JP2003525575A - 分泌蛋白およびそれらをコードするポリヌクレオチド - Google Patents

分泌蛋白およびそれらをコードするポリヌクレオチド

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JP2003525575A JP2000547101A JP2000547101A JP2003525575A JP 2003525575 A JP2003525575 A JP 2003525575A JP 2000547101 A JP2000547101 A JP 2000547101A JP 2000547101 A JP2000547101 A JP 2000547101A JP 2003525575 A JP2003525575 A JP 2003525575A
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ケネス・ジェイコブズ
ジョン・エム・マッコイ
エドワード・アール・ラバリー
リサ・エイ・コリンズ−レイシー
チェリル・エバンズ
デイビッド・マーバーグ
モーリス・トレーシー
マイケル・ジェイ・アゴスティノ
ロバート・ジェイ・スタイニンガー・ザ・セカンド
マイケル・アール・ボーマン
エリザベス・ディブラシオ−スミス
アンジェラ・ウィドム
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/46Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates
    • C07K14/47Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals

Abstract

(57)【要約】 新規ポリヌクレオチドおよびそれらによりコードされる蛋白を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は新規なポリヌクレオチドおよびかかるポリヌクレオチドによりコード
される蛋白、ならびにこれらのポリヌクレオチドおよび蛋白に関する治療的、診
断的および研究的有用性を提供する。
【0002】発明の背景 蛋白性因子(例えば、リンホカイン、インターフェロン、CSFsおよびイン
ターロイキンのごときサイトカインを含む)の発見を目的とした方法はこの10
年間に急速に成熟した。現在では常套的なハイブリダイゼーションクローニング
および発現クローニング法は、発見された蛋白に直接関連した情報(すなわち、
ハイブリダイゼーションクローニングの場合には蛋白の部分DNA/アミノ酸配
列;発現クローニングの場合には蛋白の活性)に依存するという意味において、
新規ポリペプチドを「直接的に」クローン化する。シグナル配列クローニング(
現在よく認識されている分泌リーダー配列モチーフの存在に基づいてDNA配列
を単離する)、ならびに種々のPCRによるあるいは低い厳密性によるハイブリ
ダイゼーションクローニング法のごとき、より最近の「間接的」クローニング法
は、リーダー配列のクローニングの場合には分泌されるという性質により、ある
いはPCRによる方法の場合には細胞または組織源により、生物学的活性を有す
ることが知られている蛋白に関する多数のDNA/アミノ酸配列を使用可能にす
ることによって現状を進歩させてきた。本発明はこれらの蛋白およびそれらをコ
ードするポリヌクレオチドに指向されるものである。
【0003】発明の概要 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:1のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:1のヌクレオチド61からヌクレオチド366までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbn365 5
3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbn365 5
3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbn365 5
3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbn365 5
3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:2のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:2の8
個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:1の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:1のヌクレオチド61か
らヌクレオチド366までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98752と
して寄託されたクローンbn365 53の全長蛋白コーディング配列のヌクレ
オチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbn
365 53の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98752として
寄託されたクローンbn365 53のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:2の、好まし
くは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を
含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:2
のアミノ酸46からアミノ酸55までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:1のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:1(配列番号:1の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンbn365 53
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:1(配列番号:1の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンbn365 53
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:1のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:1の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:1の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:1の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:1のcDNA配列のヌクレオチド61からヌクレ
オチド366までに対応するものであり、配列番号:1のヌクレオチド61から
ヌクレオチド366までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:1のヌクレオチド61からヌクレオチド366までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:2のアミノ酸配列; (b)配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列番
号:2の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbn365 5
3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:2のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(
該フラグメントは配列番号:2の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最
も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有す
る配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメントは配
列番号:2のアミノ酸46からアミノ酸55までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。
【0004】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:3のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:3のヌクレオチド206からヌクレオチド1915までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:3のヌクレオチド1358からヌクレオチド1915までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:4のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (i)生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:4の8
個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:3の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:3のヌクレオチド206
からヌクレオチド1915までのヌクレオチド配列;配列番号:3のヌクレオチ
ド1358からヌクレオチド1915までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98752として寄託されたクローンbo342 2の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託された
クローンbo342 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC987
52として寄託されたクローンbo342 2のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:4の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:4のアミノ酸280からアミノ酸289までのアミノ酸配列を含む)を提
供する。 他の具体例は配列番号:3のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:3(配列番号:3の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:3(配列番号:3の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:3のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:3の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:3の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:3の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:3のcDNA配列のヌクレオチド206からヌク
レオチド1915までに対応するものであり、配列番号:3のヌクレオチド20
6からヌクレオチド1915までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:3のヌクレオチド206からヌクレオチド1915までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好
ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配
列番号:3のcDNA配列のヌクレオチド1358からヌクレオチド1915ま
でに対応するものであり、配列番号:3のヌクレオチド1358からヌクレオチ
ド1915までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号
:3のヌクレオチド1358からヌクレオチド1915までの該配列の3’末端
に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:4のアミノ酸配列; (b)配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列番
号:4の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:4のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(
該フラグメントは配列番号:4の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最
も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有す
る配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメントは配
列番号:4のアミノ酸280からアミノ酸289までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。
【0005】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:5のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:5のヌクレオチド749からヌクレオチド2689までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:6のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)生物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:6の8
個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:5の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:5のヌクレオチド749
からヌクレオチド2689までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9875
2として寄託されたクローンdn721 8の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託されたクローンd
n721 8の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98752として
寄託されたクローンdn721 8のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白を
コードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:6の、好ましく
は8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含
む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:6の
アミノ酸318からアミノ酸327までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:5のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:5(配列番号:5の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:5(配列番号:5の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:5のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:5の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:5の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:5の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:5のcDNA配列のヌクレオチド749からヌク
レオチド2689までに対応するものであり、配列番号:5のヌクレオチド74
9からヌクレオチド2689までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:5のヌクレオチド749からヌクレオチド2689までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:6のアミノ酸配列; (b)配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列番
号:6の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:6のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(
該フラグメントは配列番号:6の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最
も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有す
る配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメントは配
列番号:6のアミノ酸318からアミノ酸327までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。
【0006】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:7のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:7のヌクレオチド20からヌクレオチド484までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:7のヌクレオチド18からヌクレオチド892までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:8のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (i)生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:8の8
個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:7の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:7のヌクレオチド20か
らヌクレオチド484までのヌクレオチド配列;配列番号:7のヌクレオチド1
8からヌクレオチド892までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9875
2として寄託されたクローンdn834 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託されたクローンd
n834 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98752として
寄託されたクローンdn834 1のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白を
コードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:8の、好ましく
は8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含
む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:8の
アミノ酸72からアミノ酸81までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:7のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:7(配列番号:7の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:7(配列番号:7の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:7のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:7の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:7の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:7の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:7のcDNA配列のヌクレオチド20からヌクレ
オチド484までに対応するものであり、配列番号:7のヌクレオチド20から
ヌクレオチド484までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:7のヌクレオチド20からヌクレオチド484までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好ましくは、上
記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:7の
cDNA配列のヌクレオチド18からヌクレオチド892までに対応するもので
あり、配列番号:7のヌクレオチド18からヌクレオチド892までの該配列の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:7のヌクレオチド18か
らヌクレオチド892までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:8のアミノ酸配列; (b)配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列番
号:8の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:8のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(
該フラグメントは配列番号:8の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最
も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有す
る配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメントは配
列番号:8のアミノ酸72からアミノ酸81までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。
【0007】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:9のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:9のヌクレオチド803からヌクレオチド1420までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:9のヌクレオチド1022からヌクレオチド1420までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:10のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:10
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:9の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:9のヌクレオチド803
からヌクレオチド1420までのヌクレオチド配列;配列番号:9のヌクレオチ
ド1022からヌクレオチド1420までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98752として寄託されたクローンpd278 5の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託された
クローンpd278 5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC987
52として寄託されたクローンpd278 5のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
0の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続し
たアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸
配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:10のアミノ酸98からアミノ酸107までのアミノ酸配列を含む
)を提供する。 他の具体例は配列番号:9のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:9(配列番号:9の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:9(配列番号:9の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:9のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:9の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:9の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:9の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:9のcDNA配列のヌクレオチド803からヌク
レオチド1420までに対応するものであり、配列番号:9のヌクレオチド80
3からヌクレオチド1420までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:9のヌクレオチド803からヌクレオチド1420までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好
ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配
列番号:9のcDNA配列のヌクレオチド1022からヌクレオチド1420ま
でに対応するものであり、配列番号:9のヌクレオチド1022からヌクレオチ
ド1420までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号
:9のヌクレオチド1022からヌクレオチド1420までの該配列の3’末端
に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:10のアミノ酸配列; (b)配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:10の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白(該フラグメントは配列番号:10の、好ましくは8個、より好
ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは
生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
(該フラグメントは配列番号:10のアミノ酸98からアミノ酸107までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0008】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:11のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:11のヌクレオチド918からヌクレオチド1295までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (g)配列番号:12のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:12
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:11の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:11のヌクレオチド91
8からヌクレオチド1295までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC987
52として寄託されたクローンpe80 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託されたクローンp
e80 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好まし
い具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98752として寄
託されたクローンpe80 1のcDNAインサートによりコードされる全長ま
たは成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物
学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコ
ードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:12の、好ましく
は8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含
む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
2のアミノ酸58からアミノ酸67までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:11のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:11(配列番号:11の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:11(配列番号:11の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:11のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:11の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:11の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:11の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:11のcDNA配列のヌクレオチド91
8からヌクレオチド1295までに対応するものであり、配列番号:11のヌク
レオチド918からヌクレオチド1295までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:11のヌクレオチド918からヌクレオチド1
295までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:12のアミノ酸配列; (b)配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:12の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:12のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:12の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:12のアミノ酸58からアミノ酸67までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0009】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:13のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:13のヌクレオチド189からヌクレオチド428までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:13のヌクレオチド348からヌクレオチド428までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:14のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:14
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:13の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:13のヌクレオチド18
9からヌクレオチド428までのヌクレオチド配列;配列番号:13のヌクレオ
チド348からヌクレオチド428までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98752として寄託されたクローンpm113 1の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託されたク
ローンpm113 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9875
2として寄託されたクローンpm113 1のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:14
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:14のアミノ酸35からアミノ酸44までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。 他の具体例は配列番号:13のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:13(配列番号:13の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:13(配列番号:13の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:13のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:13の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:13の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:13の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:13のcDNA配列のヌクレオチド18
9からヌクレオチド428までに対応するものであり、配列番号:13のヌクレ
オチド189からヌクレオチド428までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:13のヌクレオチド189からヌクレオチド428
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:13のcDNA配列のヌクレオチド348からヌクレオチド4
28までに対応するものであり、配列番号:13のヌクレオチド348からヌク
レオチド428までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:13のヌクレオチド348からヌクレオチド428までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:14のアミノ酸配列; (b)配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:14の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:14のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:14の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:14のアミノ酸35からアミノ酸44までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0010】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:15のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:15のヌクレオチド108からヌクレオチド1496までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:16のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:16
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:15の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:15のヌクレオチド10
8からヌクレオチド1496までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC987
52として寄託されたクローンpm749 8の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託されたクローン
pm749 8の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98752とし
て寄託されたクローンpm749 8のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:16の、好
ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ
酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:16のアミノ酸226からアミノ酸235までのアミノ酸配列を含む)を提
供する。 他の具体例は配列番号:15のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:15(配列番号:15の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:15(配列番号:15の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:15のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:15の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:15の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:15の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:15のcDNA配列のヌクレオチド10
8からヌクレオチド1496までに対応するものであり、配列番号:15のヌク
レオチド108からヌクレオチド1496までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:15のヌクレオチド108からヌクレオチド1
496までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:16のアミノ酸配列; (b)配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:16の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:16のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:16の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:16のアミノ酸226からアミノ酸235までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0011】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:17のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:17のヌクレオチド44からヌクレオチド2023までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:17のヌクレオチド137からヌクレオチド2023までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)配列番号:18のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:18
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド:および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:17の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:17のヌクレオチド44
からヌクレオチド2023までのヌクレオチド配列;配列番号:17のヌクレオ
チド137からヌクレオチド2023までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98752として寄託されたクローンpt31 4の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託されたク
ローンpt31 4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98752
として寄託されたクローンpt31 4のcDNAインサートによりコードされ
る全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:18の、
好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミ
ノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:18のアミノ酸325からアミノ酸334までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。 他の具体例は配列番号:17のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:17(配列番号:17の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:17(配列番号:17の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:17のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:17の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:17の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:17の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:17のcDNA配列のヌクレオチド44
からヌクレオチド2023までに対応するものであり、配列番号:17のヌクレ
オチド44からヌクレオチド2023までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:17のヌクレオチド44からヌクレオチド2023
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:17のcDNA配列のヌクレオチド137からヌクレオチド2
023までに対応するものであり、配列番号:17のヌクレオチド137からヌ
クレオチド2023までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:17のヌクレオチド137からヌクレオチド2023までの該配列の
3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:18のアミノ酸配列; (b)配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:18の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:18のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:18の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:18のアミノ酸325からアミノ酸334までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0012】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:19のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:19のヌクレオチド24からヌクレオチド299までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:20のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:20
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:19の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:19のヌクレオチド24
からヌクレオチド299までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98752
として寄託されたクローンpv296 5の全長蛋白コーディング配列のヌクレ
オチド配列;または受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpv
296 5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好まし
い具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98752として寄
託されたクローンpv296 5のcDNAインサートによりコードされる全長
または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生
物学的活性を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白を
コードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:20の、好まし
くは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を
含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
20のアミノ酸41からアミノ酸50までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:19のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:19(配列番号:19の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:19(配列番号:19の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:19のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:19の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:19の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:19の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:19のcDNA配列のヌクレオチド24
からヌクレオチド299までに対応するものであり、配列番号:19のヌクレオ
チド24からヌクレオチド299までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:19のヌクレオチド24からヌクレオチド299までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:20のアミノ酸配列; (b)配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:20の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:20のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:20の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:20のアミノ酸41からアミノ酸50までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0013】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:21のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:21のヌクレオチド8からヌクレオチド2008までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンer311 2
0の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンer311 2
0のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンer311 2
0の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンer311 2
0のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:22のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:22
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:21の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:21のヌクレオチド8か
らヌクレオチド2008までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98781
として寄託されたクローンer311 20の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98781として寄託されたクローンe
r311 20の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98781とし
て寄託されたクローンer311 20のcDNAインサートによりコードされ
る全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:22の、
好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミ
ノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:22のアミノ酸328からアミノ酸337までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。 他の具体例は配列番号:21のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:21(配列番号:21の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98781として寄託されたクローンer311 20
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:21(配列番号:21の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98781として寄託されたクローンer311 20
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:21のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:21の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:21の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:21の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:21のcDNA配列のヌクレオチド8か
らヌクレオチド2008までに対応するものであり、配列番号:21のヌクレオ
チド8からヌクレオチド2008までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:21のヌクレオチド8からヌクレオチド2008までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:22のアミノ酸配列; (b)配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:22の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンer311 2
0のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:22のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:22の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:22のアミノ酸328からアミノ酸337までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0014】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:23のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:23のヌクレオチド484からヌクレオチド2043までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:23のヌクレオチド919からヌクレオチド2043までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:24のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:24
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:23の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:23のヌクレオチド48
4からヌクレオチド2043までのヌクレオチド配列;配列番号:23のヌクレ
オチド919からヌクレオチド2043までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC98781として寄託されたクローンfh149 12の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98781として寄託さ
れたクローンfh149 12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
98781として寄託されたクローンfh149 12のcDNAインサートに
よりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例に
おいて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:24の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個
の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:24の
アミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラ
グメントは配列番号:24のアミノ酸255からアミノ酸264までのアミノ酸
配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:23のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:23(配列番号:23の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98781として寄託されたクローンfh149 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:23(配列番号:23の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98781として寄託されたクローンfh149 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:23のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:23の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:23の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:23の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:23のcDNA配列のヌクレオチド48
4からヌクレオチド2043までに対応するものであり、配列番号:23のヌク
レオチド484からヌクレオチド2043までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:23のヌクレオチド484からヌクレオチド2
043までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:23のcDNA配列のヌクレオチド919からヌクレオ
チド2043までに対応するものであり、配列番号:23のヌクレオチド919
からヌクレオチド2043までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列
から、配列番号:23のヌクレオチド919からヌクレオチド2043までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:24のアミノ酸配列; (b)配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:24の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:24のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:24の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:24のアミノ酸255からアミノ酸264までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0015】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:25のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:25のヌクレオチド47からヌクレオチド1099までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:25のヌクレオチド143からヌクレオチド1099までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:26のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:26
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:25の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:25のヌクレオチド47
からヌクレオチド1099までのヌクレオチド配列;配列番号:25のヌクレオ
チド143からヌクレオチド1099までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98781として寄託されたクローンpc201 6の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98781として寄託された
クローンpc201 6の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC987
81として寄託されたクローンpc201 6のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:2
6の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続し
たアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ酸
配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:26のアミノ酸170からアミノ酸179までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。 他の具体例は配列番号:25のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:25(配列番号:25の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:25(配列番号:25の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:25のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:25の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:25の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:25の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:25のcDNA配列のヌクレオチド47
からヌクレオチド1099までに対応するものであり、配列番号:25のヌクレ
オチド47からヌクレオチド1099までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:25のヌクレオチド47からヌクレオチド1099
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:25のcDNA配列のヌクレオチド143からヌクレオチド1
099までに対応するものであり、配列番号:25のヌクレオチド143からヌ
クレオチド1099までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:25のヌクレオチド143からヌクレオチド1099までの該配列の
3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:26のアミノ酸配列; (b)配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:26の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:26のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:26の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:26のアミノ酸170からアミノ酸179までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0016】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:27のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:27のヌクレオチド5からヌクレオチド259までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (e)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (g)配列番号:28のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:28
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:27の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:27のヌクレオチド5か
らヌクレオチド259までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98781と
して寄託されたクローンpl87 1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチ
ド配列;または受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ましい具体
例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98781として寄託され
たクローンpl87 1のcDNAインサートによりコードされる全長または成
熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物学的活
性を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードし
ているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:28の、好ましくは8個
、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、
あるいは生物学的活性を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:28のア
ミノ酸37からアミノ酸46までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:27のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:27(配列番号:27の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:27(配列番号:27の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:27のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:27の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:27の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:27の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:27のcDNA配列のヌクレオチド5か
らヌクレオチド259までに対応するものであり、配列番号:27のヌクレオチ
ド5からヌクレオチド259までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:27のヌクレオチド5からヌクレオチド259までの該配列
の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:28のアミノ酸配列; (b)配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:28の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:28のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:28の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:28のアミノ酸37からアミノ酸46までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0017】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:29のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:29のヌクレオチド62からヌクレオチド2284までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:30のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:30
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:29の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:29のヌクレオチド62
からヌクレオチド2284までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9878
1として寄託されたクローンpm514 4の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98781として寄託されたクローンp
m514 4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98781として
寄託されたクローンpm514 4のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:30の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:30のアミノ酸365からアミノ酸374までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:29のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:29(配列番号:29の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:29(配列番号:29の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:29のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:29の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:29の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:29の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:29のcDNA配列のヌクレオチド62
からヌクレオチド2284までに対応するものであり、配列番号:29のヌクレ
オチド62からヌクレオチド2284までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:29のヌクレオチド62からヌクレオチド2284
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:30のアミノ酸配列; (b)配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:30の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:30のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:30の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:30のアミノ酸365からアミノ酸374までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0018】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:31のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:31のヌクレオチド36からヌクレオチド1997までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:31のヌクレオチド135からヌクレオチド1997までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:32のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:32
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:31の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:31のヌクレオチド36
からヌクレオチド1997までのヌクレオチド配列;配列番号:31のヌクレオ
チド135からヌクレオチド1997までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98808として寄託されたクローンco155 12の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託され
たクローンco155 12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を
含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9
8808として寄託されたクローンco155 12のcDNAインサートによ
りコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例にお
いて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:32の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の
連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:32のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:32のアミノ酸322からアミノ酸331までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:31のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:31(配列番号:31の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンco155 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:31(配列番号:31の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンco155 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:31のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:31の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:31の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:31の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:31のcDNA配列のヌクレオチド36
からヌクレオチド1997までに対応するものであり、配列番号:31のヌクレ
オチド36からヌクレオチド1997までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:31のヌクレオチド36からヌクレオチド1997
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:31のcDNA配列のヌクレオチド135からヌクレオチド1
997までに対応するものであり、配列番号:31のヌクレオチド135からヌ
クレオチド1997までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:31のヌクレオチド135からヌクレオチド1997までの該配列の
3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:32のアミノ酸配列; (b)配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:32の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:32のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:32の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:32のアミノ酸322からアミノ酸331までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0019】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:33のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:33のヌクレオチド21からヌクレオチド1343までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:33のヌクレオチド84からヌクレオチド1343までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:34のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:34
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:33の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:33のヌクレオチド21
からヌクレオチド1343までのヌクレオチド配列;配列番号:33のヌクレオ
チド84からヌクレオチド1343までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98808として寄託されたクローンfn189 13の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託された
クローンfn189 13の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98
808として寄託されたクローンfn189 13のcDNAインサートにより
コードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:34の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:34のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:34のアミノ酸215からアミノ酸224までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:33のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:33(配列番号:33の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンfn189 13
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:33(配列番号:33の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンfn189 13
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:33のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:33の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:33の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:33の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:33のcDNA配列のヌクレオチド21
からヌクレオチド1343までに対応するものであり、配列番号:33のヌクレ
オチド21からヌクレオチド1343までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:33のヌクレオチド21からヌクレオチド1343
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:33のcDNA配列のヌクレオチド84からヌクレオチド13
43までに対応するものであり、配列番号:33のヌクレオチド84からヌクレ
オチド1343までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:33のヌクレオチド84からヌクレオチド1343までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:34のアミノ酸配列; (b)配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:34の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:34のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:34の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:34のアミノ酸215からアミノ酸224までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0020】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:35のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:35のヌクレオチド66からヌクレオチド557までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:35のヌクレオチド235からヌクレオチド899までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)配列番号:36のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:36
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:35の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:35のヌクレオチド66
からヌクレオチド557までのヌクレオチド配列;配列番号:35のヌクレオチ
ド235からヌクレオチド899までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9
8808として寄託されたクローンlv2 47の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託されたクロー
ンlv2 47の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98808とし
て寄託されたクローンlv2 47のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらに他の好ましい具体例において、本発明は
、配列番号:36のアミノ酸58からアミノ酸164までのアミノ酸配列を含む
蛋白をコードするポリヌクレオチドを提供する。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:36の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:36のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:36のアミノ酸77からアミノ酸86までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。 他の具体例は配列番号:35のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:35(配列番号:35の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:35(配列番号:35の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:35のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:35の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:35の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:35の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:35のcDNA配列のヌクレオチド66
からヌクレオチド557までに対応するものであり、配列番号:35のヌクレオ
チド66からヌクレオチド557までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:35のヌクレオチド66からヌクレオチド557までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:35のcDNA配列のヌクレオチド235からヌクレオチド899ま
でに対応するものであり、配列番号:35のヌクレオチド235からヌクレオチ
ド899までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:
35のヌクレオチド235からヌクレオチド899までの該配列の3’末端に対
応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:36のアミノ酸配列; (b)配列番号:36のアミノ酸58からアミノ酸164までのアミノ酸配列
; (c)配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:36の8個の連続したアミノ酸を含む);および (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:36のアミノ酸配列または配列番号:36のアミノ酸58からアミノ酸1
64までのアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
(該フラグメントは配列番号:36の、好ましくは8個、より好ましくは20個
、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を
有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメン
トは配列番号:36のアミノ酸77からアミノ酸86までのアミノ酸配列を含む
)を提供する。
【0021】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:37のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:37のヌクレオチド104からヌクレオチド499までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:37のヌクレオチド215からヌクレオチド499までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:38のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:38
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:37の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:37のヌクレオチド10
4からヌクレオチド499までのヌクレオチド配列;配列番号:37のヌクレオ
チド215からヌクレオチド499までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98808として寄託されたクローンml243 1の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託されたク
ローンml243 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9880
8として寄託されたクローンml243 1のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:38
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:38のアミノ酸61からアミノ酸70までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。 他の具体例は配列番号:37のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:37(配列番号:37の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンml243 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:37(配列番号:37の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンml243 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:37のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:37の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:37の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:37の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:37のcDNA配列のヌクレオチド10
4からヌクレオチド499までに対応するものであり、配列番号:37のヌクレ
オチド104からヌクレオチド499までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:37のヌクレオチド104からヌクレオチド499
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:37のcDNA配列のヌクレオチド215からヌクレオチド4
99までに対応するものであり、配列番号:37のヌクレオチド215からヌク
レオチド499までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:37のヌクレオチド215からヌクレオチド499までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:38のアミノ酸配列; (b)配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:38の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:38のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:38の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:38のアミノ酸61からアミノ酸70までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0022】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:39のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:39のヌクレオチド2172からヌクレオチド2861まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (g)配列番号:40のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:40
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:39の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:39のヌクレオチド21
72からヌクレオチド2861までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98
808として寄託されたクローンpm96 9の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託されたクローン
pm96 9の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98808として
寄託されたクローンpm96 9のcDNAインサートによりコードされる全長
または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生
物学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白を
コードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:40の、好まし
くは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を
含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
40のアミノ酸110からアミノ酸119までのアミノ酸配列を含む)を提供す
る。 他の具体例は配列番号:39のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:39(配列番号:39の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:39(配列番号:39の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:39のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:39の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:39の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:39の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:39のcDNA配列のヌクレオチド21
72からヌクレオチド2861までに対応するものであり、配列番号:39のヌ
クレオチド2172からヌクレオチド2861までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:39のヌクレオチド2172からヌクレオ
チド2861までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:40のアミノ酸配列; (b)配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:40の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:40のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:40の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:40のアミノ酸110からアミノ酸119までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0023】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:41のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:41のヌクレオチド43からヌクレオチド762までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:41のヌクレオチド427からヌクレオチド762までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:42のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:42
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:41の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:41のヌクレオチド43
からヌクレオチド762までのヌクレオチド配列;配列番号:41のヌクレオチ
ド427からヌクレオチド762までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9
8808として寄託されたクローンpu261 1の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託されたクロ
ーンpu261 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98808
として寄託されたクローンpu261 1のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:42の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:42のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:42のアミノ酸115からアミノ酸124までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:41のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:41(配列番号:41の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:41(配列番号:41の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:41のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:41の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:41の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:41の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:41のcDNA配列のヌクレオチド43
からヌクレオチド762までに対応するものであり、配列番号:41のヌクレオ
チド43からヌクレオチド762までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:41のヌクレオチド43からヌクレオチド762までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:41のcDNA配列のヌクレオチド427からヌクレオチド762ま
でに対応するものであり、配列番号:41のヌクレオチド427からヌクレオチ
ド762までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:
41のヌクレオチド427からヌクレオチド762までの該配列の3’末端に対
応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:42のアミノ酸配列; (b)配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:42の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:42のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:42の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:42のアミノ酸115からアミノ酸124までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0024】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:43のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:43のヌクレオチド579からヌクレオチド824までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpw214 1
5の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpw214 1
5のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpw214 1
5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpw214 1
5のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:44のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:44
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:43の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:43のヌクレオチド57
9からヌクレオチド824までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9880
8として寄託されたクローンpw214 15の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託されたクローン
pw214 15の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98808と
して寄託されたクローンpw214 15のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:44の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:44のアミノ酸36からアミノ酸45までのアミノ酸配列を含む)を提
供する。 他の具体例は配列番号:43のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:43(配列番号:43の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンpw214 15
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:43(配列番号:43の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンpw214 15
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:43のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:43の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:43の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:43の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:43のcDNA配列のヌクレオチド57
9からヌクレオチド824までに対応するものであり、配列番号:43のヌクレ
オチド579からヌクレオチド824までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:43のヌクレオチド579からヌクレオチド824
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:44のアミノ酸配列; (b)配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:44の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpw214 1
5のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:44のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:44の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:44のアミノ酸36からアミノ酸45までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0025】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:45のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:45のヌクレオチド6からヌクレオチド383までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:46のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:46
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:45の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:45のヌクレオチド6か
らヌクレオチド383までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98808と
して寄託されたクローンqb56 19の全長蛋白コーディング配列のヌクレオ
チド配列;または受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqb5
6 19の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ましい
具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98808として寄託
されたクローンqb56 19のcDNAインサートによりコードされる全長ま
たは成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物
学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコ
ードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:46の、好ましく
は8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含
む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:4
6のアミノ酸58からアミノ酸67までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:45のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:45(配列番号:45の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:45(配列番号:45の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:45のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:45の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:45の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:45の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:45のcDNA配列のヌクレオチド6か
らヌクレオチド383までに対応するものであり、配列番号:45のヌクレオチ
ド6からヌクレオチド383までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:45のヌクレオチド6からヌクレオチド383までの該配列
の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:46のアミノ酸配列; (b)配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:46の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:46のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:46の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:46のアミノ酸58からアミノ酸67までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0026】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:47のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:47のヌクレオチド170からヌクレオチド1273までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:47のヌクレオチド242からヌクレオチド1273までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:48のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:48
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:47の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:47のヌクレオチド17
0からヌクレオチド1273までのヌクレオチド配列;配列番号:47のヌクレ
オチド242からヌクレオチド1273までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC98808として寄託されたクローンqc646 1の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託され
たクローンqc646 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98
808として寄託されたクローンqc646 1のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
48の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:48のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:48のアミノ酸179からアミノ酸188までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:47のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:47(配列番号:47の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:47(配列番号:47の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:47のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:47の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:47の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:47の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:47のcDNA配列のヌクレオチド17
0からヌクレオチド1273までに対応するものであり、配列番号:47のヌク
レオチド170からヌクレオチド1273までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:47のヌクレオチド170からヌクレオチド1
273までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:47のcDNA配列のヌクレオチド242からヌクレオ
チド1273までに対応するものであり、配列番号:47のヌクレオチド242
からヌクレオチド1273までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列
から、配列番号:47のヌクレオチド242からヌクレオチド1273までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:48のアミノ酸配列; (b)配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:48の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:48のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:48の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:48のアミノ酸179からアミノ酸188までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0027】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:49のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:49のヌクレオチド183からヌクレオチド1097までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:50のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:50
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:49の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:49のヌクレオチド18
3からヌクレオチド1097までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
08として寄託されたクローンqf116 2の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託されたクローン
qf116 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98808とし
て寄託されたクローンqf116 2のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:50の、好
ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ
酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:50のアミノ酸147からアミノ酸156までのアミノ酸配列を含む)を提
供する。 他の具体例は配列番号:49のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:49(配列番号:49の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:49(配列番号:49の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:49のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:49の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:49の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:49の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:49のcDNA配列のヌクレオチド18
3からヌクレオチド1097までに対応するものであり、配列番号:49のヌク
レオチド183からヌクレオチド1097までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:49のヌクレオチド183からヌクレオチド1
097までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:50のアミノ酸配列; (b)配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:50の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:50のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:50の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:50のアミノ酸147からアミノ酸156までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0028】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:51のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:51のヌクレオチド160からヌクレオチド741までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:51のヌクレオチド595からヌクレオチド741までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:52のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:52
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:51の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:51のヌクレオチド16
0からヌクレオチド741までのヌクレオチド配列;配列番号:51のヌクレオ
チド595からヌクレオチド741までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98808として寄託されたクローンqf662 3の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98808として寄託されたク
ローンqf662 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9880
8として寄託されたクローンqf662 3のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:52
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:52のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:52のアミノ酸92からアミノ酸101までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:51のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:51(配列番号:51の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:51(配列番号:51の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:51のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:51の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:51の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:51の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:51のcDNA配列のヌクレオチド16
0からヌクレオチド741までに対応するものであり、配列番号:51のヌクレ
オチド160からヌクレオチド741までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:51のヌクレオチド160からヌクレオチド741
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:51のcDNA配列のヌクレオチド595からヌクレオチド7
41までに対応するものであり、配列番号:51のヌクレオチド595からヌク
レオチド741までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:51のヌクレオチド595からヌクレオチド741までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:52のアミノ酸配列; (b)配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:52の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:52のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:52の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:52のアミノ酸92からアミノ酸101までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。
【0029】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:53のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:53のヌクレオチド924からヌクレオチド1196までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:53のヌクレオチド1002からヌクレオチド1196まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:54のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:54
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:53の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:53のヌクレオチド92
4からヌクレオチド1196までのヌクレオチド配列;配列番号:53のヌクレ
オチド1002からヌクレオチド1196までのヌクレオチド配列;受託番号A
TCC98817として寄託されたクローンam748 5の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98817として寄託さ
れたクローンam748 5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を
含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9
8817として寄託されたクローンam748 5のcDNAインサートにより
コードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:54の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:54のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:54のアミノ酸40からアミノ酸49までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。 他の具体例は配列番号:53のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:53(配列番号:53の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98817として寄託されたクローンam748 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:53(配列番号:53の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98817として寄託されたクローンam748 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:53のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:53の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:53の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:53の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:53のcDNA配列のヌクレオチド92
4からヌクレオチド1196までに対応するものであり、配列番号:53のヌク
レオチド924からヌクレオチド1196までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:53のヌクレオチド924からヌクレオチド1
196までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:53のcDNA配列のヌクレオチド1002からヌクレ
オチド1196までに対応するものであり、配列番号:53のヌクレオチド10
02からヌクレオチド1196までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド
配列から、配列番号:53のヌクレオチド1002からヌクレオチド1196ま
での該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:54のアミノ酸配列; (b)配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:54の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:54のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:54の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:54のアミノ酸40からアミノ酸49までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0030】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:55のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:55のヌクレオチド51からヌクレオチド1310までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:56のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:56
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:55の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:55のヌクレオチド51
からヌクレオチド1310までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9881
7として寄託されたクローンcj507 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98817として寄託されたクローンc
j507 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98817として
寄託されたクローンcj507 1のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:56の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:56のアミノ酸205からアミノ酸214までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:55のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:55(配列番号:55の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:55(配列番号:55の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:55のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:55の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:55の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:55の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:55のcDNA配列のヌクレオチド51
からヌクレオチド1310までに対応するものであり、配列番号:55のヌクレ
オチド51からヌクレオチド1310までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:55のヌクレオチド51からヌクレオチド1310
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:56のアミノ酸配列; (b)配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:56の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:56のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:56の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:56のアミノ酸205からアミノ酸214までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0031】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:57のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:57のヌクレオチド195からヌクレオチド1328までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:58のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:58
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:57の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:57のヌクレオチド19
5からヌクレオチド1328までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
17として寄託されたクローンcn922 5の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98817として寄託されたクローン
cn922 5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98817とし
て寄託されたクローンcn922 5のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:58の、好
ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ
酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:58のアミノ酸184からアミノ酸193までのアミノ酸配列を含む)を提
供する。 他の具体例は配列番号:57のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:57(配列番号:57の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:57(配列番号:57の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:57のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:57の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:57の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:57の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:57のcDNA配列のヌクレオチド19
5からヌクレオチド1328までに対応するものであり、配列番号:57のヌク
レオチド195からヌクレオチド1328までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:57のヌクレオチド195からヌクレオチド1
328までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:58のアミノ酸配列; (b)配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:58の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:58のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:58の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:58のアミノ酸184からアミノ酸193までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0032】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:59のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:59のヌクレオチド76からヌクレオチド942までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw691 1
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw691 1
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw691 1
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw691 1
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:60のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:60
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:59の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:59のヌクレオチド76
からヌクレオチド942までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98817
として寄託されたクローンcw691 11の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98817として寄託されたクローンc
w691 11の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98817とし
て寄託されたクローンcw691 11のcDNAインサートによりコードされ
る全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:60の、
好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミ
ノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:60のアミノ酸139からアミノ酸148までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。 他の具体例は配列番号:59のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:59(配列番号:59の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98817として寄託されたクローンcw691 11
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:59(配列番号:59の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98817として寄託されたクローンcw691 11
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:59のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:59の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:59の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:59の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:59のcDNA配列のヌクレオチド76
からヌクレオチド942までに対応するものであり、配列番号:59のヌクレオ
チド76からヌクレオチド942までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:59のヌクレオチド76からヌクレオチド942までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:60のアミノ酸配列; (b)配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:60の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw691 1
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:60のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:60の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:60のアミノ酸139からアミノ酸148までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0033】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:61のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:61のヌクレオチド11からヌクレオチド1252までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:61のヌクレオチド119からヌクレオチド1252までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:62のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:62
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:61の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:61のヌクレオチド11
からヌクレオチド1252までのヌクレオチド配列;配列番号:61のヌクレオ
チド119からヌクレオチド1252までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98817として寄託されたクローンcw1000 2の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98817として寄託され
たクローンcw1000 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を
含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9
8817として寄託されたクローンcw1000 2のcDNAインサートによ
りコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例にお
いて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:62の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の
連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:62のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:62のアミノ酸202からアミノ酸211までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:61のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:61(配列番号:61の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98817として寄託されたクローンcw1000 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:61(配列番号:61の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98817として寄託されたクローンcw1000 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:61のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:61の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:61の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:61の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:61のcDNA配列のヌクレオチド11
からヌクレオチド1252までに対応するものであり、配列番号:61のヌクレ
オチド11からヌクレオチド1252までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:61のヌクレオチド11からヌクレオチド1252
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:61のcDNA配列のヌクレオチド119からヌクレオチド1
252までに対応するものであり、配列番号:61のヌクレオチド119からヌ
クレオチド1252までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:61のヌクレオチド119からヌクレオチド1252までの該配列の
3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:62のアミノ酸配列; (b)配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:62の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:62のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:62の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:62のアミノ酸202からアミノ酸211までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0034】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:63のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:63のヌクレオチド46からヌクレオチド1296までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:63のヌクレオチド451からヌクレオチド1296までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:64のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:64
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:63の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:63のヌクレオチド46
からヌクレオチド1296までのヌクレオチド配列;配列番号:63のヌクレオ
チド451からヌクレオチド1296までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98817として寄託されたクローンcw1640 1の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98817として寄託され
たクローンcw1640 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を
含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9
8817として寄託されたクローンcw1640 1のcDNAインサートによ
りコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例にお
いて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:64の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の
連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:64のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:64のアミノ酸203からアミノ酸212までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:63のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:63(配列番号:63の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98817として寄託されたクローンcw1640 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:63(配列番号:63の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98817として寄託されたクローンcw1640 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:63のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:63の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:63の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:63の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:63のcDNA配列のヌクレオチド46
からヌクレオチド1296までに対応するものであり、配列番号:63のヌクレ
オチド46からヌクレオチド1296までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:63のヌクレオチド46からヌクレオチド1296
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:63のcDNA配列のヌクレオチド451からヌクレオチド1
296までに対応するものであり、配列番号:63のヌクレオチド451からヌ
クレオチド1296までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:63のヌクレオチド451からヌクレオチド1296までの該配列の
3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:64のアミノ酸配列; (b)配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:64の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:64のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:64の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:64のアミノ酸203からアミノ酸212までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0035】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:65のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:65のヌクレオチド66からヌクレオチド827までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:65のヌクレオチド474からヌクレオチド827までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1の全
長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1のc
DNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオチ
ド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1の成
熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1のc
DNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオチ
ド; (h)配列番号:66のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:66
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:65の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:65のヌクレオチド66
からヌクレオチド827までのヌクレオチド配列;配列番号:65のヌクレオチ
ド474からヌクレオチド827までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9
8817として寄託されたクローンd24 1の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98817として寄託されたクローン
d24 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好まし
い具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98817として寄
託されたクローンd24 1のcDNAインサートによりコードされる全長また
は成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物学
的活性を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコー
ドしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:66の、好ましくは
8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む
)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:66
のアミノ酸122からアミノ酸131までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:65のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:65(配列番号:65の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98817として寄託されたクローンd24 1のcD
NAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:65(配列番号:65の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98817として寄託されたクローンd24 1のcD
NAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:65のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:65の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:65の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:65の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:65のcDNA配列のヌクレオチド66
からヌクレオチド827までに対応するものであり、配列番号:65のヌクレオ
チド66からヌクレオチド827までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:65のヌクレオチド66からヌクレオチド827までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:65のcDNA配列のヌクレオチド474からヌクレオチド827ま
でに対応するものであり、配列番号:65のヌクレオチド474からヌクレオチ
ド827までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:
65のヌクレオチド474からヌクレオチド827までの該配列の3’末端に対
応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:66のアミノ酸配列; (b)配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:66の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1のc
DNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:66のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:66の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:66のアミノ酸122からアミノ酸131までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0036】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:67のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:67のヌクレオチド149からヌクレオチド529までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:67のヌクレオチド413からヌクレオチド529までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:68のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:68
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:67の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:67のヌクレオチド14
9からヌクレオチド529までのヌクレオチド配列;配列番号:67のヌクレオ
チド413からヌクレオチド529までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98817として寄託されたクローンdd426 1の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98817として寄託されたク
ローンdd426 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9881
7として寄託されたクローンdd426 1のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:68
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:68のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:68のアミノ酸58からアミノ酸67までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。 他の具体例は配列番号:67のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:67(配列番号:67の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:67(配列番号:67の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:67のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:67の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:67の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:67の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:67のcDNA配列のヌクレオチド14
9からヌクレオチド529までに対応するものであり、配列番号:67のヌクレ
オチド149からヌクレオチド529までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:67のヌクレオチド149からヌクレオチド529
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:67のcDNA配列のヌクレオチド413からヌクレオチド5
29までに対応するものであり、配列番号:67のヌクレオチド413からヌク
レオチド529までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:67のヌクレオチド413からヌクレオチド529までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:68のアミノ酸配列; (b)配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:68の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:68のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:68の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:68のアミノ酸58からアミノ酸67までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0037】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:69のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:69のヌクレオチド31からヌクレオチド543までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:69のヌクレオチド88からヌクレオチド543までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:70のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:70
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:69の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:69のヌクレオチド31
からヌクレオチド543までのヌクレオチド配列;配列番号:69のヌクレオチ
ド88からヌクレオチド543までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98
817として寄託されたクローンdi393 2の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98817として寄託されたクロー
ンdi393 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98817と
して寄託されたクローンdi393 2のcDNAインサートによりコードされ
る全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:70の、
好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミ
ノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:70のアミノ酸80からアミノ酸89までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:69のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:69(配列番号:69の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:69(配列番号:69の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:69のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:69の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:69の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:69の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:69のcDNA配列のヌクレオチド31
からヌクレオチド543までに対応するものであり、配列番号:69のヌクレオ
チド31からヌクレオチド543までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:69のヌクレオチド31からヌクレオチド543までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:69のcDNA配列のヌクレオチド88からヌクレオチド543まで
に対応するものであり、配列番号:69のヌクレオチド88からヌクレオチド5
43までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:69
のヌクレオチド88からヌクレオチド543までの該配列の3’末端に対応する
ヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:70のアミノ酸配列; (b)配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:70の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:70のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:70の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:70のアミノ酸80からアミノ酸89までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0038】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:71のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:71のヌクレオチド157からヌクレオチド1356までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:72のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:72
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:71の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:71のヌクレオチド15
7からヌクレオチド1356までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
18として寄託されたクローンdj167 2の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98818として寄託されたクローン
dj167 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98818とし
て寄託されたクローンdj167 2のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:72の、好
ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ
酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:72のアミノ酸195からアミノ酸204までのアミノ酸配列を含む)を提
供する。 他の具体例は配列番号:71のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:71(配列番号:71の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:71(配列番号:71の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:71のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:71の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:71の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:71の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:71のcDNA配列のヌクレオチド15
7からヌクレオチド1356までに対応するものであり、配列番号:71のヌク
レオチド157からヌクレオチド1356までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:71のヌクレオチド157からヌクレオチド1
356までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:72のアミノ酸配列; (b)配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:72の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:72のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:72の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:72のアミノ酸195からアミノ酸204までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0039】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:73のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:73のヌクレオチド1383からヌクレオチド4490まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:73のヌクレオチド1485からヌクレオチド4490まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)配列番号:73のヌクレオチド3645からヌクレオチド4343まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
19の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
19のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (g)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
19の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (h)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
19のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (i)配列番号:74のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (j)生物学的活性を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:74
の8個の連続したアミノ酸を含む); (k)上記(a)〜(h)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (l)上記(i)または(j)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (m)厳密な条件下で(a)〜(j)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (n)厳密な条件下で(a)〜(j)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:73の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:73のヌクレオチド13
83からヌクレオチド4490までのヌクレオチド配列;配列番号:73のヌク
レオチド1485からヌクレオチド4490までのヌクレオチド配列;配列番号
:73のヌクレオチド3645からヌクレオチド4343までのヌクレオチド配
列;受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167 19
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC20
7090として寄託されたクローンdj167 19の成熟蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチド
は、受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167 19
のcDNAインサートによりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。他
の好ましい具体例において、本発明は、配列番号:74のアミノ酸637からア
ミノ酸1036までのアミノ酸配列を含む蛋白をコードするポリヌクレオチドを
提供する。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物学的活性を有する
配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードしているポリ
ヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:74の、好ましくは8個、より好ま
しくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生
物学的活性を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白を
コードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:74のアミノ酸51
3からアミノ酸522までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:73のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:73(配列番号:73の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207090として寄託されたクローンdj167 1
9のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:73(配列番号:73の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207090として寄託されたクローンdj167 1
9のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:73のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:73の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:73の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:73の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:73のcDNA配列のヌクレオチド13
83からヌクレオチド4490までに対応するものであり、配列番号:73のヌ
クレオチド1383からヌクレオチド4490までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:73のヌクレオチド1383からヌクレオ
チド4490までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:73のcDNA配列のヌクレオチド1485から
ヌクレオチド4490までに対応するものであり、配列番号:73のヌクレオチ
ド1485からヌクレオチド4490までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:73のヌクレオチド1485からヌクレオチド44
90までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもので
ある。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオ
チド配列は配列番号:73のcDNA配列のヌクレオチド3645からヌクレオ
チド4343までに対応するものであり、配列番号:73のヌクレオチド364
5からヌクレオチド4343までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:73のヌクレオチド3645からヌクレオチド4343まで
の該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:74のアミノ酸配列; (b)配列番号:74のアミノ酸637からアミノ酸1036までのアミノ酸
配列; (c)配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:74の8個の連続したアミノ酸を含む);および (d)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
19のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:74のアミノ酸配列または配列番号:74のアミノ酸637からアミノ酸
1036までのアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白(該フラグメントは配列番号:74の、好ましくは8個、より好ましくは2
0個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活
性を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグ
メントは配列番号:74のアミノ酸513からアミノ酸522までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。
【0040】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:75のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:75のヌクレオチド71からヌクレオチド1441までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:75のヌクレオチド152からヌクレオチド1441までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:76のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:76
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:75の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:75のヌクレオチド71
からヌクレオチド1441までのヌクレオチド配列;配列番号:75のヌクレオ
チド152からヌクレオチド1441までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98818として寄託されたクローンdw665 4の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98818として寄託された
クローンdw665 4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC988
18として寄託されたクローンdw665 4のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:7
6の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続し
たアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸
配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:76のアミノ酸223からアミノ酸232までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。 他の具体例は配列番号:75のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:75(配列番号:75の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:75(配列番号:75の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:75のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:75の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:75の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:75の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:75のcDNA配列のヌクレオチド71
からヌクレオチド1441までに対応するものであり、配列番号:75のヌクレ
オチド71からヌクレオチド1441までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:75のヌクレオチド71からヌクレオチド1441
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:75のcDNA配列のヌクレオチド152からヌクレオチド1
441までに対応するものであり、配列番号:75のヌクレオチド152からヌ
クレオチド1441までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:75のヌクレオチド152からヌクレオチド1441までの該配列の
3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:76のアミノ酸配列; (b)配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:76の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:76のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:76の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:76のアミノ酸223からアミノ酸232までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0041】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:77のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:77のヌクレオチド78からヌクレオチド1592までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx146 1
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx146 1
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx146 1
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx146 1
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:78のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:78
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:77の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:77のヌクレオチド78
からヌクレオチド1592までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9881
8として寄託されたクローンdx146 12の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98818として寄託されたクローン
dx146 12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98818と
して寄託されたクローンdx146 12のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:78の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:78のアミノ酸247からアミノ酸256までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:77のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:77(配列番号:77の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98818として寄託されたクローンdx146 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:77(配列番号:77の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98818として寄託されたクローンdx146 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:77のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:77の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:77の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:77の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:77のcDNA配列のヌクレオチド78
からヌクレオチド1592までに対応するものであり、配列番号:77のヌクレ
オチド78からヌクレオチド1592までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:77のヌクレオチド78からヌクレオチド1592
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:78のアミノ酸配列; (b)配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:78の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx146 1
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:78のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:78の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:78のアミノ酸247からアミノ酸256までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0042】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:79のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:79のヌクレオチド19からヌクレオチド948までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:79のヌクレオチド337からヌクレオチド948までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:80のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:80
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:79の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:79のヌクレオチド19
からヌクレオチド948までのヌクレオチド配列;配列番号:79のヌクレオチ
ド337からヌクレオチド948までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9
8818として寄託されたクローンdx219 13の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98818として寄託されたク
ローンdx219 13の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC988
18として寄託されたクローンdx219 13のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
80の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:80のアミノ酸150からアミノ酸159までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:79のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:79(配列番号:79の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98818として寄託されたクローンdx219 13
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:79(配列番号:79の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98818として寄託されたクローンdx219 13
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:79のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:79の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:79の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:79の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:79のcDNA配列のヌクレオチド19
からヌクレオチド948までに対応するものであり、配列番号:79のヌクレオ
チド19からヌクレオチド948までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:79のヌクレオチド19からヌクレオチド948までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:79のcDNA配列のヌクレオチド337からヌクレオチド948ま
でに対応するものであり、配列番号:79のヌクレオチド337からヌクレオチ
ド948までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:
79のヌクレオチド337からヌクレオチド948までの該配列の3’末端に対
応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:80のアミノ酸配列; (b)配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:80の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:80のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:80の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:80のアミノ酸150からアミノ酸159までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0043】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:81のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:81のヌクレオチド5からヌクレオチド286までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:81のヌクレオチド62からヌクレオチド286までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1の全
長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1のc
DNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオチ
ド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1の成
熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1のc
DNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオチ
ド; (h)配列番号:82のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:82
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:81の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:81のヌクレオチド5か
らヌクレオチド286までのヌクレオチド配列;配列番号:81のヌクレオチド
62からヌクレオチド286までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
18として寄託されたクローンfm3 1の全長蛋白コーディング配列のヌクレ
オチド配列;または受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm
3 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ましい具
体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98818として寄託さ
れたクローンfm3 1のcDNAインサートによりコードされる全長または成
熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物学的活
性を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードし
ているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:82の、好ましくは8個
、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、
あるいは生物学的活性を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:82のア
ミノ酸42からアミノ酸51までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:81のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:81(配列番号:81の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1のcD
NAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:81(配列番号:81の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1のcD
NAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:81のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:81の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:81の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:81の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:81のcDNA配列のヌクレオチド5か
らヌクレオチド286までに対応するものであり、配列番号:81のヌクレオチ
ド5からヌクレオチド286までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:81のヌクレオチド5からヌクレオチド286までの該配列
の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好まし
くは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番
号:81のcDNA配列のヌクレオチド62からヌクレオチド286までに対応
するものであり、配列番号:81のヌクレオチド62からヌクレオチド286ま
での該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:81のヌク
レオチド62からヌクレオチド286までの該配列の3’末端に対応するヌクレ
オチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:82のアミノ酸配列; (b)配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:82の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1のc
DNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:82のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:82の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:82のアミノ酸42からアミノ酸51までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0044】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:83のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:83のヌクレオチド141からヌクレオチド572までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:83のヌクレオチド333からヌクレオチド572までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)配列番号:84のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:84
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:83の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:83のヌクレオチド14
1からヌクレオチド572までのヌクレオチド配列;配列番号:83のヌクレオ
チド333からヌクレオチド572までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98818として寄託されたクローンh225 1の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98818として寄託されたクロ
ーンh225 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98818と
して寄託されたクローンh225 1のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:84の、好
ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ
酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:84のアミノ酸67からアミノ酸76までのアミノ酸配列を含む)を提供す
る。 他の具体例は配列番号:83のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:83(配列番号:83の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98818として寄託されたクローンh225 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:83(配列番号:83の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98818として寄託されたクローンh225 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:83のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:83の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:83の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:83の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:83のcDNA配列のヌクレオチド14
1からヌクレオチド572までに対応するものであり、配列番号:83のヌクレ
オチド141からヌクレオチド572までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:83のヌクレオチド141からヌクレオチド572
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:83のcDNA配列のヌクレオチド333からヌクレオチド5
72までに対応するものであり、配列番号:83のヌクレオチド333からヌク
レオチド572までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:83のヌクレオチド333からヌクレオチド572までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:84のアミノ酸配列; (b)配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:84の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:84のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:84の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:84のアミノ酸67からアミノ酸76までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0045】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:85のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:85のヌクレオチド391からヌクレオチド3210までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:85のヌクレオチド505からヌクレオチド3210までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:86のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:86
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:85の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:85のヌクレオチド39
1からヌクレオチド3210までのヌクレオチド配列;配列番号:85のヌクレ
オチド505からヌクレオチド3210までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC98818として寄託されたクローンkj320 1の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98818として寄託され
たクローンkj320 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98
818として寄託されたクローンkj320 1のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
86の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:86のアミノ酸465からアミノ酸474までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:85のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:85(配列番号:85の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:85(配列番号:85の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:85のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:85の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:85の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:85の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:85のcDNA配列のヌクレオチド39
1からヌクレオチド3210までに対応するものであり、配列番号:85のヌク
レオチド391からヌクレオチド3210までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:85のヌクレオチド391からヌクレオチド3
210までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:85のcDNA配列のヌクレオチド505からヌクレオ
チド3210までに対応するものであり、配列番号:85のヌクレオチド505
からヌクレオチド3210までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列
から、配列番号:85のヌクレオチド505からヌクレオチド3210までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:86のアミノ酸配列; (b)配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:86の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:86のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:86の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:86のアミノ酸465からアミノ酸474までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0046】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:87のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:87のヌクレオチド42からヌクレオチド899までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:87のヌクレオチド522からヌクレオチド899までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:88のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:88
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:87の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:87のヌクレオチド42
からヌクレオチド899までのヌクレオチド配列;配列番号:87のヌクレオチ
ド522からヌクレオチド899までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9
8818として寄託されたクローンml236 5の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98818として寄託されたクロ
ーンml236 5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98818
として寄託されたクローンml236 5のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:88の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:88のアミノ酸138からアミノ酸147までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:87のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:87(配列番号:87の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98818として寄託されたクローンml236 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:87(配列番号:87の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98818として寄託されたクローンml236 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:87のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:87の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:87の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:87の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:87のcDNA配列のヌクレオチド42
からヌクレオチド899までに対応するものであり、配列番号:87のヌクレオ
チド42からヌクレオチド899までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:87のヌクレオチド42からヌクレオチド899までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:87のcDNA配列のヌクレオチド522からヌクレオチド899ま
でに対応するものであり、配列番号:87のヌクレオチド522からヌクレオチ
ド899までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:
87のヌクレオチド522からヌクレオチド899までの該配列の3’末端に対
応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:88のアミノ酸配列; (b)配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:88の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:88のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:88の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:88のアミノ酸138からアミノ酸147までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0047】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:89のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:89のヌクレオチド6からヌクレオチド452までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:89のヌクレオチド399からヌクレオチド452までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
0の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
0のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
0の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
0のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:90のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:90
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:89の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:89のヌクレオチド6か
らヌクレオチド452までのヌクレオチド配列;配列番号:89のヌクレオチド
399からヌクレオチド452までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98
818として寄託されたクローンpu282 10の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98818として寄託されたクロ
ーンpu282 10の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9881
8として寄託されたクローンpu282 10のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:9
0の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続し
たアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:90のアミノ酸
配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:90のアミノ酸69からアミノ酸78までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:89のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:89(配列番号:89の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98818として寄託されたクローンpu282 10
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:89(配列番号:89の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98818として寄託されたクローンpu282 10
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:89のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:89の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:89の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:89の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:89のcDNA配列のヌクレオチド6か
らヌクレオチド452までに対応するものであり、配列番号:89のヌクレオチ
ド6からヌクレオチド452までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:89のヌクレオチド6からヌクレオチド452までの該配列
の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好まし
くは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番
号:89のcDNA配列のヌクレオチド399からヌクレオチド452までに対
応するものであり、配列番号:89のヌクレオチド399からヌクレオチド45
2までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:89の
ヌクレオチド399からヌクレオチド452までの該配列の3’末端に対応する
ヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:90のアミノ酸配列; (b)配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:90の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
0のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:90のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:90の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:90のアミノ酸69からアミノ酸78までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0048】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:91のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:91のヌクレオチド4からヌクレオチド1179までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:91のヌクレオチド682からヌクレオチド1179までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)配列番号:92のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:92
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:91の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:91のヌクレオチド4か
らヌクレオチド1179までのヌクレオチド配列;配列番号:91のヌクレオチ
ド682からヌクレオチド1179までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98822として寄託されたクローンat94 2の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託されたクロ
ーンat94 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98822と
して寄託されたクローンat94 2のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:92の、好
ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ
酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:92のアミノ酸191からアミノ酸200までのアミノ酸配列を含む)を提
供する。 他の具体例は配列番号:91のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:91(配列番号:91の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンat94 2のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:91(配列番号:91の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンat94 2のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:91のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:91の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:91の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:91の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:91のcDNA配列のヌクレオチド4か
らヌクレオチド1179までに対応するものであり、配列番号:91のヌクレオ
チド4からヌクレオチド1179までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:91のヌクレオチド4からヌクレオチド1179までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:91のcDNA配列のヌクレオチド682からヌクレオチド1179
までに対応するものであり、配列番号:91のヌクレオチド682からヌクレオ
チド1179までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番
号:91のヌクレオチド682からヌクレオチド1179までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:92のアミノ酸配列; (b)配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:92の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:92のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:92の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:92のアミノ酸191からアミノ酸200までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0049】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:93のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:93のヌクレオチド56からヌクレオチド2077までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbf169 1
3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbf169 1
3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbf169 1
3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbf169 1
3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:94のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:94
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:93の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:93のヌクレオチド56
からヌクレオチド2077までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9882
2として寄託されたクローンbf169 13の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託されたクローン
bf169 13の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98822と
して寄託されたクローンbf169 13のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:94の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:94のアミノ酸332からアミノ酸341までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:93のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:93(配列番号:93の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンbf169 13
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:93(配列番号:93の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンbf169 13
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:93のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:93の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:93の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:93の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:93のcDNA配列のヌクレオチド56
からヌクレオチド2077までに対応するものであり、配列番号:93のヌクレ
オチド56からヌクレオチド2077までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:93のヌクレオチド56からヌクレオチド2077
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:94のアミノ酸配列; (b)配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:94の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbf169 1
3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:94のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:94の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:94のアミノ酸332からアミノ酸341までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0050】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:95のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:95のヌクレオチド124からヌクレオチド735までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbl152 1
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbl152 1
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbl152 1
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbl152 1
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:96のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:96
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:95の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:95のヌクレオチド12
4からヌクレオチド735までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9882
2として寄託されたクローンbl152 12の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託されたクローン
bl152 12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98822と
して寄託されたクローンbl152 12のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:96の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:96のアミノ酸97からアミノ酸106までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。 他の具体例は配列番号:95のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:95(配列番号:95の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンbl152 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:95(配列番号:95の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンbl152 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:95のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:95の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:95の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:95の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:95のcDNA配列のヌクレオチド12
4からヌクレオチド735までに対応するものであり、配列番号:95のヌクレ
オチド124からヌクレオチド735までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:95のヌクレオチド124からヌクレオチド735
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:96のアミノ酸配列; (b)配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:96の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbl152 1
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:96のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:96の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:96のアミノ酸97からアミノ酸106までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。
【0051】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:97のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:97のヌクレオチド526からヌクレオチド816までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:98のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:98
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:97の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:97のヌクレオチド52
6からヌクレオチド816までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9882
2として寄託されたクローンbz578 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託されたクローンb
z578 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98822として
寄託されたクローンbz578 1のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:98の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:98のアミノ酸43からアミノ酸52までのアミノ酸配列を含む)を提供する
。 他の具体例は配列番号:97のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:97(配列番号:97の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:97(配列番号:97の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:97のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:97の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:97の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:97の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:97のcDNA配列のヌクレオチド52
6からヌクレオチド816までに対応するものであり、配列番号:97のヌクレ
オチド526からヌクレオチド816までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:97のヌクレオチド526からヌクレオチド816
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:98のアミノ酸配列; (b)配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:98の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:98のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:98の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:98のアミノ酸43からアミノ酸52までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0052】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:99のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:99のヌクレオチド597からヌクレオチド992までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:99のヌクレオチド765からヌクレオチド992までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:100のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
00の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:99の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:99のヌクレオチド59
7からヌクレオチド992までのヌクレオチド配列;配列番号:99のヌクレオ
チド765からヌクレオチド992までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98822として寄託されたクローンcb123 1の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託されたク
ローンcb123 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9882
2として寄託されたクローンcb123 1のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
00の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:100のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:100のアミノ酸61からアミノ酸70までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:99のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:99(配列番号:99の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:99(配列番号:99の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:99のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:99の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:99の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:99の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:99のcDNA配列のヌクレオチド59
7からヌクレオチド992までに対応するものであり、配列番号:99のヌクレ
オチド597からヌクレオチド992までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:99のヌクレオチド597からヌクレオチド992
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:99のcDNA配列のヌクレオチド765からヌクレオチド9
92までに対応するものであり、配列番号:99のヌクレオチド765からヌク
レオチド992までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:99のヌクレオチド765からヌクレオチド992までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:100のアミノ酸配列; (b)配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:100の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:100のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:100の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:100のアミノ酸61からアミノ酸70までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0053】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:101のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:101のヌクレオチド181からヌクレオチド480までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンch245 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンch245 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンch245 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンch245 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:102のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
02の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:101の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:101のヌクレオチド1
81からヌクレオチド480までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
22として寄託されたクローンch245 1の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託されたクローン
ch245 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98822とし
て寄託されたクローンch245 1のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:102の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:102のアミノ酸45からアミノ酸54までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:101のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:101(配列番号:101の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンch245 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:101(配列番号:101の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンch245 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:101のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:101の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:101の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:101の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:101のcDNA配列のヌクレ
オチド181からヌクレオチド480までに対応するものであり、配列番号:1
01のヌクレオチド181からヌクレオチド480までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:101のヌクレオチド181からヌク
レオチド480までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:102のアミノ酸配列; (b)配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:102の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンch245 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:102のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:102の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:102のアミノ酸45からアミノ酸54までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0054】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:103のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:103のヌクレオチド281からヌクレオチド541までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:104のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
04の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:103の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:103のヌクレオチド2
81からヌクレオチド541までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
22として寄託されたクローンcj378 3の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託されたクローン
cj378 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98822とし
て寄託されたクローンcj378 3のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:104の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:104のアミノ酸38からアミノ酸47までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:103のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:103(配列番号:103の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:103(配列番号:103の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:103のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:103の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:103の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:103の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:103のcDNA配列のヌクレ
オチド281からヌクレオチド541までに対応するものであり、配列番号:1
03のヌクレオチド281からヌクレオチド541までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:103のヌクレオチド281からヌク
レオチド541までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:104のアミノ酸配列; (b)配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:104の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:104のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:104の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:104のアミノ酸38からアミノ酸47までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0055】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:105のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:105のヌクレオチド586からヌクレオチド2202まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:105のヌクレオチド401からヌクレオチド2349まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcw1481
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcw1481
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcw1481
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcw1481
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:106のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
06の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:105の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:105のヌクレオチド5
86からヌクレオチド2202までのヌクレオチド配列;配列番号:105のヌ
クレオチド401からヌクレオチド2349までのヌクレオチド配列;受託番号
ATCC98822として寄託されたクローンcw1481 1の全長蛋白コー
ディング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄
託されたクローンcw1481 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド
配列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号AT
CC98822として寄託されたクローンcw1481 1のcDNAインサー
トによりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体
例において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:106の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましく
は30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号
:106のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチ
ド(該フラグメントは配列番号:106のアミノ酸264からアミノ酸273ま
でのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:105のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:105(配列番号:105の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンcw1481 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:105(配列番号:105の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンcw1481 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:105のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:105の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:105の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:105の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:105のcDNA配列のヌクレ
オチド586からヌクレオチド2202までに対応するものであり、配列番号:
105のヌクレオチド586からヌクレオチド2202までの該配列の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:105のヌクレオチド586から
ヌクレオチド2202までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:105のcDNA配列のヌクレオチド4
01からヌクレオチド2349までに対応するものであり、配列番号:105の
ヌクレオチド401からヌクレオチド2349までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:105のヌクレオチド401からヌクレオ
チド2349までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:106のアミノ酸配列; (b)配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:106の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcw1481
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:106のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:106の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:106のアミノ酸264からアミノ酸273までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0056】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:107のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:107のヌクレオチド29からヌクレオチド2905までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:107のヌクレオチド146からヌクレオチド2905まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:108のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
08の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:107の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:107のヌクレオチド2
9からヌクレオチド2905までのヌクレオチド配列;配列番号:107のヌク
レオチド146からヌクレオチド2905までのヌクレオチド配列;受託番号A
TCC98822として寄託されたクローンdd119 4の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託さ
れたクローンdd119 4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を
含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9
8822として寄託されたクローンdd119 4のcDNAインサートにより
コードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:108の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個
の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:108
のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フ
ラグメントは配列番号:108のアミノ酸474からアミノ酸483までのアミ
ノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:107のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:107(配列番号:107の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:107(配列番号:107の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:107のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:107の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:107の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:107の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:107のcDNA配列のヌクレ
オチド29からヌクレオチド2905までに対応するものであり、配列番号:1
07のヌクレオチド29からヌクレオチド2905までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:107のヌクレオチド29からヌクレ
オチド2905までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチド
のヌクレオチド配列は配列番号:107のcDNA配列のヌクレオチド146か
らヌクレオチド2905までに対応するものであり、配列番号:107のヌクレ
オチド146からヌクレオチド2905までの該配列の5’末端に対応するヌク
レオチド配列から、配列番号:107のヌクレオチド146からヌクレオチド2
905までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:108のアミノ酸配列; (b)配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:108の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:108のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:108の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:108のアミノ酸474からアミノ酸483までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0057】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:109のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:109のヌクレオチド16からヌクレオチド369までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:109のヌクレオチド103からヌクレオチド369までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:110のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
10の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:109の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:109のヌクレオチド1
6からヌクレオチド369までのヌクレオチド配列;配列番号:109のヌクレ
オチド103からヌクレオチド369までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98822として寄託されたクローンdf202 3の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託された
クローンdf202 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC988
22として寄託されたクローンdf202 3のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
110の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:110のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:110のアミノ酸54からアミノ酸63までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:109のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:109(配列番号:109の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:109(配列番号:109の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:109のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:109の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:109の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:109の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:109のcDNA配列のヌクレ
オチド16からヌクレオチド369までに対応するものであり、配列番号:10
9のヌクレオチド16からヌクレオチド369までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:109のヌクレオチド16からヌクレオチ
ド369までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したも
のである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌク
レオチド配列は配列番号:109のcDNA配列のヌクレオチド103からヌク
レオチド369までに対応するものであり、配列番号:109のヌクレオチド1
03からヌクレオチド369までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:109のヌクレオチド103からヌクレオチド369までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:110のアミノ酸配列; (b)配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:110の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:110のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:110の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:110のアミノ酸54からアミノ酸63までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0058】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:111のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:111のヌクレオチド2192からヌクレオチド2539ま
でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:111のヌクレオチド2255からヌクレオチド2539ま
でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:112のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
12の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:111の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:111のヌクレオチド2
192からヌクレオチド2539までのヌクレオチド配列;配列番号:111の
ヌクレオチド2255からヌクレオチド2539までのヌクレオチド配列;受託
番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1の全長蛋白コ
ーディング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98822として
寄託されたクローンkm225 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド
配列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号AT
CC98822として寄託されたクローンkm225 1のcDNAインサート
によりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例
において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:112の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは
30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:
112のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド
(該フラグメントは配列番号:112のアミノ酸53からアミノ酸62までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:111のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:111(配列番号:111の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:111(配列番号:111の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:111のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:111の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:111の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:111の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:111のcDNA配列のヌクレ
オチド2192からヌクレオチド2539までに対応するものであり、配列番号
:111のヌクレオチド2192からヌクレオチド2539までの該配列の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:111のヌクレオチド219
2からヌクレオチド2539までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配
列までの連続したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリ
ヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:111のcDNA配列のヌクレオ
チド2255からヌクレオチド2539までに対応するものであり、配列番号:
111のヌクレオチド2255からヌクレオチド2539までの該配列の5’末
端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:111のヌクレオチド2255
からヌクレオチド2539までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列
までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:112のアミノ酸配列; (b)配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:112の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:112のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:112の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:112のアミノ酸53からアミノ酸62までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0059】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:113のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:113のヌクレオチド1734からヌクレオチド2030ま
でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:113のヌクレオチド1965からヌクレオチド2030ま
でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:114のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
14の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:113の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:113のヌクレオチド1
734からヌクレオチド2030までのヌクレオチド配列;配列番号:113の
ヌクレオチド1965からヌクレオチド2030までのヌクレオチド配列;受託
番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1の全長蛋白コ
ーディング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98822として
寄託されたクローンmj301 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド
配列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号AT
CC98822として寄託されたクローンmj301 1のcDNAインサート
によりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例
において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:114の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは
30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:
114のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド
(該フラグメントは配列番号:114のアミノ酸44からアミノ酸53までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:113のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:113(配列番号:113の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:113(配列番号:113の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:113のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:113の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:113の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:113の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:113のcDNA配列のヌクレ
オチド1734からヌクレオチド2030までに対応するものであり、配列番号
:113のヌクレオチド1734からヌクレオチド2030までの該配列の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:113のヌクレオチド173
4からヌクレオチド2030までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配
列までの連続したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリ
ヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:113のcDNA配列のヌクレオ
チド1965からヌクレオチド2030までに対応するものであり、配列番号:
113のヌクレオチド1965からヌクレオチド2030までの該配列の5’末
端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:113のヌクレオチド1965
からヌクレオチド2030までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列
までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:114のアミノ酸配列; (b)配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:114の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:114のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:114の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:114のアミノ酸44からアミノ酸53までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0060】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:115のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:115のヌクレオチド799からヌクレオチド1350まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:115のヌクレオチド925からヌクレオチド1350まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)配列番号:116のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
16の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:115の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:115のヌクレオチド7
99からヌクレオチド1350までのヌクレオチド配列;配列番号:115のヌ
クレオチド925からヌクレオチド1350までのヌクレオチド配列;受託番号
ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託さ
れたクローンml10 7の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98
822として寄託されたクローンml10 7のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
116の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:116のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:116のアミノ酸87からアミノ酸96までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:115のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:115(配列番号:115の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンml10 7のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:115(配列番号:115の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンml10 7のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:115のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:115の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:115の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:115の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:115のcDNA配列のヌクレ
オチド799からヌクレオチド1350までに対応するものであり、配列番号:
115のヌクレオチド799からヌクレオチド1350までの該配列の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:115のヌクレオチド799から
ヌクレオチド1350までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:115のcDNA配列のヌクレオチド9
25からヌクレオチド1350までに対応するものであり、配列番号:115の
ヌクレオチド925からヌクレオチド1350までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:115のヌクレオチド925からヌクレオ
チド1350までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:116のアミノ酸配列; (b)配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:116の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:116のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:116の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:116のアミノ酸87からアミノ酸96までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0061】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:117のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:117のヌクレオチド837からヌクレオチド1094まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:118のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
18の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:117の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:117のヌクレオチド8
37からヌクレオチド1094までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98
822として寄託されたクローンmy340 1の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98822として寄託されたクロー
ンmy340 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98822と
して寄託されたクローンmy340 1のcDNAインサートによりコードされ
る全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:118
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:118のアミノ酸
配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:118のアミノ酸38からアミノ酸47までのアミノ酸配列を含む
)を提供する。 他の具体例は配列番号:117のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:117(配列番号:117の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:117(配列番号:117の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:117のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:117の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:117の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:117の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:117のcDNA配列のヌクレ
オチド837からヌクレオチド1094までに対応するものであり、配列番号:
117のヌクレオチド837からヌクレオチド1094までの該配列の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:117のヌクレオチド837から
ヌクレオチド1094までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:118のアミノ酸配列; (b)配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:118の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:118のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:118の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:118のアミノ酸38からアミノ酸47までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0062】 ある種の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは発現調節配列に作動可
能に連結される。本発明はまた、かかるポリヌクレオチド組成物で形質転換され
た、細菌、酵母、昆虫および哺乳動物細胞を包含する宿主細胞を提供する。また
、本明細書開示のポリヌクレオチド配列に対応する遺伝子の、促進、低下、また
は修飾された発現を有する生物が本発明により提供される。 さらに、蛋白の製造方法であって、 (a)かかるポリヌクレオチド組成物で形質転換された宿主細胞の培養物を適
当な培地にて増殖させ;ついで (b)該培養物から蛋白を精製する ことからなる方法も提供される。かかる方法により産生される蛋白もまた、本発
明により提供されるものである。好ましい具体例として、かかる方法により製造
される蛋白が成熟形態の蛋白であるものが挙げられる。 本発明の蛋白組成物は、さらに医薬上許容される担体を含んでいてもよい。か
かる蛋白と特異的に反応する抗体を含む組成物も、本発明により提供される。 本発明の蛋白および医薬上許容される担体を含む治療上有効量の組成物を哺乳
動物対象に投与することを含む、医学的状態の予防、治療または改善のための方
法も提供される。
【0063】詳細な説明 単離蛋白およびポリヌクレオチド 本願において開示されているクローンおよび蛋白の各々についてのヌクレオチ
ドおよびアミノ酸配列を以下に報告する。既知方法により寄託クローンの配列決
定を行うことにより各クローンの実際のヌクレオチド配列を容易に決定すること
ができる。次いで、推定アミノ酸配列(全長ならびに成熟の両方)をかかるヌク
レオチド配列から決定することができる。適当な宿主細胞中でクローンを発現さ
せ、蛋白を集め、次いで、その配列を決定することにより、個々のクローンによ
りコードされる蛋白のアミノ酸配列も決定することができる。開示されている各
蛋白について、出願人は、出願時に利用可能な配列の情報を用いて最もよく同定
できるリーディングフレームであると決定されたものを同定した。 本明細書の用語「分泌」蛋白は、適当な宿主細胞において発現された場合、膜
を通過して輸送されるものをいい、そのアミノ酸配列中のシグナル配列の結果と
しての輸送も含まれる。「分泌」蛋白は、発現される細胞から全体的に分泌され
る蛋白(例えば、可溶性蛋白)または部分的に分泌される蛋白(例えば、受容体
)を包含するが、これらに限らない。また「分泌」蛋白は、小胞体の膜を通過し
て輸送されるものを包含するが、これに限らない。
【0064】クローン「bn365 53」 本発明ポリヌクレオチドはクローンbn365 53として同定されている。
bn365 53は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いて成人胎盤cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。bn365 5
3は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「bn365 53蛋白」とも
称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたbn365 53のヌクレオチド配列を配列番号:1に示し、
これはポリ(A)テイルを含んでいる。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に
対応したbn365 53蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ
酸配列であると考えるものを配列番号:2に示す。 クローンbn365 53を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約650bpの長さのはずである。 本明細書に開示されたbn365 53のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLAST
XおよびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGenSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。bn365 53は、AA242967 (zr65g11.r1 S
oares NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 668324 5') および N40141 (yw73c1
2.r1 Homo sapiens cDNA clone 257878 5')として同定された配列に対して少な
くともある程度の類似性を示した。bn365 53蛋白に関する本明細書開示
の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqア
ミノ酸配列データベースに対して検索した。推定bn365 53蛋白は、D634
84 (KIAA0150 protein [Homo sapiens])として同定された配列ならびに腫瘍にお
いて発現されるヒト蛋白のGAGE1からGAGE6までのファミリー(GenBan
k受託番号U19142-U19417)に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列
番号:2のアミノ酸配列は2個のRGD(Arg−Gly−Asp)モチーフを
含んでいる(残基12および75付近)。フィブロネクチン中に見出される配列
Arg−Gly−Aspはその細胞表面受容体インテグリンとの相互作用にとり
重要である。いわゆるRGDトリペプチドは他の多くの蛋白配列中にも見出され
、細胞接着において役割を果たすことが示されている。これらの蛋白は、コラー
ゲン、フィブロネクチン、ビトロネクチン、フォン・ウィレブラント因子(VW
F)、ヘビジスインテグリン、および粘菌ジスコイジンのうちのいくつかの形態
を示す。配列類似性に基づけば、bn365 53蛋白および各類似蛋白または
ペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。bn365
53のヌクレオチド配列は、それが1個またはそれ以上の反復エレメントを含み
うることを示す。
【0065】クローン「bo342 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローンbo342 2として同定されている。b
o342 2は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人網膜cDNAライブラリーから単離され
、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、
分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。bo342 2は全
長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「bo342 2蛋白」とも称する)
の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたbo342 2のヌクレオチド配列を配列番号:3に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
bo342 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考
えるものを配列番号:4に示す。配列番号:4のアミノ酸372から384まで
は推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸385
から開始する。またアミノ酸1から13まではリーダー/シグナル配列である可
能性があり、その場合、成熟アミノ酸配列はアミノ酸14から開始する。推定リ
ーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/シグナル配列がbo
342 2蛋白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜貫通ドメイン
として作用する可能性がある。 クローンbo342 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したbo342 2のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。bo342 2は、AA306000 (EST177027 Jurkat Tcells VI Hom
o sapiens cDNA 5' end) および W94256 (ze12b02.s1 Soares fetal heart NbHH
19W Homo sapiens cDNA clone 358731 3' similar to contains Alu repetitive
element)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した
。配列類似性に基づけば、bo342 2蛋白および各類似蛋白またはペプチド
は少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュー
タープログラムによれば、bo342 2蛋白配列中、配列番号:4のアミノ酸
300、320、380、410、430および490付近をそれぞれ中心とし
た6個の潜在的な膜貫通ドメインが予想される。bo342 2のヌクレオチド
配列は、それがAluまたは他の反復エレメントを含む可能性を示す。
【0066】クローン「dn721 8」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdn721 8として同定されている。d
n721 8は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dn721 8は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「dn721 8蛋白」とも称する
)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdn721 8のヌクレオチド配列を配列番号:5に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
dn721 8蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考
えるものを配列番号:6に示す。 クローンdn721 8を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2900bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdn721 8のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。dn721 8は、H63637 (yr34b12.r1 Homo sapiens cDNA clo
ne 207167 5'), N31598 (yy20b12.s1 Homo sapiens cDNA clone 271775 3'), お
よび R61419 (yh15e05.r1 Homo sapiens cDNA clone 37671 5')として同定され
た配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、
dn721 8蛋白および各類似蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性
を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、
dn721 8蛋白配列中、配列番号:6のアミノ酸269付近を中心として1
個、アミノ酸457付近を中心としてもう1個の、すなわち2つの潜在的な膜貫
通ドメインが存在することが予想される。
【0067】クローン「dn834 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdn834 1として同定されている。d
n834 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dn834 1は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書において「dn834 1蛋白」とも
称す)の全コーディング配列を含む。 今回決定されたdn834 1のヌクレオチド配列を配列番号:7に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。上記ヌクレオチド配列に対応するdn834 1
蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると出願人が考
えるものを配列番号:8に示す。 クローンdn834 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約900bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdn834 1のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。dn834 1は、AA544005 (vj83h07.r1 Soares mouse mammar
y gland NbMMG Mus musculus cDNA clone 935677 5'), AL022163 (Human DNA se
quence *** SEQUENCING IN PROGRESS *** from clone 551E13; HTGS phase 1),
L44560 (Homo sapiens thymus mRNA (randomly primed, normalized), singlepa
ss sequence), および T72271 (Human B cell surface antigen cDNA)として同
定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。dn834 1蛋
白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いて
GenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定dn8
34 1蛋白は、R47496 (Translated sequence of domains I and II of celD
cDNA in clone pCNP4)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似
性を示した。配列類似性に基づけば、dn834 1蛋白および類似性を有する
各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。
TopPredIIコンピュータープグラムによれば、dn834 1蛋白配列中、配列
番号:8のアミノ酸59、84および145付近を中心とした3個の潜在的な膜
貫通ドメインが予想される。 dn834 1蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて約18kDaの発現蛋白バンドが膜フラ
クション中に検出された。
【0068】クローン「pd278 5」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpd278 5として同定されている。p
d278 5は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児腎臓cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。次いで、これら
のcDNA由来のプローブを用いて成人脳cDNAライブラリーからpd278
5を単離した。pd278 5は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で
「pd278 5蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpd278 5のヌクレオチド配列を配列番号:9に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
pd278 5蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考
えるものを配列番号:10に示す。配列番号:10のアミノ酸61から73まで
は推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸74か
ら開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/
シグナル配列がpd278 5蛋白の残りの部分から分離されない場合には、そ
れは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 さらに2つの互いに重複したオープンリーディングフレームが配列番号:9の
5’末端近傍(塩基82〜420および119〜414)に存在する可能性があ
る。塩基119〜414からなる翻訳されたオープンリーディングフレームはア
ミノ酸19から61までの推定リーダー/シグナル配列を有し、推定成熟アミノ
酸配列はアミノ酸62から開始する。さらなるオープンリーディングフレームは
それぞれ推定膜貫通ドメインを有する可能性がある。 クローンpd278 5を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpd278 5のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pd278 5は、AA292241 (zt50d11.r1 Soares ovary tumor
NbHOT Homo sapiens cDNA clone 725781 5'), AA428245 zw51d10.s1 Soares tot
al fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 773587 3'), AA599487 (ag23f05
.s1 Jia bone marrow stroma Homo sapiens cDNA clone 1071201 3'), AA827135
(ob53b03.s1 NCI_CGAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 1335053 3'), H5
4322 (yq90d03.s1 Homo sapiens cDNA clone 203045 3'), および T22170 (Huma
n gene signature HUMGS03741)として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。pd278 5蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸
配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列デー
タベースに対して検索した。推定pd278 5蛋白は、R13144 (Deleted in C
olorectal Carcinomas) および X13885 (extensin (AA 1620) [Nicotiana tabac
um])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列
類似性に基づけば、pd278 5蛋白および各類似蛋白またはペプチドは少な
くともある程度活性を共有している可能性がある。
【0069】クローン「pe80 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpe80 1として同定されている。pe
80 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第5
536637号参照)を用いて成人血液(慢性骨髄性白血病K562)cDNA
ライブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピ
ューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定さ
れた。pe80 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pe80
1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpe80 1のヌクレオチド配列を配列番号:11に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
pe80 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考え
るものを配列番号:12に示す。 クローンpe80 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約2300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpe80 1のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXおよ
びFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対し
て検索した。pe80 1は、AA291078 (zs47b04.r1 NCI_CGAP_GCB1 Homo sapi
ens cDNA clone IMAGE:700591 5'), AA429912 (zw66e06.s1 Soares testis NHT
Homo sapiens cDNA clone 781186 3'), H82367 (yv79d06.r1 Homo sapiens cDNA
clone 248939 5' similar to contains Alu repetitive element;contains OFR
repetitive element), Q60627 (Human brain Expressed Sequence Tag EST0264
0), および R20261 (yg20a02.r1 Homo sapiens cDNA clone 32587 5')として同
定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づ
けば、pe80 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくと
もある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログ
ラムによれば、、pe80 1蛋白配列中、配列番号:12のアミノ酸58付近
を中心として1個、アミノ酸109付近を中心としてもう1個、すなわち2個の
膜貫通ドメインが予想されるpe80 1のヌクレオチド配列は、それがAlu
反復エレメントを含む可能性を示す。
【0070】クローン「pm113 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpm113 1として同定されている。p
m113 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライ
ブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュー
ター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された
。pm113 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pm113
1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpm113 1のヌクレオチド配列を配列番号:13に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpm113 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と
考えるものを配列番号:14に示す。配列番号:14のアミノ酸41から53ま
では推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸54
から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー
/シグナル配列がpm113 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、
それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpm113 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1700bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpm113 1のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pm113 1は、AA009482 (zi04c03.r1 Soares fetal liver
spleen 1NFLS S1 Homo sapiens cDNA clone 429796 5'), AA350890 (EST58401 I
nfant brain Homo sapiens cDNA 3' end), AC003030 (Human DNA from chromoso
me 19specific cosmid R29828, genomic sequence, complete sequence), H9896
1 (yx11b02.s1 Homo sapiens cDNA clone 261387 3'), R07796 (yf15e05.r1 Hom
o sapiens cDNA clone), T22151 (Human gene signature HUMGS03721), および
W68491 (zd34h02.r1 Soares fetal heart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 34
2579 5')として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。
配列類似性に基づけば、pm113 1蛋白および類似性を有する各蛋白または
ペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。
【0071】クローン「pm749 8」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpm749 8として同定されている。p
m749 8は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライ
ブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュー
ター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された
。pm749 8は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pm749
8蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpm749 8のヌクレオチド配列を配列番号:15に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpm749 8蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列を
配列番号:16に示す。 クローンpm749 8を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpm749 8のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pm749 8は、AA314025 (EST185879 Colon carcinoma (HCC
) cell line II Homo sapiens cDNA 5' end) および AA374458 (EST86612 HSC17
2 cells I Homo sapiens cDNA 5' end)として同定された配列に対して少なくと
もある程度の類似性を示した。pm749 8蛋白に関する本明細書開示の推定
アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸
配列データベースに対して検索した。推定pm749 8蛋白は、D89169 (simi
lar to Saccharomyces cerevisiae SCD6 protein, SWISSPROT Accession Number
P45978 [Schizosaccharomyces pombe]) および U30384 (Scd6p [Saccharomyces
cerevisiae])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示
した。配列類似性に基づけば、pm749 8蛋白および類似性を有する各蛋白
またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPre
dIIコンピュータープログラムによれば、pm749 8蛋白配列中、配列番号
:16のアミノ酸138付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメインが予想される
【0072】クローン「pt31 4」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpt31 4として同定されている。pt
31 4は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第5
536637号参照)を用いて成人血液(リンパ芽球白血病MOLT−4)cD
NAライブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコ
ンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同
定された。pt31 4は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pt3
1 4蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpt31 4のヌクレオチド配列を配列番号:17に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
pt31 4蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:18に示す。配列番号:18のアミノ酸19から31
までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸3
2から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダ
ー/シグナル配列がpt31 4蛋白の残りの部分から分離されない場合には、
それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpt31 4を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約3200bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpt31 4のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。pt31 4は、AA348130 (EST54532 Fetal heart
II Homo sapiens cDNA 5' end), AA350691 (EST58082 Infant brain Homo sapi
ens cDNA 5' end), AC001226 (Genomic sequence from Human 13, complete seq
uence), H22773 (ym54c06.r1 Homo sapiens cDNA clone 52351 5'), および R21
869 (yh22b10.s1 Homo sapiens cDNA clone 130459 3')として同定された配列に
対して少なくともある程度の類似性を示した。pt31 4蛋白に関する本明細
書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGen
eSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定pt31 4蛋白は、U5
3147 (C01B7.6 [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に対して少な
くともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、pt31 4蛋白お
よび類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有して
いる可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、pt31
4蛋白配列中、配列番号:18のアミノ酸90、110、210、410および
590の付近をそれぞれ中心とした5個の潜在的な膜貫通ドメインが予想される
【0073】クローン「pv296 5」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpv296 5として同定されている。p
v296 5は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人脳(小脳)cDNAライブラリーから単
離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。pv296
5は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pv296 5蛋白」とも称
する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpv296 5のヌクレオチド配列を配列番号:19に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpv296 5蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列を
配列番号:20に示す。 クローンpv296 5を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpv296 5のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pv296 5は、AA022471 (ze70c01.s1 Soares fetal heart
NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 364320 3'), AA335246 (EST39647 Epididymu
s Homo sapiens cDNA 5' end), および AA481308 (zv06a05.r1 Soares NhHMPu S
1 Homo sapiens cDNA clone 752816 5')として同定された配列に対して少なくと
もある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、pv296 5蛋白およ
び類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有してい
る可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、pv296
5蛋白配列中、配列番号:20のアミノ酸32付近を中心とした潜在的な膜貫通
ドメインが予想される。
【0074】クローン「er311 20」 本発明ポリヌクレオチドはクローンer311 20として同定されている。
er311 20は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単
離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。er311
20は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「er311 20蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたer311 20のヌクレオチド配列を配列番号:21に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するer311 20蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:22に示す。配列番号:22のアミノ酸65
4から666までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸667から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるた
め、推定リーダー/シグナル配列がer311 20蛋白の残りの部分から分離
されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンer311 20を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したer311 20のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。er311 20は、AF035526 (Mus musculus
kanadaptin mRNA, complete cds), R18277 (yg01c06.r1 Homo sapiens cDNA cl
one 31018 5' similar to SP:ZK632.2 CE00419 COILED COIL PROTEIN), R47371
(Hf060-r Homo sapiens cDNA clone f060-r),およびd Z40133 (H. sapiens part
ial cDNA sequence; clone c-1sh08)として同定された配列に対して少なくとも
ある程度の類似性を示した。er311 20蛋白に関する本明細書開示の推定
アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸
配列データベースに対して検索した。推定er311 20蛋白は、AF035526 (
kanadaptin [Mus musculus]) および Z22181 (ZK632.2 [Caenorhabditis elegan
s])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。マウ
スカナダプチン蛋白および推定er311 20蛋白は両方とも、そのC末端部
分にポリグルタミン酸伸長部分を含む。配列類似性に基づけば、er311 2
0蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を
共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、e
r311 20蛋白配列中、配列番号:22のアミノ酸667付近を中心とした
潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 er311 20蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて、ならし培地および膜フラクション中
に約91kDaの発現蛋白バンドが検出された。
【0075】クローン「fh149 12」 本発明ポリヌクレオチドはクローンfh149 12として同定されている。
fh149 12は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単
離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。fh149
12は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「fh149 12蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたfh149 12のヌクレオチド配列を配列番号:23に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するfh149 12蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:24に示す。配列番号:24のアミノ酸13
3から145までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸146から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるた
め、推定リーダー/シグナル配列がfh149 12蛋白の残りの部分から分離
されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンfh149 12を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したfh149 12のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。fh149 12は、AA653557 (ag67b07.s1 G
essler Wilms tumor Homo sapiens cDNA clone 1127989 3'), AA191185 (zq45b0
9.r1 Stratagene hNT neuron (#937233) Homo sapiens cDNA clone 632633 5'),
H20588 (yn63d06.r1 Homo sapiens cDNA clone 173099 5'), R16294 (yf93b09.
r1 Homo sapiens cDNA clone 30087 5'), T08702 (Rat OCT- 1 gene), T25120 (
Human gene signature HUMGS07278), U38652 (Mus musculus transmembrane tra
nsporter (Lx1) mRNA, complete cds), U77086 (Human organic cation transpo
rter 1 (hOCT1) mRNA, complete cds), および Z66539 (H.sapiens creatine tr
ansporter gene)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を
示した。fh149 12蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLAS
TX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに
対して検索した。推定fh149 12蛋白は、D17546 (Collagen [Mus muscul
us]), R77676 (Rat OCT-1 protein), および U77086 (organic cation transpor
ter 1 [Homo sapiens])として同定された配列に対して少なくともある程度の類
似性を示した。fh149 12蛋白は、ラット細胞由来(GenBank L27651)お
よびブタ細胞由来(GenBank Y09400)の有機カチオントランスポーターに対して
もある程度の相同性を示す。配列類似性に基づけば、fh149 12蛋白およ
び類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有してい
る可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、fh149
12蛋白配列中、配列番号:24のアミノ酸40、112、139、162、2
00、229、349、376、405、436および467付近をそれぞれ中
心とした11個の潜在的な膜貫通ドメインが予想される。
【0076】クローン「pc201 6」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpc201 6として同定されている。p
c201 6は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人網膜(レチノブラストーマWERI−R
b1)cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ
酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードす
るものと同定された。pc201 6は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細
書で「pc201 6蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpc201 6のヌクレオチド配列を配列番号:25に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpc201 6蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:26に示す。配列番号:26のアミノ酸20から
32までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸33から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がpc201 6蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 pc201 6に関連した部分cDNAクローンpc201 SPもまた、分
泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第5536637号
参照)を用いて成人網膜(レチノブラストーマWERI−Rb1)cDNAライ
ブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュー
ター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された
。pc201 SPクローンはpc201 6蛋白のスプライスバリアントをコ
ードしていると思われる。推定されたpc201 SPスプライスバリアント蛋
白のアミノ酸配列は配列番号:177に示すアミノ酸配列を含む。 クローンpc201 6を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpc201 6のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。pc201 6は、AA256414 (zr80d11.r1 Soare
s NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 682005 5' similar to WP EEED8.9 CE01
893), AA342139 (EST47690 Fetal spleen Homo sapiens cDNA 3' end), AC00408
5 (Homo sapiens; HTGS phase 1, 72 unordered pieces), AF035950 (Homo sapi
ens putative DDB p127-associated protein mRNA, partial cds), および H104
36 (ym08d09.s1 Homo sapiens cDNA clone 47394 3')として同定された配列に対
して少なくともある程度の類似性を示した。pc201 6蛋白に関する本明細
書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGen
eSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定pc201 6蛋白は、
AF035950 (putative DDB p127-associated protein [Homo sapiens]) および U2
3484 (EEED8.5 [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に対して少な
くともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、pc201 6蛋白
および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有し
ている可能性がある。
【0077】クローン「pI87 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpI87 1として同定されている。pI
87 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第5
536637号参照)を用いてヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライブラ
リーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター
分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。p
I87 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pI87 1蛋白」
とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpI87 1のヌクレオチド配列を配列番号:27に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
pI87 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:28に示す。 クローンpI87 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約700bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpI87 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。pI87 1は、AA371861 (EST83927 Parathyroid
gland tumor I Homo sapiens cDNA 5' end) および AA861863 (ak39e11.s1 Soa
res testis NHT Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1408364 3')として同定された
配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、p
I87 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程
度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによ
れば、pI87 1蛋白配列中、配列番号:28のアミノ酸50付近を中心とし
た潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 pI87 1蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポリ
アクリルアミドゲル電気泳動を用いて、ならし培地および膜フラクション中に約
22kDaの発現蛋白バンドが検出された。
【0078】クローン「pm514 4」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpm514 4として同定されている。p
m514 4は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライ
ブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュー
ター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された
。pm514 4は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pm514
4蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpm514 4のヌクレオチド配列を配列番号:29に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpm514 4蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:30に示す。 クローンpm514 4を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpm514 4のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。pm514 4は、AA393855 (zv64g11.r1 Soare
s total fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 758468 5' similar to WP
ZK1248.14 CE02898), AA427943 (zw53d10.s1 Soares total fetus Nb2HF8 9w Ho
mo sapiens cDNA clone 773779 3'), AA434561 (zw53d10.r1 Soares total fetu
s Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 773779 5'), W49736 (zc41a03.r1 Soare
s senescent fibroblasts NbHSF Homo sapiens cDNA clone 324844 5'), および
U95822 (Human putative transmembrane GTPase mRNA, partial cds)として同
定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。pm514 4蛋
白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いて
GenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定pm5
14 4蛋白は、U95822 (putative transmembrane GTPase [Homo sapiens])と
して同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性
に基づけば、pm514 4蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは
少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータ
ープログラムによれば、pm514 4蛋白配列中、配列番号:30のアミノ酸
600付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメインが予想される。
【0079】クローン「co155 12」 本発明ポリヌクレオチドはクローンco155 12として同定されている。
co155 12は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いて成人脳cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。co155 12
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「co155 12蛋白」とも称
する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたco155 12のヌクレオチド配列を配列番号:31に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するco155 12蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:32に示す。配列番号:32のアミノ酸21
から33までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸34から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推
定リーダー/シグナル配列がco155 12蛋白の残りの部分から分離されな
い場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンco155 12を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2700bpの長さのはずである。 本明細書に開示したco155 12のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。co155 12は、AA578373 (nl23d11.s1 N
CI_CGAP_HSC1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1041525, mRNA sequence), N438
00 (yy42h09.r1 Homo sapiens cDNA clone 273953 5'), および W40418 (zc82c1
0.r1 Pancreatic Islet Homo sapiens cDNA clone 328818 5', mRNA sequence)
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。co15
5 12蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコー
ルを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。
推定co155 12蛋白は、L12721 (transmembrane domain encoded by 1099
-1167) および AF004849 (human serine/threonin protein kinase)として同定
された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけ
ば、co155 12蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なく
ともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープロ
グラムによれば、co155 12蛋白配列中、配列番号:32のアミノ酸90
、180、470、580および610付近をそれぞれ中心とした5個のさらな
る潜在的な膜貫通ドメインが予想される。
【0080】クローン「fn189 13」 本発明ポリヌクレオチドはクローンfn189 13として同定されている。
fn189 13は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単
離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。fn189
13は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「fn189 13蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたfn189 13のヌクレオチド配列を配列番号:33に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するfn189 13蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:34に示す。配列番号:34のアミノ酸9か
ら21までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミ
ノ酸22から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定
リーダー/シグナル配列がfn189 13蛋白の残りの部分から分離されない
場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンfn189 13を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約3800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したfn189 13のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。fn189 13は、AA144270 (mr14d12.r1 S
oares mouse 3NbMS Mus musculus cDNA clone 597431 5') および N27605 (yx44
e10.r1 Homo sapiens cDNA clone 264618 5')として同定された配列に対して少
なくともある程度の類似性を示した。fn189 13蛋白に関する本明細書開
示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeq
アミノ酸配列データベースに対して検索した。推定fn189 13蛋白は、P3
2857 (PROTEIN PTM1 PRECURSOR [Saccharomyces cerevisiae]) および U64598 (
weakly similar to S. cervisiae PTM1 precursor (SP:P32857) [Caenorhabditi
s elegans])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示し
た。配列類似性に基づけば、fn189 13蛋白および類似性を有する各蛋白
またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPre
dIIコンピュータープログラムによれば、fn189 13蛋白配列中、配列番
号:34のアミノ酸225、260、340、360および420付近をそれぞ
れ中心とした5個のさらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想される。
【0081】クローン「lv2 47」 本発明ポリヌクレオチドはクローンlv2 47として同定されている。lv
2 47は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第5
536637号参照)を用いて成人甲状腺cDNAライブラリーから単離され、
あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分
泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。lv2 47は全長ク
ローンであり、分泌蛋白(本明細書で「lv2 47蛋白」とも称する)の全コ
ーディング配列を含んでいる。 今回決定されたlv2 47のヌクレオチド配列を配列番号:35に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
lv2 47蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:36に示す。TopPredIIコンピュータープログラムに
よれば、lv2 47蛋白配列中、配列番号:36のアミノ酸60付近を中心と
した潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 もう1つのlv2 47リーディングフレームおよび推定アミノ酸配列は配列
番号:35の塩基対365から880までによりコードされ、配列番号:178
に示される。配列番号:178のアミノ酸49から61までは推定リーダー/シ
グナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸62から開始する。推定リ
ーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/シグナル配列が配列
番号:178の蛋白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜貫通ドメ
インとして作用する可能性がある。 クローンlv2 47を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1950bpの長さのはずである。 本明細書に開示したlv2 47のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。lv2 47は、AA007293 (zh97f07.r1 Soares fe
tal liver spleen 1NFLS S1 Homo sapiens cDNA clone 429253 5'), AA447347 (
zw93g06.r1 Soares total fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 784570 5
' similar to WP:F43E2.7 CE07243), AA522451 (ng30h09.s1 NCI_CGAP_Co3 Homo
sapiens cDNA clone IMAGE:936353), AA526614 (ni52g12.s1 NCI_CGAP_Ov2 Hom
o sapiens cDNA clone 980518), F18178 ( H.sapiens EST sequence (002-T4-28
) from skeletal muscle, mRNA sequence), H46569 (yo20f10.s1 Homo sapiens
cDNA clone 178507 3'), および T22574 (Human gene signature HUMGS04190)と
して同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性
に基づけば、lv2 47蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少
なくともある程度活性を共有している可能性がある。
【0082】クローン「ml243 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンml243 1として同定されている。m
l243 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人脳(尾状核)cDNAライブラリーから
単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基
づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。ml243
1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「ml243 1蛋白」とも
称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたml243 1のヌクレオチド配列を配列番号:37に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るml243 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:38に示す。配列番号:38のアミノ酸25から
37までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸38から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がml243 1蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンml243 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したml243 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。ml243 1は、N66656 (yy71a06.s1 Homo sa
piens cDNA clone 278962 3'), R17513 (yg02g12.r1 Homo sapiens cDNA clone
31064 5'), Z83837 (Human DNA sequence from Fosmid 113D11 on chromosome 2
2q11.2-qter contains ESTs, CpG island), および Z84468 (Human DNA sequenc
e from clone 299D3; HTGS phase 1)として同定された配列に対して少なくとも
ある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、ml243 1蛋白および
類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している
可能性がある。 ml243 1蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて、ならし培地中に約16kDaの発現蛋
白バンドが検出された。
【0083】クローン「pm96 9」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpm96 9として同定されている。pm
96 9は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第5
536637号参照)を用いてヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライブラ
リーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター
分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。p
m96 9は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pm96 9蛋白」
とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpm96 9のヌクレオチド配列を配列番号:39に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
pm96 9蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:40に示す。 クローンpm96 9を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約3600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpm96 9のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。pm96 9は、AA444024 (zv44d12.r1 Soares ov
ary tumor NbHOT Homo sapiens cDNA clone 756503 5'), AA488901 (aa55h09.s1
NCI_CGAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:824897 3'), R16408 (yf40b02
.r1 Homo sapiens cDNA clone 129291 5'), T19732 (Human gene signature HUM
GS00806), U52112 (Homo sapiens Xq28 genomic DNA in the region of the L1C
AM locus containing the genes for neural cell adhesion molecule L1 (L1CA
M), arginine-vasopressin receptor (AVPR2), C1 p115 (C1), ARD1 N-acetyltr
ansferase related protein (TE2), renin-binding protein (RbP), host cell
factor 1 (HCF1), and interleukin-1 receptor-associated kinase (IRAK) gen
es, complete cds, and Xq28lu2 gene), および Z82250 (Human DNA sequence f
rom cosmid N86D4 on chromosome 22q12-qter contains STS)として同定された
配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、p
m96 9蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程
度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによ
れば、pm96 9蛋白配列(配列番号:40)のC末端先端部に潜在的な膜貫
通ドメインが予想される。
【0084】クローン「pu261 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpu261 1として同定されている。p
u261 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人血液(前骨髄球白血病HL−60)cD
NAライブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコ
ンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同
定された。pu261 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pu
261 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpu261 1のヌクレオチド配列を配列番号:41に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpu261 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:42に示す。配列番号:42のアミノ酸116か
らアミノ酸128までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸
配列はアミノ酸129から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であ
るため、推定リーダー/シグナル配列がpu261 1蛋白の残りの部分から分
離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpu261 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpu261 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。pu261 1は、H16093 (ym20g10.r1 Homo sa
piens cDNA clone 48582 5')として同定された配列に対して少なくともある程度
の類似性を示した。配列類似性に基づけば、pu261 1蛋白および類似性を
有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性が
ある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、pu261 1蛋白配列
中、配列番号:42のアミノ酸70付近を中心としたさらなる潜在的な膜貫通ド
メインが予想される。
【0085】クローン「pw214 15」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpw214 15として同定されている。
pw214 15は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いて成人脳(小脳)cDNAライブラリーか
ら単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に
基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。pw21
4 15は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pw214 15蛋白
」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpw214 15のヌクレオチド配列を配列番号:43に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するpw214 15蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:44に示す。 クローンpw214 15を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpw214 15のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。pw214 15は、AA173391 (zp03a07.r1 S
tratagene ovarian cancer (#937219) Homo sapiens cDNA clone 595284 5'), A
A253067 (zr52a10.r1 Soares NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 667002 5'),
AA523652 ni64d09.s1 NCI_CGAP_Pr12 Homo sapiens cDNA clone 981617), およ
び H41832 (yo07b08.r1 Homo sapiens cDNA clone 177207 5')として同定された
配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、p
w214 15蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともあ
る程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラム
によれば、pw214 15蛋白配列中、配列番号:44のアミノ酸15付近を
中心とした潜在的な膜貫通ドメインが予想される。
【0086】クローン「qb56 19」 本発明ポリヌクレオチドはクローンqb56 19として同定されている。q
b56 19は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人膀胱(癌腫5637)cDNAライブラ
リーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター
分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。q
b56 19は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「qb56 19蛋
白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたqb56 19のヌクレオチド配列を配列番号:45に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るqb56 19蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:46に示す。配列番号:46のアミノ酸18から
アミノ酸40までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸41から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため
、推定リーダー/シグナル配列がqb56 19蛋白の残りの部分から分離され
ない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンqb56 19を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1200bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqb56 19のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qb56 19は、AA632658 (np87c12.s1 NCI_C
GAP_Thy1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1133302), N56430 (JJ8973F Homo sa
piens cDNA clone JJ8973 5'), および W05470 (za87f11.r1 Soares fetal lung
NbHL19W Homo sapiens cDNA clone 299565 5')として同定された配列に対して
少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、qb56 19
蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共
有している可能性がある。 qb56 19蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて、ならし培地および膜フラクション中に
約14kDaの発現蛋白バンドが検出された。
【0087】クローン「qc646 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンqc646 1として同定されている。q
c646 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人ニューロン組織cDNAライブラリーか
ら単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に
基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。qc64
6 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「qc646 1蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたqc646 1のヌクレオチド配列を配列番号:47に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るqc646 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:48に示す。配列番号:48のアミノ酸12から
アミノ酸24までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸25から開始する。またアミノ酸32から44までは推定リーダー/
シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸45から開始するか、あ
るいはアミノ酸32から44までは膜貫通ドメインである。推定リーダー/シグ
ナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/シグナル配列がqc646 1蛋
白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用す
る可能性がある。 クローンqc646 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqc646 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qc646 1は、AA470035 (zt94a07.r1 Soare
s testis NHT Homo sapiens cDNA clone 729972 5'), および AA483957 (ne76e1
1.s1 NCI_CGAP_Ew1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:910220)として同定された
配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。qc646 1蛋白に関す
る本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPept
およびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定qc646
1蛋白は、D88666 (PS-PLA1 (serine phospholipid-specific phospholipase A)
[Rattus norvegicus]), M93284 (lipase related protein 2 [Homo sapiens]),
および R30739 (C-terminally truncated GPL(1-319))として同定された配列な
らびに他の種由来の種々のリパーゼに対して少なくともある程度の類似性を示し
た。セリンリン脂質特異的ホスホリパーゼAであるラットPS−PLA1はリパ
ーゼファミリーのメンバーであり、活性化血小板から分泌される。配列類似性に
基づけば、qc646 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少
なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピューター
プログラムによれば、qc646 1蛋白配列中、配列番号:48のアミノ酸1
90付近を中心として1個、アミノ酸325付近を中心としてもう1個、すなわ
ち2個のさらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想される。qc646 1のヌク
レオチド配列は、それがAlu反復エレメントを含む可能性を示す。
【0088】クローン「qf116 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローンqf116 2として同定されている。q
f116 2は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人膀胱(癌腫5637)cDNAライブラ
リーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター
分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。q
f116 2は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「qf116 2蛋
白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたqf116 2のヌクレオチド配列を配列番号:49に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るqf116 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:50に示す。 クローンqf116 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqf116 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qf116 2は、D50810 (placental leucine
aminopeptidase [Homo sapiens]), R94512 (GTVap (short version), insulin-c
leaving aminopeptidase from GLUT-4 vesicles), および U32990 (vp165 [Ratt
us norvegicus])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を
示した。II型膜スパンニング亜鉛メタロペプチダーゼファミリーのメンバーで
あるヒト胎盤ロイシンアミノペプチダーゼ/オキシトシナーゼ(P−LAP)は
、オキシトシンおよびバソプレッシンのごとき数種のペプチドホルモンを分解し
、妊娠中のホメオスタシー維持における役割が示唆される。推定P−LAPアミ
ノ酸配列は亜鉛メタロペプチダーゼのHEXXHコンセンサス配列を含んでおり
、当該酵素はこのファミリーに属し、該ファミリーはアミノペプチダーゼNおよ
びアミノペプチダーゼAを含んでいる。推定P−LAPアミノ酸配列はN末端付
近に疎水性領域も含み、当該酵素がII型膜内在性蛋白であることが示唆される
。結果は、当該酵素が膜内在性蛋白として合成され、ある種の生理学的条件下に
おいて血中に放出されることを示唆する(Rogi et al., 1996, J. Biol. Chem.
271(1): 56-61参照、参照により本明細書に記載されているものとみなす)。配
列類似性に基づけば、qf116 2蛋白および類似性を有する各蛋白またはペ
プチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコン
ピュータープログラムによれば、qf116 2蛋白配列中、配列番号:50の
アミノ酸25付近を中心として1個、アミノ酸290付近を中心としてもう1個
、すなわち2個の潜在的な膜貫通ドメインが予想される。
【0089】クローン「qf662 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローンqf662 3として同定されている。q
f662 3は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人膀胱(癌腫5637)cDNAライブラ
リーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター
分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。q
f662 3は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「qf662 3蛋
白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたqf662 3のヌクレオチド配列を配列番号:51に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るqf662 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:52に示す。配列番号:52のアミノ酸133か
らアミノ酸145までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸
配列はアミノ酸146から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であ
るため、推定リーダー/シグナル配列がqf662 3蛋白の残りの部分から分
離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンqf662 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqf662 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qf662 3はこれらのデータベース中の配列
とは有意な類似性を示さなかった。qf662 3のヌクレオチド配列は、それ
が反復エレメントを含む可能性を示す。
【0090】クローン「am748 5」 本発明ポリヌクレオチドはクローンam748 5として同定されている。a
m748 5は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児腎臓cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。am748 5
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「am748 5蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたam748 5のヌクレオチド配列を配列番号:53に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るam748 5蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:54に示す。配列番号:54のアミノ酸14から
アミノ酸26までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸27から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため
、推定リーダー/シグナル配列がam748 5蛋白の残りの部分から分離され
ない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンam748 5を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1550bpの長さのはずである。 本明細書に開示したam748 5のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。am748 5は、AA418860 (zv98g04.r1 Soare
s NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 767862 5' similar to gb:X14008_rna1
LYSOZYME C PRECURSOR (HUMAN);contains Alu repetitive element; contains e
lement PTR5 repetitive element), AC003007 (Human Chromosome 16 BAC clone
CIT987SK-A-61E3, complete sequence), H73304 (yu27c10.r1 Homo sapiens cD
NA clone 235026 5' similar to contains Alu repetitive element), N35175 (
yx83d10.r1 Homo sapiens cDNA clone 268339 5' similar to gb X14008_rna1 L
YSOZYME C PRECURSOR (HUMAN); contains Alu repetitive element), N41479 (y
y05a11.r1 Homo sapiens cDNA clone 270332 5' similar to gb:X14008_rna1 LY
SOZYME C PRECURSOR (HUMAN)), Q81139 (HPLA2-8 gene), T04964 (EST02852 Hom
o sapiens cDNA clone HFBCI77), および U18391 (Human Alu sequence clone A
8)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。am7
48 5蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコー
ルを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。
推定am748 5蛋白は、X55777 (put. ORF [Homo sapiens]) および R13556
(Protein encoded downstream of hhc_M oncoprotein)として同定された配列に
対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、am74
8 5蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活
性を共有している可能性がある。am748 5のヌクレオチド配列は、それが
AluおよびL1反復エレメントのうち1つまたはそれ以上を含む可能性を示す
【0091】クローン「cj507 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンcj507 1として同定されている。c
j507 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。cj507 1は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cj507 1蛋白」とも称する
)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcj507 1のヌクレオチド配列を配列番号:55に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るcj507 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:56に示す。 クローンcj507 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2100bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcj507 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。cj507 1は、AA100356 (zn46a02.r1 Strat
agene HeLa cell s3 937216 Homo sapiens cDNA clone 550442 5' similar to c
ontains element PTR5 repetitive element), AA228100 (zr56g04.s1 Soares Nh
HMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 667446 3'), AA479997 (zv18b07.r1 Soares
NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 753973 5' similar to contains element
PTR5 repetitive element, mRNA sequence), および X85324 (H.sapiens mRNA f
or non polymorphic CAG repeat (CAG12))として同定された配列に対して少なく
ともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、cj507 1蛋白お
よび類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有して
いる可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、cj507
1蛋白配列中、配列番号:56のアミノ酸265付近を中心とした潜在的な膜
貫通ドメインが予想される。cj507 1のヌクレオチド配列は、それがGC
A単純反復領域を含む可能性を示す。 cj507 1蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラクション中に約47kDaの発現
蛋白バンドが検出された。
【0092】クローン「cn922 5」 本発明ポリヌクレオチドはクローンcn922 5として同定されている。c
n922 5は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。cn922 5は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cn922 5蛋白」とも称する
)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcn922 5のヌクレオチド配列を配列番号:57に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るcn922 5蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:58に示す。 クローンcn922 5を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2200bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcn922 5のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。cn922 5は、H34191 (EST110864 Rattus s
p. cDNA 5' end), R18707 (yf98f02.r1 Homo sapiens cDNA clone 30546 5'), T
26556 (Human gene signature HUMGS08801), および Z83230 (Caenorhabditis e
legans cosmid F56A8)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似
性を示した。cn922 5蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBL
ASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベース
に対して検索した。推定cn922 5蛋白は、AB004535 (HYPOTHETICAL 105.9
KD PROTEIN IN AAC3-RFC5 INTERGENIC REGION [Schizosaccharomyces pombe])
および Z83230 (F56A8.a and F56A8.1 [Caenorhabditis elegans])として同定さ
れた配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば
、cn922 5蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくとも
ある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラ
ムによれば、cn922 5蛋白配列中、配列番号:58のアミノ酸25、10
0、135、190、290および370付近を中心とした6個の潜在的な膜貫
通ドメインが予想される。cn922 5のヌクレオチド配列は、それがMER
およびL1反復エレメントのうち1つまたはそれ以上を含む可能性を示す。
【0093】クローン「cw691 11」 本発明ポリヌクレオチドはクローンcw691 11として同定されている。
cw691 11は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単
離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。cw691
11は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cw691 11蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcw691 11のヌクレオチド配列を配列番号:59に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するcw691 11蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:60に示す。 もう1つの潜在的なcw691 11リーディングフレームおよび推定アミノ
酸配列は配列番号:59の塩基対542から970までによりコードされ、これ
を配列番号:179に示す。配列番号:179のアミノ酸34から46までは推
定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸47から開
始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/シグ
ナル配列が配列番号:179の蛋白の残りの部分から分離されない場合には、そ
れは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンcw691 11を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcw691 11のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。cw691 11は、AA363712 (EST74158 Pan
creas I Homo sapiens cDNA 5' end similar to similar to C. elegans hypoth
etical protein R10E12.1), AA521201 (aa74c10.s1 NCI_CGAP_GCB1 Homo sapien
s cDNA clone 826674 3'), AA527142 (ni07a10.s1 NCI_CGAP_Br2 Homo sapiens
cDNA clone IMAGE 967290, mRNA sequence), AA745501 (ny64d03.s1 NCI_CGAP_G
CB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1283045, mRNA sequence), N73108 (yv69a
09.r1 Homo sapiens cDNA clone 247960 5'), T19938 (Human gene signature H
UMGS01070), および W77963 (zd70d09.r1 Soares fetal heart NbHH19W Homo sa
piens cDNA clone 346001 5' similar to WP:R10E12.1 CE00310)として同定され
た配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。cw691 11蛋白に
関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenP
eptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定cw691
11蛋白は、P82971 (Bioadhesive precursor protein from cDNA 52), U7367
9 (YNK1-a [Caenorhabditis elegans]), および Z29561 (R10E12.1 [Caenorhabd
itis elegans])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示
した。配列類似性に基づけば、cw691 11蛋白および類似性を有する各蛋
白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。
【0094】クローン「cw1000 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローンcw1000 2として同定されている。
cw1000 2は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単
離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。cw1000
2は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cw1000 2蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcw1000 2のヌクレオチド配列を配列番号:61に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するcw1000 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:62に示す。配列番号:62のアミノ酸24
から36までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸37から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推
定リーダー/シグナル配列がcw1000 2蛋白の残りの部分から分離されな
い場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンcw1000 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcw1000 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。cw1000 2は、AA446779 (zw89d11.r1 S
oares total fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 784149 5', mRNA sequ
ence), AA493561 (nh04f07.s1 NCI_CGAP_Thy1 Homo sapiens cDNA clone 943333
similar to WP:F15G9.4 CE01552 IG SUPERFAMILY REPEATS ;contains element
MSR1 repetitive element), H35690 (EST111696 Rattus sp. cDNA similar to O
pioid binding protein/cell adhesion-like molecule), R18502 (yf96a05.r1 H
omo sapiens cDNA clone 30376 5'), T21582 (Human gene signature HUMGS0296
5), T39504 (ya06g11.r1 Homo sapiens cDNA clone 60740 5'), T46848 (yb94b0
1.r1 Homo sapiens cDNA clone 78793 5'), T51129 (yb94b01.s1 Homo sapiens
cDNA clone 78793 3'), および W67535 (zd40g11.s1 Soares fetal heart NbHH1
9W Homo sapiens cDNA clone 343172 3' similar to PIR S05539 S05539 glycop
horin C - human ;contains element MSR1 repetitive element)として同定され
た配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。cw1000 2蛋白に
関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenP
eptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定cw100
0 2蛋白は、M24406 (poliovirus receptor [Homo sapiens]), R07130 (H20B
receptor), W04404 (Human CRTAM; Cytotoxic or Regulatory T-cell associate
d Mol.; CRTAM), X13890 (glycophorin C [Homo sapiens]), および X90569 (el
astic titin [Homo sapiens])として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、cw1000 2蛋白および類似
性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能
性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、cw1000 2蛋
白配列中、配列番号:62のアミノ酸358付近を中心としたさらなる膜貫通ド
メインが予想される。cw1000 2のヌクレオチド配列は、それがGCC1
反復エレメントを含む可能性を示す。 cw1000 2蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラクション中に約57kDaの発
現蛋白バンドが検出された。
【0095】クローン「cw1640 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンcw1640 1として同定されている。
cw1640 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単
離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。cw1640
1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cw1640 1蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcw1640 1のヌクレオチド配列を配列番号:63に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するcw1640 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:64に示す。配列番号:64のアミノ酸12
3から135までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸136から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるた
め、推定リーダー/シグナル配列がcw1640 1蛋白の残りの部分から分離
されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンcw1640 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1400bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcw1640 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。cw1640 1は、AA075643 (zm88a12.r1 S
tratagene ovarian cancer (#937219) Homo sapiens cDNA clone 544990 5' sim
ilar to SW:ACT_EUPCR P20360 ACTIN), AA411334 (zv29e11.r1 Soares ovary tu
mor NbHOT Homo sapiens cDNA clone 755084 5' similar to WP:C49H3.8 CE0423
4 ACTIN-LIKE PROTEIN ), AA913364 (ol37b07.s1 Soares NFL_T_GBC_S1 Homo sa
piens cDNA clone IMAGE:1525621 3' similar to WP:C49H3.8 CE04234 ACTIN-LI
KE PROTEIN, mRNA sequence), N25416 (yx40g10.r1 Homo sapiens cDNA clone 2
64258 5' similar to SP ACT2_PLAFA P14883 ACTIN), R96887 (yq61g10.r1 Homo
sapiens cDNA clone 200322 5'), W37097 (zb98h03.r1 Soares parathyroid tu
mor NbHPA Homo sapiens cDNA clone 320885 5'), W44778 (zb98h03.s1 Soares
parathyroid tumor NbHPA Homo sapiens cDNA clone 320885 3'), W61038 (zc54
g09.r1 Soares senescent fibroblasts NbHSF Homo), W76570 (zd66f12.r1 Soar
es fetal heart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 345647 5' similar to SW:A
CT_PROCL P45521 ACTIN), および W82519 (mf05b01.r1 Soares mouse p3NMF19.5
Mus musculus cDNA clone)として同定された配列に対して少なくともある程度
の類似性を示した。cw1640 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸
配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列デー
タベースに対して検索した。推定cw1640 1蛋白は、J00068 (alpha-acti
n [Homo sapiens]), J01163 (actin [Oxytricha fallax]), R22026 (A. chrysog
enum actin), R50328 (Drug resistant structural protein), U42436 (Similar
to actin-like protein [Caenorhabditis elegans]), および U90439 (actin i
solog [Arabidopsis thaliana])として同定された配列に対して少なくともある
程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、cw1640 1蛋白および類
似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可
能性がある。
【0096】クローン「d24 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンd24 1として同定されている。d24
1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第553
6637号参照)を用いて成人血液(コンカナバリンAおよびホルボールミリス
テートアセテートで処理された末梢血単核細胞)cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。次いで、このc
DNAクローンを用いてd24 1を成人血液(フィトヘマグルチニン、ホルボ
ールミリステートアセテート、および混合リンパ球反応で処理された末梢血単核
細胞)cDNAライブラリーから単離した。d24 1は全長クローンであり、
分泌蛋白(本明細書で「d24 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を
含んでいる。 今回決定されたd24 1のヌクレオチド配列を配列番号:65に示し、これ
はポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応するd
24 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると考
えるものを配列番号:66に示す。配列番号:66のアミノ酸124から136
までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸1
37から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リー
ダー/シグナル配列がd24 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、
それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンd24 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/NotI
制限フラグメントは約2000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したd24 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよびF
ASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列データベ
ースに対して検索した。d24 1は、AA478740 (zv14g12.s1 Soares NhHMPu S
1 Homo sapiens cDNA clone 753670 3'), AA479444 (zv14g12.r1 Soares NhHMPu
S1 Homo sapiens cDNA clone 753670 5', mRNA sequence), AA278581 (zs76f09
.r1 Soares NbHTGBC Homo sapiens cDNA clone 703433 5' similar to WP T04A8
.12 CE01067 YEAST 107.9KD PGK1-MAK32 INTERGENIC HYPOTHETICAL PROTEIN), H
05202 (yl85h02.r1 Homo sapiens cDNA clone 45213 5' similar to SP T04A8.1
2m CE01067 YEAST 107.9KD PGK1-MAK32 INTERGENIC HYPOTHETICAL PROTEIN), R7
4287 (yi57e07.r1 Homo sapiens cDNA clone 143364 5'), U57715 (Rattus norv
egicus FGF receptor activating protein FRAG1 (FRAG1) mRNA, complete CDs)
, and Z35663 (C. elegans protein of unknown function)として同定された配
列に対して少なくともある程度の類似性を示した。d24 1蛋白に関する本明
細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびG
eneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定d24 1蛋白は、U5
7715 (FGF receptor activating protein FRAG1 [Rattus norvegicus])として同
定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。Lorenziら(1996,
Proc. Natl. Acad. Sci. USA 93: 8956、参照により本明細書に記載されている
ものとみなす)はラット骨肉腫細胞中のFRAG1遺伝子について研究した。彼
らは、FRAG1遺伝子産物がFGF受容体(FGFR2)と融合すると結論し
た。この融合物は「受容体の形質転換活性および自己リン酸化を劇的に刺激し」
、腫瘍原性を引き起こす。配列類似性に基づけば、d24 1蛋白および類似性
を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性
がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、d24 1蛋白配列中
、配列番号:66のアミノ酸34、154および194付近をそれぞれ中心とし
た3個のさらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 d24 1蛋白をCOS細胞発現系にて発現させたところ、SDSポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラクション中に約24kDaの発現蛋白バン
ドが検出された。
【0097】クローン「dd426 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdd426 1として同定されている。d
d426 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人精巣cDNAライブラリーから単離され
、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、
分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dd426 1は全
長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「dd426 1蛋白」とも称する)
の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdd426 1のヌクレオチド配列を配列番号:67に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るdd426 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:68に示す。配列番号:68のアミノ酸76から
88までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸89から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がdd426 1蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンdd426 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdd426 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。dd426 1は、AA760716 (nz13d06.s1 NCI_C
GAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1287659 similar to WP:F13H10.3 CE
05624 YEAST YEH4 LIKE PROTEIN; mRNA sequence), H11919 (ym10e10.r1 Homo s
apiens cDNA clone 47462 5'), および Z68748 (Caenorhabditis elegans cosmi
d F13H10)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した
。dd426 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プ
ロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検
索した。推定dd426 1蛋白は、U39782 (lysine and histidine specific
transporter [Arabidopsis thaliana]) and Z68748 (F13H10.3 [Caeno-rhabditi
s elegans])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示し
た。配列類似性に基づけば、dd426 1蛋白および類似性を有する各蛋白ま
たはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredI
Iコンピュータープログラムによれば、dd426 1蛋白配列中、配列番号:
68のアミノ酸30付近を中心としたさらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想さ
れる。 dd426 1蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラクション中に約12kDaの発現
蛋白バンドが検出された。
【0098】クローン「di393 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdi393 2として同定されている。d
i393 2は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人精巣cDNAライブラリーから単離され
、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、
分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。di393 2は全
長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「di393 2蛋白」とも称する)
の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdi393 2のヌクレオチド配列を配列番号:69に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るdi393 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:70に示す。配列番号:70のアミノ酸7から1
9までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸
20から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リー
ダー/シグナル配列がdi393 2蛋白の残りの部分から分離されない場合に
は、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンdi393 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdi393 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。di393 2は、AA669506 (zu85g08.s1 Soare
s testis NHT Homo sapiens cDNA clone 744830 3', mRNA sequence)として同定
された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけ
ば、di393 2蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくと
もある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログ
ラムによれば、di393 2蛋白配列中、配列番号:70のアミノ酸66付近
を中心としたさらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 di393 2蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラクション中に約20kDaの発現
蛋白バンドが検出された。
【0099】クローン「dj167 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdj167 2として同定されている。d
j167 2は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人胎盤cDNAライブラリーから単離され
、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、
分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dj167 2は全
長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「dj167 2蛋白」とも称する)
の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdj167 2のヌクレオチド配列を配列番号:71に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るdj167 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:72に示す。 クローンdj167 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1550bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdj167 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。dj167 2は、H49161 (yq18d05.r1 Soares
fetal liver spleen 1NFLS Homo sapiens cDNA clone 274208 5'), L12350 (Hum
an thrombospondin 2 (THBS2) mRNA, complete cds), T98917 (ye66b03.s1 Homo
sapiens cDNA clone 122669 3' similar to SP:TSP1_CHICK P35440 THROMBOSPO
NDIN 1), および X87620 (B.taurus mRNA for complete thrombospondin)として
同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。dj167 2
蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用い
てGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定dj
167 2蛋白は、L12350 (thrombospondin 2 [Homo sapiens]), M60853 (thro
mbospondin [Gallus gallus]), R40823 (Human thrombospondin 1), U48245 (pr
otein kinase C-binding protein Nel [Rattus norvegicus]), X87620 (thrombo
spondin [Bos taurus]), および Z71178 (B0024.14 [Caenorhabditis elegans])
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似
性に基づけば、dj167 2蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチド
は少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュー
タープログラムによれば、dj167 2蛋白配列中、配列番号:72のアミノ
酸140、215および315付近をそれぞれ中心とした3個の潜在的な膜貫通
ドメインが予想される。
【0100】クローン「dj167 19」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdj167 19として同定されている。
dj167 19は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いて成人胎盤cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dj167 1
9は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「dj167 19蛋白」とも
称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdj167 19のヌクレオチド配列を配列番号:73に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するdj167 19蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:74に示す。配列番号:74のアミノ酸22
から34までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸35から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推
定リーダー/シグナル配列がdj167 19蛋白の残りの部分から分離されな
い場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。dj167
19クローンはdj167 2クローンと関係があり、さらに5’に伸長したも
のである。dj167 19クローンは、その5’末端のSfi制限部位間(配
列番号:73のヌクレオチド16と839との間)において逆方向の絨毛性ソマ
トマンノトロピンのコーディング配列を含むと思われる。dj167 2および
dj167 19クローンは、2つの異なる形態の分泌蛋白をコードする別スプ
ライシングされたメッセンジャーRNA分子を示すものである可能性がある。 クローンdj167 19を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約4500bpの長さのはずである。 dj167 19アミノ酸配列(配列番号:74)の分析により、下記ドメイ
ンが明らかとなった。アミノ酸60〜75におけるIGFBPシステイン豊富ド
メイン;アミノ酸174〜210、212〜247、255〜291および29
3〜328におけるVWF−bシステイン豊富ドメイン;アミノ酸336〜39
0、403〜456、608〜662、679〜734、753〜808および
819〜873における絨毛システイン豊富ドメイン;アミノ酸469〜498
、505〜532、539〜564および567〜592におけるアンチスタチ
ン(プロテアーゼ阻害剤)システイン豊富ドメイン;アミノ酸314〜316に
おけるRGD細胞接着配列、ならびにアミノ酸71、113、330、474お
よび746におけるAsnグリコシレーション部位。上記システイン豊富ドメイ
ンは、Von Willebrand因子(VWF)のCドメインならびにプロコラーゲンおよ
びスロンボスポンジンに見出されるドメインに類似している。さらに、配列番号
:74のアミノ酸配列のアミノ酸938からアミノ酸960までは膜貫通ドメイ
ンであると思われる。 dj167 19転写物は、腎臓、膵臓、脾臓および卵巣を包含する数種の細
胞タイプにおいて発現され、胎盤組織において最も豊富に発現される。
【0101】クローン「dw665 4」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdw665 4として同定されている。d
w665 4は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人脳cDNAライブラリーから単離され、
あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分
泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dw665 4は全長
クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「dw665 4蛋白」とも称する)の
全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdw665 4のヌクレオチド配列を配列番号:75に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るdw665 4蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:76に示す。配列番号:76のアミノ酸15から
27までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸28から開始する。また配列番号:76のアミノ酸16から28までは推定リ
ーダー/シグナル配列であり、その場合、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸29
から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー
/シグナル配列がdw665 4蛋白の残りの部分から分離されない場合には、
それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンdw665 4を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3750bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdw665 4のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。dw665 4は、AA029053 (zk09f06.s1 Soare
s pregnant uterus NbHPU Homo sapiens cDNA clone 470051 3'), H77289 (EST2
7o17 WATM1 Homo sapiens cDNA clone 27o17, mRNA sequence), および T21722
(Human gene signature HUMGS03170)#として同定された配列に対して少なくと
もある程度の類似性を示した。dw665 4蛋白に関する本明細書開示の推定
アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸
配列データベースに対して検索した。推定dw665 4蛋白は、L35764 (chor
din [Xenopus laevis]) および W31559 (Xenopus frog protein "chordin")とし
て同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。推定dw66
5 4蛋白中のモチーフの分析によれば、配列番号:76のアミノ酸37〜99
、115〜178および260〜322において絨毛システイン豊富ドメイン;
配列番号:76のアミノ酸179〜181においてRGD細胞接着配列が明らか
となり、それらはいくつかの蛋白において細胞接着において役割を果たすことが
示されている。さらにAsp糖鎖付加部位がアミノ酸118および291におい
て明らかとなった。配列類似性に基づけば、dw665 4蛋白および類似性を
有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性が
ある。dw665 4のヌクレオチド配列は、それがAC反復エレメントを含む
可能性を示す。 dw665 4転写物は腎臓、副腎および前立腺組織を包含する多くの組織に
おいて発現され、膵臓において最も豊富に発現される。しかしながら、肝臓また
は末梢血細胞においてはdw665 4転写物はほとんど発現されないか、ある
いは全く発現されない。dw665 4蛋白をCOS細胞発現系において発現さ
せたところ、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて約75kDaの発
現蛋白バンドがならし培地中に検出された。また、約26および30kDaの2
つのさらなるバンドも観察された。BIACORE結合実験により、dw665 4蛋
白が絨毛様蛋白結合特性を有し、BMP−2、BMP−4、BMP−7、BMP
−12およびGDF−5に結合することが示される。
【0102】クローン「dx146 12」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdx146 12として同定されている。
dx146 12は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いて成人精巣cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dx146 1
2は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「dx146 12蛋白」とも
称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdx146 12のヌクレオチド配列を配列番号:77に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するdx146 12蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:78に示す。 クローンdx146 12を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2250bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdx146 12のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。dx146 12は、AA090429 (y0527.seq.F
Fetal heart, Lambda ZAP Express Homo sapiens cDNA 5'), AA232068 (zr24a01
.r1 Stratagene NT2 neuronal precursor 937230 Homo sapiens cDNA clone 664
296 5'), AA886679 (oj47h07.s1 NCI_CGAP_Kid3 Homo sapiens cDNA clone IMAG
E:1501501 3' similar to WP:F16A11.2 CE09424 METHANO-COCCUS HYPOTHETICAL
PROTEIN 0682 LIKE; mRNA sequence), R61436 (yh15g06.r1 Homo sapiens cDNA
clone 37884 5'), および Z81505 (Caenorhabditis elegans cosmid F16A11, co
mplete sequence)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を
示した。dx146 12蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLAS
TX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに
対して検索した。推定dx146 12蛋白は、U67515 (hypothetical protein
(SP P46850) [Methanococcus jannaschii]) および Z81505 (F16A11.2 [Caenor
habditis elegans])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性
を示した。配列類似性に基づけば、dx146 12蛋白および類似性を有する
各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。
TopPredIIコンピュータープログラムによれば、dx146 12蛋白配列中、
配列番号:78のアミノ酸405付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメインが予
想される。 dx146 12蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて約50kDaの発現蛋白バンドがなら
し培地および膜フラクション中に検出された。
【0103】クローン「dx219 13」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdx219 13として同定されている。
dx219 13は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いて成人精巣cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dx219 1
3は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「dx219 13蛋白」とも
称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdx219 13のヌクレオチド配列を配列番号:79に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するdx219 13蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:80に示す。配列番号:80のアミノ酸94
から106までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列は
アミノ酸107から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため
、推定リーダー/シグナル配列がdx219 13蛋白の残りの部分から分離さ
れない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンdx219 13を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1200bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdx219 13のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。dx219 13は、AA429731 (zw66g05.s1 S
oares testis NHT Homo sapiens cDNA clone 781208 3'), AA446067 (zw66e06.r
1 Soares testis NHT Homo sapiens cDNA clone 781186 5', mRNA sequence), T
23212 (standard; cDNA to mRNA; 161 BP, Human gene signature HUMGS05005),
W29299 (mb99f03.r1 Soares mouse p3NMF19.5 Mus musculus cDNA clone 33756
5 5'), W87852 (zh68b05.r1 Soares fetal liver spleen 1NFLS S1 Homo sapien
s cDNA clone 417201 5'), および Y13897 (Homo sapiens partial mRNA for hy
pothetical protein)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似
性を示した。配列類似性に基づけば、dx219 13蛋白および類似性を有す
る各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある
。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、dx219 13蛋白配列中
、配列番号:80のアミノ酸160付近を中心として1つ、アミノ酸275付近
を中心としてもう1つ、すなわちさらに2個の潜在的膜貫通ドメインが予想され
る。 dx219 13蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて約37kDaの発現蛋白バンドが膜フ
ラクション中に検出された。
【0104】クローン「fm3 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンfm3 1として同定されている。fm3
1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第553
6637号参照)を用いて成人脳cDNAライブラリーから単離され、あるいは
コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白ま
たは膜貫通蛋白をコードするものと同定された。fm3 1は全長クローンであ
り、分泌蛋白(本明細書で「fm3 1蛋白」とも称する)の全コーディング配
列を含んでいる。 今回決定されたfm3 1のヌクレオチド配列を配列番号:81に示し、これ
はポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応するf
m3 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると考
えるものを配列番号:82に示す。配列番号:82のアミノ酸7から19までは
推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸20から
開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/シ
グナル配列がfm3 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜
貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンfm3 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/NotI
制限フラグメントは約600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したfm3 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよびF
ASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列データベ
ースに対して検索した。fm3 1は、T15669 (IB1718 Infant brain, Bento S
oares Homo sapiens cDNA 3'end)として同定された配列に対して少なくともある
程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、fm3 1蛋白および類似性を
有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性が
ある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、fm3 1蛋白配列中、
配列番号:82のアミノ酸85付近を中心としたさらなる潜在的膜貫通ドメイン
が予想される。 fm3 1蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポリア
クリルアミドゲル電気泳動を用いて約9kDaの発現蛋白バンドが膜フラクショ
ン中に検出された。
【0105】クローン「h225 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンh225 1として同定されている。h2
25 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第5
536637号参照)を用いて成人血液(フィトヘマグルチニンおよびホルボー
ルミリステートアセテートおよび混合リンパ球反応で処理された末梢血単核細胞
)cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配
列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするも
のと同定された。h225 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「
h225 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたh225 1のヌクレオチド配列を配列番号:83に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
h225 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:84に示す。配列番号:84のアミノ酸52から64
までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸6
5から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダ
ー/シグナル配列がh225 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、
それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンh225 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約832bpの長さのはずである。 本明細書に開示したh225 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。h225 1は、AA604374 (no87e01.s1 NCI_CGAP_
AA1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1113816 similar to WP:ZK757.1 CE00467;
mRNA sequence), H18393 (yn49a12.r1 Homo sapiens cDNA clone 171742 5' si
milar to SP:ZK757.1 CE00467), および R23642 (yh35e03.r1 Homo sapiens cDN
A clone 131740 5')として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性
を示した。h225 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX
検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対
して検索した。推定h225 1蛋白は、AL022600 (hypothetical protein [Sc
hizosaccharomyces pombe]) および Z48758 (SC9727_21 unknown [Saccharomyce
s cerevisiae])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示
した。配列類似性に基づけば、h225 1蛋白および類似性を有する各蛋白ま
たはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。
【0106】クローン「kj320 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンkj320 1として同定されている。k
j320 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。kj320 1は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「kj320 1蛋白」とも称する
)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたkj320 1のヌクレオチド配列を配列番号:85に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るkj320 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:86に示す。配列番号:86のアミノ酸26から
38までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸39から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がkj320 1蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンkj320 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約4900bpの長さのはずである。 本明細書に開示したkj320 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。kj320 1は、A45343 (Sequence 13 from P
atent WO9517522), AA284111 (zc36f08.T7 Soares senescent fibroblasts NbHS
F Homo sapiens cDNA clone 324423 3' similar to WP ZK688.8 CE00544 UDP-GA
LNAC; mRNA sequence), AA375707 (EST88026 HSC172 cells II Homo sapiens cD
NA 5' end), AA534406 (nf76b08.s1 NCI_CGAP_Co3 Homo sapiens cDNA clone IM
AGE 925815), D39885 (Rice cDNA, partial sequence (S1531_1A)), G10010 (hu
man STS CHLC.GCT16E06.P18287 clone GCT16E06), Q75104 (Cattle GalNAc-tran
sferase), Q95187 (Simple tandem repeat (STR) corresponding to wg1d10),
および U35890 (Rattus norvegicus polypeptide GalNAc transferase T1 mRNA,
complete cds)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示
した。kj320 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検
索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対し
て検索した。推定kj320 1蛋白は、R66397 (Cattle GalNAc-transferase)
, U41514 (UDP-GalNAc polypeptide N-acetylgalactosaminyltransferase [Homo
sapiens]), および X85018 (UDP-GalNAc polypeptide N-acetylgalactosaminyl
transferase [Homo sapiens])として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。kj320 1中のモチーフの分析により、アルファ−2
−マクログロブリンファミリーのチオエステル領域シグナチャーの存在が明らか
となった。プロテイナーゼ結合アルファマクログロブリン(A2M)は脊椎動物
の血漿中、ある種の無脊椎動物の血液リンパ、ならびに爬虫類および鳥類の卵白
に見出される大型糖蛋白である。それらは、プロテイナーゼが結合すると蛋白の
コンホーメーション変化を起こして該プロテイナーゼをトラップする特異的開裂
部位(「噛む」領域)を含むペプチド伸長部分を用いてプロテイナーゼをトラッ
プすることにより4つのすべてのクラスのプロテーナーゼを阻害する。「噛む」
領域が開裂されると、共有結合(システイン側鎖とグルタミンとの間のチオール
エステル結合)がA2Mとプロテイナーゼとの間に形成される。配列類似性に基
づけば、kj320 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少な
くともある程度活性を共有している可能性がある。kj320 1のヌクレオチ
ド配列は、それが1個またはそれ以上の反復エレメントを含む可能性を示す。 kj320 1蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて約136kDaの発現蛋白バンドがなら
し培地中に検出された。
【0107】クローン「ml236 5」 本発明ポリヌクレオチドはクローンml236 5として同定されている。m
l236 5は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人脳cDNAライブラリーから単離され、
あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分
泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。ml236 5は全長
クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「ml236 5蛋白」とも称する)の
全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたml236 5のヌクレオチド配列を配列番号:87に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るml236 5蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:88に示す。配列番号:88のアミノ酸148か
ら160までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸161から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、
推定リーダー/シグナル配列がml236 5蛋白の残りの部分から分離されな
い場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンml236 5を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したml236 5のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。ml236 5は、AA137204 (zl23h11.s1 Soare
s pregnant uterus NbHPU Homo sapiens cDNA clone 502821 3'), AA307966 (ES
T17887 Aorta endothelial cells, TNF alpha-treated Homo sapiens cDNA 5' e
nd, mRNA sequence), AA434504 (zw31c03.r1 Soares ovary tumor NbHOT Homo s
apiens cDNA clone 770884 5' similar to WP C45G9.7 CE01858), AA525971 (ni
93g09.s1 NCI_CGAP_Pr21 Homo sapiens cDNA clone 984448), AA526490 (ni96c1
1.s1 NCI_CGAP_Pr21 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 984692, mRNA sequence),
AF028823 (Homo sapiens Tax interaction protein 1 mRNA, partial cds), U9
0913 (Human clone 23665 mRNA sequence), および W73114 (zd55c12.r1 Soares
fetal heart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 344566 5')として同定された
配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。ml236 5蛋白に関す
る本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPept
およびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定ml236
5蛋白は、AF028823 (Tax interaction protein 1 [Homo sapiens]) および U21
323 (similar to tight junction protein (Z0-1) (SP Z01_HUMAN, Q07157) [Ca
enorhabditis elegans])として同定された配列に対して少なくともある程度の類
似性を示した。配列類似性に基づけば、ml236 5蛋白および類似性を有す
る各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある
。 ml236 5蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて約14kDaの発現蛋白バンドがならし
培地および膜フラクション中に検出された。
【0108】クローン「pu282 10」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpu282 10として同定されている。
pu282 10は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いて成人血液(前骨髄球白血病HL−60)
cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列
のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするもの
と同定された。pu282 10は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で
「pu282 10蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpu282 10のヌクレオチド配列を配列番号:89に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するpu282 10蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:90に示す。配列番号:90のアミノ酸11
9から131までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸132から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるた
め、推定リーダー/シグナル配列がpu282 10蛋白の残りの部分から分離
されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpu282 10を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1050bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpu282 10のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。pu282 10は、AA311503 (EST182442 Ju
rkat T-cells VI Homo sapiens cDNA 5' end), AA336709 (EST41341 Endometria
l tumor Homo sapiens cDNA 5' end), AA336890 (EST41572 Endometrial tumor)
, AA385588 (EST99290 Thyroid Homo sapiens cDNA 5' end), AA526889 (ni09e0
5.s1 NCI_CGAP_Br2 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:967520), AC003058 (Arabi
dopsis thaliana "unknown" protein), および T19726 (Human gene signature
HUMGS00800)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示し
た。配列類似性に基づけば、pu282 10蛋白および類似性を有する各蛋白
またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPre
dIIコンピュータープログラムによれば、pu282 10蛋白配列中、配列番
号:90のアミノ酸39付近を中心として1個、アミノ酸95付近を中心として
もう1個、すなわち2個のさらなる潜在的膜貫通ドメインが予想される。 pu282 10蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて約16kDaの発現蛋白バンドがなら
し培地および膜フラクション中に検出された。
【0109】クローン「at94 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローンat94 2として同定されている。at
94 2は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第5
536637号参照)を用いて成人血液(混合リンパ球反応で処理されたリンパ
球および樹状細胞)cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードされる
蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋
白をコードするものと同定された。at94 2は全長クローンであり、分泌蛋
白(本明細書で「at94 2蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたat94 2のヌクレオチド配列を配列番号:91に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
at94 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:92に示す。配列番号:92のアミノ酸214から2
26までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸227から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定
リーダー/シグナル配列がat94 2蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンat94 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約4300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したat94 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。at94 2は、N24317 (yx23d12.r1 Homo sapien
s cDNA clone 262583 5'), T30988 (EST25695 Homo sapiens cDNA 5' end simil
ar to None), および U37026 (Rattus norvegicus brain sodium channel beta
2 subunit (SCNB2) mRNA, complete cds)として同定された配列に対して少なく
ともある程度の類似性を示した。at94 2蛋白に関する本明細書開示の推定
アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸
配列データベースに対して検索した。推定at94 2蛋白は、Z49912 (T24F1.
2 [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、at94 2蛋白および類似性を
有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性が
ある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、at94 2蛋白配列中
、配列番号:92のアミノ酸23、306、332および364付近を中心とし
て4個のさらなる潜在的膜貫通ドメインが予想される。
【0110】クローン「bf169 13」 本発明ポリヌクレオチドはクローンbf169 13として同定されている。
bf169 13は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単
離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。bf169
13は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「bf169 13蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたbf169 13のヌクレオチド配列を配列番号:93に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するbf169 13蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:94に示す。配列番号:94のアミノ酸34
2から354までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸355から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるた
め、推定リーダー/シグナル配列がbf169 13蛋白の残りの部分から分離
されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンbf169 13を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約3000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したbf169 13のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。bf169 13は、AA227952 (zr56b06.s1 S
oares NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 667379 3'), AA453914 (zx32e11.r1
Soares total fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 788204 5' similar
to contains element TAR1 repetitive element; mRNA sequence), H46157 (yo1
3f11.r1 Homo sapiens cDNA clone 177837 5'), H18792 (yn52e02.r1 Homo sapi
ens cDNA clone 172058 5'), および N24601 (yx72e01.s1 Homo sapiens cDNA c
lone 267288 3')として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を
示した。bf169 13蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLAS
TX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに
対して検索した。推定bf169 13蛋白は、L41834 (plant nuclear protei
n [Ensis minor]) および Z75539 (F28C1.1 [Caenorhabditis elegans])として
同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基
づけば、bf169 13蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少
なくともある程度活性を共有している可能性がある。bf169 13のヌクレ
オチド配列は、それが1個またはそれ以上のGCCCCA、GCCC、GGAお
よび/またはGC反復配列を含む可能性を示す。 bf169 13蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて約109kDaの発現蛋白バンドが膜
フラクション中に検出された。
【0111】クローン「bl152 12」 本発明ポリヌクレオチドはクローンbl152 12として同定されている。
bl152 12は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いて成人精巣cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。bl152 1
2は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「bl152 12蛋白」とも
称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたbl152 12のヌクレオチド配列を配列番号:95に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するbl152 12蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:96に示す。 クローンbl152 12を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1100bpの長さのはずである。 本明細書に開示したbl152 12のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。bl152 12は、AA280876 (zs97d04.s1 N
CI_CGAP_GCB1 Soares NbHTGBC Homo sapiens cDNA clone 711559 3' similar to
contains element MER22 repetitive element), AA280956 (zs97d04.r1 NCI_CG
AP_GCB1 Soares NbHTGBC Homo sapiens cDNA clone 711559 5'), R21512 (yh19b
03.s1 Homo sapiens cDNA clone 130157 3'), R67018 (yi26e05.s1 Homo sapien
s cDNA clone 140384 3' similar to contains MER22 repetitive element), R7
1877 (yj87d11.s1 Homo sapiens cDNA clone 155733 3' similar to contains M
ER22 repetitive element), T22941 (Human gene signature HUMGS04666), W465
39 (zc30g03.s1 Soares senescent fibroblasts NbHSF Homo sapiens cDNA clon
e 323860 3', mRNA sequence), および W70065 (zd49c04.s1 Soares fetal hear
t NbHH19W Homo sapiens cDNA clone)として同定された配列に対して少なくとも
ある程度の類似性を示した。bl152 12蛋白に関する本明細書開示の推定
アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸
配列データベースに対して検索した。推定bl152 12蛋白は、Z82256 (B0
513.2 [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に対して少なくともあ
る程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、bl152 12蛋白および
類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している
可能性がある。bl152 12のヌクレオチド配列は、それが1個またはそれ
以上のGCC反復配列を含む可能性を示す。 bl152 12蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて約25kDaの発現蛋白バンドがなら
し培地中に検出された。
【0112】クローン「bz578 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンbz578 1として同定されている。b
z578 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児腎臓cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。bz578 1
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「bz578 1蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたbz578 1のヌクレオチド配列を配列番号:97に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るbz578 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:98に示す。 クローンbz578 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したbz578 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。bz578 1は、T47038 (yb12e08.r1 Homo sa
piens cDNA clone 70982 5' contains L1 repetitive element) および Z82975
(Human DNA sequence from PAC 36J3, between markers DXS1192 and DXS102 on
chromosome X)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示
した。bz578 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検
索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対し
て検索した。推定bz578 1蛋白は、AF051782 (diaphanous 1 [Homo sapie
ns]), U96963 (diaphanous 1 [mouse]), および U93572 (putative p150 [Homo
sapiens])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した
。配列類似性に基づけば、bz578 1蛋白および類似性を有する各蛋白また
はペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。bz578
1のヌクレオチド配列は、それが1個またはそれ以上のL1反復配列を含む可
能性を示す。
【0113】クローン「cb123 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンcb123 1として同定されている。c
b123 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。cb123 1は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cb123 1蛋白」とも称する
)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcb123 1のヌクレオチド配列を配列番号:99に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るcb123 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:100に示す。配列番号:100のアミノ酸44
から56までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸57から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推
定リーダー/シグナル配列がcb123 1蛋白の残りの部分から分離されない
場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンcb123 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcb123 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。cb123 1は、AA309020 (EST179803 Colon
carcinoma (Caco-2) cell line I Homo sapiens cDNA 5' end, mRNA sequence),
R89617 (ym98b08.s1 Homo sapiens cDNA clone 166935 3'), T16814 (NIB1893
Normalized infant brain, Bento Soares Homo sapiens cDNA 3'end similar to
EST02882 H. sapiens cDNA clone HFBCL71), T24092 (Human gene signature H
UMGS06080), および T55187 (yb43e06.s1 Homo sapiens cDNA clone 73954 3')
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。cb12
3 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコール
を用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推
定cb123 1蛋白は、U33331 (orf UL133 [Human cytomegalovirus])として
同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基
づけば、cb123 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少な
くともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープ
ログラムによれば、cb123 1蛋白配列中、配列番号:100のアミノ酸1
5付近を中心として1個、アミノ酸80付近を中心としてもう1個、すなわち2
個のさらなる潜在的膜貫通ドメインが予想される。
【0114】クローン「ch245 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンch245 1として同定されている。c
h245 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児腎臓cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。ch245 1
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「ch245 1蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたch245 1のヌクレオチド配列を配列番号:101に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するch245 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:102に示す。TopPredIIコンピュータープロ
グラムによれば、ch245 1蛋白配列中、配列番号:102のアミノ酸87
付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 もう1つの潜在的なch245 1のリーディングフレームおよび推定アミノ
酸配列は配列番号:101の塩基対533から778までによりコードされてお
り、これを配列番号:180に示す。TopPredIIコンピュータープログラムによ
れば、配列番号:180のアミノ酸配列中、アミノ酸34付近を中心とした潜在
的な膜貫通ドメインが予想される。 クローンch245 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1350bpの長さのはずである。 本明細書に開示したch245 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。ch245 1は、AA402307 (zu48f03.r1 Soare
s ovary tumor NbHOT Homo sapiens cDNA clone 741245 5', mRNA sequence), H
19032 (ym44e04.r1 Homo sapiens cDNA clone 50921 5'), H19323 (ym44e04.s1
Homo sapiens cDNA clone 50921 3'),および N36070 (yy02g11.r1 Homo sapiens
cDNA clone 270116 5')として同定された配列に対して少なくともある程度の類
似性を示した。ch245 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列を
BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベー
スに対して検索した。推定ch245 1蛋白は、M58597 (ELAM-1 ligand fuco
syltransferase [Homo sapiens]) および U36763 (fatty acid synthase [Mycob
acterium bovis])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を
示した。配列類似性に基づけば、ch245 1蛋白および類似性を有する各蛋
白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。
【0115】クローン「cj378 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローンcj378 3として同定されている。c
j378 3は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。cj378 3は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cj378 3蛋白」とも称する
)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcj378 3のヌクレオチド配列を配列番号:103に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するcj378 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:104に示す。 クローンcj378 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1400bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcj378 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。cj378 3は、D60138 (Human fetal brain
cDNA 5'-end GEN-088A04, mRNA sequence), H19318 (ym44d06.s1 Homo sapiens
cDNA clone 51231 3'), H41859 (yo07g06.r1 Homo sapiens cDNA clone 177274
5'), T25386 (Human gene signature HUMGS07551), および T75383 (yc89g05.r1
Homo sapiens cDNA clone 23351 5')として同定された配列に対して少なくとも
ある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、cj378 3蛋白および
類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している
可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、cj378 3
蛋白配列(配列番号:104)のN末端において潜在的な膜貫通ドメインが予想
される。
【0116】クローン「cw1481 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンcw1481 1として同定されている。
cw1481 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国
特許第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単
離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。cw1481
1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cw1481 1蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcw1481 1のヌクレオチド配列を配列番号:105に示
し、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対
応するcw1481 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸
配列であると考えるものを配列番号:106に示す。 クローンcw1481 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2380bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcw1481 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。cw1481 1は、AA027927 (zk05a10.r1 S
oares pregnant uterus NbHPU Homo sapiens cDNA clone 469626 5'), AA027928
(zk05a10.s1 Soares pregnant uterus NbHPU Homo sapiens cDNA clone 469626
3' similar to contains MER28.b2 MER28 repetitive element), AA113357 (zn
69g06.s1 Stratagene HeLa cell s3 937216 Homo sapiens cDNA clone 563482 3
'), AA252304 (zs12b08.s1 Soares NbHTGBC Homo sapiens cDNA clone 684951 3
' similar to contains element MER22 repetitive element), AA976744 (oq09a
09.s1 NCI_CGAP_GC4 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 1585816 3' similar to T
R O15025 O15025 KIAA0308 ;contains element MER22 repetitive element; mRN
A sequence), R55084 (yg87a06.r1 Homo sapiens cDNA clone 40244 5'), U0093
0 (Human clone C4E 1.63 (CAC)n/(GTG)n repeat-containing mRNA), U00955 (H
uman clone CE29 8.1 (CAC)n/(GTG)n repeat-containing mRNA), および W16808
(zb93a09.s1 Soares parathyroid tumor NbHPA Homo sapiens cDNA clone 3203
44 3')として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。c
w1481 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロ
トコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索
した。推定cw1481 1蛋白は、AB002306 (KIAA0308 [Homo sapiens]), X1
5906 (precursor polypeptide), および Z68751 (F01G4.1 [Caenorhabditis ele
gans])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配
列類似性に基づけば、cw1481 1蛋白および類似性を有する各蛋白または
ペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコ
ンピュータープログラムによれば、cw1481 1蛋白配列中、配列番号:1
06のアミノ酸431付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメイン、および配列番
号:106のアミノ酸395付近を中心とした推定膜貫通ドメインが予想される
。cw1481 1のヌクレオチド配列は、それがヒスチジン豊富領域およびセ
リン豊富領域を有し、内部で強く反復されていることが示される。
【0117】クローン「dd119 4」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdd119 4として同定されている。d
d119 4は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人精巣cDNAライブラリーから単離され
、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、
分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dd119 4は全
長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「dd119 4蛋白」とも称する)
の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdd119 4のヌクレオチド配列を配列番号:107に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するdd119 4蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:108に示す。配列番号:108のアミノ酸2
7から39までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列は
アミノ酸40から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、
推定リーダー/シグナル配列がdd119 4蛋白の残りの部分から分離されな
い場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンdd119 4を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3350bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdd119 4のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。dd119 4は、AA151924 (zo30e05.r1 Strat
agene colon (#937204) Homo sapiens cDNA clone 588416 5' similar to SW SL
IT_DROME P24014 SLIT PROTEIN PRECURSOR; mRNA sequence), AA193464 (zr41c0
6.s1 Soares NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 665962 3'), AB011135 (Homo
sapiens mRNA for KIAA0563 protein, complete cds), G23888 (human STS WI-
12393), H04996 (yl74c12.s1 Homo sapiens cDNA clone 43851 3'), M86526 (Ra
t proline-rich protein (PRP) gene, 5' end, and containing several Alu-li
ke repetitive elements), M86514 (Rat proline-rich protein mRNA, 3' end),
W68823 (zd37f04.r1 Soares fetal heart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 3
42847 5'), および Z54386 (H.sapiens CpG island DNA genomic Mse1 fragment
, clone 10g3, forward read cpg10g3.ft1a)として同定された配列に対して少な
くともある程度の類似性を示した。dd119 4蛋白に関する本明細書開示の
推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミ
ノ酸配列データベースに対して検索した。推定dd119 4蛋白は、AB011135
(KIAA0563 protein [Homo sapiens]) および M86526 (proline-rich protein [
Rattus norvegicus])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似
性を示した。ラットプロリン豊富蛋白(PRP)は単一コピー遺伝子によりコー
ドされ、ラットの腹側前立腺において発現され、その前駆体蛋白生成物は複数の
プロリン豊富ポリペプチドに開裂される。配列類似性に基づけば、dd119
4蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を
共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、d
d119 4蛋白配列中、配列番号:108のアミノ酸928付近を中心とした
さらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 dd119 4蛋白をCOS細胞発現系にて発現させたところ、SDSポリア
クリルアミドゲル電気泳動を用いてならし培地および膜フラクション中に約16
6kDaの発現蛋白バンドが検出された。
【0118】クローン「df202 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdf202 3として同定されている。d
f202 3は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人脳cDNAライブラリーから単離され、
あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分
泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。df202 3は全長
クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「df202 3蛋白」とも称する)の
全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdf202 3のヌクレオチド配列を配列番号:109に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するdf202 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:110に示す。配列番号:100のアミノ酸1
7から29までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列は
アミノ酸30から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、
推定リーダー/シグナル配列がdf202 3蛋白の残りの部分から分離されな
い場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンdf202 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdf202 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。df202 3は、AA138679 (mq76g03.r1 Strat
agene mouse melanoma (#937312) Mus musculus cDNA clone 584692 5'), AA283
121 (zt17b05.s1 Soares ovary tumor NbHOT Homo sapiens cDNA clone 713361
3'), AA286996 (zs58c10.r1 NCI_CGAP_GCB1 Soares NbHTGBC Homo sapiens cDNA
clone IMAGE 701682 5'), N54968 (yv38g01.s1 Homo sapiens cDNA clone 2450
40 3'), T20071 (Human gene signature HUMGS01213), および W28275 (44g12 H
uman retina cDNA randomly primed sublibrary Homo sapiens cDNA)として同定
された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。df202 3蛋白
に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGe
nPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定df20
2 3蛋白は、Z81137 (W02D9.h [Caenorhabditis elegans])として同定された
配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、d
f202 3蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある
程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムに
よれば、df202 3蛋白配列中、配列番号:110のアミノ酸55、80、
および108付近をそれぞれ中心とした3個のさらなる潜在的な膜貫通ドメイン
が予想される。
【0119】クローン「km225 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンkm225 1として同定されている。k
m225 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人網膜cDNAライブラリーから単離され
、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、
分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。km225 1は全
長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「km225 1蛋白」とも称する)
の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたkm225 1のヌクレオチド配列を配列番号:111に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するkm225 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:112に示す。配列番号:112のアミノ酸9
から21までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸22から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推
定リーダー/シグナル配列がkm225 1蛋白の残りの部分から分離されない
場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンkm225 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したkm225 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。km225 1は、AA101603 (zk94h09.s1 Soare
s pregnant uterus NbHPU Homo sapiens cDNA clone 490529 3' similar to con
tains Alu repetitive element; mRNA sequence)として同定された配列に対して
少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、km225 1
蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共
有している可能性がある。
【0120】クローン「mj301 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンmj301 1として同定されている。m
j301 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いて成人リンパ節cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。mj301 1
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「mj301 1蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたmj301 1のヌクレオチド配列を配列番号:113に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するmj301 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:114に示す。配列番号:114のアミノ酸6
5から77までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列は
アミノ酸78から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、
推定リーダー/シグナル配列がmj301 1蛋白の残りの部分から分離されな
い場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンmj301 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2760bpの長さのはずである。しかしながら、制
限消化において550のバンドが検出され、おそらく該クローン中の内部Eco
RIまたはNotI制限部位によるものであろう。 本明細書に開示したmj301 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。mj301 1は、AA053085 (zl73d01.s1 Strat
agene colon (#937204) Homo sapiens cDNA clone 510241 3'), AA347293 (EST5
3566 Fetal heart II Homo sapiens cDNA 5' end), AA813287 (ai76a07.s1 Soar
es testis NHT Homo sapiens cDNA clone 1376724 3', mRNA sequence), R45713
(Ha117-f Homo sapiens cDNA clone a117-f), T20114 (Human gene signature
HUMGS01258), U46278 (Human clone xs252 mRNA sequence), Z36823 (H.sapiens
(xs170) mRNA), および Z36832 (H.sapiens (xs170) mRNA)として同定された配
列に対して少なくともある程度の類似性を示した。mj301 1蛋白に関する
本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptお
よびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定mj301 1
蛋白は、U07818 (putative phospho-beta-glucosidase [Bacillus stearothermo
philus])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。
配列類似性に基づけば、mj301 1蛋白および類似性を有する各蛋白または
ペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコ
ンピュータープログラムによれば、mj301 1蛋白配列中、配列番号:11
4のアミノ酸60付近を中心としたさらなる潜在的膜貫通ドメインが予想される
【0121】クローン「ml10 7」 本発明ポリヌクレオチドはクローンml10 7として同定されている。ml
10 7は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許第5
536637号参照)を用いて成人脳(尾状核)cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。ml10 7は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「ml10 7蛋白」とも称する)
の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたml10 7のヌクレオチド配列を配列番号:115に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るml10 7蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であ
ると考えるものを配列番号:116に示す。配列番号:116のアミノ酸30か
ら42までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミ
ノ酸43から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定
リーダー/シグナル配列がml10 7蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンml10 7を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したml10 7のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。ml10 7は、AA411457 (zv30f06.s1 Soares ov
ary tumor NbHOT Homo sapiens cDNA clone 755171 3'), AA411585 (zv30f06.r1
Soares ovary tumor NbHOT Homo sapiens cDNA clone 755171 5', mRNA sequen
ce), AA485512 (zx90b02.r1 Soares ovary tumor NbHOT Homo sapiens cDNA clo
ne 810987 5'), R97588 (yq59b05.r1 Homo sapiens cDNA clone 200049 5' simi
lar to contains MSR1 repetitive element), および T23020 (Human gene sign
ature HUMGS04748)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性
を示した。ml10 7蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX
検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対
して検索した。推定ml10 7蛋白は、R56978 (Human myotonic dystrophy g
ene protein)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示し
た。配列類似性に基づけば、ml10 7蛋白および類似性を有する各蛋白また
はペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredII
コンピュータープログラムによれば、ml10 7蛋白配列中、配列番号:11
6のアミノ酸20、55(残基50と60との間)、85(残基80と89との
間)、および175(残基169と180との間)付近をそれぞれ中心とした4
個のさらなる潜在的膜貫通ドメインが予想される。ml10 7は別スプライシ
ングされた転写物のグループのメンバーであると思われる。
【0122】クローン「my340 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンmy340 1として同定されている。m
y340 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(米国特許
第5536637号参照)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。my340 1は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「my340 1蛋白」とも称する
)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたmy340 1のヌクレオチド配列を配列番号:117に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するmy340 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:118に示す。 クローンmy340 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したmy340 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。my340 1は、AA469015 (nc79g10.r1 NCI_C
GAP_Pr2 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:783618), H85290 (yv86f01.r1 Homo s
apiens cDNA clone 249625 5'), L29074 (Homo sapiens fragile X mental reta
rdation protein (FMR-1) gene (6 alternative splices), complete cds), M86
699 (Human kinase (TTK) mRNA, complete cds), W19755 (zb38f08.r1 Soares p
arathyroid tumor NbHPA Homo sapiens cDNA clone 305895 5'), W63667 (zc57h
10.r1 Soares parathyroid tumor NbHPA Homo sapiens cDNA clone 326467 5',
mRNA sequence), および Z84478 (Human DNA sequence)として同定された配列に
対して少なくともある程度の類似性を示した。my340 1蛋白に関する本明
細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびG
eneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定my340 1蛋白は
、M86699 (kinase [Homo sapiens])として同定された配列に対して少なくともあ
る程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、my340 1蛋白および類
似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可
能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、my340 1蛋
白配列中、配列番号:116のアミノ酸50付近を中心とした潜在的な膜貫通ド
メインが予想される。
【0123】 クローンの寄託 クローンbn365 53、bo342 2、dn721 8、ij442
3、pd278 5、pe80 1、pm113 1、pm749 8、pt3
1 4、およびpv296 5は、ブダペスト条約に基づいて1998年5月7
日にAmerican Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manass
as, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATC
C98752が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各クローンが
入手可能である。 クローンer311 20、fh149 12、pc201 6、pl87
1、およびpm514 4は、ブダペスト条約に基づいて1998年6月2日に
American Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manassas,
Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATCC9
8781が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各クローンが入手
可能である。 クローンco155 12、fn189 13、lv2 47、ml243
1、pm96 9、pu261 1、pw214 15、qb56 19、qc
646 1、qf116 2、およびqf662 3は、ブダペスト条約に基づ
いて1998年7月2日にAmerican Type Culture Collection(10801 Universi
ty Boulevard, Manassas, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託
され、受託番号ATCC98808が付与され、そこから個々のポリヌクレオチ
ドを含む各クローンが入手可能である。 クローンam748 5、cj507 1、cn922 5、cw691 1
1、cw1000 2、cw1640 1、d24 1、dd426 1、およ
びdi393 2は、ブダペスト条約に基づいて1998年7月16日にAmeric
an Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manassas, Virgin
ia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATCC9881
7が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各クローンが入手可能で
ある。 クローンdj167 2、dw665 4、dx146 12、dx219
13、fm3 1、h225 1、kj320 1、ml236 5、およびp
u282 10は、ブダペスト条約に基づいて1998年7月16日にAmerican
Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manassas, Virginia
20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATCC98818
が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各クローンが入手可能であ
る。 クローンat94 2、bf169 13、bl152 12、bz578
1、cb123 1、ch245 1、cj378 3、cw1481 1、d
d119 4、df202 3、km225 1、mj301 1、ml10
7、およびmy340 1は、ブダペスト条約に基づいて1998年7月22日
にAmerican Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manassas
, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATCC
98822が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各クローンが入
手可能である。 クローンdj167 19は、ブダペスト条約に基づいて1999年2月5日
にAmerican Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manassas
, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATCC
207090が付与され、そこから特定ポリヌクレオチドを含むdj167 1
9クローンが入手可能である。 寄託材料の公衆の利用に対するすべての制限は、37C.F.R.§1.80
8(b)の規定を除き、特許付与により解除されるであろうし、寄託期間は37
C.F.R.§1.806に従うであろう。 各クローンはこの複合体寄託物として別々の細菌細胞(E. coli)中にトラン
スフェクションされた。EcoRI/NotI消化(5’部位、EcoRI;3
’部位、NotI)を行い、かかるクローンについて適当な大きさのフラグメン
トを得ることにより各クローンを寄託されているベクターから取ることができる
。各クローンを、図1Aおよび1Bにそれぞれ示すpED6またはpNOTsベ
クターのいずれかに入れて寄託した。cDNAクローニングを容易にする新たな
ポリリンカーを挿入することによりpED6dpc2ベクター(pED6)をp
ED6dpc1から誘導した(Kaufman et al. (1991). Nucleic Acids Res. 19
: 4485-4490)。DHFRを欠失させ、新たなポリリンカーを挿入し、M13複
製開始点をClaI部位に挿入することによりpNOTsベクターをpMT2(
Kaufman et al. 1989. Mol. Cell. Biol. 9: 1741-1750)から誘導した。いくつ
かの場合、寄託クローンは寄託単離物中で「フリップ」した(すなわち、逆方向
となった)。このような場合であってもやはり、EcoRIおよびNotI消化
によりcDNAインサートを単離できる。しかしながら、その場合、適当なベク
ター中での発現のために正しい方向でcDNAを配置するために、NotIは5
’部位を生成し、EcoRIは3’部位を生成するであろう。cDNAが寄託さ
れているベクターからcDNAを発現させてもよい。 個々のクローンを含む細菌細胞を、複合体寄託物から次のようにして得ること
ができる: 個々のクローンに関して知られた配列に対するものになるよう、オリゴヌクレ
オチドプローブまたはプローブを設計すべきである。この配列は本明細書中の配
列、またはそれらの配列の組み合わせから誘導することができる。各全長クロー
ンを単離するために使用されたオリゴヌクレオチドプローブ配列を以下に示すが
、それらは目的クローンの単離において最も信頼できるはずである。
【0124】クローン プローブ配列 bn365_53 配列番号:119 bo342_2 配列番号:120 dn721_8 配列番号:121 dn834_1 配列番号:122 pd278_5 配列番号:123 pe80_1 配列番号:124 pm113_1 配列番号:125 pm749_8 配列番号:126 pt31_4 配列番号:127 pv296_5 配列番号:128 er311_20 配列番号:129 fh149_12 配列番号:130 pc201_6 配列番号:131 pl87_1 配列番号:132 pm514_4 配列番号:133 co155_12 配列番号:134 fn189_13 配列番号:135 lv2_47 配列番号:136 ml243_1 配列番号:137 pm96_9 配列番号:138 pu261_1 配列番号:139 pw214_15 配列番号:140 qb56_19 配列番号:141 qc646_1 配列番号:142 qf116_2 配列番号:143 qf662_3 配列番号:144 am748_5 配列番号:145 cj507_1 配列番号:146 cn922_5 配列番号:147 cw691_11 配列番号:148 cw1000_2 配列番号:149 cw1640_1 配列番号:150 d24_1 配列番号:151 dd426_1 配列番号:152 di393_2 配列番号:153 dj167_2 配列番号:154 dw665_4 配列番号:155 dx146_12 配列番号:156 dx219_13 配列番号:157 fm3_1 配列番号:158 h225_1 配列番号:159 kj320_1 配列番号:160 ml236_5 配列番号:161 pu282_10 配列番号:162 at94_2 配列番号:163 bf169_13 配列番号:164 bl152_12 配列番号:165 bz578_1 配列番号:166 cb123_1 配列番号:167 ch245_1 配列番号:168 cj378_3 配列番号:169 cw1481_1 配列番号:170 dd119_4 配列番号:171 df202_3 配列番号:172 km225_1 配列番号:173 mj301_1 配列番号:174 ml10_7 配列番号:175 my340_1 配列番号:176 上に挙げた配列は位置2においてNを含み、その位置は好ましいプローブ/プ
ライマーにおいてヌクレオチドというよりはむしろビオチン化ホスホラミダイト
残基(例えば、ビオチンホスホラミダイト(1−ジメトキシトリチルオキシ−2
−(N−ビオチニル−4−アミノブチル)−プロピル−3−O−(2−シアノエ
チル)−(N,N’−ジイソプロピル)−ホスホラミダイト(Glen Researchカ
タログ番号10-1953))の使用により得られる)により占められる。 好ましくは、オリゴヌクレオチドプローブの設計はこれらのパラメーターに従
うべきである: (a)もしあったとしても、不明確な塩基(N)が最少である配列の領域とな
るように設計すべきである; (b)Tmが約80℃(AまたはTについては2℃、GまたはCについては4
℃と仮定)となるように設計すべきである。 好ましくは、オリゴヌクレオチド標識に広く用いられる方法を用い、T4ポリ
ヌクレオチドキナーゼを用いてオリゴヌクレオチドをγ−32P−ATP(比活性
6000Ci/mmole)で標識すべきである。他の標識方法を用いることも
できる。好ましくは、取り込まれなかった標識をゲル濾過または他の確立されて
いる方法により除去すべきである。プローブ中に取り込まれた放射活性量をシン
チレーションカウンターで測定することにより定量すべきである。好ましくは、
得られたプローブの比活性は約4e+6 dpm/pmoleとなるべきである
。 好ましくは、全長クローンのプールを含む細菌培養物を融解し、100μlの
ストックを100μg/mlのアンピシリンを含有する25mlの滅菌Lブロス
を入れた滅菌培養フラスコへの接種に用いるべきである。好ましくは、培養物を
37℃で増殖させて飽和状態とすべきであり、好ましくは、飽和培養物を新鮮L
ブロスで希釈すべきである。好ましくは、これらの希釈物の一部をプレーティン
グして、150mmのペトリ皿中の100μg/mlのアンピシリンおよび1.
5%の寒天を含有するLブロスを含む固体細菌用培地上で37℃で一晩増殖させ
た場合5000個の明確な、しかもよく分離したコロニーが生じる希釈率および
体積を決定すべきである。明確な、しかもよく分離したコロニーを得るための他
の既知方法を用いることもできる。 次いで、標準的なコロニーハイブリダイゼーション法を用いてコロニーをニト
ロセルロースフィルタ−に移し、溶解、変性、次いで、焼き付けを行うべきであ
る。 次いで、好ましくは、0.5% SDS、100μg/mlの酵母RNA、お
よび10mM EDTAを含有する6X SSC(20Xストックは175.3g
NaCl/リットル、88.2g クエン酸ナトリウム、NaOHでpH7.0
とする)(150mmフィルター1枚あたり約10ml)中で穏やかに撹拌しな
がら65℃で1時間インキュベーションする。次いで、好ましくはプローブをハ
イブリダイゼーションミックスに添加して濃度が1e+6 dpm/mlより大
またはこれと等しくなるようにする。次いで、好ましくはフィルターを室温にお
いて撹拌せずに500mlの2X SSC/0.5% SDSで洗浄し、好ましく
はその後、室温においておだやかに振盪しながら500mlの2X SSC/0
.1% SDSで洗浄する。65℃、30分ないし1時間、0.1X SSC/0
.5% SDSでの3回目の洗浄が最適である。次いで、好ましくはフィルター
を乾燥し、十分時間オートラジオグラフィーに供してX線フィルム上に陽性物を
可視化させる。他の既知ハイブリダイゼーション方法を用いることもできる。 陽性コロニーを拾い、培地中で増殖させ、次いで、標準的手順を用いてプラス
ミドDNAを単離する。次いで、制限分析、ハイブリダイゼーション分析または
DNA配列決定によりクローンを証明することができる。
【0125】 生物学的活性を示すことのできる本発明蛋白のフラグメントも本発明に含まれ
る。蛋白のフラグメントは直鎖状であってもよく、あるいは例えばH.U.Saragovi
, et al., Bio/Technology 10, 773-778 (1992)およびR.S.McDowell, et al., J
. Amer. Chem. Soc. 114, 9245-9253 (1992)(参照により両文献を本明細書に記
載されているものとみなす)に記載されたような既知方法を用いて環化させても
よい。多くの目的(蛋白結合部位の結合手を増加させることを包含)のために、
かかるフラグメントを免疫グロブリンのごとキャリヤ分子に融合させてもよい。
例えば、蛋白のフラグメントを「リンカー」を介して免疫グロブリンのFc部分
に融合させてもよい。2価形態の蛋白については、かかる融合をIgG分子のF
c部分に対して行うことができる。他の免疫グロブリンイソタイプを用いてかか
る融合物を得てもよい。例えば、蛋白−IgM融合物は、10価形態の本発明蛋
白を生じるであろう。 また本発明は全長および成熟形態の開示蛋白を提供する。かかる蛋白の全長形
態は、開示クローンのヌクレオチド配列の翻訳により配列表において同定されて
いる。かかる蛋白の成熟形態を、適当な哺乳動物細胞または他の宿主細胞におい
て開示の全長ポリヌクレオチド(好ましくは、ATCCに寄託されたもの)を発
現させることにより得てもよい。蛋白の成熟形態の配列を全長形態のアミノ酸配
列から決定してもよい。
【0126】 また本発明は、本明細書開示のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。「
対応する遺伝子」は、転写されてmRNAを生じるゲノムの領域であり、そのm
RNAからcDNAが誘導され、かかる遺伝子の調節された発現に必要なゲノム
の隣接領域(コーディング配列、5’および3’非翻訳領域を含む)、あるいは
スプライシングされたエキソン、イントロン、プロモーター、エンハンサー、な
らびにサイレンサーまたはサプレッサーエレメントも包含する。本明細書開示の
配列の情報を用いて対応遺伝子を単離することができる。本明細書開示の配列の
情報を用いて対応遺伝子を単離することができる。かかる方法は、開示された配
列の情報からプローブまたはプライマーを調製して適当なゲノムライブラリーま
たは他のゲノム材料源中の遺伝子の同定および/または増幅を行うことを包含す
る。「単離遺伝子」とは、その遺伝子が単離された生物のゲノム中に存在する隣
接コーディング配列(存在する場合には)から分離された遺伝子である。 本明細書開示のポリヌクレオチド配列に対応する染色体位置を、例えば、適当
に標識された本発明ポリヌクレオチドをin situにて染色体にハイブリダイゼー
ションさせることにより決定してもよい。すでに特定染色体位置にマッピングさ
れている発現配列タグ(ESTs)のごとき公のデータベース中の有意に類似し
たヌクレオチド配列を同定することにより、開示ポリヌクレオチドの対応染色体
位置を決定してもよい。本明細書に開示した少なくともいくつかのポリヌクレオ
チド配列に関して、本発明ポリヌクレオチドに対して少なくともある程度の類似
性を有する公のデータベース配列はデータベース受託番号によりリストされてい
る。重複配列のUniGene clustersを同定するための、これらの公のデータベース
配列のGenBank受託番号を用いる検索は、National Center for Biotechnology I
nformationにより提供されるインターネットサイトにおいて行うことができ、そ
のアドレスはhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/UniGene/である。そのようにして同
定される多くのUniGene clustersは、すでに特定染色体位置にマッピングされて
いる。
【0127】 本明細書開示のポリヌクレオチド配列に対応する遺伝子の増強、低下、あるい
は改変された発現を有する生物が提供される。アンチセンスポリヌクレオチドを
用いることにより、あるいは遺伝子から転写されたmRNAを結合および/また
は開裂させるリボザイムを用いることにより、遺伝子発現の望ましい変化が成し
遂げられる(Albert and Morris, 1994, Trends Pharmacol. Sci. 15(7): 250-2
54; Lavarosky et al., 1997, Biochem. Mol. Med. 62(1): 11-22; and Hampel,
1998, Prog. Nucleic Acid Res. Mol. Biol. 58: 1-39;これらすべてを参照に
より本明細書に記載されているものとみなす)。本明細書開示のポリヌクレオチ
ドに対応する多コピー遺伝子を有するトランスジェニック動物、好ましくは形質
転換細胞およびそれらの子孫中で安定に維持される遺伝学的構築物を用いて細胞
を形質転換することにより得られるトランスジェニック動物が提供される。遺伝
子発現レベルを上昇または低下させる、あるいは遺伝子発現の時間的または空間
的パターンを変化させる改変された遺伝学的制御領域を有するトランスジェニッ
ク動物も提供される(European Patent No. 0 649 464 B1参照;これらすべてを
参照により本明細書に記載されているものとみなす)。さらに、外部配列の挿入
により、あるいは対応遺伝子の全部または一部の欠失により、本明細書開示のポ
リヌクレオチド配列に対応する遺伝子が不完全または完全に不活性化された生物
が提供される。挿入により、好ましくは、転置可能エレメントの不正確な切除後
の挿入により(Plasterk, 1992, Bioessays 14(9): 629-633; Zwaal et al., 19
93, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 90(16): 7431-7435; Clark et al., 1994, Pr
oc. Natl. Acad. Sci. USA 91(2): 719-722; これらすべてを参照により本明細
書に記載されているものとみなす)、あるいは相同組み換えにより、好ましくは
陽性/陰性遺伝学的選択法により検出される相同組み換えにより(Mansour et a
l., 1988, Nature 336: 348-352; U.S. Patent Nos. 5,464,764; 5,487,992; 5,
627,059; 5,631,153; 5,614, 396; 5,616,491; and 5,679,523; これらすべてを
参照により本明細書に記載されているものとみなす)、不完全または完全な遺伝
子不活性化を行うことができる。変化した遺伝子発現を有するこれらの生物は、
好ましくは真核生物であり、より好ましくは哺乳動物である。かかる生物は、対
応遺伝子に関連した疾患の研究のための非ヒトモデルの開発に、さらには対応遺
伝子からの蛋白産物と相互作用する分子の同定のためのアッセイ系の開発に有用
である。 本発明蛋白が膜結合(例えば、受容体)である場合、本発明はかかる蛋白の可
溶性形態も提供する。かかる形態において、蛋白の細胞内および膜貫通ドメイン
の一部または全体を取り外して、蛋白が発現された宿主から十分に分泌されるよ
うにする。本発明蛋白の細胞内および膜貫通ドメインを、配列の情報からかかる
ドメインを決定するための既知手法により同定することができる。例えば、TopP
redIIコンピュータープログラムを用いてアミノ酸配列中の膜貫通ドメインの位
置を予想でき、それらのドメインは膜貫通ドメインの中心位置により記載され、
記載された中心残基の両側の少なくとも10個の膜貫通アミノ酸を伴う。 本発明蛋白および蛋白フラグメントは、開示蛋白のアミノ酸配列の少なくとも
25%(より好ましくは少なくとも50%、最も好ましくは少なくとも75%)
の長さのアミノ酸配列を有し、開示蛋白に対して少なくとも60%の配列同一性
(より好ましくは少なくとも75%の同一性、最も好ましくは少なくとも90%
または95%の同一性)を有する蛋白を包含する。配列同一性は、配列のギャッ
プを最小にしつつ、重複および同一性を最大にするように配列を並置した場合に
蛋白のアミノ酸配列を比較することにより決定される。いずれの開示蛋白のセグ
メントに対しても少なくとも75%の配列同一性(より好ましくは、少なくとも
85%の同一性、最も好ましくは少なくとも95%の同一性)を有する、好まし
くは8個またはそれ以上(より好ましくは20個またはそれ以上、最も好ましく
は30個またはそれ以上)の連続したアミノ酸を含むセグメントを含有する蛋白
または蛋白フラグメントも本発明に包含される。
【0128】 詳細には、WU−BLAST(Washington University BLAST)バージョン2
.0ソフトウェアを用いて配列同一性を決定してもよく、該ソフトウェアは、公
に制限なく使用できるNCBI−BLASTバージョン1.4を基礎としたWU
−BLASTに基づいて構築されている(Altschul and Gish, 1996, Local ali
gnment statistics, Doolittle ed., Methods in Enzymology 266: 460-480; Al
tschul et al., 1990, Basic local alignment search tool, Journal of Molec
ular Biology 215: 403-410; Gish and States, 1993, Identification of prot
ein coding regions by database similarity search, Nature Genetics 3: 266
-272; Karlin and Altschul, 1993, Applications and statistics for multipl
e high-scoring segments in molecular sequences, Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA 90: 5873-5877(参照によりこれらすべての文献を本明細書に記載されている
ものとみなす))。いくつかのUNIXプラットフォーム用のWU−BLAST
バージョン2.0実行可能プログラムをftp://blast.wustl.edu/blast/executab
lesからダウンロードすることができる。いくつかのサポートプログラムのほか
に、検索プログラムの完全な組(BLASTP、BLASTN、BLASTX、
TBLASTNおよびTBLASTX)がこのサイトにおいて提供される。WU
−BLAST 2.0には著作権が設定されており、著者の許諾なしにいかなる
形態であっても販売または再頒布してはならないが、業としての使用でない場合
、あるいは研究用途の場合は自由に使用できる。組(BLASTP、BLAST
N、BLASTX、TBLASTNおよびTBLASTX)に属するすべての検
索プログラムにおいて、ギャップドアラインメントルーチン(gapped alignment
routines)がデータベースサーチ自体に統合されており、そのため、高感度か
つ高選択性であり、解釈容易な結果が得られる。最適には、これらすべてのプロ
グラムにおいてギャッピングをオフにすることができる。長さのギャップに関す
るデフォールトペナルティー(default penalty)(Q)は、BLASTPにつ
いてはQ=9であり、BLASTNについてはQ=10であるが、ゼロを含めて
、1ないし8、9、10、11、12ないし20、21ないし50、51ないし
100等のいずれの整数値に変更してもよい。ギャップを拡張するための残基1
個あたりのデフォールトペナルティー(R)は、蛋白およびBLASTPについ
てはR=2であり、BLASTNについてはR=10であるが、0、1、2、3
、4、5、6、7、8、9、10、11、12ないし20、21ないし50、5
1ないし100等の整数値に変更してもよい。配列を並置比較して重複および同
一性を最大とし、配列のギャップを最小とするために、QおよびRのいずれの組
み合わせを使用してもよい。デフォールトアミノ酸比較マトリックスはBLOS
UM62であるが、PAMのごとき他のアミノ酸比較マトリックスを使用するこ
ともできる。
【0129】 開示ポリヌクレオチドおよび蛋白の種相同体も、本発明により提供される。本
明細書の用語「種相同体」は、蛋白またはポリヌクレオチドの起源とは異なる種
に関する蛋白またはポリヌクレオチドであるが、当業者により決定された場合、
有意な配列類似性を有するものをいう。好ましくは、ポリヌクレオチド種相同体
は、特定のポリヌクレオチドに対して少なくとも60%(より好ましくは少なく
とも75%、最も好ましくは少なくとも90%)の配列同一性を有し、蛋白種相
同体は、特定の蛋白に対して少なくとも30%(より好ましくは少なくとも45
%、最も好ましくは少なくとも60%)の配列同一性を有する。ここに配列同一
性は、重複および同一性が最大となり、配列のギャップが最小となるように並置
されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列または蛋白のアミノ酸配列を比較す
ることにより決定される。本明細書に示す配列から適当なプローブまたはプライ
マーを作成し、次いで、所望種由来の適当な核酸源をスクリーニングすることに
より種相同体を単離し同定してもよい。好ましくは、種相同体は哺乳動物種から
単離されたものである。最も好ましくは、種相同体は、例えば、Pan troglodyte
s、Gorilla gorilla、Pongo pygmaeus、Hylobates concolor、Macaca mulatta、
Papio papio、Papio hamadryas、Cercopithecus aethiops、Cebus capucinus、A
otus trivirgatus、Sanguinus oedipus、Microcebus murinus、Mus musculus、R
attus norvegicus、Cricetulus griseus、Felis catus、Mustela vison、Canis
familiaris、Oryctolagus cuniculus、Bos taurus、Ovis aries、Sus scrofaお
よびEquus caballusのごとき特定の哺乳動物から単離されたものであって、その
遺伝学的地図が作成されていて、1の種における遺伝子のゲノム組織化と別の種
における関連遺伝子のゲノム組織化との間の遺伝子配列順序の関連性の同定が可
能なものである(O'Brien and Seuanez, 1988, Ann. Rev. Genet. 22: 323-351;
O'Brien et al., 1993, Nature Genetics 3: 103-112; Johansson et al., 199
5, Genomics 25: 682-690; Lyons et al., 1997, Nature Genetics 15: 47-56;
O'Brien et al., 1997, Trends in Genetics 13(10): 393-399; Carver and Stu
bbs, 1997, Genome Research 7: 1123-1137(これらすべてを参照により本明細
書に記載されているものとみなす))。
【0130】 また本発明は、開示ポリヌクレオチドの対立遺伝子変種、すなわち、開示ポリ
ヌクレオチドによりコードされている蛋白と同一、相同的またはこれに関連した
蛋白をコードする単離ポリヌクレオチドの自然発生的別形態を包含する。好まし
くは、対立遺伝子変種は、特定のポリヌクレオチドに対して少なくとも60%(
より好ましくは少なくとも75%、最も好ましくは少なくとも90%)の同一性
を有し、ここに配列同一性は、重複および同一性が最大となり、配列のギャップ
が最小となるように並置されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列を比較する
ことにより決定される。本明細書記載の配列から適当なプローブまたはプライマ
ーを作成し、適当な種の個体から得られる適当な核酸源をスクリーニングするこ
とにより対立遺伝子変種を単離し、同定してもよい。 また本発明は、本明細書開示ポリヌクレオチドの配列に相捕的な配列を有する
ポリヌクレオチドも包含する。
【0131】 また本発明は、厳密さを減じた条件下で、より好ましくは厳密な条件下で、最
も好ましくは非常に厳密な条件下で、本明細書記載のポリヌクレオチドにハイブ
リダイゼーションしうるポリヌクレオチドも包含する。厳密さの条件の例を下表
に示す。非常に厳密な条件は、例えば、少なくとも条件A〜Fと同程度に厳密で
あり、厳密な条件は、例えば、少なくとも条件G〜Lと同程度に厳密であり、厳
密さを減じた条件は、例えば、少なくとも条件M〜Rと同程度に厳密である。
【表1】 a) :ハイブリッド長さは、ハイブリダイゼーションしているポリヌクレオチ
ドのハイブリッドしている領域(複数も可)に関して予想される長さである。ポ
リヌクレオチドを未知配列の標的ポリヌクレオチドにハイブリダイゼーションさ
せる場合、ハイブリッド長さは、ハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド
の長さと仮定する。既知配列のポリヌクレオチドがハイブリダイゼーションする
場合、ポリヌクレオチド配列を並置し、最適な配列相補性の領域(複数も可)を
同定することによりハイブリッド長さを決定することができる。 b) :ハイブリダイゼーションおよび洗浄バッファーにおいてSSPE(1X
SSPEは0.15M NaCl、10mM NaH2PO4、および1.25mM
EDTA,pH7.4である)をSSC(1XSSCは0.15M NaClおよ
び15mMクエン酸ナトリウムである)に置き換えることができる。ハイブリダ
イゼーション完了後、洗浄を15分間行う。 *TB−TR:長さ50塩基対よりも短いと予想されるハイブリッドについてのハ
イブリダイゼーション温度は、ハイブリッドの融解温度(Tm)よりも5〜10
℃低くすべきである。下記等式によりTmが決定される。長さ18塩基対未満の
ハイブリッドについては、Tm(℃) = 2(A + T塩基の数) + 4(G + C塩基の数)。長
さ18ないし49塩基対のハイブリッドについては、 Tm(℃) = 81.5 + 16.6(log10[Na+]) + 0.41(%G+C) - (600/N)であり、Nはハイ
ブリッドの塩基数であり、ハイブリダイゼーションバッファー中のナトリウムイ
オン濃度である(1XSSCについての[Na+]=0.165M)。 ポリヌクレオチドハイブリダイゼーションのための厳密さの条件のさらなる例
はSambrook, J., E.F. Fritsch, and T. Maniatis, 1989, Molecular Cloning:
A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press, Cold Spring Ha
rbor, NY, chapters 9 and 11, and Current Protocols in Molecular Biology,
1995, F.M. Ausubel et al., eds., John Wiley & Sons, Inc., sections 2.10
and 6.3-6.4に記載されており、参照により本明細書に記載されているものとみ
なす。 好ましくは、かかるハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのそれぞれ
が、ハイブリダイゼーションすべき本発明ポリヌクレオチドの少なくとも25%
(より好ましくは、少なくとも50%、最も好ましくは、少なくとも75%)の
長さを有し、ハイブリダイゼーションすべき本発明ポリヌクレオチドに対して少
なくとも60%の配列同一性(より好ましくは、少なくとも75%の同一性、最
も好ましくは、少なくとも90%または95%の同一性)を有する。配列同一性
は、配列のギャップを最小にしつつ、重複および同一性を最大にするように配列
を並置した場合に蛋白のアミノ酸配列を比較することにより決定される。
【0132】 本発明蛋白をコードしている単離ポリヌクレオチドを、Kaufman et al., Nucl
eic Acids Res. 19, 4485-4490 (1991)に開示のpMT2またはpED発現ベク
ターのごとき発現制御配列に作動可能に連結して、蛋白を組み換え的に製造して
もよい。多くの適当な発現制御配列が当該分野において知られている。多くの適
当な発現制御配列が当該分野において知られている。組み換え蛋白発現のための
一般的方法も知られており、R. Kaufman, Methods in Enzymology 185, 537-566
(1990)が典型例である。ここで定義する「作動可能に連結」とは、本発明単離
ポリヌクレオチドおよび発現制御配列がベクターまたは細胞中に置かれ、連結さ
れたポリヌクレオチド/発現制御配列で形質転換(トランスフェクション)され
た宿主細胞により発現されるようになっていることを意味する。 多くのタイプの細胞は本発明蛋白の発現に適した宿主細胞として作用しうる。
哺乳動物細胞は、例えば、サルCOS細胞、チャイニーズハムスター卵巣 (CHO)細胞、ヒト腎臓293細胞、ヒト表皮A431細胞、ヒトColo2
05細胞、3T3細胞、CV−1細胞、他の形質転換された霊長類細胞系、正常
2倍体細胞、一次組織のインビトロ培養から得られる細胞株、一次エクスプラン
ト、HeLa細胞、マウス細胞、BHK、HL−60、U937HaKまたはJu
rkat細胞を包含する。 別法として、酵母のごとき下等真核細胞または細菌のごとき原核細胞において
蛋白を製造することが可能である。潜在的に適当な酵母株は、Saccharomyces ce
revisiae、Schizosaccharomyces pombe、Kluyveromyces株、Candida、または異
種蛋白を発現可能な酵母株を包含する。潜在的に適当な細菌株は、Escherichia
coli、Bacillus subtilis、Salmonella typhimurium、または異種蛋白を発現可
能な細菌株を包含する。蛋白が酵母または細菌において生成される場合、その中
で生成された蛋白を、例えば適当部位のリン酸化またはグリコシレーションによ
り修飾して機能的蛋白を得る必要があるかもしれない。既知化学的または酵素的
方法を用いてかかる共有結合を行ってもよい。 本発明単離ポリヌクレオチドを1種またはそれ以上の昆虫発現ベクター中の適
当な制御配列に作動可能に連結し、昆虫発現系を用いることにより蛋白を得ても
よい。バキュロウイルス/昆虫細胞発現系のための材料および方法は、例えばIn
vitrogen, San Diego, California, USAからのキット形態(MaxBacRキット)で
市販されており、かかる方法は当該分野においてよく知られており、Summersお
よびSmith, Texas Agricultural Experiment Station Bulletin No. 1555 (1987
)(参照により本明細書に記載されているものとみなす)に記載のようなものが
ある。本明細書で用いるように、本発明ポリヌクレオチドを発現可能な昆虫細胞
は「形質転換」されている。 組み換え蛋白の発現に適した培養条件下で形質転換宿主細胞を培養することに
より本発明蛋白を製造してもよい。次いで、得られた発現蛋白を、ゲル濾過およ
びイオン交換クロマトグラフィーのごとき既知精製プロセスを用いてかかる培養
物(すなわち、培地または細胞抽出物)から精製してもよい。また、蛋白の精製
は、蛋白に結合するであろう作用剤を含有するアフィニティーカラム;コンカナ
バリンA−アガロース、ヘパリン−トヨパールRまたはCibacrom blue 3GAセファ
ロースRのごときアフィニティーカラムによる1またはそれ以上のカラム工程;
フェニルエーテル、ブチルエーテル、またはプロピルエーテルのごとき樹脂を用
いる疎水性相互作用クロマトグラフィーを用いる1またはそれ以上の工程;ある
いは免疫アフィニティークロマトグラフィーを包含する。 別法として、本発明蛋白を精製容易形態として発現させてもよい。例えば、マ
ルトース結合蛋白(MBP)、グルタチオン−S−トンスフェラーゼ(GST)
またはチオレドキシン(TRX)との融合蛋白のごとき融合蛋白として発現させ
てもよい。かかる融合蛋白の発現および精製のためのキットは、それぞれNew En
glan BioLab (Beverly, MA)、Pharmacia (Piscataway, NJ)およびInVitrogenか
ら市販されている。蛋白にエピトープでタグを付し、次いで、かかるエピトープ
に指向された特異的抗体を用いることにより精製することもできる。1のかかる
エピトープ(「フラッグ」)はKodak (New Haeven, CT)から市販されている。 最後に、疎水性RP−HPLC媒体、例えば懸垂メチルまたは他の脂肪族基を
有するシリカゲルを用いる1またはそれ以上の逆相高品質液体クロマトグラフィ
ー(RP−PLC)工程を用いてさらに蛋白を精製することができる。いくつか
またはすべての上記精製工程を種々組み合わせて用いて実質的に均一な単離組み
換え蛋白を得ることもできる。かくして精製された蛋白は他の哺乳動物蛋白を実
質的に含まず、本発明において「単離蛋白」と定義される。 本発明蛋白をトランスジェニック動物の生産物として、例えば、蛋白をコード
しているヌクレオチド配列を含む体細胞または生殖細胞により特徴づけられるト
ランスジェニックウシ、ヤギ、ブタ、またはヒツジの乳の成分として発現させて
もよい。 既知の慣用的化学合成により蛋白を製造してもよい。合成的手段による本発明
蛋白の構築方法は当業者に知られている。合成的に構築された蛋白配列は、一次
、二次または三次構造および/またはコンホーメーション特性を共有することに
よって、蛋白活性をはじめとする共通の生物学的特性を有する可能性がある。よ
って、それらを、治療化合物のスクリーニングおよび抗体の生成のための免疫学
的プロセスにおいて、天然の精製蛋白の生物学的活性または免疫学的置換物とし
て使用してもよい。
【0133】 本明細書に示す蛋白は、精製蛋白のアミノ酸配列に類似したアミノ酸配列によ
り特徴づけられるが、その中に自然にあるいは誘導体化によって修飾されていて
もよい。例えば、ペプチドまたはDNA配列の修飾は既知方法を用いて当業者に
より行われうる。蛋白配列中の目的とされる修飾は、コーディング配列中の選択
アミノ酸残基の変化、置換、交換、挿入または欠失を包含する。例えば、1個ま
たはそれ以上のシステイン残基を欠失させ、あるいは別のアミノ酸と交換して分
子のコンホーメーションを変化させてもよい。かかる変化、置換、交換、挿入ま
たは欠失のための方法は当業者によく知られている(例えば、米国特許第415
8584号参照)。好ましくは、かかる変化、置換、交換、挿入または欠失は蛋
白の所望活性を保持するものである。 全体的または部分的に蛋白活性を保持すると期待され、かくしてスクリーニン
グまたは他の免疫学的方法に有用でありうる蛋白配列の他のフラグメントおよび
誘導体も、本明細書の開示から当業者により容易に作成されうる。かかる修飾は
本発明により包含されると確信される。
【0134】用途および生物学的活性 本発明ポリヌクレオチドおよび蛋白は、下記の1またはそれ以上の用途または
生物学的活性(本明細書に引用されたアッセイに関連するものも含む)を示すと
考えられる。本発明蛋白に関して説明された用途または活性は、かかる蛋白の投
与または使用により、あるいはかかる蛋白をコードしているポリヌクレオチドの
投与または使用(例えば、遺伝子治療またはDNA導入に適したベクターのごと
き)により提供されうる。
【0135】研究用途および有用性 本発明により提供されるポリヌクレオチドは、研究集団によって種々の目的に
使用されうる。分析用に、特徴づけまたは治療用途に、対応蛋白が優先的に発現
される(構成的に、または組織分化もしくは発達の特定段階において、または疾
病状態において発現される)組織のマーカーとして、さらにはサザンゲルの分子
量マーカーとして、染色体の同定または関連遺伝子位置のマッピングのための染
色体マーカーまたはタグとして(標識された場合)、患者の内在性DNAと比較
して潜在的な遺伝病の同定を行うために、ハイブリダイゼーションするプローブ
として用いて新規な関連DNA配列を発見するために、遺伝学的フィンガープリ
ンティングのためのPCRプライマーを得るための情報源として、他の新規ポリ
ヌクレオチドを発見するプロセスにおいて既知配列を差し引くためのプローブと
して、「遺伝子チップ」または他の支持体に結合させるためにオリゴマーを選択
し作成するために、発現パターンの試験のために、DNA免疫法を用いて抗蛋白
抗体を生成させるために、ならびに抗DNA抗体を生成させ、あるいはさらなる
免疫応答を誘導するための抗原として、ポリヌクレオチドを使用することができ
る。別の蛋白に結合または潜在的に結合(例えば、受容体−リガンド相互作用に
おけるように)する蛋白をコードしている場合、結合する他の蛋白を同定し、あ
るいは、または結合相互作用の阻害剤を同定するための相互作用トラップアッセ
イ(例えば、Gyuris et al., Cell 75: 791-803 (1993)に記載されたような)に
おいてポリヌクレオチドを使用することができる。 本発明により提供される蛋白は、高処理量スクリーニングのための一群の多数
の蛋白を含む、生物学的活性を決定するためのアッセイに;抗体の生成または他
の免疫応答を誘導するために;生物学的液体中の蛋白(またはその受容体)のレ
ベルを定量的に決定するために設計されたアッセイにおける試薬(標識試薬を包
含)として;対応蛋白が優先的に発現される(構成的に、または組織分化もしく
は発達の特定段階において、または疾病状態において発現される)組織のマーカ
ーとして;ならびに、もちろん関連受容体またはリガンドを単離するために用い
てもよい。蛋白がもう1つの蛋白に結合または潜在的に結合する場合、結合する
他の蛋白を同定し、あるいは、または結合相互作用の阻害剤を同定するために蛋
白を使用することができる。これらの結合相互作用に関与する蛋白を用いて、結
合相互作用に関するペプチドまたは小型分子状阻害剤またはアゴニストのスクリ
ーニングを行うこともできる。 これらの研究用途のいずれかまたはすべては、研究用製品として商品化するた
めに試薬グレードまたはキットのフォーマットへと発展させることができる。 上記使用を実行するための方法は当業者によく知られている。かかる方法を開
示する文献は、"Molecular Cloning: A Laboratory Manual", 2nd ed., Cold Sp
ring Harbor Laboratory Press, Sambrook, J., E.F. Fritsch and T. Maniatis
eds., 1989,および"Methods in Enzymology: Guide to Molecular Cloning Tec
hniques", Academic Press, Berger, S.L. and A.R. Kimmel eds., 1987を包含
するが、これらに限らない。
【0136】 栄養としての用途 本発明ポリヌクレオチドおよび蛋白を栄養源または添加物として使用すること
ができる。かかる用途は、蛋白またはアミノ酸添加物としての用途、炭素源とし
ての用途、窒素源としての用途および炭水化物源としての用途を包含するが、こ
れらに限らない。かかる場合、本発明蛋白またはポリヌクレオチドを特定の生物
のエサとして添加してもよく、あるいは粉末、ピル、溶液、懸濁液またはカプセ
ルの形態のごとき別個の固体液体調合物として投与することもできる。微生物の
場合、微生物が培養される培地に本発明蛋白またはポリヌクレオチドを添加する
ことができる。
【0137】 サイトカインおよび細胞増殖/分化活性 本発明蛋白はサイトカイン活性、細胞増殖活性(誘導もしくは阻害)または細
胞分化活性(誘導もしくは阻害)を示しうるか、またはある種の細胞集団におい
て他のサイトカインの産生を誘導しうる。今日まで見いだされてきた多くの蛋白
性因子(すべての既知サイトカインを包含)は、1またはそれ以上の因子依存的
細胞増殖アッセイにおいて活性を示しており、よって、アッセイはサイトカイン
活性の便利な確認法として役立つ。本発明蛋白の活性は、細胞系(32D、DA
2、DA1G、T10、B9、B9/11、BaF3、MC9/G、M+(pr
eB M+)、2E8、RB5、DA1、123、T1165、HT2、CTL
L2、TF−1、Mo7eおよびCMKを包含するが、これらに限らない)のた
めの多くの常套的な因子依存的細胞増殖アッセイのいずれかにより確認される。 本発明蛋白の活性を、とりわけ、下記方法により測定してもよい: T細胞または胸腺細胞の増殖についてのアッセイは、Current Protocols in I
mmunology, Ed by J. E. Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M. She
vach, W Strober, Pub. Greene Publishing Associates and Wiley-Interscienc
e (Chapter 3, In Vitro assays for Mouse Lymphocyte Function 3.1-3.19; Ch
apter 7, Immunologic studies in Humans); Takai et al., J. Immunol. 137:3
494-3500, 1986; Bertagnolli et al., J. Immunol. 145:1706-1712, 1990; Ber
tagnolli et al., Cellular Immunology 133:327-341, 1991; Bertagnolli, et
al., J. Immunol. 149:3778-3783, 1992; Bowman et al., J. Immunol. 152: 17
56-1761, 1994 に記載されたものを包含するが、これらに限らない。 脾臓細胞、リンパ節細胞または胸腺細胞のサイトカイン生成および/または増
殖に関するアッセイは、Polyclonal T cell stimulation, Kruisbeek, A.M. an
d Shevach, E.M. In Current Protocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds
. Vol 1 pp. 3.12.1-3.12.14, John Wiley and Sons, Toronto. 1994; and Meas
urement of mouse and human Interferon g, Schreiber, R.D. In Current Pro
tocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds. Vol 1 pp. 6.8.1-6.8.8, John
Wiley and Sons, Toronto. 1994に記載されたものを包含するが、これらに限ら
ない。 造血およびリンパ生成細胞の増殖および分化についてのアッセイは、 Measurement of Human and Murine Interleukin 2 and Interleukin 4, Bottoml
y, K., Davis, L.S. and Lipsky, P.E. In Current Protocols in Immunology.
J.E.e.a. Coligan eds. Vol 1 pp. 6.3.1-6.3.12, John Wiley and Sons, Toron
to. 1991; deVries et al., J. Exp. Med. 173:1205-1211, 1991; Moreau et al
., Nature 336:690-692, 1988; Greenberger et al., Proc. Natl. Acad. Sci.
U.S.A. 80:2931-2938, 1983; Measurement of mouse and human interleukin 6
- Nordan, R. In Current Protocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds. V
ol 1 pp. 6.6.1-6.6.5, John Wiley and Sons, Toronto. 1991; Smith et al.,
Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 83:1857-1861, 1986; Measurement of human I
nterleukin 11 - Bennett, F., Giannotti, J., Clark, S.C. and Turner, K. J
. In Current Protocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds. Vol 1 pp.
6.15.1 John Wiley and Sons, Toronto. 1991; Measurement of mouse and hum
an Interleukin 9 - Ciarletta, A., Giannotti, J., Clark, S.C. and Turner,
K.J. In Current Protocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds. Vol 1 p
p. 6.13.1, John Wiley and Sons, Toronto. 1991に記載されたものを包含する
が、これらに限らない。 抗原に対するT細胞クローンの応答についてのアッセイ(特に、増殖およびサ
イトカイン産生を測定することによりAPC−T細胞相互作用ならびに直接的な
T細胞の効果を同定する)は、Current Protocols in Immunology, Ed by J. E.
Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M. Shevach, W Strober, Pub.
Greene Publishing Associates and Wiley-Interscience (Chapter 3, In Vitro
assays for Mouse Lymphocyte Function; Chapter 6, Cytokines and their ce
llular receptors; Chapter 7, Immunologic studies in Humans); Weinberger
et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 77:6091-6095, 1980; Weinberger et al.
, Eur. J. Immun. 11:405-411, 1981; Takai et al., J. Immunol. 137:3494-35
00, 1986; Takai et al., J. Immunol. 140:508-512, 1988に記載されたものを
包含するが、これらに限らない。
【0138】 免疫刺激または抑制活性 また本発明蛋白は、本明細書記載のアッセイにおける活性(これらに限らない
)を包含する免疫刺激または免疫抑制活性を示すものであってもよい。蛋白は、
種々の欠乏症および障害(重症の免疫欠乏合併症(SCID)を包含)において
有用である可能性があり、例えば、Tおよび/またはBリンパ球の増殖をアップ
レギュレーションまたはダウンレギュレーションすることにおいて、ならびにN
K細胞および他の細胞集団の細胞溶解活性を有効ならしめることにおいて有用で
ありうる。これらの免疫欠乏症は遺伝的なものであってもよく、またウイルス(
例えば、HIV)ならびに細菌または真菌感染により引き起こされるものであっ
てもよく、あるいは自己免疫疾患により引き起こされるものであってもよい。よ
り詳細には、ウイルス、細菌、真菌または他の感染物質により引き起こされる感
染性疾患、例えば、HIV、肝炎ウイルス、ヘルペスウイルス、ミコバクテリア
、レシュマニア、マラリアおよびカンジダ種のごとき種々の真菌感染症を、本発
明蛋白を用いて治療可能である。もちろん、この点において、免疫系に対するブ
ーストが必要な場合、すなわち、癌の治療において、本発明蛋白を用いてよい。 本発明蛋白を用いて治療してもよい自己免疫疾患は、例えば、多発性硬化症、
全身性の深在性エリトマーデス、リューマチ性関節炎、自己免疫性肺炎、 Guillain-Barre症候群、自己免疫性甲状腺炎、インスリン依存性糖尿病、重症筋
無力症、対宿主移植片疾患および自己免疫性の炎症性の目の疾患を包含する。本
発明のかかる蛋白を、喘息または他の呼吸器系の疾患のごときアレルギー性反応
および症状の治療に用いてもよい。免疫抑制が望まれる他の症状(例えば、喘息
(特にアレルギー性喘息)および関連呼吸器系の問題を包含)を本発明蛋白を用
いて治療してもよい。免疫抑制が望まれる他の状態(例えば、器官移植を包含)
を、本発明蛋白を用いて治療してもよい。 本発明蛋白を用いて、多くのやり方で免疫応答を可能にすることもできる。ダ
ウンレギュレーションは、すでに進行中の免疫応答を阻害またはブロックする形
態のものであってもよく、あるいは免疫応答の誘導を妨害することを含むもので
あってもよい。T細胞応答を抑制することにより、あるいはT細胞中に特異的な
耐性を誘導することにより、あるいはその両方により活性化T細胞の機能を阻害
してもよい。一般的には、T細胞応答の免疫抑制は活性のある、非抗原特異的な
プロセスであり、T細胞を抑制剤に連続的に曝露することを必要とする。耐性と
は、T細胞における非応答性またはアネルギーを意味し、一般的には抗原特異的
であり耐性化剤への曝露を止めた後も持続するという点で免疫抑制とは異なる。
操作上は、耐性化剤の不存在下で特異的抗原に曝露した際のT細胞応答の欠如に
より耐性が示されうる。 1またはそれ以上の抗原機能(Bリンパ球抗原機能(例えばB7のごとき)を
包含するが、これに限らない)をダウンレギュレーションすることまたは妨害す
ること、例えば、活性化T細胞による高レベルのリンホカイン合成の妨害は、組
織、皮膚および器官の移植および対宿主移植片疾患(GVHD)において有用で
あろう。例えば、T細胞機能のブロックは組織移植における組織破壊を減少させ
るはずである。典型的には、組織移植において、移植片の拒絶反応は、組織片が
T細胞により外来のものと認識されることにより開始され、次いで、移植片を破
壊する免疫反応が起こる。免疫細胞上でのB7リンパ球抗原とその本来的なリガ
ンドとの相互作用を阻害またはブロックする分子(別のBリンパ球抗原(例えば
、B7−1、B7−3)の活性を有するモノマー形態のペプチドと混合された、
あるいは単独の、B7−2活性を有する可溶性でモノマー形態のペプチド)の移
植前の投与は、応答的な同時刺激シグナルを伝達することなく免疫細胞上の本来
のリガンドへの分子の結合を誘導する可能性がある。この点においてBリンパ球
抗原機能をブロックすることは、T細胞のごとき免疫細胞によるサイトカイン合
成を妨害し、かくして、免疫抑制剤として作用する。そのうえ、同時刺激の欠如
はT細胞の反応を失わせるのに十分でありうる。Bリンパ球抗原ブロッキング試
薬による長期の耐性の誘導により、これらのブロッキング試薬の繰り返し投与の
必要性が回避されうる。対象において十分な免疫抑制または耐性を達成するため
には、Bリンパ球抗原の組み合わせの機能をブロックすることも必要かもしれな
い。 器官移植拒絶反応またはGVHDを妨害することにおける個々のブロッキング
試薬の有効性を、ヒトにおける有効性を推定しうる動物モデルを用いて評価する
ことができる。使用可能な適当な系の例は、ラットにおける同種心臓移植片およ
びマウスにおける異種膵臓島細胞移植片を包含し、それらは両方ともインビボで
のCTLA4Ig融合蛋白の免疫抑制効果を試験するために使用された(Lensch
ow et al., Science 257:789-792 (1992)およびTurka et al., Proc Natl. Acad
. Sci. USA, 89:11102-11105 (1992)に記載されている)。さらに、GVHDの
ネズミモデル(Paul ed., Fundamental Immunology, Ravan Press, New York, 1
989, pp.846-847参照)を用いて、インビボでの当該疾患の進行に対するBリン
パ球抗原機能のブロッキング効果を決定することができる。 また、抗原機能をブロックすることは自己免疫疾患の治療にとり治療的に有用
でありうる。多くの自己免疫疾患は、自己組織に対して反応性があり、疾病の病
理に関与するサイトカインおよび自己抗体の産生を促進するT細胞の不適当な活
性化の結果である。自己反応性T細胞の活性化を妨害することは疾病の徴候を減
少または除去しうる。Bリンパ球抗原の受容体:リガンド相互作用を破壊するこ
とによりT細胞の同時刺激をブロックする試薬の投与を用いてT細胞活性化を阻
害し、疾病プロセスに関与しうる自己抗体またはT細胞由来のサイトカインの産
生を妨害することができる。さらに、ブロッキング試薬は、疾病の長期の寛解を
導く可能性のある自己反応性T細胞の抗原特異的耐性を誘導しうる。自己免疫疾
患の予防または改善におけるブロッキング試薬の有効性を、ヒトの自己免疫疾患
についての十分に特徴づけられた多くの動物モデルを用いて決定することができ
る。例は、ネズミの実験的自己免疫脳炎、MRLlpr/lprマウスまたはN
ZBハイブリッドマウスにおける全身性深在性エリトマトーデス、ネズミ自己免
疫コラーゲン関節炎、NODマウスおよびBBラットにおける糖尿病、およびネ
ズミの実験的重症筋無力症(Paul ed., Fundamental Immunology, Raven Press,
New York, 1989, pp.840-856)を包含する。 免疫応答をアップレギュレーションするための手段としての抗原機能(好まし
くは、Bリンパ球抗原機能)のアップレギュレーションは治療に有用でもある。
免疫応答のアップレギュレーションは存在している免疫応答を促進する形態また
は最初の免疫応答を除去する形態であってよい。例えば、Bリンパ球抗原機能を
刺激することによる免疫応答の促進は、ウイルス感染の場合に有用でありうる。
さらに、インフルエンザ、通常のかぜ、および脳炎のごとき全身的なウイルス性
疾患を、刺激性形態のBリンパ球抗原を全身投与することにより改善してもよい
。 別法として、T細胞を患者から取り、本発明ペプチドを発現するACPsを付
加したウイルス抗原とともにインビトロにおいてT細胞を同時刺激するか、また
は刺激性形態の本発明可溶性ペプチドと一緒にし、次いで、インビトロで活性化
されたT細胞を患者体内に再導入することにより、感染患者における抗ウイルス
免疫応答を促進してもよい。抗ウイルス免疫応答を促進するもう1つの方法は、
感染細胞を患者から取り、本明細書記載の本発明蛋白をコードする核酸をそれら
にトランスフェクションして細胞がその表面に蛋白全体または一部を発現するよ
うにし、次いで、トランスフェクション細胞を患者体内に再導入することであろ
う。すると、感染細胞はインビボにおいて同時刺激シグナルをT細胞に伝えるこ
とができ、そのことによりT細胞を活性化することができよう。 もう1つの適用例において、抗原機能(好ましくは、Bリンパ球抗原機能)の
アップレギュレーションまたは促進は腫瘍免疫性の誘導において有用でありうる
。本発明の少なくとも1種のペプチドをコードする核酸でトランスフェクション
された腫瘍細胞(例えば、肉腫、黒色腫、リンパ腫、白血病、神経芽細胞腫、癌
腫)を対象に投与して対象中の腫瘍特異的耐性を克服することができる。所望な
らば、腫瘍細胞をトランスフェクションしてペプチドの組み合わせを発現させる
ことができる。例えば、患者から得た腫瘍細胞を、B7−2様活性を有するペプ
チドのみ、またはB7−1様活性および/またはB7−3様活性を有するペプチ
ドと組み合わせて発現することを指令する発現ベクターで、エクスビボにおいて
トランスフェクションすることができる。トランスフェクションされた腫瘍細胞
を患者に戻して、トランスフェクションされた細胞の表面上にペプチドを発現さ
せる。別法として、遺伝子治療法を用いてインビボでのトランスフェクションの
ために腫瘍細胞を標的化することができる。 腫瘍細胞表面上におけるBリンパ球抗原の活性を有する本発明ペプチドの存在
は、T細胞に必要な同時刺激シグナルを提供して、T細胞により媒介されるトラ
ンスフェクションされた腫瘍細胞に対する免疫応答を誘導する。さらに、MHC
クラスIまたはMHCクラスII分子を欠く腫瘍細胞、あるいは十分量のMHC
クラスIまたはMHCクラスII分子を再発現できない腫瘍細胞を、MHCクラ
スIα鎖蛋白およびβ2マイクログロブリン蛋白またはMHCクラスIIα鎖お
よびMHCクラスIIβ鎖蛋白の全体または一部(例えば、末端切断蛋白の細胞
質ドメイン)をコードしている核酸でトランスフェクションして、そのことによ
りクラスIまたはクラスIIMHC蛋白を細胞表面上に発現させることができる
。Bリンパ球抗原(例えば、B7−1、B7−2、B7−3)の活性を有するペ
プチドと組み合わせた適当なクラスIまたはクラスII HMCの発現は、T細
胞により媒介されるトランスフェクションされた腫瘍細胞に対する免疫応答を誘
導する。所望により、不変鎖のごとき、MHCクラスII結合蛋白の発現をブロ
ックするアンチセンス構築物をコードしている遺伝子を、Bリンパ球抗原の活性
を有するペプチドをコードしているDNAとともに同時トランスフェクションし
て腫瘍関連抗原の提示を促進し、腫瘍特異的免疫性を誘導こともできる。よって
、ヒト対象におけるT細胞により媒介される免疫応答の誘導は、対象における腫
瘍特異的耐性を克服するに十分でありうる。
【0139】 本発明蛋白の活性を、特に、下記方法により測定してもよい: 胸腺細胞または脾臓細胞の細胞毒性に適したアッセイは、Current Protocols
in Immunology, Ed by J. E. Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M.
Shevach, W Strober, Pub. Greene Publishing Associates and Wiley-Intersc
ience (Chapter 3, In Vitro assays for Mouse Lymphocyte Function 3.1-3.19
; Chapter 7, Immunologic studies in Humans); Herrmann et al., Proc. Natl
. Acad. Sci. USA 78: 2488-2492, 1981; Herrmann et al., J. Immunol. 128:
1968-1974, 1982; Handa et al., J. Immunol. 135: 1564-1572, 1985; Takai e
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, 1981; Herrmann et al., J. Immunol. 128: 1968-1974, 1982; Handa et al.,
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unol. 140: 508-512, 1988; Bertagnolli et al., Cellular Immunology 133: 3
27-341, 1991; Brown et al., J. Immunol. 153: 3079-3092, 1994に記載された
アッセイを包含するが、これらに限らない。 T細胞依存性免疫グロブリン応答およびイソタイプスイッチングのためのアッ
セイ(特に、T細胞依存性抗体応答を転調させ、Th1/Th2プロフィールに
影響する蛋白を同定する)は、Maliazewski,J.Immunol.144:3028-3033,1990に記
載されているアッセイを包含するが、これに限らず、さらにB細胞の機能のアッ
セイは、In vitro antibody production,Mond,J.J.and Brunswick,M.In Current
Protocols in Immunology J.E.Coligan eds.Val 1 pp.3.8.1-3.8.16,John Wile
y and Sons,Tronto 1994に記載のアッセイを包含する。 混合リンパ球反応(MLR)アッセイ(特に、主としてTh1およひCTL応
答を発生させる蛋白を同定する)は、Current Protocols in Immunology, Ed by
J. E. Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M. Shevach, W Strober,
Pub. Greene Publishing Associates and Wiley-Interscience (Chapter 3, In
Vitro assays for Mouse Lymphocyte Function 3.1-3.19; Chapter 7, Immunol
ogic studies in Humans); Takai et al., J. Immunol. 137: 3494-3500, 1986;
Takai et al., J. Immunol. 140: 508-512, 1988; Bertagnolli et al., J. Im
munol. 149: 3778-3783, 1992に記載されたアッセイを包含するが、これらに限
らない。 樹枝状細胞依存的アッセイ(特に、無処理のT細胞を活性化する樹枝状細胞に
より発現される蛋白を同定する)は、Guery et al., J. Immunol. 134: 536-544
, 1995; Inaba et al., Journal of Experimental Medicine 173: 549-559, 199
1; Macatonia et al., Journal of Immunology 154: 5071-5079, 1995; Porgado
r et al., Journal of Experimental Medicine 182: 255-260, 1995; Nair et a
l., Journal of Virology 67: 4062-4069, 1993; Huang et al., Science 264:
961-965, 1994; Macatonia et al., Journal of Experimental Medicine 169:
1255-1264, 1989; Bhardwaj et al., Journal of Clinical Investigation 94:
797-807, 1994; and Inaba et al., Journal of Experimental Medicine 172:
631-640, 1990 に記載されたアッセイを包含するが、これらに限らない。 リンパ球生存/アポトーシスのアッセイ(特に、超抗体誘導後のアポトーシス
を防止する蛋白、ならびにリンパ球のホメオスタシスを調節する蛋白を同定する
)は、Darzynkiewicz et al., Cytometry 13: 795-808, 1992; Gorczyca et al.
, Leukemia 7: 659-670, 1993; Gorczyca et al., Cancer Research 53: 1945-1
951, 1993; Itoh et al., Cell 66: 233-243, 1991; Zacharchuk, Journal of I
mmunology 145: 4037-4045, 1990; Zamai et al., Cytometry 14: 891-897, 199
3; Gorczyca et al., International Journal of Oncology 1: 639-648, 1992に
記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。 初期段階のT細胞のコミットメント(commitment)および発達のアッセイは、
Antica et al.,Blood 84: 111-117,1994; Fine et al.,Cellular Immunology 15
5: 111-122, 1994; Galy et al.,Blood 85: 2770-2778, 1995; Toki et al., Pr
oc. Natl. Acad. Sci. USA 88: 7548-7551, 1991に記載のアッセイを包含するが
、これらに限らない。
【0140】 造血調節活性 本発明蛋白は、造血の調節において有用であり、それゆえ、骨髄およびリンパ
球欠乏症の治療において有用である。コロニー形成細胞または因子依存性細胞系
を支持する最低限の生物学的活性でさえも、造血の調節への関与を示している。
例えば、赤血球系前駆細胞のみの増殖を支持すること、あるいは他のサイトカイ
ンと組み合わされて、例えば種々の貧血の治療に有用性を示すこと、あるいは放
射線療法/化学療法と組み合わされて赤芽前駆細胞および/または赤芽細胞の産
生を刺激すること;顆粒球のごとき骨髄細胞および単球/マクロファージの増殖
を支持すること(すなわち、伝統的なCSF活性)、例えば、化学療法と組み合
わされて、引き続き起こる骨髄抑制を防止することに有用であり;巨核細胞の増
殖、次いで、血小板の増殖を支持すること、またそれにより血小板減少症のごと
き種々の血小板疾患を予防または治療することに有用であり、また一般的には血
小板輸液の代わりにあるいはそれと相補的に使用され;さらに/あるいは造血幹
細胞(成熟して上記のすべての造血細胞となり、それゆえ、種々の幹細胞疾患(
通常には、移植により治療される疾患であり、例えば、再生不良性貧血および発
作性の夜間ヘモグロビン尿症)において有用性がわかる)の増殖を支持すること
に有用であり、さらにはインビボまたはエクスビボでの放射線/化学療法後(す
なわち、骨髄移植と組み合わされる)、あるいは遺伝子治療のために遺伝子操作
された後の幹細胞コンパートメントの正常細胞としての再増殖においても有用で
ある。 本発明蛋白の活性を、特に、下記方法測定してもよい。 種々の造血細胞系の増殖および分化に適したアッセイはすでに引用されている
。 胚の幹細胞の分化のアッセイ(特に、胚の分化造血に影響する蛋白を同定する
)は、Johansson et al. Cellular Biology 15: 141-151, 1995; Keller et al.
, Molecular and Cellular Biology 13: 473-486, 1993; McClanahan et al., B
lood 81: 2903-2915, 1993に記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。 幹細胞生存および分化のアッセイ(特に、リンパ−造血を調節する蛋白を同定
する)は、Methylcellulose colony forming assays, Freshney, M.G. In Cultu
re of Hematopoietic Cells. R.I. Freshney, et al. eds. Vol pp. 265-268,
Wiley-Liss, Inc., New York, NY. 1994; Hirayama et al., Proc. Natl. Acad.
Sci. USA 89: 5907-5911, 1992; Primitive hematopoietic colony forming ce
lls with high proliferative potential, McNiece, I.K. and Briddell, R.A.
In Culture of Hematopoietic Cells. R.I. Freshney, et al. eds. Vol pp. 2
3-39, Wiley-Liss, Inc., New York, NY. 1994; Neben et al., Experimental H
ematology 22: 353-359, 1994; Cobblestone area forming cell assay, Ploema
cher, R.E. In Culture of Hematopoietic Cells. R.I. Freshney, et al. eds.
Vol pp. 1-21, Wiley-Liss, Inc.., New York, NY. 1994; Long term bone ma
rrow cultures in the presence of stromal cells, Spooncer, E., Dexter, M.
and Allen, T. In Culture of Hematopoietic Cells. R.I. Freshney, et al.
eds. Vol pp. 163-179, Wiley-Liss, Inc., New York, NY. 1994; Long term c
ulture initiating cell assay, Sutherland, H.J. In Culture of Hematopoiet
ic Cells. R.I. Freshney, et al. eds. Vol pp. 139-162, Wiley-Liss, Inc.,
New York, NY. 1994に記載されたアッセイを包含するが、これらに限らない。
【0141】 組織増殖活性 本発明蛋白は、骨、軟骨、鍵、靭帯および/または神経組織の成長または再生
、ならびに傷の治癒および組織修復に用いる組成物において、さらに熱傷、裂傷
および潰瘍の治療において有用性を有する。 骨が正常に形成されない環境において軟骨および/または骨の成長誘導する本
発明蛋白は、ヒトおよび他の動物における骨折および軟骨損傷または欠損の治癒
における用途がある。本発明蛋白を用いるかかる調合物は、閉鎖性骨折ならびに
解放性骨折の軽減に有用であり、また人工関節の固定の改善にも有用である。骨
形成剤により誘導されるデノボ骨形成は、先天性の、外傷による、あるいは腫瘍
学的切除により誘発される脳顔面頭蓋の欠損の修復に貢献し、さらに美容整形外
科手術においても有用である。 本発明蛋白を歯周病の治療および他の歯の修復プロセスに用いてもよい。かか
る作用剤は、骨形成細胞を誘引する環境を提供し、骨形成細胞の増殖を刺激し、
あるいは骨形成細胞前駆体の分化を誘導しうる。本発明蛋白は、例えば、骨およ
び/または軟骨修復の刺激により、あるいは炎症または炎症プロセスにより媒介
される組織破壊のプロセス(コラゲナーゼ活性、破骨細胞活性等)をブロックす
ることにより、骨粗鬆症または骨関節炎の治療においても有用でありうる。 本発明蛋白によるものとしてもよい組織発生活性のもう1つのカテゴリーは鍵
/靭帯の形成である。鍵/靭帯様組織または他の組織が正常に形成されない環境
におけるかかる組織の形成を誘導する本発明蛋白は、ヒトおよび他の動物におけ
る鍵または靭帯の裂傷、変形および他の鍵または靭帯の欠損の治癒、に適用され
る。鍵/靭帯様組織誘導蛋白を用いるかかる調合物は、鍵または靭帯組織に対す
るダメージの予防ならびに鍵または靭帯の骨または他の組織への固定の改善に用
いてもよい。本発明組成物により誘導されるデノボ鍵/靭帯様組織形成は、先天
性の、外傷による、あるいは腫瘍学的切除により誘発される脳顔面頭蓋の欠損の
修復に貢献し、さらに鍵または靭帯の付着または修復のための美容整形外科手術
においても有用である。本発明組成物は、鍵−または靭帯−形成細胞を誘引する
ための環境を提供し、鍵−または靭帯−形成細胞の増殖を刺激し、鍵−または靭
帯−形成細胞の前駆体の分化を誘導し、あるいはインビボに戻した場合に組織修
復を行うようにエクスビボでの鍵/靭帯細胞または前駆体の増殖を誘導しうる。
本発明組成物は、鍵炎、手根骨トンネル症候群および他の鍵または靭帯の欠損に
も有用である。本発明組成物は、適当なマトリックスおよび/または当該分野で
よく知られた担体のごとき隔離剤を含んでいてもよい。 本発明蛋白は、神経細胞の増殖ならびに神経および脳組織の再生に、すなわち
、中枢および末梢神経系疾患およびニューロパシーならびに機械的疾患および外
傷性疾患(神経細胞または神経組織に対する変性、死もしくは外傷を包含)の治
療にも有用でありうる。より詳細には、末梢神経傷害、末梢ニューロパシーおよ
び局在化ニューロパシーのごとき末梢神経系の疾病、ならびにアルツハイマー病
、パーキンソン病、ハンチントン病、筋委縮性外側脊髄硬化症およびShy-Drager
症候群のごとき中枢神経系の疾病の治療に蛋白を使用してもよい。本発明により
治療してもよいさらなる症状は、脊髄疾患のごとき機械的疾患および外傷性疾患
、頭部外傷ならびに卒中のごとき脳血管系の疾患を包含する。化学療法または他
の医学的療法により引き起こされる末梢ニューロパシーは、本発明蛋白を用いて
治療可能である。 また本発明蛋白は、圧迫性潰瘍、血管機能不全に関連した潰瘍、外科的および
外傷による創傷等(これらに限らない)を包含する非治癒性創傷のより好ましく
迅速な閉口の促進にも有用でありうる。 また本発明蛋白は、器官(例えば、膵臓、肝臓、腸、腎臓、皮膚、内皮を包含
)、筋肉(平滑筋、骨格筋または心筋)、および血管(血管内皮を包含)組織の
ごとき他の組織の発生、あるいはかかる組織を構成している細胞の増殖促進のた
めの活性を示しうる。望ましい効果の一部は、線維症性瘢痕を抑制することによ
る正常組織の再生であってもよい。本発明蛋白は脈管形成活性も示しうる。 本発明蛋白は、腸の保護または再生、および肺または肝臓の線維症、種々の組
織の再灌流傷害、および全身的なサイトカインのダメージにより生じる症状の治
療にも有用でありうる。 本発明蛋白は、前駆体組織または細胞からの上記組織の分化促進または抑制;
あるいは上記組織の増殖抑制にも有用でありうる。 本発明蛋白の活性は、とりわけ、以下の方法により測定してもよい: 組織再生活性のアッセイは、国際公開WO95/16035(骨、軟骨、鍵)
;国際公開WO95/05846(神経、ニューロン);国際公開WO91/0
7491(皮膚、内皮)に記載されたアッセイを包含するが、これらに限らない
。 創傷治癒活性のアッセイは、Winter, Epidermal Wound Healing, pps. 71-112
(Maibach, HI and Rovee, DT, eds.), Year Book Medical Publishers, Inc.,
Chicago(Eaglstein and Mertz, J. Invest. Dermatol 71: 382-384 (1978)によ
り修飾されている)に記載されたものを包含するが、これらに限らない。
【0142】 アクチビン/インヒビン活性 また、本発明蛋白はアクチビン−またはインヒビン−関連活性を示しうる。イ
ンヒビン類は、卵胞刺激ホルモン(FSH)の放出抑制能により特徴づけられ、
アクチビン類は、卵胞刺激ホルモン(FSH)の放出刺激能により特徴づけられ
る。よって、本発明蛋白は、単独であるいはインヒビンαファミリーのメンバー
とのヘテロダイマーの形態で、メスの哺乳動物の繁殖力を減少させ、オスの哺乳
動物の精子形成減少させるインヒビンの能力に基づく不妊薬として有用でありう
る。十分な量の他のインヒビンの投与により、これらの哺乳動物において不妊を
誘導することができる。別法として、本発明蛋白は、ホモダイマーとしてあるい
はインヒビン−βグループの他の蛋白のサブユニットとのヘテロダイマーとして
、下垂体前葉細胞からのFSH放出の刺激におけるアクチビン分子の能力に基づ
いて、繁殖力を誘導する治療薬として有用でありうる。例えば、米国特許第47
98885号参照。また本発明蛋白は、性的に未成熟な哺乳動物における繁殖の
向上に有用である可能性があり、その結果、ウシ、ヒツジおよびブタのごとき家
畜の生存期間中の繁殖力が増大する。 本発明蛋白の活性は、とりわけ、下記方法により測定してもよい: アクチビン/インヒビン活性のアッセイは、Vale et al., Endocrinology 91:
562-572, 1972; Ling et al., Nature 321: 779-782, 1986; Vale et al., Nat
ure 321: 776-779, 1986; Mason et al., Nature 318: 659-663,1985; Forage e
t al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 83: 3091-3095,1986に記載のアッセイを包
含するが、これらに限らない。
【0143】 化学走性/ケモキネシス活性 本発明蛋白は、哺乳動物細胞、例えば単球、好中球、T細胞、肥満細胞、好酸
球および/または内皮細胞の化学走性またはケモキネシス活性(例えば、ケモカ
インとして作用)を有する可能性がある。化学走性およびケモキネシス蛋白を用
いて所望細胞集団を所望作用部位に動員または誘引することができる。化学走性
またはケモキネシス蛋白は、組織に対する傷害および他の外傷の治療ならびに局
所的な感染の治療に特に有利である。例えば、リンパ球、単球または好中球の腫
瘍または感染部位への誘引は、腫瘍または感染因子に対する免疫応答を改善しう
る。 特定の蛋白またはペプチドは特定の細胞集団に対して化学走性活性を有してお
り、刺激可能な場合には、直接的または間接的にかかる細胞集団の方向または運
動を指令する。好ましくは、蛋白またはペプチドは、細胞の方向づけられた運動
を直接的に刺激する能力を有する。特定の蛋白が細胞集団に対する化学走性活性
を有するかどうかを、かかる蛋白またはペプチドを細胞化学走性の既知アッセイ
に用いることにより容易に決定することができる。 本発明蛋白の活性は、とりわけ、下記方法により測定してもよい: 化学走性活性のアッセイ(化学走性を誘導または妨害する蛋白を同定するアッ
セイ)は、細胞の膜を越えた移動を誘導する蛋白の能力ならびに1の細胞集団の
他の細胞集団への付着を誘導する蛋白の能力を測定するアッセイを含む。移動お
よび付着に適したアッセイは、Current Protocols in Immunology, Ed by J.E.
Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M. Shevach, W.Strober, Pub. G
reene Publishing Associates and Wiley-Interscience (Chapter 6.12, Measur
ement of alpha and beta Chemokines 6.12.1-6.12.28; Taub et al. J. Clin.
Invest. 95: 1370-1376, 1995; Lind et al. APMIS 103: 140-146, 1995; Mulle
r et al Eur. J. Immunol. 25: 1744-1748; Gruber et al. J. of Immunol. 152
: 5860-5867, 1994; Johnston et al. J. of Immunol. 153: 1762-1768, 1994に
記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。
【0144】 止血および血栓溶解活性 また、本発明蛋白は、止血または血栓溶解活性を示す可能性がある。結果とし
て、かかる蛋白は、種々の凝血疾患(血友病のごとき遺伝性疾患を包含)の治療
に有用であり、あるいは外傷、手術または他の原因により生じた傷害の治療にお
ける凝血および他の止血を促進しうる。本発明蛋白は、血栓の溶解または血栓形
成阻害ならびにそれらにより生じる症状(例えば、心筋梗塞および中枢神経系血
管の梗塞(例えば、卒中)のごとき)の治療および予防に有用でありうる。 本発明蛋白の活性を、とりわけ、下記方法により測定してもよい: 止血および血栓溶解活性のアッセイは、Linet et al., J. Clin. Pharmacol.
26: 131-140,1986; Burdick et al., Thrombosis Res. 45: 413-419, 1987; Hum
phrey et al., Fibrinolysis 5: 71-79 (1991); Schaub, Prostaglandins 35: 4
67-474, 1988に記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。
【0145】 受容体/リガンド活性 また、本発明蛋白は、受容体、受容体リガンドまたは受容体/リガンド相互作
用の阻害剤もしくはアゴニストとしての活性を示しうる。かかる受容体およびリ
ガンドの例は、サイトカイン受容体およびそれらのリガンド、受容体キナーゼお
よびそれらのリガンド、受容体ホスファターゼおよびそれらのリガンド、細胞−
細胞相互作用に関与する受容体およびそれらのリガンド(細胞付着分子(セレク
チン、インテグリンおよびそれらのリガンドのごとき)ならびに抗原提示、抗原
認識、細胞性および体液性免疫応答の発生に関与する受容体/リガンド対などを
包含)を包含するがこれらに限らない。受容体およびリガンドは、関連する受容
体/リガンド相互作用に対する潜在的なペプチドまたは小型分子阻害剤のスクリ
ーニングにも有用である。本発明蛋白(受容体およびリガンドのフラグメントを
包含するが、これらに限らない)は、それ自体、受容体/リガンド相互作用の阻
害剤として有用でありうる。 本発明蛋白の活性を、とりわけ、下記方法により測定してもよい: 受容体−リガンド活性の適当なアッセイは、Current Protocols in Immunolog
y, Ed by J. E. Coligan, A. M. Kruisbeek, D. H. Margulies, E. M. Shevach,
W. Strober, Pub. Greene Publishing Associates and Wiley-Interscience (C
hapter 7.28, Measurement of Cellular Adhesion under static conditions 7.
28.1-7.28.22), Takai et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 84: 6864-6868, 1
987; Bierer et al., J. Exp. Med. 168: 1145-1156, 1988; Rosenstein et al.
, J. Exp. Med. 169: 149-160 1989; Stoltenborg et al., J. Immunol. Metho
ds 175: 59-68, 1994; Stitt et al., Cell 80: 661-670, 1995に記載のアッセ
イを包含するが、これらに限らない。
【0146】 抗炎症活性 本発明蛋白は抗炎症活性を示しうる。抗炎症活性は、刺激応答に関与している
細胞に刺激を与えることにより、細胞−細胞相互作用(例えば、付着のごとき)
を阻害または促進することにより、炎症プロセスに関与している細胞の化学走性
を阻害または促進することにより、細胞溢出を阻害または促進することにより、
あるいは炎症応答をより直接的に阻害または促進する他の因子の産生を刺激また
は抑制することにより発揮される。かかる活性を示す蛋白を用いて炎症の症状(
慢性もしくは急性症状を包含、感染に関連した炎症(敗血性ショック、敗血症も
しくは全身性炎症応答症候群(SIRS)のごとき)、虚血−再潅流傷害、エン
ドトキシンによる致命的傷害、関節炎、補体により媒介される超急性拒否反応、
腎炎、サイトカインもしくはケモカインにより誘導される肺の傷害、炎症性腸疾
患、クローン病またはTNFもしくはIL−1のごときサイトカインの過剰産生
から生じる疾病を包含するがこれらに限らない)を治療することができる。本発
明蛋白は、アナフィラキシーおよび抗原性物質もしくは材料に対する過敏症の治
療にも有用でありうる。
【0147】 カドヘリン/腫瘍侵入抑制活性 カドヘリン(cadherin)はカルシウム依存性接着分子であり、発達中において
、詳細には特定の細胞タイプを決定することにおいて主要な役割を果たしている
と思われる。正常なカドヘリン発現の損失または変化は、腫瘍増殖および転移に
関連した細胞接着特性への変化を誘導しうる。カドヘリンの機能失調は、尋常性
天疱瘡および落葉状天疱瘡(自己免疫性の皮膚水泡疾患)、クローン病、および
いくつかの発達異常のごときヒトの他の疾病にも関与している。 カドヘリンスーパーファミリーは40余りのメンバーを包含し、それぞれが異
なる発現パターンを有している。当該スーパーファミリーのすべてのメンバーは
、共通の保存された細胞外リピート(カドヘリンドメイン)を有するが、分子の
他の部分において構造の相違が見られる。カドヘリンドメインはカルシウムに結
合してそれらの三次構造を形成するので、カルシウムはそれらの接着に必要であ
る。第1のカドヘリンドメインにおける少数のアミノ酸は同種親和性接着のため
の基礎を提供するので、この認識部位の修飾はカドヘリンの特異性を変化させる
可能性があり、その結果、自分自身だけを認識するのではなく、変異分子も異な
るカドヘリンに結合できるようになる。さらに、いくつかのカドヘリンは他のカ
ドヘリンとの異種親和性接着にも関与している。 カドヘリンスーパーファミリーのメンバーの1つであるE−カドヘリンは上皮
細胞タイプにおいて発現される。病理学的には、E−カドヘリン発現が腫瘍にお
いて失われる場合、悪性細胞は侵入性となり、癌が転移する。E−カドヘドリン
を発現するポリヌクレオチドを癌細胞系にトランスフェクションすることは、変
化した細胞形態を元に戻し、細胞相互および他の基質への接着性を回復させ、細
胞増殖速度を低下させ、足場依存性細胞の増殖を劇的に減少させることにより、
癌に関連した変化を回復させた。よって、E−カドヘドリン発現を再導入するこ
とは、癌腫をより進行していない段階に戻す。他のカドヘドリンも、他の組織タ
イプ由来の癌腫において同じ侵入抑制的役割を有している可能性がある。それゆ
え、カドヘドリン活性を有する本発明蛋白、およびかかる蛋白をコードする本発
明ポリヌクレオチドを用いて癌を治療することができる。かかる蛋白またはポリ
ヌクレオチドを癌細胞に導入することは、正常なカドヘドリン発現を提供するこ
とにより、これらの細胞において観察される癌性の変化を減少または除去しうる
。 癌細胞は、本来のものとは異なる組織タイプのカドヘリンを発現することも知
られており、それゆえこれらの癌細胞は異なる組織に侵入でき、転移できる。カ
ドヘリン活性を有する本発明蛋白、およびかかる蛋白をコードする本発明ポリヌ
クレオチドは、これらの細胞において不適切に発現されたカドヘドリンと置換し
、正常な細胞接着特性を回復させ、細胞の転移傾向を減少させ、あるいは除去し
うる。 さらに、カドヘリン活性を有する本発明蛋白、およびかかる蛋白をコードする
本発明ポリヌクレオチドを用いてカドヘリンを認識しこれに結合するする抗体を
得ることもできる。かかる抗体を用いて不適切に発現された腫瘍細胞カドヘドリ
ンの接着をブロックし、細胞が他の場所で腫瘍を形成しないようにすることもで
きる。かかる抗−カドヘドリン抗体を、癌の等級、病理学的タイプ、および予後
のためのマーカーとして使用できる。すなわち、癌が進行すると、カドヘドリン
発現は低下し、カドヘドリン結合抗体を用いることによりこのカドヘドリン発現
の低下を検出することができる。 カドヘドリン活性を有する本発明蛋白のフラグメント、好ましくはカドヘドリ
ン認識部位のデカペプチド、およびかかる蛋白フラグメントをコードする本発明
ポリヌクレオチドを用いて、カドヘリンに結合させ、望ましくない効果を生じる
カドヘリンの結合を妨げることにより、カドヘリン機能をブロックすることもで
きる。さらに、カドヘリン活性を有する本発明蛋白のフラグメント、好ましくは
癌患者の循環系において安定であることがわかっている末端切断された可溶性カ
ドヘドリンフラグメント、およびかかる蛋白フラグメントをコードするポリヌク
レオチドを用いて正しい細胞−細胞接着を混乱させることもできる。 カドヘドリンの接着および侵入抑制活性のアッセイは、Hortsch et al. J Bio
l Chem 270 (32): 18809-18817, 1995; Miyaki et al. Oncogene 11: 2547-2552
, 1995; Ozawa et al. Cell 63: 1033-1038, 1990.に記載されたものを包含する
が、これらに限らない。
【0148】 腫瘍阻害活性 腫瘍の免疫学的治療または予防に関する上記活性のほかに、本発明蛋白は他の
抗腫瘍活性を示しうる。ある蛋白は腫瘍増殖を直接的または間接的に(例えば、
ADCCを介して)阻害しうる。ある蛋白は、腫瘍組織または腫瘍前駆体組織に
作用して、腫瘍増殖を支持するに必要な組織の形成を阻害し(例えば、脈管形成
を阻害することにより)、腫瘍増殖を阻害する他の因子、作用剤または細胞タイ
プの産生を引き起こすことにより、あるいは腫瘍増殖を促進する因子、作用剤ま
たは細胞タイプを除去または阻害することにより腫瘍阻害活性を示しうる。
【0149】 他の活性 本発明蛋白は、下記のさらなる活性または効果の1つまたはそれ以上を示しう
る:細菌、ウイルス、真菌および他の寄生虫(これらに限らず)を包含する感染
性因子の殺傷;身長、体重、体毛の色、目の色、皮膚または他の組織の色素沈着
、または器官または身体部分のサイズまたは形態(例えば、豊胸またはその逆)
を包含する身体特性への影響(抑制または促進);摂食した脂肪、蛋白または炭
水化物の消化への影響;食欲、性欲、ストレス、認識(認識の疾患を包含)、鬱
(鬱病性疾患を包含)および暴力的行為(これらに限らず)を包含する行動特性
への影響;鎮痛効果または他の痛み軽減効果の提供;造血系以外の系統における
胚の幹細胞の分化および増殖の促進;ホルモンまたは内分泌活性;酵素の場合、
酵素欠乏の修正および関連疾患の治療;過剰増殖性疾患(例えば、乾癬のごとき
)の治療;免疫グロブリン様活性(例えば、抗体または補体に結合する能力);
ならびにワクチン組成物において抗原として作用してかかる蛋白またはかかる蛋
白と交差反応する他の物質もしくは存在に対する免疫応答を生じさせる能力。
【0150】投与および用量 本発明蛋白(どのような源からであってもよく、組み換え法および非組み換え
法によるものを包含するが、これらに限らない)を、医薬上許容される担体と混
合して医薬組成物中に用いてもよい。かかる組成物は(蛋白および担体のほかに
)、希釈剤、充填剤、塩類、バッファー、安定化剤、可溶化剤、および当該分野
でよく知られた他の物質を含有していてもよい。用語「医薬上許容される」は、
有効成分の生物学的活性の有効性を妨害しない無毒の物質を意味する。担体の特
性は投与経路に依存する。本発明医薬組成物は、M−CSF、GM−CSF、T
NF、IL−1、IL−2、IL−3、IL−4、IL−5、IL−6、IL−
7、IL−8、IL−9、IL−10、IL−11、IL−12、IL−13、
IL−14、IL−15、IFN、TNF0、TNF1、TNF2、G−CSF
、Meg−CSF、スロンボポイエチン、幹細胞因子、およびエリスロポイエチ
ンのごときサイトカイン、リンホカイン、または他の造血因子を含有していても
よい。医薬組成物はさらに、蛋白活性を増強し、あるいは治療においてその活性
または有用性を補う他の作用剤を含有していてもよい。かかるさらなる因子およ
び/または作用剤を医薬組成物に含有させて、本発明蛋白との相乗効果を発揮さ
せ、あるいは副作用を最小化してもよい。逆に、特定のサイトカイン、リンホカ
イン、他の造血因子、血栓溶解因子または抗血栓因子、または抗炎症剤の処方に
本発明蛋白を含有させて、サイトカイン、リンホカイン、他の造血因子、血栓溶
解因子または抗血栓因子、または抗炎症剤の副作用を最小化してもよい。 本発明蛋白は、多量体(例えば、ヘテロダイマーまたはホモダイマー)または
それ自体もしくは他の蛋白との複合体となって活性でありうる。結果的に、本発
明医薬組成物は、かかる多量体または複合体形態の本発明蛋白を含むものであっ
てもよい。 本発明医薬組成物は、本発明蛋白と蛋白もしくはペプチド抗原との複合体の形
態であってもよい。蛋白および/またはペプチド抗原は、Bリンパ球ならびにT
リンパ球に対して刺激シグナルを送達するであろう。Bリンパ球はその表面免疫
グロブリン受容体を通して抗原に応答するであろう。Tリンパ球は、MHC蛋白
による抗原提示後、T細胞受容体(TCR)を通して抗原に応答するであろう。
MHCならびに宿主細胞のクラスIおよびクラスIIのMHC遺伝子によりコー
ドされたものを包含する構造上関連した蛋白は、Tリンパ球に対するペプチド抗
原の提示に役立つであろう。抗原成分は、精製MHC−ペプチド複合体のみとし
て、または直接T細胞にシグナルを送ることのできる同時刺激分子とともに供給
されうる。あるいはまた、B細胞上の表面免疫グロブリンならびにT細胞上のT
CRおよび他の分子に結合しうる抗体を、本発明医薬組成物と混合することもで
きる。 本発明医薬組成物はリポソーム形態であってもよく、その中で本発明蛋白はさ
らに他の医薬上許容される担体、脂質のごとき両親媒性作用剤(水溶液中でミセ
ルのような凝集体形態、不溶性単層、液状結晶またはラメラ層として存在)と混
合されている。リポソーム処方に適する脂質は、モノグリセリド、ジグリセリド
、スルファチジド、リゾレシチン、リン脂質、サポニン、胆汁酸等を包含するが
、これらに限らない。かかるリポソーム処方の製造は当業者のレベルの範囲内で
あり、例えば、米国特許第4235871、4501728、4837028、
および4737323号(参照によりそれらすべてを本明細書に記載されている
ものとみなす)に記載されたようなものである。
【0151】 本明細書の用語「治療上有効量」とは、有意な患者の利益、例えば、かかる症
状の徴候の改善、治癒、治癒速度の増大を示すに十分な医薬組成物または方法の
各有効成分の合計量を意味する。単独で投与される個々の有効成分について用い
る場合、該用語は当該成分のみをいう。有効成分の組み合わせに用いる場合、逐
次投与あるいは同時投与にかかわらず治療効果を生じる有効成分量の合計量をい
う。 本発明の治療方法の実施において、治療上有効量の本発明蛋白を治療すべき症
状を有する哺乳動物に投与する。本発明方法に従って、単独またはサイトカイン
、リンホカインもしくは他の造血因子のごとき他の治療薬とともに本発明蛋白を
投与してもよい。1種またはそれ以上のサイトカイン、リンホカインまたは他の
造血因子と共投与する場合、本発明蛋白をサイトカイン、リンホカイン、他の造
血因子、血栓溶解因子もしくは抗血栓因子と同時または逐次投与してもよい。逐
次投与する場合、担当医師は、サイトカイン、リンホカイン、他の造血因子、血
栓溶解因子もしくは抗血栓因子と本発明蛋白との組み合わせにおける適切な投与
順序を決定するであろう。 本発明医薬組成物中または本発明の実施に用いる本発明蛋白の投与を種々の慣
用的方法、例えば、経口的摂食、吸入、または皮内、皮下、または静脈注射で行
うことができる。患者への静脈注射が好ましい。 治療上有効量の本発明蛋白を経口投与する場合、本発明蛋白は錠剤、カプセル
、粉末、溶液またはエリキシルの形態であろう。錠剤形態で投与する場合、本発
明医薬組成物はゼラチンのごとき固体担体またはアジュバントをさらに含有して
いてもよい。錠剤、カプセル、および粉末は、約5ないし95%の本発明蛋白、
好ましくは約25ないし90%の本発明蛋白を含有する。液体形態で投与する場
合、水、ペトロレウム、動物または植物起源の油脂、例えばピーナッツ油、鉱油
、大豆油、またはゴマ油、または合成油脂を添加してもよい。液体形態の医薬組
成物は、生理食塩溶液、デキストロースまたは他の糖類溶液、またはグリコール
類(例えばエチレングリコール、プロピレングリコールもしくはポリエチレング
リコール)をさらに含有していてもよい。液体形態で投与する場合、医薬組成物
は、約0.5ないし90重量%の本発明蛋白、好ましくは約1ないし50%の本
発明蛋白を含有する。 治療上有効量の本発明蛋白を静脈、皮内または皮下注射により投与する場合、
本発明蛋白はパイロジェン不含で、非経口的に許容される水溶液の形態であろう
。適切なpH、等張性、安定性を有するかかる非経口的に許容される蛋白溶液の
調製は、当業者の範囲内である。静脈、皮内、または皮下注射用の好ましい医薬
組成物は、本発明蛋白のほかに、注射用塩化ナトリウム、リンゲル溶液、注射用
デキストロース、注射用デキストロースおよび塩化ナトリウム溶液、注射用乳酸
含有リンゲル溶液、または当該分野で知られている他の担体を含有すべきである
。本発明医薬組成物は、安定化剤、保存料、バッファー、抗酸化剤、または当業
者に知られた他の添加物を含んでいてもよい。 本発明医薬組成物中の本発明蛋白の量は、治療すべき症状の性質および重さ、
ならびに患者がすでに受けていた治療の性質による。最終的には、担当医師が、
各患者を治療すべき本発明蛋白量を決定するであろう。まず、担当医師は、低用
量の本発明蛋白を投与し、患者の応答を観察する。最適治療効果が得られるまで
、より高用量の本発明蛋白を投与してもよく、最適治療効果が得られた時点で用
量をさらに増加させない。本発明方法を実施するための種々の医薬組成物は、体
重1kgあたり約0.01μgないし約100mgの本発明蛋白(好ましくは、
体重1kgあたり約0.1μgないし約10mg、より好ましくは体重1kgあ
たり0.1μgないし約1mgの本発明蛋白を含有すべきである。 本発明組成物を用いる静脈投与による治療の期間は、治療すべき疾病の重さな
らびに各患者の状態および応答により変化させられるであろう。本発明蛋白の各
適用期間は、連続静脈投与の場合12ないし24時間の範囲であると考えられる
。最終的には、担当医師が、本発明医薬組成物を用いる静脈投与による治療の期
間を決定するであろう。
【0152】 本発明蛋白を用いて動物を免役して、本発明蛋白と特異的に反応するポリクロ
ーナルおよびモノクローナル抗体を得てもよい。本明細書の用語「抗体」は、ポ
リクローナル抗体、モノクローナル抗体、キメラ抗体、1本鎖抗体、CDR−グ
ラフテッド(grafted)抗体、ヒト化抗体、あるいは示された蛋白に結合するそ
れらのフラグメントを包含するが、これらに限らない。かかる用語は、示された
蛋白に結合しうる抗体または抗体配列に由来する他の種も包含する。 当該分野においてよく知られた方法により、特定蛋白に対する抗体を製造する
ことができる。例えば、既知方法により抗体産生ハイブリドーマを得ることによ
ってモノクローナル抗体を製造することができる(例えば、Goding, 1983, Mono
clonal antibodies: principles and practice, Academic Press Inc., New Yor
k、およびYokoyama, 1992, "Production of Monoclonal Antibodies" in Curren
t Protocols in Immunology, Unit 2.5, Greene Publishing Assoc. and John W
iley & Sons参照)。既知方法により適切な蛋白またはそのフラグメントを哺乳
動物対象に接種することによってポリクローナル血清および抗体を製造すること
ができる。既知方法により所望フラグメントを開裂してこれを集めることにより
、抗体、受容体、または他の反応性ペプチドのフラグメントを対応抗体から得る
ことができる(例えば、Godingの上記文献、およびAndrew et al., 1992, "Frag
mentation of Immunoglobulins" in Current Protocols in Immunology, Unit 2
.8, Greene Publishing Assoc. and John Wiley & Sons参照)。さらに、既知の
組み替え法(例えば、米国特許第5169939、5194594、および55
76184号参照)により、キメラ抗体および1本鎖抗体を製造することができ
る。よく知られた方法(例えば、米国特許第5530101、5585089、
および5693762号参照)により、対応ネズミ抗体からヒト化抗体を作成す
ることもできる。さらに、ヒト抗体分子を発現するように遺伝学的に変化させら
れているマウスのごとき非ヒト動物においてヒト化抗体を得てもよい(例えば、
Fishwild et al., 1996, Nature Biotechnology 14: 845-851、Mendez et al.,
1997, Nature, Genetics 15: 146-156 (Nature Genetics 16: 410の誤り)ならび
に米国特許第5877397および5625126号参照)。蛋白全体またはそ
のフラグメントを免疫原として用いてかかる抗体を得てもよい。ペプチド免疫源
はカルボキシ末端にシステイン残基をさらに含んでいてもよく、キーホールリム
ペット・ヘモシアニン(KLH)のごときハプテンに結合する。かかるペプチド
を合成する方法は当該分野において知られており、例えば、R. P. Merrifield,
J. Amer. Chem. Soc. 85, 2149-2154 (1963);J. L. Krstenansky, et. al., FE
BS Lett. 211, 10 (1987)に記載のごときものがある。 本発明蛋白に結合するモノクローナル抗体は、本発明蛋白の免疫検出用の有用
な診断薬でありうる。本発明蛋白に結合する中和抗体は、本発明蛋白に関連した
症状の治療薬として有用でありうるし、さらに本発明蛋白の異常発現が関与して
いるいくつかの形態の癌の治療におけるある種の腫瘍の治療において有用であり
うる。癌細胞または白血球細胞の場合、本発明蛋白に対する中和モノクローナル
抗体は、本発明蛋白により媒介されうる癌細胞の転移蔓延の検出および予防に有
用でありうる。 骨、軟骨、腱または靭帯の再生に有用な本発明組成物に関して、治療方法は、
組成物を局所的、全身的、またはインプラントもしくはデバイスのごとく局部的
に投与することを包含する。投与する場合、本発明に使用する治療組成物は、も
ちろん、パイロジェン不含の生理学的に許容される形態である。さらに、望まし
くは、組成物をカプセル封入するかまたは粘性形態として注射して骨、軟骨また
は組織ダメージ部位に送達してもよい。局所投与は傷の治癒および組織修復に適
する。上記組成物中に含有されていてもよい本発明蛋白以外の治療上有用な作用
剤を、代替的または付加的に、本発明方法における組成物と同時または逐次投与
してもよい。好ましくは、骨および/または軟骨形成のためには、組成物は、蛋
白含有組成物を骨および/または軟骨ダメージ部位に送達し、骨および軟骨の発
生のための構造を提供し、さらに最適には体内に吸収されうるマトリックスを含
有するであろう。かかるマトリックスは、他の移植される医学的器具に現在使用
されている材料からできていてもよい。
【0153】 マトリックス材料の選択は、生体適合性、生分解性、機械的特性、美容上の外
観および界面特性に基づく。組成物の特別な適用により適当な処方が決定されよ
う。組成物用として可能なマトリックスは生分解性で、化学的に知られた硫酸カ
ルシウム、リン酸三カルシウム、ヒドロキシアパタイト、ポリ乳酸、ポリグリコ
ール酸およびポリ無水物であってもよい。他の使用可能な材料は生分解性で、生
物学的によく知られたもの、例えば、骨または皮膚のコラーゲンである。さらに
マトリックスは純粋な蛋白または細胞外マトリックス成分を含んでいてもよい。
他の可能なマトリックスは、焼結ヒドロキシアパタイト、バイオガラス、アルミ
ネート、または他のセラミックスのごとき生分解性でなく、化学的に知られたも
のである。マトリックスは上記タイプの材料の組み合わせ、例えばポリ乳酸およ
びヒドロキシアパタイトあるいはコラーゲンおよびリン酸三カルシウムを含んで
いてもよい。バイオセラミックスを、組成物中、例えばカルシウム−アルミネー
ト−ホスフェート中において変更してもよく、加工して孔サイズ、粒子サイズ、
粒子形状および生分解性を変化させてもよい。 150ないし800ミクロンの範囲の直径を有する多孔性粒子形態の乳酸およ
びグリコール酸の50:50(モル重量)のコポリマーが現在のところ好ましい
。いくつかの適用例においては、カルボキシメチルセルロースまたは自己由来の
血餅のごとき隔離剤を用いてマトリックスからの蛋白組成物の解離を防止するこ
とが有用であろう。 隔離剤の好ましいファミリーは、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、およびカルボキシメチルセルロースを包含するアルキルセル
ロース(ヒドロキシアルキルセルロースを包含)のごときセルロース性材料であ
り、カルボキシメチルセルロース(CMC)のカチオン性の塩が最も好ましい。
他の好ましい隔離剤は、ヒアルロン酸、アルギン酸ナトリウム、ポリ(エチレン
グリコール)、ポリオキシエチレンオキシド、カルボキシビニルポリマーおよび
ポリ(ビニルアルコール)を包含する。本発明に有用な隔離剤の量は、全処方重
量に対して0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%であり、この量は、
ポリマーマトリックスからの蛋白の脱離を防止し、組成物の適切な取り扱いを可
能にする量であるが、前駆細胞がマトリックスから浸潤し、そのことにより前駆
細胞の骨形成活性を促進する機会を蛋白に付与するようにするには、あまり多く
ないようにする。
【0154】 さらなる組成物において、本発明蛋白が骨および/または軟骨の欠損、傷、ま
たは組織の治療に有益な他の作用剤と混合されていてもよい。これらの作用剤は
、上皮増殖因子(EGF)、血小板由来増殖因子(PDGF)、形質転換増殖因
子(TGF−αおよびTGF−β)、およびインスリン様増殖因子(IGF)を
包含する。 また、目下のところ、治療組成物は獣医学的用途にも価値がある。詳細には、
ヒトのほかに、家畜およびサラブレッドのウマが本発明蛋白を用いるかかる治療
に望ましい患者である。 組織の再生に使用される蛋白含有医薬組成物の投与規則は、蛋白の作用を変化
させる種々の要因、例えば形成が望まれる組織重量、ダメージ部位、ダメージを
受けた組織の状態、傷のサイズ、必要な組織のタイプ(例えば、骨)、患者の年
齢、性別、および食事、感染の重さ、投与期間、ならびに他の臨床的要因を考慮
して医師が決定するであろう。用量は、復元に使用するマトリックスのタイプお
よび医薬組成物中の他の蛋白の含有に応じて変更されてもよい。例えば、IGF
I(インスリン様増殖因子I)のごとき他の既知増殖因子の最終組成物への添
加も用量に影響しうる。組織/骨の増殖および/または修復を、例えばX線、組
織形態学的調査およびテトラサイクリン標識により定期的に評価することにより
経過をモニターすることができる。 本発明ポリヌクレオチドを遺伝子治療に用いることもできる。かかるポリヌク
レオチドをインビボまたはエクスビボで細胞に導入して哺乳動物対象中で発現さ
せることができる。核酸を細胞または生物に導入するための他の知られた方法に
より本発明ポリヌクレオチドを投与してもよい(ウイルスベクターに入れて、あ
るいは裸のDNAの形態として等があるが、これらに限らない)。 本発明蛋白存在下で細胞をエクスビボにおいて培養して増殖させ、あるいはか
かる細胞に対する所望効果を生じさせ、あるいはかかる細胞中に所望活性を生じ
させてもよい。次いで、処理された細胞を、治療目的で、インビボにおいて導入
することができる。 本明細書に引用した特許および文献を、参照により全体が本明細書に記載され
ているものとみなす。
【0155】
【図面の簡単な説明】
【図1Aおよび1B】 本明細書開示のクローンの寄託に使用した、pED
6およびpNOTsベクターをそれぞれ図式的に示したものである。
【配列表】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12P 21/02 C12N 5/00 B (31)優先権主張番号 60/093,712 (32)優先日 平成10年7月22日(1998.7.22) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/094,935 (32)優先日 平成10年7月31日(1998.7.31) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/095,880 (32)優先日 平成10年8月10日(1998.8.10) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/096,068 (32)優先日 平成10年8月11日(1998.8.11) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/306,111 (32)優先日 平成11年5月6日(1999.5.6) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ジョン・エム・マッコイ アメリカ合衆国01867マサチューセッツ州 リーディング、ハワード・ストリート56番 (72)発明者 エドワード・アール・ラバリー アメリカ合衆国01451マサチューセッツ州 ハーバード、アン・リー・ロード113番 (72)発明者 リサ・エイ・コリンズ−レイシー アメリカ合衆国01720マサチューセッツ州 アクトン、スクール・ストリート124番 (72)発明者 チェリル・エバンズ アメリカ合衆国20874メリーランド州ジャ ーマンタウン、ベント・ウィロー・サーク ル18801番 (72)発明者 デイビッド・マーバーグ アメリカ合衆国01720マサチューセッツ州 アクトン、オーチャード・ドライブ2番 (72)発明者 モーリス・トレーシー アイルランド、ダブリン18、フォックスロ ック・コート12番 (72)発明者 マイケル・ジェイ・アゴスティノ アメリカ合衆国01810マサチューセッツ州 アンドーバー、ウォルコット・アベニュー 26番 (72)発明者 ロバート・ジェイ・スタイニンガー・ザ・ セカンド アメリカ合衆国02140マサチューセッツ州 ケンブリッジ、リード・ストリート100番 (72)発明者 マイケル・アール・ボーマン アメリカ合衆国02021マサチューセッツ州 カントン、アルドリッチ・ロード50番 (72)発明者 エリザベス・ディブラシオ−スミス アメリカ合衆国01879マサチューセッツ州 ティングズボロ、チェスナット・ロード17 番 (72)発明者 アンジェラ・ウィドム アメリカ合衆国01720マサチューセッツ州 アクトン、チェロキー・ロード19番 Fターム(参考) 4B024 AA01 AA11 BA80 CA04 DA02 EA04 GA11 4B064 AG01 CA10 CA19 CC24 DA03 DA13 4B065 AA90X AA93Y AB01 AC14 BA02 CA24 CA44 CA46 4C084 AA07 AA13 BA02 BA08 BA21 BA23 CA53 ZA022 ZA332 ZA592 ZA942 ZB022 ZB082 ZB092 ZB112 ZB132 ZB152 ZB332 ZB352 ZC062 ZC352 ZC552 4H045 AA10 AA20 BA10 BA21 CA40 EA20 EA50 FA72 FA74

Claims (127)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)配列番号:1のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオ
    チド; (b)配列番号:1のヌクレオチド61からヌクレオチド366までのヌクレ
    オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbn365 5
    3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbn365 5
    3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (e)配列番号:2のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (f)生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメントを含
    む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:2の8
    個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:1の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの発現制御配列に作動可能に連結されている
    請求項1のポリヌクレオチド。
  3. 【請求項3】 請求項2のポリヌクレオチドで形質転換された宿主細胞。
  4. 【請求項4】 哺乳動物細胞である請求項3の宿主細胞。
  5. 【請求項5】 (a)請求項3の宿主細胞の培養物を適当な培地中で増殖さ
    せ;ついで (b)培養物から蛋白を精製する ことを含む、請求項2のポリヌクレオチドによりコードされる蛋白の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の方法により製造される蛋白。
  7. 【請求項7】 請求項6の蛋白をコードする単離ポリヌクレオチド。
  8. 【請求項8】 ATCC98752として寄託されたクローンbn365
    53のcDNAインサートを含む、請求項7のポリヌクレオチド。
  9. 【請求項9】 (a)配列番号:2のアミノ酸配列; (b)配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列番
    号:2の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbn365 5
    3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  10. 【請求項10】 該蛋白が配列番号:2のアミノ酸配列を含む請求項9の蛋
    白。
  11. 【請求項11】 請求項9の蛋白および医薬上許容される担体を含有する組
    成物。
  12. 【請求項12】 (a)配列番号:3のヌクレオチド配列を含むポリヌクレ
    オチド; (b)配列番号:3のヌクレオチド206からヌクレオチド1915までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:3のヌクレオチド1358からヌクレオチド1915までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:4のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (i)生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを含
    む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:4の8
    個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:3の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  13. 【請求項13】 (a)配列番号:4のアミノ酸配列; (b)配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列番
    号:4の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンbo342 2
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  14. 【請求項14】 (a)配列番号:5のヌクレオチド配列を含むポリヌクレ
    オチド; (b)配列番号:5のヌクレオチド749からヌクレオチド2689までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:6のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (f)生物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含
    む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:6の8
    個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:5の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  15. 【請求項15】 (a)配列番号:6のアミノ酸配列; (b)配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列番
    号:6の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn721 8
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  16. 【請求項16】 (a)配列番号:7のヌクレオチド配列を含むポリヌクレ
    オチド; (b)配列番号:7のヌクレオチド20からヌクレオチド484までのヌクレ
    オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:7のヌクレオチド18からヌクレオチド892までのヌクレ
    オチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)配列番号:8のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (g)生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含
    む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:8の8
    個の連続したアミノ酸を含む); (h)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(e)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (i)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(e)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:7の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  17. 【請求項17】 (a)配列番号:8のアミノ酸配列; (b)配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列番
    号:8の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンdn834 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  18. 【請求項18】 (a)配列番号:9のヌクレオチド配列を含むポリヌクレ
    オチド; (b)配列番号:9のヌクレオチド803からヌクレオチド1420までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:9のヌクレオチド1022からヌクレオチド1420までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:10のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:10
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:9の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  19. 【請求項19】 (a)配列番号:10のアミノ酸配列; (b)配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:10の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpd278 5
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  20. 【請求項20】 (a)配列番号:11のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:11のヌクレオチド918からヌクレオチド1295までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (e)配列番号:12のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:12
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:11の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  21. 【請求項21】 (a)配列番号:12のアミノ酸配列; (b)配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:12の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpe80 1の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  22. 【請求項22】 (a)配列番号:13のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:13のヌクレオチド189からヌクレオチド428までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:13のヌクレオチド348からヌクレオチド428までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:14のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:14
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:13の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  23. 【請求項23】 (a)配列番号:14のアミノ酸配列; (b)配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:14の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm113 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  24. 【請求項24】 (a)配列番号:15のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:15のヌクレオチド108からヌクレオチド1496までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:16のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:16
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:15の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  25. 【請求項25】 (a)配列番号:16のアミノ酸配列; (b)配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:16の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpm749 8
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  26. 【請求項26】 (a)配列番号:17のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:17のヌクレオチド44からヌクレオチド2023までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:17のヌクレオチド137からヌクレオチド2023までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (f)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
    成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
    cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (h)配列番号:18のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:18
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:17の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  27. 【請求項27】 (a)配列番号:18のアミノ酸配列; (b)配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:18の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpt31 4の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  28. 【請求項28】 (a)配列番号:19のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:19のヌクレオチド24からヌクレオチド299までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:20のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:20
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:19の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  29. 【請求項29】 (a)配列番号:20のアミノ酸配列; (b)配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:20の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98752として寄託されたクローンpv296 5
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  30. 【請求項30】(a)配列番号:21のヌクレオチド配列を含むポリヌクレ
    オチド; (b)配列番号:21のヌクレオチド8からヌクレオチド2008までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンer311 2
    0の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンer311 2
    0のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (e)配列番号:22のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:22
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:21の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  31. 【請求項31】(a)配列番号:22のアミノ酸配列; (b)配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:22の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンer311 2
    0のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  32. 【請求項32】 (a)配列番号:23のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:23のヌクレオチド484からヌクレオチド2043までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:23のヌクレオチド919からヌクレオチド2043までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
    2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
    2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (h)配列番号:24のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:24
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:23の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  33. 【請求項33】 (a)配列番号:24のアミノ酸配列; (b)配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:24の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンfh149 1
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  34. 【請求項34】 (a)配列番号:25のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:25のヌクレオチド47からヌクレオチド1099までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:25のヌクレオチド143からヌクレオチド1099までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:26のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:26
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:25の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  35. 【請求項35】 (a)配列番号:26のアミノ酸配列; (b)配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:26の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpc201 6
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  36. 【請求項36】 (a)配列番号:27のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:27のヌクレオチド5からヌクレオチド259までのヌクレ
    オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (e)配列番号:28のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:28
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:27の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  37. 【請求項37】 (a)配列番号:28のアミノ酸配列; (b)配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:28の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpl87 1の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  38. 【請求項38】 (a)配列番号:29のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:29のヌクレオチド62からヌクレオチド2284までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:30のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:30
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:29の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  39. 【請求項39】 (a)配列番号:30のアミノ酸配列; (b)配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:30の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98781として寄託されたクローンpm514 4
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  40. 【請求項40】 (a)配列番号:31のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:31のヌクレオチド36からヌクレオチド1997までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:31のヌクレオチド135からヌクレオチド1997までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
    2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
    2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (h)配列番号:32のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:32
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:31の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  41. 【請求項41】 (a)配列番号:32のアミノ酸配列; (b)配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:32の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンco155 1
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  42. 【請求項42】 (a)配列番号:33のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:33のヌクレオチド21からヌクレオチド1343までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:33のヌクレオチド84からヌクレオチド1343までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
    3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
    3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
    3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
    3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (h)配列番号:34のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:34
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:33の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  43. 【請求項43】 (a)配列番号:34のアミノ酸配列; (b)配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:34の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンfn189 1
    3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  44. 【請求項44】 (a)配列番号:35のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:35のヌクレオチド66からヌクレオチド557までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:35のヌクレオチド235からヌクレオチド899までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (f)配列番号:36のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (g)生物学的活性を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:36
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (h)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(e)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (i)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(e)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:35の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  45. 【請求項45】 (a)配列番号:36のアミノ酸配列; (b)配列番号:36のアミノ酸58からアミノ酸164までのアミノ酸配列
    ; (c)配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:36の8個の連続したアミノ酸を含む);および (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンlv2 47の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  46. 【請求項46】 (a)配列番号:37のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:37のヌクレオチド104からヌクレオチド499までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:37のヌクレオチド215からヌクレオチド499までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:38のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:38
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:37の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  47. 【請求項47】 (a)配列番号:38のアミノ酸配列; (b)配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:38の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンml243 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  48. 【請求項48】 (a)配列番号:39のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:39のヌクレオチド2172からヌクレオチド2861まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (e)配列番号:40のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:40
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:39の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  49. 【請求項49】 (a)配列番号:40のアミノ酸配列; (b)配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:40の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpm96 9の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  50. 【請求項50】 (a)配列番号:41のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:41のヌクレオチド43からヌクレオチド762までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:41のヌクレオチド427からヌクレオチド762までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:42のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:42
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:41の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  51. 【請求項51】 (a)配列番号:42のアミノ酸配列; (b)配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:42の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpu261 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  52. 【請求項52】 (a)配列番号:43のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:43のヌクレオチド579からヌクレオチド824までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpw214 1
    5の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpw214 1
    5のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (e)配列番号:44のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:44
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:43の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  53. 【請求項53】 (a)配列番号:44のアミノ酸配列; (b)配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:44の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンpw214 1
    5のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  54. 【請求項54】 (a)配列番号:45のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:45のヌクレオチド6からヌクレオチド383までのヌクレ
    オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:46のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:46
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:45の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  55. 【請求項55】 (a)配列番号:46のアミノ酸配列; (b)配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:46の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqb56 19
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  56. 【請求項56】 (a)配列番号:47のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:47のヌクレオチド170からヌクレオチド1273までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:47のヌクレオチド242からヌクレオチド1273までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:48のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:48
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:47の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  57. 【請求項57】 (a)配列番号:48のアミノ酸配列; (b)配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:48の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqc646 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  58. 【請求項58】 (a)配列番号:49のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:49のヌクレオチド183からヌクレオチド1097までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:50のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:50
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:49の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  59. 【請求項59】 (a)配列番号:50のアミノ酸配列; (b)配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:50の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf116 2
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  60. 【請求項60】 (a)配列番号:51のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:51のヌクレオチド160からヌクレオチド741までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:51のヌクレオチド595からヌクレオチド741までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:52のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:52
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:51の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  61. 【請求項61】 (a)配列番号:52のアミノ酸配列; (b)配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:52の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98808として寄託されたクローンqf662 3
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  62. 【請求項62】 (a)配列番号:53のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:53のヌクレオチド924からヌクレオチド1196までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:53のヌクレオチド1002からヌクレオチド1196まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:54のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:54
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:53の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  63. 【請求項63】 (a)配列番号:54のアミノ酸配列; (b)配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:54の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンam748 5
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  64. 【請求項64】 (a)配列番号:55のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:55のヌクレオチド51からヌクレオチド1310までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:56のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:56
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:55の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  65. 【請求項65】 (a)配列番号:56のアミノ酸配列; (b)配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:56の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcj507 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  66. 【請求項66】 (a)配列番号:57のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:57のヌクレオチド195からヌクレオチド1328までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:58のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:58
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:57の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  67. 【請求項67】 (a)配列番号:58のアミノ酸配列; (b)配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:58の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcn922 5
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  68. 【請求項68】 (a)配列番号:59のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:59のヌクレオチド76からヌクレオチド942までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw691 1
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw691 1
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (e)配列番号:60のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:60
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:59の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  69. 【請求項69】 (a)配列番号:60のアミノ酸配列; (b)配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:60の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw691 1
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  70. 【請求項70】 (a)配列番号:61のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:61のヌクレオチド11からヌクレオチド1252までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:61のヌクレオチド119からヌクレオチド1252までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
    2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
    2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (h)配列番号:62のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:62
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:61の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  71. 【請求項71】 (a)配列番号:62のアミノ酸配列; (b)配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:62の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1000
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  72. 【請求項72】 (a)配列番号:63のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:63のヌクレオチド46からヌクレオチド1296までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:63のヌクレオチド451からヌクレオチド1296までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
    1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
    1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (h)配列番号:64のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:64
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:63の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  73. 【請求項73】 (a)配列番号:64のアミノ酸配列; (b)配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:64の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンcw1640
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  74. 【請求項74】 (a)配列番号:65のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:65のヌクレオチド66からヌクレオチド827までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:65のヌクレオチド474からヌクレオチド827までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1の全
    長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1のc
    DNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオチ
    ド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1の成
    熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1のc
    DNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオチ
    ド; (h)配列番号:66のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:66
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:65の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  75. 【請求項75】 (a)配列番号:66のアミノ酸配列; (b)配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:66の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンd24 1のc
    DNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  76. 【請求項76】 (a)配列番号:67のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:67のヌクレオチド149からヌクレオチド529までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:67のヌクレオチド413からヌクレオチド529までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:68のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:68
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:67の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  77. 【請求項77】 (a)配列番号:68のアミノ酸配列; (b)配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:68の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdd426 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  78. 【請求項78】 (a)配列番号:69のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:69のヌクレオチド31からヌクレオチド543までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:69のヌクレオチド88からヌクレオチド543までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:70のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:70
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:69の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  79. 【請求項79】 (a)配列番号:70のアミノ酸配列; (b)配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:70の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98817として寄託されたクローンdi393 2
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  80. 【請求項80】 (a)配列番号:71のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:71のヌクレオチド157からヌクレオチド1356までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:72のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:72
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:71の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  81. 【請求項81】 (a)配列番号:72のアミノ酸配列; (b)配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:72の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdj167 2
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  82. 【請求項82】 (a)配列番号:73のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:73のヌクレオチド1383からヌクレオチド4490まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:73のヌクレオチド1485からヌクレオチド4490まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)配列番号:73のヌクレオチド3645からヌクレオチド4343まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
    19の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
    19のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
    クレオチド; (g)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
    19の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (h)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
    19のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
    クレオチド; (i)配列番号:74のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (j)生物学的活性を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:74
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (k)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:73の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  83. 【請求項83】 (a)配列番号:74のアミノ酸配列; (b)配列番号:74のアミノ酸637からアミノ酸1036までのアミノ酸
    配列; (c)配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:74の8個の連続したアミノ酸を含む);および (d)受託番号ATCC207090として寄託されたクローンdj167
    19のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  84. 【請求項84】 (a)配列番号:75のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:75のヌクレオチド71からヌクレオチド1441までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:75のヌクレオチド152からヌクレオチド1441までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:76のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:76
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:75の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  85. 【請求項85】 (a)配列番号:76のアミノ酸配列; (b)配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:76の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdw665 4
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  86. 【請求項86】 (a)配列番号:77のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:77のヌクレオチド78からヌクレオチド1592までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx146 1
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx146 1
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (e)配列番号:78のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:78
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:77の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  87. 【請求項87】 (a)配列番号:78のアミノ酸配列; (b)配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:78の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx146 1
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  88. 【請求項88】 (a)配列番号:79のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:79のヌクレオチド19からヌクレオチド948までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:79のヌクレオチド337からヌクレオチド948までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
    3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
    3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
    3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
    3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (h)配列番号:80のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:80
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:79の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  89. 【請求項89】 (a)配列番号:80のアミノ酸配列; (b)配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:80の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンdx219 1
    3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  90. 【請求項90】 (a)配列番号:81のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:81のヌクレオチド5からヌクレオチド286までのヌクレ
    オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:81のヌクレオチド62からヌクレオチド286までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1の全
    長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1のc
    DNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオチ
    ド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1の成
    熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1のc
    DNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオチ
    ド; (h)配列番号:82のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:82
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:81の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  91. 【請求項91】 (a)配列番号:82のアミノ酸配列; (b)配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:82の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンfm3 1のc
    DNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  92. 【請求項92】 (a)配列番号:83のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:83のヌクレオチド141からヌクレオチド572までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:83のヌクレオチド333からヌクレオチド572までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
    成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
    cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (h)配列番号:84のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:84
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:83の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  93. 【請求項93】 (a)配列番号:84のアミノ酸配列; (b)配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:84の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンh225 1の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  94. 【請求項94】 (a)配列番号:85のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:85のヌクレオチド391からヌクレオチド3210までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:85のヌクレオチド505からヌクレオチド3210までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:86のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:86
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:85の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  95. 【請求項95】 (a)配列番号:86のアミノ酸配列; (b)配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:86の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンkj320 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  96. 【請求項96】(a)配列番号:87のヌクレオチド配列を含むポリヌクレ
    オチド; (b)配列番号:87のヌクレオチド42からヌクレオチド899までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:87のヌクレオチド522からヌクレオチド899までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:88のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:88
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:87の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  97. 【請求項97】 (a)配列番号:88のアミノ酸配列; (b)配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:88の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンml236 5
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  98. 【請求項98】 (a)配列番号:89のヌクレオチド配列を含むポリヌク
    レオチド; (b)配列番号:89のヌクレオチド6からヌクレオチド452までのヌクレ
    オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:89のヌクレオチド399からヌクレオチド452までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
    0の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
    0のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
    0の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
    0のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (h)配列番号:90のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:90
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:89の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  99. 【請求項99】 (a)配列番号:90のアミノ酸配列; (b)配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:90の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98818として寄託されたクローンpu282 1
    0のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  100. 【請求項100】 (a)配列番号:91のヌクレオチド配列を含むポリヌ
    クレオチド; (b)配列番号:91のヌクレオチド4からヌクレオチド1179までのヌク
    レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:91のヌクレオチド682からヌクレオチド1179までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
    成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
    cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (h)配列番号:92のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:92
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:91の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  101. 【請求項101】 (a)配列番号:92のアミノ酸配列; (b)配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:92の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンat94 2の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  102. 【請求項102】 (a)配列番号:93のヌクレオチド配列を含むポリヌ
    クレオチド; (b)配列番号:93のヌクレオチド56からヌクレオチド2077までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbf169 1
    3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbf169 1
    3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (e)配列番号:94のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:94
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:93の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  103. 【請求項103】 (a)配列番号:94のアミノ酸配列; (b)配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:94の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbf169 1
    3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  104. 【請求項104】 (a)配列番号:95のヌクレオチド配列を含むポリヌ
    クレオチド; (b)配列番号:95のヌクレオチド124からヌクレオチド735までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbl152 1
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbl152 1
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (e)配列番号:96のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:96
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:95の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  105. 【請求項105】 (a)配列番号:96のアミノ酸配列; (b)配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:96の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbl152 1
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  106. 【請求項106】 (a)配列番号:97のヌクレオチド配列を含むポリヌ
    クレオチド; (b)配列番号:97のヌクレオチド526からヌクレオチド816までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:98のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:98
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:97の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  107. 【請求項107】 (a)配列番号:98のアミノ酸配列; (b)配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:98の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンbz578 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  108. 【請求項108】 (a)配列番号:99のヌクレオチド配列を含むポリヌ
    クレオチド; (b)配列番号:99のヌクレオチド597からヌクレオチド992までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:99のヌクレオチド765からヌクレオチド992までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:100のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    00の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:99の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  109. 【請求項109】 (a)配列番号:100のアミノ酸配列; (b)配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:100の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcb123 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  110. 【請求項110】 (a)配列番号:101のヌクレオチド配列を含むポリ
    ヌクレオチド; (b)配列番号:101のヌクレオチド181からヌクレオチド480までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンch245 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンch245 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:102のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    02の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:101の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  111. 【請求項111】 (a)配列番号:102のアミノ酸配列; (b)配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:102の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンch245 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  112. 【請求項112】 (a)配列番号:103のヌクレオチド配列を含むポリ
    ヌクレオチド; (b)配列番号:103のヌクレオチド281からヌクレオチド541までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:104のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    04の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:103の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  113. 【請求項113】 (a)配列番号:104のアミノ酸配列; (b)配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:104の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcj378 3
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  114. 【請求項114】 (a)配列番号:105のヌクレオチド配列を含むポリ
    ヌクレオチド; (b)配列番号:105のヌクレオチド586からヌクレオチド2202まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:105のヌクレオチド401からヌクレオチド2349まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcw1481
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcw1481
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)配列番号:106のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (g)生物学的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    06の8個の連続したアミノ酸を含む); (h)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(e)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (i)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(e)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:105の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  115. 【請求項115】 (a)配列番号:106のアミノ酸配列; (b)配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:106の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンcw1481
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  116. 【請求項116】 (a)配列番号:107のヌクレオチド配列を含むポリ
    ヌクレオチド; (b)配列番号:107のヌクレオチド29からヌクレオチド2905までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:107のヌクレオチド146からヌクレオチド2905まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:108のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    08の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:107の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  117. 【請求項117】 (a)配列番号:108のアミノ酸配列; (b)配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:108の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdd119 4
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  118. 【請求項118】 (a)配列番号:109のヌクレオチド配列を含むポリ
    ヌクレオチド; (b)配列番号:109のヌクレオチド16からヌクレオチド369までのヌ
    クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:109のヌクレオチド103からヌクレオチド369までの
    ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:110のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    10の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:109の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  119. 【請求項119】 (a)配列番号:110のアミノ酸配列; (b)配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:110の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンdf202 3
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  120. 【請求項120】 (a)配列番号:111のヌクレオチド配列を含むポリ
    ヌクレオチド; (b)配列番号:111のヌクレオチド2192からヌクレオチド2539ま
    でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:111のヌクレオチド2255からヌクレオチド2539ま
    でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:112のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    12の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:111の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  121. 【請求項121】 (a)配列番号:112のアミノ酸配列; (b)配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:112の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンkm225 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  122. 【請求項122】 (a)配列番号:113のヌクレオチド配列を含むポリ
    ヌクレオチド; (b)配列番号:113のヌクレオチド1734からヌクレオチド2030ま
    でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:113のヌクレオチド1965からヌクレオチド2030ま
    でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (h)配列番号:114のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    14の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:113の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  123. 【請求項123】 (a)配列番号:114のアミノ酸配列; (b)配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:114の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmj301 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  124. 【請求項124】 (a)配列番号:115のヌクレオチド配列を含むポリ
    ヌクレオチド; (b)配列番号:115のヌクレオチド799からヌクレオチド1350まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:115のヌクレオチド925からヌクレオチド1350まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (f)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
    成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
    cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
    チド; (h)配列番号:116のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    16の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:115の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  125. 【請求項125】 (a)配列番号:116のアミノ酸配列; (b)配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:116の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンml10 7の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  126. 【請求項126】 (a)配列番号:117のヌクレオチド配列を含むポリ
    ヌクレオチド; (b)配列番号:117のヌクレオチド837からヌクレオチド1094まで
    のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
    オチド; (e)配列番号:118のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
    レオチド; (f)生物学的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
    18の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:117の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチド からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  127. 【請求項127】 (a)配列番号:118のアミノ酸配列; (b)配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:118の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98822として寄託されたクローンmy340 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
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