JPH0448845Y2 - - Google Patents

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JPH0448845Y2
JPH0448845Y2 JP1987154787U JP15478787U JPH0448845Y2 JP H0448845 Y2 JPH0448845 Y2 JP H0448845Y2 JP 1987154787 U JP1987154787 U JP 1987154787U JP 15478787 U JP15478787 U JP 15478787U JP H0448845 Y2 JPH0448845 Y2 JP H0448845Y2
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frame
pump
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ポンプと該ポンプを駆動する原動機
及びハンドルとを備え、前記ポンプから吐出され
る可圧液を、送液ホースを介してノズルから放出
させることができるようにした液体放出装置に関
する。
(従来の技術) 従来の此種液体放出装置におけるフレーム、即
ちポンプと該ポンプを駆動する原動機とを搭載す
るフレームは金属材料で形成されていた。そし
て、原動機とポンプの前記フレームへの取付部に
防振ゴムを設けて前記ポンプ駆動時における振動
を前記防振ゴムで吸収していた。また、ハンドル
取付体を前記フレームとは別に造つて、溶接等の
固定手段で前記フレームに取付けていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記のように原動機及びポンプのフ
レームへの取付部に振動吸収のための防振ゴムを
設けたり、ハンドル取付体をフレームと別部品と
して溶接等により取付けるようにすると、構造が
複雑となつてコスト高となり、また、フレームが
金属製であるために、装置全体の重量が重いもの
になるといつた問題点があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あつて、防振ゴムを用いることなくポンプ駆動時
における振動を吸収できながら、構造が簡単で軽
量にでき、加工が容易であつて、コストを低減す
ることができる液体放出装置を提供することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、ポンプ
1と該ポンプ1を駆動する原動機2及びハンドル
4とを備えた液体放出装置であつて、ロアフレー
ム51とアツパーフレーム52とを備え、内部に
空洞部53を設けた中空状の合成樹脂から成るフ
レーム5を形成して、該フレーム5の前記アツパ
ーフレーム52上に、前記ポンプ1と原動機2と
を搭載すると共に、前記フレーム5の前後方向一
側にハンドル取付部5aを設けて前記ハンドル4
を取付けていることを特徴とするものである。
(作用) しかして、上構成によりフレーム5が中空状の
合成樹脂から成るものであるので、装置が軽量に
なり、この中空状の合成樹脂から成るフレーム5
のアツパーフレーム52にポンプ1と原動機2と
を搭載するので、ポンプ駆動時における振動を前
記フレーム5で吸収できると共に、前記フレーム
5の成形時、ハンドル取付部5aを設け得るの
で、構造が簡単なものとなるのである。
(実施例) 以下、本考案にかゝる液体放出装置を図面に示
す実施例について説明する。
図に示すものは、ポンプ1と該ポンプ1を駆動
する原動機2と左右一対の走行車輪3,3及びハ
ンドル4とを備えた走行形の液体放出装置である
が、前記車輪3,3を備えていない装置であつて
もよい。
そして、ロアフレーム51とアツパーフレーム
52とを備え、内部に空洞部53を設けた中空状
の合成樹脂から成るフレーム5をブロー成形によ
つて形成し、該フレーム5の前記アツパーフレー
ム52上の前部位置の前記ポンプ1を、また、中
央から後部位置にモータからなる前記原動機2を
搭載している。
また、前記ロアフレーム51で、前記原動機搭
載位置下方側部位に、前記アツパーフレーム52
に向かつて凹入する車軸受け51aを前記フレー
ム5の成形時に一体的に設けてこの車軸受け51
aに車軸6を支持する一方、前記フレーム5の後
端部両側に、後方に向つて突出する円筒状のハン
ドル取付部5a,5aを前記フレーム5の成形時
に一体に設けて、これらハンドル取付部5a,5
aに、パイプから成る逆U字形のハンドル4を取
付けるようにしている。又、前記アツパーフレー
ム52における前記ポンプ搭載位置には、上方に
向つて膨出する受止座52aを設けている。
前記ポンプ1は、そのクランク軸1aが前記原
動機2の駆動軸2aに直結されており第3図、第
6図及び第7図に示すように、クランク軸1aに
対し前方側部位に、下方に向けて支持脚11を突
設し、この支持脚11を、前記アツパフレーム5
2の受止座52aに当接させ、前記原動機2の駆
動による第7図矢印方向への回転トルクにより、
前記ポンプ1の全体が前記駆動軸2aを中心とし
て前記矢印方向に付勢され、前記支持脚11が前
記受止座52aに押付けられるようにしている。
また、前記原動機2は第3図、第4図及び第8
図に示すように、前記アツパーフレーム52に形
成された幅広状の凹部52bに載置されるように
なつており、この凹部52bの四隅部に前記原動
機2の脚を固定するようにしている。
そして、前記アツパーフレーム52とロアフレ
ーム51との前記原動機脚固定部位5bを第8図
の如く重合させて、この固定部位中央に貫通孔5
cを設け、該貫通孔5c及び前記原動機2の脚2
aに穿設された取付孔に取付ボルト25を挿通し
てナツト26の螺締によつて、前記原動機2をア
ツパーフレーム52上に固定してある。
また、前記ロアフレーム51に設ける車軸受け
51aは、第4図の如くロアフレーム51の全幅
に亘つて形成し、この車軸受け51aに車軸6が
嵌め込まれて、この車軸受け51a位置の前記ロ
アフレーム51とアツパーフレーム52の所定箇
所2箇所に穿設されたボルト挿入孔51e,52
e及びボルト54が挿通されて、このボルト54
の下端部に前記車軸6に穿設された取付孔にボル
ト54が挿通されてナツト55の螺締によつて、
車軸5が前記車軸受け51aに取付けられるよう
にしてある。
前記車軸6には第4図に示すように、一対の走
行車輪3,3が挿嵌され、この走行車輪3,3の
夫々の両側に座金61,61が配設されて前記車
軸6の前記座金61,61の両外側部位に抜止め
用のわりピン62,62が嵌め入れられる如くし
て、前記走行車輪3,3が前記車軸6に回転自由
に取付けられる。
また、前記ロアフレーム51の前側中央部位
は、第5図、第6図及び第7図に示すように、下
方に向けて逆台形状に穿設され、この逆台形状部
51bの下側頂部に第5図の如く上向き凹状部5
1cが設けられて、更に該上向き凹状部51cの
背面中心部に第5図、第7図に示すように上向き
突状部51dが突設され、該上向き突状部51d
に下面側に開口するねじ孔が設けられている。そ
して、ゴム製の角柱状の支持脚体9が、前記凹状
部51cにその上端を嵌め入れられ、該支持脚体
9の中心に上下に貫通されたねじ挿通孔9aにボ
ルト91が下側より挿通されて前記突状部51d
のねじ孔に螺入されることによつて、前記支持脚
体9が前記ロアフレーム51の下面側に取付けら
れる。尚、前記ボルト91の頭部は、前記支持脚
体9の下端面側に設けられた凹設部9bに入り込
んだ状態となり、外側に露出しないようになつて
いる。
また、前記ロアフレーム51とアツパーフレー
ム52との後端接続部両側には、第6図に示すよ
うに、前記ハンドル取付け部5a,5aが形成さ
れていて、このハンドル取付部5aの孔内に前記
ハンドル4の下端部が挿通されて、該ハンドル取
付部5aに穿設された取付孔と前記ハンドル4に
穿設された取付孔とに取付ボルト41が挿通され
てナツト42の螺締によつて、前記ハンドル4が
前記ハンドル取付部5aに固定状態で取付けられ
る。
また、第1図、第2図に示すように、前記フレ
ーム5にポンプ1と原動機2を上記のように搭載
した後に、カバー体10が被設されるようになつ
ている。
このカバー体10は、前記フレーム5の上側に
被せた状態で、ねじ部と握り部を備えた四個の取
付具11,11を前記フレーム5の左右側端面部
に設けられたねじ孔に螺入することにより、前記
フレーム5に装着される。
かくして、上記のように構成したことによつ
て、前記フレーム5が合成樹脂で中空状に形成さ
れるので、このフレーム5、ひいては装置全体が
軽量となり、この合成樹脂から成る中空状フレー
ム5のアツパーフレーム52にポンプ1と原動機
2を搭載するので、ポンプ駆動時における振動を
特別の振動吸収部材を設けることなく前記フレー
ム5で吸収でき、また、原動機2の取付けを前記
ロアフレーム51とアツパーフレーム52とが一
体に繋がつた一体状部分で行つているので、取付
ボルト25の締込みを強固にでき、フレーム5が
破損することなく原動機2を確実に固定できる。
また、上記のように特別の振動吸収部材を必要
としないばかりか、フレーム5のロアフレーム5
1に車軸受け51aを一体的に設けると共に、前
記フレーム5の後部端にハンドル取付部5aを一
体に設けたので、構造が簡単なものとなり、加工
が容易であつてコストを低減することができるの
である。
又、前記した如くフレーム5及びカバー体10
を合成樹脂で形成することにより、前記カバー体
10のフレーム5への取付部位が合成樹脂同士の
接触となるため、前記ポンプ駆動時、前記カバー
体10がフレーム5に対し振れても、このカバー
体10のフレーム5への取付部から音鳴りするの
を防止できるのである。
尚、本実施例にあたつては、ハンドル取付部5
aをフレーム5の後部端に設けたものについて延
べたが、このハンドル取付部5aの位置は特に制
限されるものではない。
又、前記フレーム5は、ブロー成形以外の成形
で中空状に形成してもよいのである。
(考案の効果) 以上述べた如く、本考案は、ポンプ1と該ポン
プ1を駆動する原動機2及びハンドル4とを備え
た液体放出装置であつて、ロアフレーム51とア
ツパーフレーム52とを備え、内部に空洞部53
を設けた中空状の合成樹脂から成るフレーム5を
形成して、該フレーム5の前記アツパーフレーム
52上に、前記ポンプ1と原動機2とを搭載する
と共に、前記フレーム5の前後方向一側にハンド
ル取付部5aを設けて前記ハンドル4を取付けた
ものであるから、ポンプ駆動時における振動を防
振ゴムなどの特別の振動吸収部材を設けなくと
も、前記フレーム5で吸収することができ、しか
も、前記フレーム5の成形時、前記ハンドル取付
部5aを前記フレーム5と一体に形成することが
できるので、このハンドル取付部5aを容易に、
かつ楽に形成でき、全体としてのコストを低減で
きるのである。
その上、前記フレーム5は、合成樹脂で中空状
に形成するのであるから、フレーム5、ひいては
装置全体を軽量にでき、取付い易いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝる液体放出装置の一実施
例の正面図、第2図はその平面図、第3図はその
フレームの平面図、第4図はフレームの底面図、
第5図は車軸と支持脚体を取付けた状態の第3図
における−線断面図、第6図は同−線断
面図、第7図はポンプを搭載した状態の第3図に
おける−線断面図、第8図は原動機を搭載し
た状態の第3図における−線断面図てある。 1……ポンプ、2……原動機、4……ハンド
ル、5……フレーム、5a……ハンドル取付部、
51……ロアフレーム、52……アツパーフレー
ム、53……空洞部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ1と該ポンプ1を駆動する原動機2及び
    ハンドル4とを備えた液体放出装置であつて、ロ
    アフレーム51とアツパーフレーム52とを備
    え、内部に空洞部53を設けた中空状の合成樹脂
    から成るフレーム5を形成して、該フレーム5の
    前記アツパーフレーム52上に、前記ポンプ1と
    原動機2とを搭載すると共に、前記フレーム5の
    前後方向一側にハンドル取付部5aを設けて前記
    ハンドル4を取付けていることを特徴とする液体
    放出装置。
JP1987154787U 1987-10-08 1987-10-08 Expired JPH0448845Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987154787U JPH0448845Y2 (ja) 1987-10-08 1987-10-08

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JP1987154787U JPH0448845Y2 (ja) 1987-10-08 1987-10-08

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JPH0161964U JPH0161964U (ja) 1989-04-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58108961U (ja) * 1982-01-20 1983-07-25 みのる産業株式会社 農用液体運搬車
JPS59180763U (ja) * 1983-05-16 1984-12-03 小林 淳一 噴霧機

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