JPS60379Y2 - 全旋回作業車の旋回台構造 - Google Patents

全旋回作業車の旋回台構造

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JPS60379Y2
JPS60379Y2 JP3277579U JP3277579U JPS60379Y2 JP S60379 Y2 JPS60379 Y2 JP S60379Y2 JP 3277579 U JP3277579 U JP 3277579U JP 3277579 U JP3277579 U JP 3277579U JP S60379 Y2 JPS60379 Y2 JP S60379Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swivel base
frames
bolts
main body
work vehicle
Prior art date
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Expired
Application number
JP3277579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55131368U (ja
Inventor
俊亮 野中
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP3277579U priority Critical patent/JPS60379Y2/ja
Publication of JPS55131368U publication Critical patent/JPS55131368U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、旋回台を、走行機台にロータリージヨイント
を介して連結する主体部分と原動部搭載部分とに分割構
成した全旋回作業車の旋回台構造に関する。
この種のものは、エンジンやラジェータ等の原動部の組
付けを、作業をしやすい所望の箇所で別途行い、しかる
後に、それら原動部を取付けた原動部搭載部分を、走行
機台に連結した主体部分に連結する等、旋回台の走行機
台への組付けを容易に行えるようにしたものである。
そして、従来一般に、 実開昭52−16481吋公報 て示されるように、原動部搭載部分を主体部分とを分割
構成すると共に、その原動部搭載部分を主体部分にポル
ト連結するものがあった。
ところが、その両分側構成部分どうしを連結するに、主
体部分と原動部搭載部分夫々の一側縁間にインロー形式
の嵌合構成を採用すると共に、その嵌合箇所においてボ
ルト連結しており、原動部搭載部分が主体部分に片持ち
状態で取付支持されるために、原動部搭載部分並びにそ
れに搭載した原動部の重量のすべてが、両分側構成部分
どうしの連結箇所に集中し、更に、原動部の振動が原動
部搭載部分に伝播されると共に、その振動が、増幅され
た状態で主体部分との連結箇所に集中して伝わり、連結
箇所で変形破損を生じやすい欠点があった。
本考案は、上記の点に鑑み、原動部搭載部分と主体部分
とを、重量やエンジン振動に起因する連結箇所での破損
無く強度上有利に連結できるようにすることを目的とす
る。
本考案は、上記目的達成のために、官記した全旋回作業
車の旋回台構造において、原動部搭載部分を、エンジン
を架設して防震ゴムにより弾性支持する前後一対の第2
フレームと、前記防震ゴムの近くで前記第2フレーム夫
々から下向きに突設したボルトから構成し、前記主体部
分から突設された左右一対の第1フレーム上に、前記一
対の第2フレームを架設状態で載置すると共に、前記ボ
ルトを載置部夫々において前記第1フレームに貫通させ
、かつ、そのボルト夫々の貫通端部に締付はナツトを螺
着しである事を特徴とする。
つまり、原動部搭載部分を主体部分から突設した第1フ
レーム上に載置支持させるから、原動部搭載部分並ひに
そこに搭載された原動部の重量を、分散状態で第1フレ
ームに受止めさせ、原動部搭載部分が増幅状態て振動す
ることを防止すると共に、連結用ボルトに上述重量や振
動が集中することを抑制てき、ボルトとして、主体部分
と原動部搭載部分との水平面方向ての移動を阻止するに
足る強度を備えさせるだけで、その破損を招くこと無く
、主体部分と原動部搭載部分とを強度上有利に連結てき
るようになった。
その上、連結用ホルトを、防震ゴムによってエンジンを
弾性支持する箇所の近くに設け、防震ゴム及び第2フレ
ームを介してエンジン振動が第1フレームに最も強く伝
達される箇所で、ナツト締付けにより第1フレームと第
2フレームとを密接して主体部分に原動部搭載部分を取
付けるから、例えは、連結用ボルトを振動伝達箇所から
離れて設けた場合、第1フし/−ムに対して第2フレー
ムが離間するような微小な振動が発生しやすく、それに
起因してナツトの弛みやホルトへの衝撃的な接当を生じ
る虞があるのに比べ、本案ては、それらの問題を良好に
回避して、より一層強度上有利にして主体部分と原動部
搭載部分とを連結できるようになった。
以下、本考案の実施例を例示図に基いて詳述する。
クローラ式走行装置1を装備する走行機台2に、旋回台
3を縦軸芯1周りで旋回自在に設け、旋回台3に操縦部
4に配設すると共に、操縦部4の前後に振分けた状態で
後方に原動部5を、そして、前方に掘削装置6を設け、
かつ、走行機台2の前部に排土装置7を設け、前記走行
装置1、旋回台3及び両作業装置6,7を流体圧形式の
一例としての油圧により駆動するべく構成してあり、も
って、1台てありながら、対地掘削と排土の両作業を行
えるように全旋回作業車を構成しである。
前記旋回台3は、第2図に示すように、走行機台2に、
ロータリージヨイント8と旋回レース9を介して連結さ
れており、旋回しながらも、走行装置1や排土装置7等
、走行機台2側に旋回台3側から圧油を給排できるよう
に構成しである。
前記旋回台3を構成するに、第3図に示すように、ロー
タリージヨイント8及び掘削装置6の取付部8a、6a
を連設すると共に操縦部4を配設するべく構成した主体
部分10と、原動部5を搭載する部分11とに分割構成
してあり、前記主体部分10から後方に突設された左右
一対の第1フレーム12,12上に、前記搭載部分11
を構成する前後一対の第2フレーム13,13をその長
手方向軸芯が互いに直交あるいはほぼ直交する状態で架
設載置して一体連結するべく構成しである。
即ち、第2フレーム13,13夫々を、第4図に示すよ
うに、平板状の板部材14にチャンネル状部材15を、
その開口側が閉塞される状態で溶接して構成腰かっ、前
記板部材14に、その長手方向所定箇所からボルト16
・・を下向きに突設してあり、他方、第1フレーム12
,12夫々の所定箇所に前記ボルト16・・に対する貫
通孔17・・を穿設してあり、第2フレーム13,13
を、前記ボルト16・・を貫通孔17・・に貫通する状
態て第1フレーム12,12上に載置し、そのボルト1
6・・の貫通端部に締付ナツト18・・を螺着し、エン
ジンEを第2フレーム13.13に防震ゴム19・・等
を介して組付けると共に、ラジェータ20を組付けてな
る原動部搭載部分11を主体部分10に一体化するべく
構成しである。
以上の構成により、旋回台3を走行機台2に組付けるに
、主体部分10を走行機台2に組付けている間に、それ
と並行して、別途、搭載部分11にエンジンEやラジェ
ータ20等原動部5の組付けを行え、しかる後に、その
原動部5を組付けた搭載部分11を主体部分10に簡単
に連結でき、走行機台2に旋回台3を組付け、その旋回
台3に、エンジンE及びラジェータ20を組付ける場合
に比して、全体としての組付時間を短縮てきるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る全旋回作業車の旋回台構造の実施例
を示し、第1図は作業車の全体側面図、第2図は旋回台
の走行機台への連結部を示す一部切欠側面図、第3図は
旋回台構造の斜視図、第4図は主体部分と搭載部分との
連結状態を示す要部の断面図である。 2・・・・・・走行機台、3・・・・・・旋回台、8・
・・・・田−タリージヨイント、10・・・・・・主体
部分、11・・・・・・原動部搭載部分、12・・・・
・・第1フレーム、13・・・・・・第2フレーム、1
6・・・・・・ボルト、18・曲・締付はナツト、19
・・・・・・防震ゴム、E・・・・・・エンジン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旋回台3を、走行機台2にロータリージヨイント8を介
    して連結する主体部分10と原動部搭載部分11とに分
    割構成した全旋回作業車の旋回台構造てあって、前記原
    動部搭載部分11を、エンジンEを架設して防震コム1
    9・・により弾性支持する前後一対の第2フレーム13
    ,13と、前記防震コム19・・の近くで前記第2フレ
    ーム13.13夫々から下向きに突設したボルト16・
    ・から構成し、前記主体部分10から突設された左右一
    対の第1フレーム12,12上に前記一対の第2フレー
    ム13.13を架設状態て載置すると共に、前記ホルト
    16・・を載置部夫々において前記第1フレーム12,
    12に貫通させ、かつ、そのホルト16・・夫々の貫通
    端部に締付はナツト18・・を螺着しである事を特徴と
    する全旋回作業車の旋回台構造。
JP3277579U 1979-03-14 1979-03-14 全旋回作業車の旋回台構造 Expired JPS60379Y2 (ja)

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JP3277579U JPS60379Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 全旋回作業車の旋回台構造

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JP3277579U JPS60379Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 全旋回作業車の旋回台構造

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Publication Number Publication Date
JPS55131368U JPS55131368U (ja) 1980-09-17
JPS60379Y2 true JPS60379Y2 (ja) 1985-01-08

Family

ID=28886928

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JPS55131368U (ja) 1980-09-17

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