JP2002522062A - 分泌蛋白およびそれらをコードするポリヌクレオチド - Google Patents

分泌蛋白およびそれらをコードするポリヌクレオチド

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JP2002522062A JP2000565001A JP2000565001A JP2002522062A JP 2002522062 A JP2002522062 A JP 2002522062A JP 2000565001 A JP2000565001 A JP 2000565001A JP 2000565001 A JP2000565001 A JP 2000565001A JP 2002522062 A JP2002522062 A JP 2002522062A
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Abstract

(57)【要約】 新規ポリヌクレオチドおよびそれらによりコードされる蛋白を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は新規なポリヌクレオチドおよびかかるポリヌクレオチドによりコード
される蛋白、ならびにこれらのポリヌクレオチドおよび蛋白に関する治療的、診
断的および研究的有用性を提供する。
【0002】発明の背景 蛋白性因子(例えば、リンホカイン、インターフェロン、CSFsおよびイン
ターロイキンのごときサイトカインを含む)の発見を目的とした方法はこの10
年間に急速に成熟した。現在では常套的なハイブリダイゼーションクローニング
および発現クローニング法は、発見された蛋白に直接関連した情報(すなわち、
ハイブリダイゼーションクローニングの場合には蛋白の部分DNA/アミノ酸配
列;発現クローニングの場合には蛋白の活性)に依存するという意味において、
新規ポリペプチドを「直接的に」クローン化する。シグナル配列クローニング(
現在よく認識されている分泌リーダー配列モチーフの存在に基づいてDNA配列
を単離する)、ならびに種々のPCRによるあるいは低い厳密性によるハイブリ
ダイゼーションクローニング法のごとき、より最近の「間接的」クローニング法
は、リーダー配列のクローニングの場合には分泌されるという性質により、ある
いはPCRによる方法の場合には細胞または組織源により、生物学的活性を有す
ることが知られている蛋白に関する多数のDNA/アミノ酸配列を使用可能にす
ることによって現状を進歩させてきた。本発明はこれらの蛋白およびそれらをコ
ードするポリヌクレオチドに指向されるものである。
【0003】発明の概要 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:1のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:1のヌクレオチド87からヌクレオチド821までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:1のヌクレオチド120からヌクレオチド821までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)配列番号:1のヌクレオチド1からヌクレオチド1625までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (h)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)配列番号:2のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (j)生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:2の8
個の連続したアミノ酸を含む); (k)上記(a)〜(h)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (l)上記(i)または(j)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (m)厳密な条件下で(a)〜(j)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (n)厳密な条件下で(a)〜(j)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:1の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:1のヌクレオチド87か
らヌクレオチド821までのヌクレオチド配列;配列番号:1のヌクレオチド1
20からヌクレオチド821までのヌクレオチド配列;配列番号:1のヌクレオ
チド1からヌクレオチド1625までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9
8825として寄託されたクローンco62 12の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98825として寄託されたクロ
ーンco62 12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98825
として寄託されたクローンco62 12のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:2の、好
ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ
酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:2のアミノ酸117からアミノ酸126までのアミノ酸配列を含む)を提供す
る。 他の具体例は配列番号:1のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:1(配列番号:1の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98825として寄託されたクローンco62 12の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:1(配列番号:1の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98825として寄託されたクローンco62 12の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:1のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:1の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:1の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:1の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:1のcDNA配列のヌクレオチド87からヌクレ
オチド821までに対応するものであり、配列番号:1のヌクレオチド87から
ヌクレオチド821までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:1のヌクレオチド87からヌクレオチド821までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好ましくは、上
記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:1の
cDNA配列のヌクレオチド120からヌクレオチド821までに対応するもの
であり、配列番号:1のヌクレオチド120からヌクレオチド821までの該配
列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:1のヌクレオチド1
20からヌクレオチド821までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配
列までの連続したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリ
ヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:1のcDNA配列のヌクレオチド
1からヌクレオチド1625までに対応するものであり、配列番号:1のヌクレ
オチド1からヌクレオチド1625までの該配列の5’末端に対応するヌクレオ
チド配列から、配列番号:1のヌクレオチド1からヌクレオチド1625までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:2のアミノ酸配列; (b)配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列番
号:2の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白(該フラグメントは配列番号:2の、好ましくは8個、より好まし
くは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物
学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フ
ラグメントは配列番号:2のアミノ酸117からアミノ酸126までのアミノ酸
配列を含む)を提供する。
【0004】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:3のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:3のヌクレオチド9からヌクレオチド1013までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:3のヌクレオチド96からヌクレオチド1013までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:4のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (i)生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:4の8
個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:3の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:3のヌクレオチド9から
ヌクレオチド1013までのヌクレオチド配列;配列番号:3のヌクレオチド9
6からヌクレオチド1013までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
25として寄託されたクローンlo311 8の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98825として寄託されたクローン
lo311 8の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98825とし
て寄託されたクローンlo311 8のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:4の、好まし
くは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を
含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:4
のアミノ酸162からアミノ酸171までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:3のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:3(配列番号:3の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:3(配列番号:3の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:3のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:3の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:3の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:3の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:3のcDNA配列のヌクレオチド9からヌクレオ
チド1013までに対応するものであり、配列番号:3のヌクレオチド9からヌ
クレオチド1013までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:3のヌクレオチド9からヌクレオチド1013までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好ましくは、上
記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:3の
cDNA配列のヌクレオチド96からヌクレオチド1013までに対応するもの
であり、配列番号:3のヌクレオチド96からヌクレオチド1013までの該配
列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:3のヌクレオチド9
6からヌクレオチド1013までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配
列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:4のアミノ酸配列; (b)配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列番
号:4の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:4のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(
該フラグメントは配列番号:4の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最
も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有す
る配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメントは配
列番号:4のアミノ酸162からアミノ酸171までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。
【0005】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:5のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:5のヌクレオチド352からヌクレオチド825までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンns197 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンns197 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンns197 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンns197 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:6のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)生物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:6の8
個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:5の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:5のヌクレオチド352
からヌクレオチド825までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98825
として寄託されたクローンns197 1の全長蛋白コーディング配列のヌクレ
オチド配列;または受託番号ATCC98825として寄託されたクローンns
197 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好まし
い具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98825として寄
託されたクローンns197 1のcDNAインサートによりコードされる全長
または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生
物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコ
ードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:6の、好ましくは
8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む
)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:6のア
ミノ酸74からアミノ酸83までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:5のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:5(配列番号:5の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98825として寄託されたクローンns197 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:5(配列番号:5の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98825として寄託されたクローンns197 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:5のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:5の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:5の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:5の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:5のcDNA配列のヌクレオチド352からヌク
レオチド825までに対応するものであり、配列番号:5のヌクレオチド352
からヌクレオチド825までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列か
ら、配列番号:5のヌクレオチド352からヌクレオチド825までの該配列の
3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:6のアミノ酸配列; (b)配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列番
号:6の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンns197 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:6のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(
該フラグメントは配列番号:6の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最
も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有す
る配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメントは配
列番号:6のアミノ酸74からアミノ酸83までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。
【0006】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:7のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:7のヌクレオチド86からヌクレオチド829までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:7のヌクレオチド149からヌクレオチド829までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:8のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (i)生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:8の8
個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:7の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:7のヌクレオチド86か
らヌクレオチド829までのヌクレオチド配列;配列番号:7のヌクレオチド1
49からヌクレオチド829までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
25として寄託されたクローンpj193 5の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98825として寄託されたクローン
pj193 5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98825とし
て寄託されたクローンpj193 5のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:8の、好まし
くは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を
含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:8
のアミノ酸119からアミノ酸128までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:7のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:7(配列番号:7の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:7(配列番号:7の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:7のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:7の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:7の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:7の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:7のcDNA配列のヌクレオチド86からヌクレ
オチド829までに対応するものであり、配列番号:7のヌクレオチド86から
ヌクレオチド829までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:7のヌクレオチド86からヌクレオチド829までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好ましくは、上
記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:7の
cDNA配列のヌクレオチド149からヌクレオチド829までに対応するもの
であり、配列番号:7のヌクレオチド149からヌクレオチド829までの該配
列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:7のヌクレオチド1
49からヌクレオチド829までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配
列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:8のアミノ酸配列; (b)配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列番
号:8の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:8のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(
該フラグメントは配列番号:8の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最
も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有す
る配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメントは配
列番号:8のアミノ酸119からアミノ酸128までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。
【0007】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:9のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:9のヌクレオチド174からヌクレオチド1292までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:10のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:10
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:9の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:9のヌクレオチド174
からヌクレオチド1292までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9882
5として寄託されたクローンpj317 2の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98825として寄託されたクローンp
j317 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98825として
寄託されたクローンpj317 2のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:10の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:10のアミノ酸181からアミノ酸190までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:9のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:9(配列番号:9の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (ab)ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:9(配列番号:9の3’末端のポリ(A)テイルを除
く);および (bb)ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:9のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:9の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から配列番号:9の3’末端に対応するヌクレオチ
ド配列までの連続したものであるが、配列番号:9の3’末端のポリ(A)テイ
ルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:9のcDNA配列のヌクレオチド174からヌク
レオチド1292までに対応するものであり、配列番号:9のヌクレオチド17
4からヌクレオチド1292までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:9のヌクレオチド174からヌクレオチド1292までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:10のアミノ酸配列; (b)配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列
番号:10の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白(該フラグメントは配列番号:10の、好ましくは8個、より好
ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは
生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
(該フラグメントは配列番号:10のアミノ酸181からアミノ酸190までの
アミノ酸配列を含む)を提供する。
【0008】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:11のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:11のヌクレオチド7からヌクレオチド2517までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:11のヌクレオチド904からヌクレオチド2517までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:12のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:12
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:11の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:11のヌクレオチド7か
らヌクレオチド2517までのヌクレオチド配列;配列番号:11のヌクレオチ
ド904からヌクレオチド2517までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98825として寄託されたクローンpt332 1の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98825として寄託されたク
ローンpt332 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9882
5として寄託されたクローンpt332 1のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:12
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:12のアミノ酸413からアミノ酸422までのアミノ酸配列を含む
)を提供する。 他の具体例は配列番号:11のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:11(配列番号:11の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:11(配列番号:11の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:11のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:11の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:11の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:11の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:11のcDNA配列のヌクレオチド7か
らヌクレオチド2517までに対応するものであり、配列番号:11のヌクレオ
チド7からヌクレオチド2517までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:11のヌクレオチド7からヌクレオチド2517までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:11のcDNA配列のヌクレオチド904からヌクレオチド2517
までに対応するものであり、配列番号:11のヌクレオチド904からヌクレオ
チド2517までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番
号:11のヌクレオチド904からヌクレオチド2517までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:12のアミノ酸配列; (b)配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列
番号:12の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:12のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:12の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:12のアミノ酸413からアミノ酸422までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0009】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:13のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:13のヌクレオチド18からヌクレオチド257までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqc297 1
5の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqc297 1
5のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqc297 1
5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqc297 1
5のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:14のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:14
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:13の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:13のヌクレオチド18
からヌクレオチド257までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98825
として寄託されたクローンqc297 15の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98825として寄託されたクローンq
c297 15の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98825とし
て寄託されたクローンqc297 15のcDNAインサートによりコードされ
る全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:14の、
好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミ
ノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:14のアミノ酸35からアミノ酸44までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:13のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:13(配列番号:13の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98825として寄託されたクローンqc297 15
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:13(配列番号:13の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98825として寄託されたクローンqc297 15
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:13のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:13の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:13の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:13の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:13のcDNA配列のヌクレオチド18
からヌクレオチド257までに対応するものであり、配列番号:13のヌクレオ
チド18からヌクレオチド257までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:13のヌクレオチド18からヌクレオチド257までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:14のアミノ酸配列; (b)配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:14の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqc297 1
5のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:14のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:14の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:14のアミノ酸35からアミノ酸44までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0010】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:15のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:15のヌクレオチド21からヌクレオチド2432までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqg596 1
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqg596 1
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqg596 1
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqg596 1
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:16のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:16
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:15の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:15のヌクレオチド21
からヌクレオチド2432までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9882
5として寄託されたクローンqg596 12の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98825として寄託されたクローン
qg596 12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98825と
して寄託されたクローンqg596 12のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:16の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:16のアミノ酸397からアミノ酸406までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:15のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:15(配列番号:15の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98825として寄託されたクローンqg596 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:15(配列番号:15の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98825として寄託されたクローンqg596 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:15のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:15の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:15の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:15の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:15のcDNA配列のヌクレオチド21
からヌクレオチド2432までに対応するものであり、配列番号:15のヌクレ
オチド21からヌクレオチド2432までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:15のヌクレオチド21からヌクレオチド2432
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:16のアミノ酸配列; (b)配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:16の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqg596 1
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:16のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:16の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:16のアミノ酸397からアミノ酸406までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0011】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:17のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:17のヌクレオチド339からヌクレオチド2105までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:17のヌクレオチド501からヌクレオチド2105までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:18のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:18
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:17の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:17のヌクレオチド33
9からヌクレオチド2105までのヌクレオチド配列;配列番号:17のヌクレ
オチド501からヌクレオチド2105までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC98825として寄託されたクローンrb649 3の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98825として寄託され
たクローンrb649 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98
825として寄託されたクローンrb649 3のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
18の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:18のアミノ酸289からアミノ酸298までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:17のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:17(配列番号:17の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:17(配列番号:17の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:17のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:17の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:17の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:17の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:17のcDNA配列のヌクレオチド33
9からヌクレオチド2105までに対応するものであり、配列番号:17のヌク
レオチド339からヌクレオチド2105までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:17のヌクレオチド339からヌクレオチド2
105までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:17のcDNA配列のヌクレオチド501からヌクレオ
チド2105までに対応するものであり、配列番号:17のヌクレオチド501
からヌクレオチド2105までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列
から、配列番号:17のヌクレオチド501からヌクレオチド2105までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:18のアミノ酸配列; (b)配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:18の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:18のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:18の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:18のアミノ酸289からアミノ酸298までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0012】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:19のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:19のヌクレオチド509からヌクレオチド2467までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンca106 1
9xの全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンca106 1
9xのcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンca106 1
9xの成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンca106 1
9xのcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (g)配列番号:20のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:20
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:19の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:19のヌクレオチド50
9からヌクレオチド2467までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
35として寄託されたクローンca106 19xの全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託されたクロ
ーンca106 19xの成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC988
35として寄託されたクローンca106 19xのcDNAインサートにより
コードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:20の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:20のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:20のアミノ酸321からアミノ酸330までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:19のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:19(配列番号:19の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンca106 19
xのcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:19(配列番号:19の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンca106 19
xのcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:19のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:19の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:19の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:19の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:19のcDNA配列のヌクレオチド50
9からヌクレオチド2467までに対応するものであり、配列番号:19のヌク
レオチド509からヌクレオチド2467までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:19のヌクレオチド509からヌクレオチド2
467までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:20のアミノ酸配列; (b)配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:20の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンca106 1
9xのcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:20のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:20の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:20のアミノ酸321からアミノ酸330までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0013】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:21のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:21のヌクレオチド179からヌクレオチド802までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:21のヌクレオチド242からヌクレオチド802までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)配列番号:22のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:22
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:21の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:21のヌクレオチド17
9からヌクレオチド802までのヌクレオチド配列;配列番号:21のヌクレオ
チド242からヌクレオチド802までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98835として寄託されたクローンci52 2の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託されたクロ
ーンci52 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98835と
して寄託されたクローンci52 2のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:22の、好
ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ
酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:22のアミノ酸99からアミノ酸108までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:21のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:21(配列番号:21の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンci52 2のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:21(配列番号:21の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンci52 2のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:21のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:21の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:21の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:21の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:21のcDNA配列のヌクレオチド17
9からヌクレオチド802までに対応するものであり、配列番号:21のヌクレ
オチド179からヌクレオチド802までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:21のヌクレオチド179からヌクレオチド802
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:21のcDNA配列のヌクレオチド242からヌクレオチド8
02までに対応するものであり、配列番号:21のヌクレオチド242からヌク
レオチド802までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:21のヌクレオチド242からヌクレオチド802までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:22のアミノ酸配列; (b)配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:22の8個の連続したアミノ酸を含む); (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白(該フラグメントは配列番号:22の、好ましくは8個、より好
ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは
生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
(該フラグメントは配列番号:22のアミノ酸99からアミノ酸108までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0014】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:23のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:23のヌクレオチド46からヌクレオチド714までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:23のヌクレオチド538からヌクレオチド714までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
6の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
6のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
6の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
6のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:24のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:24
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:23の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:23のヌクレオチド46
からヌクレオチド714までのヌクレオチド配列;配列番号:23のヌクレオチ
ド538からヌクレオチド714までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9
8835として寄託されたクローンmd124 16の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託されたク
ローンmd124 16の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC988
35として寄託されたクローンmd124 16のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
24の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:24のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:24のアミノ酸106からアミノ酸115までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:23のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:23(配列番号:23の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンmd124 16
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:23(配列番号:23の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンmd124 16
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:23のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:23の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:23の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:23の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:23のcDNA配列のヌクレオチド46
からヌクレオチド714までに対応するものであり、配列番号:23のヌクレオ
チド46からヌクレオチド714までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:23のヌクレオチド46からヌクレオチド714までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:23のcDNA配列のヌクレオチド538からヌクレオチド714ま
でに対応するものであり、配列番号:23のヌクレオチド538からヌクレオチ
ド714までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:
23のヌクレオチド538からヌクレオチド714までの該配列の3’末端に対
応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:24のアミノ酸配列; (b)配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:24の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
6のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:24のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:24の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:24のアミノ酸106からアミノ酸115までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0015】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:25のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:25のヌクレオチド92からヌクレオチド1726までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:25のヌクレオチド1211からヌクレオチド1726まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:26のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:26
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:25の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:25のヌクレオチド92
からヌクレオチド1726までのヌクレオチド配列;配列番号:25のヌクレオ
チド1211からヌクレオチド1726までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC98835として寄託されたクローンpk366 7の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託され
たクローンpk366 7の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98
835として寄託されたクローンpk366 7のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
26の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:26のアミノ酸267からアミノ酸276までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:25のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:25(配列番号:25の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:25(配列番号:25の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:25のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:25の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:25の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:25の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:25のcDNA配列のヌクレオチド92
からヌクレオチド1726までに対応するものであり、配列番号:25のヌクレ
オチド92からヌクレオチド1726までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:25のヌクレオチド92からヌクレオチド1726
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:25のcDNA配列のヌクレオチド1211からヌクレオチド
1726までに対応するものであり、配列番号:25のヌクレオチド1211か
らヌクレオチド1726までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列か
ら、配列番号:25のヌクレオチド1211からヌクレオチド1726までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:26のアミノ酸配列; (b)配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:26の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:26のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:26の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:26のアミノ酸267からアミノ酸276までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0016】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:27のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:27のヌクレオチド16からヌクレオチド1788までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:27のヌクレオチド61からヌクレオチド1788までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:28のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:28
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:27の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:27のヌクレオチド16
からヌクレオチド1788までのヌクレオチド配列;配列番号:27のヌクレオ
チド61からヌクレオチド1788までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98835として寄託されたクローンpl741 5の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託されたク
ローンpl741 5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC9883
5として寄託されたクローンpl741 5のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:28
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:28のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:28のアミノ酸290からアミノ酸299までのアミノ酸配列を含む
)を提供する。 他の具体例は配列番号:27のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:27(配列番号:27の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:27(配列番号:27の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:27のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:27の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:27の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:27の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:27のcDNA配列のヌクレオチド16
からヌクレオチド1788までに対応するものであり、配列番号:27のヌクレ
オチド16からヌクレオチド1788までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:27のヌクレオチド16からヌクレオチド1788
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:27のcDNA配列のヌクレオチド61からヌクレオチド17
88までに対応するものであり、配列番号:27のヌクレオチド61からヌクレ
オチド1788までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:27のヌクレオチド61からヌクレオチド1788までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:28のアミノ酸配列; (b)配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:28の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:28のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:28の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:28のアミノ酸290からアミノ酸299までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0017】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:29のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:29のヌクレオチド629からヌクレオチド2338までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpp314 1
9の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpp314 1
9のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpp314 1
9の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpp314 1
9のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:30のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:30
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:29の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:29のヌクレオチド62
9からヌクレオチド2338までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
35として寄託されたクローンpp314 19の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託されたクロー
ンpp314 19の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98835
として寄託されたクローンpp314 19のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:30
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:30のアミノ酸280からアミノ酸289までのアミノ酸配列を含む
)を提供する。 他の具体例は配列番号:29のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:29(配列番号:29の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンpp314 19
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:29(配列番号:29の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンpp314 19
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:29のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:29の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:29の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:29の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:29のcDNA配列のヌクレオチド62
9からヌクレオチド2338までに対応するものであり、配列番号:29のヌク
レオチド629からヌクレオチド2338までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:29のヌクレオチド629からヌクレオチド2
338までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:30のアミノ酸配列; (b)配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:30の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpp314 1
9のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:30のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:30の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:30のアミノ酸280からアミノ酸289までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0018】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:31のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:31のヌクレオチド158からヌクレオチド1102までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (g)配列番号:32のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:32
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:31の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:31のヌクレオチド15
8からヌクレオチド1102までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
35として寄託されたクローンpv35 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託されたクローンp
v35 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好まし
い具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98835として寄
託されたクローンpv35 1のcDNAインサートによりコードされる全長ま
たは成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物
学的活性を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコ
ードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:32の、好ましく
は8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含
む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:3
2のアミノ酸152からアミノ酸161までのアミノ酸配列を含む)を提供する
。 他の具体例は配列番号:31のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:31(配列番号:31の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:31(配列番号:31の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:31のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:31の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:31の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:31の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:31のcDNA配列のヌクレオチド15
8からヌクレオチド1102までに対応するものであり、配列番号:31のヌク
レオチド158からヌクレオチド1102までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:31のヌクレオチド158からヌクレオチド1
102までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:32のアミノ酸配列; (b)配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:32の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:32のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:32の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:32のアミノ酸152からアミノ酸161までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0019】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:33のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:33のヌクレオチド413からヌクレオチド733までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:34のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:34
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:33の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:33のヌクレオチド41
3からヌクレオチド733までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9883
5として寄託されたクローンpw337 6の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託されたクローンp
w337 6の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98835として
寄託されたクローンpw337 6のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:34の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:34のアミノ酸48からアミノ酸57までのアミノ酸配列を含む)を提供する
。 他の具体例は配列番号:33のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:33(配列番号:33の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:33(配列番号:33の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:33のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:33の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:33の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:33の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:33のcDNA配列のヌクレオチド41
3からヌクレオチド733までに対応するものであり、配列番号:33のヌクレ
オチド413からヌクレオチド733までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:33のヌクレオチド413からヌクレオチド733
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:34のアミノ酸配列; (b)配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:34の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:34のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:34の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:34のアミノ酸48からアミノ酸57までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0020】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:35のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:35のヌクレオチド678からヌクレオチド938までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:36のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:36
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:35の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:35のヌクレオチド67
8からヌクレオチド938までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9883
5として寄託されたクローンrd610 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託されたクローンr
d610 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98835として
寄託されたクローンrd610 1のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:36の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:36のアミノ酸38からアミノ酸47までのアミノ酸配列を含む)を提供する
。 他の具体例は配列番号:35のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:35(配列番号:35の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:35(配列番号:35の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:35のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:35の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:35の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:35の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:35のcDNA配列のヌクレオチド67
8からヌクレオチド938までに対応するものであり、配列番号:35のヌクレ
オチド678からヌクレオチド938までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:35のヌクレオチド678からヌクレオチド938
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:36のアミノ酸配列; (b)配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:36の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:36のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:36の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:36のアミノ酸38からアミノ酸47までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0021】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:37のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:37のヌクレオチド75からヌクレオチド494までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:37のヌクレオチド447からヌクレオチド494までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:38のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:38
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:37の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:37のヌクレオチド75
からヌクレオチド494までのヌクレオチド配列;配列番号:37のヌクレオチ
ド447からヌクレオチド494までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9
8835として寄託されたクローンrd810 6の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98835として寄託されたクロ
ーンrd810 6の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98835
として寄託されたクローンrd810 6のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:38の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:38のアミノ酸65からアミノ酸74までのアミノ酸配列を含む)を提
供する。 他の具体例は配列番号:37のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:37(配列番号:37の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:37(配列番号:37の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:37のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:37の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:37の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:37の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:37のcDNA配列のヌクレオチド75
からヌクレオチド494までに対応するものであり、配列番号:37のヌクレオ
チド75からヌクレオチド494までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:37のヌクレオチド75からヌクレオチド494までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:37のcDNA配列のヌクレオチド447からヌクレオチド494ま
でに対応するものであり、配列番号:37のヌクレオチド447からヌクレオチ
ド494までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:
37のヌクレオチド447からヌクレオチド494までの該配列の3’末端に対
応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:38のアミノ酸配列; (b)配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:38の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:38のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:38の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:38のアミノ酸65からアミノ酸74までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0022】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:39のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:39のヌクレオチド181からヌクレオチド1080までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (g)配列番号:40のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:40
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:39の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:39のヌクレオチド18
1からヌクレオチド1080までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC988
50として寄託されたクローンcf85 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98850として寄託されたクローンc
f85 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好まし
い具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98850として寄
託されたクローンcf85 1のcDNAインサートによりコードされる全長ま
たは成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物
学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコ
ードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:40の、好ましく
は8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含
む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:4
0のアミノ酸145からアミノ酸154までのアミノ酸配列を含む)を提供する
。 他の具体例は配列番号:39のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:39(配列番号:39の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:39(配列番号:39の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:39のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:39の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:39の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:39の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:39のcDNA配列のヌクレオチド18
1からヌクレオチド1080までに対応するものであり、配列番号:39のヌク
レオチド181からヌクレオチド1080までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:39のヌクレオチド181からヌクレオチド1
080までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:40のアミノ酸配列; (b)配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:40の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:40のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:40の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:40のアミノ酸145からアミノ酸154までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0023】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:41のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:41のヌクレオチド161からヌクレオチド1348までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:41のヌクレオチド599からヌクレオチド1348までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
8の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
8のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
8の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
8のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:42のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:42
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:41の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:41のヌクレオチド16
1からヌクレオチド1348までのヌクレオチド配列;配列番号:41のヌクレ
オチド599からヌクレオチド1348までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC98850として寄託されたクローンdd504 18の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98850として寄託さ
れたクローンdd504 18の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
98850として寄託されたクローンdd504 18のcDNAインサートに
よりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例に
おいて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:42の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個
の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:42の
アミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラ
グメントは配列番号:42のアミノ酸193からアミノ酸202までのアミノ酸
配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:41のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:41(配列番号:41の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンdd504 18
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:41(配列番号:41の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンdd504 18
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:41のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:41の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:41の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:41の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:41のcDNA配列のヌクレオチド16
1からヌクレオチド1348までに対応するものであり、配列番号:41のヌク
レオチド161からヌクレオチド1348までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:41のヌクレオチド161からヌクレオチド1
348までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:41のcDNA配列のヌクレオチド599からヌクレオ
チド1348までに対応するものであり、配列番号:41のヌクレオチド599
からヌクレオチド1348までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列
から、配列番号:41のヌクレオチド599からヌクレオチド1348までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:42のアミノ酸配列; (b)配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:42の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
8のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:42のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:42の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:42のアミノ酸193からアミノ酸202までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0024】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:43のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:43のヌクレオチド70からヌクレオチド1386までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (g)配列番号:44のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:44
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:43の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:43のヌクレオチド70
からヌクレオチド1386までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9885
0として寄託されたクローンnp26 3の全長蛋白コーディング配列のヌクレ
オチド配列;または受託番号ATCC98850として寄託されたクローンnp
26 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ましい
具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98850として寄託
されたクローンnp26 3のcDNAインサートによりコードされる全長また
は成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物学
的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコー
ドしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:44の、好ましくは
8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む
)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:44
のアミノ酸214からアミノ酸223までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:43のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:43(配列番号:43の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:43(配列番号:43の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:43のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:43の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:43の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:43の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:43のcDNA配列のヌクレオチド70
からヌクレオチド1386までに対応するものであり、配列番号:43のヌクレ
オチド70からヌクレオチド1386までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:43のヌクレオチド70からヌクレオチド1386
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:44のアミノ酸配列; (b)配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:44の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:44のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:44の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:44のアミノ酸214からアミノ酸223までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0025】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:45のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:45のヌクレオチド60からヌクレオチド3515までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm412 1
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm412 1
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm412 1
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm412 1
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:46のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:46
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:45の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:45のヌクレオチド60
からヌクレオチド3515までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9885
0として寄託されたクローンpm412 12の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98850として寄託されたクローン
pm412 12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98850と
して寄託されたクローンpm412 12のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:46の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:46のアミノ酸571からアミノ酸580までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:45のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:45(配列番号:45の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンpm412 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:45(配列番号:45の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンpm412 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:45のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:45の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:45の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:45の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:45のcDNA配列のヌクレオチド60
からヌクレオチド3515までに対応するものであり、配列番号:45のヌクレ
オチド60からヌクレオチド3515までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:45のヌクレオチド60からヌクレオチド3515
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:46のアミノ酸配列; (b)配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:46の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm412 1
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:46のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:46の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:46のアミノ酸571からアミノ酸580までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0026】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:47のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:47のヌクレオチド1490からヌクレオチド1780まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:47のヌクレオチド1556からヌクレオチド1780まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:48のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:48
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:47の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:47のヌクレオチド14
90からヌクレオチド1780までのヌクレオチド配列;配列番号:47のヌク
レオチド1556からヌクレオチド1780までのヌクレオチド配列;受託番号
ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3の全長蛋白コーデ
ィング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98850として寄託
されたクローンpm421 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
98850として寄託されたクローンpm421 3のcDNAインサートによ
りコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例にお
いて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:48の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の
連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:48のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:48のアミノ酸43からアミノ酸52までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:47のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:47(配列番号:47の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:47(配列番号:47の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:47のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:47の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:47の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:47の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:47のcDNA配列のヌクレオチド14
90からヌクレオチド1780までに対応するものであり、配列番号:47のヌ
クレオチド1490からヌクレオチド1780までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:47のヌクレオチド1490からヌクレオ
チド1780までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:47のcDNA配列のヌクレオチド1556から
ヌクレオチド1780までに対応するものであり、配列番号:47のヌクレオチ
ド1556からヌクレオチド1780までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:47のヌクレオチド1556からヌクレオチド17
80までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもので
ある。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:48のアミノ酸配列; (b)配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:48の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:48のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:48の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:48のアミノ酸43からアミノ酸52までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0027】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:49のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:49のヌクレオチド64からヌクレオチド486までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:49のヌクレオチド217からヌクレオチド486までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1の全
長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1のc
DNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオチ
ド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1の成
熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1のc
DNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオチ
ド; (h)配列番号:50のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:50
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:49の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:49のヌクレオチド64
からヌクレオチド486までのヌクレオチド配列;配列番号:49のヌクレオチ
ド217からヌクレオチド486までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9
8850として寄託されたクローンpv6 1の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC98850として寄託されたクローン
pv6 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好まし
い具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98850として寄
託されたクローンpv6 1のcDNAインサートによりコードされる全長また
は成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生物学
的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコー
ドしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:50の、好ましくは
8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む
)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:50
のアミノ酸65からアミノ酸74までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:49のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:49(配列番号:49の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1のcD
NAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:49(配列番号:49の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1のcD
NAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:49のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:49の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:49の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:49の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:49のcDNA配列のヌクレオチド64
からヌクレオチド486までに対応するものであり、配列番号:49のヌクレオ
チド64からヌクレオチド486までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:49のヌクレオチド46からヌクレオチド486までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:49のcDNA配列のヌクレオチド217からヌクレオチド486ま
でに対応するものであり、配列番号:49のヌクレオチド217からヌクレオチ
ド486までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:
49のヌクレオチド217からヌクレオチド486までの該配列の3’末端に対
応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:50のアミノ酸配列; (b)配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:50の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1のc
DNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:50のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:50の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:50のアミノ酸65からアミノ酸74までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0028】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:51のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:51のヌクレオチド379からヌクレオチド3783までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:51のヌクレオチド460からヌクレオチド3783までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)配列番号:51のヌクレオチド1983からヌクレオチド3938まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (h)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (i)配列番号:52のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (j)生物学的活性を有する配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:52
の8個の連続したアミノ酸を含む); (k)上記(a)〜(h)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (l)上記(i)または(j)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (m)厳密な条件下で(a)〜(j)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (n)厳密な条件下で(a)〜(j)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:51の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:51のヌクレオチド37
9からヌクレオチド3783までのヌクレオチド配列;配列番号:51のヌクレ
オチド460からヌクレオチド3783までのヌクレオチド配列;配列番号:5
1のヌクレオチド1983からヌクレオチド3938までのヌクレオチド配列;
受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の全長蛋白
コーディング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98850とし
て寄託されたクローンqs14 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド
配列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号AT
CC98850として寄託されたクローンqs14 3のcDNAインサートに
よりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらに他の好ましい具体例
において、本発明は、配列番号:52のアミノ酸536からアミノ酸1135ま
でのアミノ酸配列を含む蛋白をコードするポリヌクレオチドを提供する。さらな
る好ましい具体例において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:52の
アミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該
フラグメントは配列番号:52の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最
も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有す
る配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌ
クレオチド(該フラグメントは配列番号:52のアミノ酸562からアミノ酸5
71までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:51のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:51(配列番号:51の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:51(配列番号:51の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:51のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:51の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:51の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:51の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:51のcDNA配列のヌクレオチド37
9からヌクレオチド3783までに対応するものであり、配列番号:51のヌク
レオチド379からヌクレオチド3783までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:51のヌクレオチド379からヌクレオチド3
783までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:51のcDNA配列のヌクレオチド460からヌクレオ
チド3783までに対応するものであり、配列番号:51のヌクレオチド460
からヌクレオチド3783までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列
から、配列番号:51のヌクレオチド460からヌクレオチド3783までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好
ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配
列番号:51のcDNA配列のヌクレオチド1983からヌクレオチド3938
までに対応するものであり、配列番号:51のヌクレオチド1983からヌクレ
オチド3938までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:51のヌクレオチド1983からヌクレオチド3938までの該配列の3
’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:52のアミノ酸配列; (b)配列番号:52のアミノ酸536からアミノ酸1135までのアミノ酸
配列; (c)配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:52の8個の連続したアミノ酸を含む);および (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:52のアミノ酸配列または配列番号:52のアミノ酸536からアミノ酸
1135までのアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白(該フラグメントは配列番号:52の、好ましくは8個、より好ましくは2
0個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活
性を有する配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグ
メントは配列番号:52のアミノ酸562からアミノ酸571までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。
【0029】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:53のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:53のヌクレオチド1からヌクレオチド843までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:53のヌクレオチド469からヌクレオチド843までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:54のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:54
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:53の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:53のヌクレオチド1か
らヌクレオチド843までのヌクレオチド配列;配列番号:53のヌクレオチド
469からヌクレオチド843までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98
850として寄託されたクローンqy338 9の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98850として寄託されたクロー
ンqy338 9の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98850と
して寄託されたクローンqy338 9のcDNAインサートによりコードされ
る全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:54の、
好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミ
ノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:54のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:54のアミノ酸135からアミノ酸144までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。 他の具体例は配列番号:53のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:53(配列番号:53の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:53(配列番号:53の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:53のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:53の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:53の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:53の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:53のcDNA配列のヌクレオチド1か
らヌクレオチド843までに対応するものであり、配列番号:53のヌクレオチ
ド1からヌクレオチド843までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:53のヌクレオチド1からヌクレオチド843までの該配列
の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好まし
くは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番
号:53のcDNA配列のヌクレオチド469からヌクレオチド843までに対
応するものであり、配列番号:53のヌクレオチド469からヌクレオチド84
3までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:53の
ヌクレオチド469からヌクレオチド843までの該配列の3’末端に対応する
ヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:54のアミノ酸配列; (b)配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:54の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:54のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:54の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:54のアミノ酸135からアミノ酸144までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0030】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:55のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:55のヌクレオチド283からヌクレオチド906までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:55のヌクレオチド325からヌクレオチド906までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレオ
チド; (h)配列番号:56のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:56
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:55の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:55のヌクレオチド28
3からヌクレオチド906までのヌクレオチド配列;配列番号:55のヌクレオ
チド325からヌクレオチド906までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
98850として寄託されたクローンrc58 1の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98850として寄託されたクロ
ーンrc58 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98850と
して寄託されたクローンrc58 1のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:56の、好
ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ
酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:56のアミノ酸99からアミノ酸108までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:55のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:55(配列番号:55の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:55(配列番号:55の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1のc
DNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:55のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:55の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:55の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:55の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:55のcDNA配列のヌクレオチド28
3からヌクレオチド906までに対応するものであり、配列番号:55のヌクレ
オチド283からヌクレオチド906までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:55のヌクレオチド283からヌクレオチド906
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:55のcDNA配列のヌクレオチド325からヌクレオチド9
06までに対応するものであり、配列番号:55のヌクレオチド325からヌク
レオチド906までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:55のヌクレオチド325からヌクレオチド906までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:56のアミノ酸配列; (b)配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:56の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:56のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:56の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:56のアミノ酸99からアミノ酸108までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。
【0031】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:57のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:57のヌクレオチド56からヌクレオチド973までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:58のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:58
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
ハイブリダイゼーションし、配列番号:57の長さの少なくとも25%の長さを
有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:57のヌクレオチド56
からヌクレオチド973までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98850
として寄託されたクローンrd232 5の全長蛋白コーディング配列のヌクレ
オチド配列;または受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrd
232 5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好まし
い具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98850として寄
託されたクローンrd232 5のcDNAインサートによりコードされる全長
または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、生
物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白を
コードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:58の、好まし
くは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を
含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
58のアミノ酸148からアミノ酸157までのアミノ酸配列を含む)を提供す
る。 他の具体例は配列番号:57のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:57(配列番号:57の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:57(配列番号:57の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:57のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:57の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:57の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:57の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:57のcDNA配列のヌクレオチド56
からヌクレオチド973までに対応するものであり、配列番号:57のヌクレオ
チド56からヌクレオチド973までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:57のヌクレオチド56からヌクレオチド973までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:58のアミノ酸配列; (b)配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:58の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:58のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:58の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:58のアミノ酸148からアミノ酸157までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0032】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:59のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:59のヌクレオチド893からヌクレオチド2596までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンck213 1
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンck213 1
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンck213 1
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンck213 1
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:60のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:60
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:59の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:59のヌクレオチド89
3からヌクレオチド2596までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC989
18として寄託されたクローンck213 12の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98918として寄託されたクロー
ンck213 12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98918
として寄託されたクローンck213 12のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:60
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:60のアミノ酸279からアミノ酸288までのアミノ酸配列を含む
)を提供する。 他の具体例は配列番号:59のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:59(配列番号:59の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98918として寄託されたクローンck213 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:59(配列番号:59の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98918として寄託されたクローンck213 12
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:59のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:59の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:59の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:59の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:59のcDNA配列のヌクレオチド89
3からヌクレオチド2596までに対応するものであり、配列番号:59のヌク
レオチド893からヌクレオチド2596までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:59のヌクレオチド893からヌクレオチド2
596までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:60のアミノ酸配列; (b)配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:60の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンck213 1
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:60のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:60の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:60のアミノ酸279からアミノ酸288までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0033】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:61のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:61のヌクレオチド29からヌクレオチド1750までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:62のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:62
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:61の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:61のヌクレオチド29
からヌクレオチド1750までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC9891
8として寄託されたクローンpg195 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC98918として寄託されたクローンp
g195 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98918として
寄託されたクローンpg195 1のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:62の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:62のアミノ酸282からアミノ酸291までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:61のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:61(配列番号:61の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:61(配列番号:61の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:61のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:61の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:61の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:61の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:61のcDNA配列のヌクレオチド29
からヌクレオチド1750までに対応するものであり、配列番号:61のヌクレ
オチド29からヌクレオチド1750までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:61のヌクレオチド29からヌクレオチド1750
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:62のアミノ酸配列; (b)配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:62の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:62のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:62の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:62のアミノ酸282からアミノ酸291までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0034】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:63のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:63のヌクレオチド1147からヌクレオチド1440まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:63のヌクレオチド1234からヌクレオチド1440まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:64のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:64
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:63の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:63のヌクレオチド11
47からヌクレオチド1440までのヌクレオチド配列;配列番号:63のヌク
レオチド1234からヌクレオチド1440までのヌクレオチド配列;受託番号
ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5の全長蛋白コーデ
ィング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98918として寄託
されたクローンpw460 5の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
98918として寄託されたクローンpw460 5のcDNAインサートによ
りコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例にお
いて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:64の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の
連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:64のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:64のアミノ酸44からアミノ酸53までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:63のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:63(配列番号:63の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:63(配列番号:63の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:63のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:63の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:63の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:63の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:63のcDNA配列のヌクレオチド11
47からヌクレオチド1440までに対応するものであり、配列番号:63のヌ
クレオチド1147からヌクレオチド1440までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:63のヌクレオチド1147からヌクレオ
チド1440までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドの
ヌクレオチド配列は配列番号:63のcDNA配列のヌクレオチド1234から
ヌクレオチド1440までに対応するものであり、配列番号:63のヌクレオチ
ド1234からヌクレオチド1440までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:63のヌクレオチド1234からヌクレオチド14
40までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもので
ある。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:64のアミノ酸配列; (b)配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:64の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:64のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:64の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:64のアミノ酸44からアミノ酸53までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0035】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:65のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:65のヌクレオチド46からヌクレオチド1356までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:65のヌクレオチド127からヌクレオチド1356までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:66のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:66
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:65の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:65のヌクレオチド46
からヌクレオチド1356までのヌクレオチド配列;配列番号:65のヌクレオ
チド127からヌクレオチド1356までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C98918として寄託されたクローンqa136 1の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98918として寄託された
クローンqa136 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC989
18として寄託されたクローンqa136 1のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:6
6の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続し
たアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:66のアミノ酸
配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:66のアミノ酸213からアミノ酸222までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。 他の具体例は配列番号:65のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:65(配列番号:65の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:65(配列番号:65の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:65のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:65の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:65の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:65の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:65のcDNA配列のヌクレオチド46
からヌクレオチド1356までに対応するものであり、配列番号:65のヌクレ
オチド46からヌクレオチド1356までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:65のヌクレオチド46からヌクレオチド1356
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:65のcDNA配列のヌクレオチド127からヌクレオチド1
356までに対応するものであり、配列番号:65のヌクレオチド127からヌ
クレオチド1356までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:65のヌクレオチド127からヌクレオチド1356までの該配列の
3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:66のアミノ酸配列; (b)配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:66の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:66のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:66の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:66のアミノ酸213からアミノ酸222までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0036】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:67のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:67のヌクレオチド206からヌクレオチド1624までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:67のヌクレオチド542からヌクレオチド1624までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:68のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:68
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:67の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:67のヌクレオチド20
6からヌクレオチド1624までのヌクレオチド配列;配列番号:67のヌクレ
オチド542からヌクレオチド1624までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC98918として寄託されたクローンqy1261 2の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98918として寄託さ
れたクローンqy1261 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
98918として寄託されたクローンqy1261 2のcDNAインサートに
よりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例に
おいて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:68の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個
の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:68の
アミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラ
グメントは配列番号:68のアミノ酸231からアミノ酸240までのアミノ酸
配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:67のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:67(配列番号:67の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98918として寄託されたクローンqy1261 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:67(配列番号:67の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98918として寄託されたクローンqy1261 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:67のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:67の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:67の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:67の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:67のcDNA配列のヌクレオチド20
6からヌクレオチド1624までに対応するものであり、配列番号:67のヌク
レオチド206からヌクレオチド1624までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:67のヌクレオチド206からヌクレオチド1
624までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:67のcDNA配列のヌクレオチド542からヌクレオ
チド1624までに対応するものであり、配列番号:67のヌクレオチド542
からヌクレオチド1624までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列
から、配列番号:67のヌクレオチド542からヌクレオチド1624までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:68のアミノ酸配列; (b)配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:68の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:68のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:68の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:68のアミノ酸231からアミノ酸240までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0037】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:69のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:69のヌクレオチド1359からヌクレオチド1817まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:70のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:70
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:69の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:69のヌクレオチド13
59からヌクレオチド1817までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC98
918として寄託されたクローンrd432 4の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC98918として寄託されたクロー
ンrd432 4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC98918と
して寄託されたクローンrd432 4のcDNAインサートによりコードされ
る全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:70の、
好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミ
ノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:70のアミノ酸71からアミノ酸80までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:69のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:69(配列番号:69の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:69(配列番号:69の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:69のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:69の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:69の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:69の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:69のcDNA配列のヌクレオチド13
59からヌクレオチド1817までに対応するものであり、配列番号:69のヌ
クレオチド1359からヌクレオチド1817までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:69のヌクレオチド1359からヌクレオ
チド1817までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:70のアミノ酸配列; (b)配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:70の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:70のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:70の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:70のアミノ酸71からアミノ酸80までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0038】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:71のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:71のヌクレオチド884からヌクレオチド1195までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:71のヌクレオチド947からヌクレオチド1195までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
14の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
14のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
14の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
14のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (h)配列番号:72のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:72
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:71の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:71のヌクレオチド88
4からヌクレオチド1195までのヌクレオチド配列;配列番号:71のヌクレ
オチド947からヌクレオチド1195までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC207004として寄託されたクローンrb789 14の全長蛋白コーデ
ィング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄
託されたクローンrb789 14の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド
配列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号AT
CC207004として寄託されたクローンrb789 14のcDNAインサ
ートによりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具
体例において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:72のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:72の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは
30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:
72のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(
該フラグメントは配列番号:72のアミノ酸47からアミノ酸56までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:71のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:71(配列番号:71の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンrb789 1
4のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:71(配列番号:71の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンrb789 1
4のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:71のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:71の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:71の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:71の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:71のcDNA配列のヌクレオチド88
4からヌクレオチド1195までに対応するものであり、配列番号:71のヌク
レオチド884からヌクレオチド1195までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:71のヌクレオチド884からヌクレオチド1
195までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:71のcDNA配列のヌクレオチド947からヌクレオ
チド1195までに対応するものであり、配列番号:71のヌクレオチド947
からヌクレオチド1195までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列
から、配列番号:71のヌクレオチド947からヌクレオチド1195までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:72のアミノ酸配列; (b)配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:72の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
14のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:72のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:72の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:72のアミノ酸47からアミノ酸56までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0039】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:73のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:73のヌクレオチド69からヌクレオチド374までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:73のヌクレオチド186からヌクレオチド374までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:74のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:74
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:73の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:73のヌクレオチド69
からヌクレオチド374までのヌクレオチド配列;配列番号:73のヌクレオチ
ド186からヌクレオチド374までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2
07004として寄託されたクローンyd137 1の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託された
クローンyd137 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207
004として寄託されたクローンyd137 1のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
74の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:74のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:74のアミノ酸46からアミノ酸55までのアミノ酸配列を含む
)を提供する。 他の具体例は配列番号:73のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:73(配列番号:73の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンyd137 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:73(配列番号:73の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンyd137 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:73のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:73の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:73の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:73の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:73のcDNA配列のヌクレオチド69
からヌクレオチド374までに対応するものであり、配列番号:73のヌクレオ
チド69からヌクレオチド374までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチ
ド配列から、配列番号:73のヌクレオチド69からヌクレオチド374までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また
好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は
配列番号:73のcDNA配列のヌクレオチド186からヌクレオチド374ま
でに対応するものであり、配列番号:73のヌクレオチド186からヌクレオチ
ド374までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:
73のヌクレオチド186からヌクレオチド374までの該配列の3’末端に対
応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:74のアミノ酸配列; (b)配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:74の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:74のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:74の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:74のアミノ酸46からアミノ酸55までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0040】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:75のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:75のヌクレオチド8からヌクレオチド343までのヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:75のヌクレオチド50からヌクレオチド343までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:76のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:76
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:75の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:75のヌクレオチド8か
らヌクレオチド343までのヌクレオチド配列;配列番号:75のヌクレオチド
50からヌクレオチド343までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
004として寄託されたクローンyd218 1の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託されたクロ
ーンyd218 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20700
4として寄託されたクローンyd218 1のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:76
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:76のアミノ酸51からアミノ酸60までのアミノ酸配列を含む)を
提供する。 他の具体例は配列番号:75のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:75(配列番号:75の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンyd218 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:75(配列番号:75の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンyd218 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:75のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:75の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:75の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:75の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:75のcDNA配列のヌクレオチド8か
らヌクレオチド343までに対応するものであり、配列番号:75のヌクレオチ
ド8からヌクレオチド343までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:75のヌクレオチド8からヌクレオチド343までの該配列
の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好まし
くは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番
号:75のcDNA配列のヌクレオチド50からヌクレオチド343までに対応
するものであり、配列番号:75のヌクレオチド50からヌクレオチド343ま
での該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:75のヌク
レオチド50からヌクレオチド343までの該配列の3’末端に対応するヌクレ
オチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:76のアミノ酸配列; (b)配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:76の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:76のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:76の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:76のアミノ酸51からアミノ酸60までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0041】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:77のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:77のヌクレオチド84からヌクレオチド1679までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye11 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye11 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye11 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye11 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:78のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:78
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:77の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:77のヌクレオチド84
からヌクレオチド1679までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2070
04として寄託されたクローンye11 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託されたクローン
ye11 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207004とし
て寄託されたクローンye11 1のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:78の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:78のアミノ酸261からアミノ酸270までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:77のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:77(配列番号:77の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンye11 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:77(配列番号:77の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンye11 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:77のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:77の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:77の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:77の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:77のcDNA配列のヌクレオチド84
からヌクレオチド1679までに対応するものであり、配列番号:77のヌクレ
オチド84からヌクレオチド1679までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:77のヌクレオチド84からヌクレオチド1679
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:78のアミノ酸配列; (b)配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:78の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye11 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:78のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:78の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:78のアミノ酸261からアミノ酸270までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0042】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:79のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:79のヌクレオチド72からヌクレオチド1646までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:79のヌクレオチド180からヌクレオチド1646までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:80のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:80
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:79の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:79のヌクレオチド72
からヌクレオチド1646までのヌクレオチド配列;配列番号:79のヌクレオ
チド180からヌクレオチド1646までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C207004として寄託されたクローンye72 1の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託され
たクローンye72 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207
004として寄託されたクローンye72 1のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:8
0の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続し
たアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ酸
配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:80のアミノ酸257からアミノ酸266までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。 他の具体例は配列番号:79のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:79(配列番号:79の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンye72 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:79(配列番号:79の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンye72 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:79のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:79の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:79の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:79の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:79のcDNA配列のヌクレオチド72
からヌクレオチド1646までに対応するものであり、配列番号:79のヌクレ
オチド72からヌクレオチド1646までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:79のヌクレオチド72からヌクレオチド1646
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:79のcDNA配列のヌクレオチド180からヌクレオチド1
646までに対応するものであり、配列番号:79のヌクレオチド180からヌ
クレオチド1646までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、
配列番号:79のヌクレオチド180からヌクレオチド1646までの該配列の
3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:80のアミノ酸配列; (b)配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:80の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:80のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:80の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:80のアミノ酸257からアミノ酸266までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0043】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:81のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:81のヌクレオチド954からヌクレオチド2423までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:81のヌクレオチド1224からヌクレオチド2423まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:82のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:82
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:81の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:81のヌクレオチド95
4からヌクレオチド2423までのヌクレオチド配列;配列番号:81のヌクレ
オチド1224からヌクレオチド2423までのヌクレオチド配列;受託番号A
TCC207004として寄託されたクローンye78 1の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託
されたクローンye78 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を
含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC2
07004として寄託されたクローンye78 1のcDNAインサートにより
コードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:82の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:82のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:82のアミノ酸240からアミノ酸249までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:81のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:81(配列番号:81の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンye78 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:81(配列番号:81の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンye78 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:81のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:81の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:81の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:81の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:81のcDNA配列のヌクレオチド95
4からヌクレオチド2423までに対応するものであり、配列番号:81のヌク
レオチド954からヌクレオチド2423までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:81のヌクレオチド954からヌクレオチド2
423までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:81のcDNA配列のヌクレオチド1224からヌクレ
オチド2423までに対応するものであり、配列番号:81のヌクレオチド12
24からヌクレオチド2423までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド
配列から、配列番号:81のヌクレオチド1224からヌクレオチド2423ま
での該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:82のアミノ酸配列; (b)配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:82の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:82のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:82の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:82のアミノ酸240からアミノ酸249までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0044】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:83のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:83のヌクレオチド176からヌクレオチド1321までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:83のヌクレオチド233からヌクレオチド1321までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:84のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:84
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:83の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:83のヌクレオチド17
6からヌクレオチド1321までのヌクレオチド配列;配列番号:83のヌクレ
オチド233からヌクレオチド1321までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC207004として寄託されたクローンye90 1の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託さ
れたクローンye90 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20
7004として寄託されたクローンye90 1のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
84の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:84のアミノ酸186からアミノ酸195までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:83のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:83(配列番号:83の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンye90 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:83(配列番号:83の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンye90 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:83のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:83の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:83の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:83の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:83のcDNA配列のヌクレオチド17
6からヌクレオチド1321までに対応するものであり、配列番号:83のヌク
レオチド176からヌクレオチド1321までの該配列の5’末端に対応するヌ
クレオチド配列から、配列番号:83のヌクレオチド176からヌクレオチド1
321までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレ
オチド配列は配列番号:83のcDNA配列のヌクレオチド233からヌクレオ
チド1321までに対応するものであり、配列番号:83のヌクレオチド233
からヌクレオチド1321までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列
から、配列番号:83のヌクレオチド233からヌクレオチド1321までの該
配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:84のアミノ酸配列; (b)配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:84の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:84のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:84の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:84のアミノ酸186からアミノ酸195までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0045】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:85のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:85のヌクレオチド105からヌクレオチド605までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:86のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:86
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:85の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:85のヌクレオチド10
5からヌクレオチド605までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2070
04として寄託されたクローンyi62 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託されたクローン
yi62 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207004とし
て寄託されたクローンyi62 1のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:86の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:86のアミノ酸78からアミノ酸87までのアミノ酸配列を含む)を提供する
。 他の具体例は配列番号:85のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:85(配列番号:85の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:85(配列番号:85の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:85のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:85の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:85の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:85の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:85のcDNA配列のヌクレオチド10
5からヌクレオチド605までに対応するものであり、配列番号:85のヌクレ
オチド105からヌクレオチド605までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:85のヌクレオチド105からヌクレオチド605
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:86のアミノ酸配列; (b)配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:86の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:86のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:86の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:86のアミノ酸78からアミノ酸87までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0046】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:87のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:87のヌクレオチド223からヌクレオチド798までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:87のヌクレオチド430からヌクレオチド798までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:88のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:88
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:87の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:87のヌクレオチド22
3からヌクレオチド798までのヌクレオチド配列;配列番号:87のヌクレオ
チド430からヌクレオチド798までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
207004として寄託されたクローンyk78 1の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託された
クローンyk78 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC2070
04として寄託されたクローンyk78 1のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:88
の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続した
アミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:88のアミノ酸91からアミノ酸100までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:87のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:87(配列番号:87の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:87(配列番号:87の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:87のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:87の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:87の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:87の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:87のcDNA配列のヌクレオチド22
3からヌクレオチド798までに対応するものであり、配列番号:87のヌクレ
オチド223からヌクレオチド798までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:87のヌクレオチド223からヌクレオチド798
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:87のcDNA配列のヌクレオチド430からヌクレオチド7
98までに対応するものであり、配列番号:87のヌクレオチド430からヌク
レオチド798までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:87のヌクレオチド430からヌクレオチド798までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:88のアミノ酸配列; (b)配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:88の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:88のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:88の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:88のアミノ酸91からアミノ酸100までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。
【0047】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:89のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:89のヌクレオチド211からヌクレオチド942までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:89のヌクレオチド298からヌクレオチド942までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:90のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:90
の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:89の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:89のヌクレオチド21
1からヌクレオチド942までのヌクレオチド配列;配列番号:89のヌクレオ
チド298からヌクレオチド942までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
207004として寄託されたクローンyk251 1の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託され
たクローンyk251 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20
7004として寄託されたクローンyk251 1のcDNAインサートにより
コードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:90の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:90のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:90のアミノ酸117からアミノ酸126までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:89のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:89(配列番号:89の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンyk251 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:89(配列番号:89の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンyk251 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:89のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:89の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:89の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:89の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:89のcDNA配列のヌクレオチド21
1からヌクレオチド942までに対応するものであり、配列番号:89のヌクレ
オチド211からヌクレオチド942までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:89のヌクレオチド211からヌクレオチド942
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:89のcDNA配列のヌクレオチド298からヌクレオチド9
42までに対応するものであり、配列番号:89のヌクレオチド298からヌク
レオチド942までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:89のヌクレオチド298からヌクレオチド942までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:90のアミノ酸配列; (b)配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:90の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:90のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:90の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:90のアミノ酸117からアミノ酸126までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0048】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:91のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:91のヌクレオチド149からヌクレオチド784までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:92のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:92
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:91の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:91のヌクレオチド14
9からヌクレオチド784までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2070
04として寄託されたクローンyt14 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC207004として寄託されたクローン
yt14 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207004とし
て寄託されたクローンyt14 1のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白
をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:92の、好ま
しくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸
を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:92のアミノ酸101からアミノ酸110までのアミノ酸配列を含む)を提供
する。 他の具体例は配列番号:91のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:91(配列番号:91の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:91(配列番号:91の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:91のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:91の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:91の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:91の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:91のcDNA配列のヌクレオチド14
9からヌクレオチド784までに対応するものであり、配列番号:91のヌクレ
オチド149からヌクレオチド784までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:91のヌクレオチド149からヌクレオチド784
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:92のアミノ酸配列; (b)配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:92の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:92のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:92の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:92のアミノ酸101からアミノ酸110までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0049】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:93のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:93のヌクレオチド89からヌクレオチド1441までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbf157
16の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbf157
16のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbf157
16の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbf157
16のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (g)配列番号:94のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:94
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:93の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:93のヌクレオチド89
からヌクレオチド1441までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2070
88として寄託されたクローンbf157 16の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託されたクロ
ーンbf157 16の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC2070
88として寄託されたクローンbf157 16のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
94の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:94のアミノ酸220からアミノ酸229までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:93のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:93(配列番号:93の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンbf157 1
6のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:93(配列番号:93の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンbf157 1
6のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:93のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:93の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:93の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:93の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:93のcDNA配列のヌクレオチド89
からヌクレオチド1441までに対応するものであり、配列番号:93のヌクレ
オチド89からヌクレオチド1441までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:93のヌクレオチド89からヌクレオチド1441
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:94のアミノ酸配列; (b)配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:94の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbf157
16のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:94のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:94の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:94のアミノ酸220からアミノ酸229までのアミノ酸配列
を含む)を提供する。
【0050】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:95のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:95のヌクレオチド219からヌクレオチド629までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbk343
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbk343
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbk343
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbk343
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:96のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:96
の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:95の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:95のヌクレオチド21
9からヌクレオチド629までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2070
88として寄託されたクローンbk343 2の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託されたクロー
ンbk343 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207088
として寄託されたクローンbk343 2のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:96の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:96のアミノ酸63からアミノ酸72までのアミノ酸配列を含む)を提
供する。 他の具体例は配列番号:95のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:95(配列番号:95の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンbk343 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:95(配列番号:95の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンbk343 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:95のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:95の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:95の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:95の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:95のcDNA配列のヌクレオチド21
9からヌクレオチド629までに対応するものであり、配列番号:95のヌクレ
オチド219からヌクレオチド629までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:95のヌクレオチド219からヌクレオチド629
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:96のアミノ酸配列; (b)配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:96の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbk343
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:96のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:96の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:96のアミノ酸63からアミノ酸72までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0051】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:97のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:97のヌクレオチド556からヌクレオチド951までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:97のヌクレオチド868からヌクレオチド951までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)配列番号:97のヌクレオチド9からヌクレオチド1295までのヌク
レオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (h)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)配列番号:98のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (j)生物学的活性を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:98
の8個の連続したアミノ酸を含む); (k)上記(a)〜(h)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (l)上記(i)または(j)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (m)厳密な条件下で(a)〜(j)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (n)厳密な条件下で(a)〜(j)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:97の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:97のヌクレオチド55
6からヌクレオチド951までのヌクレオチド配列;配列番号:97のヌクレオ
チド868からヌクレオチド951までのヌクレオチド配列;配列番号:97の
ヌクレオチド9からヌクレオチド1295までのヌクレオチド配列;受託番号A
TCC207088として寄託されたクローンcd205 2の全長蛋白コーデ
ィング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄
託されたクローンcd205 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配
列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATC
C207088として寄託されたクローンcd205 2のcDNAインサート
によりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例
において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:98の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30
個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:98
のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フ
ラグメントは配列番号:98のアミノ酸61からアミノ酸70までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:97のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:97(配列番号:97の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンcd205 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:97(配列番号:97の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンcd205 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:97のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:97の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:97の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:97の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:97のcDNA配列のヌクレオチド55
6からヌクレオチド951までに対応するものであり、配列番号:97のヌクレ
オチド556からヌクレオチド951までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:97のヌクレオチド556からヌクレオチド951
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:97のcDNA配列のヌクレオチド868からヌクレオチド9
51までに対応するものであり、配列番号:97のヌクレオチド868からヌク
レオチド951までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:97のヌクレオチド868からヌクレオチド951までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。また好ましくは、上
記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:97
のcDNA配列のヌクレオチド9からヌクレオチド1295までに対応するもの
であり、配列番号:97のヌクレオチド9からヌクレオチド1295までの該配
列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:97のヌクレオチド
9からヌクレオチド1295までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配
列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:98のアミノ酸配列; (b)配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
番号:98の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:98のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白(該フラグメントは配列番号:98の、好ましくは8個、より好ましくは20
個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性
を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該フラグメ
ントは配列番号:98のアミノ酸61からアミノ酸70までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。
【0052】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:99のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:99のヌクレオチド216からヌクレオチド443までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:99のヌクレオチド306からヌクレオチド443までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
8の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
8のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
8の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
8のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (h)配列番号:100のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
00の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:99の長さの少なくとも25%の長さ
を有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:99のヌクレオチド21
6からヌクレオチド443までのヌクレオチド配列;配列番号:99のヌクレオ
チド306からヌクレオチド443までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
207088として寄託されたクローンcw1292 8の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託さ
れたクローンcw1292 8の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
207088として寄託されたクローンcw1292 8のcDNAインサート
によりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例
において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:100の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは
30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:
100のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド
(該フラグメントは配列番号:100のアミノ酸33からアミノ酸42までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:99のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:99(配列番号:99の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
8のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:99(配列番号:99の3’末端のポリ(A)テイル
を除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
8のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:99のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:99の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:99の3’末端に対応するヌク
レオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:99の3’末端のポリ(
A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:99のcDNA配列のヌクレオチド21
6からヌクレオチド443までに対応するものであり、配列番号:99のヌクレ
オチド216からヌクレオチド443までの該配列の5’末端に対応するヌクレ
オチド配列から、配列番号:99のヌクレオチド216からヌクレオチド443
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌクレオチド
配列は配列番号:99のcDNA配列のヌクレオチド306からヌクレオチド4
43までに対応するものであり、配列番号:99のヌクレオチド306からヌク
レオチド443までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列から、配列
番号:99のヌクレオチド306からヌクレオチド443までの該配列の3’末
端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:100のアミノ酸配列; (b)配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:100の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
8のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:100のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:100の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:100のアミノ酸33からアミノ酸42までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0053】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:101のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:101のヌクレオチド2136からヌクレオチド2447ま
でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (g)配列番号:102のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
02の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:101の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:101のヌクレオチド2
136からヌクレオチド2447までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2
07088として寄託されたクローンcw1475 2の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託され
たクローンcw1475 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を
含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC2
07088として寄託されたクローンcw1475 2のcDNAインサートに
よりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例に
おいて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:102の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは3
0個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:1
02のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(
該フラグメントは配列番号:102のアミノ酸47からアミノ酸56までのアミ
ノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:101のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:101(配列番号:101の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
2のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:101(配列番号:101の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
2のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:101のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:101の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:101の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:101の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:101のcDNA配列のヌクレ
オチド2136からヌクレオチド2447までに対応するものであり、配列番号
:101のヌクレオチド2136からヌクレオチド2447までの該配列の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:101のヌクレオチド213
6からヌクレオチド2447までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配
列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:102のアミノ酸配列; (b)配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:102の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:102のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:102の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:102のアミノ酸47からアミノ酸56までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0054】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:103のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:103のヌクレオチド310からヌクレオチド954までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdd428
4の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdd428
4のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdd428
4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdd428
4のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:104のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
04の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:103の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:103のヌクレオチド3
10からヌクレオチド954までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
088として寄託されたクローンdd428 4の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託されたクロ
ーンdd428 4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20708
8として寄託されたクローンdd428 4のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
04の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:104のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:104のアミノ酸102からアミノ酸111までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:103のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:103(配列番号:103の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンdd428 4
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:103(配列番号:103の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンdd428 4
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:103のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:103の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:103の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:103の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:103のcDNA配列のヌクレ
オチド310からヌクレオチド954までに対応するものであり、配列番号:1
03のヌクレオチド310からヌクレオチド954までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:103のヌクレオチド310からヌク
レオチド954までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:104のアミノ酸配列; (b)配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:104の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdd428
4のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:104のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:104の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:104のアミノ酸102からアミノ酸111までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0055】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:105のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:105のヌクレオチド1698からヌクレオチド1895ま
でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
12の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
12のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリ
ヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
12のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリ
ヌクレオチド; (g)配列番号:106のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
06の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:105の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:105のヌクレオチド1
698からヌクレオチド1895までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2
07088として寄託されたクローンdh1073 12の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託さ
れたクローンdh1073 12の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配
列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATC
C207088として寄託されたクローンdh1073 12のcDNAインサ
ートによりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具
体例において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:106の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好まし
くは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番
号:106のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオ
チド(該フラグメントは配列番号:106のアミノ酸28からアミノ酸37まで
のアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:105のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:105(配列番号:105の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
12のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:105(配列番号:105の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
12のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:105のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:105の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:105の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:105の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:105のcDNA配列のヌクレ
オチド1698からヌクレオチド1895までに対応するものであり、配列番号
:105のヌクレオチド1698からヌクレオチド1895までの該配列の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:105のヌクレオチド169
8からヌクレオチド1895までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配
列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:106のアミノ酸配列; (b)配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:106の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
12のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:106のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:106の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:106のアミノ酸28からアミノ酸37までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0056】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:107のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:107のヌクレオチド423からヌクレオチド791までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:108のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
08の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:107の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:107のヌクレオチド4
23からヌクレオチド791までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
088として寄託されたクローンdw78 1の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託されたクロー
ンdw78 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207088と
して寄託されたクローンdw78 1のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:108の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:108のアミノ酸56からアミノ酸65までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:107のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:107(配列番号:107の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:107(配列番号:107の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:107のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:107の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:107の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:107の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:107のcDNA配列のヌクレ
オチド423からヌクレオチド791までに対応するものであり、配列番号:1
07のヌクレオチド423からヌクレオチド791までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:107のヌクレオチド423からヌク
レオチド791までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:108のアミノ酸配列; (b)配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:108の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:108のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:108の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:108のアミノ酸56からアミノ酸65までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0057】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:109のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:109のヌクレオチド96からヌクレオチド944までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfh116
11の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfh116
11のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfh116
11の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfh116
11のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (g)配列番号:110のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
10の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:109の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:109のヌクレオチド9
6からヌクレオチド944までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2070
88として寄託されたクローンfh116 11の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託されたクロ
ーンfh116 11の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC2070
88として寄託されたクローンfh116 11のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:110の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の
連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:110の
アミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラ
グメントは配列番号:110のアミノ酸136からアミノ酸145までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:109のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:109(配列番号:109の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンfh116 1
1のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:109(配列番号:109の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンfh116 1
1のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:109のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:109の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:109の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:109の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:109のcDNA配列のヌクレ
オチド96からヌクレオチド944までに対応するものであり、配列番号:10
9のヌクレオチド96からヌクレオチド944までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:109のヌクレオチド96からヌクレオチ
ド944までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したも
のである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:110のアミノ酸配列; (b)配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:110の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfh116
11のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:110のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:110の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:110のアミノ酸136からアミノ酸145までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0058】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:111のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:111のヌクレオチド150からヌクレオチド1610まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfy356
14の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfy356
14のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfy356
14の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfy356
14のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (g)配列番号:112のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
12の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:111の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:111のヌクレオチド1
50からヌクレオチド1610までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC20
7088として寄託されたクローンfy356 14の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託された
クローンfy356 14の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20
7088として寄託されたクローンfy356 14のcDNAインサートによ
りコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例にお
いて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:112の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30
個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:11
2のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該
フラグメントは配列番号:112のアミノ酸238からアミノ酸247までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:111のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:111(配列番号:111の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンfy356 1
4のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:111(配列番号:111の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンfy356 1
4のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:111のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:111の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:111の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:111の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:111のcDNA配列のヌクレ
オチド150からヌクレオチド1610までに対応するものであり、配列番号:
111のヌクレオチド150からヌクレオチド1610までの該配列の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:111のヌクレオチド150から
ヌクレオチド1610までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:112のアミノ酸配列; (b)配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:112の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfy356
14のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:112のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:112の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:112のアミノ酸238からアミノ酸247までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0059】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:113のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:113のヌクレオチド49からヌクレオチド669までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:113のヌクレオチド112からヌクレオチド669までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:114のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
14の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:113の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:113のヌクレオチド4
9からヌクレオチド669までのヌクレオチド配列;配列番号:113のヌクレ
オチド112からヌクレオチド669までのヌクレオチド配列;受託番号ATC
C207088として寄託されたクローンiw66 1の全長蛋白コーディング
配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207088として寄託され
たクローンiw66 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207
088として寄託されたクローンiw66 1のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
114の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:114のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:114のアミノ酸98からアミノ酸107までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:113のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:113(配列番号:113の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:113(配列番号:113の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:113のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:113の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:113の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:113の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:113のcDNA配列のヌクレ
オチド49からヌクレオチド669までに対応するものであり、配列番号:11
3のヌクレオチド49からヌクレオチド669までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:113のヌクレオチド49からヌクレオチ
ド669までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したも
のである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌク
レオチド配列は配列番号:113のcDNA配列のヌクレオチド112からヌク
レオチド669までに対応するものであり、配列番号:113のヌクレオチド1
12からヌクレオチド669までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配
列から、配列番号:113のヌクレオチド112からヌクレオチド669までの
該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:114のアミノ酸配列; (b)配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:114の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:114のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:114の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:114のアミノ酸98からアミノ酸107までのアミ
ノ酸配列を含む)を提供する。
【0060】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:115のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:115のヌクレオチド165からヌクレオチド416までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:116のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
16の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:115の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:115のヌクレオチド1
65からヌクレオチド416までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
089として寄託されたクローンkh13 4の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託されたクロー
ンkh13 4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207089と
して寄託されたクローンkh13 4のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:116の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:116のアミノ酸37からアミノ酸46までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:115のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:115(配列番号:115の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:115(配列番号:115の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:115のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:115の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:115の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:115の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:115のcDNA配列のヌクレ
オチド165からヌクレオチド416までに対応するものであり、配列番号:1
15のヌクレオチド165からヌクレオチド416までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:115のヌクレオチド165からヌク
レオチド416までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:116のアミノ酸配列; (b)配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:116の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:116のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:116の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:116のアミノ酸37からアミノ酸46までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0061】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:117のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:117のヌクレオチド204からヌクレオチド602までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンko258
4の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンko258
4のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンko258
4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンko258
4のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:118のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
18の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:117の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:117のヌクレオチド2
04からヌクレオチド602までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
089として寄託されたクローンko258 4の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託されたクロ
ーンko258 4の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20708
9として寄託されたクローンko258 4のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
18の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:118のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:118のアミノ酸61からアミノ酸70までのアミノ酸配列を
含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:117のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:117(配列番号:117の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンko258 4
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:117(配列番号:117の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンko258 4
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:117のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:117の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:117の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:117の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:117のcDNA配列のヌクレ
オチド204からヌクレオチド602までに対応するものであり、配列番号:1
17のヌクレオチド204からヌクレオチド602までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:117のヌクレオチド204からヌク
レオチド602までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:118のアミノ酸配列; (b)配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:118の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンko258
4のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:118のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:118の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:118のアミノ酸61からアミノ酸70までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0062】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:119のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:119のヌクレオチド434からヌクレオチド739までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:120のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:120のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
20の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:119の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:119のヌクレオチド4
34からヌクレオチド739までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
089として寄託されたクローンkv10 8の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託されたクロー
ンkv10 8の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207089と
して寄託されたクローンkv10 8のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:120のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:120の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:120のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:120のアミノ酸46からアミノ酸55までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:119のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:119(配列番号:119の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:119(配列番号:119の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:119のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:119の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:119の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:119の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:119のcDNA配列のヌクレ
オチド434からヌクレオチド739までに対応するものであり、配列番号:1
19のヌクレオチド434からヌクレオチド739までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:119のヌクレオチド434からヌク
レオチド739までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:120のアミノ酸配列; (b)配列番号:120のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:120の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:120のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:120のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:120の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:120のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:120のアミノ酸46からアミノ酸55までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0063】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:121のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:121のヌクレオチド149からヌクレオチド310までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:122のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:122のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
22の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:121の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:121のヌクレオチド1
49からヌクレオチド310までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
089として寄託されたクローンLL89 3の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託されたクロー
ンLL89 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好
ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207089と
して寄託されたクローンLL89 3のcDNAインサートによりコードされる
全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は
、生物学的活性を有する配列番号:122のアミノ酸配列のフラグメントを含む
蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:122の
、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したア
ミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:122のアミノ酸配
列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:122のアミノ酸22からアミノ酸31までのアミノ酸配列を含む)
を提供する。 他の具体例は配列番号:121のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:121(配列番号:121の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:121(配列番号:121の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:121のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:121の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:121の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:121の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:121のcDNA配列のヌクレ
オチド149からヌクレオチド310までに対応するものであり、配列番号:1
21のヌクレオチド149からヌクレオチド310までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:121のヌクレオチド149からヌク
レオチド310までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:122のアミノ酸配列; (b)配列番号:122のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:122の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:122のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:122のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:122の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:122のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:122のアミノ酸22からアミノ酸31までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0064】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:123のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:123のヌクレオチド22からヌクレオチド288までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmc300
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmc300
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmc300
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmc300
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:124のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:124のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
24の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:123の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:123のヌクレオチド2
2からヌクレオチド288までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2070
89として寄託されたクローンmc300 1の全長蛋白コーディング配列のヌ
クレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託されたクロー
ンmc300 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の
好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207089
として寄託されたクローンmc300 1のcDNAインサートによりコードさ
れる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発
明は、生物学的活性を有する配列番号:124のアミノ酸配列のフラグメントを
含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:12
4の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続し
たアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:124のアミノ
酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメン
トは配列番号:124のアミノ酸39からアミノ酸48までのアミノ酸配列を含
む)を提供する。 他の具体例は配列番号:123のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:123(配列番号:123の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンmc300 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:123(配列番号:123の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンmc300 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:123のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:123の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:123の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:123の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:123のcDNA配列のヌクレ
オチド22からヌクレオチド288までに対応するものであり、配列番号:12
3のヌクレオチド22からヌクレオチド288までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:123のヌクレオチド22からヌクレオチ
ド288までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したも
のである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:124のアミノ酸配列; (b)配列番号:124のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:124の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmc300
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:124のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:124のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:124の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:124のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:124のアミノ酸39からアミノ酸48までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0065】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:125のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:125のヌクレオチド200からヌクレオチド2449まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンml227
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンml227
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンml227
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンml227
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:126のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:126のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
26の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:125の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:125のヌクレオチド2
00からヌクレオチド2449までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC20
7089として寄託されたクローンml227 1の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託されたク
ローンml227 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC2070
89として寄託されたクローンml227 1のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:126のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
126の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:126のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:126のアミノ酸370からアミノ酸379までのアミノ酸
配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:125のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:125(配列番号:125の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンml227 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:125(配列番号:125の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンml227 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:125のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:125の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:125の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:125の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:125のcDNA配列のヌクレ
オチド200からヌクレオチド2449までに対応するものであり、配列番号:
125のヌクレオチド200からヌクレオチド2449までの該配列の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:125のヌクレオチド200から
ヌクレオチド2449までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:126のアミノ酸配列; (b)配列番号:126のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:126の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンml227
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:126のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:126のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:126の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:126のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:126のアミノ酸370からアミノ酸379までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0066】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:127のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:127のヌクレオチド82からヌクレオチド1980までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmm367
6の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmm367
6のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmm367
6の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmm367
6のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:128のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:128のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
28の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:127の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:127のヌクレオチド8
2からヌクレオチド1980までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
089として寄託されたクローンmm367 6の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託されたクロ
ーンmm367 6の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20708
9として寄託されたクローンmm367 6のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:128のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
28の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:128のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:128のアミノ酸311からアミノ酸320までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:127のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:127(配列番号:127の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンmm367 6
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:127(配列番号:127の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンmm367 6
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:127のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:127の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:127の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:127の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:127のcDNA配列のヌクレ
オチド82からヌクレオチド1980までに対応するものであり、配列番号:1
27のヌクレオチド82からヌクレオチド1980までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:127のヌクレオチド82からヌクレ
オチド1980までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:128のアミノ酸配列; (b)配列番号:128のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:128の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmm367
6のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:128のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:128のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:128の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:128のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:128のアミノ酸311からアミノ酸320までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0067】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:129のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:129のヌクレオチド125からヌクレオチド856までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmt124
3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmt124
3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmt124
3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmt124
3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:130のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:130のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
30の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:129の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:129のヌクレオチド1
25からヌクレオチド856までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
089として寄託されたクローンmt124 3の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託されたクロ
ーンmt124 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20708
9として寄託されたクローンmt124 3のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:130のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
30の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:130のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:130のアミノ酸117からアミノ酸126までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:129のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:129(配列番号:129の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンmt124 3
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:129(配列番号:129の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンmt124 3
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:129のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:129の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:129の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:129の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:129のcDNA配列のヌクレ
オチド125からヌクレオチド856までに対応するものであり、配列番号:1
29のヌクレオチド125からヌクレオチド856までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:129のヌクレオチド125からヌク
レオチド856までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:130のアミノ酸配列; (b)配列番号:130のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:130の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmt124
3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:130のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:130のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:130の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:130のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:130のアミノ酸117からアミノ酸126までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0068】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:131のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:131のヌクレオチド856からヌクレオチド2940まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:131のヌクレオチド901からヌクレオチド2940まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:132のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:132のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
32の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:131の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:131のヌクレオチド8
56からヌクレオチド2940までのヌクレオチド配列;配列番号:131のヌ
クレオチド901からヌクレオチド2940までのヌクレオチド配列;受託番号
ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3の全長蛋白コーデ
ィング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄
託されたクローンnf56 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
207089として寄託されたクローンnf56 3のcDNAインサートによ
りコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例にお
いて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:132のアミノ酸配列のフラ
グメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列
番号:132の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30
個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:13
2のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該
フラグメントは配列番号:132のアミノ酸342からアミノ酸351までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:131のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:131(配列番号:131の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:131(配列番号:131の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:131のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:131の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:131の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:131の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:131のcDNA配列のヌクレ
オチド856からヌクレオチド2940までに対応するものであり、配列番号:
131のヌクレオチド856からヌクレオチド2940までの該配列の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:131のヌクレオチド856から
ヌクレオチド2940までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:131のcDNA配列のヌクレオチド9
01からヌクレオチド2490までに対応するものであり、配列番号:131の
ヌクレオチド901からヌクレオチド2940までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:131のヌクレオチド901からヌクレオ
チド2940までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:132のアミノ酸配列; (b)配列番号:132のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:132の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:132のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:132のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:132の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:132のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:132のアミノ酸342からアミノ酸351までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0069】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:133のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:133のヌクレオチド122からヌクレオチド448までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:133のヌクレオチド167からヌクレオチド448までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:134のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:134のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
34の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:133の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:133のヌクレオチド1
22からヌクレオチド448までのヌクレオチド配列;配列番号:133のヌク
レオチド167からヌクレオチド448までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC207089として寄託されたクローンqy442 2の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託
されたクローンqy442 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
207089として寄託されたクローンqy442 2のcDNAインサートに
よりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例に
おいて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:134のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:134の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは3
0個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:1
34のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(
該フラグメントは配列番号:134のアミノ酸49からアミノ酸58までのアミ
ノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:133のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:133(配列番号:133の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンqy442 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:133(配列番号:133の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンqy442 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:133のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:133の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:133の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:133の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:133のcDNA配列のヌクレ
オチド122からヌクレオチド448までに対応するものであり、配列番号:1
33のヌクレオチド122からヌクレオチド448までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:133のヌクレオチド122からヌク
レオチド448までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチド
のヌクレオチド配列は配列番号:133のcDNA配列のヌクレオチド167か
らヌクレオチド448までに対応するものであり、配列番号:133のヌクレオ
チド167からヌクレオチド448までの該配列の5’末端に対応するヌクレオ
チド配列から、配列番号:133のヌクレオチド167からヌクレオチド448
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:134のアミノ酸配列; (b)配列番号:134のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:134の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:134のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:134のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:134の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:134のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:134のアミノ酸49からアミノ酸58までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0070】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:135のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:135のヌクレオチド28からヌクレオチド777までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:135のヌクレオチド73からヌクレオチド777までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
14の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
14のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
14の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
14のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (h)配列番号:136のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:136のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
36の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:135の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:135のヌクレオチド2
8からヌクレオチド777までのヌクレオチド配列;配列番号:135のヌクレ
オチド73からヌクレオチド777までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC
207089として寄託されたクローンrj214 14の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託さ
れたクローンrj214 14の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
207089として寄託されたクローンrj214 14のcDNAインサート
によりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例
において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:136のアミノ酸配列の
フラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは
配列番号:136の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは
30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:
136のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド
(該フラグメントは配列番号:136のアミノ酸120からアミノ酸129まで
のアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:135のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:135(配列番号:135の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンrj214 1
4のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:135(配列番号:135の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンrj214 1
4のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:135のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:135の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:135の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:135の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:135のcDNA配列のヌクレ
オチド28からヌクレオチド777までに対応するものであり、配列番号:13
5のヌクレオチド28からヌクレオチド777までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:135のヌクレオチド28からヌクレオチ
ド777までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したも
のである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチドのヌク
レオチド配列は配列番号:135のcDNA配列のヌクレオチド73からヌクレ
オチド777までに対応するものであり、配列番号:135のヌクレオチド73
からヌクレオチド777までの該配列の5’末端に対応するヌクレオチド配列か
ら、配列番号:135のヌクレオチド73からヌクレオチド777までの該配列
の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:136のアミノ酸配列; (b)配列番号:136のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:136の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
14のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:136のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:136のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:136の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:136のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:136のアミノ酸120からアミノ酸129までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0071】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:137のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:137のヌクレオチド179からヌクレオチド745までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:137のヌクレオチド233からヌクレオチド745までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (h)配列番号:138のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:138のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
38の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:137の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:137のヌクレオチド1
79からヌクレオチド745までのヌクレオチド配列;配列番号:137のヌク
レオチド233からヌクレオチド745までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC207089として寄託されたクローンrk80 3の全長蛋白コーディン
グ配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207089として寄託さ
れたクローンrk80 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含
む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20
7089として寄託されたクローンrk80 3のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:138のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:138の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の
連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:138の
アミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラ
グメントは配列番号:138のアミノ酸89からアミノ酸98までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:137のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:137(配列番号:137の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:137(配列番号:137の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:137のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:137の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:137の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:137の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:137のcDNA配列のヌクレ
オチド179からヌクレオチド745までに対応するものであり、配列番号:1
37のヌクレオチド179からヌクレオチド745までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:137のヌクレオチド179からヌク
レオチド745までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチド
のヌクレオチド配列は配列番号:137のcDNA配列のヌクレオチド233か
らヌクレオチド745までに対応するものであり、配列番号:137のヌクレオ
チド233からヌクレオチド745までの該配列の5’末端に対応するヌクレオ
チド配列から、配列番号:137のヌクレオチド233からヌクレオチド745
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:138のアミノ酸配列; (b)配列番号:138のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:138の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:138のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:138のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:138の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:138のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:138のアミノ酸89からアミノ酸98までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0072】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:139のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:139のヌクレオチド1017からヌクレオチド1274ま
でのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンau36 4
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンau36 4
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンau36 4
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンau36 4
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:140のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:140のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
40の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:139の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:139のヌクレオチド1
017からヌクレオチド1274までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2
07187として寄託されたクローンau36 42の全長蛋白コーディング配
列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207187として寄託された
クローンau36 42の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207
187として寄託されたクローンau36 42のcDNAインサートによりコ
ードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において
、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:140のアミノ酸配列のフラグメ
ントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号
:140の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の
連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:140の
アミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラ
グメントは配列番号:140のアミノ酸38からアミノ酸47までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:139のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:139(配列番号:139の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンau36 42
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:139(配列番号:139の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンau36 42
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:139のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:139の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:139の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:139の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:139のcDNA配列のヌクレ
オチド1017からヌクレオチド1274までに対応するものであり、配列番号
:139のヌクレオチド1017からヌクレオチド1274までの該配列の5’
末端に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:139のヌクレオチド101
7からヌクレオチド1274までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配
列までの連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:140のアミノ酸配列; (b)配列番号:140のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:140の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンau36 4
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:140のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:140のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:140の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:140のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:140のアミノ酸38からアミノ酸47までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0073】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:141のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:141のヌクレオチド580からヌクレオチド774までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンbo549
13の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンbo549
13のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンbo549
13の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンbo549
13のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (g)配列番号:142のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:142のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
42の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:141の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:141のヌクレオチド5
80からヌクレオチド774までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
187として寄託されたクローンbo549 13の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207187として寄託されたク
ローンbo549 13の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む
。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207
187として寄託されたクローンbo549 13のcDNAインサートにより
コードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例におい
て、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:142のアミノ酸配列のフラグ
メントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番
号:142の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個
の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:142
のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フ
ラグメントは配列番号:142のアミノ酸27からアミノ酸36までのアミノ酸
配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:141のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:141(配列番号:141の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンbo549 1
3のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:141(配列番号:141の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンbo549 1
3のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:141のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:141の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:141の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:141の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:141のcDNA配列のヌクレ
オチド580からヌクレオチド774までに対応するものであり、配列番号:1
41のヌクレオチド580からヌクレオチド774までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:141のヌクレオチド580からヌク
レオチド774までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:142のアミノ酸配列; (b)配列番号:142のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:142の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンbo549
13のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:142のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:142のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:142の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:142のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:142のアミノ酸27からアミノ酸36までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0074】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:143のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:143のヌクレオチド172からヌクレオチド969までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:143のヌクレオチド385からヌクレオチド969までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:144のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:144のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
44の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(g)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:143の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:143のヌクレオチド1
72からヌクレオチド969までのヌクレオチド配列;配列番号:143のヌク
レオチド385からヌクレオチド969までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC207187として寄託されたクローンda529 3の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207187として寄託
されたクローンda529 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
207187として寄託されたクローンda529 3のcDNAインサートに
よりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例に
おいて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:144のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:144の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは3
0個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:1
44のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(
該フラグメントは配列番号:144のアミノ酸128からアミノ酸137までの
アミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:143のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:143(配列番号:143の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンda529 3
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:143(配列番号:143の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンda529 3
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:143のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:143の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:143の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:143の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:143のcDNA配列のヌクレ
オチド172からヌクレオチド969までに対応するものであり、配列番号:1
43のヌクレオチド172からヌクレオチド969までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:143のヌクレオチド172からヌク
レオチド969までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチド
のヌクレオチド配列は配列番号:143のcDNA配列のヌクレオチド385か
らヌクレオチド969までに対応するものであり、配列番号:143のヌクレオ
チド385からヌクレオチド969までの該配列の5’末端に対応するヌクレオ
チド配列から、配列番号:143のヌクレオチド385からヌクレオチド969
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:144のアミノ酸配列; (b)配列番号:144のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:144の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:144のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:144のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:144の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:144のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:144のアミノ酸128からアミノ酸137までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0075】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:145のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:145のヌクレオチド329からヌクレオチド667までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:145のヌクレオチド368からヌクレオチド667までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:146のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:146のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
46の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:145の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:145のヌクレオチド3
29からヌクレオチド667までのヌクレオチド配列;配列番号:145のヌク
レオチド368からヌクレオチド667までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC207187として寄託されたクローンdm365 3の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207187として寄託
されたクローンdm365 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
207187として寄託されたクローンdm365 3のcDNAインサートに
よりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例に
おいて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:146のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:146の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは3
0個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:1
46のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(
該フラグメントは配列番号:146のアミノ酸51からアミノ酸60までのアミ
ノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:145のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:145(配列番号:145の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンdm365 3
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:145(配列番号:145の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンdm365 3
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:145のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:145の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:145の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:145の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:145のcDNA配列のヌクレ
オチド329からヌクレオチド667までに対応するものであり、配列番号:1
45のヌクレオチド329からヌクレオチド667までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:145のヌクレオチド329からヌク
レオチド667までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチド
のヌクレオチド配列は配列番号:145のcDNA配列のヌクレオチド368か
らヌクレオチド667までに対応するものであり、配列番号:145のヌクレオ
チド368からヌクレオチド667までの該配列の5’末端に対応するヌクレオ
チド配列から、配列番号:145のヌクレオチド368からヌクレオチド667
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:146のアミノ酸配列; (b)配列番号:146のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:146の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:146のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:146のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:146の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:146のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:146のアミノ酸51からアミノ酸60までのアミノ
酸配列を含む)を提供する。
【0076】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:147のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:147のヌクレオチド103からヌクレオチド1368まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンfa171
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンfa171
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンfa171
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンfa171
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:148のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:148のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
48の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:147の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:147のヌクレオチド1
03からヌクレオチド1368までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC20
7187として寄託されたクローンfa171 1の全長蛋白コーディング配列
のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207187として寄託されたク
ローンfa171 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。
他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC2071
87として寄託されたクローンfa171 1のcDNAインサートによりコー
ドされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、
本発明は、生物学的活性を有する配列番号:148のアミノ酸配列のフラグメン
トを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:
148の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連
続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:148のア
ミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグ
メントは配列番号:148のアミノ酸206からアミノ酸215までのアミノ酸
配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:147のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:147(配列番号:147の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンfa171 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:147(配列番号:147の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンfa171 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:147のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:147の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:147の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:147の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:147のcDNA配列のヌクレ
オチド103からヌクレオチド1368までに対応するものであり、配列番号:
147のヌクレオチド103からヌクレオチド1368までの該配列の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:147のヌクレオチド103から
ヌクレオチド1368までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:148のアミノ酸配列; (b)配列番号:148のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:148の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンfa171
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:148のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:148のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:148の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:148のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:148のアミノ酸206からアミノ酸215までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0077】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:149のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:149のヌクレオチド190からヌクレオチド1407まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:149のヌクレオチド463からヌクレオチド1407まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:150のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:150のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
50の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:149の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:149のヌクレオチド1
90からヌクレオチド1407までのヌクレオチド配列;配列番号:149のヌ
クレオチド463からヌクレオチド1407までのヌクレオチド配列;受託番号
ATCC207187として寄託されたクローンlp572 2の全長蛋白コー
ディング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207187として
寄託されたクローンlp572 2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド
配列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号AT
CC207187として寄託されたクローンlp572 2のcDNAインサー
トによりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体
例において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:150のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:150の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましく
は30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号
:150のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチ
ド(該フラグメントは配列番号:150のアミノ酸198からアミノ酸207ま
でのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:149のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:149(配列番号:149の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンlp572 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:149(配列番号:149の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンlp572 2
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:149のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:149の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:149の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:149の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:149のcDNA配列のヌクレ
オチド190からヌクレオチド1407までに対応するものであり、配列番号:
149のヌクレオチド190からヌクレオチド1407までの該配列の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:149のヌクレオチド190から
ヌクレオチド1407までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:149のcDNA配列のヌクレオチド4
63からヌクレオチド1407までに対応するものであり、配列番号:149の
ヌクレオチド463からヌクレオチド1407までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:149のヌクレオチド463からヌクレオ
チド1407までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:150のアミノ酸配列; (b)配列番号:150のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:150の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:150のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:150のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:150の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:150のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:150のアミノ酸198からアミノ酸207までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0078】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:151のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:151のヌクレオチド301からヌクレオチド1035まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:151のヌクレオチド916からヌクレオチド1035まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:152のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:152のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
52の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:151の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:151のヌクレオチド3
01からヌクレオチド1035までのヌクレオチド配列;配列番号:151のヌ
クレオチド916からヌクレオチド1035までのヌクレオチド配列;受託番号
ATCC207187として寄託されたクローンpe246 1の全長蛋白コー
ディング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207187として
寄託されたクローンpe246 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド
配列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号AT
CC207187として寄託されたクローンpe246 1のcDNAインサー
トによりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体
例において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:152のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメント
は配列番号:152の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましく
は30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号
:152のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチ
ド(該フラグメントは配列番号:152のアミノ酸117からアミノ酸126ま
でのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:151のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:151(配列番号:151の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンpe246 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:151(配列番号:151の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンpe246 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:151のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:151の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:151の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:151の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:151のcDNA配列のヌクレ
オチド301からヌクレオチド1035までに対応するものであり、配列番号:
151のヌクレオチド301からヌクレオチド1035までの該配列の5’末端
に対応するヌクレオチド配列から、配列番号:151のヌクレオチド301から
ヌクレオチド1035までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列まで
の連続したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレ
オチドのヌクレオチド配列は配列番号:151のcDNA配列のヌクレオチド9
16からヌクレオチド1035までに対応するものであり、配列番号:151の
ヌクレオチド916からヌクレオチド1035までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:151のヌクレオチド916からヌクレオ
チド1035までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続し
たものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:152のアミノ酸配列; (b)配列番号:152のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:152の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:152のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:152のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:152の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:152のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:152のアミノ酸117からアミノ酸126までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0079】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:153のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:153のヌクレオチド94からヌクレオチド1281までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqf122
3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqf122
3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqf122
3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqf122
3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (g)配列番号:154のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:154のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
54の8個の連続したアミノ酸を含む); (i)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:153の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:153のヌクレオチド9
4からヌクレオチド1281までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC207
187として寄託されたクローンqf122 3の全長蛋白コーディング配列の
ヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207187として寄託されたクロ
ーンqf122 3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他
の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC20718
7として寄託されたクローンqf122 3のcDNAインサートによりコード
される全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本
発明は、生物学的活性を有する配列番号:154のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
54の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続
したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:154のアミ
ノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:154のアミノ酸193からアミノ酸202までのアミノ酸配
列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:153のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:153(配列番号:153の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンqf122 3
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:153(配列番号:153の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンqf122 3
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:153のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:153の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:153の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:153の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:153のcDNA配列のヌクレ
オチド94からヌクレオチド1281までに対応するものであり、配列番号:1
53のヌクレオチド94からヌクレオチド1281までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:153のヌクレオチド94からヌクレ
オチド1281までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:154のアミノ酸配列; (b)配列番号:154のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:154の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqf122
3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:154のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:154のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:154の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:154のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:154のアミノ酸193からアミノ酸202までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0080】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:155のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:155のヌクレオチド110からヌクレオチド742までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:155のヌクレオチド170からヌクレオチド742までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)配列番号:156のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:156のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
56の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:155の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:155のヌクレオチド1
10からヌクレオチド742までのヌクレオチド配列;配列番号:155のヌク
レオチド170からヌクレオチド742までのヌクレオチド配列;受託番号AT
CC207187として寄託されたクローンqv538 1の全長蛋白コーディ
ング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC207187として寄託
されたクローンqv538 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列
を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC
207187として寄託されたクローンqv538 1のcDNAインサートに
よりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例に
おいて、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:156のアミノ酸配列のフ
ラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:156の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは3
0個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:1
56のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(
該フラグメントは配列番号:156のアミノ酸100からアミノ酸109までの
アミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:155のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:155(配列番号:155の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンqv538 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:155(配列番号:155の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンqv538 1
のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:155のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:155の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:155の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:155の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:155のcDNA配列のヌクレ
オチド110からヌクレオチド742までに対応するものであり、配列番号:1
55のヌクレオチド110からヌクレオチド742までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:155のヌクレオチド110からヌク
レオチド742までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチド
のヌクレオチド配列は配列番号:155のcDNA配列のヌクレオチド170か
らヌクレオチド742までに対応するものであり、配列番号:155のヌクレオ
チド170からヌクレオチド742までの該配列の5’末端に対応するヌクレオ
チド配列から、配列番号:155のヌクレオチド170からヌクレオチド742
までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したものである
。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:156のアミノ酸配列; (b)配列番号:156のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:156の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:156のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:156のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:156の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:156のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:156のアミノ酸100からアミノ酸109までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0081】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:157のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:157のヌクレオチド41からヌクレオチド757までのヌ
クレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンys20 1
の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンys20 1
のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンys20 1
の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンys20 1
のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌクレ
オチド; (g)配列番号:158のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (h)生物学的活性を有する配列番号:158のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
58の8個の連続したアミノ酸を含む); (h)上記(a)〜(f)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (j)上記(g)または(h)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (k)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (l)厳密な条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:157の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:157のヌクレオチド4
1からヌクレオチド757までのヌクレオチド配列;受託番号ATCC2071
87として寄託されたクローンys20 1の全長蛋白コーディング配列のヌク
レオチド配列;または受託番号ATCC207187として寄託されたクローン
ys20 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含む。他の好ま
しい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号ATCC207187とし
て寄託されたクローンys20 1のcDNAインサートによりコードされる全
長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい具体例において、本発明は、
生物学的活性を有する配列番号:158のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋
白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:158の、
好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ましくは30個の連続したアミ
ノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列番号:158のアミノ酸配列
のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレオチド(該フラグメントは配
列番号:158のアミノ酸114からアミノ酸123までのアミノ酸配列を含む
)を提供する。 他の具体例は配列番号:157のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:157(配列番号:157の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC207187として寄託されたクローンys20 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:157(配列番号:157の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC207187として寄託されたクローンys20 1の
cDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:157のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:157の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:157の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:157の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:157のcDNA配列のヌクレ
オチド41からヌクレオチド757までに対応するものであり、配列番号:15
7のヌクレオチド41からヌクレオチド757までの該配列の5’末端に対応す
るヌクレオチド配列から、配列番号:157のヌクレオチド41からヌクレオチ
ド757までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したも
のである。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:158のアミノ酸配列; (b)配列番号:158のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:158の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンys20 1
のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:158のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:158のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:158の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:158のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:158のアミノ酸114からアミノ酸123までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0082】 1の具体例において、本発明は、下記のものからなる群より選択される単離ポ
リヌクレオチドを含む組成物を提供する: (a)配列番号:159のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (b)配列番号:159のヌクレオチド28からヌクレオチド2253までの
ヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (c)配列番号:159のヌクレオチド568からヌクレオチド2253まで
のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (d)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (e)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (f)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド; (g)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているポリヌ
クレオチド; (h)配列番号:160のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているポリヌク
レオチド; (i)生物学的活性を有する配列番号:160のアミノ酸配列のフラグメント
を含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメントは配列番号:1
60の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)上記(a)〜(g)のポリヌクレオチドの対立遺伝子変種であるポリヌ
クレオチド; (k)上記(h)または(i)の蛋白の種相同体をコードしているポリヌクレ
オチド; (l)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド;および (m)厳密な条件下で(a)〜(i)に示すポリヌクレオチドのいずれか1つ
にハイブリダイゼーションし、配列番号:159の長さの少なくとも25%の長
さを有するポリヌクレオチド。 好ましくは、かかるポリヌクレオチドは、配列番号:159のヌクレオチド2
8からヌクレオチド2253までのヌクレオチド配列;配列番号:159のヌク
レオチド568からヌクレオチド2253までのヌクレオチド配列;受託番号A
TCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180 1の全長蛋白コー
ディング配列のヌクレオチド配列;または受託番号ATCC XXXXXXとし
て寄託されたクローンas180 1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチ
ド配列を含む。他の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは、受託番号A
TCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180 1のcDNAイン
サートによりコードされる全長または成熟蛋白をコードする。さらなる好ましい
具体例において、本発明は、生物学的活性を有する配列番号:160のアミノ酸
配列のフラグメントを含む蛋白をコードしているポリヌクレオチド(該フラグメ
ントは配列番号:160の、好ましくは8個、より好ましくは20個、最も好ま
しくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学的活性を有する配列
番号:160のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白をコードするポリヌクレ
オチド(該フラグメントは配列番号:160のアミノ酸366からアミノ酸37
5までのアミノ酸配列を含む)を提供する。 他の具体例は配列番号:159のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。 本発明のさらなる具体例は、単離ポリヌクレオチドの製造方法を提供し、該方
法は以下の方法からなる群から選択される: (a)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプローブを調製すること; (aa)配列番号:159(配列番号:159の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (ab)ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
1のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プローブ(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること;次いで (iii)該プローブ(複数も可)で検出されたDNAポリヌクレオチドを
単離すること; ならびに (b)下記工程を含む方法: (i)6X SSC中、65℃にて下記のものからなる群より選択されるヌ
クレオチド配列にハイブリダイゼーションする1またはそれ以上のポリヌクレオ
チドプライマーを調製すること; (ba)配列番号:159(配列番号:159の3’末端のポリ(A)テ
イルを除く);および (bb)ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
1のcDNAインサートのヌクレオチド配列 (ii)少なくとも4XSSC、50℃の厳密さの条件下でヒトゲノムDN
Aに該プライマー(複数も可)をハイブリダイゼーションさせること; (iii)ヒトDNA配列を増幅すること;次いで (iv)工程(b)(iii)のポリヌクレオチド生成物を単離すること。 好ましくは、この方法により単離されるポリヌクレオチドのヌクレオチド配列
は配列番号:159のcDNA配列に対応するものであり、配列番号:159の
5’末端に対応するヌクレオチド配列から配列番号:159の3’末端に対応す
るヌクレオチド配列までの連続したものであるが、配列番号:159の3’末端
のポリ(A)テイルは除かれる。また好ましくは、上記方法により単離されたポ
リヌクレオチドのヌクレオチド配列は配列番号:159のcDNA配列のヌクレ
オチド28からヌクレオチド2253までに対応するものであり、配列番号:1
59のヌクレオチド28からヌクレオチド2253までの該配列の5’末端に対
応するヌクレオチド配列から、配列番号:159のヌクレオチド28からヌクレ
オチド2253までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続
したものである。また好ましくは、上記方法により単離されたポリヌクレオチド
のヌクレオチド配列は配列番号:159のcDNA配列のヌクレオチド568か
らヌクレオチド2253までに対応するものであり、配列番号:159のヌクレ
オチド568からヌクレオチド2253までの該配列の5’末端に対応するヌク
レオチド配列から、配列番号:159のヌクレオチド568からヌクレオチド2
253までの該配列の3’末端に対応するヌクレオチド配列までの連続したもの
である。 他の具体例において、本発明は、蛋白を含む組成物であって、該蛋白が、 (a)配列番号:160のアミノ酸配列; (b)配列番号:160のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
列番号:160の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むものであり、他の哺乳動物蛋白を
実質的に含まないものである組成物を提供する。好ましくは、かかる蛋白は配列
番号:160のアミノ酸配列を含む。さらなる好ましい具体例において、本発明
は、生物学的活性を有する配列番号:160のアミノ酸配列のフラグメントを含
む蛋白(該フラグメントは配列番号:160の、好ましくは8個、より好ましく
は20個、最も好ましくは30個の連続したアミノ酸を含む)、あるいは生物学
的活性を有する配列番号:160のアミノ酸配列のフラグメントを含む蛋白(該
フラグメントは配列番号:160のアミノ酸366からアミノ酸375までのア
ミノ酸配列を含む)を提供する。
【0083】 ある種の好ましい具体例において、ポリヌクレオチドは発現調節配列に作動可
能に連結される。本発明はまた、かかるポリヌクレオチド組成物で形質転換され
た、細菌、酵母、昆虫および哺乳動物細胞を包含する宿主細胞を提供する。また
、本明細書開示のポリヌクレオチド配列に対応する遺伝子の、促進、低下、また
は修飾された発現を有する生物が本発明により提供される。 さらに、蛋白の製造方法であって、 (a)かかるポリヌクレオチド組成物で形質転換された宿主細胞の培養物を適
当な培地にて増殖させ;ついで (b)該培養物から蛋白を精製する ことからなる方法も提供される。かかる方法により産生される蛋白もまた、本発
明により提供されるものである。 本発明の蛋白組成物は、さらに医薬上許容される担体を含んでいてもよい。か
かる蛋白と特異的に反応する抗体を含む組成物も、本発明により提供される。 本発明の蛋白および医薬上許容される担体を含む治療上有効量の組成物を哺乳
動物対象に投与することを含む、医学的状態の予防、治療または改善のための方
法も提供される。
【0084】詳細な説明 単離蛋白およびポリヌクレオチド 本願において開示されているクローンおよび蛋白の各々についてのヌクレオチ
ドおよびアミノ酸配列を以下に報告する。既知方法により寄託クローンの配列決
定を行うことにより各クローンの実際のヌクレオチド配列を容易に決定すること
ができる。次いで、推定アミノ酸配列(全長ならびに成熟の両方)をかかるヌク
レオチド配列から決定することができる。適当な宿主細胞中でクローンを発現さ
せ、蛋白を集め、次いで、その配列を決定することにより、個々のクローンによ
りコードされる蛋白のアミノ酸配列も決定することができる。開示されている各
蛋白について、出願人は、出願時に利用可能な配列の情報を用いて最もよく同定
できるリーディングフレームであると決定されたものを同定した。 本明細書の用語「分泌」蛋白は、適当な宿主細胞において発現された場合、膜
を通過して輸送されるものをいい、そのアミノ酸配列中のシグナル配列の結果と
しての輸送も含まれる。「分泌」蛋白は、発現される細胞から全体的に分泌され
る蛋白(例えば、可溶性蛋白)または部分的に分泌される蛋白(例えば、受容体
)を包含するが、これらに限らない。また「分泌」蛋白は、小胞体の膜を通過し
て輸送されるものを包含するが、これに限らない。
【0085】クローン「co62 12」 本発明ポリヌクレオチドはクローンco62 12として同定されている。c
o62 12は、成人脳cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードさ
れる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫
通蛋白をコードするものと同定された。co62 12は全長クローンであり、
分泌蛋白(本明細書で「co62 12蛋白」とも称する)の全コーディング配
列を含んでいる。 今回決定されたco62 12のヌクレオチド配列を配列番号:1に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含んでいる。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対
応したco62 12蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:2に示す。配列番号:2のアミノ酸1から1
1まではリーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列は
アミノ酸12から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、
それは膜貫通ドメインとして作用する可能性があり、該推定リーダー/シグナル
配列はco62 12蛋白の残りの部分から分離されないはずである。。 クローンco62 12を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2200bpの長さのはずである。 本明細書に開示されたco62 12のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGenSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。co62 12は、AA019597 (ze60f10.s1 Soare
s retina N2b4HR Homo sapiens cDNA), AA021678 (mh82c02.r1 Soares mouse pl
acenta 4NbMP13.5 14.5 Mus), AA057573 (zf62d10.s1 Soares retina N2b4HR Ho
mo sapiens cDNA clone 381523 3' similar to WP T12G3.4 CE06440 STRICTOSID
INE SYNTHASE LIKE, mRNA sequence), AA130982, AA287697 (zs53g02.r1 Soares
NbHTGBC Homo sapiens cDNA clone 701234 5'), AI042188 (oy37d10.x1 Soares
_parathyroid_tumor_NbHPA Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1668019 3' simila
r to WP:F57C2.5 CE16156, mRNA sequence), R63905 (yi19b03.s1 Homo sapiens
cDNA clone 139661 3'), T03538 (IB43 Infant brain, Bento Soares Homo sap
iens cDNA clone IB43 3'end), T20257 (Human gene signature HUMGS01405),
および T23663 (seq294 Homo sapiens cDNA clone b4HB3MA-Cot109+103-Bio-24
3')として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。co
62 12蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコ
ールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した
。推定co62 12蛋白は、R88502 (Protein sequence for mediating male
fertility in plants) および Z83110 (F57C2.5 [Caenorhabditis elegans])と
して同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性
に基づけば、co62 12蛋白および各類似蛋白またはペプチドは少なくとも
ある程度活性を共有している可能性がある。
【0086】クローン「lo311 8」 本発明ポリヌクレオチドはクローンlo311 8として同定されている。l
o311 8は、成人甲状腺cDNAライブラリーから単離され、あるいはコー
ドされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または
膜貫通蛋白をコードするものと同定された。lo311 8は全長クローンであ
り、分泌蛋白(本明細書で「lo311 8蛋白」とも称する)の全コーディン
グ配列を含んでいる。 今回決定されたlo311 8のヌクレオチド配列を配列番号:3に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
lo311 8蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考
えるものを配列番号:4に示す。配列番号:4のアミノ酸17から29まではリ
ーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸3
0から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、それは膜貫
通ドメインとして作用する可能性があり、推定リーダー/シグナル配列はlo3
11 8蛋白の残りの部分から分離されないはずである。 クローンlo311 8を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3850bpの長さのはずである。 本明細書に開示したlo311 8のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。lo311 8は、AA046836 (zf14b10.r1 Soares fetal heart
NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 376891 5' similar to WP:ZK686.3 CE00457)
, AA297716 (EST113273 Infant adrenal gland, subtracted (total cDNA) I Ho
mo sapiens cDNA 5' end similar to similar to C. elegans hypothetical pro
tein, cosmid ZK686_3), AF008554 (Rattus norvegicus implantation-associat
ed protein (IAG2) mRNA, partial cds), T68050 (yc39h10.r1 Homo sapiens cD
NA clone 83107 5' similar to SP ZK686.3 CE00457), および U42349 (Human N
33 mRNA, complete cds)として同定された配列に対して少なくともある程度の類
似性を示した。lo311 8蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列を
BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベー
スに対して検索した。推定lo311 8蛋白は、AF008554 (implantation-ass
ociated protein [Rattus norvegicus]), R85333 (Human prostate/colon tumou
r suppressor protein form 1) および U42349 (39 kDa encoded by N33 [Homo
sapiens])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した
。配列類似性に基づけば、lo311 8蛋白および各類似蛋白またはペプチド
は少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュー
タープログラムによれば、lo311 8蛋白配列中、配列番号:4のアミノ酸
10、190、220、275および310付近を中心とした5個のさらなる潜
在的な膜貫通ドメインが推定される。
【0087】クローン「ns197 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンns197 1として同定されている。n
s197 1は、成人網膜(網膜芽細胞腫WERI−Rb1)cDNAライブラ
リーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター
分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。n
s197 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「ns197 1蛋
白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたns197 1のヌクレオチド配列を配列番号:5に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
ns197 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考
えるものを配列番号:6に示す。 クローンns197 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3650bpの長さのはずである。 本明細書に開示したns197 1のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。ns197 1は、AA495135 (fa03c11.r1 Zebrafish ICRFzfls
Danio rerio cDNA clone 3K8 5' similar to WP:ZC518.3 CE06603 ALCOHOL DEHY
DROGENASE TRANSCRIPTION EFFECTOR LIKE; mRNA sequence)として同定された配
列に対して少なくともある程度の類似性を示した。ns197 1蛋白に関する
本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptお
よびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定ns197 1
蛋白は、Z68753 (ZC518.3 [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に
対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、ns19
7 1蛋白および各類似蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有し
ている可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、ns19
7 1蛋白配列中、配列番号:6のアミノ酸135付近を中心とした潜在的な膜
貫通ドメインが推定される。ns197 1のヌクレオチド配列は、霊長類単純
リピートGCC、Alu、および他の反復エレメントを包含する1またはそれ以
上の反復配列を含む可能性を示す。
【0088】クローン「pj193 5」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpj193 5として同定されている。p
j193 5は、ヒト胎児癌腫(NTD2細胞、レチノイン酸で23日間処理さ
れたもの)cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のア
ミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコー
ドするものと同定された。pj193 5は全長クローンであり、分泌蛋白(本
明細書において「pj193 5蛋白」とも称す)の全コーディング配列を含む
。 今回決定されたpj193 5のヌクレオチド配列を配列番号:7に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。上記ヌクレオチド配列に対応するpj193 5
蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると出願人が考
えるものを配列番号:8に示す。配列番号:8のアミノ酸9から21まではリー
ダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸22
から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、それは膜貫通
ドメインとして作用する可能性があり、推定リーダー/シグナル配列はpj19
3 5蛋白の残りの部分から分離されないはずである。 クローンpj193 5を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpj193 5のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pj193 5は、AA296889 (EST112653 Cerebellum II Homo s
apiens cDNA 5' end), AA296961 (EST112514 Adrenal gland tumor Homo sapien
s cDNA 5' end), AA661635 (nv02g06.s1 NCI_CGAP_Pr22 Homo sapiens cDNA clo
ne IMAGE:1219066), および U80744 (Homo sapiens CTG4a mRNA, complete cds)
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。pj19
3 5蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコール
を用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推
定pj193 5蛋白は、U80744 (CTG4a [Homo sapiens])として同定された配
列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、pj
193 5蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程
度活性を共有している可能性がある。pj193 5のヌクレオチド配列は、そ
れがCAGヌクレオチドリピートを含む可能性を示す。これらのリピートはある
種のタイプの変異の「ホットスポット」を形成しうる。神経精神病的特徴に最も
よく見られる「Twelve diseases」はトリヌクレオチドリピート拡張変異により
生じる。拡張変異は他の多くの疾病も引き起こす可能性があり、これらの疾病に
はさらにいくつかの形態の脳脊髄性運動失調、双極性感情障害、分裂病および自
閉症を包含する(Margolis et al., 1997, Human Genetics 100(1): 114-112、
出展明示により本明細書に一体化させる)。pj193 5に対応する遺伝子は
同様の病気に関連している可能性がある。 pj193 5蛋白をCOS細胞で発現させたところ、SDSポリアクリルア
ミドゲル電気泳動を用いると約31kDaの発現蛋白バンドが馴らし培地および
膜フラクション中に検出された。
【0089】クローン「pj317 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpj317 2として同定されている。p
j317 2は、ヒト胎児癌腫(NTD2細胞、レチノイン酸で23日間さほり
されたもの)cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白の
アミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコ
ードするものと同定された。pj317 2は全長クローンであり、分泌蛋白(
本明細書で「pj317 2蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んで
いる。 今回決定されたpj317 2のヌクレオチド配列を配列番号:9に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
pj317 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考
えるものを配列番号:10に示す。 クローンpj317 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpj317 2のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pj317 2は、AA305508 (EST176494 Colon carcinoma (Cac
o-2) cell line II Homo sapiens cDNA 5' end, mRNA sequence), AA471379 (PM
Y1151 KG1a Lambda Zap Express cDNA Library Homo sapiens cDNA 5', mRNA se
quence), および AA906311 (ok03f08.s1 Soares NFL_T_GBC_S1 Homo sapiens cD
NA clone IMAGE:1506759 3', mRNA sequence)として同定された配列に対して少
なくともある程度の類似性を示した。pj317 2蛋白に関する本明細書開示
の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqア
ミノ酸配列データベースに対して検索した。推定pj317 2蛋白は、U37763
(Per9p [Pichia angusta]) および U56965 (Caenorhabditis elegans cosmid C
15H9)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。P
er9pはパルオキシソーム膜蛋白であり、推定pj317 2蛋白は他の種由
来のペルオキシソーム蛋白に対しても少なくとも打て井戸の類似性を示した。配
列類似性に基づけば、pj317 2蛋白および各類似蛋白またはペプチドは少
なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピューター
プログラムによれば、pj317 2蛋白配列中、配列番号:10のアミノ酸2
5付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメインが予想される。pj317 2のヌ
クレオチド配列は、それ単純ATおよびMERリピート領域を含む可能性を示す
【0090】クローン「pt332 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpt332 1として同定されている。p
t332 1は、成人血液(リンパ芽球白血病MOLT−4)cDNAライブラ
リーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター
分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。p
t332 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pt332 1蛋
白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpt332 1のヌクレオチド配列を配列番号:11に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpt332 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と
考えるものを配列番号:12に示す。配列番号:12のアミノ酸287から29
9まではリーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列は
アミノ酸300から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため
、推定リーダー/シグナル配列がpt332 1蛋白の残りの部分から分離され
ない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpt332 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3450bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpt332 1のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pt332 1は、AA167221 (zp13c09.s1 Stratagene fetal re
tina 937202 Homo sapiens cDNA clone 609328 3'), AA437109 (zv53c07.s1 Soa
res testis NHT Homo sapiens cDNA clone 757356 3'), H14107 (ym62a06.r1 Ho
mo sapiens cDNA clone 163474 5'), および U41264 (C. elegans cDNA)として
同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基
づけば、pt332 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少な
くともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュ
ータープログラムによれば、pt332 1蛋白配列中、配列番号:12のアミ
ノ酸270付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメインが推定される。 pt332 1蛋白をCOS細胞で発現させたところ、SDSポリアクリルア
ミドゲル電気泳動を用いると約100kDaの発現蛋白バンドが膜フラクション
中に検出された。
【0091】クローン「qc297 15」 本発明ポリヌクレオチドはクローンqc297 15として同定されている。
qc297 15は、成人神経(神経上皮腫HTB−10細胞系)cDNAライ
ブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュー
ター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された
。qc297 15は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「qc297
15蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたqc297 15のヌクレオチド配列を配列番号:13に示し
、これはポリ(A)テイルを含んでいる。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列
に対応したqc297 15蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミ
ノ酸配列であると考えるものを配列番号:14に示す。 クローンqc297 15を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1400bpの長さのはずである。 明細書に開示されたqc297 15のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGenSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qc297 15は、AA625537 (af72g07.r1 Soa
res NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 1047612 5') および T24537 (EST112
Homo sapiens cDNA clone 4H3)として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、qc297 15蛋白および各類
似蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。
TopPredIIコンピュータープログラムによれば、qc297 15蛋白配列中、
配列番号:14のアミノ酸20付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメインが予想
される。qc297 15のヌクレオチド/アミノ酸配列は、それがAlu/S
VA/MERリピート領域を含む可能性を示す。 qc297 15蛋白をCOS細胞で発現させたところ、SDSポリアクリル
アミドゲル電気泳動を用いると約7kDaの発現蛋白バンドが馴らし培地および
膜フラクション中に検出された。
【0092】クローン「qg596 12」 本発明ポリヌクレオチドはクローンqg596 12として同定されている。
qg596 12は、成人神経(神経上皮腫HTB−10細胞系)cDNAライ
ブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュー
ター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された
。qg596 12は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「qg596
12蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたqg596 12のヌクレオチド配列を配列番号:15に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するqg596 12蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列と考えるものを配列番号:16に示す。 クローンqg596 12を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2750bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqg596 12のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTX
およびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに
対して検索した。qg596 12は、AA332939 (EST37132 Embryo, 8 week I
Homo sapiens cDNA 5' end), AA334678 (EST39190 Embryo, 9 week Homo sapien
s cDNA 5' end), AA362653 (EST72375 Namalwa B cells I Homo sapiens cDNA 5
' end), および AA829841 (od40d01.s1 NCI_CGAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clon
e IMAGE:1370401 3' similar to WP:F10G7.1 CE02624)として同定された配列に
対して少なくともある程度の類似性を示した。qg596 12蛋白に関する本
明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよ
びGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定qg596 12
蛋白は、U40029 (coded for by C. elegans cDNA yk16b1.3; coded for by C. e
legans cDNA yk8g6.5; coded for by C. elegans cDNA yk8g6.3; coded for by
C. elegans cDNA yk6d3.5)として同定された配列に対して少なくともある程度の
類似性を示した。配列類似性に基づけば、qg596 12蛋白および各類似蛋
白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopP
redIIコンピュータープログラムによれば、qg596 12蛋白配列中、配列
番号:16のアミノ酸180付近および660付近を中心とした2つの潜在的な
膜貫通ドメインの存在が予想される。 qg596 12蛋白をCOS細胞で発現させたところ、SDSポリアクリル
アミドゲル電気泳動を用いると約33kDaの発現蛋白バンドが膜フラクション
中に検出された。
【0093】クローン「rb649 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローンrb649 3として同定されている。r
b649 3は、ヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。rb649 3
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「rb649 3蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたrb649 3のヌクレオチド配列を配列番号:17に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るrb649 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と
考えるものを配列番号:18に示す。配列番号:18のアミノ酸42から54ま
ではリーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列はアミ
ノ酸55から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定
リーダー/シグナル配列がrb649 3蛋白の残りの部分から分離されない場
合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンrb649 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したrb649 3のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。rb649 3は、AA177001 (nc01h02.s1 NCI_CGAP_Pr1 Homo s
apiens cDNA clone IMAGE 182)として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。rb649 3蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸
配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列デー
タベースに対して検索した。推定rb649 3蛋白は、AB002405 (LAK-4p [Ho
mo sapiens]), R89470 (Collagen/TGF-beta-1 fusion protein), および U23516
(Undefined [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に対して少なく
ともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、rb649 3蛋白お
よび各類似蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性
がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、rb649 3蛋白配
列中、配列番号:18のアミノ酸140、240、280、325、370、4
25、475および540付近をそれぞれ中心とした8個のさらなる潜在的な膜
貫通ドメインが予想される。rb649 3のヌクレオチド配列は、それが単純
GGAリピート領域を含む可能性を示す。
【0094】クローン「ca106 19x」 本発明ポリヌクレオチドはクローンca106 19xとして同定されている
。cDNAクローンがマウス胚(LIF除去2〜12時間後に収集された)ES
胚様体)cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミ
ノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコード
するものと同定された。次いで、このcDNAクローンを用いてヒト胎児脳およ
び成人脳cDNAライブラリーの混合物からca106 19xを単離した。c
a106 19xは全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書において「ca1
06 19x蛋白」とも称す)の全コーディング配列を含む。 今回決定されたca106 19xのヌクレオチド配列を配列番号:19に示
し、これはポリ(A)テイルを含む。上記ヌクレオチド配列に対応するca10
6 19x蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると
出願人が考えるものを配列番号:20に示す。 クローンca106 19xを含む寄託物から得ることのできるEcoRI/
NotI制限フラグメントは約4050bpの長さのはずである。 本明細書に開示したca106 19xのヌクレオチド配列を、BLASTA/BLAST
XおよびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに
対して検索した。ca106 19xは、AA886998 (oj30g03.s1 NCI_CGAP_Lu5
Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1499860 3'), F08279 (H. sapiens partial cD
NA sequence; clone c-zpe11), F13022 (H. sapiens partial cDNA sequence; c
lone c-3hf07), H38128 (yp46c12.s1 Homo sapiens cDNA clone 190486 3'), T7
7601 (yc91e07.r1 Homo sapiens cDNA clone 23192 5'), U93720 (Homo sapiens
TEX28 mRNA, complete cds), W55512 (ma28h03.r1 Life Tech mouse brain Mus
musculus cDNA clone 312053 5'), および Z22333 (H.sapiens DNA sequence)
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。ca10
6 19x蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコ
ールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した
。推定ca106 19x蛋白は、U56965 (C15H9.4 gene product [Caenorhabd
itis elegans]) および U93720 (TEX28 [Homo sapiens])として同定された配列
に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、ca1
06 19x蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある
程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープグラムによ
れば、ca106 19x蛋白配列中、配列番号:20のアミノ酸170、43
0、590および625付近をそれぞれ中心とした4つの潜在的な膜貫通ドメイ
ンが予想される。ca106 19xのヌクレオチド配列は、それが少なくとも
1つの反復エレメントを含む可能性を示す。
【0095】クローン「ci52 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローンci52 2として同定されている。cD
NAクローンが成人脳cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードされ
る蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通
蛋白をコードするものと同定された。次いで、このcDNAクローンを用いてヒ
ト胎児脳cDNAライブラリーからci52 2を単離した。ci52 2は全
長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「ci52 2蛋白」とも称する)の
全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたci52 2のヌクレオチド配列を配列番号:21に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
ci52 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考え
るものを配列番号:22に示す。配列番号:22のアミノ酸9から21まではリ
ーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸2
2から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダ
ー/シグナル配列がci52 2蛋白の残りの部分から分離されない場合には、
それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンci52 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1775bpの長さのはずである。 本明細書に開示したci52 2のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXおよ
びFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対し
て検索した。ci52 2は、AA083339 (zn31d10.r1 Stratagene endothelial
cell 937223 Homo sapiens cDNA clone 549043 5'), AA514339 (nf56c10.s1 NCI
_CGAP_Co3 Homo sapiens cDNA clone 923922), AA628942 (af28f01.s1 Soares t
otal fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 1032985 3', mRNA sequence),
M78692 (EST00840 Homo sapiens cDNA clone HHCMC16), N67265 (yz49d04.s1 H
omo sapiens cDNA clone 286375 3'), N95514 (yy62d10.r1 Homo sapiens cDNA
clone 278131 5'), Q60715 (Human brain Expressed Sequence Tag EST00840; s
tandard; cDNA), および R46588 (yg51a12.s1 Homo sapiens cDNA clone 35984
3')として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。ci
52 2蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコー
ルを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。
推定ci52 2蛋白は、M68866 (stranded at second [Drosophila melanogas
ter])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配
列類似性に基づけば、ci52 2蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプ
チドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピ
ュータープグラムによれば、ci52 2蛋白配列中、配列番号:22のアミノ
酸146付近ならびに177付近を中心とした2つのさらなる潜在的な膜貫通ド
メインが予想される。
【0096】クローン「md124 16」 本発明ポリヌクレオチドはクローンmd124 16として同定されている。
cDNAクローンがヒト胎児腎臓cDNAライブラリーから単離され、あるいは
コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白ま
たは膜貫通蛋白をコードするものと同定された。次いで、このcDNAクローン
を用いて成人腎臓cDNAライブラリーからmd124 16を単離した。md
124 16は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「md124 16
蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたmd124 16のヌクレオチド配列を配列番号:23に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するmd124 16蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列と考えるものを配列番号:24に示す。配列番号:24のアミノ酸152から
164まではリーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配
列はアミノ酸165から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性である
ため、推定リーダー/シグナル配列がmd124 16蛋白の残りの部分から分
離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンmd124 16を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したmd124 16のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTX
およびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに
対して検索した。md124 16は、AA215643 (zr98d05.s1 NCI_CGAP_GCB1 H
omo sapiens cDNA clone IMAGE:683721 3'), AA489121 (aa56b07.r1 NCI_CGAP_G
CB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:824917 5'), W72865 (zd59e07.s1 Soares
fetal heart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 344964 3'), および W76100 (z
d59e07.r1 Soares fetal heart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 344964 5')
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似
性に基づけば、md124 16蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチ
ドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。md124 16の
ヌクレオチド配列は、それが少なくとも1つのMERリピート配列を含む可能性
を示す。
【0097】クローン「pk366 7」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpk366 7として同定されている。p
k366 7は、ヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。pk366 7
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pk366 7蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpk366 7のヌクレオチド配列を配列番号:25に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpk366 7蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と
考えるものを配列番号:26に示す。配列番号:26のアミノ酸361から37
3まではリーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列は
アミノ酸374から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため
、推定リーダー/シグナル配列がpk366 7蛋白の残りの部分から分離され
ない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpk366 7を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpk366 7のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pk366 7は、AA057428 (zf57c11.s1 Soares retina N2b4H
R Homo sapiens cDNA clone 381044 3'), AA457625 (aa89e09.r1 Stratagene fe
tal retina 937202 Homo sapiens cDNA clone 838504 5'), AA601545 (nn87h11.
s1 NCI_CGAP_Br2 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1098213), T19564 (Human ge
ne signature HUMGS00629; standard; cDNA to mRNA), および U94831 (Homo sa
piens multispanning membrane protein mRNA, complete cds)として同定された
配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。pk366 7蛋白に関す
る本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPept
およびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定pk366
7蛋白は、D87444 (endomembrane protein EMP70 precursor isolog [Arabidops
is thaliana]), U94831 (multispanning membrane protein [Homo sapiens]),
および U95973 (endomembrane protein EMP70 precusor isolog [Arabidopsis t
haliana])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した
。配列類似性に基づけば、pk366 7蛋白および類似性を有する各蛋白また
はペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredII
コンピュータープログラムによれば、pk366 7蛋白配列中、配列番号:2
6の191、260、288、325、255、412、447、481および
517付近をそれぞれ中心とした9個のさらなる膜貫通ドメインが推定される。
【0098】クローン「pl741 5」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpl741 5として同定されている。p
l741 5は、ヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。pl741 5
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pl741 5蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpl741 5のヌクレオチド配列を配列番号:27に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpl741 5蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と
考えるものを配列番号:28に示す。配列番号:28のアミノ酸3から15まで
はリーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸16から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がpl741 5蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpl741 5を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpl741 5のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pl741 5は、AA283176 (zt17a04.s1 Soares ovary tumor
NbHOT Homo sapiens cDNA clone 713358 3'), AA204801 (zq61d12.r1 Stratagen
e neuroepithelium (#937231) Homo sapiens cDNA clone 646103 5'), および H
59410 (yr19g04.r1 Homo sapiens cDNA clone 205782 5')として同定された配列
に対して少なくともある程度の類似性を示した。pl741 5蛋白に関する本
明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよ
びGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定pl741 5蛋
白は、U00027 (Cdc23p cell cycle protein [Saccharomyces cerevisiae]) およ
び U58763 (F10C5.1 [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に対して
少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、pl741 5
蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共
有している可能性がある。推定pl741 5蛋白のアミノ酸配列の分析により
、4つのTPR(テトラトリコペプチド)ドメインの存在が明らかとなった。T
PRドメインは種々の機能および存在位置(核から細胞外環境に至るまで)の広
範な蛋白に見出され、蛋白−蛋白相互作用ドメインとして機能すると考えられて
いる。TPRドメインは配列番号:28のアミノ酸残基166−194、328
−356、362−390、および396−424に見出される。
【0099】クローン「pp314 19」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpp314 19として同定されている。
pp314 19は、成人血液(リンパ目球白血病MOLT−4)cDNAライ
ブラリーから単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュー
ター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された
。pp314 19は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pp314
19蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpp314 19のヌクレオチド配列を配列番号:29に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するpp314 19蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列と考えるものを配列番号:30に示す。配列番号:30のアミノ酸147から
159まではリーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配
列はアミノ酸160から開始する。配列番号:30のアミノ酸238から250
まではやはりリーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配
列はアミノ酸251から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性である
ため、推定リーダー/シグナル配列がpl741 5蛋白の残りの部分から分離
されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpp314 19を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpp314 19のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTX
およびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに
対して検索した。pp314 19は、AA044042 (zk58g05.r1 Soares pregnant
uterus NbHPU Homo sapiens cDNA clone 487064 5', mRNA sequence), AA12790
2 (zl12d01.r1 Soares pregnant uterus NbHPU Homo sapiens cDNA clone 50169
7 5'), AA609481 (af14a12.s1 Soares testis NHT Homo sapiens cDNA clone 10
31614 3', mRNA sequence), T26699 (Human gene signature HUMGS08949; stand
ard; cDNA to mRNA), および W93399 (zd95b06.s1 Soares fetal heart NbHH19W
Homo sapiens cDNA clone 357203 3')として同定された配列に対して少なくと
もある程度の類似性を示した。pp314 19蛋白に関する本明細書開示の推
定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ
酸配列データベースに対して検索した。推定pp314 19蛋白は、AE000857
(chaperonin [Methanobacterium thermoautotrophicum]), AJ006549 (ThsA [Py
rodictium occultum]), および L34691 (thermophilic factor 56 [Sulfolobus
shibatae])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した
。配列類似性に基づけば、pp314 19蛋白および類似性を有する各蛋白ま
たはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。推定pp
314 19蛋白のアミノ酸配列の分析により、いくぶんかのATPase活性
を有し、チャペロニンを示すcpn60 TCPIシグナチャー(配列番号:3
0のアミノ酸29−570)が明らかとなった。P−ループモチーフ(ATP結
合およびGTP結合蛋白中の共通モチーフ)が配列番号:30のアミノ酸200
付近に見られる。P−ループの存在は、cpn60 TCP1シグナチャーに関
連した潜在的なATPase活性と結び付いた場合に興味深い。TopPredIIコン
ピュータープログラムによれば、pp314 19蛋白配列中、配列番号:30
のアミノ酸55、90、および330付近をそれぞれ中心とした3個の潜在的な
さらなる膜貫通ドメインが予想される。 pp314 19蛋白をCOS細胞で発現させたところ、SDSポリアクリル
アミドゲル電気泳動を用いると約6kDaの発現蛋白バンドが膜フラクション中
に検出された。
【0100】クローン「pv35 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpv35 1として同定されている。pv
35 1は、成人脳(小脳)cDNAライブラリーから単離され、あるいはコー
ドされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または
膜貫通蛋白をコードするものと同定された。pv35 1は全長クローンであり
、分泌蛋白(本明細書で「pv35 1蛋白」とも称する)の全コーディング配
列を含んでいる。 今回決定されたpv35 1のヌクレオチド配列を配列番号:31に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
pv35 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考え
るものを配列番号:32に示す。 クローンpv35 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約2300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpv35 1のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXおよ
びFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対し
て検索した。pv35 1は、AA335869 (EST40348 Epididymus Homo sapiens c
DNA 5' end), AA599418 (ag23c03.s1 Jia bone marrow stroma Homo sapiens cD
NA clone 1071172 3'), および H03595 (yj42e06.r1 Homo sapiens cDNA clone
151426 5')として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した
。pv35 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロ
トコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索
した。推定pv35 1蛋白は、Z99277 (Y53C12A.3 [Caenorhabditis elegans]
)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類
似性に基づけば、pv35 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチド
は少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュー
タープログラムによれば、pv35 1蛋白配列中、配列番号:32のアミノ酸
127、161、192、および250付近をそれぞれ中心とした4つの潜在的
な膜貫通ドメインが推定される。
【0101】クローン「pw337 6」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpw337 6として同定されている。p
w337 6は、成人脳(小脳)cDNAライブラリーから単離され、あるいは
コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白ま
たは膜貫通蛋白をコードするものと同定された。pw337 6は全長クローン
であり、分泌蛋白(本明細書で「pw337 6蛋白」とも称する)の全コーデ
ィング配列を含んでいる。 今回決定されたpw337 6のヌクレオチド配列を配列番号:33に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpw337 6蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と
考えるものを配列番号:34に示す。もう1つの潜在的なpw337 6のリー
ディングフレームは配列番号:34のアミノ酸648からアミノ酸908までで
あり、これを配列番号:238に示す。配列番号:33の位置645と位置73
6の間のヌクレオチド配列中にフレームシフトが導入された場合には配列番号:
34と配列番号:238の重複リーディングフレームは連結されうる。 クローンpw337 6を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpw337 6のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pw337 6は、AA682471 (zj18c02.s1 Soares fetal liver
spleen 1NFLS S1 Homo sapiens cDNA clone 450626 3', mRNA sequence), T2070
8 (Human gene signature HUMGS01925; standard; cDNA to mRNA), W24658 (zb6
3b05.r1 Soares fetal lung NbHL19W Homo sapiens cDNA clone 308241 5'), お
よび Z82192 (Homo sapiens DNA sequence from PAC 186O1 on chromosome 22)
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。pw33
7 6蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコール
を用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推
定pw337 6蛋白は、Z82192 (dJ186O1.1 [Homo sapiens])として同定され
た配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、
pw337 6蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともあ
る程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラム
によれば、pw337 6蛋白配列中、配列番号:34のアミノ酸75付近を中
心とした潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 pw337 6蛋白をCOS細胞で発現させたところ、SDSポリアクリルア
ミドゲル電気泳動を用いると約22kDaの発現蛋白バンドが膜フラクション中
に検出された。
【0102】クローン「rd610 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンrd610 1として同定されている。r
d610 1は、ヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。rd610 1
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「rd610 1蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたrd610 1のヌクレオチド配列を配列番号:35に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るrd610 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と
考えるものを配列番号:36に示す。 クローンrd610 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したrd610 1のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。rd610 1は、AA442056 (zw56f08.r1 Soares total fetus
Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 774087 5'), AA992905 (ot92b06.s1 Soare
s_total_fetus_Nb2HF8_9w Homo sapiens cDNA clone IMAGE 1624211 3', mRNA s
equence), D31767 (Human mRNA for KIAA0058 gene, complete cds), および T4
0090 (Human Serrate-1 (HJ1) cDNA; standard; cDNA)として同定された配列に
対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、rd61
0 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活
性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば
、rd610 1蛋白配列中、配列番号:36のアミノ酸30付近を中心とした
潜在的な膜貫通ドメインが予想され、配列番号:36のアミノ酸23ないし35
はリーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸36から開始する。 rd610 1蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS−
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて馴らし培地中に約7kDaの発現蛋白
バンドが検出された。
【0103】クローン「rd810 6」 本発明ポリヌクレオチドはクローンrd810 6として同定されている。r
d810 6は、ヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライブラリーから単離
され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づい
て、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。rd810 6
は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「rd810 6蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたrd810 6のヌクレオチド配列を配列番号:37に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るrd810 6蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と
考えるものを配列番号:38に示す。配列番号:38のアミノ酸112からアミ
ノ酸124までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列は
アミノ酸125から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため
、推定リーダー/シグナル配列がrd810 6蛋白の残りの部分から分離され
ない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンrd810 6を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約850bpの長さのはずである。 本明細書に開示したrd810 6のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。rd810 6は、AA452718 (zx39d04.r1 Soares total fetus
Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 788839 5', mRNA sequence), AA292888 (z
t66c01.r1 Soares testis NHT Homo sapiens cDNA clone 727296 5'), および T
23348 (Human gene signature HUMGS05169; standard; cDNA to mRNA)として同
定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づ
けば、rd810 6蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なく
ともある程度活性を共有している可能性がある。 rd810 6蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS−
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて馴らし培地および膜フラクション中に
約23kDaの発現蛋白バンドが検出された。
【0104】クローン「cf85 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンcf85 1として同定されている。cD
NAクローンが成人胎盤cDNAライブラリーから単離され、あるいはコードさ
れる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫
通蛋白をコードするものと同定された。次いで、このcDNAクローンを用いて
成人脳cDNAライブラリーからcf85 1を単離した。cf85 1は全長
クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cf85 1蛋白」とも称する)の全
コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcf85 1のヌクレオチド配列を配列番号:39に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
cf85 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考え
るものを配列番号:40に示す。 クローンcf85 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約2000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcf85 1のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXおよ
びFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対し
て検索した。cf85 1は、H50932 (yo35f03.r1 Homo sapiens cDNA clone 1
79933 5'), H51595 (yo35f03.s1 Homo sapiens cDNA clone 179933 3'), および
T24664 (Human gene signature HUMGS06728; standard; cDNA to mRNA)として
同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基
づけば、cf85 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なく
ともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープロ
グラムによれば、cf85 1蛋白配列中、配列番号:40のアミノ酸150、
195および220付近をそれぞれ中心とした3つの潜在的な膜貫通ドメインが
予想される。cf85 1のヌクレオチド配列は、それがAlu反復エレメント
を含む可能性を示す。
【0105】クローン「dd504 18」 本発明ポリヌクレオチドはクローンdd504 18として同定されている。
dd504 18は、成人精巣cDNAライブラリーから単離され、あるいはコ
ードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白また
は膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dd504 18は全長クローン
であり、分泌蛋白(本明細書で「dd504 18蛋白」とも称する)の全コー
ディング配列を含んでいる。 今回決定されたdd504 18のヌクレオチド配列を配列番号:41に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するdd504 18蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列と考えるものを配列番号:42に示す。配列番号:42のアミノ酸134から
アミノ酸146までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配
列はアミノ酸147から開始する。アミノ酸7から19まではやはりリーダー/
シグナル配列である可能性があり、その場合推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸2
0から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダ
ー/シグナル配列がdd504 18蛋白の残りの部分から分離されない場合に
は、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンdd504 18を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdd504 18のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTX
およびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに
対して検索した。dd504 18は、AA393779 (zt77f07.r1 Soares testis N
HT Homo sapiens cDNA clone 728389 5' similar to WP:F41E7.1 CE03301; mRNA
sequence), AA429420 (zw51f02.r1 Soares total fetus Nb2HF8 9w Homo sapie
ns cDNA clone 773595 5' similar to WP W02B12.7 CE03767 KINENSIN-LIKE PRO
TEIN), AC002038 (*** SEQUENCING IN PROGRESS *** Human chromosome 16p12 B
AC clone CIT987SK-101B6; HTGS phase 1, 1 unordered pieces; Homo sapiens
chromosome 2 clone 101B6 from 2p11, complete sequence), H10672 (yl99g09.
r1 Homo sapiens cDNA clone 46448 5'), および R59895 (yh07f12.r1 Homo sap
iens cDNA clone 42477 5')として同定された配列に対して少なくともある程度
の類似性を示した。dd504 18蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸
配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列デー
タベースに対して検索した。推定dd504 18蛋白は、AE000854 (Na+/H+-e
xchanging protein Na+/H+ antiporter [Methanobacterium thermoautotrophicu
m]) および Z68106 (F41E7.1 [Caeno-rhabditis elegans])として同定された配
列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、dd
504 18蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある
程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムに
よれば、dd504 18蛋白配列中、配列番号:42のアミノ酸20、48、
118、144、191、220、268、および326付近をそれぞれ中心と
した8個の潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 rd810 6蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS−
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラクション中に約36kDaの発
現蛋白バンドが検出された。
【0106】クローン「np26 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローンnp26 3として同定されている。np
26 3は、ヒト胎児腎臓(293細胞)cDNAライブラリーから単離され、
あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分
泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。np26 3は全長ク
ローンであり、分泌蛋白(本明細書で「np26 3蛋白」とも称する)の全コ
ーディング配列を含んでいる。 今回決定されたnp26 3のヌクレオチド配列を配列番号:43に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
np26 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と考え
るものを配列番号:44に示す。 クローンnp26 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約3800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したnp26 3のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXおよ
びFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対し
て検索した。np26 3は、AA118527 (mo99d08.r1 Stratagene mouse heart
(#937316) Mus musculus cDNA clone 567855 5'), AA284633 (zt15d04.s1 NCI_C
GAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:713191 3', mRNA sequence), AA4276
20 (zw30d02.s1 Soares ovary tumor NbHOT Homo sapiens cDNA clone 770787 3
' similar to contains MER17.b1 MER17 repetitive element; mRNA sequence),
および AA496955 (aa42f01.s1 Soares NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 82
3609 3', mRNA sequence)として同定された配列に対して少なくともある程度の
類似性を示した。np26 3蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列を
BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベー
スに対して検索した。推定np26 3蛋白は、M86752 (transformation-sensi
tive protein [Homo sapiens])として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、np26 3蛋白および類似性を
有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性が
ある。np26 3のヌクレオチド配列は、それがMIR反復エレメントを含む
可能性を示す。 np26 3蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS−ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて馴らし培地中に約63kDaの発現蛋白
バンドが検出された。
【0107】クローン「pm412 12」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpm412 12として同定されている。
pm412 12は、ヒト胎児腎臓(293細胞系)cDNAライブラリーから
単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基
づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。pm412
12は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pm412 12蛋白」
とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpm412 12のヌクレオチド配列を配列番号:45に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するpm412 12蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列と考えるものを配列番号:46に示す。配列番号:46のアミノ酸607から
アミノ酸619までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配
列はアミノ酸620から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性である
ため、推定リーダー/シグナル配列がpm412 12蛋白の残りの部分から分
離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpm412 12を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約4000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpm412 12のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTX
およびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに
対して検索した。pm412 12は、AA176820 (zp34a12.s1 Stratagene musc
le 937209 Homo sapiens cDNA clone 611326 3'), AA425762 (zw47f10.s1 Soare
s total fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 773227 3' similar to TR:
G285999 G285999 ORF, COMPLETE CDS), AA568580 (nm21a10.s1 NCI_CGAP_Co10 H
omo sapiens cDNA clone IMAGE:1060794 similar to TR:G642306 G642306 HYPOT
HETICAL 153.8 KD PROTEIN), AA610863 (np98h01.s1 NCI_CGAP_Lu1 Homo sapien
s cDNA clone IMAGE 1142449 similar to TR G285999 G285999 ORF, COMPLETE C
DS), AA769312 (nz39f06.s1 NCI_CGAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 12
90179 similar to TR Q15393 Q15393 ORF, COMPLETE CDS; mRNA sequence), D13
642 (Human mRNA for KIAA0017 gene, complete cds), および T92977 (ye22e09
.r1 Homo sapiens cDNA clone 118504 5')として同定された配列に対して少なく
ともある程度の類似性を示した。pm412 12蛋白に関する本明細書開示の
推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミ
ノ酸配列データベースに対して検索した。推定pm412 12蛋白は、AF0436
99 (ORF; similar to human UV-damaged DNA binding factor [C. elegans]), D
13642 (KIAA0017 [Homo sapiens]), R72386 (XAP-1, part of the DNA repair c
omplex), および X54413 (alpha1(IX) collagen precursor [Homo sapiens])と
して同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性
に基づけば、pm412 12蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチド
は少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュー
タープログラムによれば、pm412 12蛋白配列中、配列番号:46のアミ
ノ酸277、415および1060付近をそれぞれ中心とした3個の潜在的な膜
貫通ドメインが予想される。 pm412 12蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS
−ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて馴らし培地および膜フラクション中
に約119kDaの発現蛋白バンドが検出された。
【0108】クローン「pm421 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpm421 3として同定されている。p
m421 3は、ヒト胎児腎臓(293細胞)cDNAライブラリーから単離さ
れ、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて
、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。pm421 3は
全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pm421 3蛋白」とも称する
)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpm421 3のヌクレオチド配列を配列番号:47に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpm421 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列と
考えるものを配列番号:48に示す。配列番号:48のアミノ酸10からアミノ
酸22までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミ
ノ酸23から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定
リーダー/シグナル配列がpm421 3蛋白の残りの部分から分離されない場
合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpm421 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpm421 3のヌクレオチド配列を、BLASTA/BLASTXお
よびFASTAサーチプロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqデータベースに対
して検索した。pm421 3は、AA196485 (zq59a06.s1 Stratagene neuroepi
thelium (#937231) Homo sapiens cDNA clone 645874 3'), AA421712 (zu26g11.
r1 Soares ovary tumor NbHOT Homo sapiens cDNA clone 739172 5', mRNA sequ
ence), AC005026 (Homo sapiens clone GS489L14; HTGS phase 1, 3 unordered
pieces), AC005028 (Homo sapiens clone GS539F22; HTGS phase 1, 1 unordere
d pieces), Q60534 (Human brain Expressed Sequence Tag EST02540; standard
; cDNA), および R13985 (yf68h04.r1 Homo sapiens cDNA clone 27722 5')とし
て同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に
基づけば、pm421 3蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少
なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピューター
プログラムによれば、pm421 3蛋白配列中、配列番号:48のアミノ酸3
6付近を中心としたさらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想される。
【0109】クローン「pv6 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpv6 1として同定されている。pv6
1は、成人脳(小脳)cDNAライブラリーから単離され、コードされる蛋白
のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白を
コードするものと同定された。pv6 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本
明細書で「pv6 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpv6 1のヌクレオチド配列を配列番号:49に示し、これ
はポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応するp
v6 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると考
えるものを配列番号:50に示す。配列番号:50のアミノ酸39からアミノ酸
51までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸52から開始する。配列番号:50のアミノ酸8からアミノ酸20まではやは
り推定リーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸21から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推
定リーダー/シグナル配列がpv6 1蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpv6 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/NotI
制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpv6 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよびF
ASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列データベ
ースに対して検索した。pv6 1は、B53192 (CIT-HSP-2009D9.TR CIT-HSP Ho
mo sapiens genomic clone 2009D9, genomic survey sequence), R18429 (yg02g
05.r1 Homo sapiens cDNA clone 31056 5'), T77089 (yc93b02.r1 Homo sapiens
cDNA clone 23653 5'), および X89480 (S.scrofa mRNA for membrane protein
)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。pv6
1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを
用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定
pv6 1蛋白は、X89480 (transmembrane protein [Sus scrofa])として同定
された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけ
ば、pv6 1蛋白および各類似蛋白またはペプチドは少なくともある程度の活
性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば
、pv6 1蛋白配列中、配列番号:50のアミノ酸21付近を中心とした潜在
的な膜貫通ドメインが予想される。
【0110】クローン「qs14 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローンqs14 3として同定されている。qs
14 3は、ヒト全胚cDNAライブラリーから単離され、コードされる蛋白の
アミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコ
ードするものと同定された。qs14 3は全長クローンであり、分泌蛋白(本
明細書で「qs14 3蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる
。 今回決定されたqs14 3のヌクレオチド配列を配列番号:51に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
qs14 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:52に示す。配列番号:52のアミノ酸15からアミ
ノ酸27までは推定リーダー/シグナル配列である可能性があり、推定成熟アミ
ノ酸配列はアミノ酸28から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性で
あるため、推定リーダー/シグナル配列がqs14 3蛋白の残りの部分から分
離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンqs14 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約5000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqs14 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。qs14 3は、AA558554 (nl69g02.s1 NCI_CGAP_
Pr4.1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 1045970 similar to TR G307329 G30732
9 PROTOCADHERIN 43), AB002343 (Human mRNA for KIAA0345 gene), and L43592
(Rattus norvegicus protocadherin-3 (pcdh3) mRNA, および translated prod
ucts)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。q
s14 3蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコ
ールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した
。推定qs14 3蛋白は、AF029343 (protocadherin [Homo sapiens]), AF042
192 (protocadherin [Xenopus]), AF052685 (protocadherin 43 [Homo sapiens]
), L11373 (protocadherin 43 [Homo sapiens]), R49144 (Product of alternat
ive splicing of human protocadherin-43 mRNA), および Y08715 (protocadher
in [Mus musculus])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性
を示した。カドヘリンはカルシウム結合膜糖蛋白のファミリーである。大部分の
カドヘリンは接着分子(CAMs)として作用することができる。推定qs14
3蛋白のモチーフ分析により、「カドヘリン細胞外繰り返しドメインシグネチ
ャー」の検出される。配列類似性に基づけば、qs14 3蛋白および各類似蛋
白またはペプチドは少なくともある程度の活性を共有している可能性がある。To
pPredIIコンピュータープログラムによれば、qs14 3蛋白配列中、各々配
列番号:52のアミノ酸510付近ならびに721付近を中心とした潜在的な2
個のさらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想される。 qs14 3蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS−ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラクション中に約132kDaの発
現蛋白バンドが検出された。
【0111】クローン「qy338 9」 本発明ポリヌクレオチドはクローンqy338 9として同定されている。q
y338 9は、成人血液(前骨髄球性白血病HL−60)cDNAライブラリ
ーから単離され、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づ
いて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。qy338
9は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「qy338 9蛋白」とも称
する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたqy338 9のヌクレオチド配列を配列番号:53に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るqy338 9蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:54に示す。配列番号:54のアミノ酸144か
ら156までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸157から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、
推定リーダー/シグナル配列がqy338 9蛋白の残りの部分から分離されな
い場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンqy338 9を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqy338 9のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qy338 9は、AA205412 (zq66a09.s1 Strat
agene neuroepithelium (#937231) Homo sapiens cDNA clone 646552 3' simila
r to contains Alu repetitive element;contains element LTR1 repetitive el
ement; mRNA), AA595068 (no40h10.s1 NCI_CGAP_Pr23 Homo sapiens cDNA clone
IMAGE 1103203 similar to WP C27F2.4 CE01171 METHYLTRANSFERASE), AJ22444
2 (Homo sapiens mRNA for putative methyltransferase), および H40834 (yo0
5g09.r1 Homo sapiens cDNA clone 177088 5')として同定された配列に対して少
なくともある程度の類似性を示した。qy338 9蛋白に関する本明細書開示
の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqア
ミノ酸配列データベースに対して検索した。推定qy338 9蛋白は、AJ2244
42 (methyl-transferase [Homo sapiens]), U40419 (similar to S. cerevisiae
gene YCR47C, putative 30.7 kd methyltransferase (SP YCT7_YEAST,P25627)
[Caenorhabditis elegans]), および Z69240 (putative methyltransferase [S.
cerevisiae])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示
した。配列類似性に基づけば、qy338 9蛋白および各類似蛋白またはペプ
チドは少なくともある程度の活性を共有している可能性がある。 qy338 9蛋白をCOS細胞発現系において発現させたところ、SDS−
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラクション中に約34kDaの発
現蛋白バンドが検出された。
【0112】クローン「rc58 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンrc58 1として同定されている。rc
58 1は、ヒト胎児腎臓cDNAライブラリーから単離され、コードされる蛋
白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白
をコードするものと同定された。rc58 1は全長クローンであり、分泌蛋白
(本明細書で「rc58 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んで
いる。 今回決定されたrc58 1のヌクレオチド配列を配列番号:55に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
rc58 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:56に示す。配列番号:56のアミノ酸2から14ま
では推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸15
から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー
/シグナル配列がrc58 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、そ
れは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンrc58 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したrc58 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。rc58 1は、AA203670 (zx52d04.r1 Soares fe
tal liver spleen 1NFLS S1 Homo sapiens cDNA clone 446119 5' similar to g
b X07868_rna1 PUTATIVE INSULIN-LIKE GROWTH FACTOR II ASSOCIATED (HUMAN);
mRNA sequence), AA878778 (oe80h01.s1 NCI_CGAP_Lu5 Homo sapiens cDNA clo
ne IMAGE:1417969 3', mRNA sequence), および U96448 (Bos taurus cleavage
and polyadenylation specificity factor 30 kDa subunit mRNA, complete cds
)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。rc5
8 1蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコール
を用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推
定rc58 1蛋白は、AF033201 (cleavage and polyadenylation specificity
factor [Mus musculus]) および U96448 (cleavage and polyadenylation spec
ificity factor 30 kDa subunit [Bos taurus])として同定された配列に対して
少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、rc58 1蛋
白および各類似蛋白またはペプチドは少なくともある程度の活性を共有している
可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、rc58 1蛋
白配列中、配列番号:56のアミノ酸53付近を中心としたさらなる潜在的な膜
貫通ドメインが予想される。
【0113】クローン「rd232 5」 本発明ポリヌクレオチドはクローンrd232 5として同定されている。r
d232 5は、ヒト胎児腎臓cDNAライブラリーから単離され、コードされ
る蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通
蛋白をコードするものと同定された。rd232 5は全長クローンであり、分
泌蛋白(本明細書で「rd232 5蛋白」とも称する)の全コーディング配列
を含んでいる。 今回決定されたrd232 5のヌクレオチド配列を配列番号:57に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るrd232 5蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:58に示す。 クローンrd232 5を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したrd232 5のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。rd232 5は、AA768103 (oc16g01.s1 NCI_C
GAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1341072), AA831487 (oc61a11.s1 NC
I_CGAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1354172 3', mRNA sequence), お
よび R57296 (F2616 Fetal heart Homo sapiens cDNA clone F2616 5' end)とし
て同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。rd232
5蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用
いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定r
d232 5蛋白は、Z79755 (F43G9.2 [Caenorhabditis elegans])として同定
された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけ
ば、rd232 5蛋白および各類似蛋白またはペプチドは少なくともある程度
の活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによ
れば、配列番号:50のアミノ酸110付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメイ
ンが予想される。rd232 5のヌクレオチド配列は、それが単純ACリピー
ト領域を含む可能性を示す。
【0114】クローン「ck213 12」 本発明ポリヌクレオチドはクローンck213 12として同定されている。
ck213 12は、成人精巣cDNAライブラリーから単離され、コードされ
る蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通
蛋白をコードするものと同定された。ck213 12は全長クローンであり、
分泌蛋白(本明細書で「ck213 12蛋白」とも称する)の全コーディング
配列を含んでいる。 今回決定されたck213 12のヌクレオチド配列を配列番号:59に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するck213 12蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:60に示す。 クローンck213 12を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約3500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したck213 12のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。ck213 12は、AA062731 (zm01h03.s1 S
tratagene corneal stroma (#937222) Homo sapiens cDNA clone 512885 3' sim
ilar to TR:G1136390 G1136390 KIAA0164 PROTEIN, mRNA sequence), AA173803
(zp30f05.s1 Stratagene neuroepithelium (#937231) Homo sapiens cDNA clone
610977 3', mRNA sequence), D79986 (Human mRNA for KIAA0164 protein gene
, complete cds), および R01411 (ye77c11.s1 Homo sapiens cDNA clone 12376
4 3')として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。c
k213 12蛋白に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロ
トコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索
した。推定ck213 12蛋白は、D79986 (similar to human DNA-binding p
rotein 5 [Homo sapiens], KIAA0164 protein [Homo sapiens], HUMKIAA04_1)と
して同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性
に基づけば、ck213 12蛋白および各類似蛋白またはペプチドは少なくと
もある程度の活性を共有している可能性がある。
【0115】クローン「pg195 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローンpg195 1として同定されている。p
g195 1は、成人甲状腺cDNAライブラリーから単離され、コードされる
蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋
白をコードするものと同定された。pg195 1は全長クローンであり、分泌
蛋白(本明細書で「pg195 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を
含んでいる。 今回決定されたpg195 1のヌクレオチド配列を配列番号:61に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpg195 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:62に示す。 クローンpg195 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpg195 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。pg195 1は、H72617 (yu02g10.r1 Homo sa
piens cDNA clone 232674 5') および W37280 (zc11a07.r1 Soares parathyroid
tumor NbHPA Homo sapiens cDNA clone 321972 5', mRNA sequence)として同定
された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。pg195 1蛋白
に関する本明細書開示の推定アミノ酸配列をBLASTX検索プロトコールを用いてGe
nPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定pg19
5 1蛋白は、AF007270 (contains similarity to myosin heavy chain [Arabi
dopsis thaliana])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性
を示した。配列類似性に基づけば、pg195 1蛋白および各類似蛋白または
ペプチドは少なくともある程度の活性を共有している可能性がある。TopPredII
コンピュータープログラムによれば、pg195 1蛋白配列中、配列番号:6
2のアミノ酸480付近ならびに520付近を中心とした潜在的な2つの膜貫通
ドメインが予想される。pg195 1のヌクレオチド配列は、それが1つまた
はそれ以上の反復エレメントを含む可能性を示す。
【0116】 クローン「pw460 5」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「pw460 5」として同定されている
。pw460 5は、ヒト成人脳(小脳)cDNAライブラリーから、分泌蛋白
をコードするcDNAについて選択的である方法(米国特許第5,536,63
7号参照)を使用して単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコ
ンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同
定された。pw460 5は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「pw
460 5蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたpw460 5のヌクレオチド配列を配列番号:63に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るpw460 5蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:64に示す。配列番号:64のアミノ酸17から
29までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸30から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がpw460 5蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンpw460 5を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpw460 5のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。pw460 5は、AA447258 (zw93e03.r1 Soare
s total fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 784540 5', mRNA sequence
), AA617801 (nq04f05.s1 NCI_CGAP_Lu1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 11429
13), AC002486 (Human BAC clone RG367O17 from 7p15-p21, complete sequence
), AC004837 (human genomic DNA fragments), および H45347 (yo65h03.r1 Hom
o sapiens cDNA clone 182837 5')として同定された配列に対して少なくともあ
る程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、pw460 5蛋白および類
似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可
能性がある。
【0117】 クローン「qa136 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「qa136 1」として同定されている
。qa136 1は、ヒト成人軟骨(軟骨肉腫HTB−94株)cDNAライブ
ラリーから、分泌蛋白をコードするcDNAについて選択的である方法(米国特
許第5,536,637号参照)を使用して単離され、あるいはコードされる蛋
白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白
をコードするものと同定された。qa136 1は全長クローンであり、分泌蛋
白(本明細書で「qa136 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含
んでいる。 今回決定されたqa136 1のヌクレオチド配列を配列番号:65に示す。
今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応するqa136 1蛋白の正しいリ
ーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると考えるものを配列番号:6
6に示す。配列番号:66のアミノ酸15から27までは推定リーダー/シグナ
ル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸28から開始する。推定リーダ
ー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/シグナル配列がqa13
6 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜貫通ドメインとし
て作用する可能性がある。 クローンqa136 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqa136 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qa136 1は、AA758023 (ah67g02.s1 Soare
s testis NHT Homo sapiens cDNA clone 1320722 3', mRNA sequence), R69911
(yi47c02.r1 Homo sapiens cDNA clone 142370 5'), および T21835 (Human gen
e signature HUMGS03376; standard; cDNA to mRNA)として同定された配列に対
して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、qa136
1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性
を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、
qa136 1蛋白配列中、配列番号:66のアミノ酸59、136、171、
201および268付近をそれぞれ中心とした5つのさらなる潜在的な膜貫通ド
メインが予想される。 qa136 1蛋白はCOS細胞発現系で発現され、およそ24kDaの発現
された蛋白質のバンドがSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて馴化培
地および膜フラクション中に検出された。
【0118】 クローン「qy1261 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「qy1261 2」として同定されてい
る。qy1261 2は、ヒト成人血液(前骨髄細胞白血病HL−60)cDN
Aライブラリーから、分泌蛋白をコードするcDNAについて選択的である方法
(米国特許第5,536,637号参照)を使用して単離され、あるいはコード
される蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜
貫通蛋白をコードするものと同定された。qy1261 2は全長クローンであ
り、分泌蛋白(本明細書で「qy1261 2蛋白」とも称する)の全コーディ
ング配列を含んでいる。 今回決定されたqy1261 2のヌクレオチド配列を配列番号:67に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するqy1261 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:68に示す。配列番号:68のアミノ酸10
0から112までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸113から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるた
め、推定リーダー/シグナル配列がqy1261 2蛋白の残りの部分から分離
されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンqy1261 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqy1261 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。qy1261 2は、AA076472 (zm91b06.r1 S
tratagene ovarian cancer (#937219) Homo sapiens cDNA clone 545267 5'), A
A115700 (zl87g10.r1 Stratagene colon (#937204) Homo sapiens cDNA clone 5
11650 5', mRNA sequence), および AA190522 (zp85e07.r1 Stratagene HeLa ce
ll s3 937216 Homo sapiens cDNA clone 627012 5')として同定された配列に対
して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したqy1261
2の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneS
eqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定qy1261 2蛋白は、
U49082 (transporter protein [Homo sapiens])として同定された配列に対して
少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、qy1261
2蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を
共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、q
y1261 2蛋白配列中、配列番号:68のアミノ酸80、157、203、
227、286、322、365、403、426および462付近を中心とし
た10個のさらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想される。qy1261 2の
ヌクレオチド配列は、それが1個以上のAlu反復配列を含む可能性があること
を示す。
【0119】 クローン「rd432 4」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「rd432 4」として同定されている
。rd432 4は、ヒト腎臓(293胚癌細胞株)cDNAライブラリーから
、分泌蛋白をコードするcDNAについて選択的である方法(米国特許第5,5
36,637号参照)を使用して単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ
酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードす
るものと同定された。rd432 4は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細
書で「rd432 4蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたrd432 4のヌクレオチド配列を配列番号:69に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るrd432 4蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:70に示す。 クローンrd432 4を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2200bpの長さのはずである。 本明細書に開示したrd432 4のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。rd432 4は、AA662913 (nu92b03.s1 NCI_C
GAP_Pr22 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1218125, mRNA sequence)として同定
された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけ
ば、rd432 4蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくと
もある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログ
ラムによれば、rd432 4蛋白配列中、配列番号:70のアミノ酸102〜
122を含む潜在的膜貫通ドメインが予想される。rd432 4のヌクレオチ
ド配列は、それが1個以上のAlu反復エレメントを含む可能性があることを示
す。 rd432 4蛋白はCOS細胞発現系で発現され、およそ18kDaの発現
された蛋白質のバンドがSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラ
クション中に検出された。
【0120】 クローン「rb789 14」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「rb789 14」として同定されてい
る。rb789 14は、ヒト腎臓(293胚癌株)cDNAライブラリーから
、分泌蛋白をコードするcDNAについて選択的である方法(米国特許第5,5
36,637号参照)を使用して単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ
酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードす
るものと同定された。rb789 14は全長クローンであり、分泌蛋白(本明
細書で「rb789 14蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでい
る。 今回決定されたrb789 14のヌクレオチド配列を配列番号:71に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するrb789 14蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:72に示す。配列番号:72のアミノ酸9か
ら21までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミ
ノ酸22から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定
リーダー/シグナル配列がrb789 14蛋白の残りの部分から分離されない
場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンrb789 14を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したrb789 14のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。rb789 14は、AL008582(Human DNA seq
uence *** SEQUENCING IN PROGRESS *** from clone 223H9; HTGS phase 1)、AL0
22393(Homo sapiens DNA sequence from P1 p373c6 on chromosome 6p21.31-21.
33. Contains zinc finger proteins, pseudogenes, ESTs and STS)、N28823(yx7
1f11.r1 Homo sapiens cDNA clone 267213 5')およびQ60944(Human brain Expre
ssed Sequence Tag EST01025; standard; DNA)として同定された配列に対して少
なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、rb789 14
蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共
有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、rb
789 14蛋白配列中、一方は配列番号:72のアミノ酸30付近を、他方は
アミノ酸75付近を中心とした2つのさらなる潜在的膜貫通ドメインが予想され
る。
【0121】 クローン「yd137 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「yd137 1」として同定されている
。yd137 1は、ヒト成人脳cDNAライブラリーから単離され、コードさ
れる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫
通蛋白をコードするものと同定された。yd137 1は全長クローンであり、
分泌蛋白(本明細書で「yd137 1蛋白」とも称する)の全コーディング配
列を含んでいる。 今回決定されたyd137 1のヌクレオチド配列を配列番号:73に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るyd137 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:74に示す。配列番号:74のアミノ酸27から
39までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸40から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がyd137 1蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンyd137 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約789bpの長さのはずである。 本明細書に開示したyd137 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。yd137 1は、AI015619(ov29g02.x1 Soares
testis NHT Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1638770 3' similar to WP:C34B2
.10 CE16898; mRNA sequence)として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。本明細書に開示したyd137 1の推定アミノ酸配列を
、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベ
ースに対して検索した。推定yd137 1蛋白は、AF043693(Caenorhabditis
elegans cosmid C34B2)として同定された配列に対して少なくともある程度の類
似性を示した。配列類似性に基づけば、yd137 1蛋白および類似性を有す
る各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある
。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、yd137 1蛋白配列中、
一方は配列番号:74のアミノ酸30付近を、他方はアミノ酸55付近を中心と
した2つのさらなる潜在的膜貫通ドメインが予想される。
【0122】 クローン「yd218 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「yd218 1」として同定されている
。yd218 1は、ヒト成人脳cDNAライブラリーから単離され、コードさ
れる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫
通蛋白をコードするものと同定された。yd218 1は全長クローンであり、
分泌蛋白(本明細書で「yd218 1蛋白」とも称する)の全コーディング配
列を含んでいる。 今回決定されたyd218 1のヌクレオチド配列を配列番号:75に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るyd218 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:76に示す。配列番号:76のアミノ酸2から1
4までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸
15から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リー
ダー/シグナル配列がyd218 1蛋白の残りの部分から分離されない場合に
は、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンyd218 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約900bpの長さのはずである。 本明細書に開示したyd218 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。yd218 1は、AA402818(zu55f06.s1 Soares
ovary tumor NbHOT Homo sapiens cDNA clone 741923 3', mRNA sequence)およ
びAI150344(qf35b11.x1 Soares testis NHT Homo sapiens cDNA clone IMAGE:17
51997 3', mRNA sequence)として同定された配列に対して少なくともある程度の
類似性を示した。配列類似性に基づけば、yd218 1蛋白および類似性を有
する各蛋白またはペプチドは、少なくともある程度活性を共有している可能性が
ある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、yd218 1蛋白配列
中、一方は配列番号:76のアミノ酸66付近を、他方はアミノ酸100付近を
中心とした2つのさらなる潜在的膜貫通ドメインが予想される。 yd218 1蛋白はCOS細胞発現系で発現され、およそ15kDaの発現
された蛋白質のバンドがSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フラ
クション中に検出された。
【0123】 クローン「ye11 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「ye11 1」として同定されている。
ye11 1は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離され、コードされる
蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋
白をコードするものと同定された。ye11 1は全長クローンであり、分泌蛋
白(本明細書で「ye11 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたye11 1のヌクレオチド配列を配列番号:77に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
ye11 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:78に示す。 クローンye11 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約2700bpの長さのはずである。 本明細書に開示したye11 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。ye11 1は、AC005082(*** SEQUENCING IN PRO
GRESS *** Homo sapiens clone RG271G13; HTGS phase 1, 7 unordered pieces)
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書
に開示したye11 1の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用い
てGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定yd
137 1蛋白は、AF059569(actin binding protein MAYVEN [Homo sapiens])
およびR94386(Human neural cell protein marker RR/B)として同定された配列
に対して少なくともある程度の類似性を示した。MAYVENは脳で発現される
アクチン結合蛋白である。隠れマルコフモデル(hidden markov model)解析に
よれば、推定ye11 1蛋白中のBTB(BR−c/Ttk)ドメインの存在
が示される。BTBドメインは特定の細菌膜輸送蛋白に特徴的である。MAYV
EN蛋白は類似のBTBモチーフを含むと考えられており、このことは、ye1
1 1とMAYVENが類似の機能を共有する可能性を示す。配列類似性に基づ
けば、ye11 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは、少なく
ともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープロ
グラムによれば、ye11 1蛋白配列中、一方は配列番号:78のアミノ酸2
0付近を、他方はアミノ酸480付近を中心とした2つの潜在的膜貫通ドメイン
が予想される。 ye11 1蛋白はCOS細胞発現系で発現され、およそ57kDaの発現さ
れた蛋白質のバンドがSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて馴化培地
および膜フラクション中に検出された。
【0124】 クローン「ye72 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「ye72 1」として同定されている。
ye72 1は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離され、コードされる
蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋
白をコードするものと同定された。ye72 1は全長クローンであり、分泌蛋
白(本明細書で「ye72 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたye72 1のヌクレオチド配列を配列番号:79に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
ye72 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:80に示す。配列番号:80のアミノ酸24から36
までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸3
7から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダ
ー/シグナル配列がye72 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、
それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンye72 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約2261bpの長さのはずである。 本明細書に開示したye72 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。ye72 1は、AA968450(op49d06.s1 Soares NFL T GBC
S1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1580171 3', mRNA sequence)として同定さ
れた配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したy
e72 1の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptお
よびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定ye72 1蛋
白は、U16258(I kappa BR [Homo sapiens])およびW15483(Human P28)として同定
された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけ
ば、ye72 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは、少なくと
もある程度活性を共有している可能性がある。隠れマルコフモデル解析によれば
、推定ye72 1蛋白中、配列番号:80のアミノ酸27〜306、307〜
339および341〜373におけるの3個のアンキリン反復の存在が示される
。アンキリン33残基反復モチーフ(突出βヘアピンチップを有するL字型構造
)は、細胞骨格、膜および調節蛋白との高分子の相互作用を仲介する。TopPredI
Iコンピュータープログラムによれば、ye72 1蛋白配列中、配列番号:8
0のアミノ酸140付近を中心としたさらなる潜在的な膜貫通ドメインが予想さ
れる。
【0125】 クローン「ye78 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「ye78 1」として同定されている。
ye78 1は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離され、コードされる
蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋
白をコードするものと同定された。ye78 1は全長クローンであり、分泌蛋
白(本明細書で「ye78 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたye78 1のヌクレオチド配列を配列番号:81に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
ye78 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:82に示す。配列番号:82のアミノ酸78から90
までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸9
1から開始する。アミノ酸42から54までも可能なリーダー/シグナル配列で
あり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸55から開始する。リーダー/シグナル
配列が疎水性であるため、これら推定および可能リーダー/シグナル配列のいず
れかがye78 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜貫通
ドメインとして作用する可能性がある。 クローンye78 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約2654bpの長さのはずである。 本明細書に開示したye78 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。ye78 1は、AA522797(ni40c10.s1 NCI CGAP L
u1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:979314, mRNA sequence)として同定された
配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。。配列類似性に基づけば、
ye78 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは、少なくともあ
る程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラム
によれば、ye78 1蛋白配列中、配列番号:12のアミノ酸55、75、8
4および480付近をそれぞれ中心とした4つの潜在的膜貫通ドメインが予想さ
れる。
【0126】 クローン「ye90 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「ye90 1」として同定されている。
ye90 1は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離され、コードされる
蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋
白をコードするものと同定された。ye90 1は全長クローンであり、分泌蛋
白(本明細書で「ye90 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたye90 1のヌクレオチド配列を配列番号:83に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
ye90 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:84に示す。配列番号:84のアミノ酸7から19ま
では推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸20
から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー
/シグナル配列がye90 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、そ
れは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンye90 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1505bpの長さのはずである。 本明細書に開示したye90 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。ye90 1は、AI079268(o32f06.x1 Soares tota
l fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1677059 3', mRNA sequenc
e)およびT25543(Human gene signature HUMGS07715, standard; cDNA to mRNA)
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似
性に基づけば、ye90 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは
少なくともある程度活性を共有している可能性がある。モチーフ解析によれば、
配列番号:84のアミノ酸残基236付近から開始する中性亜鉛メタロペプチダ
ーゼ、亜鉛結合領域シグネーチャーの存在が示される;いくつかの既知分泌蛋白
がこのモチーフを有する。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、ye
90 1蛋白配列中、一方は配列番号:84のアミノ酸195付近を、他方はア
ミノ酸300付近を中心とした2つのさらなる潜在的膜貫通ドメインが予想され
る。
【0127】 クローン「yi62 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「yi62 1」として同定されている。
yi62 1は、ヒト成人脳cDNAライブラリーから単離され、コードされる
蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋
白をコードするものと同定された。yi62 1は全長クローンであり、分泌蛋
白(本明細書で「yi62 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたyi62 1のヌクレオチド配列を配列番号:85に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
yi62 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:86に示す。アミノ酸2から14までは可能なリーダ
ー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸15から開始する。
推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/シグナル配列
がyi62 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜貫通ドメ
インとして作用する可能性がある。 クローンyi62 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1240bpの長さのはずである。 本明細書に開示したyi62 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。yi62 1は、R57572(F3589 Fetal heart Homo
sapiens cDNA clone F3589 5' end, mRNA sequence)として同定された配列に対
して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、yi62
1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を
共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、y
i62 1蛋白配列中、配列番号:86のアミノ酸15、75、100および1
25付近をそれぞれ中心とした4つの潜在的膜貫通ドメインが予想される。
【0128】 クローン「yk78 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「yk78 1」として同定されている。
yk78 1は、ヒト成人胸腺cDNAライブラリーから単離され、コードされ
る蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通
蛋白をコードするものと同定された。yk78 1は全長クローンであり、分泌
蛋白(本明細書で「yk78 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含
んでいる。 今回決定されたyk78 1のヌクレオチド配列を配列番号:87に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
yk78 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:88に示す。配列番号:88のアミノ酸57から69
までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸7
0から開始する。アミノ酸7から19までは可能なリーダー/シグナル配列であ
り、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸20から開始する。リーダー/シグナル配
列が疎水性であるため、これら推定および可能リーダー配列のいずれかがyk7
8 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜貫通ドメインとし
て作用する可能性がある。 クローンyk78 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1088bpの長さのはずである。 本明細書に開示したyk78 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。yk78 1は、AC004921(*** SEQUENCING IN PRO
GRESS *** Homo sapiens clone DJ0899E09; HTGS phase 1, 11 unordered piece
s)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類
似性に基づけば、yk78 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチド
は少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュー
タープログラムによれば、yk78 1蛋白配列中、一方は配列番号:88のア
ミノ酸20付近を、他方はアミノ酸60付近を中心とした2つの潜在的膜貫通ド
メインが予想される。
【0129】 クローン「yk251 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「yk251 1」として同定されている
。yk251 1は、ヒト成人胸腺cDNAライブラリーから単離され、コード
される蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜
貫通蛋白をコードするものと同定された。yk251 1は全長クローンであり
、分泌蛋白(本明細書で「yk251 1蛋白」とも称する)の全コーディング
配列を含んでいる。 今回決定されたyk251 1のヌクレオチド配列を配列番号:89に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るyk251 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:90に示す。配列番号:90のアミノ酸17から
29までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸30から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がyk251 1蛋白の残りの部分から分離されない場合
には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンyk251 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2558bpの長さのはずである。 本明細書に開示したyk251 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。データベースにヒットするものは見出されなかっ
た。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、yk251 1蛋白配列中
、配列番号:90のアミノ酸20付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメインが予
想される。yk251 1のヌクレオチド配列は、それがAluおよびSVA反
復エレメントを含む可能性があることを示す。
【0130】 クローン「yt14 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「yt14 1」として同定されている。
yt14 1は、ヒト成人網膜(WERI−Rb1網膜芽細胞種株)cDNAラ
イブラリーから単離され、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分
析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。yt
14 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「yt14 1蛋白」と
も称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたyt14 1のヌクレオチド配列を配列番号:91に示し、こ
れはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応する
yt14 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列である
と考えるものを配列番号:92に示す。アミノ酸1から9までは可能なリーダー
/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸10から開始する。可
能リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/シグナル配列が
yk251 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜貫通ドメ
インとして作用する可能性がある。 クローンyt14 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約2429bpの長さのはずである。 本明細書に開示したyt14 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。yt14 1は、W07167(za93b12.r1 Soares fetal
lung NbHL19W Homo sapiens cDNA clone 300095 5', mRNA sequence)として同
定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示し
たyt14 1の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPep
tおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定yt14 1
蛋白は、AF002196(weak similarity to Bacillus and Pseudomonas probable gl
ucarate transporters (GI 709999 and PIR S27616) [Caenorhabditis elegans]
)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類
似性に基づけば、yt14 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチド
は少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピュー
タープログラムによれば、yt14 1蛋白配列中、配列番号:92のアミノ酸
10、40、65、90、130および160付近をそれぞれ中心とした6つの
潜在的な膜貫通ドメインが予想される。yt14 1のヌクレオチド配列は、そ
れがAluおよびL1反復エレメントを含む可能性があることを示す。
【0131】 クローン「bf157 16」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「bf157 16」として同定されてい
る。bf157 16は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離され、コー
ドされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、新規蛋白をコー
ドするものと同定された。bf157 16は全長クローンであり、新規蛋白(
本明細書で「bf157 16蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたbf157 16のヌクレオチド配列を配列番号:93に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するbf157 16蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:94に示す。 クローンbf157 16を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約3480bpの長さのはずである。 本明細書に開示したbf157 16のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。bf157 16は、AA186595(zo71g04.r1 St
ratagene pancreas (#937208) Homo sapiens cDNA clone 592374 5' similar to
WP C16A3.3 CE04004 HUMAN ALPHA-FETOPROTEIN ENHANCER-BINDING PROTEIN)、AA
630405(ac09b05.s1 Stratagene HeLa cell s3 937216 Homo sapiens cDNA clone
855921 3' similar to WP C16A3.3 CE04004 HUMAN ALPHA-FETOPROTEIN ENHANCE
R-BINDING PROTEIN; mRNA sequence)、AF075104(Homo sapiens full length inse
rt cDNA YR39H06)、H49655(yq20h07.s1 Soares fetal liver spleen 1NFLS Homo
sapiens cDNA clone 274428 3')、Z28494(H. sapiens partial cDNA sequence; c
lone 22G07; version 1; strand(-), single read)、Z56794(H. sapiens CpG isl
and DNA genomic Mse1 fragment, clone)およびZ64553(H. sapiens CpG island
DNA genomic Mse1 fragment, clone 139f5, forward read cpg139f5.ft1a)とし
て同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開
示したbf157 16の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用い
てGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定bf
15716蛋白は、R23962(AFP-1. DNA encoding protein binding to alpha-fe
toprotein gene enhancer -useful for prodn. of biological active protein)
およびU41534(similar to yeast hypothetical protein (SP:YB9M YEAST, P3834
4); similar to human alpha-fetoprotein enhancer-binding protein (PIR:A41
948) [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に対して少なくともある
程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、bf157 16蛋白および類
似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可
能性がある。Hidden Markovモデル解析およびモチーフ解析によって、推定bf
157 16蛋白中の以下の蛋白ドメインの存在が示された:配列番号94のア
ミノ酸4〜28、67〜91、252〜275および303〜330における4
つのジンクフィンガー、C2H2タイプ、ドメイン;ならびに配列番号94の残
基119〜131におけるD−異性体特異的2−ヒドロキシ酸デヒドロゲナーゼ
シグネーチャー。その基質のD−異性体に対する少なくともある程度の特異性を
有する多数のNAD−依存性2−ヒドロキシ酸デヒドロゲナーゼが、機能的、構
造的に関連していることが示されている。クローンbf157 16は、NAD
−依存性2−ヒドロキシ酸デヒドロゲナーゼ活性を有する可能性がある新規蛋白
をコードするようである。 bf157 16蛋白はCOS細胞発現系で発現され、およそ16kDaの発
現された蛋白質のバンドがSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて馴化
培地および膜フラクション中に検出された。
【0132】 クローン「bk343 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「bk343 2」として同定されている
。bk343 2は、ヒト成人網膜cDNAライブラリーから、分泌蛋白をコー
ドするcDNAについて選択的である方法(米国特許第5,536,637号参
照)を使用して単離され、あるいはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュ
ーター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定され
た。bk343 2は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「bk343
2蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたbk343 2のヌクレオチド配列を配列番号:95に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るbk343 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:96に示す。 bk343 2クローン内の別の可能なリーディングフレームは配列番号:9
5のヌクレオチド45からヌクレオチド188にわたり、配列番号239に示す
アミノ酸配列をコードする。配列番号239のアミノ酸5から17までは推定リ
ーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸18から開始す
る。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リーダー/シグナル
配列が配列番号239の蛋白の残りの部分から分離されない場合には、それは膜
貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンbk343 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したbk343 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。bk343 2は、AA156969(zo51d05.r1 Stratagene end
othelial cell 937223 Homo sapiens cDNA clone 590409 5')、AA947938(oe60c08
.s1 NCI CGAP Lu5 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1416014 3', mRNA sequence
)、N31147(yx52g05.r1 Homo sapiens cDNA clone 265400 5')、N42759(yy22a09.r1
Homo sapiens cDNA clone 271960 5')、N47537(yy90h10.s1 Homo sapiens cDNA
clone 280867 3')、R68913(yi43b04.r1 Homosapiens cDNA clone 141967 5')、T24
885(Human gene signaure HUMGS06991; standard; cDNA to mRNA)およびT30099(
EST112339 Homo sapiens cDNA 5' end similar to None)として同定された配列
に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したbk343
2の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGen
eSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定bk343 2蛋白は、
Z72508(F28H7.4 [Caenorhabditis elegans])およびZ78417(C35C5.3 [Caenorhabd
itis elegans])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示
した。配列類似性に基づけば、bk343 2蛋白および類似性を有する各蛋白
またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPre
dIIコンピュータープログラムによれば、bk343 2蛋白配列中、配列番号
:96のアミノ酸36付近を中心とした潜在的膜貫通ドメインが予想される。
【0133】 クローン「cd205 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「cd205 2」として同定されている
。cd205 2は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離され、コードさ
れる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、新規蛋白をコードす
るものと同定された。cd205 2は全長クローンであり、新規蛋白(本明細
書で「cd205 2蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcd205 2のヌクレオチド配列を配列番号:97に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るcd205 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:98に示す。配列番号:98のアミノ酸92から
104までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミ
ノ酸105から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推
定リーダー/シグナル配列がcd205 2蛋白の残りの部分から分離されない
場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 cd205 2クローン内のもう一つの潜在的なリーディングフレームは配列
番号:97のヌクレオチド59からヌクレオチド478にわたり、配列番号:2
40に示されるアミノ酸配列をコードする。配列番号:98および配列番号:2
40のアミノ酸配列をコードしているオープンリーディングフレームは、配列番
号:97のヌクレオチド配列において1以上のフレームシフトが起こった場合に
、連結される可能性がある。 クローンcd205 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcd205 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。cd205 2は、AA053543 (zl71f10.r1 Strat
agene colon (#937204) Homo sapiens cDNA clone 510091 5' similar to gb:M7
7830 DESMOPLAKIN I AND II (HUMAN)), AC005332 (Homo sapiens chromosome 17
, clone hRPK.147_L_13, complete sequence), N84944 (J1677F Homo sapiens c
DNA clone J1677 5' similar to CHROMOSOME 4 (CLONE P4-661) STS4-563), N86
274 (J7481F Fetal heart, Lambda ZAP Express Homo sapiens cDNA clone J748
1 5' similar to CHROMOSOME 4 (CLONE P4-661) STS4-563), W68823 (zd37f04.r
1 Soares fetal heart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 342847 5', mRNA seq
uence), および Z54387 (H.sapiens CpG island DNA genomic Mse1 fragment, c
lone 10g3, reverse read cpg10g3.rt1a)として同定された配列に対して少なく
ともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、cd205 2蛋白お
よび類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有して
いる可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、cd205
2蛋白配列中、配列番号:98のアミノ酸105付近に位置付けられた潜在的
な膜貫通ドメインが予想される。
【0134】 クローン「cw1292 8」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「cw1292 8」として同定されてい
る。cw1292 8は、分泌蛋白をコードしているcDNAについて選択的な
方法(米国特許第5,536,637号)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラ
リーから単離され、またはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分
析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。cw
1292 8は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「cw1292 8
蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたcw1292 8のヌクレオチド配列を配列番号:99に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するcw1292 8蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:100に示す。配列番号:100のアミノ酸
18から30までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸31から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため
、推定リーダー/シグナル配列がcw1292 8蛋白の残りの部分から分離さ
れない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンcw1292 8を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1100bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcw1292 8のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。cw1292 8は、AA017976 (mh46h10.r1 S
oares mouse placenta 4NbMP13.5 14.5 Mus), AA423855 (zv79c04.s1 Soares to
tal fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 759846 3'), AA626784 (ad09f0
8.s1 Soares NbHFB Homo sapiens cDNA clone 877767 3', mRNA sequence), H23
387 (ym57f05.r1 Homo sapiens cDNA clone 52337 5'), H78534 (yu13d06.r1 Ho
mo sapiens cDNA clone 233675 5'), H79021 (yu13d06.s1 Homo sapiens cDNA c
lone 233675 3'), R44807 (yg23g06.s1 Homo sapiens cDNA clone 33217 3'), T
24772 (Human gene signature HUMGS06848; standard; cDNA to mRNA), T97424
(ye53h08.r1 Homo sapiens cDNA clone 121503 5'), および Z44597 (H. sapien
s partial cDNA sequence; clone c-25a05)として同定された配列に対して少な
くともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したcw1292 8の推定
アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ
酸配列データベースに対して検索した。推定cw1292 8蛋白は、M33521 (
HLA-B-associated transcript 3 (BAT3) [Homo])として同定された配列に対して
少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、cw1292
8蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を
共有している可能性がある。
【0135】 クローン「cw1475 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「cw1475 2」として同定されてい
る。cw1475 2は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離され、コー
ドされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、新規蛋白をコー
ドするものと同定された。cw1475 2は全長クローンであり、新規蛋白(
本明細書で「cw1475 2蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたcw1475 2のヌクレオチド配列を配列番号:101に示
し、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対
応するcw1475 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸
配列であると考えるものを配列番号:102に示す。 クローンcw1475 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約2800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したcw1475 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。cw1475 2は、AA527429 (ng41a10.s1 N
CI_CGAP_Co3 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:937338, mRNA sequence), AD0000
92 (Homo sapiens DNA from chromosome 19p13.2 cosmids R31240, R30272 and
R28549 containing the EKLF, GCDH, CRTC, and RAD23A genes, genomic sequen
ce), H98508 (yv90f08.r1 Homo sapiens cDNA clone 250023 5'), N25554 (yx76
f08.s1 Homo sapiens cDNA clone 267687 3'), N50970 (yy94b06.s1 Homo sapie
ns cDNA clone 281171 3'), N81188 (yw36g06.r1 Homo sapiens cDNA clone 254
362 5'), R32569 (yh54g03.r1 Homo sapiens cDNA clone 133588 5'), R81017 (
yi94g02.r1 Homo sapiens cDNA clone 146930 5' similar to contains Alu rep
etitive element;contains MER30 repetitive element), T06537 (EST04426 Hom
o sapiens cDNA clone HFBDU83 similar to EST containing Alu repeat), T315
94 (Probe (BLUR11) for Alu repeat sequence), および W30895 (zb78e12.r1 S
oares senescent fibroblasts NbHSF Homo)として同定された配列に対して少な
くともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、cw1475 2蛋
白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有
している可能性がある。cw1475 2のヌクレオチド配列は、それが1以上
の反復要素:Alu、SVAを含む可能性があることを示唆する。
【0136】 クローン「dd428 4」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「dd428 4」として同定されている
。dd428 4は、ヒト成人精巣cDNAライブラリーから単離され、コード
される蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、新規蛋白をコード
するものと同定された。dd428 4は全長クローンであり、新規蛋白(本明
細書で「dd428 4蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる
。 今回決定されたdd428 4のヌクレオチド配列を配列番号:103に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するdd428 4蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:104に示す。 クローンdd428 4を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdd428 4のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。dd428 4は、AC000057 (Human BAC clone
RG067M09 from 7q21-7q22; HTGS phase 3, complete sequence), AC005500 (co
mplete sequence), L27428 (Human L1 putative reverse transcriptase gene i
nsertion in hamster, 3'end), T86176 (yd78c11.s1 Homo sapiens cDNA clone
114356 3' similar to gb L25879 EPOXIDE HYDROLASE (HUMAN); contains L1 re
petitive element), X61307 (Staphylococcus aureus spa gene for protein A)
, および Z69647 (Human DNA sequence from cosmid E118G4, maps to 10cen an
d 11q13-q14)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示し
た。配列類似性に基づけば、dd428 4蛋白および類似性を有する各蛋白ま
たはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。dd42
8 4のヌクレオチド配列は、それがL1反復配列を含む可能性のあることを示
唆する。
【0137】 クローン「dh1073 12」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「dh1073 12」として同定されて
いる。dh1073 12は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離され、
コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、新規蛋白を
コードするものと同定された。dh1073 12は全長クローンであり、新規
蛋白(本明細書で「dh1073 12蛋白」とも称する)の全コーディング配
列を含んでいる。 今回決定されたdh1073 12のヌクレオチド配列を配列番号:105に
示し、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に
対応するdh1073 12蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミ
ノ酸配列であると考えるものを配列番号:106に示す。 クローンdh1073 12を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/
NotI制限フラグメントは約2400bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdh1073 12のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLAST
XおよびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。dh1073 12は、AA257983 (zs35h03.s1
NCI_CGAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 687221 3' similar to TR G66
6014 G666014 SA SA GENE PRODUCT, COMPLETE CDS PRECURSOR; mRNA sequence),
AA526325 (ni59g06.s1 NCI_CGAP_Ov2 Homo sapiens cDNA clone 981178 simila
r to contains Alu repetitive element), AF001549 (Human Chromosome 16 BAC
clone CIT987SK-A-270G1, complete sequence), N57823 (yv59e04.s1 Soares f
etal liver spleen 1NFLS Homo sapiens cDNA clone 247038 3'), および N6840
8 (za13c05.s1 Homo sapiens cDNA clone 292424 3')として同定された配列に対
して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したdh1073
12の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGen
eSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定dh1073 12蛋白
は、AC003034 (Gene with similarity to rat kidney-specific (KS) gene [Hom
o sapiens])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示し
た。配列類似性に基づけば、dh1073 12蛋白および類似性を有する各蛋
白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。dh
1073 12のヌクレオチド配列は、それがAlu反復要素を含む可能性のあ
ることを示唆する。
【0138】 クローン「dw78 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「dw78 1」として同定されている。
dw78 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAについて選択的な方法(米
国特許第5,536,637号)を用いてヒト成人脳cDNAライブラリーから
単離され、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、
分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。dw78 1は全長
クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「dw78 1蛋白」とも称する)の全
コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdw78 1のヌクレオチド配列を配列番号:107に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るdw78 1の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると
考えるものを配列番号:108に示す。 クローンdw78 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1400bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdw78 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。dw78 1は、AA807622 (nv65g11.s1 NCI_CGAP_
GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 1234724, mRNA sequence), AF086326 (Ho
mo sapiens full length insert cDNA clone ZD54A02), D37980 (Dictyostelium
discoidium DDCOF1 gene for cofilin, complete cds (exon1-2)), H26207 (yl
53c04.r1 Homo sapiens cDNA clone 161958 5'), N72717 (za47h03.s1 Homo sap
iens cDNA clone 295733 3' similar to contains Alu repetitive element;con
tains element L1 repetitive element), T23963 (Human gene signature HUMGS
05917; standard; cDNA to mRNA), U14567 (***ALU WARNING Human Alu-J subfa
mily consensus sequence), U43572 (Human alpha-N-acetylglucosaminidase (N
AGLU) gene, complete cds), W42787 (zc25a04.s1 Soares senescent fibroblas
ts NbHSF Homo sapiens cDNA clone 323310 3'), および W73472 (zd54a02.s1 S
oares fetal heart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 344426 3', mRNA sequen
ce)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明
細書に開示したdw78 1の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを
用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定
dw78 1蛋白は、D32202 (alpha 1C adrenergic receptor isoform 2 [Homo
sapiens])として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した
。配列類似性に基づけば、dw78 1蛋白および類似性を有する各蛋白または
ペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコ
ンピュータープログラムによれば、dw78 1蛋白配列中、一方は配列番号:
108のアミノ酸45付近を中心とし、他方はアミノ酸93付近を中心とした2
つの潜在的な膜貫通ドメインが予想される。dw78 1のヌクレオチド配列は
、それがAlu反復要素を含む可能性のあることを示唆する。
【0139】 クローン「fh116 11」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「fh116 11」として同定されてい
る。fh116 11は、分泌蛋白をコードしているcDNAについて選択的な
方法(米国特許第5,536,637号)を用いてヒト胎児脳cDNAライブラ
リーから単離され、またはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分
析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。fh
116 11は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「fh116 11
蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたfh116 11のヌクレオチド配列を配列番号:109に示
し、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対
応するfh116 11蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸
配列であると考えるものを配列番号:110に示す。 クローンfh116 11を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1200bpの長さのはずである。 本明細書に開示したfh116 11のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。fh116 11は、AA054185 (zf51c06.r1 S
oares retina N2b4HR Homo sapiens cDNA clone 380458 5'), AA057975 (mj57b0
2.r1 Soares mouse embryo NbME13.5 14.5 Mus musculus cDNA clone 480171 5'
similar to WP:F57A8.2 CE05983), AA128902 (zn90a05.s1 Stratagene lung ca
rcinoma 937218 Homo sapiens cDNA clone 565424 3'), AA426021 (zw49h09.s1
Soares total fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 773441 3'), AA50592
6 (nh98g03.s1 NCI_CGAP_Br2 Homo sapiens cDNA clone 966580), AI079540 (oz
04e08.x1 Soares_fetal_liver_spleen_1NFLS_S1 Homo sapiens cDNA clone IMAG
E:1674374 3' similar to WP:F57A8.2 CE05983; mRNA sequence), H68794 (yr91
h09.s1 Homo sapiens cDNA clone 212705 3'), H86659 (yt02c04.r1 Homo sapie
ns cDNA clone 223110 5'), T24554 (Human gene signature HUMGS06604; stand
ard; cDNA to mRNA), U96490 (Rattus norvegicus liver mRNA, complete cds),
および W00635 (yy71d12.r1 Homo sapiens cDNA clone 278999 5' similar to
contains element PTR5 repetitive element)として同定された配列に対して少
なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したfh116 11の推
定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミ
ノ酸配列データベースに対して検索した。推定fh116 11蛋白は、AF0048
76 (54TMp [Homo sapiens]), U96490 (unknown [Rattus norvegicus]), および
Z70781 (F57A8.2 [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に対して少
なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、fh116 11
蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは、少なくともある程度活性を
共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、f
h116 11蛋白配列中、各々、配列番号:110のアミノ酸35ないし49
、136、171、215および270付近を中心とした5つの潜在的な膜貫通
ドメインが予想される。 fh116 11蛋白はCOS細胞発現系で発現され、およそ28kDaの発
現された蛋白質のバンドがSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて膜フ
ラクション中に検出された。
【0140】 クローン「fy356 14」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「fy356 14」として同定されてい
る。fy356 14は、分泌蛋白をコードしているcDNAについて選択的な
方法(米国特許第5,536,637号)を用いてヒト胎児胎盤cDNAライブ
ラリーから単離され、またはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター
分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。f
y356 14は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「fy356 1
4蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたfy356 14のヌクレオチド配列を配列番号:111に示
し、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対
応するfy356 14蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸
配列であると考えるものを配列番号:112に示す。配列番号:112のアミノ
酸385から397までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ
酸配列はアミノ酸398から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性で
あるため、推定リーダー/シグナル配列がfy356 14蛋白の残りの部分か
ら分離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンfy356 14を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約3700bpの長さのはずである。 本明細書に開示したfy356 14のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。fy356 14は、AA017639 (ze38c05.r1 S
oares retina N2b4HR Homo sapiens cDNA clone 361256 5' similar to PIR S55
385 S55385 PEA-15 protein - mouse), AA181529 (zp51f07.s1 Stratagene HeLa
cell s3 937216 Homo sapiens cDNA clone 612997 3'), AA687129 (nv63d03.s1
NCI_CGAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 1234469), AA811277 (ob68e06
.s1 NCI_CGAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1336546, mRNA sequence),
N53623 (yz04e01.r1 Homo sapiens cDNA clone 282072 5'), T25935 (Human ge
ne signature HUMGS08167; standard; cDNA to mRNA), T24538 (Human gene sig
nature HUMGS06585; standard; cDNA to mRNA), および X86809 (H.sapiens mRN
A for major astrocytic phosphoprotein PEA-15)として同定された配列に対し
て少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したfy356 14
の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeq
アミノ酸配列データベースに対して検索した。推定fy356 14蛋白は、X8
6809 (PEA-15 gene product [Homo sapiens])として同定された配列に対して少
なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、fy356 14
蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは、少なくともある程度活性を
共有している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、f
y356 14蛋白配列中、配列番号:112のアミノ酸398付近を中心とし
た潜在的な膜貫通ドメインが予想される。
【0141】 クローン「iw66 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「iw66 1」として同定されている。
iw66 1は、分泌蛋白をコードしているcDNAについて選択的な方法(米
国特許第5,536,637号)を用いてヒト成人網膜(WERI-Rb1網膜芽種系統
)cDNAライブラリーから単離され、またはコードされる蛋白のアミノ酸配列
のコンピューター分析に基づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするもの
と同定された。iw66 1は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「i
w66 1蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたiw66 1のヌクレオチド配列を配列番号:113に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るiw66 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であ
ると考えるものを配列番号:114に示す。配列番号:114のアミノ酸9から
21までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸22から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がiw66 1蛋白の残りの部分から分離されない場合に
は、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンiw66 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1450bpの長さのはずである。 本明細書に開示したiw66 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。iw66 1は、AA216917 (mv75h11.r1 Soares mo
use 3NME12 5 Mus musculus cDNA clone 660933 5'), AA339406 (EST44484 Feta
l brain I Homo sapiens cDNA 5' end), AI275861 (ql68b12.x1 Soares_NhHMPu_
S1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1877471 3', mRNA sequence), Q61257 (Hum
an brain Expressed Sequence Tag EST01278; standard; DNA), R89651 (ym97c0
8.r1 Homo sapiens cDNA clone 166862 5'), W53584 (md55f06.r1 Soares mouse
embryo NbME13.5 14.5 Mus musculus cDNA clone 372323 5'), および Z60886
(H.sapiens CpG island DNA genomic Mse1 fragment, clone 38a8, reverse rea
d cpg38a8.rt1a)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を
示した。本明細書に開示したiw66 1の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プ
ロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検
索した。推定iw66 1蛋白は、AF004874 (latent TGF-beta binding protei
n-2 [Mus musculus]), L29029 (amino acid feature Rod protein domain, aa 2
66 468; amino acid feature globular protein domain, aa 32 .. 265 [Chlamy
domonas reinhardtii]), R27150 (PspA fragment), および R79478 (Mouse LTBP
-2)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列
類似性に基づけば、iw66 1蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチ
ドは、少なくともある程度活性を共有している可能性がある。TopPredIIコンピ
ュータープログラムによれば、iw66 1蛋白配列中、各々、配列番号:11
4のアミノ酸45、74および158付近を中心とした3つの付加的な潜在的膜
貫通ドメインが予想される。iw66 1のヌクレオチド配列は、それが1以上
の反復要素MIRを含む可能性のあることを示唆する。
【0142】 クローン「kh13 4」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「kh13 4」として同定されている。
kh13 4は、ヒト成人精巣cDNAライブラリーから単離され、コードされ
る蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、新規蛋白をコードする
ものと同定された。kh13 4は全長クローンであり、新規蛋白(本明細書で
「kh13 4蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたkh13 4のヌクレオチド配列を配列番号:115に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るkh13 4蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であ
ると考えるものを配列番号:116に示す。 クローンkh13 4を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約950bpの長さのはずである。 本明細書に開示したkh13 4のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。kh13 4は、AA435981 (zu01f08.s1 Soares te
stis NHT Homo sapiens cDNA clone 730599 3'), AA436078 (zu01f08.r1 Soares
testis NHT Homo sapiens cDNA clone 730599 5'), AA778636 (af87c04.s1 Soa
res testis NHT Homo sapiens cDNA clone 1048998 3' similar to gb:M94856 P
SORIASIS-ASSOCIATED FATTY ACID BINDING PROTEIN HOMOLOG (HUMAN); mRNA seq
uence), M94856 (Human fatty acid binding protein homologue (PA-FABP) mRN
A, complete cds), および Q66842 (Melanogenic inhibitor; standard; DNA)と
して同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に
開示したkh13 4の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いて
GenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定kh1
3 4蛋白は、M94856 (fatty acid binding protein homologue [Homo sapiens
]) and R55866 (Melanogenic inhibitor)として同定された配列に対して少なく
ともある程度の類似性を示した。脂肪酸結合蛋白ホモログ(M94856)は、
「乾癬の皮膚において高度にアップレギュレートされ、かつ、脂肪酸結合蛋白に
対して類似性を共有する新規ケラチノサイト蛋白(乾癬関連性脂肪酸結合蛋白[
PA−FABP])」として記載される。配列類似性に基づけば、kh13 4
蛋白および類似性を有する各蛋白またはペプチドは、少なくともある程度活性を
共有している可能性がある。
【0143】 クローン「ko258 4」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「ko258 4」として同定されている
。ko258 4は、ヒト成人子宮cDNAライブラリーから単離され、コード
される蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、新規蛋白をコード
するものと同定された。ko258 4は全長クローンであり、新規蛋白(本明
細書で「ko258 4蛋白」とも称する)の全コーディング配列を含んでいる
。 今回決定されたko258 4のヌクレオチド配列を配列番号:117に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応
するko258 4蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:118に示す。 クローンko258 4を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したko258 4のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。ko258 4は、AC002401 (*** SEQUENCING I
N PROGRESS *** Homo sapiens chromosome 17, clone RPC875H18; HTGS phase 1
, 4 unordered pieces), AC002401 (Homo sapiens chromosome 17, clone RPC87
5H18, complete sequence), C15329 (Human fetal brain cDNA 5'-end GEN-133H
10, mRNA sequence), AF035306 (Homo sapiens clone 23771 mRNA sequence),
および R28382 (IMAGE 3p clone)として同定された配列に対して少なくともある
程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、ko258 4蛋白および類似
性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している可能
性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、ko258 4蛋白
配列中、配列番号:118のアミノ酸28付近を中心とした潜在的な膜貫通ドメ
インが予想される。
【0144】 クローン「kv10 8」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「kv10 8」として同定されている。
kv10 8は、分泌蛋白をコードしているcDNAについて選択的な方法(米
国特許第5,536,637号)を用いてヒト成人網膜cDNAライブラリーか
ら単離され、またはコードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基
づいて、分泌蛋白または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。kv10
8は全長クローンであり、分泌蛋白(本明細書で「kv10 8蛋白」とも称す
る)の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたkv10 8のヌクレオチド配列を配列番号:119に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、上記ヌクレオチド配列に対応す
るkv10 8蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であ
ると考えるものを配列番号:120に示す。 クローンkv10 8を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約4300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したkv10 8のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。kv10 8は、AA418842 (zw01e12.s1 Soares Nh
HMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 768046 3'), AC004228 (*** SEQUENCING IN
PROGRESS *** Homo sapiens Chromosome 11q12 pac pDJ519o3; HTGS phase 1, 1
8 unordered pieces), AF052108 (Homo sapiens clone 23687 mRNA sequence),
R00761 (ye78b11.s1 Homo sapiens cDNA clone 123837 3'), T83434 (yd46b04.r
1 Homo sapiens cDNA clone 111247 5'), T84080 (yd46b04.s1 Homo sapiens cD
NA clone 111247 3'), および U00594 (Mustela vison unknown mRNA down regu
lated by TGF-beta, partial sequence)として同定された配列に対して少なくと
もある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、kv10 8蛋白および
類似性を有する各蛋白またはペプチドは少なくともある程度活性を共有している
可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムによれば、kv10 8蛋
白配列中、配列番号:120のアミノ酸35ないし45付近を中心とした潜在的
な膜貫通ドメインが予想される。kv10 8のヌクレオチド配列は、それが1
以上の反復要素:Alu、SVAを含む可能性のあることを示唆する。
【0145】 クローン「LL89 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「LL89 3」として同定されている。
LL89 3は、ヒト成人甲状腺cDNAライブラリーから単離され、コードさ
れる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、新規蛋白をコードす
るものと同定された。LL89 3は全長クローンであり、(本明細書で「LL
89 3蛋白」とも称する)新規蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたLL89 3のヌクレオチド配列を配列番号:121に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応す
るLL89 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であ
ると考えるものを配列番号:122に示す。 クローンLL89 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約900bpの長さのはずである。 本明細書に開示したLL89 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。LL89 3は、AL031010 (Human DNA sequence *
** SEQUENCING IN PROGRESS *** from clone 422F24, complete sequence), H78
002 (yu82h09.r1 Homo sapiens cDNA clone 240353 5'), および W90018 (zh72c
08.s1 Soares fetal liver spleen 1NFLS S1 Homo sapiens cDNA clone 417614
3')として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列
類似性に基づけば、LL89 3蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少な
くともある程度活性が共通している可能性がある。
【0146】 クローン「mc300 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「mc300 1」として同定されている
。mc300 1は、ヒト成人甲状腺cDNAライブラリーから単離され、コー
ドされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、新規蛋白をコー
ドするものと同定された。mc300 1は全長クローンであり、(本明細書で
「mc300 1蛋白」とも称する)新規蛋白の全コーディング配列を含んでい
る。 今回決定されたmc300 1のヌクレオチド配列を配列番号:123に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するmc300 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:124に示す。 クローンmc300 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したmc300 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。mc300 1は、AA142942 (IMAGE 3p clone),
AA315222 (EST187017 Colon carcinoma (HCC) cell line Homo sapiens cDNA 5
' end), AA142942 (zl43c04.s1 Soares pregnant uterus NbHPU Homo sapiens c
DNA clone 504678 3'), AI246503 (qn64a06.x1 NCI_CGAP_HN4 Homo sapiens cDN
A clone IMAGE:1902994 3', mRNA sequence), D61461 (Human fetal brain cDNA
5'-end GEN-404B08), D79662 (Human aorta cDNA 5'-end GEN-300D05, mRNA se
quence), H93575 (yv14h11.s1 Homo sapiens cDNA clone 242757 3'), T25928 (
Human gene signature HUMGS08160; standard; cDNA to mRNA), および W93059
(zd93h06.s1 Soares fetal heart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 357083 3'
)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類
似性に基づけば、mc300 1蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少な
くともある程度活性が共通している可能性がある。mc300 1のヌクレオチ
ド配列により、それが1またはそれ以上のAlu反復要素を含んでいる可能性が
あることが示唆される。
【0147】 クローン「ml277 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「ml277 1」として同定されている
。ml277 1は、ヒト成人脳(尾状核)cDNAライブラリーから、分泌蛋
白をコードしているcDNAに関して選択的な方法(U.S.Pat.No.5,536,637を参
照されたい)を用いて単離され、または、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコ
ンピューター分析に基づいて、分泌または膜貫通蛋白をコードするものと同定さ
れた。ml277 1は全長クローンであり、(本明細書で「ml277 1蛋
白」とも称する)分泌蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたml227 1のヌクレオチド配列を配列番号:125に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するml227 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:126に示す。 クローンml227 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2700bpの長さのはずである。 本明細書に開示したml227 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。ml227 1は、AA857826 (oe88e05.s1 NCI_C
GAP_Co12 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1418720 3', mRNA sequence), F1846
4 (H.sapiens EST sequence (017-T4-16) from skeletal muscle), H30845 (yo7
8d11.r1 Homo sapiens cDNA clone 184053 5'), T06839 (EST04728 Homo sapien
s cDNA clone HFBDZ66), T19759 (Human gene signature HUMGS00834), T26021
(Human gene signature HUMGS08257; standard; cDNA to mRNA), および Z69043
(H.sapiens mRNA translocon-associated protein delta subunit precursor)
として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書
に開示したml227 1の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用
いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定m
l227 1は、Z69664 (K04D7.5 [Caenorhabditis elegans])として同定され
た配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、
ml227 1蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくともある程度活
性が共通している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムにより、
ml227 1蛋白配列中、配列番号:126のアミノ酸465、510、56
0、572、595および615付近にそれぞれ集中する6つの潜在的な膜貫通
領域が予測される。
【0148】 クローン「m367 6」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「mm367 6」として同定されている
。mm367 6は、ヒト成人網膜(WERI-Rb1網膜芽種系統)cDNA
ライブラリーから単離され、蛋白をコードするものと同定された。mm367
6 1は全長クローンであり、(本明細書で「mm367 6蛋白」とも称する
)蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたmm367 6のヌクレオチド配列を配列番号:127に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するmm367 6蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:128に示す。 クローンmm367 6を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したmm367 6のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。mm367 6は、AA114127 (zn65f02.r1 Strat
agene HeLa cell s3 937216 Homo sapiens cDNA clone 563067 5'), AA127284 (
zn91c12.r1 Stratagene lung carcinoma 937218 Homo sapiens cDNA clone 5655
58 5'), AA173842 (zp30d01.r1 Stratagene neuroepithelium (#937231) Homo s
apiens cDNA clone 610945 5'), AF000364 (Homo sapiens heterogeneous nucle
ar ribonucleoprotein R mRNA, complete CDs), N31934 (yy22d10.s1 Homo sapi
ens cDNA clone 271987 3'), T24354 (Human gene signature HUMGS06385; stan
dard; cDNA to mRNA), U48271 (Dictyostelium discoideum UbpA deubiquitinas
e mRNA, complete CDs), W16579 (zb13g11.r1 Soares fetal lung NbHL19W Homo
sapiens cDNA clone 301988 5'), および W72461 (zd67f06.s1 Soares fetal h
eart NbHH19W Homo sapiens cDNA clone 345731 3')として同定された配列に対
して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したmm367 6
の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeq
アミノ酸配列データベースに対して検索した。推定mm367 6は、AF000364
(heterogeneous nuclear ribonucleoprotein R [Homo sapiens]) およびand W2
6553 (Human heterogeneous nuclear ribonucleoprotein (hnRNP) A2)として同
定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づ
けば、mm367 6蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくともある
程度活性が共通している可能性がある。 mm367 6蛋白は、COS細胞発現系で発現され、約79kDaの発現蛋
白のバンドが、膜フラクションにおいて、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳
動を用いて検出された。
【0149】
【0150】 クローン「mt124 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「mt124 3」として同定されている
。mt124 3は、ヒト成人精巣cDNAライブラリーから単離され、コード
される蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基き、新規蛋白をコードする
ものと同定された。mt124 3は全長クローンであり、(本明細書で「mt
124 3蛋白」とも称する)新規蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたmt124 3のヌクレオチド配列を配列番号:129に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するmt124 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:130に示す。 クローンmt124 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1100bpの長さのはずである。 本明細書に開示したmt124 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。mt124 3は、AA435386 (ve15h01.r1 Soare
s mouse NbMH Mus musculus cDNA clone 818257 5' similar to TR:E198756 E19
8756 PUTATIVE ORF), AI185116 (qe51g07.x1 Soares_fetal_lung_NbHL19W Homo
sapiens cDNA clone IMAGE 1742556 3' similar to TR Q92564 Q92564 MYELOBLA
ST KIAA0276 ; mRNA sequence), C03847 (Human Heart cDNA, clone 3NHC2256),
N74186 (za76h03.s1 Homo sapiens cDNA clone 298517 3'), T24234 (Human ge
ne signature HUMGS06248; standard; cDNA to mRNA), W87997 (mf65b06.r1 Soa
res mouse embryo NbME13.5 14.5 Mus musculus cDNA clone 419123 5'), およ
び Z86062 (Human DNA sequence from PAC 121G13 on chromosome 6 contains f
low sorted chromosome 6 HindIII fragment ESTs, polymorphic CA repeat, Cp
G island, CpG island genomic fragments)として同定された配列に対して少な
くともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したmt124 3の推定ア
ミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸
配列データベースに対して検索した。推定mt124 3は、AL024499 (H38K22
.2 [Caenorhabditis elegans]) および D87466 (Similar to S.cerevisiae hypo
thetical protein L3111 (S59316) [Homo sapiens])として同定された配列に対
して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基き、mt124 3
蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくともいくらかの活性が共通して
いる可能性がある。
【0151】 クローン「nf56 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「nf56 3」として同定されている。
nf56 3は、ヒト成人脳(黒質)cDNAライブラリーから分泌蛋白をコー
ドしているcDNAに選択的な方法(U.S.Pat.No.5,536,637を参照されたい)を
用いて単離され、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基き
、分泌または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。nf56 3は全長ク
ローンであり、(本明細書で「nf56 3蛋白」とも称する)分泌蛋白の全コ
ーディング配列を含んでいる。 今回決定されたnf56 3のヌクレオチド配列を配列番号:131に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応す
るnf56 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であ
ると考えるものを配列番号:132に示す。配列番号:132のアミノ酸3から
15までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸16から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がnf56 3蛋白の残りの部分から分離されない場合に
は、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンnf56 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約5000bpの長さのはずである。 本明細書に開示したnf56 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。nf56 3は、H08054 (yl86a09.s1 Homo sapien
s cDNA clone 44915 3'), Q60495 (Human brain Expressed Sequence Tag EST02
500; standard; cDNA), T25509 (Human gene signature HUMGS07678), W34534 (
mc58h01.r1 Soares mouse embryo NbME13.5 14.5 Mus musculus cDNA clone 352
753 5'), および Z64987 (H.sapiens CpG island DNA genomic Mse1 fragment,
clone 186b1, reverse read cpg186b1.rt1b)として同定された配列に対して少な
くともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したnf56 3の推定アミ
ノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配
列データベースに対して検索した。推定nf56 3は、D86983 (similar to D
.melanogaster peroxidasin (U11052) [Homo sapiens]), R25079 (Drosophila S
LIT protein involved in axon pathway development), および X53959 (slit p
rotein [Drosophila melanogaster])として同定された配列に対して少なくとも
ある程度の類似性を示した。配列類似性に基き、nf56 3蛋白および各類似
蛋白またはペプチドは、少なくともいくらかの活性が共通している可能性がある
。TopPredIIコンピュータープログラムにより、nf56 3蛋白配列中、一つ
が配列番号:132のアミノ酸514付近に、もう一つが配列番号:132のア
ミノ酸628付近に集中する2つの潜在的膜貫通領域が予測される。
【0152】 クローン「qy442 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「qy442 2」として同定されている
。qy442 2は、ヒト成人血液(前骨髄性白血病HL-60系統)cDNA
ライブラリーから分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(U.S.Pat.
No.5,536,637を参照されたい)を用いて単離され、コードされる蛋白のアミノ酸
配列のコンピューター分析に基き、分泌または膜貫通蛋白をコードするものと同
定された。qy442 2は全長クローンであり、(本明細書で「qy442
2蛋白」とも称する)分泌蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたqy442 2のヌクレオチド配列を配列番号:133に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するqy442 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:134に示す。配列番号:134のアミノ酸3
から15までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸16から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推
定リーダー/シグナル配列がqy442 2蛋白の残りの部分から分離されない
場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンqy442 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1800bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqy442 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qy442 2は、AI081522 (on04e12.x1 NCI_C
GAP_Kid3 Homo sapiens cDNA clone IMAGE:1555726 3' similar to contains Al
u repetitive element; mRNA sequence) および AA449854 (zx37a06.r1 Soares
total fetus Nb2HF8 9w Homo sapiens cDNA clone 788626 5')として同定された
配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基き、qy4
42 2蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくともいくらかの活性が
共通している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムにより、qy
442 2蛋白配列中、配列番号:20のアミノ酸68付近に集中する1つの潜
在的膜貫通領域が予測される。qy442 2のヌクレオチド配列により、それ
が1またはそれ以上のAlu反復要素を含む可能性があることが示される。
【0153】 クローン「rj214 14」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「rj214 14」として同定されてい
る。rj214 14は、ヒト成人神経(神経上皮腫HTB-10系統)cDN
Aライブラリーから分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(U.S.Pa
t.No.5,536,637を参照されたい)を用いて単離され、コードされる蛋白のアミノ
酸配列のコンピューター分析に基き、分泌または膜貫通蛋白をコードするものと
同定された。rj214 14は全長クローンであり、(本明細書で「rj21
4 14蛋白」とも称する)分泌蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたrj214 14のヌクレオチド配列を配列番号:135に示
し、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対
応するrj214 14蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸
配列であると考えるものを配列番号:136に示す。配列番号:136のアミノ
酸3から15までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸16から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため
、推定リーダー/シグナル配列がrj214 14蛋白の残りの部分から分離さ
れない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンrj214 14を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約900bpの長さのはずである。 本明細書に開示したrj214 14のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。rj214 14は、AA167035 (zp05c10.s1 S
tratagene ovarian cancer (#937219) Homo sapiens cDNA clone 595506 3' sim
ilar to TR:G563357 G563357 GENES RAS1, RLB1 AND RLC1; mRNA sequence), AA
491109 (aa52d09.r1 NCI_CGAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 824561 5'
similar to TR G563357 G563357 GENES RAS1, RLB1 AND RLC1), および AI1891
56 (qd04c02.x1 Soares_placenta_8to9weeks_2NbHP8to9W Homo sapiens cDNA cl
one IMAGE:1722722 3' similar to TR:O01437 O01437 SIMILAR TO DROSOPHILA R
LC1 GENE PRODUCT; mRNA sequence)として同定された配列に対して少なくともあ
る程度の類似性を示した。本明細書に開示したrj214 14の推定アミノ酸
配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列デ
ータベースに対して検索した。推定rj214 14は、U97016 (similar to d
rosophila Rlc1 gene product (NID g563361) および S. cerevisiae mitochond
rial 60S ribosomal protein L4 (YML4) (NID g459259) [Caenorhabditis elega
ns]), and X73219 (Rlc1)として同定された配列に対して少なくともある程度の
類似性を示した。ショウジョウバエRlc1は、細胞膜の内面に結合する塩基性
蛋白である。転写マッピングおよびヌクレオチド配列分析により、Rlc1がシ
ョウジョウバエRas1と同じ遺伝子領域にあり、Ras1の発現パターンと類
似する発現パターンを示すことが明らかである。胚形成中、Ras1転写産物が
主に胚の中枢神経系に限定されることが示されており、Rlc1遺伝子産物もこ
れらの神経細胞において役割を有する可能性があることを示唆する。配列類似性
に基き、rj214 14蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくとも
いくらかの活性が共通している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログ
ラムにより、rj214 14蛋白配列中、配列番号:136のアミノ酸32付
近に集中する1つの潜在的な膜貫通領域が予測される。 rj214 14は、COS細胞発現系で発現され、発現された約22kDa
の蛋白のバンドが、膜フラクションにおいて、SDSポリアクリルアミドゲル電
気泳動を用いて検出された。
【0154】 クローン「rk80 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「rk80 3」として同定されている。
rk80 3は、ヒト成人腫瘍(結腸直腸腺癌SW480系統)cDNAライブ
ラリーから分泌蛋白をコードしているcDNAに選択的な方法(U.S.Pat.No.5,5
36,637を参照されたい)を用いて単離され、コードされる蛋白のアミノ酸配列の
コンピューター分析に基き、分泌または膜貫通蛋白をコードするものと同定され
た。rk80 3は全長クローンであり、(本明細書で「rk80 3蛋白」と
も称する)分泌蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたrk80 3のヌクレオチド配列を配列番号:137に示し、
これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応す
るrk80 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であ
ると考えるものを配列番号:138に示す。配列番号:138のアミノ酸6から
18までは推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ
酸19から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるため、推定リ
ーダー/シグナル配列がrk80 3蛋白の残りの部分から分離されない場合に
は、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンrk80 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約1096bpの長さのはずである。 本明細書に開示したrk80 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。rk80 3は、AA418955 (zw01c10.r1 Soares Nh
HMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 768018 5', mRNA sequence), AB004061 (dom
estic pig mRNA for STAT2, complete CDs, a signal transducer and activato
r of transcription), C06368 (similar to none), および U38443 (Human clon
e JkA3 mRNA induced upon T-cell activation, 3' end)として同定された配列
に対して少なくともある程度の類似性を示した。推定rk80 3蛋白は、顆粒
球-コロニー刺激因子(G-CSF)およびインターロイキン-6(IL-6)対し
て少なくともある程度の類似性を示した。Hidden Markov モデル分析により、配
列番号:138のアミノ酸69から181におけるIL-6/G-CSF/マスト細
胞成長因子(MGF)ファミリーのシグナチャーがあることが明らかになった。
サイトカインのこのファミリーは、2つのジスルフィド結合に関与する4つの保
存的システイン残基を含むサイズの、約170から180のアミノ酸残基から成
る糖蛋白である。rk80 3は、IL-6/G-CSFファミリーの新規なサイ
トカインをコードしていると考えられる。配列類似性に基き、rk80 3蛋白
および各類似蛋白またはペプチドは、少なくともいくらかの活性が共通している
可能性がある。 rk80 3は、COS細胞発現系で発現され、発現された約24kDaの蛋
白のバンドが、膜フラクションにおいて、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳
動を用いて検出された。
【0155】 クローン「au36 42」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「au36 42」として同定されている
。au36 42は、ヒト成人精巣cDNAライブラリーから単離され、コード
される蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基き、新規蛋白をコードする
ものと同定された。au36 42は全長クローンであり、(本明細書で「au
36 42蛋白」とも称する)新規蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたau36 42のヌクレオチド配列を配列番号:139に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するau36 42蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:140に示す。 クローンau36 42を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1400bpの長さのはずである。 本明細書に開示したau36 42のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。データベースでは明らかなヒットは見られなかっ
た。au36 42のヌクレオチド配列により、それがLIME反復要素を含む
可能性があることが示唆される。
【0156】 クローン「bo549 13」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「bo549 13」として同定されてい
る。bo549 13は、ヒト成人網膜cDNAライブラリーから単離され、コ
ードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基き、新規蛋白をコード
するものと同定された。bo549 13は全長クローンであり、(本明細書で
「bo549 13蛋白」とも称する)新規蛋白の全コーディング配列を含んで
いる。 今回決定されたbo549 13のヌクレオチド配列を配列番号:141に示
し、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対
応するbo549 13蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸
配列であると考えるものを配列番号:142に示す。配列番号:141のアミノ
酸518と519の領域は、別の挿入エキソンのボーダーを表す可能性がある。 クローンbo549 13を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/N
otI制限フラグメントは約1200bpの長さのはずである。 本明細書に開示したbo549 13のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTX
およびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列
データベースに対して検索した。bo549 13は、AI261562 (qz30c06.x1
NCI_CGAP_Kid11 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 2028394 3' similar to TR Q6
3061 Q63061 HYPOTHETICAL 4.7 KD PROTEIN; mRNA sequence) and J02649 (Rat
stomach (H+,K+)-ATPase mRNA, complete cds)として同定された配列に対して少
なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したbo549 13の推
定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミ
ノ酸配列データベースに対して検索した。推定bo549 13は、J02649(未
知蛋白[Rattus norvegicus])として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。配列類似性に基き、bo549 13蛋白および各類似蛋
白またはペプチドは、少なくともいくらかの活性が共通している可能性がある。
【0157】 クローン「da529 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「da529 3」として同定されている
。da529 3は、ヒト胎児胎盤cDNAライブラリーから、分泌蛋白をコー
ドしているcDNAに選択的な方法(U.S.Pat.No.5,536,637を参照されたい)を
用いて単離され、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基き
、分泌または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。da529 3は全長
クローンであり、(本明細書で「da529 3蛋白」とも称する)分泌蛋白の
全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたda529 3のヌクレオチド配列を配列番号:143に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するda529 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:144に示す。配列番号:144のアミノ酸5
9から71の領域は、推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配
列はアミノ酸72から開始する。推定リーダー/シグナル配列が疎水性であるた
め、推定リーダー/シグナル配列がda529 3蛋白の残りの部分から分離さ
れない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンda529 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1150bpの長さのはずである。 本明細書に開示したda529 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。da529 3は、AI189911 (qd33e06.x1 Soare
s_placenta_8to9weeks_2NbHP8to9W Homo sapiens cDNA clone IMAGE 1725538 3'
similar to TR O42204 O42204 PUTATIVE TRANSMEMBRANE PROTEIN E3-16; mRNA
sequence), T35254 (EST82005 Homo sapiens cDNA 5' end similar to None), U
76253 (Mus musculus E25B protein mRNA, complete cds), V43619 (Human secr
eted protein 19 encoding DNA), W28608 (49b1 Human retina cDNA randomly p
rimed sublibrary Homo sapiens cDNA), および W41628 (mc47c10.r1 Soares mo
use p3NMF19)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示し
た。本明細書に開示したda529 3の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロ
トコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索
した。推定da529 3は、AF03895(E25蛋白[ホモサピエンス])およびW6369
9(ヒト分泌蛋白19)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似
性を示した。配列類似性に基き、da529 3蛋白および各類似蛋白またはペ
プチドは、少なくともいくらかの活性が共通している可能性がある。
【0158】 クローン「dm365 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「dm365 3」として同定されている
。cDNAクローンは、ヒト成人脳cDNAライブラリーから、分泌蛋白をコー
ドしているcDNAに選択的な方法(U.S.Pat.No.5,536,637を参照されたい)を
用いてまず単離され、または、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュータ
ー分析に基き、分泌または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。このcD
NAクローンを次いで用いて、ヒト胎児脳cDNAライブラリーからdm365
3を単離した。dm365 3は全長クローンであり、(本明細書で「dm3
65 3蛋白」とも称する)分泌蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたdm365 3のヌクレオチド配列を配列番号:145に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するdm365 3蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:146に示す。配列番号:146のアミノ酸1
から13は、推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミ
ノ酸14から開始する。配列番号:146のアミノ酸40から52は、潜在的な
リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸53から開始
する。これらの推定リーダー/シグナル配列のそれぞれが疎水性であるため、各
推定リーダー/シグナル配列がdm365 3蛋白の残りの部分から分離されな
い場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンdm365 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1300bpの長さのはずである。 本明細書に開示したdm365 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。dm365 3は、AC005533 (*** SEQUENCING I
N PROGRESS *** Homo sapiens clone DJ0794K21; HTGS phase 1, 22 unordered
pieces), AI125562 (qd94d09.x1 Soares testis NHT Homo sapiens cDNA clone
IMAGE 1737137 3', mRNA sequence), R02268 (ye85c10.r1 Homo sapiens cDNA c
lone 124530 5' similar to contains LTR5 repetitive element), および V904
27 (EST clone DM365)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似
性を示した。配列類似性に基き、dm365 3蛋白および各類似蛋白またはペ
プチドは、少なくともいくらかの活性が共通している可能性がある。dm365
3のヌクレオチド配列により、それが反復配列を含む可能性があることが示唆
される。 dm365 3は、COS細胞発現系で発現され、発現された約23kDaの
蛋白のバンドが、膜フラクションにおいて、SDSポリアクリルアミドゲル電気
泳動を用いて検出された。
【0159】 クローン「fa171 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「fa171 1」として同定されている
。fa171 1は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから単離され、および、
コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基き、新規蛋白をコー
ドするものと同定された。fa171 1は全長クローンであり、(本明細書で
「fa171 1蛋白」とも称する)新規蛋白の全コーディング配列を含んでい
る。 今回決定されたfa171 1のヌクレオチド配列を配列番号:147に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するfa171 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:148に示す。 クローンfa171 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したfa171 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。fa171 1は、AA446057 (zw66d04.r1 Soare
s testis NHT Homo sapiens cDNA clone 781159 5', mRNA sequence), AC002099
(*** SEQUENCING IN PROGRESS *** Genomic sequence from Human 9q34; HTGS
phase 1, 2 unordered pieces), AC002355 (*** SEQUENCING IN PROGRESS *** G
enomic sequence from Human 9q34; HTGS phase 1, 7 unordered pieces), およ
び U10185 (Xenopus laevis XPMC2 protein mRNA, complete cds)として同定さ
れた配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したf
a171 1の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPept
およびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定fa171
1蛋白は、R67549 (Fruiting body inducing polypeptide) および U10185 (XPM
C2 protein [Xenopus laevis])として同定された配列に対して少なくともある程
度の類似性を示した。XPMC2は、Wee1キナーゼ機能を欠くいくらかの異
なる酵母有糸分裂カタストロフィー変異体を救出することができるアフリカツメ
ガエルのcDNAクローンであり、核蛋白である。配列類似性に基き、fa17
1 1蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくともいくらかの活性が共
通している可能性がある。
【0160】 クローン「lp572 2」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「lp572 2」として同定されている
。lp572 2は、ヒト成人血液(インビボで顆粒球-コロニー刺激因子を用
いて処理した末梢血単核細胞)cDNAライブラリーから、分泌蛋白をコードし
ているcDNAに関して選択的な方法(U.S.Pat.No.5,536,637を参照されたい)
を用いて単離され、または、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター
分析に基づいて、分泌または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。lp5
72 2は全長クローンであり、(本明細書で「lp572 2蛋白」とも称す
る)分泌蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたlp572 2のヌクレオチド配列を配列番号:149に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するlp572 2蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:150に示す。配列番号:150のアミノ酸7
9から91は、推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸92から開始する。推定リーダー/シグナル配列のそれぞれが疎水性であ
るため、各推定リーダー/シグナル配列がlp572 2蛋白の残りの部分から
分離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンlp572 2を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2100bpの長さのはずである。 本明細書に開示したlp572 2のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。lp572 2は、AA489012 (aa56a03.s1 NCI_C
GAP_GCB1 Homo sapiens cDNA clone 824908 3'), AA533633 (nf73b09.s1 NCI_CG
AP_Co3 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 925529, mRNA sequence), AC004686 (H
omo sapiens chromosome 17, clone hRPC.1073_F_15, complete sequence), T18
977 (g07030t Testis 1 Homo sapiens cDNA clone g07030 5' end), T21490 (Hu
man gene signature HUMGS02862), および W73324 (zd01h01.r1 Pancreatic Isl
et Homo sapiens cDNA clone 339409 5')として同定された配列に対して少なく
ともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したlp572 2の推定アミ
ノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配
列データベースに対して検索した。推定lp572 2蛋白は、AL03262 (predi
cted using Genefinder [Caenorhabditis elegans])として同定された配列に対
して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、lp572
2蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくともある程度活性が共通し
ている可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムにより、lp572
2蛋白配列中、配列番号150のアミノ酸129、263、286、326お
よび378付近にそれぞれ集中する5つの付加的な潜在的膜貫通領域が予測され
る。
【0161】 クローン「pe246 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「pe246 1」として同定されている
。pe246 1は、ヒト成人血液(慢性骨髄性白血病系統K562)cDNA
ライブラリーから分泌蛋白をコードしているcDNAに関して選択的な方法(U.
S.Pat.No.5,536,637を参照されたい)を用いて単離され、または、コードされる
蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌または膜貫通蛋白を
コードするものと同定された。pe246 1は全長クローンであり、(本明細
書で「pe246 1蛋白」とも称する)分泌蛋白の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたpe246 1のヌクレオチド配列を配列番号:151に示し
、これはポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するpe246 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列
であると考えるものを配列番号:152に示す。配列番号:152のアミノ酸1
93から205は、推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列
はアミノ酸206から開始する。推定リーダー/シグナル配列のそれぞれが疎水
性であるため、各推定リーダー/シグナル配列がpe246 1蛋白の残りの部
分から分離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性があ
る。 クローンpe246 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1500bpの長さのはずである。 本明細書に開示したpe246 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。pe246 1は、AA234138 (zr51b06.r1 Soare
s NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 666899 5' similar to SW FCEB_HUMAN Q
01362 HIGH AFFINITY IMMUNOGLOBULIN EPSILON RECEPTOR BETA-SUBUNIT), AA418
443 (zv92e05.r1 Soares NhHMPu S1 Homo sapiens cDNA clone 767264 5' simil
ar to SW FCEB_RAT P13386 HIGH AFFINITY IMMUNOGLOBULIN EPSILON RECEPTOR B
ETA-SUBUNIT; mRNA sequence), AC004584 (Homo sapiens chromosome 17, clone
hRPC1107_A_17, complete sequence), M74509 (Human endogenous retrovirus
type C oncovirus sequence), および V57903 (Hereditary haemochromatosis s
ubregion from an HH affected individual)として同定された配列に対して少な
くともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したpe246 1の推定ア
ミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸
配列データベースに対して検索した。推定pe246 1は、L35848 (IgE rece
ptor beta subunit [Homo sapiens]), R05026 (Beta subunit of rat high aff
inity IgE receptor Fc(epsilon)RI), および R42341 (Subunit of the human I
gE receptor)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示し
た。配列番号:13の初めの359ヌクレオチドは、M74509(ヒト内在性レトロ
ウイルスタイプC腫瘍ウイルス配列)のヌクレオチドに、およびまた、結果とし
ていくつかのゲノム配列にも、配列に関して類似している。この領域は、ゲノム
に導入されたレトロウイルスDNAである可能性があると考えられる。配列類似
性に基づけば、pe246 1蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なく
ともある程度活性が共通している可能性がある。TopPredIIコンピュータープロ
グラムにより、pe246 1蛋白配列中、配列番号152のアミノ酸86、1
15および154付近にそれぞれ集中する3つの付加的な潜在的膜貫通領域が予
測される。
【0162】 クローン「qf122 3」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「qf122 3」として同定されている
。qf122 3は、ヒト成人膀胱(腫瘍系統5637)cDNAライブラリー
から単離され、および、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析
に基づいて、新規蛋白をコードするものと同定された。qf122 3は全長ク
ローンであり、(本明細書で「qf122 3蛋白」とも称する)新規蛋白の全
コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたqf122 3のヌクレオチド配列を配列番号:153に示す
。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応するqf122 3蛋白の正しい
リーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると考えるものを配列番号:
154に示す。 クローンqf122 3を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約1700bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqf122 3のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qf122 3は、AA206909 (zq80d10.r1 Strat
agene hNT neuron (#937233) Homo sapiens cDNA clone 647923 5' similar to
SW YYAF_BACSU P37518 HYPOTHETICAL 40.1 KD GTP-BINDING PROTEIN IN RPSF-SP
O0J INTERGENIC REGION; mRNA sequence), AA237053 (zs01c01.r1 NCI_CGAP_GCB
1 Homo sapiens cDNA clone IMAGE 683904 5' similar to SW YBN5_YEAST P3821
9 HYPOTHETICAL 44.2 KD PROTEIN IN SCO2-MRF1 INTERGENIC REGION), AA775776
(ad14e03.s1 Soares NbHFB Homo sapiens cDNA clone 878236 3' similar to T
R P91917 P91917 W08E3.3; mRNA sequence), AL021878 (Homo sapiens DNA sequ
ence from PAC 257I20 on chromosome 22q13.1-13.2; contains cytochrome P45
0 pseudogenes CYP2D7P, CYP2D8P, CYP2D6(D), TCF20, NADH ubiquinone oxidor
eductase B14 subunit, ESTs, CA repeat, STS, GSS), および N32932 (yy10a02
.s1 Homo sapiens cDNA clone 270794 3' similar to SW:YBN5_YEAST P38219 HY
POTHETICAL 44.2 KD PROTEIN IN SCO2-MRF1 INTERGENIC REGION)として同定され
た配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。本明細書に開示したqf
122 3の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptお
よびGeneSeqアミノ酸配列データベースに対して検索した。推定qf122 3
は、W48670 (Staphylococcus aureus gbpA protein), Z92773 (W08E3.3 [Caenor
habditis elegans]), および Z92773 (predicted using Genefinder; Similarit
y to Yeast hypothetical 44.2 KD protein, putative GTP-binding protein (S
W P38219); cDNA EST EMBL D64516 comes from this gene)として同定された配
列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけば、qf
122 3蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくともある程度活性が
共通している可能性がある。配列番号:154における蛋白モチーフの分析によ
り、配列番号:154のアミノ酸29付近にATP/GTP-結合部位モチーフA
(P-ループ)が予想される。
【0163】 クローン「qv538 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「qv538 1」として同定されている
。qv538 1は、ヒト成人精巣(胎児腫瘍NT2D1細胞系統)cDNAラ
イブラリーから、分泌蛋白をコードしているcDNAに関して選択的な方法(U.
S.Pat.No.5,536,637を参照されたい)を用いて単離され、および、コードされる
蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌または膜貫通蛋白を
コードするものと同定された。qv538 1は全長クローンであり、(本明細
書で「qv538 1蛋白」とも称する)分泌蛋白の全コーディング配列を含ん
でいる。 今回決定されたqv538 1のヌクレオチド配列を配列番号:155に示し
、これは、ポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対
応するqv538 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配
列であると考えるものを配列番号:156に示す。配列番号:156のアミノ酸
8から20は、推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はア
ミノ酸21から開始する。推定リーダー/シグナル配列のそれぞれが疎水性であ
るため、各推定リーダー/シグナル配列がqv538 1蛋白の残りの部分から
分離されない場合には、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンqv538 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約2600bpの長さのはずである。 本明細書に開示したqv538 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。qv538 1は、W44974 (zc22e11.r1 Soares
senescent fibroblasts NbHSF Homo sapiens cDNA clone 323084 5' similar to
SW:FKB2_YEAST P32472 FK506-BINDING PROTEIN PRECURSOR; mRNA sequence),
および Z62799 (H.sapiens CpG island DNA genomic Mse1 fragment, clone 73c
8, reverse read cpg73c8.rt1a)として同定された配列に対して少なくともある
程度の類似性を示した。本明細書に開示したqv538 1の推定アミノ酸配列
を、BLASTX検索プロトコールを用いてGenPeptおよびGeneSeqアミノ酸配列データ
ベースに対して検索した。推定qv538 1蛋白は、AF04025 (FK506-binding
protein [Mus musculus]) および W88556 (Secreted protein encoded by gene
23 clone HSQEO84)として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性
を示した。それは、ペプチジル-プロリルシス-トランスイソメラーゼ活性(PP
Iアーゼまたはロタマーゼ)を示す。PPIアーゼは、オリゴペプチドのプロリ
ンイミドペプチド結合のシス-トランス異性化を触媒することにより蛋白の折り
たたみを促進する酵素である。配列類似性に基づけば、qv538 1蛋白およ
び各類似蛋白またはペプチドは、少なくともある程度活性が共通している可能性
がある。配列番号:156における蛋白モチーフの分析により、アミノ酸208
付近に小胞体ターゲット配列が検出される。Hidden Markov Model分析により、
(モチーフ分析によっても見出される)配列番号:156のアミノ酸183から
211にEF-ハンドカルシウム-結合領域が、および、配列番号:156のアミ
ノ酸38から132にFKBP-型ペプチジル-プロリルシス-トランスイソメラ
ーゼシグナチャー/プロフィールが検出される。qv538 1のヌクレオチド
配列により、それがAlu反復要素を含む可能性があることが示される。 qv538 1蛋白は、COS細胞発現系で発現され、発現された約24kD
aの蛋白のバンドが、条件培地および膜フラクションにおいて、SDSポリアク
リルアミドゲル電気泳動を用いて検出された。
【0164】 クローン「ys20 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「ys20 1」として同定されている。
ys20 1は、ヒト成人胸腺cDNAライブラリーから単離され、および、コ
ードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピューター分析に基づいて、分泌または膜
貫通蛋白をコードするものと同定された。ys20 1は全長クローンであり、
(本明細書で「ys20 1蛋白」とも称する)分泌蛋白の全コーディング配列
を含んでいる。 今回決定されたys20 1のヌクレオチド配列を配列番号:157に示し、
これは、ポリ(A)テイルを含む。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応
するys20 1蛋白の正しいリーディングフレームおよび推定アミノ酸配列で
あると考えるものを配列番号:158に示す。配列番号:158のアミノ酸41
から53は、推定リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミ
ノ酸54から開始する。配列番号:158のアミノ酸121から133は、推定
リーダー/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸134から開
始する。推定リーダー/シグナル配列のそれぞれが疎水性であるため、各推定リ
ーダー/シグナル配列がys20 1蛋白の残りの部分から分離されない場合に
は、それは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンys20 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/Not
I制限フラグメントは約2229bpの長さのはずである。 本明細書に開示したys20 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXおよ
びFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デー
タベースに対して検索した。ys20 1は、B76357 (RPCI11-15B19.TV RPCI11
Homo sapiens genomic clone R-15B19, genomic survey sequence)として同定
された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に基づけ
ば、ys20 1蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくともある程度
活性が共通している可能性がある。TopPredIIコンピュータープログラムにより
、ys20 1蛋白配列中、配列番号:158のアミノ酸205付近に集中する
1つの付加的な潜在的膜貫通領域が予測される。ys20 1のヌクレオチド配
列により、それが1またはそれ以上の哺乳動物トランスポゾン様長末端反復要素
、例えばMCT1b/cを含む可能性があることが示唆される。
【0165】 クローン「as180 1」 本発明ポリヌクレオチドはクローン「as180 1」として同定されている
。as180 1は、ヒト胎児脳cDNAライブラリーから、分泌蛋白をコード
しているcDNAに関して選択的な方法(U.S.Pat.No.5,536,637を参照されたい
)を用いて単離され、および、コードされる蛋白のアミノ酸配列のコンピュータ
ー分析に基づいて、分泌または膜貫通蛋白をコードするものと同定された。as
180 1は全長クローンであり、(本明細書で「as180 1蛋白」とも称
する)分泌蛋白の全コーディング配列を含んでいる。 今回決定されたas180 1のヌクレオチド配列を配列番号:159に示す
。今回出願人が、前記ヌクレオチド配列に対応するas180 1蛋白の正しい
リーディングフレームおよび推定アミノ酸配列であると考えるものを配列番号:
160に示す。配列番号:160のアミノ酸168から180は、推定リーダー
/シグナル配列であり、推定成熟アミノ酸配列はアミノ酸181から開始する。
推定リーダー/シグナル配列のそれぞれが疎水性であるため、各推定リーダー/
シグナル配列がas180 1蛋白の残りの部分から分離されない場合には、そ
れは膜貫通ドメインとして作用する可能性がある。 クローンas180 1を含む寄託物から得ることのできるEcoRI/No
tI制限フラグメントは約3580bpの長さのはずである。 本明細書に開示したas180 1のヌクレオチド配列を、BLASTN/BLASTXお
よびFASTA検索プロトコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列デ
ータベースに対して検索した。as180 1は、AB018279 (Homo sapiens mRN
A for KIAA0736 protein, complete cds), S47919 (p87 = transporter-like pr
otein [cattle, mRNA]), V89585 (EST clone CR618), および W28902 (53d11 Hu
man retina cDNA randomly primed sublibrary Homo sapiens cDNA, mRNA seque
nce)####として同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示し
た。本明細書に開示するas180 1の推定アミノ酸配列を、BLASTX検索プロ
トコールを用いてGenBankおよびGeneSeqヌクレオチド配列データベースに対して
検索した。推定as180 1は、AB018279 (KIAA0736 protein [Homo sapiens
]), L05435 (synaptic vesicle protein 2 [Rattus norvegicus]), S47919 (p87
[Bos sp.]), および W64538 (Human liver cell clone HP01293 protein)とし
て同定された配列に対して少なくともある程度の類似性を示した。配列類似性に
基づけば、as180 1蛋白および各類似蛋白またはペプチドは、少なくとも
ある程度活性が共通している可能性がある。アミノ酸モチーフの分析により、配
列番号:160のアミノ酸264付近に糖-輸送蛋白が検出され、および、hidden
Markov Model分析により、配列番号:160のアミノ酸153からアミノ酸74
1に糖-輸送アミノ酸プロフィールが検出された。TopPredIIコンピュータープロ
グラムによれば、as180 1蛋白配列中、配列番号:160のアミノ酸18
1、205、248、270、308、344、432、458、605、63
8、654、および710付近をそれぞれ中心とした12個の潜在的な膜貫通ド
メインが予想される。
【0166】 クローンの寄託 クローンco62 12,lo311 8,ns197 1,pj193 5
,pj317 2,pt332 1,qc297 15,qg596 12およ
びrb649 3は、ブダペスト条約に基づいて1998年7月29日にAmeric
an Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manassas, Virgin
ia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATCC9882
5が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各クローンが入手可能で
ある。 クローンca106 19xx,ci52 2,md124 16,pk36
6 7,pl741 5,pp314 19,pv35 1,pw337 6,
rd610 1およびrd810 6は、ブダペスト条約に基づいて1998年
8月11日にAmerican Type Culture Collection(10801 University Boulevard
, Manassas, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番
号ATCC98835が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各ク
ローンが入手可能である。 クローンcf85 1,dd504 18,np26 3,pm412 12
,pm421 3,pv6 1,qs14 3,qy338 9,rc58 1
,およびrd232 5は、ブダペスト条約に基づいて1998年8月27日に
American Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manassas,
Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATCC9
8850が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各クローンが入手
可能である。 クローンck213 12,pg195 1,pw460 5,qa136
1,qy1261 2およびrd432 4は、ブダペスト条約に基づいて19
98年10月8日にAmerican Type Culture Collection(10801 University Bou
levard, Manassas, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、
受託番号ATCC98918が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含
む各クローンが入手可能である。 クローンrb789 14,yd137 1,yd218 1,ye11 1
,ye72 1,ye78 1,ye90 1,yi62 1,yk78 1,
yk251 1およびyt14 1は、ブダペスト条約に基づいて1998年1
2月15日にAmerican Type Culture Collection(10801 University Boulevard
, Manassas, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番
号ATCC207004が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各
クローンが入手可能である。 クローンbf157 16,bk343 2,cd205 2,cw1292
8,cw1475 2,dd428 4,dh1073 12,dw78 1
,fh116 11,fy356 14およびiw66 1は、ブダペスト条約
に基づいて1999年2月4日にAmerican Type Culture Collection(10801 Un
iversity Boulevard, Manassas, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物とし
て寄託され、受託番号ATCC207088が付与され、そこから個々のポリヌ
クレオチドを含む各クローンが入手可能である。 クローンkh13 4,ko258 4,kv10 8,LL89 3,mc
3001,ml227 1,mm367 6,mt124 3,nf56 3,
qy442 2,rj214 1およびrk80 3は、ブダペスト条約に基づ
いて1999年2月4日にAmerican Type Culture Collection(10801 Universi
ty Boulevard, Manassas, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託
され、受託番号ATCC207089が付与され、そこから個々のポリヌクレオ
チドを含む各クローンが入手可能である。 クローンau36 42,bo549 13,da529 3,dm365
3,fa171 1,lp572 2,pe246 1,qf122 3,qv
538 1およびys20 1は、ブダペスト条約に基づいて1999年4月2
日にAmerican Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manass
as, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATC
C207187が付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各クローン
が入手可能である。 クローンas180 1は、ブダペスト条約に基づいて1999年8月11日
にAmerican Type Culture Collection(10801 University Boulevard, Manassas
, Virginia 20110-2209 U.S.A.)に原寄託物として寄託され、受託番号ATCC
XXXXXXが付与され、そこから個々のポリヌクレオチドを含む各クローン
が入手可能である。 寄託材料の公衆の利用に対するすべての制限は、37C.F.R.§1.80
8(b)の規定を除き、特許付与により解除されるであろうし、寄託期間は37
C.F.R.§1.806に従うであろう。 各クローンはこの複合体寄託物として別々の細菌細胞(E. coli)中にトラン
スフェクションされた。EcoRI/NotI消化(5’部位、EcoRI;3
’部位、NotI)を行い、かかるクローンについて適当な大きさのフラグメン
トを得ることにより各クローンを寄託されているベクターから取ることができる
。各クローンを、図1Aおよび1Bにそれぞれ示すpED6またはpNOTsベ
クターのいずれかに入れて寄託した。cDNAクローニングを容易にする新たな
ポリリンカーを挿入することによりpED6dpc2ベクター(pED6)をp
ED6dpc1から誘導した(Kaufman et al. (1991). Nucleic Acids Res. 19
: 4485-4490)。DHFRを欠失させ、新たなポリリンカーを挿入し、M13複
製開始点をClaI部位に挿入することによりpNOTsベクターをpMT2(
Kaufman et al. 1989. Mol. Cell. Biol. 9: 1741-1750)から誘導した。いくつ
かの場合、寄託クローンは寄託単離物中で「フリップ」した(すなわち、逆方向
となった)。このような場合であってもやはり、EcoRIおよびNotI消化
によりcDNAインサートを単離できる。しかしながら、その場合、適当なベク
ター中での発現のために正しい方向でcDNAを配置するために、NotIは5
’部位を生成し、EcoRIは3’部位を生成するであろう。cDNAが寄託さ
れているベクターからcDNAを発現させてもよい。 個々のクローンを含む細菌細胞を、複合体寄託物から次のようにして得ること
ができる: 個々のクローンに関して知られた配列に対するものになるよう、オリゴヌクレ
オチドプローブまたはプローブを設計すべきである。この配列は本明細書中の配
列、またはそれらの配列の組み合わせから誘導することができる。各全長クロー
ンを単離するために使用されたオリゴヌクレオチドプローブ配列を以下に示すが
、それらは目的クローンの単離において最も信頼できるはずである。
【0167】 クローン プローブ配列 co62 12 配列番号:161 lo311 8 配列番号:162 ns197 1 配列番号:163 pj193 5 配列番号:164 pj317 2 配列番号:165 pt332 1 配列番号:166 qc297 15 配列番号:167 qg596 12 配列番号:168 rb649 3 配列番号:169 ca106 19x 配列番号:170 ci52 2 配列番号:171 md124 _16 配列番号:172 pk366 7 配列番号:173 pl741 5 配列番号:174 pp314 19 配列番号:175 pv35 1 配列番号:176 pw337 6 配列番号:177 rd610 1 配列番号:178 rd810 6 配列番号:179 cf85 1 配列番号:180 dd504 18 配列番号:181 np26 3 配列番号:182 pm412 12 配列番号:183 pm421 3 配列番号:184 pv6 1 配列番号:185 qs14 3 配列番号:186 qy338 9 配列番号:187 rc58 1 配列番号:188 rd232_5 配列番号:189 ck213 12 配列番号:190 pg195 1 配列番号:191 pw460 5 配列番号:192 qa136 1 配列番号:193 qy1261 2 配列番号:194 rd432 4 配列番号:195 rb789 14 配列番号:196 yd137 1 配列番号:197 ye11 1 配列番号:198 ye72 1 配列番号:199 ye78 1 配列番号:200 ye90 1 配列番号:201 yk251 1 配列番号:202 yt14 1 配列番号:203 bf157 16 配列番号:204 bk343 2 配列番号:205 cd205 2 配列番号:206 cw1292 8 配列番号:207 cw1475 2 配列番号:208 dd428 4 配列番号:209 dh1073 12 配列番号:210 dw78 1 配列番号:211 fh116 11 配列番号:212 fy356 14 配列番号:213 iw66 1 配列番号:214 kh13 4 配列番号:215 ko258 4 配列番号:216 kv10 8 配列番号:217 LL89 3 配列番号:218 mc300 1 配列番号:219 ml227 1 配列番号:220 mm367 6 配列番号:221 mt124 3 配列番号:222 nf56 3 配列番号:223 qy442 2 配列番号:224 rj214 14 配列番号:225 rk80 3 配列番号:226 au36 42 配列番号:227 bo549 13 配列番号:228 da529 3 配列番号:229 dm365 3 配列番号:230 fa171 1 配列番号:231 lp572 2 配列番号:232 pe246 1 配列番号:233 qf122 3 配列番号:234 qv538 1 配列番号:235 ys20 1 配列番号:236 as180 1 配列番号:237
【0168】 上に挙げた配列は位置2においてNを含み、その位置は好ましいプローブ/プ
ライマーにおいてヌクレオチドというよりはむしろビオチン化ホスホラミダイト
残基(例えば、ビオチンホスホラミダイト(1−ジメトキシトリチルオキシ−2
−(N−ビオチニル−4−アミノブチル)−プロピル−3−O−(2−シアノエ
チル)−(N,N’−ジイソプロピル)−ホスホラミダイト(Glen Researchカ
タログ番号10-1953))の使用により得られる)により占められる。 好ましくは、オリゴヌクレオチドプローブの設計はこれらのパラメーターに従
うべきである: (a)もしあったとしても、不明確な塩基(N)が最少である配列の領域とな
るように設計すべきである; (b)Tmが約80℃(AまたはTについては2℃、GまたはCについては4
℃と仮定)となるように設計すべきである。 好ましくは、オリゴヌクレオチド標識に広く用いられる方法を用い、T4ポリ
ヌクレオチドキナーゼを用いてオリゴヌクレオチドをγ−32P−ATP(比活性
6000Ci/mmole)で標識すべきである。他の標識方法を用いることも
できる。好ましくは、取り込まれなかった標識をゲル濾過または他の確立されて
いる方法により除去すべきである。プローブ中に取り込まれた放射活性量をシン
チレーションカウンターで測定することにより定量すべきである。好ましくは、
得られたプローブの比活性は約4e+6 dpm/pmoleとなるべきである
。 好ましくは、全長クローンのプールを含む細菌培養物を融解し、100μlの
ストックを100μg/mlのアンピシリンを含有する25mlの滅菌Lブロス
を入れた滅菌培養フラスコへの接種に用いるべきである。好ましくは、培養物を
37℃で増殖させて飽和状態とすべきであり、好ましくは、飽和培養物を新鮮L
ブロスで希釈すべきである。好ましくは、これらの希釈物の一部をプレーティン
グして、150mmのペトリ皿中の100μg/mlのアンピシリンおよび1.
5%の寒天を含有するLブロスを含む固体細菌用培地上で37℃で一晩増殖させ
た場合5000個の明確な、しかもよく分離したコロニーが生じる希釈率および
体積を決定すべきである。明確な、しかもよく分離したコロニーを得るための他
の既知方法を用いることもできる。 次いで、標準的なコロニーハイブリダイゼーション法を用いてコロニーをニト
ロセルロースフィルタ−に移し、溶解、変性、次いで、焼き付けを行うべきであ
る。 次いで、好ましくは、0.5% SDS、100μg/mlの酵母RNA、お
よび10mM EDTAを含有する6X SSC(20Xストックは175.3g
NaCl/リットル、88.2g クエン酸ナトリウム、NaOHでpH7.0
とする)(150mmフィルター1枚あたり約10ml)中で穏やかに撹拌しな
がら65℃で1時間インキュベーションする。次いで、好ましくはプローブをハ
イブリダイゼーションミックスに添加して濃度が1e+6 dpm/mlより大
またはこれと等しくなるようにする。次いで、好ましくはフィルターを室温にお
いて撹拌せずに500mlの2X SSC/0.5% SDSで洗浄し、好ましく
はその後、室温においておだやかに振盪しながら500mlの2X SSC/0
.1% SDSで洗浄する。65℃、30分ないし1時間、0.1X SSC/0
.5% SDSでの3回目の洗浄が最適である。次いで、好ましくはフィルター
を乾燥し、十分時間オートラジオグラフィーに供してX線フィルム上に陽性物を
可視化させる。他の既知ハイブリダイゼーション方法を用いることもできる。 陽性コロニーを拾い、培地中で増殖させ、次いで、標準的手順を用いてプラス
ミドDNAを単離する。次いで、制限分析、ハイブリダイゼーション分析または
DNA配列決定によりクローンを証明することができる。
【0169】 生物学的活性を示すことのできる本発明蛋白のフラグメントも本発明に含まれ
る。蛋白のフラグメントは直鎖状であってもよく、あるいは例えばH.U.Saragovi
, et al., Bio/Technology 10, 773-778 (1992)およびR.S.McDowell, et al., J
. Amer. Chem. Soc. 114, 9245-9253 (1992)(参照により両文献を本明細書に記
載されているものとみなす)に記載されたような既知方法を用いて環化させても
よい。多くの目的(蛋白結合部位の結合手を増加させることを包含)のために、
かかるフラグメントを免疫グロブリンのごとキャリヤ分子に融合させてもよい。
例えば、蛋白のフラグメントを「リンカー」を介して免疫グロブリンのFc部分
に融合させてもよい。2価形態の蛋白については、かかる融合をIgG分子のF
c部分に対して行うことができる。他の免疫グロブリンイソタイプを用いてかか
る融合物を得てもよい。例えば、蛋白−IgM融合物は、10価形態の本発明蛋
白を生じるであろう。 また本発明は全長および成熟形態の開示蛋白を提供する。かかる蛋白の全長形
態は、開示クローンのヌクレオチド配列の翻訳により配列表において同定されて
いる。かかる蛋白の成熟形態を、適当な哺乳動物細胞または他の宿主細胞におい
て開示の全長ポリヌクレオチド(好ましくは、ATCCに寄託されたもの)を発
現させることにより得てもよい。蛋白の成熟形態の配列を全長形態のアミノ酸配
列から決定してもよい。
【0170】 また本発明は、本明細書開示のcDNA配列に対応する遺伝子を提供する。「
対応する遺伝子」は、転写されてmRNAを生じるゲノムの領域であり、そのm
RNAからcDNAが誘導され、かかる遺伝子の調節された発現に必要なゲノム
の隣接領域(コーディング配列、5’および3’非翻訳領域を含む)、あるいは
スプライシングされたエキソン、イントロン、プロモーター、エンハンサー、な
らびにサイレンサーまたはサプレッサーエレメントも包含する。本明細書開示の
配列の情報を用いて対応遺伝子を単離することができる。本明細書開示の配列の
情報を用いて対応遺伝子を単離することができる。かかる方法は、開示された配
列の情報からプローブまたはプライマーを調製して適当なゲノムライブラリーま
たは他のゲノム材料源中の遺伝子の同定および/または増幅を行うことを包含す
る。「単離遺伝子」とは、その遺伝子が単離された生物のゲノム中に存在する隣
接コーディング配列(存在する場合には)から分離された遺伝子である。 本明細書開示のポリヌクレオチド配列に対応する染色体位置を、例えば、適当
に標識された本発明ポリヌクレオチドをin situにて染色体にハイブリダイゼー
ションさせることにより決定してもよい。すでに特定染色体位置にマッピングさ
れている発現配列タグ(ESTs)のごとき公のデータベース中の有意に類似し
たヌクレオチド配列を同定することにより、開示ポリヌクレオチドの対応染色体
位置を決定してもよい。本明細書に開示した少なくともいくつかのポリヌクレオ
チド配列に関して、本発明ポリヌクレオチドに対して少なくともある程度の類似
性を有する公のデータベース配列はデータベース受託番号によりリストされてい
る。重複配列のUniGene clustersを同定するための、これらの公のデータベース
配列のGenBank受託番号を用いる検索は、National Center for Biotechnology I
nformationにより提供されるインターネットサイトにおいて行うことができ、そ
のアドレスはhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/UniGene/である。そのようにして同
定される多くのUniGene clustersは、すでに特定染色体位置にマッピングされて
いる。
【0171】 本明細書開示のポリヌクレオチド配列に対応する遺伝子の増強、低下、あるい
は改変された発現を有する生物が提供される。アンチセンスポリヌクレオチドを
用いることにより、あるいは遺伝子から転写されたmRNAを結合および/また
は開裂させるリボザイムを用いることにより、遺伝子発現の望ましい変化が成し
遂げられる(Albert and Morris, 1994, Trends Pharmacol. Sci. 15(7): 250-2
54; Lavarosky et al., 1997, Biochem. Mol. Med. 62(1): 11-22; and Hampel,
1998, Prog. Nucleic Acid Res. Mol. Biol. 58: 1-39;これらすべてを参照に
より本明細書に記載されているものとみなす)。本明細書開示のポリヌクレオチ
ドに対応する多コピー遺伝子を有するトランスジェニック動物、好ましくは形質
転換細胞およびそれらの子孫中で安定に維持される遺伝学的構築物を用いて細胞
を形質転換することにより得られるトランスジェニック動物が提供される。遺伝
子発現レベルを上昇または低下させる、あるいは遺伝子発現の時間的または空間
的パターンを変化させる改変された遺伝学的制御領域を有するトランスジェニッ
ク動物も提供される(European Patent No. 0 649 464 B1参照;これらすべてを
参照により本明細書に記載されているものとみなす)。さらに、外部配列の挿入
により、あるいは対応遺伝子の全部または一部の欠失により、本明細書開示のポ
リヌクレオチド配列に対応する遺伝子が不完全または完全に不活性化された生物
が提供される。挿入により、好ましくは、転置可能エレメントの不正確な切除後
の挿入により(Plasterk, 1992, Bioessays 14(9): 629-633; Zwaal et al., 19
93, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 90(16): 7431-7435; Clark et al., 1994, Pr
oc. Natl. Acad. Sci. USA 91(2): 719-722; これらすべてを参照により本明細
書に記載されているものとみなす)、あるいは相同組み換えにより、好ましくは
陽性/陰性遺伝学的選択法により検出される相同組み換えにより(Mansour et a
l., 1988, Nature 336: 348-352; U.S. Patent Nos. 5,464,764; 5,487,992; 5,
627,059; 5,631,153; 5,614, 396; 5,616,491; and 5,679,523; これらすべてを
参照により本明細書に記載されているものとみなす)、不完全または完全な遺伝
子不活性化を行うことができる。変化した遺伝子発現を有するこれらの生物は、
好ましくは真核生物であり、より好ましくは哺乳動物である。かかる生物は、対
応遺伝子に関連した疾患の研究のための非ヒトモデルの開発に、さらには対応遺
伝子からの蛋白産物と相互作用する分子の同定のためのアッセイ系の開発に有用
である。 本発明蛋白が膜結合(例えば、受容体)である場合、本発明はかかる蛋白の可
溶性形態も提供する。かかる形態において、蛋白の細胞内および膜貫通ドメイン
の一部または全体を取り外して、蛋白が発現された宿主から十分に分泌されるよ
うにする。本発明蛋白の細胞内および膜貫通ドメインを、配列の情報からかかる
ドメインを決定するための既知手法により同定することができる。例えば、TopP
redIIコンピュータープログラムを用いてアミノ酸配列中の膜貫通ドメインの位
置を予想でき、それらのドメインは膜貫通ドメインの中心位置により記載され、
記載された中心残基の両側の少なくとも10個の膜貫通アミノ酸を伴う。 本発明蛋白および蛋白フラグメントは、開示蛋白のアミノ酸配列の少なくとも
25%(より好ましくは少なくとも50%、最も好ましくは少なくとも75%)
の長さのアミノ酸配列を有し、開示蛋白に対して少なくとも60%の配列同一性
(より好ましくは少なくとも75%の同一性、最も好ましくは少なくとも90%
または95%の同一性)を有する蛋白を包含する。配列同一性は、配列のギャッ
プを最小にしつつ、重複および同一性を最大にするように配列を並置した場合に
蛋白のアミノ酸配列を比較することにより決定される。いずれの開示蛋白のセグ
メントに対しても少なくとも75%の配列同一性(より好ましくは、少なくとも
85%の同一性、最も好ましくは少なくとも95%の同一性)を有する、好まし
くは8個またはそれ以上(より好ましくは20個またはそれ以上、最も好ましく
は30個またはそれ以上)の連続したアミノ酸を含むセグメントを含有する蛋白
または蛋白フラグメントも本発明に包含される。
【0172】 詳細には、WU−BLAST(Washington University BLAST)バージョン2
.0ソフトウェアを用いて配列同一性を決定してもよく、該ソフトウェアは、公
に制限なく使用できるNCBI−BLASTバージョン1.4を基礎としたWU
−BLASTに基づいて構築されている(Altschul and Gish, 1996, Local ali
gnment statistics, Doolittle ed., Methods in Enzymology 266: 460-480; Al
tschul et al., 1990, Basic local alignment search tool, Journal of Molec
ular Biology 215: 403-410; Gish and States, 1993, Identification of prot
ein coding regions by database similarity search, Nature Genetics 3: 266
-272; Karlin and Altschul, 1993, Applications and statistics for multipl
e high-scoring segments in molecular sequences, Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA 90: 5873-5877(参照によりこれらすべての文献を本明細書に記載されている
ものとみなす))。いくつかのUNIX(登録商標)プラットフォーム用のWU −BLASTバージョン2.0実行可能プログラムをftp://blast.wustl.edu/bl ast/executablesからダウンロードすることができる。いくつかのサポートプロ グラムのほかに、検索プログラムの完全な組(BLASTP、BLASTN、B LASTX、TBLASTNおよびTBLASTX)がこのサイトにおいて提供 される。WU−BLAST 2.0には著作権が設定されており、著者の許諾な しにいかなる形態であっても販売または再頒布してはならないが、業としての使 用でない場合、あるいは研究用途の場合は自由に使用できる。組(BLASTP 、BLASTN、BLASTX、TBLASTNおよびTBLASTX)に属す るすべての検索プログラムにおいて、ギャップドアラインメントルーチン(gapp ed alignment routines)がデータベースサーチ自体に統合されており、そのた め、高感度かつ高選択性であり、解釈容易な結果が得られる。最適には、これら すべてのプログラムにおいてギャッピングをオフにすることができる。長さのギ ャップに関するデフォールトペナルティー(default penalty)(Q)は、BL ASTPについてはQ=9であり、BLASTNについてはQ=10であるが、 ゼロを含めて、1ないし8、9、10、11、12ないし20、21ないし50 、51ないし100等のいずれの整数値に変更してもよい。ギャップを拡張する ための残基1個あたりのデフォールトペナルティー(R)は、蛋白およびBLA STPについてはR=2であり、BLASTNについてはR=10であるが、0 、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12ないし20、21な いし50、51ないし100等の整数値に変更してもよい。配列を並置比較して 重複および同一性を最大とし、配列のギャップを最小とするために、QおよびR のいずれの組み合わせを使用してもよい。デフォールトアミノ酸比較マトリック スはBLOSUM62であるが、PAMのごとき他のアミノ酸比較マトリックス を使用することもできる。
【0173】 開示ポリヌクレオチドおよび蛋白の種相同体も、本発明により提供される。本
明細書の用語「種相同体」は、蛋白またはポリヌクレオチドの起源とは異なる種
に関する蛋白またはポリヌクレオチドであるが、当業者により決定された場合、
有意な配列類似性を有するものをいう。好ましくは、ポリヌクレオチド種相同体
は、特定のポリヌクレオチドに対して少なくとも60%(より好ましくは少なく
とも75%、最も好ましくは少なくとも90%)の配列同一性を有し、蛋白種相
同体は、特定の蛋白に対して少なくとも30%(より好ましくは少なくとも45
%、最も好ましくは少なくとも60%)の配列同一性を有する。ここに配列同一
性は、重複および同一性が最大となり、配列のギャップが最小となるように並置
されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列または蛋白のアミノ酸配列を比較す
ることにより決定される。本明細書に示す配列から適当なプローブまたはプライ
マーを作成し、次いで、所望種由来の適当な核酸源をスクリーニングすることに
より種相同体を単離し同定してもよい。好ましくは、種相同体は哺乳動物種から
単離されたものである。最も好ましくは、種相同体は、例えば、Pan troglodyte
s、Gorilla gorilla、Pongo pygmaeus、Hylobates concolor、Macaca mulatta、
Papio papio、Papio hamadryas、Cercopithecus aethiops、Cebus capucinus、A
otus trivirgatus、Sanguinus oedipus、Microcebus murinus、Mus musculus、R
attus norvegicus、Cricetulus griseus、Felis catus、Mustela vison、Canis
familiaris、Oryctolagus cuniculus、Bos taurus、Ovis aries、Sus scrofaお
よびEquus caballusのごとき特定の哺乳動物から単離されたものであって、その
遺伝学的地図が作成されていて、1の種における遺伝子のゲノム組織化と別の種
における関連遺伝子のゲノム組織化との間の遺伝子配列順序の関連性の同定が可
能なものである(O'Brien and Seuanez, 1988, Ann. Rev. Genet. 22: 323-351;
O'Brien et al., 1993, Nature Genetics 3: 103-112; Johansson et al., 199
5, Genomics 25: 682-690; Lyons et al., 1997, Nature Genetics 15: 47-56;
O'Brien et al., 1997, Trends in Genetics 13(10): 393-399; Carver and Stu
bbs, 1997, Genome Research 7: 1123-1137(これらすべてを参照により本明細
書に記載されているものとみなす))。
【0174】 また本発明は、開示ポリヌクレオチドの対立遺伝子変種、すなわち、開示ポリ
ヌクレオチドによりコードされている蛋白と同一、相同的またはこれに関連した
蛋白をコードする単離ポリヌクレオチドの自然発生的別形態を包含する。好まし
くは、対立遺伝子変種は、特定のポリヌクレオチドに対して少なくとも60%(
より好ましくは少なくとも75%、最も好ましくは少なくとも90%)の同一性
を有し、ここに配列同一性は、重複および同一性が最大となり、配列のギャップ
が最小となるように並置されたポリヌクレオチドのヌクレオチド配列を比較する
ことにより決定される。本明細書記載の配列から適当なプローブまたはプライマ
ーを作成し、適当な種の個体から得られる適当な核酸源をスクリーニングするこ
とにより対立遺伝子変種を単離し、同定してもよい。 また本発明は、本明細書開示ポリヌクレオチドの配列に相捕的な配列を有する
ポリヌクレオチドも包含する。
【0175】 また本発明は、厳密さを減じた条件下で、より好ましくは厳密な条件下で、最
も好ましくは非常に厳密な条件下で、本明細書記載のポリヌクレオチドにハイブ
リダイゼーションしうるポリヌクレオチドも包含する。厳密さの条件の例を下表
に示す。非常に厳密な条件は、例えば、少なくとも条件A〜Fと同程度に厳密で
あり、厳密な条件は、例えば、少なくとも条件G〜Lと同程度に厳密であり、厳
密さを減じた条件は、例えば、少なくとも条件M〜Rと同程度に厳密である。
【表1】 a) :ハイブリッド長さは、ハイブリダイゼーションしているポリヌクレオチ
ドのハイブリッドしている領域(複数も可)に関して予想される長さである。ポ
リヌクレオチドを未知配列の標的ポリヌクレオチドにハイブリダイゼーションさ
せる場合、ハイブリッド長さは、ハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド
の長さと仮定する。既知配列のポリヌクレオチドがハイブリダイゼーションする
場合、ポリヌクレオチド配列を並置し、最適な配列相補性の領域(複数も可)を
同定することによりハイブリッド長さを決定することができる。 b) :ハイブリダイゼーションおよび洗浄バッファーにおいてSSPE(1X
SSPEは0.15M NaCl、10mM NaH2PO4、および1.25mM
EDTA,pH7.4である)をSSC(1XSSCは0.15M NaClおよ
び15mMクエン酸ナトリウムである)に置き換えることができる。ハイブリダ
イゼーション完了後、洗浄を15分間行う。 *TB−TR:長さ50塩基対よりも短いと予想されるハイブリッドについてのハ
イブリダイゼーション温度は、ハイブリッドの融解温度(Tm)よりも5〜10
℃低くすべきである。下記等式によりTmが決定される。長さ18塩基対未満の
ハイブリッドについては、Tm(℃) = 2(A + T塩基の数) + 4(G + C塩基の数)。長
さ18ないし49塩基対のハイブリッドについては、 Tm(℃) = 81.5 + 16.6(log10[Na+]) + 0.41(%G+C) - (600/N)であり、Nはハイ
ブリッドの塩基数であり、ハイブリダイゼーションバッファー中のナトリウムイ
オン濃度である(1XSSCについての[Na+]=0.165M)。 ポリヌクレオチドハイブリダイゼーションのための厳密さの条件のさらなる例
はSambrook, J., E.F. Fritsch, and T. Maniatis, 1989, Molecular Cloning:
A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press, Cold Spring Ha
rbor, NY, chapters 9 and 11, and Current Protocols in Molecular Biology,
1995, F.M. Ausubel et al., eds., John Wiley & Sons, Inc., sections 2.10
and 6.3-6.4に記載されており、参照により本明細書に記載されているものとみ
なす。 好ましくは、かかるハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのそれぞれ
が、ハイブリダイゼーションすべき本発明ポリヌクレオチドの少なくとも25%
(より好ましくは、少なくとも50%、最も好ましくは、少なくとも75%)の
長さを有し、ハイブリダイゼーションすべき本発明ポリヌクレオチドに対して少
なくとも60%の配列同一性(より好ましくは、少なくとも75%の同一性、最
も好ましくは、少なくとも90%または95%の同一性)を有する。配列同一性
は、配列のギャップを最小にしつつ、重複および同一性を最大にするように配列
を並置した場合に蛋白のアミノ酸配列を比較することにより決定される。
【0176】 本発明蛋白をコードしている単離ポリヌクレオチドを、Kaufman et al., Nucl
eic Acids Res. 19, 4485-4490 (1991)に開示のpMT2またはpED発現ベク
ターのごとき発現制御配列に作動可能に連結して、蛋白を組み換え的に製造して
もよい。多くの適当な発現制御配列が当該分野において知られている。多くの適
当な発現制御配列が当該分野において知られている。組み換え蛋白発現のための
一般的方法も知られており、R. Kaufman, Methods in Enzymology 185, 537-566
(1990)が典型例である。ここで定義する「作動可能に連結」とは、本発明単離
ポリヌクレオチドおよび発現制御配列がベクターまたは細胞中に置かれ、連結さ
れたポリヌクレオチド/発現制御配列で形質転換(トランスフェクション)され
た宿主細胞により発現されるようになっていることを意味する。 多くのタイプの細胞は本発明蛋白の発現に適した宿主細胞として作用しうる。
哺乳動物細胞は、例えば、サルCOS細胞、チャイニーズハムスター卵巣 (CHO)細胞、ヒト腎臓293細胞、ヒト表皮A431細胞、ヒトColo2
05細胞、3T3細胞、CV−1細胞、他の形質転換された霊長類細胞系、正常
2倍体細胞、一次組織のインビトロ培養から得られる細胞株、一次エクスプラン
ト、HeLa細胞、マウス細胞、BHK、HL−60、U937HaKまたはJu
rkat細胞を包含する。 別法として、酵母のごとき下等真核細胞または細菌のごとき原核細胞において
蛋白を製造することが可能である。潜在的に適当な酵母株は、Saccharomyces ce
revisiae、Schizosaccharomyces pombe、Kluyveromyces株、Candida、または異
種蛋白を発現可能な酵母株を包含する。潜在的に適当な細菌株は、Escherichia
coli、Bacillus subtilis、Salmonella typhimurium、または異種蛋白を発現可
能な細菌株を包含する。蛋白が酵母または細菌において生成される場合、その中
で生成された蛋白を、例えば適当部位のリン酸化またはグリコシレーションによ
り修飾して機能的蛋白を得る必要があるかもしれない。既知化学的または酵素的
方法を用いてかかる共有結合を行ってもよい。 本発明単離ポリヌクレオチドを1種またはそれ以上の昆虫発現ベクター中の適
当な制御配列に作動可能に連結し、昆虫発現系を用いることにより蛋白を得ても
よい。バキュロウイルス/昆虫細胞発現系のための材料および方法は、例えばIn
vitrogen, San Diego, California, USAからのキット形態(MaxBacRキット)で
市販されており、かかる方法は当該分野においてよく知られており、Summersお
よびSmith, Texas Agricultural Experiment Station Bulletin No. 1555 (1987
)(参照により本明細書に記載されているものとみなす)に記載のようなものが
ある。本明細書で用いるように、本発明ポリヌクレオチドを発現可能な昆虫細胞
は「形質転換」されている。 組み換え蛋白の発現に適した培養条件下で形質転換宿主細胞を培養することに
より本発明蛋白を製造してもよい。次いで、得られた発現蛋白を、ゲル濾過およ
びイオン交換クロマトグラフィーのごとき既知精製プロセスを用いてかかる培養
物(すなわち、培地または細胞抽出物)から精製してもよい。また、蛋白の精製
は、蛋白に結合するであろう作用剤を含有するアフィニティーカラム;コンカナ
バリンA−アガロース、ヘパリン−トヨパールRまたはCibacrom blue 3GAセファ
ロースRのごときアフィニティーカラムによる1またはそれ以上のカラム工程;
フェニルエーテル、ブチルエーテル、またはプロピルエーテルのごとき樹脂を用
いる疎水性相互作用クロマトグラフィーを用いる1またはそれ以上の工程;ある
いは免疫アフィニティークロマトグラフィーを包含する。 別法として、本発明蛋白を精製容易形態として発現させてもよい。例えば、マ
ルトース結合蛋白(MBP)、グルタチオン−S−トンスフェラーゼ(GST)
またはチオレドキシン(TRX)との融合蛋白のごとき融合蛋白として発現させ
てもよい。かかる融合蛋白の発現および精製のためのキットは、それぞれNew En
glan BioLab (Beverly, MA)、Pharmacia (Piscataway, NJ)およびInVitrogenか
ら市販されている。蛋白にエピトープでタグを付し、次いで、かかるエピトープ
に指向された特異的抗体を用いることにより精製することもできる。1のかかる
エピトープ(「フラッグ」)はKodak (New Haeven, CT)から市販されている。 最後に、疎水性RP−HPLC媒体、例えば懸垂メチルまたは他の脂肪族基を
有するシリカゲルを用いる1またはそれ以上の逆相高品質液体クロマトグラフィ
ー(RP−PLC)工程を用いてさらに蛋白を精製することができる。いくつか
またはすべての上記精製工程を種々組み合わせて用いて実質的に均一な単離組み
換え蛋白を得ることもできる。かくして精製された蛋白は他の哺乳動物蛋白を実
質的に含まず、本発明において「単離蛋白」と定義される。 本発明蛋白をトランスジェニック動物の生産物として、例えば、蛋白をコード
しているヌクレオチド配列を含む体細胞または生殖細胞により特徴づけられるト
ランスジェニックウシ、ヤギ、ブタ、またはヒツジの乳の成分として発現させて
もよい。 既知の慣用的化学合成により蛋白を製造してもよい。合成的手段による本発明
蛋白の構築方法は当業者に知られている。合成的に構築された蛋白配列は、一次
、二次または三次構造および/またはコンホーメーション特性を共有することに
よって、蛋白活性をはじめとする共通の生物学的特性を有する可能性がある。よ
って、それらを、治療化合物のスクリーニングおよび抗体の生成のための免疫学
的プロセスにおいて、天然の精製蛋白の生物学的活性または免疫学的置換物とし
て使用してもよい。
【0177】 本明細書に示す蛋白は、精製蛋白のアミノ酸配列に類似したアミノ酸配列によ
り特徴づけられるが、その中に自然にあるいは誘導体化によって修飾されていて
もよい。例えば、ペプチドまたはDNA配列の修飾は既知方法を用いて当業者に
より行われうる。蛋白配列中の目的とされる修飾は、コーディング配列中の選択
アミノ酸残基の変化、置換、交換、挿入または欠失を包含する。例えば、1個ま
たはそれ以上のシステイン残基を欠失させ、あるいは別のアミノ酸と交換して分
子のコンホーメーションを変化させてもよい。かかる変化、置換、交換、挿入ま
たは欠失のための方法は当業者によく知られている(例えば、米国特許第415
8584号参照)。好ましくは、かかる変化、置換、交換、挿入または欠失は蛋
白の所望活性を保持するものである。 全体的または部分的に蛋白活性を保持すると期待され、かくしてスクリーニン
グまたは他の免疫学的方法に有用でありうる蛋白配列の他のフラグメントおよび
誘導体も、本明細書の開示から当業者により容易に作成されうる。かかる修飾は
本発明により包含されると確信される。
【0178】用途および生物学的活性 本発明ポリヌクレオチドおよび蛋白は、下記の1またはそれ以上の用途または
生物学的活性(本明細書に引用されたアッセイに関連するものも含む)を示すと
考えられる。本発明蛋白に関して説明された用途または活性は、かかる蛋白の投
与または使用により、あるいはかかる蛋白をコードしているポリヌクレオチドの
投与または使用(例えば、遺伝子治療またはDNA導入に適したベクターのごと
き)により提供されうる。
【0179】研究用途および有用性 本発明により提供されるポリヌクレオチドは、研究集団によって種々の目的に
使用されうる。分析用に、特徴づけまたは治療用途に、対応蛋白が優先的に発現
される(構成的に、または組織分化もしくは発達の特定段階において、または疾
病状態において発現される)組織のマーカーとして、さらにはサザンゲルの分子
量マーカーとして、染色体の同定または関連遺伝子位置のマッピングのための染
色体マーカーまたはタグとして(標識された場合)、患者の内在性DNAと比較
して潜在的な遺伝病の同定を行うために、ハイブリダイゼーションするプローブ
として用いて新規な関連DNA配列を発見するために、遺伝学的フィンガープリ
ンティングのためのPCRプライマーを得るための情報源として、他の新規ポリ
ヌクレオチドを発見するプロセスにおいて既知配列を差し引くためのプローブと
して、「遺伝子チップ」または他の支持体に結合させるためにオリゴマーを選択
し作成するために、発現パターンの試験のために、DNA免疫法を用いて抗蛋白
抗体を生成させるために、ならびに抗DNA抗体を生成させ、あるいはさらなる
免疫応答を誘導するための抗原として、ポリヌクレオチドを使用することができ
る。別の蛋白に結合または潜在的に結合(例えば、受容体−リガンド相互作用に
おけるように)する蛋白をコードしている場合、結合する他の蛋白を同定し、あ
るいは、または結合相互作用の阻害剤を同定するための相互作用トラップアッセ
イ(例えば、Gyuris et al., Cell 75: 791-803 (1993)に記載されたような)に
おいてポリヌクレオチドを使用することができる。 本発明により提供される蛋白は、高処理量スクリーニングのための一群の多数
の蛋白を含む、生物学的活性を決定するためのアッセイに;抗体の生成または他
の免疫応答を誘導するために;生物学的液体中の蛋白(またはその受容体)のレ
ベルを定量的に決定するために設計されたアッセイにおける試薬(標識試薬を包
含)として;対応蛋白が優先的に発現される(構成的に、または組織分化もしく
は発達の特定段階において、または疾病状態において発現される)組織のマーカ
ーとして;ならびに、もちろん関連受容体またはリガンドを単離するために用い
てもよい。蛋白がもう1つの蛋白に結合または潜在的に結合する場合、結合する
他の蛋白を同定し、あるいは、または結合相互作用の阻害剤を同定するために蛋
白を使用することができる。これらの結合相互作用に関与する蛋白を用いて、結
合相互作用に関するペプチドまたは小型分子状阻害剤またはアゴニストのスクリ
ーニングを行うこともできる。 これらの研究用途のいずれかまたはすべては、研究用製品として商品化するた
めに試薬グレードまたはキットのフォーマットへと発展させることができる。 上記使用を実行するための方法は当業者によく知られている。かかる方法を開
示する文献は、"Molecular Cloning: A Laboratory Manual", 2nd ed., Cold Sp
ring Harbor Laboratory Press, Sambrook, J., E.F. Fritsch and T. Maniatis
eds., 1989,および"Methods in Enzymology: Guide to Molecular Cloning Tec
hniques", Academic Press, Berger, S.L. and A.R. Kimmel eds., 1987を包含
するが、これらに限らない。
【0180】 栄養としての用途 本発明ポリヌクレオチドおよび蛋白を栄養源または添加物として使用すること
ができる。かかる用途は、蛋白またはアミノ酸添加物としての用途、炭素源とし
ての用途、窒素源としての用途および炭水化物源としての用途を包含するが、こ
れらに限らない。かかる場合、本発明蛋白またはポリヌクレオチドを特定の生物
のエサとして添加してもよく、あるいは粉末、ピル、溶液、懸濁液またはカプセ
ルの形態のごとき別個の固体液体調合物として投与することもできる。微生物の
場合、微生物が培養される培地に本発明蛋白またはポリヌクレオチドを添加する
ことができる。
【0181】 サイトカインおよび細胞増殖/分化活性 本発明蛋白はサイトカイン活性、細胞増殖活性(誘導もしくは阻害)または細
胞分化活性(誘導もしくは阻害)を示しうるか、またはある種の細胞集団におい
て他のサイトカインの産生を誘導しうる。今日まで見いだされてきた多くの蛋白
性因子(すべての既知サイトカインを包含)は、1またはそれ以上の因子依存的
細胞増殖アッセイにおいて活性を示しており、よって、アッセイはサイトカイン
活性の便利な確認法として役立つ。本発明蛋白の活性は、細胞系(32D、DA
2、DA1G、T10、B9、B9/11、BaF3、MC9/G、M+(pr
eB M+)、2E8、RB5、DA1、123、T1165、HT2、CTL
L2、TF−1、Mo7eおよびCMKを包含するが、これらに限らない)のた
めの多くの常套的な因子依存的細胞増殖アッセイのいずれかにより確認される。 本発明蛋白の活性を、とりわけ、下記方法により測定してもよい: T細胞または胸腺細胞の増殖についてのアッセイは、Current Protocols in I
mmunology, Ed by J. E. Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M. She
vach, W Strober, Pub. Greene Publishing Associates and Wiley-Interscienc
e (Chapter 3, In Vitro assays for Mouse Lymphocyte Function 3.1-3.19; Ch
apter 7, Immunologic studies in Humans); Takai et al., J. Immunol. 137:3
494-3500, 1986; Bertagnolli et al., J. Immunol. 145:1706-1712, 1990; Ber
tagnolli et al., Cellular Immunology 133:327-341, 1991; Bertagnolli, et
al., J. Immunol. 149:3778-3783, 1992; Bowman et al., J. Immunol. 152: 17
56-1761, 1994 に記載されたものを包含するが、これらに限らない。 脾臓細胞、リンパ節細胞または胸腺細胞のサイトカイン生成および/または増
殖に関するアッセイは、Polyclonal T cell stimulation, Kruisbeek, A.M. an
d Shevach, E.M. In Current Protocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds
. Vol 1 pp. 3.12.1-3.12.14, John Wiley and Sons, Toronto. 1994; and Meas
urement of mouse and human Interferon g, Schreiber, R.D. In Current Pro
tocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds. Vol 1 pp. 6.8.1-6.8.8, John
Wiley and Sons, Toronto. 1994に記載されたものを包含するが、これらに限ら
ない。 造血およびリンパ生成細胞の増殖および分化についてのアッセイは、 Measurement of Human and Murine Interleukin 2 and Interleukin 4, Bottoml
y, K., Davis, L.S. and Lipsky, P.E. In Current Protocols in Immunology.
J.E.e.a. Coligan eds. Vol 1 pp. 6.3.1-6.3.12, John Wiley and Sons, Toron
to. 1991; deVries et al., J. Exp. Med. 173:1205-1211, 1991; Moreau et al
., Nature 336:690-692, 1988; Greenberger et al., Proc. Natl. Acad. Sci.
U.S.A. 80:2931-2938, 1983; Measurement of mouse and human interleukin 6
- Nordan, R. In Current Protocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds. V
ol 1 pp. 6.6.1-6.6.5, John Wiley and Sons, Toronto. 1991; Smith et al.,
Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 83:1857-1861, 1986; Measurement of human I
nterleukin 11 - Bennett, F., Giannotti, J., Clark, S.C. and Turner, K. J
. In Current Protocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds. Vol 1 pp.
6.15.1 John Wiley and Sons, Toronto. 1991; Measurement of mouse and hum
an Interleukin 9 - Ciarletta, A., Giannotti, J., Clark, S.C. and Turner,
K.J. In Current Protocols in Immunology. J.E.e.a. Coligan eds. Vol 1 p
p. 6.13.1, John Wiley and Sons, Toronto. 1991に記載されたものを包含する
が、これらに限らない。 抗原に対するT細胞クローンの応答についてのアッセイ(特に、増殖およびサ
イトカイン産生を測定することによりAPC−T細胞相互作用ならびに直接的な
T細胞の効果を同定する)は、Current Protocols in Immunology, Ed by J. E.
Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M. Shevach, W Strober, Pub.
Greene Publishing Associates and Wiley-Interscience (Chapter 3, In Vitro
assays for Mouse Lymphocyte Function; Chapter 6, Cytokines and their ce
llular receptors; Chapter 7, Immunologic studies in Humans); Weinberger
et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 77:6091-6095, 1980; Weinberger et al.
, Eur. J. Immun. 11:405-411, 1981; Takai et al., J. Immunol. 137:3494-35
00, 1986; Takai et al., J. Immunol. 140:508-512, 1988に記載されたものを
包含するが、これらに限らない。
【0182】 免疫刺激または抑制活性 また本発明蛋白は、本明細書記載のアッセイにおける活性(これらに限らない
)を包含する免疫刺激または免疫抑制活性を示すものであってもよい。蛋白は、
種々の欠乏症および障害(重症の免疫欠乏合併症(SCID)を包含)において
有用である可能性があり、例えば、Tおよび/またはBリンパ球の増殖をアップ
レギュレーションまたはダウンレギュレーションすることにおいて、ならびにN
K細胞および他の細胞集団の細胞溶解活性を有効ならしめることにおいて有用で
ありうる。これらの免疫欠乏症は遺伝的なものであってもよく、またウイルス(
例えば、HIV)ならびに細菌または真菌感染により引き起こされるものであっ
てもよく、あるいは自己免疫疾患により引き起こされるものであってもよい。よ
り詳細には、ウイルス、細菌、真菌または他の感染物質により引き起こされる感
染性疾患、例えば、HIV、肝炎ウイルス、ヘルペスウイルス、ミコバクテリア
、レシュマニア、マラリアおよびカンジダ種のごとき種々の真菌感染症を、本発
明蛋白を用いて治療可能である。もちろん、この点において、免疫系に対するブ
ーストが必要な場合、すなわち、癌の治療において、本発明蛋白を用いてよい。 本発明蛋白を用いて治療してもよい自己免疫疾患は、例えば、多発性硬化症、
全身性の深在性エリトマーデス、リューマチ性関節炎、自己免疫性肺炎、 Guillain-Barre症候群、自己免疫性甲状腺炎、インスリン依存性糖尿病、重症筋
無力症、対宿主移植片疾患および自己免疫性の炎症性の目の疾患を包含する。本
発明のかかる蛋白を、喘息または他の呼吸器系の疾患のごときアレルギー性反応
および症状の治療に用いてもよい。免疫抑制が望まれる他の症状(例えば、喘息
(特にアレルギー性喘息)および関連呼吸器系の問題を包含)を本発明蛋白を用
いて治療してもよい。免疫抑制が望まれる他の状態(例えば、器官移植を包含)
を、本発明蛋白を用いて治療してもよい。 本発明蛋白を用いて、多くのやり方で免疫応答を可能にすることもできる。ダ
ウンレギュレーションは、すでに進行中の免疫応答を阻害またはブロックする形
態のものであってもよく、あるいは免疫応答の誘導を妨害することを含むもので
あってもよい。T細胞応答を抑制することにより、あるいはT細胞中に特異的な
耐性を誘導することにより、あるいはその両方により活性化T細胞の機能を阻害
してもよい。一般的には、T細胞応答の免疫抑制は活性のある、非抗原特異的な
プロセスであり、T細胞を抑制剤に連続的に曝露することを必要とする。耐性と
は、T細胞における非応答性またはアネルギーを意味し、一般的には抗原特異的
であり耐性化剤への曝露を止めた後も持続するという点で免疫抑制とは異なる。
操作上は、耐性化剤の不存在下で特異的抗原に曝露した際のT細胞応答の欠如に
より耐性が示されうる。 1またはそれ以上の抗原機能(Bリンパ球抗原機能(例えばB7のごとき)を
包含するが、これに限らない)をダウンレギュレーションすることまたは妨害す
ること、例えば、活性化T細胞による高レベルのリンホカイン合成の妨害は、組
織、皮膚および器官の移植および対宿主移植片疾患(GVHD)において有用で
あろう。例えば、T細胞機能のブロックは組織移植における組織破壊を減少させ
るはずである。典型的には、組織移植において、移植片の拒絶反応は、組織片が
T細胞により外来のものと認識されることにより開始され、次いで、移植片を破
壊する免疫反応が起こる。免疫細胞上でのB7リンパ球抗原とその本来的なリガ
ンドとの相互作用を阻害またはブロックする分子(別のBリンパ球抗原(例えば
、B7−1、B7−3)の活性を有するモノマー形態のペプチドと混合された、
あるいは単独の、B7−2活性を有する可溶性でモノマー形態のペプチド)の移
植前の投与は、応答的な同時刺激シグナルを伝達することなく免疫細胞上の本来
のリガンドへの分子の結合を誘導する可能性がある。この点においてBリンパ球
抗原機能をブロックすることは、T細胞のごとき免疫細胞によるサイトカイン合
成を妨害し、かくして、免疫抑制剤として作用する。そのうえ、同時刺激の欠如
はT細胞の反応を失わせるのに十分でありうる。Bリンパ球抗原ブロッキング試
薬による長期の耐性の誘導により、これらのブロッキング試薬の繰り返し投与の
必要性が回避されうる。対象において十分な免疫抑制または耐性を達成するため
には、Bリンパ球抗原の組み合わせの機能をブロックすることも必要かもしれな
い。 器官移植拒絶反応またはGVHDを妨害することにおける個々のブロッキング
試薬の有効性を、ヒトにおける有効性を推定しうる動物モデルを用いて評価する
ことができる。使用可能な適当な系の例は、ラットにおける同種心臓移植片およ
びマウスにおける異種膵臓島細胞移植片を包含し、それらは両方ともインビボで
のCTLA4Ig融合蛋白の免疫抑制効果を試験するために使用された(Lensch
ow et al., Science 257:789-792 (1992)およびTurka et al., Proc Natl. Acad
. Sci. USA, 89:11102-11105 (1992)に記載されている)。さらに、GVHDの
ネズミモデル(Paul ed., Fundamental Immunology, Ravan Press, New York, 1
989, pp.846-847参照)を用いて、インビボでの当該疾患の進行に対するBリン
パ球抗原機能のブロッキング効果を決定することができる。 また、抗原機能をブロックすることは自己免疫疾患の治療にとり治療的に有用
でありうる。多くの自己免疫疾患は、自己組織に対して反応性があり、疾病の病
理に関与するサイトカインおよび自己抗体の産生を促進するT細胞の不適当な活
性化の結果である。自己反応性T細胞の活性化を妨害することは疾病の徴候を減
少または除去しうる。Bリンパ球抗原の受容体:リガンド相互作用を破壊するこ
とによりT細胞の同時刺激をブロックする試薬の投与を用いてT細胞活性化を阻
害し、疾病プロセスに関与しうる自己抗体またはT細胞由来のサイトカインの産
生を妨害することができる。さらに、ブロッキング試薬は、疾病の長期の寛解を
導く可能性のある自己反応性T細胞の抗原特異的耐性を誘導しうる。自己免疫疾
患の予防または改善におけるブロッキング試薬の有効性を、ヒトの自己免疫疾患
についての十分に特徴づけられた多くの動物モデルを用いて決定することができ
る。例は、ネズミの実験的自己免疫脳炎、MRLlpr/lprマウスまたはN
ZBハイブリッドマウスにおける全身性深在性エリトマトーデス、ネズミ自己免
疫コラーゲン関節炎、NODマウスおよびBBラットにおける糖尿病、およびネ
ズミの実験的重症筋無力症(Paul ed., Fundamental Immunology, Raven Press,
New York, 1989, pp.840-856)を包含する。 免疫応答をアップレギュレーションするための手段としての抗原機能(好まし
くは、Bリンパ球抗原機能)のアップレギュレーションは治療に有用でもある。
免疫応答のアップレギュレーションは存在している免疫応答を促進する形態また
は最初の免疫応答を除去する形態であってよい。例えば、Bリンパ球抗原機能を
刺激することによる免疫応答の促進は、ウイルス感染の場合に有用でありうる。
さらに、インフルエンザ、通常のかぜ、および脳炎のごとき全身的なウイルス性
疾患を、刺激性形態のBリンパ球抗原を全身投与することにより改善してもよい
。 別法として、T細胞を患者から取り、本発明ペプチドを発現するACPsを付
加したウイルス抗原とともにインビトロにおいてT細胞を同時刺激するか、また
は刺激性形態の本発明可溶性ペプチドと一緒にし、次いで、インビトロで活性化
されたT細胞を患者体内に再導入することにより、感染患者における抗ウイルス
免疫応答を促進してもよい。抗ウイルス免疫応答を促進するもう1つの方法は、
感染細胞を患者から取り、本明細書記載の本発明蛋白をコードする核酸をそれら
にトランスフェクションして細胞がその表面に蛋白全体または一部を発現するよ
うにし、次いで、トランスフェクション細胞を患者体内に再導入することであろ
う。すると、感染細胞はインビボにおいて同時刺激シグナルをT細胞に伝えるこ
とができ、そのことによりT細胞を活性化することができよう。 もう1つの適用例において、抗原機能(好ましくは、Bリンパ球抗原機能)の
アップレギュレーションまたは促進は腫瘍免疫性の誘導において有用でありうる
。本発明の少なくとも1種のペプチドをコードする核酸でトランスフェクション
された腫瘍細胞(例えば、肉腫、黒色腫、リンパ腫、白血病、神経芽細胞腫、癌
腫)を対象に投与して対象中の腫瘍特異的耐性を克服することができる。所望な
らば、腫瘍細胞をトランスフェクションしてペプチドの組み合わせを発現させる
ことができる。例えば、患者から得た腫瘍細胞を、B7−2様活性を有するペプ
チドのみ、またはB7−1様活性および/またはB7−3様活性を有するペプチ
ドと組み合わせて発現することを指令する発現ベクターで、エクスビボにおいて
トランスフェクションすることができる。トランスフェクションされた腫瘍細胞
を患者に戻して、トランスフェクションされた細胞の表面上にペプチドを発現さ
せる。別法として、遺伝子治療法を用いてインビボでのトランスフェクションの
ために腫瘍細胞を標的化することができる。 腫瘍細胞表面上におけるBリンパ球抗原の活性を有する本発明ペプチドの存在
は、T細胞に必要な同時刺激シグナルを提供して、T細胞により媒介されるトラ
ンスフェクションされた腫瘍細胞に対する免疫応答を誘導する。さらに、MHC
クラスIまたはMHCクラスII分子を欠く腫瘍細胞、あるいは十分量のMHC
クラスIまたはMHCクラスII分子を再発現できない腫瘍細胞を、MHCクラ
スIα鎖蛋白およびβ2マイクログロブリン蛋白またはMHCクラスIIα鎖お
よびMHCクラスIIβ鎖蛋白の全体または一部(例えば、末端切断蛋白の細胞
質ドメイン)をコードしている核酸でトランスフェクションして、そのことによ
りクラスIまたはクラスIIMHC蛋白を細胞表面上に発現させることができる
。Bリンパ球抗原(例えば、B7−1、B7−2、B7−3)の活性を有するペ
プチドと組み合わせた適当なクラスIまたはクラスII HMCの発現は、T細
胞により媒介されるトランスフェクションされた腫瘍細胞に対する免疫応答を誘
導する。所望により、不変鎖のごとき、MHCクラスII結合蛋白の発現をブロ
ックするアンチセンス構築物をコードしている遺伝子を、Bリンパ球抗原の活性
を有するペプチドをコードしているDNAとともに同時トランスフェクションし
て腫瘍関連抗原の提示を促進し、腫瘍特異的免疫性を誘導こともできる。よって
、ヒト対象におけるT細胞により媒介される免疫応答の誘導は、対象における腫
瘍特異的耐性を克服するに十分でありうる。
【0183】 本発明蛋白の活性を、特に、下記方法により測定してもよい: 胸腺細胞または脾臓細胞の細胞毒性に適したアッセイは、Current Protocols
in Immunology, Ed by J. E. Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M.
Shevach, W Strober, Pub. Greene Publishing Associates and Wiley-Intersc
ience (Chapter 3, In Vitro assays for Mouse Lymphocyte Function 3.1-3.19
; Chapter 7, Immunologic studies in Humans); Herrmann et al., Proc. Natl
. Acad. Sci. USA 78: 2488-2492, 1981; Herrmann et al., J. Immunol. 128:
1968-1974, 1982; Handa et al., J. Immunol. 135: 1564-1572, 1985; Takai e
t al., J. Immunol. 137: 3494-3500, 1986; Takai et al., J. Immunol. 140:
508-512, 1988; Herrmann et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 78: 2488-2492
, 1981; Herrmann et al., J. Immunol. 128: 1968-1974, 1982; Handa et al.,
J. Immunol. 135: 1564-1572, 1985; Takai et al., J. Immunol. 137: 3494-3
500, 1986; Bowmanet al., J. Virology 61: 1992-1998; Takai et al., J. Imm
unol. 140: 508-512, 1988; Bertagnolli et al., Cellular Immunology 133: 3
27-341, 1991; Brown et al., J. Immunol. 153: 3079-3092, 1994に記載された
アッセイを包含するが、これらに限らない。 T細胞依存性免疫グロブリン応答およびイソタイプスイッチングのためのアッ
セイ(特に、T細胞依存性抗体応答を転調させ、Th1/Th2プロフィールに
影響する蛋白を同定する)は、Maliazewski,J.Immunol.144:3028-3033,1990に記
載されているアッセイを包含するが、これに限らず、さらにB細胞の機能のアッ
セイは、In vitro antibody production,Mond,J.J.and Brunswick,M.In Current
Protocols in Immunology J.E.Coligan eds.Val 1 pp.3.8.1-3.8.16,John Wile
y and Sons,Tronto 1994に記載のアッセイを包含する。 混合リンパ球反応(MLR)アッセイ(特に、主としてTh1およひCTL応
答を発生させる蛋白を同定する)は、Current Protocols in Immunology, Ed by
J. E. Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M. Shevach, W Strober,
Pub. Greene Publishing Associates and Wiley-Interscience (Chapter 3, In
Vitro assays for Mouse Lymphocyte Function 3.1-3.19; Chapter 7, Immunol
ogic studies in Humans); Takai et al., J. Immunol. 137: 3494-3500, 1986;
Takai et al., J. Immunol. 140: 508-512, 1988; Bertagnolli et al., J. Im
munol. 149: 3778-3783, 1992に記載されたアッセイを包含するが、これらに限
らない。 樹枝状細胞依存的アッセイ(特に、無処理のT細胞を活性化する樹枝状細胞に
より発現される蛋白を同定する)は、Guery et al., J. Immunol. 134: 536-544
, 1995; Inaba et al., Journal of Experimental Medicine 173: 549-559, 199
1; Macatonia et al., Journal of Immunology 154: 5071-5079, 1995; Porgado
r et al., Journal of Experimental Medicine 182: 255-260, 1995; Nair et a
l., Journal of Virology 67: 4062-4069, 1993; Huang et al., Science 264:
961-965, 1994; Macatonia et al., Journal of Experimental Medicine 169:
1255-1264, 1989; Bhardwaj et al., Journal of Clinical Investigation 94:
797-807, 1994; and Inaba et al., Journal of Experimental Medicine 172:
631-640, 1990 に記載されたアッセイを包含するが、これらに限らない。 リンパ球生存/アポトーシスのアッセイ(特に、超抗体誘導後のアポトーシス
を防止する蛋白、ならびにリンパ球のホメオスタシスを調節する蛋白を同定する
)は、Darzynkiewicz et al., Cytometry 13: 795-808, 1992; Gorczyca et al.
, Leukemia 7: 659-670, 1993; Gorczyca et al., Cancer Research 53: 1945-1
951, 1993; Itoh et al., Cell 66: 233-243, 1991; Zacharchuk, Journal of I
mmunology 145: 4037-4045, 1990; Zamai et al., Cytometry 14: 891-897, 199
3; Gorczyca et al., International Journal of Oncology 1: 639-648, 1992に
記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。 初期段階のT細胞のコミットメント(commitment)および発達のアッセイは、
Antica et al.,Blood 84: 111-117,1994; Fine et al.,Cellular Immunology 15
5: 111-122, 1994; Galy et al.,Blood 85: 2770-2778, 1995; Toki et al., Pr
oc. Natl. Acad. Sci. USA 88: 7548-7551, 1991に記載のアッセイを包含するが
、これらに限らない。
【0184】 造血調節活性 本発明蛋白は、造血の調節において有用であり、それゆえ、骨髄およびリンパ
球欠乏症の治療において有用である。コロニー形成細胞または因子依存性細胞系
を支持する最低限の生物学的活性でさえも、造血の調節への関与を示している。
例えば、赤血球系前駆細胞のみの増殖を支持すること、あるいは他のサイトカイ
ンと組み合わされて、例えば種々の貧血の治療に有用性を示すこと、あるいは放
射線療法/化学療法と組み合わされて赤芽前駆細胞および/または赤芽細胞の産
生を刺激すること;顆粒球のごとき骨髄細胞および単球/マクロファージの増殖
を支持すること(すなわち、伝統的なCSF活性)、例えば、化学療法と組み合
わされて、引き続き起こる骨髄抑制を防止することに有用であり;巨核細胞の増
殖、次いで、血小板の増殖を支持すること、またそれにより血小板減少症のごと
き種々の血小板疾患を予防または治療することに有用であり、また一般的には血
小板輸液の代わりにあるいはそれと相補的に使用され;さらに/あるいは造血幹
細胞(成熟して上記のすべての造血細胞となり、それゆえ、種々の幹細胞疾患(
通常には、移植により治療される疾患であり、例えば、再生不良性貧血および発
作性の夜間ヘモグロビン尿症)において有用性がわかる)の増殖を支持すること
に有用であり、さらにはインビボまたはエクスビボでの放射線/化学療法後(す
なわち、骨髄移植と組み合わされる)、あるいは遺伝子治療のために遺伝子操作
された後の幹細胞コンパートメントの正常細胞としての再増殖においても有用で
ある。 本発明蛋白の活性を、特に、下記方法測定してもよい。 種々の造血細胞系の増殖および分化に適したアッセイはすでに引用されている
。 胚の幹細胞の分化のアッセイ(特に、胚の分化造血に影響する蛋白を同定する
)は、Johansson et al. Cellular Biology 15: 141-151, 1995; Keller et al.
, Molecular and Cellular Biology 13: 473-486, 1993; McClanahan et al., B
lood 81: 2903-2915, 1993に記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。 幹細胞生存および分化のアッセイ(特に、リンパ−造血を調節する蛋白を同定
する)は、Methylcellulose colony forming assays, Freshney, M.G. In Cultu
re of Hematopoietic Cells. R.I. Freshney, et al. eds. Vol pp. 265-268,
Wiley-Liss, Inc., New York, NY. 1994; Hirayama et al., Proc. Natl. Acad.
Sci. USA 89: 5907-5911, 1992; Primitive hematopoietic colony forming ce
lls with high proliferative potential, McNiece, I.K. and Briddell, R.A.
In Culture of Hematopoietic Cells. R.I. Freshney, et al. eds. Vol pp. 2
3-39, Wiley-Liss, Inc., New York, NY. 1994; Neben et al., Experimental H
ematology 22: 353-359, 1994; Cobblestone area forming cell assay, Ploema
cher, R.E. In Culture of Hematopoietic Cells. R.I. Freshney, et al. eds.
Vol pp. 1-21, Wiley-Liss, Inc.., New York, NY. 1994; Long term bone ma
rrow cultures in the presence of stromal cells, Spooncer, E., Dexter, M.
and Allen, T. In Culture of Hematopoietic Cells. R.I. Freshney, et al.
eds. Vol pp. 163-179, Wiley-Liss, Inc., New York, NY. 1994; Long term c
ulture initiating cell assay, Sutherland, H.J. In Culture of Hematopoiet
ic Cells. R.I. Freshney, et al. eds. Vol pp. 139-162, Wiley-Liss, Inc.,
New York, NY. 1994に記載されたアッセイを包含するが、これらに限らない。
【0185】 組織増殖活性 本発明蛋白は、骨、軟骨、鍵、靭帯および/または神経組織の成長または再生
、ならびに傷の治癒および組織修復に用いる組成物において、さらに熱傷、裂傷
および潰瘍の治療において有用性を有する。 骨が正常に形成されない環境において軟骨および/または骨の成長誘導する本
発明蛋白は、ヒトおよび他の動物における骨折および軟骨損傷または欠損の治癒
における用途がある。本発明蛋白を用いるかかる調合物は、閉鎖性骨折ならびに
解放性骨折の軽減に有用であり、また人工関節の固定の改善にも有用である。骨
形成剤により誘導されるデノボ骨形成は、先天性の、外傷による、あるいは腫瘍
学的切除により誘発される脳顔面頭蓋の欠損の修復に貢献し、さらに美容整形外
科手術においても有用である。 本発明蛋白を歯周病の治療および他の歯の修復プロセスに用いてもよい。かか
る作用剤は、骨形成細胞を誘引する環境を提供し、骨形成細胞の増殖を刺激し、
あるいは骨形成細胞前駆体の分化を誘導しうる。本発明蛋白は、例えば、骨およ
び/または軟骨修復の刺激により、あるいは炎症または炎症プロセスにより媒介
される組織破壊のプロセス(コラゲナーゼ活性、破骨細胞活性等)をブロックす
ることにより、骨粗鬆症または骨関節炎の治療においても有用でありうる。 本発明蛋白によるものとしてもよい組織発生活性のもう1つのカテゴリーは鍵
/靭帯の形成である。鍵/靭帯様組織または他の組織が正常に形成されない環境
におけるかかる組織の形成を誘導する本発明蛋白は、ヒトおよび他の動物におけ
る鍵または靭帯の裂傷、変形および他の鍵または靭帯の欠損の治癒、に適用され
る。鍵/靭帯様組織誘導蛋白を用いるかかる調合物は、鍵または靭帯組織に対す
るダメージの予防ならびに鍵または靭帯の骨または他の組織への固定の改善に用
いてもよい。本発明組成物により誘導されるデノボ鍵/靭帯様組織形成は、先天
性の、外傷による、あるいは腫瘍学的切除により誘発される脳顔面頭蓋の欠損の
修復に貢献し、さらに鍵または靭帯の付着または修復のための美容整形外科手術
においても有用である。本発明組成物は、鍵−または靭帯−形成細胞を誘引する
ための環境を提供し、鍵−または靭帯−形成細胞の増殖を刺激し、鍵−または靭
帯−形成細胞の前駆体の分化を誘導し、あるいはインビボに戻した場合に組織修
復を行うようにエクスビボでの鍵/靭帯細胞または前駆体の増殖を誘導しうる。
本発明組成物は、鍵炎、手根骨トンネル症候群および他の鍵または靭帯の欠損に
も有用である。本発明組成物は、適当なマトリックスおよび/または当該分野で
よく知られた担体のごとき隔離剤を含んでいてもよい。 本発明蛋白は、神経細胞の増殖ならびに神経および脳組織の再生に、すなわち
、中枢および末梢神経系疾患およびニューロパシーならびに機械的疾患および外
傷性疾患(神経細胞または神経組織に対する変性、死もしくは外傷を包含)の治
療にも有用でありうる。より詳細には、末梢神経傷害、末梢ニューロパシーおよ
び局在化ニューロパシーのごとき末梢神経系の疾病、ならびにアルツハイマー病
、パーキンソン病、ハンチントン病、筋委縮性外側脊髄硬化症およびShy-Drager
症候群のごとき中枢神経系の疾病の治療に蛋白を使用してもよい。本発明により
治療してもよいさらなる症状は、脊髄疾患のごとき機械的疾患および外傷性疾患
、頭部外傷ならびに卒中のごとき脳血管系の疾患を包含する。化学療法または他
の医学的療法により引き起こされる末梢ニューロパシーは、本発明蛋白を用いて
治療可能である。 また本発明蛋白は、圧迫性潰瘍、血管機能不全に関連した潰瘍、外科的および
外傷による創傷等(これらに限らない)を包含する非治癒性創傷のより好ましく
迅速な閉口の促進にも有用でありうる。 また本発明蛋白は、器官(例えば、膵臓、肝臓、腸、腎臓、皮膚、内皮を包含
)、筋肉(平滑筋、骨格筋または心筋)、および血管(血管内皮を包含)組織の
ごとき他の組織の発生、あるいはかかる組織を構成している細胞の増殖促進のた
めの活性を示しうる。望ましい効果の一部は、線維症性瘢痕を抑制することによ
る正常組織の再生であってもよい。本発明蛋白は脈管形成活性も示しうる。 本発明蛋白は、腸の保護または再生、および肺または肝臓の線維症、種々の組
織の再灌流傷害、および全身的なサイトカインのダメージにより生じる症状の治
療にも有用でありうる。 本発明蛋白は、前駆体組織または細胞からの上記組織の分化促進または抑制;
あるいは上記組織の増殖抑制にも有用でありうる。 本発明蛋白の活性は、とりわけ、以下の方法により測定してもよい: 組織再生活性のアッセイは、国際公開WO95/16035(骨、軟骨、鍵)
;国際公開WO95/05846(神経、ニューロン);国際公開WO91/0
7491(皮膚、内皮)に記載されたアッセイを包含するが、これらに限らない
。 創傷治癒活性のアッセイは、Winter, Epidermal Wound Healing, pps. 71-112
(Maibach, HI and Rovee, DT, eds.), Year Book Medical Publishers, Inc.,
Chicago(Eaglstein and Mertz, J. Invest. Dermatol 71: 382-384 (1978)によ
り修飾されている)に記載されたものを包含するが、これらに限らない。
【0186】 アクチビン/インヒビン活性 また、本発明蛋白はアクチビン−またはインヒビン−関連活性を示しうる。イ
ンヒビン類は、卵胞刺激ホルモン(FSH)の放出抑制能により特徴づけられ、
アクチビン類は、卵胞刺激ホルモン(FSH)の放出刺激能により特徴づけられ
る。よって、本発明蛋白は、単独であるいはインヒビンαファミリーのメンバー
とのヘテロダイマーの形態で、メスの哺乳動物の繁殖力を減少させ、オスの哺乳
動物の精子形成減少させるインヒビンの能力に基づく不妊薬として有用でありう
る。十分な量の他のインヒビンの投与により、これらの哺乳動物において不妊を
誘導することができる。別法として、本発明蛋白は、ホモダイマーとしてあるい
はインヒビン−βグループの他の蛋白のサブユニットとのヘテロダイマーとして
、下垂体前葉細胞からのFSH放出の刺激におけるアクチビン分子の能力に基づ
いて、繁殖力を誘導する治療薬として有用でありうる。例えば、米国特許第47
98885号参照。また本発明蛋白は、性的に未成熟な哺乳動物における繁殖の
向上に有用である可能性があり、その結果、ウシ、ヒツジおよびブタのごとき家
畜の生存期間中の繁殖力が増大する。 本発明蛋白の活性は、とりわけ、下記方法により測定してもよい: アクチビン/インヒビン活性のアッセイは、Vale et al., Endocrinology 91:
562-572, 1972; Ling et al., Nature 321: 779-782, 1986; Vale et al., Nat
ure 321: 776-779, 1986; Mason et al., Nature 318: 659-663,1985; Forage e
t al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 83: 3091-3095,1986に記載のアッセイを包
含するが、これらに限らない。
【0187】 化学走性/ケモキネシス活性 本発明蛋白は、哺乳動物細胞、例えば単球、好中球、T細胞、肥満細胞、好酸
球および/または内皮細胞の化学走性またはケモキネシス活性(例えば、ケモカ
インとして作用)を有する可能性がある。化学走性およびケモキネシス蛋白を用
いて所望細胞集団を所望作用部位に動員または誘引することができる。化学走性
またはケモキネシス蛋白は、組織に対する傷害および他の外傷の治療ならびに局
所的な感染の治療に特に有利である。例えば、リンパ球、単球または好中球の腫
瘍または感染部位への誘引は、腫瘍または感染因子に対する免疫応答を改善しう
る。 特定の蛋白またはペプチドは特定の細胞集団に対して化学走性活性を有してお
り、刺激可能な場合には、直接的または間接的にかかる細胞集団の方向または運
動を指令する。好ましくは、蛋白またはペプチドは、細胞の方向づけられた運動
を直接的に刺激する能力を有する。特定の蛋白が細胞集団に対する化学走性活性
を有するかどうかを、かかる蛋白またはペプチドを細胞化学走性の既知アッセイ
に用いることにより容易に決定することができる。 本発明蛋白の活性は、とりわけ、下記方法により測定してもよい: 化学走性活性のアッセイ(化学走性を誘導または妨害する蛋白を同定するアッ
セイ)は、細胞の膜を越えた移動を誘導する蛋白の能力ならびに1の細胞集団の
他の細胞集団への付着を誘導する蛋白の能力を測定するアッセイを含む。移動お
よび付着に適したアッセイは、Current Protocols in Immunology, Ed by J.E.
Coligan, A.M. Kruisbeek, D.H. Margulies, E.M. Shevach, W.Strober, Pub. G
reene Publishing Associates and Wiley-Interscience (Chapter 6.12, Measur
ement of alpha and beta Chemokines 6.12.1-6.12.28; Taub et al. J. Clin.
Invest. 95: 1370-1376, 1995; Lind et al. APMIS 103: 140-146, 1995; Mulle
r et al Eur. J. Immunol. 25: 1744-1748; Gruber et al. J. of Immunol. 152
: 5860-5867, 1994; Johnston et al. J. of Immunol. 153: 1762-1768, 1994に
記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。
【0188】 止血および血栓溶解活性 また、本発明蛋白は、止血または血栓溶解活性を示す可能性がある。結果とし
て、かかる蛋白は、種々の凝血疾患(血友病のごとき遺伝性疾患を包含)の治療
に有用であり、あるいは外傷、手術または他の原因により生じた傷害の治療にお
ける凝血および他の止血を促進しうる。本発明蛋白は、血栓の溶解または血栓形
成阻害ならびにそれらにより生じる症状(例えば、心筋梗塞および中枢神経系血
管の梗塞(例えば、卒中)のごとき)の治療および予防に有用でありうる。 本発明蛋白の活性を、とりわけ、下記方法により測定してもよい: 止血および血栓溶解活性のアッセイは、Linet et al., J. Clin. Pharmacol.
26: 131-140,1986; Burdick et al., Thrombosis Res. 45: 413-419, 1987; Hum
phrey et al., Fibrinolysis 5: 71-79 (1991); Schaub, Prostaglandins 35: 4
67-474, 1988に記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。
【0189】 受容体/リガンド活性 また、本発明蛋白は、受容体、受容体リガンドまたは受容体/リガンド相互作
用の阻害剤もしくはアゴニストとしての活性を示しうる。かかる受容体およびリ
ガンドの例は、サイトカイン受容体およびそれらのリガンド、受容体キナーゼお
よびそれらのリガンド、受容体ホスファターゼおよびそれらのリガンド、細胞−
細胞相互作用に関与する受容体およびそれらのリガンド(細胞付着分子(セレク
チン、インテグリンおよびそれらのリガンドのごとき)ならびに抗原提示、抗原
認識、細胞性および体液性免疫応答の発生に関与する受容体/リガンド対などを
包含)を包含するがこれらに限らない。受容体およびリガンドは、関連する受容
体/リガンド相互作用に対する潜在的なペプチドまたは小型分子阻害剤のスクリ
ーニングにも有用である。本発明蛋白(受容体およびリガンドのフラグメントを
包含するが、これらに限らない)は、それ自体、受容体/リガンド相互作用の阻
害剤として有用でありうる。 本発明蛋白の活性を、とりわけ、下記方法により測定してもよい: 受容体−リガンド活性の適当なアッセイは、Current Protocols in Immunolog
y, Ed by J. E. Coligan, A. M. Kruisbeek, D. H. Margulies, E. M. Shevach,
W. Strober, Pub. Greene Publishing Associates and Wiley-Interscience (C
hapter 7.28, Measurement of Cellular Adhesion under static conditions 7.
28.1-7.28.22), Takai et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 84: 6864-6868, 1
987; Bierer et al., J. Exp. Med. 168: 1145-1156, 1988; Rosenstein et al.
, J. Exp. Med. 169: 149-160 1989; Stoltenborg et al., J. Immunol. Metho
ds 175: 59-68, 1994; Stitt et al., Cell 80: 661-670, 1995に記載のアッセ
イを包含するが、これらに限らない。
【0190】 抗炎症活性 本発明蛋白は抗炎症活性を示しうる。抗炎症活性は、刺激応答に関与している
細胞に刺激を与えることにより、細胞−細胞相互作用(例えば、付着のごとき)
を阻害または促進することにより、炎症プロセスに関与している細胞の化学走性
を阻害または促進することにより、細胞溢出を阻害または促進することにより、
あるいは炎症応答をより直接的に阻害または促進する他の因子の産生を刺激また
は抑制することにより発揮される。かかる活性を示す蛋白を用いて炎症の症状(
慢性もしくは急性症状を包含、感染に関連した炎症(敗血性ショック、敗血症も
しくは全身性炎症応答症候群(SIRS)のごとき)、虚血−再潅流傷害、エン
ドトキシンによる致命的傷害、関節炎、補体により媒介される超急性拒否反応、
腎炎、サイトカインもしくはケモカインにより誘導される肺の傷害、炎症性腸疾
患、クローン病またはTNFもしくはIL−1のごときサイトカインの過剰産生
から生じる疾病を包含するがこれらに限らない)を治療することができる。本発
明蛋白は、アナフィラキシーおよび抗原性物質もしくは材料に対する過敏症の治
療にも有用でありうる。
【0191】 カドヘリン/腫瘍侵入抑制活性 カドヘリン(cadherin)はカルシウム依存性接着分子であり、発達中において
、詳細には特定の細胞タイプを決定することにおいて主要な役割を果たしている
と思われる。正常なカドヘリン発現の損失または変化は、腫瘍増殖および転移に
関連した細胞接着特性への変化を誘導しうる。カドヘリンの機能失調は、尋常性
天疱瘡および落葉状天疱瘡(自己免疫性の皮膚水泡疾患)、クローン病、および
いくつかの発達異常のごときヒトの他の疾病にも関与している。 カドヘリンスーパーファミリーは40余りのメンバーを包含し、それぞれが異
なる発現パターンを有している。当該スーパーファミリーのすべてのメンバーは
、共通の保存された細胞外リピート(カドヘリンドメイン)を有するが、分子の
他の部分において構造の相違が見られる。カドヘリンドメインはカルシウムに結
合してそれらの三次構造を形成するので、カルシウムはそれらの接着に必要であ
る。第1のカドヘリンドメインにおける少数のアミノ酸は同種親和性接着のため
の基礎を提供するので、この認識部位の修飾はカドヘリンの特異性を変化させる
可能性があり、その結果、自分自身だけを認識するのではなく、変異分子も異な
るカドヘリンに結合できるようになる。さらに、いくつかのカドヘリンは他のカ
ドヘリンとの異種親和性接着にも関与している。 カドヘリンスーパーファミリーのメンバーの1つであるE−カドヘリンは上皮
細胞タイプにおいて発現される。病理学的には、E−カドヘリン発現が腫瘍にお
いて失われる場合、悪性細胞は侵入性となり、癌が転移する。E−カドヘドリン
を発現するポリヌクレオチドを癌細胞系にトランスフェクションすることは、変
化した細胞形態を元に戻し、細胞相互および他の基質への接着性を回復させ、細
胞増殖速度を低下させ、足場依存性細胞の増殖を劇的に減少させることにより、
癌に関連した変化を回復させた。よって、E−カドヘドリン発現を再導入するこ
とは、癌腫をより進行していない段階に戻す。他のカドヘドリンも、他の組織タ
イプ由来の癌腫において同じ侵入抑制的役割を有している可能性がある。それゆ
え、カドヘドリン活性を有する本発明蛋白、およびかかる蛋白をコードする本発
明ポリヌクレオチドを用いて癌を治療することができる。かかる蛋白またはポリ
ヌクレオチドを癌細胞に導入することは、正常なカドヘドリン発現を提供するこ
とにより、これらの細胞において観察される癌性の変化を減少または除去しうる
。 癌細胞は、本来のものとは異なる組織タイプのカドヘリンを発現することも知
られており、それゆえこれらの癌細胞は異なる組織に侵入でき、転移できる。カ
ドヘリン活性を有する本発明蛋白、およびかかる蛋白をコードする本発明ポリヌ
クレオチドは、これらの細胞において不適切に発現されたカドヘドリンと置換し
、正常な細胞接着特性を回復させ、細胞の転移傾向を減少させ、あるいは除去し
うる。 さらに、カドヘリン活性を有する本発明蛋白、およびかかる蛋白をコードする
本発明ポリヌクレオチドを用いてカドヘリンを認識しこれに結合するする抗体を
得ることもできる。かかる抗体を用いて不適切に発現された腫瘍細胞カドヘドリ
ンの接着をブロックし、細胞が他の場所で腫瘍を形成しないようにすることもで
きる。かかる抗−カドヘドリン抗体を、癌の等級、病理学的タイプ、および予後
のためのマーカーとして使用できる。すなわち、癌が進行すると、カドヘドリン
発現は低下し、カドヘドリン結合抗体を用いることによりこのカドヘドリン発現
の低下を検出することができる。 カドヘドリン活性を有する本発明蛋白のフラグメント、好ましくはカドヘドリ
ン認識部位のデカペプチド、およびかかる蛋白フラグメントをコードする本発明
ポリヌクレオチドを用いて、カドヘリンに結合させ、望ましくない効果を生じる
カドヘリンの結合を妨げることにより、カドヘリン機能をブロックすることもで
きる。さらに、カドヘリン活性を有する本発明蛋白のフラグメント、好ましくは
癌患者の循環系において安定であることがわかっている末端切断された可溶性カ
ドヘドリンフラグメント、およびかかる蛋白フラグメントをコードするポリヌク
レオチドを用いて正しい細胞−細胞接着を混乱させることもできる。 カドヘドリンの接着および侵入抑制活性のアッセイは、Hortsch et al. J Bio
l Chem 270 (32): 18809-18817, 1995; Miyaki et al. Oncogene 11: 2547-2552
, 1995; Ozawa et al. Cell 63: 1033-1038, 1990.に記載されたものを包含する
が、これらに限らない。
【0192】 腫瘍阻害活性 腫瘍の免疫学的治療または予防に関する上記活性のほかに、本発明蛋白は他の
抗腫瘍活性を示しうる。ある蛋白は腫瘍増殖を直接的または間接的に(例えば、
ADCCを介して)阻害しうる。ある蛋白は、腫瘍組織または腫瘍前駆体組織に
作用して、腫瘍増殖を支持するに必要な組織の形成を阻害し(例えば、脈管形成
を阻害することにより)、腫瘍増殖を阻害する他の因子、作用剤または細胞タイ
プの産生を引き起こすことにより、あるいは腫瘍増殖を促進する因子、作用剤ま
たは細胞タイプを除去または阻害することにより腫瘍阻害活性を示しうる。
【0193】 他の活性 本発明蛋白は、下記のさらなる活性または効果の1つまたはそれ以上を示しう
る:細菌、ウイルス、真菌および他の寄生虫(これらに限らず)を包含する感染
性因子の殺傷;身長、体重、体毛の色、目の色、皮膚または他の組織の色素沈着
、または器官または身体部分のサイズまたは形態(例えば、豊胸またはその逆)
を包含する身体特性への影響(抑制または促進);摂食した脂肪、蛋白または炭
水化物の消化への影響;食欲、性欲、ストレス、認識(認識の疾患を包含)、鬱
(鬱病性疾患を包含)および暴力的行為(これらに限らず)を包含する行動特性
への影響;鎮痛効果または他の痛み軽減効果の提供;造血系以外の系統における
胚の幹細胞の分化および増殖の促進;ホルモンまたは内分泌活性;酵素の場合、
酵素欠乏の修正および関連疾患の治療;過剰増殖性疾患(例えば、乾癬のごとき
)の治療;免疫グロブリン様活性(例えば、抗体または補体に結合する能力);
ならびにワクチン組成物において抗原として作用してかかる蛋白またはかかる蛋
白と交差反応する他の物質もしくは存在に対する免疫応答を生じさせる能力。
【0194】投与および用量 本発明蛋白(どのような源からであってもよく、組み換え法および非組み換え
法によるものを包含するが、これらに限らない)を、医薬上許容される担体と混
合して医薬組成物中に用いてもよい。かかる組成物は(蛋白および担体のほかに
)、希釈剤、充填剤、塩類、バッファー、安定化剤、可溶化剤、および当該分野
でよく知られた他の物質を含有していてもよい。用語「医薬上許容される」は、
有効成分の生物学的活性の有効性を妨害しない無毒の物質を意味する。担体の特
性は投与経路に依存する。本発明医薬組成物は、M−CSF、GM−CSF、T
NF、IL−1、IL−2、IL−3、IL−4、IL−5、IL−6、IL−
7、IL−8、IL−9、IL−10、IL−11、IL−12、IL−13、
IL−14、IL−15、IFN、TNF0、TNF1、TNF2、G−CSF
、Meg−CSF、スロンボポイエチン、幹細胞因子、およびエリスロポイエチ
ンのごときサイトカイン、リンホカイン、または他の造血因子を含有していても
よい。医薬組成物はさらに、蛋白活性を増強し、あるいは治療においてその活性
または有用性を補う他の作用剤を含有していてもよい。かかるさらなる因子およ
び/または作用剤を医薬組成物に含有させて、本発明蛋白との相乗効果を発揮さ
せ、あるいは副作用を最小化してもよい。逆に、特定のサイトカイン、リンホカ
イン、他の造血因子、血栓溶解因子または抗血栓因子、または抗炎症剤の処方に
本発明蛋白を含有させて、サイトカイン、リンホカイン、他の造血因子、血栓溶
解因子または抗血栓因子、または抗炎症剤の副作用を最小化してもよい。 本発明蛋白は、多量体(例えば、ヘテロダイマーまたはホモダイマー)または
それ自体もしくは他の蛋白との複合体となって活性でありうる。結果的に、本発
明医薬組成物は、かかる多量体または複合体形態の本発明蛋白を含むものであっ
てもよい。 本発明医薬組成物は、本発明蛋白と蛋白もしくはペプチド抗原との複合体の形
態であってもよい。蛋白および/またはペプチド抗原は、Bリンパ球ならびにT
リンパ球に対して刺激シグナルを送達するであろう。Bリンパ球はその表面免疫
グロブリン受容体を通して抗原に応答するであろう。Tリンパ球は、MHC蛋白
による抗原提示後、T細胞受容体(TCR)を通して抗原に応答するであろう。
MHCならびに宿主細胞のクラスIおよびクラスIIのMHC遺伝子によりコー
ドされたものを包含する構造上関連した蛋白は、Tリンパ球に対するペプチド抗
原の提示に役立つであろう。抗原成分は、精製MHC−ペプチド複合体のみとし
て、または直接T細胞にシグナルを送ることのできる同時刺激分子とともに供給
されうる。あるいはまた、B細胞上の表面免疫グロブリンならびにT細胞上のT
CRおよび他の分子に結合しうる抗体を、本発明医薬組成物と混合することもで
きる。 本発明医薬組成物はリポソーム形態であってもよく、その中で本発明蛋白はさ
らに他の医薬上許容される担体、脂質のごとき両親媒性作用剤(水溶液中でミセ
ルのような凝集体形態、不溶性単層、液状結晶またはラメラ層として存在)と混
合されている。リポソーム処方に適する脂質は、モノグリセリド、ジグリセリド
、スルファチジド、リゾレシチン、リン脂質、サポニン、胆汁酸等を包含するが
、これらに限らない。かかるリポソーム処方の製造は当業者のレベルの範囲内で
あり、例えば、米国特許第4235871、4501728、4837028、
および4737323号(参照によりそれらすべてを本明細書に記載されている
ものとみなす)に記載されたようなものである。
【0195】 本明細書の用語「治療上有効量」とは、有意な患者の利益、例えば、かかる症
状の徴候の改善、治癒、治癒速度の増大を示すに十分な医薬組成物または方法の
各有効成分の合計量を意味する。単独で投与される個々の有効成分について用い
る場合、該用語は当該成分のみをいう。有効成分の組み合わせに用いる場合、逐
次投与あるいは同時投与にかかわらず治療効果を生じる有効成分量の合計量をい
う。 本発明の治療方法の実施において、治療上有効量の本発明蛋白を治療すべき症
状を有する哺乳動物に投与する。本発明方法に従って、単独またはサイトカイン
、リンホカインもしくは他の造血因子のごとき他の治療薬とともに本発明蛋白を
投与してもよい。1種またはそれ以上のサイトカイン、リンホカインまたは他の
造血因子と共投与する場合、本発明蛋白をサイトカイン、リンホカイン、他の造
血因子、血栓溶解因子もしくは抗血栓因子と同時または逐次投与してもよい。逐
次投与する場合、担当医師は、サイトカイン、リンホカイン、他の造血因子、血
栓溶解因子もしくは抗血栓因子と本発明蛋白との組み合わせにおける適切な投与
順序を決定するであろう。 本発明医薬組成物中または本発明の実施に用いる本発明蛋白の投与を種々の慣
用的方法、例えば、経口的摂食、吸入、または皮内、皮下、または静脈注射で行
うことができる。患者への静脈注射が好ましい。 治療上有効量の本発明蛋白を経口投与する場合、本発明蛋白は錠剤、カプセル
、粉末、溶液またはエリキシルの形態であろう。錠剤形態で投与する場合、本発
明医薬組成物はゼラチンのごとき固体担体またはアジュバントをさらに含有して
いてもよい。錠剤、カプセル、および粉末は、約5ないし95%の本発明蛋白、
好ましくは約25ないし90%の本発明蛋白を含有する。液体形態で投与する場
合、水、ペトロレウム、動物または植物起源の油脂、例えばピーナッツ油、鉱油
、大豆油、またはゴマ油、または合成油脂を添加してもよい。液体形態の医薬組
成物は、生理食塩溶液、デキストロースまたは他の糖類溶液、またはグリコール
類(例えばエチレングリコール、プロピレングリコールもしくはポリエチレング
リコール)をさらに含有していてもよい。液体形態で投与する場合、医薬組成物
は、約0.5ないし90重量%の本発明蛋白、好ましくは約1ないし50%の本
発明蛋白を含有する。 治療上有効量の本発明蛋白を静脈、皮内または皮下注射により投与する場合、
本発明蛋白はパイロジェン不含で、非経口的に許容される水溶液の形態であろう
。適切なpH、等張性、安定性を有するかかる非経口的に許容される蛋白溶液の
調製は、当業者の範囲内である。静脈、皮内、または皮下注射用の好ましい医薬
組成物は、本発明蛋白のほかに、注射用塩化ナトリウム、リンゲル溶液、注射用
デキストロース、注射用デキストロースおよび塩化ナトリウム溶液、注射用乳酸
含有リンゲル溶液、または当該分野で知られている他の担体を含有すべきである
。本発明医薬組成物は、安定化剤、保存料、バッファー、抗酸化剤、または当業
者に知られた他の添加物を含んでいてもよい。 本発明医薬組成物中の本発明蛋白の量は、治療すべき症状の性質および重さ、
ならびに患者がすでに受けていた治療の性質による。最終的には、担当医師が、
各患者を治療すべき本発明蛋白量を決定するであろう。まず、担当医師は、低用
量の本発明蛋白を投与し、患者の応答を観察する。最適治療効果が得られるまで
、より高用量の本発明蛋白を投与してもよく、最適治療効果が得られた時点で用
量をさらに増加させない。本発明方法を実施するための種々の医薬組成物は、体
重1kgあたり約0.01μgないし約100mgの本発明蛋白(好ましくは、
体重1kgあたり約0.1μgないし約10mg、より好ましくは体重1kgあ
たり0.1μgないし約1mgの本発明蛋白を含有すべきである。 本発明組成物を用いる静脈投与による治療の期間は、治療すべき疾病の重さな
らびに各患者の状態および応答により変化させられるであろう。本発明蛋白の各
適用期間は、連続静脈投与の場合12ないし24時間の範囲であると考えられる
。最終的には、担当医師が、本発明医薬組成物を用いる静脈投与による治療の期
間を決定するであろう。
【0196】 本発明蛋白を用いて動物を免役して、本発明蛋白と特異的に反応するポリクロ
ーナルおよびモノクローナル抗体を得てもよい。本明細書の用語「抗体」は、ポ
リクローナル抗体、モノクローナル抗体、キメラ抗体、1本鎖抗体、CDR−グ
ラフテッド(grafted)抗体、ヒト化抗体、あるいは示された蛋白に結合するそ
れらのフラグメントを包含するが、これらに限らない。かかる用語は、示された
蛋白に結合しうる抗体または抗体配列に由来する他の種も包含する。 当該分野においてよく知られた方法により、特定蛋白に対する抗体を製造する
ことができる。例えば、既知方法により抗体産生ハイブリドーマを得ることによ
ってモノクローナル抗体を製造することができる(例えば、Goding, 1983, Mono
clonal antibodies: principles and practice, Academic Press Inc., New Yor
k、およびYokoyama, 1992, "Production of Monoclonal Antibodies" in Curren
t Protocols in Immunology, Unit 2.5, Greene Publishing Assoc. and John W
iley & Sons参照)。既知方法により適切な蛋白またはそのフラグメントを哺乳
動物対象に接種することによってポリクローナル血清および抗体を製造すること
ができる。既知方法により所望フラグメントを開裂してこれを集めることにより
、抗体、受容体、または他の反応性ペプチドのフラグメントを対応抗体から得る
ことができる(例えば、Godingの上記文献、およびAndrew et al., 1992, "Frag
mentation of Immunoglobulins" in Current Protocols in Immunology, Unit 2
.8, Greene Publishing Assoc. and John Wiley & Sons参照)。さらに、既知の
組み替え法(例えば、米国特許第5169939、5194594、および55
76184号参照)により、キメラ抗体および1本鎖抗体を製造することができ
る。よく知られた方法(例えば、米国特許第5530101、5585089、
および5693762号参照)により、対応ネズミ抗体からヒト化抗体を作成す
ることもできる。さらに、ヒト抗体分子を発現するように遺伝学的に変化させら
れているマウスのごとき非ヒト動物においてヒト化抗体を得てもよい(例えば、
Fishwild et al., 1996, Nature Biotechnology 14: 845-851、Mendez et al.,
1997, Nature, Genetics 15: 146-156 (Nature Genetics 16: 410の誤り)ならび
に米国特許第5877397および5625126号参照)。蛋白全体またはそ
のフラグメントを免疫原として用いてかかる抗体を得てもよい。ペプチド免疫源
はカルボキシ末端にシステイン残基をさらに含んでいてもよく、キーホールリム
ペット・ヘモシアニン(KLH)のごときハプテンに結合する。かかるペプチド
を合成する方法は当該分野において知られており、例えば、R. P. Merrifield,
J. Amer. Chem. Soc. 85, 2149-2154 (1963);J. L. Krstenansky, et. al., FE
BS Lett. 211, 10 (1987)に記載のごときものがある。 本発明蛋白に結合するモノクローナル抗体は、本発明蛋白の免疫検出用の有用
な診断薬でありうる。本発明蛋白に結合する中和抗体は、本発明蛋白に関連した
症状の治療薬として有用でありうるし、さらに本発明蛋白の異常発現が関与して
いるいくつかの形態の癌の治療におけるある種の腫瘍の治療において有用であり
うる。癌細胞または白血球細胞の場合、本発明蛋白に対する中和モノクローナル
抗体は、本発明蛋白により媒介されうる癌細胞の転移蔓延の検出および予防に有
用でありうる。 骨、軟骨、腱または靭帯の再生に有用な本発明組成物に関して、治療方法は、
組成物を局所的、全身的、またはインプラントもしくはデバイスのごとく局部的
に投与することを包含する。投与する場合、本発明に使用する治療組成物は、も
ちろん、パイロジェン不含の生理学的に許容される形態である。さらに、望まし
くは、組成物をカプセル封入するかまたは粘性形態として注射して骨、軟骨また
は組織ダメージ部位に送達してもよい。局所投与は傷の治癒および組織修復に適
する。上記組成物中に含有されていてもよい本発明蛋白以外の治療上有用な作用
剤を、代替的または付加的に、本発明方法における組成物と同時または逐次投与
してもよい。好ましくは、骨および/または軟骨形成のためには、組成物は、蛋
白含有組成物を骨および/または軟骨ダメージ部位に送達し、骨および軟骨の発
生のための構造を提供し、さらに最適には体内に吸収されうるマトリックスを含
有するであろう。かかるマトリックスは、他の移植される医学的器具に現在使用
されている材料からできていてもよい。
【0197】 マトリックス材料の選択は、生体適合性、生分解性、機械的特性、美容上の外
観および界面特性に基づく。組成物の特別な適用により適当な処方が決定されよ
う。組成物用として可能なマトリックスは生分解性で、化学的に知られた硫酸カ
ルシウム、リン酸三カルシウム、ヒドロキシアパタイト、ポリ乳酸、ポリグリコ
ール酸およびポリ無水物であってもよい。他の使用可能な材料は生分解性で、生
物学的によく知られたもの、例えば、骨または皮膚のコラーゲンである。さらに
マトリックスは純粋な蛋白または細胞外マトリックス成分を含んでいてもよい。
他の可能なマトリックスは、焼結ヒドロキシアパタイト、バイオガラス、アルミ
ネート、または他のセラミックスのごとき生分解性でなく、化学的に知られたも
のである。マトリックスは上記タイプの材料の組み合わせ、例えばポリ乳酸およ
びヒドロキシアパタイトあるいはコラーゲンおよびリン酸三カルシウムを含んで
いてもよい。バイオセラミックスを、組成物中、例えばカルシウム−アルミネー
ト−ホスフェート中において変更してもよく、加工して孔サイズ、粒子サイズ、
粒子形状および生分解性を変化させてもよい。 150ないし800ミクロンの範囲の直径を有する多孔性粒子形態の乳酸およ
びグリコール酸の50:50(モル重量)のコポリマーが現在のところ好ましい
。いくつかの適用例においては、カルボキシメチルセルロースまたは自己由来の
血餅のごとき隔離剤を用いてマトリックスからの蛋白組成物の解離を防止するこ
とが有用であろう。 隔離剤の好ましいファミリーは、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、およびカルボキシメチルセルロースを包含するアルキルセル
ロース(ヒドロキシアルキルセルロースを包含)のごときセルロース性材料であ
り、カルボキシメチルセルロース(CMC)のカチオン性の塩が最も好ましい。
他の好ましい隔離剤は、ヒアルロン酸、アルギン酸ナトリウム、ポリ(エチレン
グリコール)、ポリオキシエチレンオキシド、カルボキシビニルポリマーおよび
ポリ(ビニルアルコール)を包含する。本発明に有用な隔離剤の量は、全処方重
量に対して0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%であり、この量は、
ポリマーマトリックスからの蛋白の脱離を防止し、組成物の適切な取り扱いを可
能にする量であるが、前駆細胞がマトリックスから浸潤し、そのことにより前駆
細胞の骨形成活性を促進する機会を蛋白に付与するようにするには、あまり多く
ないようにする。
【0198】 さらなる組成物において、本発明蛋白が骨および/または軟骨の欠損、傷、ま
たは組織の治療に有益な他の作用剤と混合されていてもよい。これらの作用剤は
、上皮増殖因子(EGF)、血小板由来増殖因子(PDGF)、形質転換増殖因
子(TGF−αおよびTGF−β)、およびインスリン様増殖因子(IGF)を
包含する。 また、目下のところ、治療組成物は獣医学的用途にも価値がある。詳細には、
ヒトのほかに、家畜およびサラブレッドのウマが本発明蛋白を用いるかかる治療
に望ましい患者である。 組織の再生に使用される蛋白含有医薬組成物の投与規則は、蛋白の作用を変化
させる種々の要因、例えば形成が望まれる組織重量、ダメージ部位、ダメージを
受けた組織の状態、傷のサイズ、必要な組織のタイプ(例えば、骨)、患者の年
齢、性別、および食事、感染の重さ、投与期間、ならびに他の臨床的要因を考慮
して医師が決定するであろう。用量は、復元に使用するマトリックスのタイプお
よび医薬組成物中の他の蛋白の含有に応じて変更されてもよい。例えば、IGF
I(インスリン様増殖因子I)のごとき他の既知増殖因子の最終組成物への添
加も用量に影響しうる。組織/骨の増殖および/または修復を、例えばX線、組
織形態学的調査およびテトラサイクリン標識により定期的に評価することにより
経過をモニターすることができる。 本発明ポリヌクレオチドを遺伝子治療に用いることもできる。かかるポリヌク
レオチドをインビボまたはエクスビボで細胞に導入して哺乳動物対象中で発現さ
せることができる。核酸を細胞または生物に導入するための他の知られた方法に
より本発明ポリヌクレオチドを投与してもよい(ウイルスベクターに入れて、あ
るいは裸のDNAの形態として等があるが、これらに限らない)。 本発明蛋白存在下で細胞をエクスビボにおいて培養して増殖させ、あるいはか
かる細胞に対する所望効果を生じさせ、あるいはかかる細胞中に所望活性を生じ
させてもよい。次いで、処理された細胞を、治療目的で、インビボにおいて導入
することができる。 本明細書に引用した特許および文献を、参照により全体が本明細書に記載され
ているものとみなす。
【配列表】
【図面の簡単な説明】
【図1Aおよび1B】 本明細書開示のクローンの寄託に使用した、pED
6およびpNOTsベクターをそれぞれ図式的に示したものである。
【図2】 本明細書開示のクローンqs14 3の寄託に使用したpCMV
Sport2ベクターを図式的に示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 48/00 A61P 7/02 4C085 A61P 7/00 7/04 4H045 7/02 7/06 7/04 13/00 7/06 29/00 13/00 35/00 29/00 37/02 35/00 43/00 105 37/02 111 43/00 105 C07K 14/47 111 C12P 21/02 C C07K 14/47 G01N 33/15 Z C12N 5/10 33/50 Z C12P 21/02 C12N 15/00 ZNAA G01N 33/15 5/00 B 33/50 A61K 37/02 (31)優先権主張番号 60/099,229 (32)優先日 平成10年9月4日(1998.9.4) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/105,368 (32)優先日 平成10年10月23日(1998.10.23) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/115,234 (32)優先日 平成11年1月8日(1999.1.8) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/119,931 (32)優先日 平成11年2月12日(1999.2.12) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/120,575 (32)優先日 平成11年2月18日(1999.2.18) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/132,020 (32)優先日 平成11年4月30日(1999.4.30) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/148,424 (32)優先日 平成11年8月11日(1999.8.11) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ジョン・エム・マッコイ アメリカ合衆国01867マサチューセッツ州 リーディング、ハワード・ストリート56番 (72)発明者 エドワード・アール・ラバリー アメリカ合衆国01451マサチューセッツ州 ハーバード、アン・リー・ロード133番 (72)発明者 リサ・エイ・コリンズ−レイシー アメリカ合衆国01720マサチューセッツ州 アクトン、スクール・ストリート124番 (72)発明者 チェリル・エバンズ アメリカ合衆国20874メリーランド州ジャ ーマンタウン、ベント・ウィロー・サーク ル18801番 (72)発明者 デイビッド・マーバーグ アメリカ合衆国01720マサチューセッツ州 アクトン、オーチャード・ドライブ2番 (72)発明者 モーリス・トレーシー アイルランド、ダブリン4、フォックスロ ック・コート12番 (72)発明者 マイケル・ジェイ・アゴスティノ アメリカ合衆国01810マサチューセッツ州 アンドーバー、ウォルコット・アベニュー 26番 (72)発明者 ロバート・ジェイ・スタイニンガー・ザ・ セカンド アメリカ合衆国02140マサチューセッツ州 ケンブリッジ、リード・ストリート100番 (72)発明者 ビッキー・スパルディング アメリカ合衆国01821マサチューセッツ州 ビレリカ、メドーバンク・ロード11番 (72)発明者 ゴードン・ジー・ウォン アメリカ合衆国02146マサチューセッツ州 ブルックライン、クラーク・ロード239番 (72)発明者 ヒラリー・エフ・クラーク アメリカ合衆国94134カリフォルニア州サ ンフランシスコ、ハークネス・アベニュー 495番 (72)発明者 キム・フェチテル アメリカ合衆国02174マサチューセッツ州 アーリントン、マリオン・ロード46番 Fターム(参考) 2G045 AA34 AA35 AA40 BB20 CB01 DA12 DA13 DA14 DA36 FB02 4B024 AA01 AA11 CA04 HA14 HA17 4B064 AG01 CA19 DA01 DA13 4B065 AA91Y AA93Y AB01 CA24 CA44 4C084 AA02 AA06 AA07 AA13 AA17 BA01 BA08 BA22 BA23 MA01 NA14 ZA022 ZA032 ZA122 ZA152 ZA162 ZA182 ZA512 ZA532 ZA542 ZA552 ZA592 ZA672 ZA812 ZA892 ZA942 ZA962 ZA972 ZB022 ZB052 ZB072 ZB082 ZB092 ZB112 ZB132 ZB152 ZB222 ZB262 ZB332 ZB352 ZB372 ZC352 ZC412 4C085 AA13 AA14 CC32 EE01 GG01 4H045 AA10 AA20 BA10 BA40 EA20 EA50 FA74

Claims (169)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)配列番号:1のヌクレオチド配列; (b)配列番号:1のヌクレオチド87からヌクレオチド821までのヌクレ
    オチド配列; (c)配列番号:1のヌクレオチド120からヌクレオチド821までのヌク
    レオチド配列; (d)配列番号:1のヌクレオチド1からヌクレオチド1625までのヌクレ
    オチド配列; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (h)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)配列番号:2のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (j)生物学的活性を有する配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメントを含
    む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:2の8
    個の連続したアミノ酸を含む); (k)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (l)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:1の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの発現制御配列に作動可能に連結されている
    請求項1のポリヌクレオチド。
  3. 【請求項3】 請求項2のポリヌクレオチドで形質転換された宿主細胞。
  4. 【請求項4】 哺乳動物細胞である請求項3の宿主細胞。
  5. 【請求項5】 (a)請求項2のポリヌクレオチドで形質転換された宿主細
    胞の培養物を適当な培地中で増殖させ;ついで (b)培養物から蛋白を精製する ことを含む、請求項2のポリヌクレオチドによりコードされる蛋白の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の方法により製造される蛋白。
  7. 【請求項7】 請求項6の蛋白をコードする単離ポリヌクレオチド。
  8. 【請求項8】 ATCC98825として寄託されたクローンco62 1
    2のcDNAインサートを含む、請求項7のポリヌクレオチド。
  9. 【請求項9】 (a)配列番号:2のアミノ酸配列; (b)配列番号:2のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列番
    号:2の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンco62 12
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  10. 【請求項10】 該蛋白が配列番号:2のアミノ酸配列を含む請求項9の蛋
    白。
  11. 【請求項11】 請求項9の蛋白および医薬上許容される担体を含有する組
    成物。
  12. 【請求項12】 (a)配列番号:3のヌクレオチド配列; (b)配列番号:3のヌクレオチド9からヌクレオチド1013までのヌクレ
    オチド配列; (c)配列番号:3のヌクレオチド96からヌクレオチド1013までのヌク
    レオチド配列; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:4のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメントを含
    む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:4の8
    個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:3の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  13. 【請求項13】 (a)配列番号:4のアミノ酸配列; (b)配列番号:4のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列番
    号:4の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンlo311 8
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  14. 【請求項14】 (a)配列番号:5のヌクレオチド配列; (b)配列番号:5のヌクレオチド352からヌクレオチド825までのヌク
    レオチド配列; (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンns197 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンns197 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:6のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメントを含
    む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:6の8
    個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:5の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  15. 【請求項15】 (a)配列番号:6のアミノ酸配列; (b)配列番号:6のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列番
    号:6の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンns197 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  16. 【請求項16】 (a)配列番号:7のヌクレオチド配列; (b)配列番号:7のヌクレオチド86からヌクレオチド829までのヌクレ
    オチド配列; (c)配列番号:7のヌクレオチド149からヌクレオチド829までのヌク
    レオチド配列; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配
    列; (h)配列番号:8のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメントを含
    む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:8の8
    個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:7の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  17. 【請求項17】 (a)配列番号:8のアミノ酸配列; (b)配列番号:8のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列番
    号:8の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj193 5
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  18. 【請求項18】 (a)配列番号:9のヌクレオチド配列; (b)配列番号:9のヌクレオチド174からヌクレオチド1292までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:10のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:10
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:9の長さの少なくとも25%の
    長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  19. 【請求項19】 (a)配列番号:10のアミノ酸配列; (b)配列番号:10のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列
    番号:10の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpj317 2
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  20. 【請求項20】 (a)配列番号:11のヌクレオチド配列; (b)配列番号:11のヌクレオチド7からヌクレオチド2517までのヌク
    レオチド配列; (c)配列番号:11のヌクレオチド904からヌクレオチド2517までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配
    列; (h)配列番号:12のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:12
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:11の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  21. 【請求項21】 (a)配列番号:12のアミノ酸配列; (b)配列番号:12のアミノ酸配列のフラグメント(各フラグメントは配列
    番号:12の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンpt332 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  22. 【請求項22】 (a)配列番号:13のヌクレオチド配列; (b)配列番号:13のヌクレオチド18からヌクレオチド257までのヌク
    レオチド配列; (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqc297 1
    5の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqc297 1
    5のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:14のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:14
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:13の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  23. 【請求項23】 (a)配列番号:14のアミノ酸配列; (b)配列番号:14のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:14の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqc297 1
    5のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  24. 【請求項24】 (a)配列番号:15のヌクレオチド配列; (b)配列番号:15のヌクレオチド21からヌクレオチド2432までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqg596 1
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqg596 1
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:16のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:16
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:15の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  25. 【請求項25】 (a)配列番号:16のアミノ酸配列; (b)配列番号:16のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:16の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンqg596 1
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  26. 【請求項26】 (a)配列番号:17のヌクレオチド配列; (b)配列番号:17のヌクレオチド339からヌクレオチド2105までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:17のヌクレオチド501からヌクレオチド2105までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:18のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:18
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:17の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  27. 【請求項27】 (a)配列番号:18のアミノ酸配列; (b)配列番号:18のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:18の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98825として寄託されたクローンrb649 3
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  28. 【請求項28】 (a)配列番号:19のヌクレオチド配列; (b)配列番号:19のヌクレオチド509からヌクレオチド2467までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンca106 1
    9xの全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンca106 1
    9xのcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (e)配列番号:20のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:20
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:19の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  29. 【請求項29】 (a)配列番号:20のアミノ酸配列; (b)配列番号:20のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:20の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンca106 1
    9xのcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  30. 【請求項30】 (a)配列番号:21のヌクレオチド配列; (b)配列番号:21のヌクレオチド179からヌクレオチド802までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:21のヌクレオチド242からヌクレオチド802までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
    成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
    cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配列
    ; (h)配列番号:22のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:22
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:21の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  31. 【請求項31】 (a)配列番号:22のアミノ酸配列; (b)配列番号:22のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:22の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンci52 2の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  32. 【請求項32】 (a)配列番号:23のヌクレオチド配列; (b)配列番号:23のヌクレオチド46からヌクレオチド714までのヌク
    レオチド配列; (c)配列番号:23のヌクレオチド538からヌクレオチド714までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
    6の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
    6のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
    6の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
    6のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド
    配列; (h)配列番号:24のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:24
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:23の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  33. 【請求項33】 (a)配列番号:24のアミノ酸配列; (b)配列番号:24のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:24の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンmd124 1
    6のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  34. 【請求項34】 (a)配列番号:25のヌクレオチド配列; (b)配列番号:25のヌクレオチド92からヌクレオチド1726までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:25のヌクレオチド1211からヌクレオチド1726まで
    のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:26のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:26
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:25の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  35. 【請求項35】 (a)配列番号:26のアミノ酸配列; (b)配列番号:26のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:26の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpk366 7
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  36. 【請求項36】 (a)配列番号:27のヌクレオチド配列; (b)配列番号:27のヌクレオチド16からヌクレオチド1788までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:27のヌクレオチド61からヌクレオチド1788までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配
    列; (h)配列番号:28のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:28
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:27の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  37. 【請求項37】 (a)配列番号:28のアミノ酸配列; (b)配列番号:28のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:28の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpl741 5
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  38. 【請求項38】 (a)配列番号:29のヌクレオチド配列; (b)配列番号:29のヌクレオチド629から2338までのヌクレオチド
    配列; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpp314 1
    9の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpp314 1
    9のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:30のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:30
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:29の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  39. 【請求項39】 (a)配列番号:30のアミノ酸配列; (b)配列番号:30のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:30の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpp314 1
    9のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  40. 【請求項40】 (a)配列番号:31のヌクレオチド配列; (b)配列番号:31のヌクレオチド158からヌクレオチド1102までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (e)配列番号:32のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:32
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:31の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  41. 【請求項41】 (a)配列番号:32のアミノ酸配列; (b)配列番号:32のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:32の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpv35 1の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  42. 【請求項42】 (a)配列番号:33のヌクレオチド配列; (b)配列番号:33のヌクレオチド413からヌクレオチド733までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:34のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:34
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:33の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  43. 【請求項43】 (a)配列番号:34のアミノ酸配列; (b)配列番号:34のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:34の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンpw337 6
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  44. 【請求項44】 (a)配列番号:35のヌクレオチド配列; (b)配列番号:35のヌクレオチド678からヌクレオチド938までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:36のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:36
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:35の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  45. 【請求項45】 (a)配列番号:36のアミノ酸配列; (b)配列番号:36のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:36の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd610 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  46. 【請求項46】 (a)配列番号:37のヌクレオチド配列; (b)配列番号:37のヌクレオチド75からヌクレオチド494までのヌク
    レオチド配列; (c)配列番号:37のヌクレオチド447からヌクレオチド494までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:38のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:38
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:37の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  47. 【請求項47】 (a)配列番号:38のアミノ酸配列; (b)配列番号:38のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:38の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98835として寄託されたクローンrd810 6
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  48. 【請求項48】 (a)配列番号:39のヌクレオチド配列; (b)配列番号:39のヌクレオチド181からヌクレオチド1080までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (e)配列番号:40のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:40
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:39の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  49. 【請求項49】 (a)配列番号:40のアミノ酸配列; (b)配列番号:40のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:40の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンcf85 1の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  50. 【請求項50】 (a)配列番号:41のヌクレオチド配列; (b)配列番号:41のヌクレオチド161からヌクレオチド1348までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:41のヌクレオチド599からヌクレオチド1348までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
    8の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
    8のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
    8の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
    8のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (h)配列番号:42のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:42
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:41の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  51. 【請求項51】 (a)配列番号:42のアミノ酸配列; (b)配列番号:42のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:42の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンdd504 1
    8のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  52. 【請求項52】 (a)配列番号:43のヌクレオチド配列; (b)配列番号:43のヌクレオチド70からヌクレオチド1386までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (e)配列番号:44のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:44
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:43の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  53. 【請求項53】 (a)配列番号:44のアミノ酸配列; (b)配列番号:44のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:44の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンnp26 3の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  54. 【請求項54】 (a)配列番号:45のヌクレオチド配列; (b)配列番号:45のヌクレオチド60からヌクレオチド3515までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm412 1
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm412 1
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:46のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:46
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:45の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  55. 【請求項55】 (a)配列番号:46のアミノ酸配列; (b)配列番号:46のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:46の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm412 1
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  56. 【請求項56】 (a)配列番号:47のヌクレオチド配列; (b)配列番号:47のヌクレオチド1490からヌクレオチド1780まで
    のヌクレオチド配列; (c)配列番号:47のヌクレオチド1556からヌクレオチド1780まで
    のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:48のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:48
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:47の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  57. 【請求項57】 (a)配列番号:48のアミノ酸配列; (b)配列番号:48のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:48の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpm421 3
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  58. 【請求項58】 (a)配列番号:49のヌクレオチド配列; (b)配列番号:49のヌクレオチド64からヌクレオチド486までのヌク
    レオチド配列; (c)配列番号:49のヌクレオチド217からヌクレオチド486までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1の全
    長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1のc
    DNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチド配
    列; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1の成
    熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1のc
    DNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配列; (h)配列番号:50のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:50
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:49の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  59. 【請求項59】 (a)配列番号:50のアミノ酸配列; (b)配列番号:50のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:50の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンpv6 1のc
    DNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  60. 【請求項60】 (a)配列番号:51のヌクレオチド配列; (b)配列番号:51のヌクレオチド379からヌクレオチド3783までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:51のヌクレオチド460からヌクレオチド3783までの
    ヌクレオチド配列; (d)配列番号:51のヌクレオチド1983からヌクレオチド3938まで
    のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
    成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (h)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
    cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配列
    ; (i)配列番号:52のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (j)生物学的活性を有する配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:52
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (k)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (l)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:51の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  61. 【請求項61】 (a)配列番号:52のアミノ酸配列; (b)配列番号:52のアミノ酸536からアミノ酸1135までのアミノ酸
    配列; (c)配列番号:52のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:52の8個の連続したアミノ酸を含む);および (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqs14 3の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  62. 【請求項62】 (a)配列番号:53のヌクレオチド配列; (b)配列番号:53のヌクレオチド1からヌクレオチド843までのヌクレ
    オチド配列; (c)配列番号:53のヌクレオチド469からヌクレオチド843までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:54のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:54
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:53の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  63. 【請求項63】 (a)配列番号:54のアミノ酸配列; (b)配列番号:54のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:54の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンqy338 9
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  64. 【請求項64】 (a)配列番号:55のヌクレオチド配列; (b)配列番号:55のヌクレオチド283からヌクレオチド906までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:55のヌクレオチド325からヌクレオチド906までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
    全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
    cDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチド
    配列; (f)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
    成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
    cDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配列
    ; (h)配列番号:56のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:56
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:55の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  65. 【請求項65】 (a)配列番号:56のアミノ酸配列; (b)配列番号:56のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:56の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrc58 1の
    cDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  66. 【請求項66】 (a)配列番号:57のヌクレオチド配列; (b)配列番号:57のヌクレオチド56からヌクレオチド973までのヌク
    レオチド配列; (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:58のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:58
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:57の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  67. 【請求項67】 (a)配列番号:58のアミノ酸配列; (b)配列番号:58のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:58の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98850として寄託されたクローンrd232 5
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  68. 【請求項68】 (a)配列番号:59のヌクレオチド配列; (b)配列番号:59のヌクレオチド893からヌクレオチド2596までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンck213 1
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンck213 1
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:60のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:60
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:59の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  69. 【請求項69】 (a)配列番号:60のアミノ酸配列; (b)配列番号:60のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:60の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンck213 1
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  70. 【請求項70】 (a)配列番号:61のヌクレオチド配列; (b)配列番号:61のヌクレオチド29からヌクレオチド1750までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:62のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:62
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:61の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  71. 【請求項71】 (a)配列番号:62のアミノ酸配列; (b)配列番号:62のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:62の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpg195 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  72. 【請求項72】 (a)配列番号:63のヌクレオチド配列; (b)配列番号:63のヌクレオチド1147からヌクレオチド1440まで
    のヌクレオチド配列; (c)配列番号:63のヌクレオチド1234からヌクレオチド1440まで
    のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配
    列; (h)配列番号:64のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:64
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:63の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  73. 【請求項73】 (a)配列番号:64のアミノ酸配列; (b)配列番号:64のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:64の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンpw460 5
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  74. 【請求項74】 (a)配列番号:65のヌクレオチド配列; (b)配列番号:65のヌクレオチド46からヌクレオチド1356までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:65のヌクレオチド127からヌクレオチド1356までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配
    列; (h)配列番号:66のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:66
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:65の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  75. 【請求項75】 (a)配列番号:66のアミノ酸配列; (b)配列番号:66のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:66の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqa136 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  76. 【請求項76】 (a)配列番号:67のヌクレオチド配列; (b)配列番号:67のヌクレオチド206からヌクレオチド1624までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:67のヌクレオチド542からヌクレオチド1624までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
    2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
    2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド
    配列; (h)配列番号:68のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:68
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:67の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  77. 【請求項77】 (a)配列番号:68のアミノ酸配列; (b)配列番号:68のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:68の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンqy1261
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  78. 【請求項78】 (a)配列番号:69のヌクレオチド配列; (b)配列番号:69のヌクレオチド1359からヌクレオチド1817まで
    のヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:70のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:70
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:69の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  79. 【請求項79】 (a)配列番号:70のアミノ酸配列; (b)配列番号:70のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:70の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC98918として寄託されたクローンrd432 4
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  80. 【請求項80】 (a)配列番号:71のヌクレオチド配列; (b)配列番号:71のヌクレオチド884からヌクレオチド1195までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:71のヌクレオチド947からヌクレオチド1195までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
    14の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
    14のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
    14の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
    14のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (h)配列番号:72のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:72
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:71の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  81. 【請求項81】 (a)配列番号:72のアミノ酸配列; (b)配列番号:72のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:72の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンrb789
    14のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  82. 【請求項82】 (a)配列番号:73のヌクレオチド配列; (b)配列番号:73のヌクレオチド69からヌクレオチド374までのヌク
    レオチド配列; (c)配列番号:73のヌクレオチド186からヌクレオチド374までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
    1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
    1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (h)配列番号:74のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:74
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:73の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  83. 【請求項83】 (a)配列番号:74のアミノ酸配列; (b)配列番号:74のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:74の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd137
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  84. 【請求項84】 (a)配列番号:75のヌクレオチド配列; (b)配列番号:75のヌクレオチド8からヌクレオチド343までのヌクレ
    オチド配列; (c)配列番号:75のヌクレオチド50からヌクレオチド343までのヌク
    レオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
    1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
    1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド
    配列; (h)配列番号:76のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:76
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:75の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  85. 【請求項85】 (a)配列番号:76のアミノ酸配列; (b)配列番号:76のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:76の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyd218
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  86. 【請求項86】 (a)配列番号:77のヌクレオチド配列; (b)配列番号:77のヌクレオチド84からヌクレオチド1679までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye11 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye11 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:78のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:78
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:77の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  87. 【請求項87】 (a)配列番号:78のアミノ酸配列; (b)配列番号:78のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:78の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye11 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  88. 【請求項88】 (a)配列番号:79のヌクレオチド配列; (b)配列番号:79のヌクレオチド72からヌクレオチド1646までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:79のヌクレオチド180からヌクレオチド1646までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:80のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:80
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:79の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  89. 【請求項89】 (a)配列番号:80のアミノ酸配列; (b)配列番号:80のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:80の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye72 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  90. 【請求項90】 (a)配列番号:81のヌクレオチド配列; (b)配列番号:81のヌクレオチド954からヌクレオチド2423までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:81のヌクレオチド1224からヌクレオチド2423まで
    のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:82のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:82
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:81の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  91. 【請求項91】 (a)配列番号:82のアミノ酸配列; (b)配列番号:82のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:82の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye78 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  92. 【請求項92】 (a)配列番号:83のヌクレオチド配列; (b)配列番号:83のヌクレオチド176からヌクレオチド1321までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:83のヌクレオチド233からヌクレオチド1321までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:84のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:84
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:83の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  93. 【請求項93】 (a)配列番号:84のアミノ酸配列; (b)配列番号:84のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:84の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンye90 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  94. 【請求項94】 (a)配列番号:85のヌクレオチド配列; (b)配列番号:85のヌクレオチド105からヌクレオチド605までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:86のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:86
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:85の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  95. 【請求項95】 (a)配列番号:86のアミノ酸配列; (b)配列番号:86のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:86の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyi62 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  96. 【請求項96】 (a)配列番号:87のヌクレオチド配列; (b)配列番号:87のヌクレオチド223からヌクレオチド798までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:87のヌクレオチド430からヌクレオチド798までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド配
    列; (h)配列番号:88のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:88
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:87の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  97. 【請求項97】 (a)配列番号:88のアミノ酸配列; (b)配列番号:88のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:88の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk78 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  98. 【請求項98】 (a)配列番号:89のヌクレオチド配列; (b)配列番号:89のヌクレオチド211からヌクレオチド942までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:89のヌクレオチド298からヌクレオチド942までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
    1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
    1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (h)配列番号:90のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:90
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:89の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  99. 【請求項99】 (a)配列番号:90のアミノ酸配列; (b)配列番号:90のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:90の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyk251
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  100. 【請求項100】 (a)配列番号:91のヌクレオチド配列; (b)配列番号:91のヌクレオチド149からヌクレオチド784までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:92のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:92
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:91の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  101. 【請求項101】 (a)配列番号:92のアミノ酸配列; (b)配列番号:92のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:92の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207004として寄託されたクローンyt14 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  102. 【請求項102】 (a)配列番号:93のヌクレオチド配列; (b)配列番号:93のヌクレオチド89からヌクレオチド1441までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbf157
    16の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbf157
    16のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (e)配列番号:94のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:94
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:93の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  103. 【請求項103】 (a)配列番号:94のアミノ酸配列; (b)配列番号:94のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:94の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbf157
    16のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  104. 【請求項104】 (a)配列番号:95のヌクレオチド配列; (b)配列番号:95のヌクレオチド219からヌクレオチド629までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbk343
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbk343
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:96のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:96
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:95の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  105. 【請求項105】 (a)配列番号:96のアミノ酸配列; (b)配列番号:96のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:96の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンbk343
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  106. 【請求項106】 (a)配列番号:97のヌクレオチド配列; (b)配列番号:97のヌクレオチド556からヌクレオチド951までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:97のヌクレオチド868からヌクレオチド951までのヌ
    クレオチド配列; (d)配列番号:97のヌクレオチド9からヌクレオチド1295までのヌク
    レオチド配列; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (g)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
    2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (h)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
    2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)配列番号:98のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (j)生物学的活性を有する配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメントを
    含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:98
    の8個の連続したアミノ酸を含む); (k)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (l)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(h)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:97の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  107. 【請求項107】 (a)配列番号:98のアミノ酸配列; (b)配列番号:98のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配列
    番号:98の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcd205
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  108. 【請求項108】 (a)配列番号:99のヌクレオチド配列; (b)配列番号:99のヌクレオチド216からヌクレオチド443までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:99のヌクレオチド306からヌクレオチド443までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
    8の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
    8のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
    8の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
    8のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (h)配列番号:100のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    00の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:99の長さの少なくとも25%
    の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  109. 【請求項109】 (a)配列番号:100のアミノ酸配列; (b)配列番号:100のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:100の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1292
    8のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  110. 【請求項110】 (a)配列番号:101のヌクレオチド配列; (b)配列番号:101のヌクレオチド2136からヌクレオチド2447ま
    でのヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (e)配列番号:102のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    02の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:101の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  111. 【請求項111】 (a)配列番号:102のアミノ酸配列; (b)配列番号:102のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:102の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンcw1475
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  112. 【請求項112】 (a)配列番号:103のヌクレオチド配列; (b)配列番号:103のヌクレオチド310からヌクレオチド954までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdd428
    4の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdd428
    4のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:104のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    04の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:103の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  113. 【請求項113】 (a)配列番号:104のアミノ酸配列; (b)配列番号:104のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:104の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdd428
    4のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  114. 【請求項114】 (a)配列番号:105のヌクレオチド配列; (b)配列番号:105のヌクレオチド1698からヌクレオチド1895ま
    でのヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
    12の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
    12のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌク
    レオチド配列; (e)配列番号:106のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    06の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:105の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  115. 【請求項115】 (a)配列番号:106のアミノ酸配列; (b)配列番号:106のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:106の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdh1073
    12のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  116. 【請求項116】 (a)配列番号:107のヌクレオチド配列; (b)配列番号:107のヌクレオチド423からヌクレオチド791までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:108のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    08の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:107の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  117. 【請求項117】 (a)配列番号:108のアミノ酸配列; (b)配列番号:108のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:108の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンdw78 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  118. 【請求項118】 (a)配列番号:109のヌクレオチド配列; (b)配列番号:109のヌクレオチド96からヌクレオチド944までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfh116
    11の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfh116
    11のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (e)配列番号:110のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    10の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:109の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  119. 【請求項119】 (a)配列番号:110のアミノ酸配列; (b)配列番号:110のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:110の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfh116
    11のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  120. 【請求項120】 (a)配列番号:111のヌクレオチド配列; (b)配列番号:111のヌクレオチド150からヌクレオチド1610まで
    のヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfy356
    14の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfy356
    14のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (e)配列番号:112のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    12の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:111の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  121. 【請求項121】 (a)配列番号:112のアミノ酸配列; (b)配列番号:112のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:112の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンfy356
    14のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  122. 【請求項122】 (a)配列番号:113のヌクレオチド配列; (b)配列番号:113のヌクレオチド49からヌクレオチド669までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:113のヌクレオチド112からヌクレオチド669までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:114のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    14の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:113の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  123. 【請求項123】 (a)配列番号:114のアミノ酸配列; (b)配列番号:114のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:114の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207088として寄託されたクローンiw66 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  124. 【請求項124】 (a)配列番号:115のヌクレオチド配列; (b)配列番号:115のヌクレオチド165からヌクレオチド416までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:116のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    16の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:115の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  125. 【請求項125】 (a)配列番号:116のアミノ酸配列; (b)配列番号:116のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:116の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkh13 4
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  126. 【請求項126】 (a)配列番号:117のヌクレオチド配列; (b)配列番号:117のヌクレオチド204からヌクレオチド602までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンko258
    4の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンko258
    4のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:118のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    18の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:117の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  127. 【請求項127】 (a)配列番号:118のアミノ酸配列; (b)配列番号:118のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:118の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンko258
    4のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  128. 【請求項128】 (a)配列番号:119のヌクレオチド配列; (b)配列番号:119のヌクレオチド434からヌクレオチド739までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:120のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:120のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    20の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:119の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  129. 【請求項129】 (a)配列番号:120のアミノ酸配列; (b)配列番号:120のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:120の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンkv10 8
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  130. 【請求項130】 (a)配列番号:121のヌクレオチド配列; (b)配列番号:121のヌクレオチド149からヌクレオチド310までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:122のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:122のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    22の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:121の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  131. 【請求項131】 (a)配列番号:122のアミノ酸配列; (b)配列番号:122のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:122の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンLL89 3
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  132. 【請求項132】 (a)配列番号:123のヌクレオチド配列; (b)配列番号:123のヌクレオチド22からヌクレオチド288までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmc300
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmc300
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:124のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:124のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    24の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:123の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  133. 【請求項133】 (a)配列番号:124のアミノ酸配列; (b)配列番号:124のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:124の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmc300
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  134. 【請求項134】 (a)配列番号:125のヌクレオチド配列; (b)配列番号:125のヌクレオチド200からヌクレオチド2449まで
    のヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンml227
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンml227
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:126のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:126のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    26の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:125の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  135. 【請求項135】 (a)配列番号:126のアミノ酸配列; (b)配列番号:126のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:126の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンml227
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  136. 【請求項136】 (a)配列番号:127のヌクレオチド配列; (b)配列番号:127のヌクレオチド82からヌクレオチド1980までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmm367
    6の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmm367
    6のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:128のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:128のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    28の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:127の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  137. 【請求項137】 (a)配列番号:128のアミノ酸配列; (b)配列番号:128のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:128の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmm367
    6のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  138. 【請求項138】 (a)配列番号:129のヌクレオチド配列; (b)配列番号:129のヌクレオチド125からヌクレオチド856までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmt124
    3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmt124
    3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:130のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:130のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    30の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:129の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  139. 【請求項139】 (a)配列番号:130のアミノ酸配列; (b)配列番号:130のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:130の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンmt124
    3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  140. 【請求項140】 (a)配列番号:131のヌクレオチド配列; (b)配列番号:131のヌクレオチド856からヌクレオチド2940まで
    のヌクレオチド配列; (c)配列番号:131のヌクレオチド901からヌクレオチド2940まで
    のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:132のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:132のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    32の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:131の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  141. 【請求項141】 (a)配列番号:132のアミノ酸配列; (b)配列番号:132のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:132の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンnf56 3
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  142. 【請求項142】(a)配列番号:133のヌクレオチド配列; (b)配列番号:133のヌクレオチド122からヌクレオチド448までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:133のヌクレオチド167からヌクレオチド448までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
    2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
    2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (h)配列番号:134のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:134のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    34の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:133の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  143. 【請求項143】 (a)配列番号:134のアミノ酸配列; (b)配列番号:134のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:134の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンqy442
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  144. 【請求項144】 (a)配列番号:135のヌクレオチド配列; (b)配列番号:135のヌクレオチド28からヌクレオチド777までのヌ
    クレオチド配列; (c)配列番号:135のヌクレオチド73からヌクレオチド777までのヌ
    クレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
    14の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
    14のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
    14の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
    14のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:136のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:136のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    36の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:135の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  145. 【請求項145】 (a)配列番号:136のアミノ酸配列; (b)配列番号:136のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:136の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrj214
    14のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  146. 【請求項146】 (a)配列番号:137のヌクレオチド配列; (b)配列番号:137のヌクレオチド179からヌクレオチド745までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:137のヌクレオチド233からヌクレオチド745までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (f)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
    の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
    のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:138のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:138のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    38の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:137の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  147. 【請求項147】 (a)配列番号:138のアミノ酸配列; (b)配列番号:138のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:138の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207089として寄託されたクローンrk80 3
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  148. 【請求項148】 (a)配列番号:139のヌクレオチド配列; (b)配列番号:139のヌクレオチド1017からヌクレオチド1274ま
    でのヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンau36 4
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンau36 4
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:140のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:140のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    40の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:139の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  149. 【請求項149】 (a)配列番号:140のアミノ酸配列; (b)配列番号:140のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:140の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンau36 4
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  150. 【請求項150】 (a)配列番号:141のヌクレオチド配列; (b)配列番号:141のヌクレオチド580からヌクレオチド774までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンbo549
    13の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンbo549
    13のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (e)配列番号:142のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:142のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    42の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:141の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  151. 【請求項151】 (a)配列番号:142のアミノ酸配列; (b)配列番号:142のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:142の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンbo549
    13のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  152. 【請求項152】 (a)配列番号:143のヌクレオチド配列; (b)配列番号:143のヌクレオチド172からヌクレオチド969までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:143のヌクレオチド385からヌクレオチド969までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
    3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
    3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
    3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
    3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド
    配列; (h)配列番号:144のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:144のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    44の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:143の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  153. 【請求項153】 (a)配列番号:144のアミノ酸配列; (b)配列番号:144のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:144の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンda529
    3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  154. 【請求項154】 (a)配列番号:145のヌクレオチド配列; (b)配列番号:145のヌクレオチド329からヌクレオチド667までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:145のヌクレオチド368からヌクレオチド667までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
    3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
    3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
    3の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
    3のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (h)配列番号:146のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:146のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    46の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:145の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  155. 【請求項155】 (a)配列番号:146のアミノ酸配列; (b)配列番号:146のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:146の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンdm365
    3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  156. 【請求項156】 (a)配列番号:147のヌクレオチド配列; (b)配列番号:147のヌクレオチド103からヌクレオチド1368まで
    のヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンfa171
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンfa171
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:148のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:148のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    48の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:147の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  157. 【請求項157】 (a)配列番号:148のアミノ酸配列; (b)配列番号:148のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:148の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンfa171
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  158. 【請求項158】 (a)配列番号:149のヌクレオチド配列; (b)配列番号:149のヌクレオチド190からヌクレオチド1407まで
    のヌクレオチド配列; (c)配列番号:149のヌクレオチド463からヌクレオチド1407まで
    のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
    2の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
    2のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
    2の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
    2のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (h)配列番号:150のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:150のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    50の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:149の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  159. 【請求項159】 (a)配列番号:150のアミノ酸配列; (b)配列番号:150のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:150の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンlp572
    2のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  160. 【請求項160】 (a)配列番号:151のヌクレオチド配列; (b)配列番号:151のヌクレオチド301からヌクレオチド1035まで
    のヌクレオチド配列; (c)配列番号:151のヌクレオチド916からヌクレオチド1035まで
    のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
    1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
    1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチド
    配列; (h)配列番号:152のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:152のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    52の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:151の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  161. 【請求項161】 (a)配列番号:152のアミノ酸配列; (b)配列番号:152のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:152の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンpe246
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  162. 【請求項162】 (a)配列番号:153のヌクレオチド配列; (b)配列番号:153のヌクレオチド94からヌクレオチド1281までの
    ヌクレオチド配列; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqf122
    3の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqf122
    3のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (e)配列番号:154のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:154のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    54の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:153の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  163. 【請求項163】 (a)配列番号:154のアミノ酸配列; (b)配列番号:154のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:154の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqf122
    3のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  164. 【請求項164】 (a)配列番号:155のヌクレオチド配列; (b)配列番号:155のヌクレオチド110からヌクレオチド742までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:155のヌクレオチド170からヌクレオチド742までの
    ヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
    1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
    1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (h)配列番号:156のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:156のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    56の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:155の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  165. 【請求項165】 (a)配列番号:156のアミノ酸配列; (b)配列番号:156のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:156の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンqv538
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  166. 【請求項166】 (a)配列番号:157のヌクレオチド配列; (b)配列番号:157のヌクレオチド41からヌクレオチド757までのヌ
    クレオチド配列; (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンys20 1
    の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンys20 1
    のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレオチ
    ド配列; (e)配列番号:158のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (f)生物学的活性を有する配列番号:158のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    58の8個の連続したアミノ酸を含む); (g)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (h)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(d)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:157の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  167. 【請求項167】 (a)配列番号:158のアミノ酸配列; (b)配列番号:158のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:158の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC207187として寄託されたクローンys20 1
    のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
  168. 【請求項168】 (a)配列番号:159のヌクレオチド配列; (b)配列番号:159のヌクレオチド28からヌクレオチド2253までの
    ヌクレオチド配列; (c)配列番号:159のヌクレオチド568からヌクレオチド2253まで
    のヌクレオチド配列; (d)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
    1の全長蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (e)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
    1のcDNAインサートによりコードされる全長蛋白をコードしているヌクレ
    オチド配列; (f)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
    1の成熟蛋白コーディング配列のヌクレオチド配列; (g)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
    1のcDNAインサートによりコードされる成熟蛋白をコードするヌクレオチ
    ド配列; (h)配列番号:160のアミノ酸配列を含む蛋白をコードしているヌクレオ
    チド配列; (i)生物学的活性を有する配列番号:160のアミノ酸配列のフラグメント
    を含む蛋白をコードしているヌクレオチド配列(該フラグメントは配列番号:1
    60の8個の連続したアミノ酸を含む); (j)少なくとも4X SSC、65℃または4X SSC、42℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションするポリヌクレオチドのヌクレオチド配列;お
    よび (k)少なくとも4X SSC、50℃または6X SSC、40℃、50%ホ
    ルムアミドの厳密さの条件下で(a)〜(g)に示すポリヌクレオチドのいずれ
    か1つとハイブリダイゼーションし、配列番号:159の長さの少なくとも25
    %の長さを有するポリヌクレオチドのヌクレオチド配列 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
  169. 【請求項169】 (a)配列番号:160のアミノ酸配列; (b)配列番号:160のアミノ酸配列のフラグメント(該フラグメントは配
    列番号:160の8個の連続したアミノ酸を含む);および (c)受託番号ATCC XXXXXXとして寄託されたクローンas180
    1のcDNAインサートによりコードされるアミノ酸配列 からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む蛋白であって、他の哺乳動物蛋白
    を実質的に含まない蛋白。
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