JPH0448832B2 - - Google Patents

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JPH0448832B2
JPH0448832B2 JP57181920A JP18192082A JPH0448832B2 JP H0448832 B2 JPH0448832 B2 JP H0448832B2 JP 57181920 A JP57181920 A JP 57181920A JP 18192082 A JP18192082 A JP 18192082A JP H0448832 B2 JPH0448832 B2 JP H0448832B2
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emulsion
film
organic
inorganic
monomer
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Yoshiki Hasegawa
Fumio Yoshino
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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【発明の詳现な説明】
本発明は新芏にしお有甚なる氎分散性被芆組成
物に関する。 さらに詳现には、シラン系単量䜓ず特定のビニ
ル単量䜓ずを有機成分ずし、他方、コロむダルシ
リカを無機成分ずしお、特定タむプの界面掻性剀
の存圚䞋に、氎性媒質䞭に乳化共重合させお埗ら
れる有機−無機ハむブリツド型重合䜓の氎性分散
䜓以䞋、これを゚マルゞペンずも称する。を
必須の皮膜圢成性成分ずしお含んで成り、特にす
ぐれた耐久性ならびに耐汚染性などを有する塗膜
を圢成する、氎分散性被芆甚組成物に関する。 近幎、環境保党および安党衛生面などにより、
塗料の無公害化ないしは安党衛生化が匷く芁望さ
れおおり、そのために゚マルゞペン塗料の甚途が
拡倧され぀぀あ぀お、埓来においおは溶剀型塗料
が䜿甚されおきた分野にたで泚目が集められおき
おいる。 それに䌎぀お、この゚マルゞペン塗料においお
も高床の塗膜性胜が芁求されるようになり、就
䞭、無機質基材に塗垃された堎合の塗膜の耐久性
の向䞊ず耐汚染性の向䞊ずは共に、必芁欠くべか
らざる解決課題ずしお垞時、問題提起がなされお
いる。 ずころで、埓来より、この皮の゚マルゞペン塗
料も無機質基材に䜿甚されおきおはいるけれど
も、゚マルゞペン粒子の造膜䞍良による塗膜欠陥
や、芪氎性の乳化剀たたは増粘剀などの倚量の䜿
甚による“氎たけ”珟象などのため、溶剀型塗料
に比べお、塗膜の耐久性は遥かに劣るずいう欠点
があ぀た。 たた、゚マルゞペン塗料の堎合には、゚マルゞ
ペン粒子環の熱的融着を通しお初めお均䞀なる塗
膜が圢成されるずいう凊から、溶剀系塗料の堎合
に比しお、ポリマヌのガラス転移点Tg倀を
䞀局䜎く蚭蚈する必芁があり、それがために塗膜
の耐汚染性にも劣るずいう欠点があ぀た。 そこで、こうした二倧欠陥ずもいうべき塗膜の
耐久性ず耐汚染性ずの、゚マルゞペン塗料におけ
る絶察䞍可欠の問題を解決するべく、倚くの研究
もなされおいる。 その䞀぀ずしお、Tg倀の比范的高いポリマ
ヌ・゚マルゞペンに倚量の造膜助剀を添加するこ
ずにより、宀枩でも造膜させうるずい぀た皮類の
塗料の提案がある。 こうした提案に埓぀た堎合でも、造膜助剀の遞
択は難しく、比范的揮発性の高いものを䜿甚すれ
ば造膜も䞍十分ずな぀お塗膜にクラツクも入り易
く、逆に揮発性の䜎いものを甚いるならば、塗膜
は数日を経たのちにおいおも䟝然ずしお“ベタツ
キ”が残぀おいお、耐汚染性の悪さが露呈するず
いう具合である。 他方では、倚局重合ずいう手法の研究にも及ん
でおり、この手法は内局に高Tg倀のポリマヌ組
成をも぀た゚マルゞペン粒子を配し、倖局には䜎
Tg倀のものを配するこずによ぀お、これら各゚
マルゞペン粒子の造膜性の改善をはかり぀぀、各
粒子間の融着埌においおは、高Tg倀のポリマヌ
組成物䞻導の耐汚染性の改善をも目指すずいうに
あるが、これら䞡皮の゚マルゞペンを甚いお埗ら
れる塗膜にあ぀おは、内局ず倖局ずのTg倀の差
を倧きくすればするほど耐汚染性は可成り改善さ
れるものの、他面においお内倖䞡局のポリマヌ同
士の盞溶性の䞍良に基いた塗膜の耐久性の劣化ず
いう欠点がある。 而しお、内局ず倖局ずのTg倀差が小さい堎合
には、ポリマヌの盞溶性は良奜ずなるから、この
方法は塗膜の耐久性を向䞊させる䞊では䞀぀の有
効な手段ずはなるが、塗膜の耐汚染性は逆に劣化
するので、かかる耐汚染性の改善策は今埌の問題
ずしお残されおいる。 さらに、かかる塗膜の耐汚染性を向䞊させるべ
く、䞊述した劂き倚局重合法ずは別に、高Tg倀
のポリマヌ・゚マルゞペンず䜎Tg倀のポリマ
ヌ・゚マルゞペンずの゚マルゞペンのブレンド物
を䞻成分ずした塗料の研究もなされおはいるけれ
ども、この堎合においおも矢匵り、ポリマヌ同士
の盞溶性に問題があ぀お、かかる塗料を甚いお埗
られる塗膜の耐久性は著しく劣化するずい぀た欠
点がある。 このように、有機ポリマヌを甚いおの研究では
いずれにも限界があり、そのために氎ガラスやコ
ロむダルシリカずい぀た無機ポリマヌず有機ポリ
マヌずのブレンドによる耐久性および耐汚染性の
改良研究もたた、数倚く、為されおいる。䟋え
ば、特開昭56−57860号公報など。 事実、氎ガラスたたはコロむダルシリカず有機
ポリマヌ・゚マルゞペンずのブレンド物を䞻成分
ずした塗料を甚いお埗られる塗膜の堎合には、硬
床も高く、か぀、耐汚染性も良奜であるが、かか
る無機ポリマヌず゚マルゞペンずの盞互の結び付
きが匱く、その結果ずしお、長期的には塗膜の耐
久性および耐アルカリ性などずい぀た耐久性の面
での劣化が避けきれないずいう欠点がある。 そこで、かかる䞊蚘の無機ポリマヌず有機ポリ
マヌ・゚マルゞペンずの結び付きを匷固にすべ
く、これら䞡ポリマヌのブレンド物にアルコキシ
シラン類たたはアルコキシド化合物を添加するず
いう詊みも為されおはいるけれどもたずえば、
特開昭55−62972号公報、このようにしお埗られ
る塗料もたた、塗料自䜓の安定性が悪く、したが
぀お長期的な保存貯蔵に耐え埗られないずいう欠
点がある。 さらに、たずえば、特公昭56−9524号公報に
は、コロむダルシリカず特定の界面掻性剀乳化剀
ずの共存䞋に、特定のアクリル系単量䜓ずスチレ
ン系単量䜓ずを懞濁重合せしめお埗られる氎分散
型暹脂組成物に぀いおの発明が開瀺されおいる。 しかしながら、このような氎分散型暹脂組成物
は、増粘傟向が匷く、したが぀お、塗料の安定性
が悪く、しかも、塗膜の耐久性および耐汚染性
が、䜙り、良くないずいう欠点を有するものであ
る。 なお、前掲の特開昭56−57860号公報に蚘茉さ
れおいる発明は、アルコキシラン基およびカルボ
キシル基を䜵有するアクリル共重合䜓ずコロむ状
シリカずの混合物であるこずから、無機ポリマヌ
ず有機ポリマヌ・゚マルゞペンずのブレンド物に
関するものであるこずは明らかであるが、他方、
前掲の特開昭55−62972号公報に蚘茉されおいる
発明の硬化性被芆組成物もたた、その意味では、
歎ずした、無機ポリマヌず有機ポリマヌ・゚マル
ゞペンずのブレンド物に関するものであるこずは
明らかである。 それは、無機ポリマヌなる氎分散性シリカず、
予め調敎された氎分散性の有機重合䜓暹脂ずを混
合しおの耇合化を扱぀おいるものであり、そのさ
い、シラン化合物は、これら䞡者成分の觊媒ない
しは架橋剀ずしお䜜甚し機胜しおいるにすぎない
からである。 しかるに、本発明者らは、鋭意、研究を重ねた
結果、乳化重合法を駆䜿するこずによ぀お、はじ
めお、特定の有機モノマヌ、特定のシラン化合物
およびコロむダルシリカずい぀た、悉く、いわゆ
る玠材の段階からの有機・無機なる䞡成分を関䞎
させた、最良のハむブリツド化方法を芋い出し
た。 すなわち、本発明者らは、無機成分ずしおのコ
ロむダルシリカの存圚䞋に、それぞれ、特定の有
機モノマヌおよびシラン化合物を有機成分ずしお
甚いお、乳化共重合、぀たり、特定の界面掻性剀
を甚いた氎性媒質䞭での共重合ずいう手法を甚い
るこずにより、はじめお、有機−無機耇合型暹脂
の氎性分散䜓぀たり、有機−無機ハむブリツド
型゚マルゞペンの補造技術を完成し確立したの
である。 したが぀お、かかるモノマヌ段階から出発し
お、シラン化合物ずコロむダルシリカずが機胜的
に結合した圢での、完党なハむブリツド䜓は、以
䞋に詳述されるような、乳化重合法に䟝぀おしか
埗るこずができなく、無論、溶液重合たたは塊状
重合をはじめずする各皮の重合方法に䟝぀おは、
反応系内でゲル化を起こし、目的ずするハむブリ
ツド䜓は埗られない。 ぀たり、本発明は有機−無機ハむブリツド型被
芆甚組成物においお、有機成分ずしおの、それぞ
れαβ−モノ゚チレン性䞍飜和カルボン酞アル
キル゚ステル以䞋、これらを゚ステル系コモノ
マヌずもいう。およびアルケニルベンれンより
なる矀から遞ばれる少なくずも䞀皮の単量䜓(a)
ず、分子内に重合性䞍飜和二重結合ずアルコキシ
シラン基ずを含有する単量䜓(b)〔以䞋、これらを
シラン系モノマヌずもいう。〕ず、他方、無機成
分ずしおのコロむダルシリカ(c)ずを、それぞれ、
固圢分換算で、(a)の100重量郚に察しお(b)の0.1〜
10重量郚ず、(c)の〜200重量郚ずなるような割
合で、陰むオン界面掻性剀およびたたは非むオ
ン界面掻性剀の存圚䞋に、氎性媒質䞭で乳化共重
合せしめお埗られる有機−無機ハむブリツド型重
合䜓の氎性暹脂分散䜓を含んで成る、斬新な氎分
散性被芆組成物を提䟛するものである。 したが぀お、本発明の氎分散性被芆組成物は、
前掲された、それぞれ、特開昭55−62972号公報、
特開昭56−57860号公報および特公昭56−9524号
公報に蚘述されおいる組成物などずは、党く、構
成を異にする間柄のものである、ず蚀えよう。 ここにおいお、䞊蚘アクリル系コモノマヌずし
おはメタアクリル酞ず炭玠数が〜18なるア
ルカノヌルずの゚ステルなどが挙げられるが、そ
のうちでも代衚的なものにはメタアクリル酞
メチル、メタアクリル酞゚チル、メタアク
リル酞−ブチル、メタアクリル酞む゜ブチ
ル、メタアクリル酞−゚チルヘキシル、メ
タアクリル酞デシル、メタアクリル酞ドデ
シルたたはメタアクリル酞−ヒドロキシ゚
チルなどがある。 たた、前蚘のアルケニルベンれンずしお代衚的
なものにはスチレン、α−メチルスチレンたたは
ビニルトル゚ンなどがある。 このほか、これらの゚ステル系コモノマヌおよ
びたたはアルケニルベンれンず共重合可胜な単
量䜓であるメタアクリル酞、マレむン酞、無
氎マレむン酞、フマル酞、クロトン酞たたはむタ
コン酞などの劂き各皮のαβ−モノ゚チレン性
䞍飜和カルボン酞類の䜿甚もたた、可胜である。 前蚘シラン系モノマヌずしお代衚的なものに
は、ゞビニルゞメトキシシラン、ゞビニルビス−
β−メトキシ−゚トキシシラン、ビニルトリ゚ト
キシシラン、ビニルトリス−β−メトキシ−゚ト
キシシランたたはγ−メタクリルオキシプロピル
トリメトキシシラン劂きゞヌあるいはトリアルコ
キシシラン系化合物などがある。 前蚘コロむダルシリカずはSiO2を基本単䜍ず
する氎䞭分散䜓にしお、ずくに〜100ÎŒmなる粒
子埄を有するものを指称するが、かかるコロむダ
ルシリカの分散液の状態ずしおは酞性偎および塩
基性偎のいずれであ぀おも甚いるこずができ、乳
化重合時における諞条件に応じお適宜遞択するこ
ずができる。 これらのうち、酞性偎コロむダルシリカずしお
は「スノヌテツクス」〔日産化孊工業(æ ª)補品〕
が代衚的なものであるし、他方、塩基性偎のコロ
むダルシリカずしおは「スノヌテツクス2030
40および」同䞊瀟補品などが代衚的な
ものである。 そしお、前蚘したそれぞれ単量䜓(a)ず単量䜓(b)
ずコロむダルシリカ(c)ずの共重合割合は、固圢分
重量比で1000.1〜10〜200ずなる範囲、奜
たしくは1000.5〜〜150ずなる範囲が適
圓である。 単量䜓(a)の100重量郚に察しお単量䜓(b)が0.1単
量郚未満であるず、コロむダルシリカ(c)の衚面の
OH基ずの反応性が䞍十分ずな぀お塗膜の耐久性
が䞍良ずなるし、粒子も改良できなく、逆に単量
䜓(b)が10重量郚を越えお倚くなるず、かかる反応
自䜓が行き過ぎるようになる結果、目的ずする氎
性暹脂分散䜓が埗られ難くなるか、よしんば埗ら
れおも、そうした分散䜓を必須の皮膜圢成性成分
ずする塗料の安定性は悪くなり、いずれも奜たし
いものではない。 他方、単量䜓(a)の100重量郚に察しおコロむダ
ルシリカ(c)が重量郚未満であるず、有機−無機
の匷固なる耇合塗膜を圢成するずいう造膜効果も
期埅し埗なくな぀お、塗膜の耐久性および耐汚染
性が共に改良できなくなるし、逆に200重量郚を
越えお倚くなるず、この造膜性が悪くな぀お耐久
性に劣぀おくるようになるので、いずれも奜たし
いものではない。 本発明組成物を埗るに圓぀おは、以䞊のよう
に、単量䜓(a)の100重量郚に察しお、シラン系モ
ノマヌ(b)の0.1〜10重量郚を䜿甚するずいうのを
第䞀の芁件であるずすれば、単量䜓(a)の100重量
郚に察しお、コロむダルシリカ(c)の〜200重量
郚を䜿甚するずいのが第二の芁件であ぀お、これ
らの各共重合成分(a)、(b)および(c)を、陰むオン界
面掻性剀およびたたは非むオン界面掻性剀の存
圚䞋においお氎性媒質䞭で乳化共重合せしめるず
いうのが第䞉の芁件であるずいえる。 本発明は、これら䞉぀の芁件をすべお満足した
゚マルゞペンを必須の皮膜圢成性成分ずする氎分
散性被芆組成物によ぀お始めお、目的ずする優れ
た耐久性ず耐汚染性をも぀た塗膜を圢成せしめる
こずができるものである。 かくしお埗られる本発明の組成物が、こうした
塗膜物性に優れるずいう効果を奏する理由は必ず
しも明確ではないが、その䞀぀ずしお、乳化重合
のさいに、シラン系モノマヌ(b)ずコロむダルシリ
カ(c)の衚面に存するOH基ずの反応によ぀お架橋
結合が圢成され、その結果ずしお、有機−無機ハ
むブリツド型゚マルゞペンが生成しおいる為であ
るずいうこずが挙げられようが、こうしたこずは
たた、コロむダルシリカ(c)の衚面のOH基が、さ
らに進んで、無機質基材の衚面に存圚するOH基
ずの間にも、架橋反応が展開されるに至り、それ
によ぀お、該基材衚面に、有機−無機の匷固なる
耇合塗膜を圢成する為であろうず考えられる。 たた、本発明の組成物を埗るに圓぀おの乳化重
合過皋で、シラン系モノマヌ(b)ずコロむダルシリ
カ(c)ずの間に架橋結合が圢成されおいるために、
本発明の組成物においおは無機ポリマヌず有機ポ
リマヌずの盞溶性もたた良奜であり、したが぀
お、以䞊のようにしお埗られる゚マルゞペンを必
須の皮膜圢成性成分ずした本発明の氎分散性被芆
組成物を塗料ずしお甚いた堎合の安定性もたた良
奜であ぀お、長期的な塗膜の耐久性も、同様に、
良奜ずなる。 このように、本発明の被芆組成物は有機ポリマ
ヌず無機ポリマヌずのそれぞれの特長、぀たり有
機ポリマヌのも぀良奜な塗膜圢成胜ずさらに塗膜
の柔軟性ずい぀た特長ず、無機ポリマヌのも぀塗
膜の硬さず、か぀無機質基材ずの芪和性ずの特長
を兌備しおおり、したが぀お本発明組成物はすぐ
れた耐久性ず耐汚染性ずを䜵せ有した塗膜を䞎え
るのであるず考えられる。 本発明組成物には必芁に応じお、顔料、可塑
剀、顔料分散剀、溶剀、増粘剀、防腐剀たたは消
泡剀などの劂き慣甚の添加剀をも混合するこずが
できる。 本発明組成物は、玙、合成暹脂、ガラス、金
属、陶磁噚、石膏たたは皮革などのあらゆる基材
に、䞋塗りを斜すこずなく、塗垃するこずができ
るが、就䞭、軜量コンクリヌト、軜量気泡コンク
リヌト、モルタル、石綿セメント板、珪酞カルシ
りム板、石膏ボヌドたたはスレヌトなどの劂き各
皮の無機質基材に察しお有効である。 次に、本発明を参考䟋、実斜䟋および比范䟋に
より具䜓的に説明するが、郚およびは特に断り
のない限りは、すべお重量基準であるものずす
る。 参考䟋 ゚マルゞペンの調補䟋 −゚チルヘキシルアクリレヌト 40郚 メチルメタクリレヌト 59〃 アクリル酞 〃 γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシ
ラン 0.5郚 ラりリルスルホン酞ナトリりム 〃 「スノヌテツクス30固圢分30 15〃 むオン亀換氎 150〃 過硫酞アンモニりム 0.5〃 重亜硫酞ナトリりム 0.2〃 たず、ツ口フラスコに界面掻性剀、コロむダ
ルシリカおよびむオン亀換氎を仕蟌んで窒玠ガス
気流䞋に60℃たで加熱し、ここぞ重合開始剀を添
加し、さらに各単量䜓を時間に亘぀お滎䞋し
た。このさいの反応枩床は60〜70℃なる範囲に保
持するが、滎䞋終了埌も同枩床範囲に時間保持
しおから冷华し、玄14のアンモニア氎でPHを
〜に、か぀、固圢分を40に調節せしめお安定
な分散䜓を埗た。 参考䟋 〜10同䞊 第衚に瀺されるような原料を甚いるように倉
曎させた以倖は、参考䟋ず同様にしお、各皮の
゚マルゞペンを調補した。
【衚】 実斜䟋  参考䟋で埗られた゚マルゞペンを甚い、䞋蚘
の劂き配合により氎分散性被芆組成物を埗た。 ゚マルゞペン 50郚 「タむペヌク−630」石原産業(æ ª)補ルチル型
酞化チタン 25〃 「セロサむズQP−4400」米囜ナニオン・カヌ
バむド瀟補増粘剀の氎溶液 〃 「テキサノヌル」米囜むヌストマン・ケミカ
ル瀟補造膜助剀 2.5〃 「タモヌル731」米囜ロヌム・アンド・ハヌス
瀟補分散剀の25氎溶液 〃 むオン亀換氎 11〃 これら各成分を加えお均䞀に攪拌混合せしめお
目的ずする組成物を埗る。 実斜䟋〜および比范䟋〜 第衚に瀺すような配合に倉曎させた以倖は、
実斜䟋ず同様にしお、各皮の氎分散性被芆組成
物を埗た。
〔詊隓方法および詊隓結果〕
各実斜䟋および比范䟋で埗られた被芆組成物を
氎で70KUたで垌釈しお、15cm×25cm倧のスレヌ
ト板に刷毛で各別に二回塗りし、宀枩で日間也
燥せしめお硬化塗膜を埗た。 各皮塗料および各皮塗膜に぀いおの諞性胜詊隓
は䞋蚘の芁領で行な぀たものである。 〇 塗料の安定性−氎分散性被芆組成物を50℃の
熱颚埪環匏也燥機䞭に日間貯蔵した
のち宀枩に冷华させお、塗料の状態を
目芖により芳察した。 〇 塗膜の耐氎性−スレヌト板䞊に圢成された塗
膜を宀枩で氎䞭に14日間浞挬させお、
塗膜に発生する異状の有無を目芖によ
り芳察した。 〇 塗膜の耐アルカリ性−スレヌト板䞊の塗膜を
NaOH氎溶液䞭に14日間浞挬さ
せお塗膜に発生する異状の有無を目芖
により芳察した。 〇 塗膜の耐汚染性−スレヌト板䞊の塗膜の衚面
に、癜色ワセリンにカヌボンブラツク
JIS −5107を10混入しお調補
した汚染物質を玄垃に付けたもの
で埀埩、均等の力で摺り蟌んで30分
間攟眮する。 しかるのち、各詊隓片塗装枈みス
レヌト板䞊に摺り蟌たれた汚染物質
を枅浄な垃で十分拭き取぀た䞊、JIS
−3301に芏定された化粧石けん
氎を染たせた垃で20埀埩擊぀お詊隓片
を掗浄し、次いで氎で十分に掗い流し
おから也燥させる。 也燥埌に塗膜の状態を目芖により芳
察した。 各詊隓の結果は第衚に瀺す通りであり、本発
明の氎分散性被芆組成物はすぐれた耐久性ず耐汚
染性を有した塗膜を䞎えるものであるこずが知れ
る。
【衚】 さらに、本発明が、栌別顕著なる効果を有する
ものであるこずを、別の角床から、䞀局、明らか
にするために、(A)ずしおは、本発明の参考䟋で
埗られた゚マルゞペンを、そのたた、甚いる堎合
を、(B)ずしおは、参考䟋で埗られた゚マルゞペ
ンを、そのたた、甚いる堎合を、(C)ずしおは、参
考䟋から、コロむダルシリカを抜いた圢の゚マ
ルゞペンを、そのたた、甚いる堎合を、そしお、
(D)ずしおは、参考䟋から、コロむダルシリカを
抜いた圢の゚マルゞペンず、コロむダルシリカず
の、いわゆる“ブレンド・゚マルゞペン”を、぀
たり、いわゆる単なる埌添加物を遞んで、それぞ
れの堎合の゚マルゞペン・フむルムに぀いおの柔
軟性ず、硬さず、ならびにフむルムの熱軟化性ず
を比范怜蚎した。 詊隓結果 䞋衚は、それぞれの゚マルゞペンのフむルム硬
床ず、デナポン衝撃性ならびに高化匏フロヌテス
タヌによる流動開始枩床熱軟化枩床ずを瀺し
たものである。
【衚】 䞊衚より明らかなように、(A)たる、本発明の参
考䟋で埗られる゚マルゞペンの堎合には、その
他の(B)、(C)および(D)なる、それぞれのブレン
ド゚マルゞペンずは異なり、有機ず無機ずの長
所を䜵せ持぀、高硬床で、か぀、柔軟性のあるフ
むルムが埗られ、たた、流動開始枩床も、高化匏
フロヌテスタヌの枬定範囲では、枬定できない皋
の耐熱無機特性を瀺しおいる。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  有機−無機ハむブリツド型被芆甚組成物にお
    いお、有機成分ずしおの、それぞれ、αβ−モ
    ノ゚チレン性䞍飜和カルボン酞アルキル゚ステル
    およびアルケニルベンれンよりなる矀から遞ばれ
    る、少なくずも皮の単量䜓(a)ず、分子内に重合
    性䞍飜和二重結合ずアルコキシシリル基ずを䜵せ
    有する単量䜓(b)ず、他方、無機成分ずしおのコロ
    むダルシリカ(c)ずを、それぞれ、固圢分換算で、
    (a)の100重量郚に察しお、(b)の0.1〜10の重量郚
    ず、(c)の〜200重量郚ずなる割合で甚い、陰む
    オン界面掻性剀およびたたは非むオン界面掻性
    剀の存圚䞋に、氎系媒質䞭で乳化共重合せしめお
    埗られる有機−無機ハむブリツド型重合䜓の氎性
    分散䜓を含んで成る、氎分散性被芆組成物。
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