JPH0448016B2 - - Google Patents

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JPH0448016B2
JPH0448016B2 JP60099315A JP9931585A JPH0448016B2 JP H0448016 B2 JPH0448016 B2 JP H0448016B2 JP 60099315 A JP60099315 A JP 60099315A JP 9931585 A JP9931585 A JP 9931585A JP H0448016 B2 JPH0448016 B2 JP H0448016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
event
processing
state
matrix
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60099315A
Other languages
English (en)
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JPS61257046A (ja
Inventor
Shinsuke Konishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPS61257046A publication Critical patent/JPS61257046A/ja
Publication of JPH0448016B2 publication Critical patent/JPH0448016B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 回線プロトコルにより制御される端末の回線プ
ログラムにおいて、該プログラムの各事象に対応
する処理ルーチンと現在の状態との関係をそれぞ
れコードにより示した組合せテーブルを設けてお
き、このテーブルを用いて回線プログラムを制御
するものである。これにより現在の状態に応じた
処理ルーチンの検索およびプロトコルの追加,変
更を容易に行なうことができる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は端末と上位装置間の回線を介して回線
プロトコルで制御される端末の回線プログラムに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、第6図に示す複数端末2がそれぞれ処理
装置を有し、回線3を介し上位装置(ホスト)1
により制御されるシステムにおいて、たとえば第
4図の適用例に示す端末の応用プログラム
(APL)と回線プログラムにより、端末2とホス
ト1間で起動要求,接続要求,初期化要求,受信
要求等の処理要求と応答とをやりとりする会話形
式の通信が予め定められた規約である回線プロト
コルに従い行なわれる。
従来の回線プログラムは、処理要求と肯定/否
定応答より成る事象で表わすと、第7図に示すよ
うに事象毎に順次判定しつつ手順を進めるトリー
構造が採られている。
すなわち、スタート後事象1から順次否定応答
のときのみ次の事象2,事象3へと移つていき、
事象3が肯定ならば処理1が行なわれ、次に事象
3の否定の時変形した事象3−A,その否定の事
象3−Bのそれぞれの肯定で処理2,処理3が、
その後者の否定で処理4が行なわれ、事象1,事
象2の肯定の時変形した事象1−A,事象2−A
の肯定で処理5,処理6が分岐して行なわれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記第7図に示すようなトリー構造の回線プロ
グラムでは、端末のプロトコルと上位装置のプロ
トコルが異なる組合せの場合、たとえば事象の処
理ルーチンが変更されたり、肯定,否定が逆とな
つたり、または新しい事象を追加したりすると前
のトリー構造は全面的にくずれ、新たに作成し直
さなければならない。これは、各事象がこれにつ
ながる前後の事象と密接に関連し前の判定に左右
されているからである。
本発明の目的は、回線プロトコルにより制御さ
れる端末の回線プログラムにおいて、該プログラ
ムの現在の状態に応じた事象の検索およびプロト
コルの追加,変更を容易に行なうことのできる回
線プロトコル制御方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明においては、
端末装置と上位装置にそれぞれ回線制御プログラ
ムを有し、回線を介した処理手順を規定する回線
プロトコルに基づき回線の制御を遂行する回線制
御方式において、 前記各回線制御プログラムに、回線制御下にお
ける所定の状態中に発生する個別事象に対応して
処理を遂行するための複数の処理ルーチンと、該
状態とそれぞれの状態下での異なる発生事象の組
合せをマトリツクスまたはこれと同等に構成した
テーブルを設け、 該処理ルーチンの選択情報および該処理ルーチ
ン実行後に遷移すべき状態を示す遷移情報を前記
組合せテーブルに設定しておくことにより、該回
線プロトコルの追加、変更を該テーブルへの情報
設定によつて対処可能にしたことを特徴とするも
のである。
〔作 用〕
以上の構成により、第2図の本発明の要部の原
理説明図に示すように、回線プログラムの各事象
に対応する処理ルーチンと現在の状態との関係を
それぞれコードで示した組合せテーブルとして事
象マトリツクスを用意する。
すなわち、横欄には回線プログラムの事象,た
とえば端末の応用プログラム(APL)からの要
求,回線からの要求をキーのコードで分類し、縦
欄には現在の各状態,たとえば初期状態,起動要
求応答待,接続要求待,……等を示すキーをと
り、その交差欄を3領域K1,K2,K3に分け、そ
れぞれ回線への送出処理ルーチン,APLへの通
知処理ルーチン,遷移状態のキー(アドレス)が
格納される。これにより、検索も容易になり、ま
た横欄の事象の追加,変更があつた場合でもこれ
に関連する交差欄だけの処理ルーチンを書換える
だけで対処することができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例の構成説明図である。
適用システムは第6図のとおりであるが、この端
末2に含まれる回線プログラムとして、第1図に
示す事象マトリツクス群を設けたものである。
すなわち、第2図で前述したように、横欄に事
象キー(コード)縦欄に現在の状態キー(コー
ド)をとり交差欄に3段K1,K2,K3の処理ルー
チンのキーを記入した事象マトリツクスを、回線
プログラムに含まれる否定時連続する(事象11
11〜事象11o1)と、これらの肯定時の変形事象
1112〜111o…変形事象11o2〜11ooより成
る複数のマトリツクスを基準として用意する。さ
らにこれらの基準マトリツクスのそれぞれに対
し、プロトコルの追加,変更が生じた場合には、
変更事象に関連する交差欄だけを書換えて用いる
ことができる。
第3図は本発明の実施例の動作流れ図である。
同図において、スタート後端末のAPL要求ま
たは回線からの受信電文等の事象が発生すると、
処理装置で受付処理され、各事象をマトリツクス
のキー(コード)に変換する。次に現在の状態キ
ーをセツトし、事象キーと状態キーから第1図に
示した複数の事象マトリツクスの1つを選択す
る。次の2つの手順である回線処理とAPL通知
処理により、第2図に示した事象マトリツクスの
該当する交差欄に示される処理ルーチンを呼び出
す。そして、選択したマトリツクスの遷移状態を
セツトして状態キーを変更し、次の状態に移る。
第4図は本発明の実施例の適用例説明図であ
り、第5図はこの適用例に対する事象マトリツク
ス説明図である。
第4図は回線プロトコルに従う端末(APL,
回線プログラム)から回線を通し上位装置間でや
りとりする処理要求と応答の1例を示す。すなわ
ち、端末のAPLからの起動要求により回線プロ
グラムで処理し、端末起動要求として回線を通し
上位装置に至り、肯定応答を返送する。次に、上
位装置から接続要求を受信し端末の回線プログラ
ムで処理され起動要求完了としてAPLに通報さ
れる。この通報に応じAPLから初期化要求が出
され、回線プログラムで処理し、肯定応答として
上位装置に送る。そして、上位装置から初期化要
求を受信し、回線プログラムで処理し、上位装置
に肯定応答を送るとともに、APLに初期化要求
完了を通報する。これでジヨブ開始の準備完了
し、APLから受信要求が発生し、回線プログラ
ムで処理され、上位装置からの電文(先頭)か
ら順次受信し、電文(終了)を回線プログラム
で処理され肯定応答が上位装置に送られるととも
に、APLに受信通知を通報する。
第5図は第4図のシーケンスに対応する事象マ
トリツクスの具体例を示したものである。
同図の横欄の事象には、APLからの要求とし
て起動要求,初期化要求,受信要求,回線からの
要求として起動要求応答,接続要求,初期化要
求,電文(先頭),電文(終了)が配列される。
縦欄の状態としては、1初期状態,2起動要求
応答待,3接続要求待,4起動済,5初期化要求
待,通信状態(6初期状態,7終了電文待)が設
けられる。
これら横欄と従欄の交差欄に註書に示すように
3段のキーK1,K2,K3が設けられる。K1は回線
への送出電文処理キー,K2はAPLの通知処理キ
ー,K3は遷移状態キーを示し、これらのキーは
処理ルーチンアドレスを示す。
これらの各別の詳細な説明は省略するが、各状
態別※印をたどると第4図に示したシーケンスが
得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、端末の
回線プログラムを従来のトリー構造の代りに、事
象と状態の関係を示す組合せテーブル,たとえば
事象マトリツクスを設けることにより、現在の状
態から事象の処理ルーチンを容易に検索すること
ができる。また回線プロトコルの追加,変更に伴
ない事象マトリツクスの該当する交差欄の処理ル
ーチンを変更するだけでよいから、端末,ホスト
間でプロトコルの異なる場合の接続や、状況によ
りプロトコルの追加,変更を行ないたい場合の対
処が格段に簡略化される。従つて計画,改善等に
おけるデバツグにも極めて有効に適用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成説明図、第2図
は本発明の要部の原理説明図、第3図は本発明の
実施例の動作流れ図、第4図は本発明の実施例の
適用例説明図、第5図は第4図の適用例に対する
事象マトリツクス説明図、第6図は従来例と本発
明の適用システム説明図、第7図は従来例の説明
図であり、図中、1は上位装置、2は端末、3は
回線、1111〜11ooは事象マトリツクス群を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 端末装置と上位装置にそれぞれ回線制御プロ
    グラムを有し、回線を介した処理手順を規定する
    回線プロトコルに基づき回線の制御を遂行する回
    線制御方式において、 前記各回線制御プログラムに、回線制御下にお
    ける所定の状態中に発生する個別事象に対応して
    処理を遂行するための複数の処理ルーチンと、該
    状態とそれぞれの状態下での異なる発生事象の組
    合せをマトリツクスまたはこれと同等に構成した
    テーブルを設け、 該処理ルーチンの選択情報および該処理ルーチ
    ン実行後に遷移すべき状態を示す遷移情報を前記
    組合せテーブルに設定しておくことにより、該回
    線プロトコルの追加、変更を該テーブルへの情報
    設定によつて対処可能にしたことを特徴とする回
    線制御方式。
JP60099315A 1985-05-10 1985-05-10 回線制御方式 Granted JPS61257046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60099315A JPS61257046A (ja) 1985-05-10 1985-05-10 回線制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60099315A JPS61257046A (ja) 1985-05-10 1985-05-10 回線制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61257046A JPS61257046A (ja) 1986-11-14
JPH0448016B2 true JPH0448016B2 (ja) 1992-08-05

Family

ID=14244203

Family Applications (1)

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JP60099315A Granted JPS61257046A (ja) 1985-05-10 1985-05-10 回線制御方式

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3734206B2 (ja) * 1998-05-01 2006-01-11 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション エージェント対話管理方法、コンピュータ及び記憶媒体

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644179A (en) * 1979-09-17 1981-04-23 Mitsubishi Electric Corp Processing system by hierarchical memory
JPS5854436A (ja) * 1981-09-26 1983-03-31 Fujitsu Ltd 端末制御装置
JPS58109941A (ja) * 1981-12-23 1983-06-30 Mitsubishi Electric Corp 手順監視制御装置
JPS5944825A (ja) * 1982-09-07 1984-03-13 Toshiba Corp 電子ビ−ム露光装置
JPS61133454A (ja) * 1984-12-03 1986-06-20 Hitachi Ltd 端末制御方式

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