JPH04503098A - 内燃機関用のハイドロリック式の弁制御装置 - Google Patents

内燃機関用のハイドロリック式の弁制御装置

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JPH04503098A
JPH04503098A JP2514112A JP51411290A JPH04503098A JP H04503098 A JPH04503098 A JP H04503098A JP 2514112 A JP2514112 A JP 2514112A JP 51411290 A JP51411290 A JP 51411290A JP H04503098 A JPH04503098 A JP H04503098A
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JP2514112A
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レムボルト,ヘルムート
リンダー,エルンスト
Original Assignee
ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • F01L2001/34423Details relating to the hydraulic feeding circuit
    • F01L2001/34446Fluid accumulators for the feeding circuit

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関用のハイドロリック式の弁制御装置背景技術 本発明は、請求の範囲第1項の上位概念に記載の、内燃機関用のハイドロリック 式の弁制御装置に関する基本的にエレクトロハイドロリック式に制御されるこの ような機関弁は、種々様々な要求を満たす必要がある。一方では、内燃機関のシ リンダヘッドの範囲にはあまり自由な空間が存在せず、この結果、そこに設けら れているすべての構成部材は可能な限り小さな寸法を有することが望まれている 。そして他方では、この範囲は比較的高温になる範囲であり、このことは、特に 可動の部材の構成及び形状において考慮されねばならない。また、制御時に往復 移動するオイル容量が可能な限り小さいということが、制御の質にとって決定的 なことである。それというのは、往復移動するオイル量は横断面制御に基づいて 、制御の精度の質に影響を与え、かつ制御オイルの可縮性にも影響を与える。そ してこの制御オイルの可縮性はもちろん、オイルの量が多量である場合に特に不 都合である。また、例えば電磁弁のような、故障の原因に成り得る部材はその数 を可能な限り小さく保つことが望ましく、つまり、可能な限り多くの機関弁ユニ ットを、ただ1つの電磁弁を介して制御できることが望ましい。
請求の範囲第1項の上位概念に記載されているような公知のハイドロリック式の 弁制御装置(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3511820号明細書)では、 電磁弁を介して、圧力室と蓄力室との間における接続部を制御する制御スプール が制御されるようになっている。この電磁弁は制御スプールの近くに配置されて いて、この場合構造上の理由から、電磁弁の磁石は機関弁から比較的離れて位置 している。この結果、比較的長い通路と、富力室と圧力室との間における相応に 大きなハイドロリック容量とが生ぜしめられている発明の利点 請求の範囲第1項の特徴部分に記載の構成を備えた本発明によるハイドロリック 式の弁制御装置は、これに対して次のような利点を有している。すなわち本発明 による弁制御装置では、カムピストンばねのために圧力室に設けられていてその 限りでは不都合である室が、蓄力ビストン室として使用され、つまり弁制御ユニ ットの寸法を、蓄力ビストンの一体の組込みによって大きくする必要がなく、そ して弁制御ユニットの内部における個々の制御室の間におけるハイドロリック通 路が最小になっている。すなわち、機関ヘッドの範囲における蓄力器のための特 別な箇所は、もはや必要ない。圧力室と蓄力室との間における圧力通路の制御は 、種々様々な形式で行うことが可能であり、この制御は直接又は間接的にハイド ロリック式の行われると有利である。このハイドロリックの供給は、半径方向で 行われねばならない。それというのは、運転中にカムピストンは軸方向において 摺動させられ、制御ハイドロリックの供給のために有効な半径方向の案内を必要 とするからである。この場合案内は、馬面及び孔における適当な溝を介して橋絡 可能である。本発明の別の利点としては、部材製造時における節約を挙げること ができる。カムピストン及び蓄力ビストンは、相応に精密な孔において案内され る旋削部材であるので、従ってこれに対応する精密な孔を機関ヘッドに設けるだ けで十分であり、これに対してカムピストンにおけるその他の孔は、例えば自動 旋削部材として製造することができる。
本発明の有利な構成では、機関特性値を処理する電子制御装置を介して制御され る電磁弁が、圧力導管を制御するために設けられている。このような電磁弁によ って、制御時において必要な高い振動数を問題なく得ることができる。特に、電 子#御装置を介して、機関弁の時間制御のために有用な考えられ得るすべての特 性値を処理することができる。基本的にはしかしながら、圧力導管の制御は機械 式の又は油圧機械式の手段を用いて行うことが可能であり、この場合本発明の核 としては、蓄力ビストンは中空ピストンとして構成されたカムピストンに配置さ れている。
本発明の別の有利な構成では、蓄力ビストンが、制御弁の可動の弁部材として、 圧力通路と蓄力室との間における接続部を制御するようになっており、この場合 ハイドロリックオイル用の制御導管が、規定の制御圧下で半径方向にカムピスト ンに供給されて、蓄力室に開口しており、同制御導管が場合によっては電磁弁に よって制御されており、この場合蓄力ばねによって蓄力ビストンに作用するばね 力が、制御圧によって蓄力ビストンに作用する制御力よりも大きく、かつ蓄力ビ ストンの操作力よりも僅かであり、該操作力が、弁突き棒が駆動カムによって開 放方向に操作されている時に、蓄力ビストンの端面が圧力室からの作業圧によっ て負荷される場合に、生せしめられるようになっている。すなわち、制御圧に基 づいて制御導管を介して供給されて蓄力室において制御圧が形成されるやいなや 、蓄力ビストンはその座から持ち上がり、この結果ちょうど弁制御ユニットが駆 動カムによって操作される時に、ハイドロリックオイルが作業圧下で蓄力室に流 入して蓄力ビストンをシフトさせ、これによって、同様に圧力室を制限している 弁ピストンがその位置において固定されるかもしくは、機関弁が再び閉鎖される その出発位置にシフトされる。一方ではカムピストンによってかつ他方では弁ピ ストンによってこの際に押し退けられたハイドロリックオイル量は、圧力通路を 介して蓄力室内に押し退けられる。次いで、駆動カムの吸込み行程面に応じて、 カムピストンの吸込み行程が開始されるやいなや、ハイドロリックオイルは蓄力 室から圧力室に戻される。この動作は、蓄力ビストンが再びその弁座に接触する まで続く。蓄力ビストン弁の開放制御は、明らかな圧力関係に基づいて得られる ようになっていてもよいし、しかしながらまた、圧力衝撃に基づいて行われても よい。この場合、制御導管を介して制御圧の突然の導入によって、蓄力ビストン は僅かしかその座から持ち上がらず、この結果次いで作業圧によってさらにシフ トされる。ちょうど駆動カムが有効ではないために、作業圧が存在していない場 合には、蓄力ビストンは蓄力ばねに基づいて再びその座に向かってシフトされる 。
本発明の有利な構成では、カムピストンが、半径方向において案内されて軸方向 摺動可能にケーシングへ、ラドの案内孔内に配置されていて、スリーブ状に構成 されており、中央範囲に中間底が設けられていて、該中間底内を、圧力通路及び /又は制御導管が延びており、この場合駆動カムに向いていてキャップによって 閉鎖されているスリーブ区分内に、蓄力ビストンが、軸方向摺動可能にかつ半径 方向で密に配置されており、該蓄力ビストンが、蓄力ばねとは反対側の端面で、 中間底と一緒に蓄力室を制限しており、この場合一方ではキャップに駆動カムが 作用し、かつ他方では富力ばねが作用しており、機関弁に向いた側のスリーブ区 分に同様に、半径方向で密にかつ軸方向摺動可能に中間底と共に圧力室を制限し て、弁ピストンが配置されている。このように構成されていると、一方では外側 に向かって半径方向にシール作用を持ち、かつ他方では中空室において同様に半 径方向にシール作用を持つ、つまり一方では蓄力ビストンに対してかつ他方では 弁ピストンに対してシール作用を持つ精密部材を得ることができる。そして、こ のような構成部材は比較的良好に自動旋削加工品としてひいては安価に製造でき るのみならず、このような部材は簡単かつ迅速に取付は可能及び交換可能である 。
本発明の別の有利な構成では、制御導管に場合によっては中間底に、蓄力室に向 かって開放する逆止弁が設けられている。確かにスプール式制御装置も可能であ るが、しかしながら逆止弁によって、制御導管へのハイドロリック液の逆流が阻 止され、特に、作業圧下において蓄力室に流入するハイドロリックオイルがそこ から制御導管に流出することを回避することができる。仮に、逆止弁の代わりに スプール式制御装置又は絞りが設けられているとしても、その都度カムピストン の駆動開始時に等しい出発充填状況を得るためには、制御導管に流出する量は再 び補給されねばならない本発明の別の有利な構成では、ケーシングヘッドの、カ ムピストンを受容する孔に、制御導管と接続されている環状溝が設けられており 、この場合この環状溝が、放圧通路を介して富力室と接続されており、放圧通路 の開口が、環状溝の制限部によって制御されて、カムピストンの前行程の進んだ 後で、該カムピストンの圧縮行程時に遮断され、これに対してカムピストンの出 発位置において開放制御されるようになっている。このように構成されていると 、カムピストンの出発位置において蓄力室に存在している残留量、つまり座への 蓄力ビストンの載着を阻止する残留量は、この放圧通路と環状溝とを介して、制 御導管内に流出することができる。このことはしかしながら、制御導管がこの時 点において放圧されているというごと又は、制御圧よりも低い圧力しか有してい ないことを、前提条件とする。さらにこの放圧導管は充填通路としても働き、こ れによって、弁制御ユニットにおける新たな圧力6行程の開始の前に等しい出発 状況を得ることができる本発明の別の有利な構成では、蓄力ばねを受容していて キャップによって閉鎖されている富力ばね室が、気密に閉鎖されており、これに よって、密閉された空気容量が緩衝クッションとして働く。
本発明のさらに別の有利な構成では、蓄力ビストンの弁座の周囲の範囲において 、カムピストンの内孔に環状溝が設けられており、該環状溝が、蓄力ビストンに よって制限されていて、圧力通路によって圧力室と接続されている。これによっ て得られる圧力通路の短縮に基づいて、高回転数時における例えば絞り作用によ る圧力損失もしくは制御を阻害する要素は僅かになる。
本発明の別の有利な構成では、ハイドロリックオイル(機関オイル)のための液 体源が設けられており、該液体源が圧力制限弁を介して、制御導管を介して供給 可能な制御圧を生せしめるようになっており、この場合電磁弁によって戻し導管 が開放制御可能であり、該戻し導管を通して制御圧が消滅可能である。つまり、 電磁弁が朗鎮されるやいなや、制御圧を形成して蓄力ビストンを座から軽く持ち 上げることができ、この結果、この弁制御ユニットがちょうど駆動カムによって 操作される場合、作業圧を圧力室から蓄力室に伝達することができ、この際にハ イドロリックオイルは圧て開放制御されている間の時間においては、例えば放圧 通路を介してハイドロリックオイルは富力室からオイルタンクに流れることがで きる。
本発明の別の有利な構成では、制御導管に、必要に応じて開放制御可能な電磁弁 が設けられており、この電磁弁は必要時に開放制御されて、ノ1イドロリツクオ イルを制御圧下で機関弁ユニットに流すことができる。この電磁弁は有利には無 電流状態で開放されるようになっており、これに対して、戻し導管における電磁 弁は無電流状態で閉鎖されるようになっている。
多シリンダ内燃機関用の本発明の別の構成では、各弁制御ユニット(弁突き棒) に、制御導管が通じており、複数のこのような制御導管がそれぞれ各1つの電磁 弁によって制御されるようになっており、この場合、駆動カムを備えた機関カム 軸によって生ぜしめられる駆動時には、開放行程との時間的なオーバラップは生 じない。
本発明の別の利点及び有利な構成は、以下の記載、図面及び請求の範囲に図示も しくは記載されている。
図面 図面には本発明の対象の1実施例が示されており、以下においては図面を参照し ながら本発明を詳説する。第1図は、機関吸気弁の弁制御装置を縦断面して、所 属の機関排気弁及び、吸気弁を制御するための油圧回路図と共に示す図、第2図 は4シリンダ機関のためのハイドロリック式の機関弁制御の制御線図を示す図で ある。
実施例の記載 第1図に縦断面図で示されたハイドロリック式の弁制御装置では、弁皿1を有し ている弁シヤフト2と、カム軸3と共に回転する駆動カム4との間に、制御可能 なハイドロリック式の弁突き棒5が配置されている。弁シヤフトは、シリンダヘ ッド7の支承ブシュ6において軸方向摺動可能に案内されている。閉鎖ばね8に よって弁皿lは弁座9に押し付けられ、この場合閉鎖ばね8は一方では支承ブシ ュ6のフランジに支持され、かつ他方ではばね受11に支持されており、このば ね受けは、弁シヤフト2の端部に固定されている。
シリンダヘッド7には、この吸気弁の他に排気弁が配置されており、この排気弁 は原理的には同様に構成されており、つまり図示されていない駆動カムによって 操作される。しかしながら排気弁が吸気弁と異なっている点は、排気弁の場合、 間に配置された弁突き棒が制御可能ではないことである。
弁突き棒5はスリーブ状のカムピストン13を有しており、このカムピストンは シリンダヘッド7の案内孔14に軸方向摺動可能に支承されていて、その中央の 範囲に中間底15を有している。この中間底15によりて、カムピストン13は 2つのスリーブ区分に分割されている。一方のスリーブ区分16においては、半 径方向で密にかつ軸方向摺動可能に弁ピストン17が作動し、この弁ピストンは 、ばね受11を介して蓋をされて部分的に閉鎖ばね8を覆っており、さらに他方 ではその端面で、中間底15によっても制限されている圧力室18を制限してい る。
他方のスリーブ区分19、つまりスリーブ区分16の内径よりの小さな内径を備 えたスリーブ区分19には、半径方向で密にかつ軸方向摺動可能に蓄力ビストン 21が設けられており、この蓄力ビストンは、蓄力ばね22によって負荷されて 、その円形の端面リング縁部23で、中間底15に配置された円錐形の弁座24 と協働する。蓄力ビストン21の端面と、中間底15の、該端面に向いた側との 間には、蓄力室25が設けられており、この蓄力室は、端面リング縁部23もし くは弁座24によって環状溝26から隔てられており、この環状溝は、スリーブ 区分19の内壁に設けられている。蓄力ばね22は一方では蓄力ビストン21の 底に支持され、かつ他方ではキャップ27に支持されており、このキャップによ ってカムピストン13のスリーブ区分19は気密に例えば巻込みによって閉鎖さ れていて、キャップ27の、蓄力ばね22とは反対の側には駆動カム4が係合し ている。
案内孔14には中間底15の範囲に制御環状溝28が設けられており、この制御 環状溝は、富力室25に開口している制御導管29が交差している。制御導管2 9の、制御環状溝28と蓄力室25との間に位置する区分には、蓄力室25に向 かって開放する逆止弁31が設けられている。さらに中間底工5には、環状溝2 6を圧力室18と接続させる圧力通路32が延びている。中間底にはまた、放圧 通路33が設けられており、この放圧通路は、環状溝28を蓄力室25に接続さ せていて、カムピストン13が規定の行程だけ進んだ後で、環状溝28から切り 離され、この結果、図示の出発位置において蓄力室25と制御導管29との接続 が生ぜしめられ、これに対してこの接続は、カムピストン13の圧力行程の開始 後に中断される。
図示の弁制御装置には、制御導管29を介して、ここでは単に回路図として示さ れているハイドロリックシステムによってフィードポンプ34を用いて供給が行 われ、このフィードポンプはオイルタンク35からハイドロリックオイルを吸い 込んで、制御導管29に供給し、これらの制御導管はそれぞれ、個々にハイドロ リック式に制御される弁突き棒5に通じており、これらの弁突き欅の数は、機関 シリンダ数に相当している。制御導管29における制御圧は、圧力制御弁36を 介して制御される。制御導管29からは、オイルタンク35に通じる戻し導管3 7が分岐しており、この戻し導管には、無電流時に閉鎖される2ポ一ト2位置電 磁弁38が配置されている。制御導管29は相前後して2回分岐しており、この 場合筒1の分岐部の後ろでさらに続(導管には、それぞれ無電流時に開放する各 1つの2ポ一ト2位置電磁弁39.40が配置されており、両電磁弁のうちの一 方の電磁弁39によって機関シリンダ!及びIVの弁突き棒が、これに対して他 方の電磁弁40によって機関シリンダII及びII■の弁突き棒が同時に制御さ れる。これについては後で第2図を参照しながらさらに詳しく述べる。
第1図に示された機関弁制御装置は以下のように働く:蓄力ビストン21がその 端面リング縁部23で弁座24に接触している限り、つまり圧力通路32を介し た圧力室18と富力室25との間における接続が不可能である限りは、ハイドロ リック式の弁突き棒は剛性のエレメントとして働き、この結果カムピストン13 の、駆動カム4によって生ぜしめられた行程運動は直接弁シヤフト2に、ひいて は弁皿1に伝達される。
圧力室18において閉鎖されているハイドロリックオイル容量がほぼ圧縮不可能 であることによって、弁ピストン17は両行程方向においてカムピストン13と 共に同期的に操作される。この制御されない運転のため3に、両電磁弁39.4 0は励磁されており、つまり遮断位置を占めている。フィードポンプ34によっ て圧送された全ハイドロリックオイル量は、圧力保持弁36を介してオイルタン ク35に戻される。
両電磁弁39.40のうちの少なくとも1つが図示の開放制御位置を占めるやい なや、制御導管29を介してハイドロリックオイル圧が蓄力室25においても作 用し、蓄力ビストン21を弁座24から幾分持ち上げ、この結果、環状溝26を 介してハイドロリックオイルが圧力室18から蓄力室25に流入することができ る。作業カム4によって生ぜしめられるカムピストン13の圧力行程に基づいて 圧力室18において、特に閉鎖ばねの力によって生ぜしめられた作業圧が発生す ると常に、この作業圧は極めて迅速に蓄力ばね22の力を上回り、蓄力ビストン 21をシフトさせる。圧力室18と富力室25との間におけるこの短絡に基づい て、弁ピストン17はシフトされず、図示の位置、つまり吸気弁が弁皿1によっ て遮断されている位置に留まりている。制御導管29のこの開放制御が、カムピ ストン29が既にある程度の行程を進んで吸気弁を備えた弁ピストンを相応にシ フトさせた時点に、行われると、制御導管29における制御圧のこの突然の調節 によって、蓄力ビストン21がその弁座24から相応に持ち上げられ、この後で 吸気弁の開放行程は中断される。つまりこの場合吸気弁はカムピストン13の圧 力行程が続いているにもかかわらず、再び閉鎖される。この際に圧力室18から 押し退けられたハイドロリックオイルは、富力室25に流入する。次いで行われ るカムピストン13の吸込み行程中に、ハイドロリックオイルは蓄力室25から 次々と圧力室18に流入する。この圧力室への流入は、蓄力ビストン21と弁座 24とから成る蓄力弁が再び閉鎖されるまで、続く。また放圧通路33を介して 余剰量を戻すことが可能であり、これによって、新たな作業サイクルの開始時に 、蓄力ビストン21をその座に接触させておくことが、いかなる場合においても 保証される。そして逆上弁31によって、蓄力圧下、場合によっては作業圧下に おける液体の、制御導管29への戻りが中断される第2図に示された線図では、 。カム軸における回転角が横軸に、機関弁もしくは電磁弁の行程りが横軸にとら れている。縦軸方向には上下に7つの線図が示されており、この場合上の4つの 線図1−IVは、対応する機関シリンダの弁突き棒に対応しており、つまり上か ら見て点火は1−I 11−IV−11の順序で繰り返し行われる。最下位の線 図は電磁弁38に相当しており、その上の線図は電磁弁40に相当し、さらにそ の上の線図は電磁弁39に相当している。
電磁弁38に対する線図から分かるように、電磁弁38は中断を伴って常に開放 されている。これらの中断は、ちょうど電磁弁39.40の開放時間区分に相当 している。しかしながら制御導管29からの制御正常に、電磁弁38が遮断され ていて電磁弁39.40のうちの一方が開放されている場合にしか、作用するこ とができない。この制御状況つまり制御導管29における制御圧はいずれにせよ 、ちょうど制御された弁突き棒5が駆動カム4を介して操作されて、制御作用の ために必要な作業圧が圧力室18において生せしめられ得る場合にしか、作用す ることができない。ちょうど駆動カム4を介して操作される弁だけが制御され得 るということは、問題にならない。例えば、電磁弁39によって、機関弁■及び IVに通じる制御導管29が同時に操作されることによって、いかなる場合でも そのための電磁弁40が遮断されている突き棒II■及びIIとの重なりは存在 しない。制御が導入されるべきその都度の時点、つまり圧力行程が中断されるべ きその都度の時点は、線図38と線図39.40のうちの1つとの重なりに依存 しており、この場合この時点は、電子制御装置を介して機関特性値に関連して調 節可能である。
以上述べた記載、以下に記載の請求の範囲及び図面に示された特徴はすべて、個 々においても、また互いの任意の組合わせにおいても本発明の要旨である。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内燃機関用のハイドロリック式の弁制御装置であって、 機関カム軸の駆動カムによって弁突き棒を介して軸方向に駆動される機関弁が設 けられており、弁突き棒の有効長さを規定する、ハイドロリックオイルを満たさ れた容量可変の圧力室が設けられており、該圧力室が一方では、駆動カムによっ て操作されるカムピストンによって、かつ他方では、弁シャフトに作用する弁ピ ストンによって制限されており、 圧力通路を介して圧力室と接続可能な液体蓄力器が設けられていて、該液体蓄力 器が、端両側で蓄力室を制限するはね負荷された蓄力ピストンを有しており、 制御弁によって機関特性値に関連して圧力通路を制御する制御装置が設けられて いる形式のものにおいて、 液体蓄力器が、蓄力ピストン(21)と蓄力ばね(22)と蓄力室(25)とを 有していて、該蓄力室に、中空ピストンとして構成きれたカムピストン(13) が配置されており、 制御弁(21〜24)の制御が、カムピストン(13)に対して半径方向に供給 される油圧媒体を介して行われ、 蓄力室(25)が、カムピストン(13)のピストン底(15)と蓄力ピストン (21)のピストン底との間に設けられていることを特徴とする、内燃機関用の ハイドロリック式の弁制御装置。 2.機関特性値を処理する電子制御装置を介して制御される電磁弁(39,40 )が、圧力通路(32)を制御するために設けられている、請求項1記載の弁制 御装置。 3.蓄力ピストン(21)が、制御弁の可動の弁部材として、圧力通路(32) と蓄力室(25)との間における接続部を制御するようになっており、ハイドロ リックオイル用の制御導管(29)が、規定の制御圧下で半径方向にカムピスト ン(13)に供給されて、蓄力室(25)に開口しており、同制御導管が場合に よっては電磁弁によって制御されており、 蓄力ばね(22)によって蓄力ピストン(21)に作用するばね力が、制御圧に よって蓄力ピストン(21)に作用する制御力よりも大きく、かつ蓄力ピストン (21)の操作力よりも僅かであり、該操作力が、弁突き棒(5)が駆動カム( 4)によって開放方向に操作されている時に、蓄力ピストン(21)の端面が圧 力室(25)からの作業圧によって負荷される場合に、生ぜしめられるようにな っている、請求項1又は2記載の弁制御装置。 4.カムピストン(13)が、半径方向において案内されて軸方向摺動可能にケ ーシングヘッド(7)の案内孔(14)内に配置されていて、スリーブ状に構成 されており、中央範囲に中間底(15)が設けられていて、該中間底内を、圧力 通路(32)と制御導管(29)とが延びており、 駆動カム(4)に向いていてキャップ(27)によって閉鎖されているスリーブ 区分(19)内に、蓄力ピストン(21)が、軸方向摺動可能にかつ半径方向で 密に配置されており、該蓄力ピストンが、蓄力ばね(22)とは反対側の端面で 、中間底(15)と一緒に蓄力室(25)を制限しており、一方ではキャップ( 27)に駆動カム(4)が作用し、かつ他方では蓄力ばね(22)が作用してお り、 機関弁(I,II)に向いた側のスリーブ区分(16)に同様に、半径方向で密 にかつ軸方向摺動可能に中間底(15)と共に圧力室(18)を制限して、弁ピ ストン(17)が配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の弁 制御装置。 5.制御導管(29)に場合によっては中間底(15)に、蓄力室(25)に向 かって開放する逆止弁(31)が設けられている、請求項1から4までのいずれ か1項記載の弁制御装置。 6.ケーシングヘッド(7)の、カムピストン(13)を受容する案内孔(14 )に、制御導管(29)と接続されている制御環状溝(28)が設けられている 、請求項3から5までのいずれか1項記載の弁制御装置。 7.制御環状溝(28)が、放圧通路(33)を介して蓄力室(25)と接続さ れており、放圧通路(33)の開口が、制御環状溝(28)の制御部によって制 御されて、カムピストン(13)の前行程の進んだ後で、該カムピストンの圧縮 行程時に遮断され、これに対してカムピストンの出発位置において開放制御され るようになっている、請求項6記載の弁制御装置。 8.蓄力ばね室が、気密に閉鎖されている、請求項3から7までのいずれか1項 記載の弁制御装置。 9.蓄力ピストン(21)の弁座(24)の周囲の範囲において、カムピストン (13)の内孔に環状溝(26)が設けられており、該環状溝が、蓄力ピストン (21)によって制御されていて、圧力通路(32)によって圧力室(18)と 接続されている、請求項3から8までのいずれか1項記載の弁制御装置。 10.ハイドロリックオイルのための液体源(34)が設けられており、該液体 源が圧力制限弁(36)を介して、制御導管(29)を介して供給可能な制御圧 を生ぜしめるようになっており、電磁弁(38)によって戻し導管(37)が開 放制御可能であり、該戻し導管を通して制御圧が消滅可能である、請求項1から 9までのいずれか1項記載の弁制御装置。 11.制御導管(29)に、必要に応じて開放制御可能な電磁弁が設けられてい る、請求項10記載の弁制御装置。 12.各弁制御ユニット(弁突き棒5)に、制御導管(29)が通じており、複 数のこのような制御導管(29)がそれぞれ各1つの電磁弁(39,40)によ って制御されるようになっている、請求項10又は11記載の弁制御装置。
JP2514112A 1989-11-25 1990-10-25 内燃機関用のハイドロリック式の弁制御装置 Pending JPH04503098A (ja)

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