
る(Devereu真et al、+ Lancet !L:1523−152
4 (1987))。
発−盟一の一要一約
本発明はポリペプチドを提供し、そのアミノ酸配列は成熟(天然)ヒ)GM−C
3Fのカルボキシ末端の残基の配列に対応している。さらに詳しくは、本発明の
ポリペプチドは約5から約23のアミノ酸残基を含んでおり、そのアミノ酸配列
のすべてまたは一部を持っている:
弐1
H−X(Set)−X(Phe)−X(Lys)−X(Glu)−X(Asn)
−X(Leu)−X(Lys)−X(八5p)−X(Phe)−X(Leu)−
X(Leu)−X(Val)−X(Ile)−X(Pro)−X(Phe)−X
(^5p)−Cys−Trp−X(Glu)−X(Pro)−X(Val)−X
(Gln)−X(Glu)−0H式中、術語X(Xaa)はアミノ酸Xaaと同
義の゛アミノ酸群を表わす。
群中の同義アミノ酸は同様の物理化学的性質を十分に持ち、群のメン/−、I−
間で置換してもポリペプチドの生物学的および免疫学的機能を保持してし)るで
あろう(Granthas、 5cience+↓旦5:862−864 (1
974)iおよびDayoff etal、、At1as of Prot+由
+ Se uence and 5trueture 5巻、ベージ89−99
(Nat−4onal Biomedical Re5earch Poun
daLion+ Washington n、c、+ 1972 ) *@kT
通に
は表1から置換が選択され、より好適には表■から選択される。
表−−1
同義アミノ酸の好適な群
ヱまZ酸 凰−義一群
Ser Ser 、Ala 、Thr 、Gly 、八5nPhe Phe 、
Tyr
Lys Lys 、 Arg 、 AsnGlu Glu 、 Gin 、 A
sp^sn Asn 、^sp 、 Ser 、 Lysl、eu Leu 、
Vat
^sp Asp 、 Asn 、 GluVat Val 、 lie 、Ah
a 、 Leulle lie 、 Val 、 LeuPro Aha 、
Pr。
Gln Gln 、 Glu 、 lie表−−■
アミノ酸のより好適な群
ヱまZ酸群 匣−義一群
Ser Ser 、^Ia、Thr
Phe Phe
Lys Lys
Glu Glu 、^5p
Asn Asn 、 Asp
Leu Leu
Asp Asp 、 Glu 、 AsnVal Val 、 1ie
11e Ile 、νal
Pro Pr。
Gin Gln
表1および■は置換に適しているであろう好適なアミノ酸の連続体に沿った単な
る点であることを理解されたい、特にもし挿入または欠失がわずかなアミノ酸で
あるならば(例えば2または3未満、および機能的コンホメーシヨンに重大なア
ミノ酸を除去または置換しなければ)生物学的および免疫学的機能を変えること
なく上記に定義された配列にアミノ酸の挿入および欠失を起こしてもよいことは
明白である(Anfinsen、 5cier+ce、181 : 223 2
30 (1973) )、そのような小さな欠失または挿入により式Iのペプチ
ドと異なるものも本発明の範囲にはいる。
下記の参照文献により推奨されているアミノ酸命名法を全体を通して使用した:
Cohn、 Methodsin Iシ叩ly」懸λL9Byj−+ 06巻
、ページ3−17 (Academic PressNew York、198
4) iおよびI U PAC−I UB Co+wission+ J、Bi
o、Chew、+247 :911−983 (1972)。
好適には同義アミノ酸群は表1により定義されているものである。より好適には
同義アミノ酸群は表■に定義されているものであり;および最も好適には、本発
明のペプチドはアミノ酸の下記の配列により定義される:弐−1
H−5er−Phe−Lys−Glu−Asn−−Leu−Lys−Asp−P
he−Leu−−Leu−Val−11e−Pro−Phe−一^5p−Cys
−Trp−Glu−Pro−−Val−Gln−Glu
好適なポリペプチドは式Iのカルボキシル末端の18のアミノ酸を含んでおり、
最も好適なポリペプチドは式■のカルボキシル末端の18のアミノ酸(天然ヒト
GM−C3Fの110から127の残基に対応している)を含んでいる。1日の
アミノ酸は天然GM−C3Fのカルボキシル末端を表わし、最も親水性(残基1
12から124)および疎水性(残基125から127)の領域である。
本発明は1つの位置および多くの位置でアミノ酸置換(式■のアミノ酸と同義ア
ミノ酸の間で)された式Iのペプチドを含んでいる0式!のペプチドに関連した
術語″N重置換”は式■のアミノ酸が同義アミノ酸によりN位を超えない数で置
換されているペプチドの亜集団を記述するのに使用される。それ故、例えば、式
1の1重置換ペプチドの群は好適な同義アミノ酸の群に対しては60のポリペプ
チド、より好適なアミノ酸群に対しては34のポリペプチドから構成されている
。術語“1重置換”における”1”は1アミノ酸置換を超えない範囲で最も好適
な配列(式■)と異なっているペプチドの群を意味している。同様に″N重置換
”ポリペプチドは4アミノ酸置換を超えない範囲で最も好適な配列と異なってい
るペプチドの群を示している。
驚くことに、本発明のポリペプチドはGM−C3Fの生物効果に拮抗できる抗体
の産生を惹起するための抗原として使用できる。
本発明はまた、GM−C3Fおよび本発明のポリペプチドに特異的に結合する抗
体(抗GM−C3F抗体)も提供し、その抗体はGM−C3Fアンタゴニスト活
性を持っている。GM−C3Fアンタゴニスト活性はGM−C3F受容体含有細
胞上のその受容体とCM−C3Fの相互作用を阻止し、および/またはGM−C
3F反応性細胞の細胞増殖のGM−C3F刺激の正常レベル以下のGM−C3F
存在下GM−C3F反応性細胞の細胞増殖の刺激を減少させる能力により定義さ
れる。これらの抗体はGM−C3Fに結合し、それによりGM−C3Fのその細
胞受容体への結合を妨害する。好適にはそのような抗体はモノクローナル抗体で
ある。
本発明はさらに本発明のポリペプチドに対する抗体に特異的に結合する抗体(抗
−抗GM−C3F、または抗−イディオタイプ抗体)も提供する。これらの抗−
イディオタイプ抗体はGM−CSFを模放し、それによりGM−C3FII胞受
容体に対してGM−C3Fと競合し、GM−C3F受容体含有細胞上のGM−C
3F受容体部位を遮断して、GM−C3F反応性細胞の細胞増殖のGM−C3F
刺激の正常レベル以下のGM−C3F存在下そのような細胞の細胞増殖の刺激を
減少させる。好適には抗−イディオタイプ抗体はモノクローナル抗体である。
本発明の抗体はGM−C3Fの使用が寄与している種々の疾患の処置に有用であ
る。それらはまたGM−C3Fのその細胞受容体への結合機構の研究および/ま
たはGM−CSFの他のアンタゴニストおよび/またはアンタゴニストの同定の
ための受容体に基づくスクリーニングシステムに有用である。
−因mΩ箇!水脱酉−
図1. 抗体349−6によるGM−C3Fおよびペプチド110−127の認
識、EI、ISAアッセイ条件は実施例Cに記載されている。ウサギ抗血清34
9−6はウェルのコーチングに先立ってi:5ooに希釈された(5011f)
、免疫化する前のウサギ抗清はGM−C3Fまたはペプチド110−127に結
合しない。
図2. 免疫吸着アッセイにおける抗体345−6によるGM−C3Fおよびペ
プチド110−127の結合、ウサギ抗血清345−6はウェルのコーチングに
先立って17500に希釈された(5011f)−図3. 已LISA分析での
ヒツジ抗体1418によるウサギ抗体345−6の化1゛マイクロタイタープレ
ートは抗原として0.52gのウサギ抗血清で被覆された。実施例Cに記載した
ごとき洗浄および阻止工程に続いて、ウェルは種々の希釈度のヒツジ抗血清14
18で被覆された。結合はワサビペルオキシダーゼと共役したロバ抗−ヒツジI
gGで検出された。
図4. 抗体349−6による胎盤膜受容体からの”’I−GM−C3Fの置換
。
胎盤膜は抗体と、または抗体なしで22°Cにて1時間0.49gMの”’ T
−GM−C3F (40,600cps)とインキ1ベートされた。抗体なし
ての”’ I −GM’−C3Fの特異的結合は3456cpr++であった。
図5. 抗体345−6による受容体からの”’ 1−CM−CS Fの置換。
(A)4xlO’ KG−1細胞を0.20gM’茸’l−GM−C3F(85
,760cpm)そおよび種々の濃度の抗体と22℃で1時間インキュベートし
た。抗体なしての”’ T −GM−CS Fの特異的結合は3072cpsで
あった。(B)胎盤膜を0.49gMの”’T−GM’−C5F(7,2X10
’cp+*)および抗体と22℃で1時間インキュベートした。
4110cpe+が抗体なしでの特異的結合であった。
図6. ヒツジ抗体1418による受容体からの”’I−GM−CSFの競合的
置換、(A)5X10’ KG−1細胞を抗体ありまたはなしで0.54gMの
1!SI−GM−C3F (2,02XlO’cpw)と4℃にて1/2時間イ
ンキュベートした。抗体を欠く対照アッセイで観察された特異的結合は3515
cp−であった、(B)種々の希釈度の抗体存在下、4.85gMの”’I −
GM−C3F (68,850cpm)と胎盤膜を22℃で1時間インキュベー
トした。抗体なしで観察された特異的結合は16,397cp−であった。
発−■−Ω−説一朋
本明細書で引用されたすべての参考文献は完全に引例として包含されている。
前に説明したように、本発明のポリペプチドはアミノ酸基を約23まで含むこと
ができる(式■および■)。これらのペプチドに対して調製された本発明の抗体
はポリペプチド内の1つまたはそれ以上の抗原決定基(エピトープ)に対して方
向付けられる。抗原決定基は一般に少くとも5つのアミノ酸残基を含んでいるこ
とは本分野でよく知られている(Ohno et al、+ Proc、Nat
l、Acad、Sci、USAlス:2945 (1985))。
それ故、本発明のポリペプチドは約5から約23のアミノ酸残基を含有でき、そ
れらは前記の配列(式Iおよび■)の一部または全部に対応するアミノ酸配列を
持つことができる。与えられたポリペプチドが本発明の範囲内にあるかどうかは
、以下の方法を用いる通常の実験により容易に決定できる。
ユズ±上金成
本発明のペプチドは標準的技術〔例えば3tewartおよびYoung、固相
ペプチド合成、第2版(Pierce Chemical Company、
Roekford、 I L、1984 ) )により合成される。好適には市
販の自動合成機が使用される0例えばVega Btochemtcals(T
uscon、 AZ)モデル296AまたはB、または^pplied Bio
systems、 Inc。
(Poster Ctty、 CA)モデル430A。
弐■の保護ペプチドは架橋ポリスチレン支持体上カルボキシル末端残基から出発
して全23の残基鎖が形成しおわるまで段階的様式でアミノ酸を加えることによ
り、固相合成機により組立てられる。合成は完全に自動化されたペプチド合成機
(Applied Biosy!ILems+lnc、モデル430A)で実施
できる。以下の参照文献は合成の間に用いられる化学についてのガイドである:
Merrjfie!d、 J、 Amer。
Ct+ew、 Soc、、 85 : 2149 (1963) ;Kente
Lal、、S7’f上−11旦A。
ベージ185. Ragnarssonli (^l5quist and W
eksell+ 5tockhol嘗1984 ) 1Went et el、
+ご<7”f F 8 4 、Tzumjya &I (Protein Re
5earch Foundatio氏{
B、H,0saka 1985) ;Merrifield、 5cience
232 : 341−347 (1986):およびこの最後の文献に引用さ
れている文献。
固相状態合成において最も重要なことは副生成物の合成を除去することである(
主としてペプチドの終結、欠損または改変)、はとんどの副反応はきれし1で、
よく特徴付けられた樹脂、きれいなアミノ酸誘導体、きれいな溶媒の使用および
適当な結合および切断法および反応条件の選択により除去あるいは最小にできる
〔例えば、BaranyおよびMerrifield、ペプチド、Crossお
よびMeienhoLer[、第2巻、ページ]−284(^cadewic
Press+ New ’10rk、1979 ) ) *反応が完了したかを
決定するために結合反応をモニターすることが重要であり、それにより1つまた
はそれ以上の残基が失われた欠損ペプチドを除けるでろう、この目的ノタメニハ
定量的ニンヒドリン反応が有用である(Sarin et al、、 Anal
、Biochet上1ユニ147 (1981))、Na−L−ブチルオキシカ
ルボニル(t−Boc)−アミノ酸が鎖組立ての条件には安定であるが強酸には
不安定な適切な側鎖保護基として使用できる。保護ペプチド鎖の組立て終了後保
護基が除去でき、ペプチドヘ固定されている結合はチオエステル スキャベンジ
ャ−存在下、低い続いて高い濃度の無水弗化水素を用いることにより切断できる
〔τam et al、、 J、^ever。
ChetSoc、+ 105:6442(1983))。
使用される他の有機合成方法論としてはペブ ド二 ム および第111.ペプ
チド結合形成の主な方法、E、GrossおよびJ、Me%enhofer編、
^cade−wic Press (1979)および11L酸Ω化学、Gre
ensteinおよび一1niteli。
Johnlliley and 5ons (1961) 、に記載されている
ごとき液相合成が含まれる。
さらに、ペプチドはよく知られた組換えDNA分子を使用して作製できる。所望
のポリペプチドのための正鎖メツセンジャーRNA (mRNA)コードをコー
ドしている相補DNA (cDNA)は単層または合成でき、適当なベクターお
よび宿主細胞に挿入できる。cDNA中の塩基の正確な配列は所望のポリペプチ
ドのアミノ酸配列並びに使用された発現宿主により決定されるであろう。ある種
の宿主(例えば細菌および酵母)は好みのコドンを持っておりそれはある種のア
ミノ酸の翻訳に利用される。 BennetzenおよびHall、J、Bjo
l、Chet、 25ヱ:3o2e−3031、(1982)およびBoerお
よびKasteljan 、”かたよったコドン使用;翻訳の最適化におけるそ
の役割の探求8章、pp225−285 、 BenzikoffおよびGol
dll、、叶惺胚石晩諌旺」肛jシーL亀l旦を参照されたい。これらの組換え
により産生されたポリペプチドは当業者には既知の方法により単離できる0本発
明においては、ポリペプチドがGM−C3F受容体および/またはGM−C5F
反応性抗体と特異的に反応するように計画されているのでアフイニテイ クロマ
トグラフィーが有用で好適な単離法であろう。
本発明のポリペプチドはまたより長いポリペプチドの化学切断または蛋白分解消
化、続いての所望の生成物の単離および精製によっても得ることができる。
坑体止産
下記の方法がGM−CSFアンタゴニストであるポリクローナル抗体の産生に用
いることができる。適当な量の抗原(例えばペプチド110−127、または他
のカルボキシル末端領域)が適当な動物へ注射でき抗体を上昇させる。好適な動
物はカルボキシル末端ペプチドに対する抗体上昇ではウサギであり、抗体に対す
る抗体の上昇に対してはヒツジである。注入される抗原は動物の大きさ重量およ
び健康状態に依存するであろうし、注射は任意の方法が使用できるが、皮下また
は皮内注射が好適である。多数回の注射は免疫応答を増加させるであろうし、そ
のような注射は一週間ごとにしばしばまたは数ケ月ごとき間隔をあけて実施する
。注射溶液は好適にはトリスHCI (pH6,8)のごとき適当な生物学的緩
衝液で緩衝化されている。溶液はまた百日咳ワクチン、アジュバント(例えばフ
ロイント完全アジュバント)またはその両方のような一般的免疫刺激荊および1
/lo、oooメチルソールのような安定剤を含むこともできる。GM−C3F
拮抗的抗体を含む感作動物の全血清がGM−C3F活性の阻止に使用できるが、
好適には抗体は当業者には既知の技術により精製される。特に有用で好適な技術
はアフイニティ クロマトグラフィーである。そのようなりロマトグラフイーは
GM−C5F、GM−C3F受容体または好適には感作に使用されたカルボキシ
末端領域がアフィニティ リガンドとして利用され、任意の市販クロマトグラフ
ィー樹脂へ結合されるであろう。
抗体源がウサギの場合、適当な緩衝液に対して透析しく例えば0.1M酢酸ナト
リウム、pH5,5,4℃で一夜)、遠心分離して不溶物を除去し、イオン交換
クロマトグラフィに吸着させ(前記0.1M酢酸ナトリウム平衡化させたS−セ
ファロース、Pharwaciaのような)、塩で溶出しく例えば1.0 M
NaC1を含む0.05M酢酸ナトリウム、pH5,5)、塩基性緩衝液(約1
.5Mグリシン、pH8,8)で平衡化した蛋白質A−セファロースカラム(P
harmacia (例えば17−0628−01.17−0629 01)、
SigwaChe+*1calCo、(例えばP7786、P3391、P66
49)およびMiles−Yeda Ltd (例えば79−700)から入手
可能〕に吸着させ、酸性緩衝液(0,1Mクエン酸 pH2,5)で溶出すると
連続的に精製できる。高効率イムノマトリックスを使用する膜蛋白精製における
蛋白質Aの使用は5chneider et al、 (J、Biol、Che
s+、、 :g37−1:10766−10769 (1982))により記載
されている。
GM−C3Fのカルボキシ領域またはそのような抗−カルボキシル抗体に対する
抗体へ特異的に結合するモノクローナル抗体の産生は当業者にはよく知られた技
術により可能である。そのようなモノクローナル抗体は一般に3段階過程で生じ
る:感作、融合およびスクリーニング。
宿主動物(好適にはマウス、ラット、ウサギまたはヒツジ)の感作(免疫化)は
抗原(カルボキシル領域または抗カルボキシル抗体)の数回の注射であろう。
抗原は任意の適した形〔例えばリン酸緩衝化塩溶液(PBS)で乳化した完全フ
ロイント アジュバント(CFA)(好適には1:1の比で)〕で投与できる。
注射の回数および投与される抗原の量は融合において使用される適切に初回抗原
刺激を受けた肺細胞を有用な量産生するようにするべきである。好適には10趨
の抗原を約2週間間隔で3回all腔内注射し、続いてリン酸緩衝塩溶液中のl
Onの抗原を静脈内へ投与し、CFA/PBS中の10尾の抗原を腹腔内へ投与
する追加抗原投与を行う。免疫した動物の肺臓を除去し、既知の方法により肺臓
懸濁液が調製できる。
免疫した動物からの肺臓細胞はKohler & Milstein、 Nat
ure+ 256 : 495−497 (1975)に記載されているごとく
例えばマウス骨髄腫細胞のごとき自己増殖細胞株へ融合できる。混合物を非融合
細胞株が除かれるであろう培地中(例えばHAT培地中、ヒボキサンチン、アミ
ノプテリンおよびチミジンを含む培養培地)で培養することにより非融合細胞か
ら融合細胞を選択する。非自己増殖性(例えば非悪性新生物)である非融合肺臓
細胞は通常短時間で増殖を停止するが、一方牌臓細胞からの選択遺伝子を運ぶ(
例えば、HGPPT”、ピポキサンチングアノシル ホスホリボシル トランス
フェラーゼ)融合細胞はHAT培地中で増殖できる。
カルボキシル−末端領域に対する抗体が産生されたら、GM−C3Fアンタゴニ
スト活性がアッセイでき、下記のごとく精製される。
GM−C5Fのためのアッセイは、急性骨髄性白血病の患者の骨髄から確立され
た細胞株であるKG−1のごとき適した細胞の増殖の刺激に基づいている。AM
L−193細胞もまたこのアッセイに使用することができる。AML−193は
B、Langeetal、、 Blood、70 : 192−199 (19
87)に記載されているごとき細胞である。マイクロタイタープレート中細胞を
GM−C3Fの希釈液と約6日インキュベートし、続いてテトラゾリウム塩MT
T (3−(4,5−’;メチルチアゾールー2−イル)−2,5−ジフェニル
テトラゾリウムプロミド)とさらに約6日インキュベートした。MTTはミトコ
ンドリアデヒドロゲナーゼ酵素により着色反応生成物、ホルマザンへ変換される
(Mosmann+ 1. (1983)J、I**unological M
ethods 65 ; 55 63 ) *ホルマザンを酸性化したイソプロ
パツールで抽出し、分光学的に測定する。観測された光学密度は直接10g、細
胞濃度に比例している。結果はΔ0.D、とじて表現され、ここでΔ0.D、は
試料の光学密度からGM−C3Fを欠くベースライン対照の光学密度を引いたも
のGM−C3FはBol tonおよびHun Lerの方法(Bol Lon
+^、E、& Hunter、 W、M(1973)Bioc、hem、 J、
133. 529 539)により放射性ヨード化され、セファデックスG−2
5カラム(PD 10Phar醋acia)上のゲル濾過により精製される。
得られる”’I−GM−C3Fは約1−3X10″μCi/マイクロモルの比放
射活性を持ち、GM−C3Fのモル当り0.4−1.2モルのl!S■の化学量
論である。
比放射活性および化学量論は自己置換法(Cairo et al、+ (19
83) Biochew。
J、212 : 259−264)により決定できる。I茸’I−GM−C3F
はKG−1細胞増殖アツセイで測定すると非標識GM−C3Fと同じ生物活性を
持っている。
KG−1細胞の受容体(高親和性部位Kd−6,7PM、70部位/細胞;低親
和性部位Kd=0.73尾M、2700部位/細胞)またはAML−193細胞
の受容体に対する”I−GM−C3Fの結合を測定するアッセイでは:0.2−
0.5nM”’!−GM−C3F、4.6X10’ KG−1細胞およびlO%
ウシ胎児血清を含むイスコツ改良ダルベツコ培地(IMDM−10%FCS)で
全量0、4 dとする。試料を約22℃または4℃で各々1時間または2時間イ
ンキjL−ベートする。600Xgで2+A分遠心分離すると細胞ベレットを得
、それはIMDM−10%FC3で2回洗浄する。
胎盤膜は、ホモジナイズ化し、1100X分画を除くため遠心分離し2’L30
0Xg分画を完全に洗浄して調製される。プロテアーゼ阻害剤がホモジナイズ化
および洗浄緩衝液に存在してもよい、胎盤膜上の受容体(Kd=0゜86 nM
)への”’I−GM−C3Fの結合を定量化するため、胎盤膜を0.5−5.0
日M ”’1−CM−C3FおよびIMDM−10%FC3で全量0.4 dと
して1時間インキュベートする。約22℃での約1時間のインキュベーシツンに
続いて試料は800×gで約2+A分間遠心分離し、胎盤膜ペレットはIMDM
−10%FC3で2回洗浄する。細胞ベレットをガンマカウンターで針数する。
非標識GM−C3Fの飽和濃度を対照アッセイに添加し、非特異的結合を測定す
る。
ポリクローナル抗体による受容体からの111−C;M−C3Fの置換を測定す
るため、結合アッセイに抗血清または免疫前血清を加える。KG−1細胞、AM
L−193細胞または胎盤膜の添加による結合の開始に先立って、GM−C3F
を認識する抗体と111−GM−C3Fを約10分間インキュベートする。GM
−C3F受容体を認識するヒツジポリクローナル抗体1418はKG−1it胞
、AML−193細胞または胎盤膜と約10分間前もつ−Cインキュベートする
。結合は”’ I−GM−CS Fの添加により開始される。
本発明の抗体のアンタゴニスト様効果は本明細書ではAMI、i93細胞、KG
−1細胞または胎盤膜を用いて例示されたが、本抗体はGM−C3F受容体をそ
の表面に運ぶ多数の他の型の細胞および組織に対してもまた有効であることを理
解しなければならない。
3、、 ム アソセイニ1ΣΔY
室温で直接固相ELISAを用い、抗原の特異的結合に対してウサギおよびヒツ
ジの血清がスクリーニングされた。96ウエルのマイクロタイタープレート(B
ecton−Djckinson)がウェル当り50p1の抗原により室温で約
1時間かけて被覆される。プレートを0.1%トウィーン20を含むトリス緩衝
化塩溶液(TBS)で約5回洗浄する。プレートは続いて1%ウシ血清アルブミ
ンで約1時間遮断し、再びT’BSで5回洗浄する。イムノグロブリンによる遮
断は抗体1418に対しての過程では省略される。ウェルを試験されるべき抗体
で約り時間被覆と7、TBSで5回洗浄し、西洋ワサビベルオキシダーゼと共役
した2、5日gのヤギ抗ウサギIgG(1:は5.OnHのロバ抗ヒツジIgG
)で被覆する。1時間インキiへ一ジョンした後プレートをTBSで5回洗浄す
る。 2. 2’−アジノービス〔3−エチル−ベンゾチアゾリンスルホネート
〕および過酸化水素を各々のウェルに加えることによりプレートを発色させる。
西洋ワサビペルオキシダーゼ反応生成物は酵素基質添加20分後に比色分析で検
出できる。アッセイ成分の1つが欠けている(抗原、抗体、ペルオキシダーゼ標
識抗体)対照ウェルもまた発色させる。
4、イーオ イブ 1418の 箇υし廼又二た」新KG−1細胞上の受容体に
対する抗イデイオタイプ抗体の直接結合を測定するアッセイは以下のごと〈実施
される:4X106細胞(KG−1)をlθ%ウシ胎児血清を含むイスコツ改良
ダルベツコ培地で洗浄し、4℃にて11000RPで5分間遠心分離するとベレ
ットを得る。上澄み液を除去し、細胞を1oOpZのGM−C3F(10日g/
100pZ IMDM−10%FC3)または100aZのIMDM−10%F
C3と4℃にて10分間インキュベートする。細胞を1mのIMDM−40%F
C3で洗浄し、遠心分離後上澄み液を除去し、細胞は100#Zの抗体または抗
イデイオタイプ抗体と30分間インキュベートする。細胞は2−3dのIMDM
−10%FC3で2度洗浄し、遠心分離し、上澄み液を除き、細胞をフルオレセ
インと共役させた100pZのヤギ抗ウサギまたは抗−ヒツジIgG(適当に)
(F ITC; 1.5■/d IMDM−10%FC3)と30分間インキエ
ベーl−する。細胞は[MDM−10%FC5で2度洗浄し、得られる細胞のべ
1ノツトをP H7,2のリン酸緩衝化塩溶液1dに再懸濁する。続いて細胞を
Bec−ton−Dickensonモデル440アナライザーのごとき機器で
分析する。陰性対照物′ は抗体または抗イデイオタイプ抗体を除いて同様の様
式で操作される。
5、免疫蛍光拮E謬31しりシ仁(乞(グ抗体Ω直接枯令72..−1=−(A
TCC第HTB144Mとして入手可能なJAR細胞を2ウエルチヤンバースラ
イド内へ播種する(ウェル当り5X10’細胞で)、3時間インキュヘーシゴン
後、培地を除去し、細胞は3度冷TBSで洗浄する。緩衝液を除き0.5 Hl
の抗イデイオタイプ抗体を加え4℃で30分インキュベートする。細胞を1.0
dのPBSで洗浄し、Jll衝液漬液き、フルオレセインと共役したヤギ抗ヒツ
ジIgG(F ITC)を添加し4℃で30分間インキュベートする。細胞は再
び3回洗浄し、20%グリセロールを含むTBS中検鏡検鏡板定する。細胞はL
EITZ蛍光顕微鏡で試験する。
本発明に従うとG#−CSFによるバラクリンまたはオートクリン制御下の異所
性細胞増殖の阻害に十分量の抗体または抗イデイオタイプ抗体(またはペプチド
)が哺乳類に投与される。投与、の置、傾度および期間は、曇者の年令、G M
−C3F応答の激しさおよび抗体治療への応答性に依存して変わり得る。投与は
皮下、皮肉、非経口静脈内であり得る。抗体(またはペプチド)は0.9%塩溶
液15%ヒト血清アルブミンまたは任意の他のよく知られた生理学的に受容可能
な担体を含む任意の通常の剤形で投与できる。抗体(またはペプチド)は10か
ら100mg/l+(で2日おきに8から10回投与できる。連続的点滴処置は
1日当り3〇−80■/イで8日の間総投与量で250−1000■まで実施で
きる。
GM−C3Fアンタゴニストは細胞集団の増殖を統制する治療側と一緒に使用で
きる。アンタゴニストは芽細胞増殖を阻止するであろうので、最初の化学療法か
らの保護を与える。化学療法/CM−C3Fアンタゴニスト処置に続いて保護さ
れた芽細胞集団の分化の刺激を助けるためGM−C3Fが投与できる。この使用
のためのGM−C3Fアンタゴニストの投与は上と同様である。
丈−一施一一別
A、ニズ土工合成
ペプチドはMerrifield (R2B、Merrifield、 J、八
−、Che@、Soc、、85 2149−2154 (1963)]により記
載されている固相法を用いて合成された。1−ブチルオキシカルボニルアミノ保
護基、対称無水物およびApplied Biosyste■Sモデル430A
固相ペプチド合成機が用いられた。保護基を除去後弗化水素でペプチドは樹脂か
ら切断された。樹脂から切断後の回収された粗ペプチドはRa+ninDyna
max C−8カラム(12μ粒子径、300人孔径、4.6mX250ms)
を用いる逆相HPLCで分析された。
B、坑凱逍の産生
グミ先免疫化
21Igの抗原(ペプチド110−127またはヒトGM−C3F)を0.4d
0.5MトリスHCI (pH6,8)および0.1−百日咳ワクチン(株18
334、熱殺菌)に熔解した。0.511のフロイント完全アジュバントを加え
試料はシリンジ中でホモゲナイズした。ウサギは0.Iaf(200■抗原)の
皮肉注射により1mの試料で免疫した。
グ竺まIL清3457jしかh■り攬−壬抗さグ±−FV1−91」−?ユ」1
Ωfi製試験される試料の一部をニトロセルロースにスポットし、BSA(ウシ
血清アルブミン)で遮断し、アルカリ性ホスファターゼ−標識抗ウサギI g
Gとインキュベートし、試薬で染色し発色反応によりアルカリ性ホスファターゼ
を検出することによりウサギIgGのトンドブロット分析が達成された。
ウサギ血清345−6 (45d、26Wg、/di蛋白質)を0.1 M酢酸
ナトリウム(pH5,5)に対して4°Cで一夜透析した。不溶物の除去のため
10.00Or p mで30分間遠心分離後、試料は同じ緩衝液で平衡化させ
たS−セファロースカラムに負荷する。0.05M酢酸ナトリウム(pH5,5
)1.OM NaC+で得られた溶出液は82■の総蛋白質を含んでおり、それ
はウサギIg(、のトンドブロット分析で陽性であった。この試料はl。5Mグ
リシン(pH8,8)で平衡化させた蛋白質A−セファロースカラムに吸着させ
た。カラムにより吸着されない蛋白分画(78mg)はド;・ドブロット分析で
陰性であった。0.1Mグリシン(pH2,5)での溶出で2311gの蛋白質
を得(I gGを標品として使用するローリ−アッセイ法)、それはニトロセル
ロースドツト プロット上ウサギIgGとして陽性に染色された。ドデシル硫酸
ナトリウム ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)に続いての
クマソシーブル染色の程度により約98%純粋なIgGと判断された。
竺z2免疫化
ヒツジ抗血清1418は抗血清345−6から精製さたウサギIgGで免疫する
ことにより産生された。1.5%(の345−61gGを0.5idのリン酸緩
衝化塩溶液に溶解し、0.5dのフロイント完全アジュバントに加えて十分に混
合して乳化物を形成させた。3416抗体は5chnejder et al、
[J、Biol、Chem、+ 251(18):10766−10769
(19B2))の方法に従って精製された。
試料は皮下に注射された。追加免疫は同一の方法で実施された。ただし不完全フ
ロインドアジユバントが用いられた。ウサギおよびヒツジのための免疫化計画は
表■に与えられている。
−表−l−
免疫化計画表
□ □ −1J −免疫化(’)Jl−ウサギ 349−6 GM−C3F O
,185ウサギ 345−6 ペプチド110−127 0.113,298ヒ
ツジ 14148 345−61gG 0123. 47.74.94C1ム
アジ・111ヱユ」ぷ盪(と
室温で直接固相BLISAを用い抗原の特異的結合に対してウサギおよびヒツジ
血清がスクリーニングされた。96−ウェル マイクロタイタープレート(Be
cton−Dikinson)をウェル当り50plの抗原で室温にて1時間被
覆した。プレートを0.1%トウィーン20を含むトリス緩衝化塩溶液(TBS
)で5回洗浄した。プレートは続いて1%ウシ血清アルブミンで1時間遮断し、
5回TBSで洗浄し、0.1%イムノグロブリンで1時間遮断し、再び5度TB
Sで洗浄した。抗体1418のための過程においてはイムノグロブリンによる遮
断は省略された。
ウェルは試験される抗体で1時間被覆され、5度TBSで洗浄し、西洋ワサビペ
ルオキシダーゼと共役した′2.5ngのヤギ抗−ウサギIgG(または5.
Ongの西洋ワサビペルオキシダーゼと共役したロバ抗−ヒツジigG)で被覆
した。1時間インキュベートした後、ブレ・−トをTBSで5回洗浄した。
プレートは各々のウェルに2.2′ −アジノービス(3−エチルベンゾチアゾ
リン スルホネート〕および過酸化水素を加えることにより発色させる。西洋ワ
サビペルオキシダーゼ反応生成物は酵素基質添加20分後に414n−で分光学
的に検出した。アッセイ成分の1つが失われている(抗原、抗体またはペルオキ
シダーゼ1sra抗体)対照ウェルもまた発色させる。
図112および3はEIISAにより示された抗GM−C5F (抗体349−
6、図1)および抗110−127(抗体345−6、図2)によるGM−C3
Fおよび断片110−127を示している0図3は抗体14I8 (抗体345
−6に対する抗イ1イオタイブ抗体)による抗体345−6の結合を示している
。
能)をBoltonおよびHunterの方法(Bo口on A、E、i Hu
nterJ、M、+ B+ochet J。
133)529−539 (1973))により散開性ヨード化し、セファデッ
クスG−25カラム(P D 10 、 Pharmacja)によるゲル濾過
により精製した。得られた”’I−GM−C3Fは1.3 X I O” uc
i I llMo1eの比放射活性およびGM−C3Fモル当り0.4−1.2
モルの1■■の化学量論を持っていた。比放射活性および化学量論は自己置換法
(Calvo、 J、C,Rad!cellar J、P、l Charrea
u+ E、II、+Bjochem、J、、 212 :259−264 (1
983) )により決定された。KG−1細胞増殖アツセイにより測定すると”
’ I −GM−CS Fは非標識GM−CSFと同じ生物活性を持っていた。
KG−1細胞上の受容体(高親和部位にα−6,7pM、70部位/細胞;低親
和性部位Kcr−0,73nM、2700部位/II胞)に対する”’I−GM
−C3F結合を測定する7yセイでは二0.2−0.5nM ”J−GM−C3
F、4−6xlO’ KG−1細胞およびto%ウシ胎児血清を含むイスコツ改
良ダルベツコ培地で全量を0.4mlとする。試料は22℃または4℃で各々1
時間または2時間インキュベートした。600Xgで2′/4分間遠心分離する
と細胞ペレットを得、それは21℃1MDM−10%FC3で洗浄した。
胎盤膜はホモゲナイズ化、100g分画を除去する遠心分離および27.300
X g分画の完全な洗浄により調製された。プロテアーゼ阻害剤がホモゲナイズ
および洗浄緩衝液に存在していた。胎盤膜上の受容体(Kd=0.86nM)へ
の1151−GM−C3Fの結合を定量するため、胎盤膜が0.5−5.OnM
”’I−GM−C3FおよびIMDM−1,0%FC3(全量で0.4m)と
1時間インキュベートされた。22”Cでの工時間のインキュページロン後、試
料を800Xgで2+A分間遠心分離し、胎盤膜ベレットばIMDM−10%F
C3で2回洗浄した5細胞ベレットはガンマカウンターで計数された。非特異的
結合を測定するため飽和濃度の非標識GM−C3Fを対照アッセイに添加した、
ポリクローナル抗体による受容体からの”’I−GM−C3Fの置換を測定する
ためには抗血清または免疫前直清が結合アッセイに含まれていた。GM−C3F
を認識する抗体は、KG〜 1細胞または胎盤膜の添加による結合の開始に先立
って+!′″I−CM−C3Fと10分間前もってインキユベートした。GM−
C3F受容体を認識するヒ゛二・ジボリクr1−ナル抗体1418はKG−II
!!胞または胎盤膜と10分間前もってインキプ、べ−・1・された。結合は”
’T−GM−C3Fの添加により開始された。
図4.5および6はGM−C5F受容体結合アッセイにおいての抗体349−6
(図4ン、345−6(図5)および1418 (図15)fよる受容体からの
目す−GM−C3Fの競合的置換を示している。
E、K旦:土槻胞増殖ヱ、、よ不
急性骨髄白血病の患者の骨髄から確立された細胞株であるKG−1の増殖の刺激
にC,M−C3Fのアッセイは基づい一ζいる。細胞はマイクロタイタープレー
トウェル中GM−C3Fの希釈液で6日間インキュベートされ、続いてテトラシ
リうム塩MTT (3−(4,5−ジメチルチアゾール−2イル)−2,5〜ジ
フエニルテトラゾリウムプロミド)と更に4時間インキュベートした0MTTは
ミトコンドリアデヒドロゲナーゼ酵素により着色反応生成物、ホルマザンに変換
される (Mosmann+T、+ J、Immunologjcal Met
hods 6 5 : 5 5−6 3 (1983) )aホルマザンは酸性
にしたイソプロパツールで抽出され、分光学的に測定された。
観察される光学密度(λ=570n*)は直接的にIogz細胞濃度に比例して
いる。
結果はΔ0.D、で表現されており、ここでΔO,D、は試料の光学密度からG
M−C3Fを欠くベースライン対照物の光学密度を引いたものである。
下記の表はK(、−flat胞増殖のGM−(1:SF刺激に対するヒツジ抗イ
デイオタイプ抗体(I lo−127断片の抗体に対する抗体)の影響を示して
いる0表中の値は試料の光学密度からGM−C3Fを欠くベースライン対照物の
光学密度を引いたものである(ΔO,D、)、マイクロタイタープレートは10
ng/dGM−C3F、10’KG−1細胞およびヒツジ抗イデイオタイプ抗体
血清または免疫前血清を含んでいた(全量100pZ)、血清を含んでいない対
照ウェルは実験Iおよび■に対して各々0.08’lよび0.019のΔO,D
、値を持っていた。
−表一一−y−
KG−1細胞増殖のGM−C3F?J激に対するヒツジ抗イデイオタイプ抗体(
1418)の影響−j1〜t−1御 −二1j1. II 、、、、−血清希釈
免疫@ 1.41旦 免疫前 土41.−jlll : +0 0.106
0.059 0.048 0.0021 : 20 fl、]、oo O,04
80,053〜0.0161 :4o O,0310,0120゜049 −0
.0031 : 80 0.030 −0.005 0.056 −0.006
]、 : +60 0.043 −0.029 0.030 0.0021 :
320 Q、029 0.001 0.032 0.036F、蛋口買決定
蛋白質濃度は特に指示しない限り、ウシ血清アルブミンを標品として用い、Lo
wryの方法(Lowryet、al、、 J、Biol、Chew、193:
265 (1951) )により決定された。
当業者にはすぐに明らかになるであろうごとく、本発明の精神および範囲から離
れることなく本発明の多くの改変および変形ができるであろう1本明細書に記載
した特定の実施B様は例示のみのつもりで与えられたものであり、本発明は付随
する請求の範囲の項によってのみ制限されるものである。
F穆・I
LOG (キ良歴、 ピコモル/つ:)し〕Fig、 2
LOG(−を原、 ピコモル/へル)
LOG (1/倣清仝鞭〕
ントカCろ12隆 (μm)
A
添1ICJ會漬 (μm)
溢加血漬(μm)
手続補正書
平成 4年 、月、4F3 R留
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.約5から約23のアミノ酸残基を含み、下記のアミノ酸配列のすべてまたは 一部を持つポリペプチド。 【配列があります】 (式中、 X(Ser)はSer,Ala,Thr,GlyおよびAsnから成る群を表わ し;X(Phe)はPheおよびTyrから成る群を表わし;X(Lys)はL ys,ArgおよびAsnから成る群を表わし;X(GIu)はGlu,Cln およびAspから成る群を表わし;X(Asn)はAsn,Asp,Serおよ びLysから成る群を表わし;X(Leu)はLeuおよびValから成る群を 表わし;X(Asp)はAsp,AsnおよびGIuから成る群を表わし;X( Val)はVal,IIe,AIaおよびLeuから成る群を表わし;X(II e)はIIe,ValおよびLeuから成る群を表わし;X(Pro)はAIa およびProから成る群を表わし;およびX(GIn)はGIn,GIuおよび Hi3から成る群を表わす)2.【配列があります】 から成る群から選択されるアミノ酸配列を持つ請求項1に記載のポリペプチド。 3.GM−CSFおよび請求項1に記載のポリペプチドに特異的に結合し、GM −CSFのその細胞受容体への結合を阻害する抗体。 4.モノクローナル抗体である請求項3に記載の抗体。 5.請求項4に記載のモノクローナル抗体を産生するハイプリドーマ。 6.GM−CSFのその細胞受容体への結合を阻害する請求項3に記載の抗体に 対する抗−イディオタイプ抗体。 7.モノクローナル抗体である請求項6に記載の抗体。 8.請求項7に記載のモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ。 9.GM−CSFと請求項3に記載の抗体を接触させ、それにより抗体をGM− CSFに結合させ、およびそれによりGM−CSFのその細胞受容体への結合を 阻害することを含む、GM−CSFのその細胞受容体への結合を阻害する方法。 10.GM−CSFの受容体を持つ細胞と請求項6に記載の抗イディオタイプ抗 体と接触させ、それによりGM−CSFのその細胞受容体への結合と抗体が桔抗 しており、それによりGM−CSFのその細胞受容体への結合が阻害されること を含むGM−CSFのその細胞受容体への結合を阻害する方法。 11.請求項3記載の抗体および生理学的に受容可能な担体を含む医薬組成物。 12.請求項6に記載の抗イディオタイプ抗体および生理学的に受容可能な担体 を含む医薬組成物。 13.哺乳類においてGM−CSFの効果に拮抗するための医薬組成物の製造に おける請求項3に記載の抗体の使用。 14.哺乳類においてGM−CSFの効果に桔抗するための医薬組成物の製造に おける請求項6に記載の抗イディオタイプ抗体の使用。
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