JPH0447397A - 現金処理システム - Google Patents

現金処理システム

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JPH0447397A
JPH0447397A JP2152563A JP15256390A JPH0447397A JP H0447397 A JPH0447397 A JP H0447397A JP 2152563 A JP2152563 A JP 2152563A JP 15256390 A JP15256390 A JP 15256390A JP H0447397 A JPH0447397 A JP H0447397A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、たとえば銀行等の現金つまり紙幣の入出金
を管理する機器が複数台設置されており、各機器におけ
る紙幣及びその情報を総括的に管理できる現金処理シス
テムに関する。
(従来の技術) 従来、金融機関たとえば銀行等では、各支店ごとに出納
用の機器と自動入出金機があり、各支店の各機器の状態
を確認する現金センターによって管理されるようになっ
ている。
上記した出納用の機器、自動入出金機、現金センターの
機器等、各機器とも現金を計数する機能、カセット等へ
の収納機能、計数、収納結果のデイスプレィやプリンタ
での出力機能、および外部とのデータ伝送制御機能等を
有している。
このようなシステムでは、各機器単独での現金の管理機
能およびデータ伝送を利用したデータ上の総合的な現金
管理機能は実現可能であったが、各機器間で現金が移動
する際、人が介在するため、ミスの発生する可能性があ
り、データ管理上の値と現金の実際の有高との間で不一
致が発生する可能性があり、また現金の移動にともなっ
て受渡しの伝票処理、現金の再鑑査(再計数)処理等が
発生するという繁雑さがあるという欠点がある。
したがって、種々の機器間で現金が移動するシステムで
、現金の移動に伴う各機器での再計数の省略、伝票の削
減、人手によるミスの発生を防止等を行うことができず
、各機器それぞれの現金残高の管理、及びそれらを総括
した管理を確実に行うことができないという欠点があっ
た。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、種々の機器間で現金が移動するシステ
ムで、現金の移動に伴う各機器での再計数の省略、伝票
の削減、人手によるミスの発生を防止等を行うことがで
きず、各機器それぞれの現金残高の管理、及びそれらを
総括した管理を確実に行うことができないという欠点を
除去するもので、種々の機器間で現金が移動するシステ
ムで、現金の移動に伴う各機器での再計数の省略、伝票
の削減、人手によるミスの発生を防止ができ、各機器そ
れぞれの現金残高の管理、及びそれらを総括した管理を
確実に行うことができる現金処理システムを提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明は、現金を処理する複数の第1の機器、これら
の第1の機器に装填可能で、その装填された機器との間
で現金のやりとりを行い、かつ現金の収納状態を記憶す
る記憶手段を有する第2の機器、上記第1の機器のそれ
ぞれの現金の収納状態を記憶管理する管理手段、上記第
2の機器が上記第1の機器から取外される際、上記第1
の機器と第2の機器の現金の収納状態を上記管理手段へ
送信する第1の送信手段、上記第2の機器が上記第1の
機器に装填された際、上記第2の機器の記憶手段に記憶
されている上記第2の機器の現金の収納状態を上記管理
手段へ送信する第2の送信手段、および上記第1、第2
の送信手段により送信された内容により、上記第2の機
器における現金の収納状態が正しいか否かを確認し、正
しい場合に、上記第2の機器における現金の収納状態に
応じてその第2の機器が装填されている第1の機器に対
する上記管理手段で管理記憶している現金の収納状態を
更新する更新手段から構成されている。
(作用) この発明の現金処理システムは、現金を処理する複数の
第1の機器に装填可能で、かつ現金の収納状態を記憶す
る記憶手段を有する第2の機器で、その装填された機器
との間で現金のやりとりを行い、上記第2の機器が上記
第1の機器から取外される際、上記第1の機器と第2の
機器の現金の収納状態を第1の送信手段で上記第1の機
器の現金の収納状態を記憶管理する管理手段へ送信し、
上記第2の機器が上記第1の機器に装填された際、上記
第2の機器の記憶手段に記憶されている上記第2の機器
の現金の収納状態を第2の送信手段で上記管理手段へ送
信し、上記第1、第2の送信手段により送信された内容
により、上記第2の機器における現金の収納状態が正し
いか否かを確認し、正しい場合に、上記第2の機器にお
ける現金の収納状態に応じてその第2の機器が装填され
ている第1の機器に対する上記管理手段で管理記憶して
いる現金の収納状態を更新するようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図はこの発明の銀行等の現金処理システムを示すも
のである。すなわち、支店F内に設置される各機器は店
内用のLAN4により接続されている。このLAN4に
は、複数台の自動取引装置としての入出金装置1a、l
b、lcs id、紙幣整理機2、記帳機5、残高照会
機6、支店F外に設置された入出金装置7をLAN4に
接続するためのLAN接続アダプタ8、および上記各機
器を集中制御、運用管理する取引制御装置9が接続され
ている。
上記自動取引装置1 a s・・・、紙幣整理機2には
、第2図に示すように、装填庫(現金カセット)3が選
択的に装填され、現金の移動が行われるようになってい
る。
取引制御装置9はモデム10aを介して特定回線120
と接続され、この特定回線120はモデム121を介し
て計算機センタ122と接続されている。この計算機セ
ンタ122には、自動取引装置類を利用する顧客の各講
座ごとの取引情報が記憶されており、この記憶内容は取
引制御装置9から送信される取引情報に基づき、該当口
座の取引記録が更新され、この更新結果に基づく取引情
報は取引制御装置9に返送されるようになっている。
取引制御装置9はモデム10bを介して公衆回線123
と接続され、種々の情報送出先に対して各種の情報が送
信できるようになっている。この公衆回線123には監
視センタ124、無線局125、サービスセンタ126
と接続されている。
無線局125からの無線により常時、あらかじめ決めら
れた地区を巡回し、その地区に設置されている自動取引
装置のメンテナンスを行うパトロール車127に対して
種々の案内が指示されるようになっている。
これにより、監視センタ124では、休日等で自動取引
装置1a、・・・が無人稼働している際に、取引制御装
置9からの情報に基づき自動取引装置las・・・を遠
隔制御することにより、障害復旧を行なう。また、復旧
できない障害が発生したり、自動取引装置1a、・・・
の内部にセットされている現金等の媒一体類の補充が必
要だと判断した場合には、監視センタ124から公衆回
線123を介して無線局125に指示を出し、この無線
局125から巡回中のパトロール車127にその指示を
伝える。これにより、パトロール車127によって自動
取引装置の復旧処理を行わせるようになっている。
上記取引制御装置9について第3図および第4図を用い
て説明する。
すなわち、第3図において、本体200の上部には上記
自動取引装置1as・・・等の稼働状況が表示される。
プラズマデイスプレィによる表示部201が設けられて
いる。この表示部201の下側には、係員による通常の
業務における操作や表示部201の表示内容の切換えな
どを行う汎用キー202が配置されている。また、表示
部201の画面の下部には、汎用キー202の各キーご
との位置に対応して各キーの機能が表示されている。
この表示にしたがって対応するキーを押下することによ
り所定の機能の選択や入力が可能である。
汎用キー202の各キーごとの機能は必要に応じて切換
えることが可能であり、切換えに対応して表示部201
の画面の下部表示も切換えられる。
上記本体200の前面部にはキーボード203が設けら
れている。このキーボード203は通常は操作する必要
はなく、もし押されても論理的に無効とされるようにな
っている。しかし、特別な場合、上記自動取引装置1a
、・・・に記憶されている各種の条件を書換えたり、自
動取引装置1as・・・に対して特殊な指令を出す場合
には、キーボード203による入力を有効とする。
上記キーボード203の上部にはカード読取部205と
カード保持部206が設けられている。
このカード読取部205は、係員が持参する磁気カード
の磁気ストライブ部に記録されている磁気情報を読取る
ものである。磁気カードとしては、担当者カード、管理
者カード、保守員カードなどがあり、それぞれのカード
により表示部201に表示される内容や操作可能なメニ
ューなどが切換えられるようになっている。すなわち、
磁気カードに記録されている磁気情報のうちのカード番
号(カード分類ごとにあらかじめ登録されている)によ
りカード分類を判断し、このカード分類に応じて内蔵す
る処理プログラムを切換えるようになっている。カード
保持部206にカードが保管されている間は、カード読
取部205で読込まれた磁気情報を有効としている。
上記表示部20]の側部には単票印字部204は、係員
が単票をセットし、必要な印字情報を印字する際に用い
られるものである。この単票には、係員による汎用キー
202の操作により自動取引装置1 a %・・・の稼
働状況や現金や媒体等の残量情報が印字される。
また、本体200の側面部200aには制御プログラム
が記憶されていたり、データ吸上げ用のフロッピーディ
スク(F D)が挿入される挿入口207か設けられて
いる。
また、取引制御装置9の制御回路は、第4図に示すよう
に構成されている。すなわち、取引制御装置9の全体を
制御する主制御部220が設ζすられている。この主制
御部220には、上記表示部201、汎用キー202、
キーボード203、単票印字部204、カード読取部2
05、カード保持部206が接続されている。また、主
制御部220には、制御プログラムが記憶されているプ
ログラム記憶部208、プログラムを実行する上で必要
なデータを記憶するデータ記憶部209、不揮発性メモ
リとしての磁気ディスクにプログラム記憶部208に書
き込まれるプログラムやデータS己憶部2091こ5己
憶されているデータのうち必要なデータを記録するとと
もに、各自動取引装置1a、・・・等て実行される取引
きの取引記録が書込まれる磁気ディスク装置210、お
よび挿入口207から挿入されたFDに対する記録再生
を行うリードライタ部215が接続されている。上記デ
ータ記憶部209は図示しないバッテリでバックアップ
され、取引制御装置9の電源を落としてもデータは保護
されるようになっている。さらに、主制御部220には
、モデム12aに接続されるモデムインターフェース2
11、モデム12aに接続されるモデムインターフェー
ス212、LAN4に接続するためのインターフェース
213、別に設置されている印字装置に対し、内蔵する
単票印字部204では印字できない大量の印字データを
出力することができる外部装置に接続される外部印字部
インターフェース214が接続されている。
上記各インターフェース211、・・・は、主制御部2
20から送出されるデータを所定の手順にしたがって出
力制御したり、各種のデータを受信し主制御部200に
出力する機能がある。
次に、取引制御装置9による自動取引装置1a、・・・
の現金運用管理について説明する。すなわち、取引制御
装置9のデータ記憶部209には、第5図に示すように
、自動取引装置1 a s・・・の機器ごとに金種別の
残高枚数、最大収納枚数を記憶している残高枚数テーブ
ル209aが設けられ、また、第6図に示すように、自
動取引装置1a、・・・の機器ごとの各金庫別の出入区
分と枚数を出入区分テーブル209bが設けられている
。この出入区分テーブル209bには、自動取引装置1
 a %・・・で顧客取引や係員取引により各金庫の現
金の出入りがあった際に、機器番号、各金庫別の出入区
分と枚数がセットされるようになっている。出入り区分
には、金庫からの取出しを示す“出“、金庫への収納を
示す“入“、および金庫の残高枚数を示す“在“がセッ
トされる。
上記入出金装置1aについて第7図から第9図を用いて
説明する。
すなわち、第7図において、筐体12の前面に、略り字
形状の操作部13が形成されている。この操作部13の
垂直操作部13aには、通帳挿入口14、カード挿入口
15、および伝票発行口16が設けられている。
水平操作部13bには、入金口と出金口を兼用する紙幣
受は部としての入出金口17が設けられており、この入
出金口17には開閉自在な扉18が設けられている。ま
た、水平操作部13bには、タッチセンサ内蔵のCRT
表示部19が設けられていて、操作手順やその他の情報
をイラスト、文字あるいは文言によってCRT画面に表
示し、利用者を誘導するとともに、その表示によって暗
証番号、金額、口座番号、取引の承認、確認あるいは取
消などに応じた表示部分を押圧することにより操作が行
われるものである。
ところで、筐体12内には、第8図に示すように、全体
を制御する主制御部31、上記カード挿入口15から挿
入されたカードAを受入れてカードA上の磁気ストライ
ブ部から暗証番号、口座番号などの口座情報を受取る磁
気カードリード部32、取引内容を印刷した伝票を伝票
発行口16から発行する伝票処理ユニット33、上記通
帳挿入口14から挿入された通帳Bの磁気ストライブ部
を読取るとともに通帳Bおよび図示しないジャーナル用
紙に取引内容を記録する通帳プリント部34が設けられ
ている。
さらに、上記入出金口17に挿入された紙幣Pを受入れ
て指定された金額の紙幣Pを上記入出金口17に払出す
とともに、装填庫3がセットされることにより各金庫に
紙幣が装填されたり、各金庫の紙幣が装填庫3へ精査さ
れる機能を有する入出金ユニット35、上記CR7表示
部19によって構成される接客ユニッ) 36、JK示
しないスピーカにより顧客に音声案内を行う音声案内二
ニット37、係員用の内部モニタを有する係員操作部3
8が設けられている。上記入出金ユニット35に装填さ
れた装填庫3はインターフェース44を介して主制御部
31と接続され、データのやり取りが行えるようになっ
ている。
さらに、入出金ユニット35内の鑑査部(後述する)か
らの鑑査結果に応じた各金庫、装填庫の収納状態を記憶
しているRAM39、振込取引に必要な金融機関の情報
たとえば銀行名、支店名が50音順に記録されたデータ
ファイルとしてのフロッピーディスク40、上記主制御
部31と上記したLAN4との間のデータ伝送を制御す
る伝送制御部41および電源部42が設けられている。
上記RAM39には、第9図に示すように、各金庫の収
納金額が記憶されているようになっている。
また、上記主制御部31には、外部に設けられた係員用
のリモートモニタ43に接続されている。
ソシて、係員操作部37およびリモートモニタ43によ
り、有高検知、金庫の交換、ジャーナルの補充等のロー
カル処理(装置内部の状態を検査する検査処理)が指示
されるようになっている。
主制御部31と入出金ユニット35にセットされた装填
庫3とは図示しないインターフェースを介して接続され
ており、主制御部31と装填庫3とのデータのやり取り
で装填庫3の入出金ユニット35へのセットが確認され
たりするようになっている。また、主制御部31により
この装置の各金庫の収納状況を送ったり、装填庫3から
の収納状況が主制御部31に送られるようになっている
第10図は、上記入出金ユニット35の構成を示すもの
である。図中、50は入出金機構の上部ユニットであり
、51は下部ユニットである。
上部ユニット50内の前面(接客面方向)上部には、前
記入出金口17に対応して紙幣取込み取出装置52が設
けられている。この紙幣取込み取出装置52は、取込み
ローラ53、フロア54、紙幣収納室55などによって
構成されている。また、上記上部ユニット50の後部に
は、装填庫としての第4の金庫3が装着されるようにな
っており、装填紙幣収納部23を構成している。
一方、上記下部ユニット51内には、たとえば万円庫と
しての第1の金庫57、千円庫としての第2の金庫58
が配置されていて、それぞれ紙幣収納部59.60を構
成しているとともに、五千円券、排除券、回収券などの
出金不適合紙幣などを収納する入金庫として第3の金庫
61が設けられていて、紙幣収納部62、集積部63、
回収ボックス64を構成している。また、上記各金庫5
7.58.61.3には、それぞれ集積取出装置65が
設けられているとともに、たとえば100枚分の紙幣を
集積可能な集積部としての空間部66をそれぞれ形成す
るためのフラップ67がそれぞれ設けられている。上記
集積取出装置65は、それぞれ取出しローラ67a1エ
レベータ68、押込板69などから構成されている。
また、上記上部ユニット50内の、前側上下方向の中央
部には鑑査部36が設けられているとともに、その右側
には出金−時集積部37、および入金−時集積部38が
設けられている。
そして、ユニット50.51内には、紙幣搬送路(R1
−R8)が形成されていて、紙幣Pを各部に搬送し得る
ようになっているとともに、分岐部には図示しないロー
タリーソレノイドを駆動源とするゲー)73a〜73i
)か配設されている。
さらに、紙幣搬送路Rの途中には各所に紙幣通過検知器
74a〜74wが、また紙幣P・・・が集積される各集
積箇所には紙幣有無検知器(残留チエツクセンサ)75
a〜75d、457が配設された構成となっている。上
記紙幣通過検知器74a〜74Wおよび紙幣有無検知器
75a〜75d176は、いずれも発光素子と受光素子
とからなる周知の構成である。
ここで、上記のような構成における動作(紙幣の流れ)
について説明する。
第11図および第12図は、入金動作にかかる紙幣の流
れを示す図である。
すなわち、利用者によってたとえばCRT表示部19の
入金に対応する表示部分が押圧されると、入出金ロアの
扉18が開かれる。この状態において、利用者が紙幣P
を金種表裏混合で一括、かっ立位状態で紙幣収納室55
に投入する。すると、扉18が締められ、この扉18が
閉じられたことか検知されると、フロア54が上下に振
動して紙幣Pを整位した後、取込みローラ53が回転し
て最前端のものから一枚ずつ取込まれる。この取込みロ
ーラ53によって取込まれた紙幣Pは、紙幣搬送路R1
を介して搬送され、紙幣通過検知器74aによって取込
み枚数が計数される。
また、紙幣Pは鑑査部70に導かれ、ここで紙幣Pの金
種(券種)、真偽、および表裏が判別(鑑別)される。
そして、紙幣搬送路R2を介して搬送され、上記鑑査部
70によって表券と判別された紙幣Pは第1の振分はゲ
ート73aを介して上方に搬送され、第2、第3の振分
はゲート73a、73cを介し、さらに第4の振分はゲ
ート73dて進路が変更されて入金−時集積部38に集
積される。
真券と判別された紙幣Pは第1、第2の振分はゲート7
3a、73bを介し、第3の振分はゲート73cで進路
が変更され、さらに第5の振分はゲート73eで進路が
変更されて入金−時集積部38に反転されて集積される
。これにより、紙幣Pはその表裏が取揃えられて上記集
積部38に集積される。
一方、鑑査部70でリジェクトすべき券(偽券および鑑
査不能券など)であると判別された紙幣(リジェクト券
)Pは、第1、第2、第3および第4の振分はゲート7
3a、73b、73cおよび73dを介して田金−時集
積部37に送られ、ここに集積される。この出金−時集
積部37に集積されたりジェクト券Pは紙幣収納室55
内の紙幣Pがなくなると、束のまま収納室55に放出さ
れ、扉8を開いて利用者に返却される。
上記入金−時集積部38に集積された紙幣Pは、利用者
がたとえばCRT表示部9より確認を入力することによ
り束のまま紙幣収納室55に搬送され、再度取込み搬送
される。そして、取込まれた紙幣Pは、鑑査部70にて
鑑査された後、第1の振分はゲート73gによって下向
きに搬送路Rが切換えられて下部ユニット51へと搬送
される。
鑑査部70て券種判別された万円券は、第11、第6、
第7の振分ゲート73に、73f、73gを介して水平
に搬送され、さらに第8の振分はゲート73hによって
進路が変更されて万円庫57の集積部66aに集積され
る。
千円券は、第7の振分はゲー)73gで進路が変更され
、千円庫58の集積部66bに集積される。
万円券と千円券の旧券、五千円券およびリジェクト券は
、第6の振分はゲート73fで進路が変更され、第9、
第10の振分はゲート731173jを介して入金庫6
3に集積される。
以上のようにして、紙幣Pのすべてが各金庫57.58
.61の集積部66.66.66に集積されると、金庫
57.58内の紙幣Pは押込板69.69によって下方
に押し込まれ、フラッパ67.67に係止されてその下
側に収納され、入金動作は完了される。
また、紙幣Pが入金−時集積部38に集積された状態に
おいて非承認が入力されると、入金−時集積部38の紙
幣Pは紙幣収納室55へ返却され、rii8が開かれる
ことにより利用者に返却される。
そして、紙幣収納室55から紙幣Pが抜取られると、扉
8が閉しられる。
第13図は出金動作にかかる紙幣の流れを示す図である
すなわち、まず出金取引が選択され、続いて出金額が入
力される。すると、各金庫57.58において、押込板
69.69で収納紙幣Pを下方に押圧してフラッパ67
.67の係止を外し、さらにエレベータ68.68を上
昇させて収納紙幣Pを取出しローラ67a、67aに接
しさせるようにして出金のための準備動作が行われる。
この場合、万円券は万円床57より、また千円券は千円
床58からそれぞれ取出しローラ67a。
67aを回転することで一枚ずつ取出される。そして、
取出された万円券および千円券はそれぞれ計数されると
ともに、水平前方に搬送されて上部ユニット50へ導か
れ、鑑査部70へ搬送される。
この鑑査部70で正券と判別された紙幣Pは、第1の振
分はゲート73a、第2の振分はゲート73b1第3の
振分はゲート73c、および振分はゲート73dを介し
て出金−時集積部37に集積される。こうして、紙幣P
が出金額に達すると紙幣Pの取出しは中止され、出金−
時集積部37に集積された出金紙幣Pは束のまま紙幣収
納室55に放出され、扉18を開いて利用者に払出しさ
れる。そして、利用者が紙幣Pを抜取ると、扉18を閉
じて出金取引は終了される。
なお、上記鑑査部70で払出しに適さないと判別された
紙幣(リジェクト券)Pは、第1の振分はゲート73a
を介して下部ユニット51に送られる。そして、図示破
線で示すように、第11、第6、@9および第10の振
分はゲート73に173 f、73 iおよび73jを
介して入金庫61の集積部63に送られ、ここで集積さ
れる。
次に、第14図にもとづいて入金返却動作にかかる紙幣
の流れについて説明する。
すなわち、入金動作において、入金−時集積部38に紙
幣Pが集積された後にたとえばCR7表示部9より取消
しが入力されると、紙幣Pを束のまま紙幣収納室55に
放出する。その後、その紙幣Pは、扉8を開いて利用者
に返却される。
第15図は紙幣の取忘れ回収動作にかかる紙幣の流れを
示すものである。
すなわち、扉8を解放したにおいて、一定時間経過して
も利用者か出金紙幣Pを取出さない場合、まず扉8を閉
しる。そして、紙幣Pを一枚ずつ取込み、取込まれた紙
幣Pは、鑑査部70、第1の振分はゲート73a、第1
1の振分はゲート73に1第6の振分はゲート73f1
第9の振分はゲート7311および第10の振分はゲー
ト73jを介して入金庫61内の回収ボックス64で回
収される。
次に、第16図を参照して、紙幣の装填(補充)動作に
かかる流れについて説明する。
たとえば、装填庫3に装填用の紙幣Pがセットされた状
態において、係員より紙幣装填のモードが選択されると
、紙幣Pの装填動作が開始される。
すなわち、紙幣Pは装填庫3の取出しローラ67aによ
り一枚ずつ取出され、第2の振分はゲート73b、第3
の振分はゲート73C1第5の振分はゲート73eを介
して搬送されて鑑査部70に導かれ、ここで金種などが
鑑別される。この鑑査部70で鑑別された紙幣Pは、第
1の振分はゲート73aにより下方へ搬送され、さらに
第11の振分はゲート73に、第6の振分はゲート73
fを介して送られる。この場合、千円券は第7の振分は
ゲート73gで方向を変えられて千円床58の集積部6
6bに集積され、万円券は第7の振分はゲート73gを
介して搬送され、第8の振分はゲート73hて方向を変
えられて万円床57に集積部66に集積され、各紙幣収
納部59.60に押込み収納される。
また、装填時に鑑査部70でリジェクトすべきと鑑別さ
れた紙幣Pは、第1の振分はゲート73aで上方に振分
けられ、第2の振分はゲート73b1第3の振分はゲー
ト73cを介して出金−時集積部37に集積される。こ
のとき、装填庫3により取出されて第2の振分はゲート
73bを通過した券(装填界)とりジェクト券とが第2
の振分はゲート73bと第3の振分はゲート73cとの
間の搬送路R4て重なってしまう。このため、リジェク
ト券か発生した時には瞬時に取出しを中断し、リジェク
ト券か搬送路R4を通過した後に再度取出しを再開する
方法か、あるいは取出された券(装填界)とりジエクト
券とを重ねた状態で搬送し、リジェクト券と重なった装
填界とをともに出金−時集積部37に集積する方法がと
られる。
そして、装填庫3の紙幣Pがなくなると、装填動作は終
了される。
一方、リジェクト券が発生した場合、第17図に示すよ
うに、リジェクト券は出金−時集積部37より紙幣収納
室55に運ばれ、取込みローラ53によって一枚ずつ取
込まれて再度鑑査部70で鑑別された後、金種判別され
た券は第1の振分はゲート73aにより下部ユニット5
1に導がれ、各金種別にそれぞれ金庫57.58に収納
される。
又、再度リジェクトされた券は、第1の振分はゲート7
3aにより上方に導かれ、第2の振分はゲート73bに
より方向が変えられて装填庫3内に収納される。
なお、上記実施例では、装填動作において、装填庫3か
らのみ紙幣Pを装填するようにしたか、入金庫61の紙
幣収納部62に装填紙幣をセットしての装填も可能とな
っている。
次に、第18図にもとづいて精査動作にかかる紙幣の流
れについて説明する。
すなわち、万円庫57あるいは千円庫58より取出され
た紙幣Pは上部ユニット50に搬送され、鑑査部70で
鑑別されて、第1の振分はゲート73aおよび第2の振
分はゲート73bで方向が変えられて、装填庫3内に収
納される。
上記鑑査部70において、鑑別不能などのりジェクト券
が発生した時は、第1の振分はゲート73aにより下方
に搬送され、第11の振分はゲート73に1第6の振分
はゲート73f1第9の振分はゲーF 73 is第1
0の振分はゲート73jを介して入金庫61の集積部6
3に集積される。
なお、第1の金庫57を万円庫とし、第2の金庫58を
千円庫とし、第3の金庫61の紙幣収納部59を入金庫
とし、さらに第4の金庫3を装填庫として使用する場合
について説明したが、第1の金庫57を千円庫または上
記券種以外の紙幣を収納する金庫として使用することも
、また第2の金庫58を万円庫または上記券種以外の紙
幣を収納する金庫として使用することもできる。さらに
は、特に入出金装置1as・・・を休日運用する場合な
どにおいては、第3の金庫61の紙幣収納部62および
装填庫3に出金用または補充用の紙幣を収納しておくこ
とにより、これらの金庫61゜装填庫3を出金庫として
使用することも可能とされている。
装填庫3は、第19図に示すように、長方形の形状を有
する金庫の本体81に対してその長方体の一面に蓋82
が取出しローラ軸83を中心に開閉自在な構成である。
本体8.1の底面中央に蓋82の開閉を制御するオート
ロック84が設けられ、このオートロック84の中央部
にロックプレート85と嵌合する穴86が設けられてい
る。また、本体81の側面にはMB2のマグネット87
の磁気力により装填庫3の入出金ユニット35からの抜
取りまたは挿入を検知する検知器88が設けられている
。上記蓋82の中央下端には蓋82の開閉を制御するロ
ック機構89を備えてこのロック機構89に穴86に嵌
合するロックプレート85が設けられている。このロッ
クプレート85は、ロック解除可能時には外部のキー9
0によって回転して蓋82を閉状態にする。また、本体
81の側面には表示部91が設けられている。
また、装填庫3の制御回路は、第20図に示すように、
装填庫3の全体を制御する制御部92、第21図に示す
ように、装填庫3の金種別枚数、補充の指示データ、装
填庫の開閉記録、時間などが記憶されるデータメモリ9
3、上記入出金装置1a、・・・や紙幣整理機2と接続
された際に用いられるインターフェース94、制御プロ
グラムが記憶されているROM95、紙幣を受は入れた
り取り出したりする紙幣搬送機構96、および上記表承
部91、検知器88によって構成されている。
データメモリ93はEEPROMあるいは図示しないバ
ッテリによりバックアップされるRAMによって構成さ
れている。
また、管理を明確化するために、装填庫3の蓋82には
開閉検知用の検知器(図示しない)を設けられており、
人手により蓋が開けられたときは、装填庫3のデータメ
モリ93に記憶されている現金データはクリアされ、紙
幣整理機2で鼻当照会が行われるまで、データをセット
しない構成となっている。
紙幣整理機2は、第22図に示すように、計数ユニット
101と装填庫3に紙幣Pを補充する収納ユニット10
2によって構成されている。計数ユニット101は、ユ
ニット全面にオペレータ番号等を記憶しているIDカー
ドが挿入されるIDカード挿入口103が設けられてい
る。また、計数ユニット101は、IDカード挿入口1
03の下側に装填庫3に補充するための紙幣Pを投入す
るホッパ104を備えている。このホッパ104の後方
のユニット中央にホッパ104から順次取出される紙幣
Pの券種を判別する鑑査部105が設けられている。こ
の鑑査部105のユニット上部にはりジェクト券を集積
するりジエクト紙幣集積部106が設けられている。こ
のリジェクト紙幣集積部106に隣接して損券を集積す
る損券集積部107が設けられている。これにより、鑑
査部105によりリジェクト券と判定された紙幣Pはリ
ジェクト紙幣集積部106へ搬送され、鑑査部105に
より損券と判定された紙幣Pは損券集積部107へ搬送
される。
また、鑑査部105により正券と判定された紙幣Pは、
搬送路RIOによりあらかじめ装着されている装填庫3
に搬送される。
また、紙幣整理機2の制御回路は、第20図に示すよう
に、紙幣整理機2の全体を制御する制御部110、第2
3図に示すように、装填されている装填庫3の収納状態
と紙幣整理機2の収納状態などが記憶されるデータメモ
リ111、上記装填庫3と接続された際に用いられるイ
ンターフェース112、制御プログラムが記憶されてい
るROM113、上記搬送路RIOなどによって紙幣P
を搬送する紙幣搬送機構114、表示部115、上記鑑
査部105、各入出金装置1 a s・・・の紙幣Pの
収納状態をプリントアウトするプリンタ117、および
上記主制御部110と上記したLAN4との間のデータ
伝送を制御する伝送制御部118によって構成されてい
る。データメモリ111はEEPROMあるいは図示し
ないバッテリによりバックアップされるRAMによって
構成されている。
次に、上記のような構成において動作を説明する。
まず、紙幣整理機2による装填庫3への紙幣Pの補充動
作について説明する。たとえば今、第22図に示すよう
に、装填庫3を紙幣整理機2にセットし、装填庫3に補
充するための紙幣Pをホッパ104に投入する。この際
、紙幣整理機2の制御部110と装填庫3内の制御部9
2とがインターフェース112.94を介して接、続さ
れ、制御部110が制御部92からの接続要求信号に対
して接続許可信号を返送することにより接続される。
そして、スタートが指示されると、上記ホッパ104に
投入された紙幣Pは順次取出されて鑑査部105へ搬送
される。鑑査部105°で金種判別され、正券と判定さ
れた紙幣Pは搬送路RIOを介して装填庫3内へ収納さ
れる。この際、紙幣整理機2の制御部110は鑑査部1
05の判定結果に応じて装填庫3内へ紙幣Pの収納枚数
を判断し、その収納枚数をデータメモリ111に記憶す
るとともに、インターフェース112.94を介して装
填庫3内の制御部92へ出力する。これにより、制御部
92は装填庫3内の紙幣Pの金種と収納枚数をデータメ
モリ93に記憶する。
そして、装填庫3が紙幣整理機2から取外された際、制
御部110はデータメモリ111に記憶されている装填
庫3への収納金種と枚数を伝送制御部118、LAN4
、およびLANインターフェース213を介して取引制
御装置9の主制御部220へ出力する。主制御部220
は紙幣整理機2から供給された装填庫3への収納金種と
枚数をデータ記憶部209の出入区分テーブル209b
に記憶する。
次に、装填庫3による入出金装置1aへの紙幣Pの補充
動作について説明する。すなわち、上記のように紙幣整
理機2により所定枚数の紙幣Pが収納されている装填庫
3を第10図に示すように、入出金装置1aにセットす
る。この際、入出金装置1aの主制御部31と装填庫3
内の制御部92とがインターフェース44.94を介し
て接続され、主制御部31が制御部92からの接続要求
信号に対して接続許可信号を返送することにより接続さ
れる。これにより、制御部92はデータメモリ93に記
憶されている装填庫3に収納されている収納金種と枚数
とを主制御部31へ出力する。
すると、主制御部31はその装填庫3の収納金種と枚数
とをRAM39に記憶するとともに、その装填庫3の収
納金種と枚数とを問い合わせとして伝送制御部41、L
AN4、およびLANインターフェース213を介して
取引制御装置9の主制御部220へ送信する。主制御部
220は入出金装置1aから供給された装填庫3への収
納金種と枚数と、データ記憶部209の出入区分テーブ
ル209bに記憶されている装填庫3への収納金種と枚
数とが一致するか否かが比較され、一致しない場合、表
示部201で装填庫3の現金の収納異常が案内されると
ともに、装填庫3の収納異常を示す信号をLANインタ
ーフェース213、LAN4、および伝送制御部41を
介して入出金装置1aの主制御部3]へ送信する。主制
御部31は取引制御装置9から供給された装填庫3の収
納異常を示す信号に応じてエラー処理となる。
また、上記装填庫3の収納金種と枚数が出入区分テーブ
ル209bに記憶されている内容と一致した場合、主制
御部220は入出金装置1aから供給された装填庫3へ
の収納金種と枚数でデータ記憶部209の残高枚数テー
ブル209aにおける入出金装置1aの装填庫に対応す
る記憶内容を更新する。また、主制御部220は装填庫
3の正常装填を示す信号をLANインターフェース21
3、LAN4、および伝送制御部41を介して入出金装
置1aの主制御部31へ送信する。
すると、主制御部31はその装填庫3の正常装填を示す
信号に応じて、装填庫3の収納金種と対応する金種の収
納枚数をRAM39から読出し、適性現金残高と比較す
る。この比較の結果、現金残高が不足の場合、その不足
金額の装填を判断し、不足金額分の装填指示を制御部9
2へ出力する。
これにより、装填庫3に収納されている紙幣Pが第1、
あるいは第2の金庫57.58へ装填され、上述したよ
うな装填処理が行われる。この装填処理により不足金額
分が補充された際に、主制御部31は制御部92へ装填
終了を出力する。これにより、制御部92はデータメモ
リ93に記憶されている装填庫3に収納されている収納
金種と枚数とを上記装填内容にしたがって更新する。
また、主制御部31は装填終了にともなって、機体番号
と各金庫の現金残高と金種別の収納枚数を伝送制御部4
1、LAN4、およびLANインターフェース213を
介して取引制御装置9の主制御部220へ送信する。主
制御部220は入出金装置t 1 aから供給された各
金庫の収納金種と枚数でデータ記憶部209の残高枚数
テーブル209aにおける入出金装置1aの対応する記
憶内容を更新するとともに、出入区分テーブル209b
にその現金の移動内容が記憶される。
そして、装填庫3が入出金装置1aから取外された際、
主制御部31はRAM39に記憶されている装填庫3の
収納金種と枚数を伝送制御部41、LAN4、およびL
ANインターフェース213を介して取引制御装置9の
主制御部220へ出力する。主制御部220は入出金装
置1aから供給された装填庫3への収納金種と枚数をデ
ータ記憶部209の出入区分テーブル209bに記憶す
る。
また、装填庫3を入出金装置1aヘセットした際に、入
出金装置1aの収納金額が適性現金残高よりも過剰であ
った場合、その過剰金額の精査を判断し、第1、あるい
は第2の金庫57.58に収納されている過剰紙幣Pを
順次取出して装填庫3に搬送する精査処理が行われる。
この精査処理により過剰金額骨が精査された際に、主制
御部31は制御部92へ精査終了を出力する。これによ
り、制御部92はデータメモリ93に記憶されている装
填庫3に収納されている収納金種と枚数とを上記精査内
容にしたがって更新する。
また、主制御部31は精査終了にともなって、機体番号
と各金庫の現金残高と金種別の収納枚数を伝送制御部4
1、LAN4、およびLANインターフェース213を
介して取引制御装置9の主制御部220へ送信する。主
制御部220は入出金装置1aから供給された各金庫の
収納金種と枚数でデータ記憶部209の残高枚数テーブ
ル209aにおける入出金装置1aの対応する記憶内容
を更新するとともに、出入区分テーブル209bにその
現金の移動内容が記憶される。
そして、装填庫3が入出金装置1aから取外された際、
主制御部31はRAM39に記憶されている装填庫3の
収納金種と枚数を伝送制御部41、LAN4、およびL
ANインターフェース213を介して取引制御装置9の
主制御部220へ出力する。主制御部220は入出金装
置laから供給された装填庫3への収納金種と枚数をデ
ータ記憶部209の出入区分テーブル209bに記憶す
る。
また、装填庫3による他の入出金装置1b、・・・での
装填動作、精査動作も上記同様に行われる。
そして、再度装填庫3が紙幣整理機2にセットされ、紙
幣整理機2の制御部110と装填庫3内の制御部92と
が接続されると、制御部92によりデータメモリ93に
記憶されている装填庫3に収納されている収納金種と枚
数が読出され、制御部110へ出力される。これにより
、制御部110はその装填庫3の収納金種と枚数とをデ
ータメモリ111に記憶するとともに、その装填庫3の
収納金種と枚数とを問い合わせとして伝送制御部118
、LAN4、およびLANインターフェース213を介
して取引制御装置9の主制御部220へ送信する。主制
御部220は紙幣整理機2から供給された装填庫3の収
納金種と枚数と、データ記憶部209の出入区分テーブ
ル209bに記憶されている装填庫3への収納金種と枚
数とが一致するか否かが比較され、一致しない場合、表
示部201で装填庫3の現金の収納異常が案内されると
ともに、装填庫3の収納異常を示す信号をLANインタ
ーフェース213、LAN4、および伝送制御部118
を介して紙幣整理機2の制御部110へ送信する。制御
部110は取引制御装置9から供給された装填庫3の収
納異常を示す信号に応してエラー処理となる。
また、上記装填庫3の収納金種と枚数が出入区分テーブ
ル209bに記憶されている内容と一致した場合、主制
御部220は紙幣整理機2から供給された装填庫3への
収納金種と枚数でデータ記憶部209の残高枚数テーブ
ル209aにおける紙幣整理機2の装填庫3に対応する
記憶内容を更新する。また、主制御部220は装填庫3
の正常装填を示す信号をLANインターフェース213
、LAN4、および伝送制御部118を介して紙幣整理
機2の制御部110へ送信する。
すると、制御部110はその装填庫3の正常装填を示す
信号に応じて、装填庫3の収納金種と対応する金種の収
納枚数をデータメモリ111から読出し、表示部115
で表示する。
また、入出金装置1 a s・・・で過剰になり装填庫
3に装填された紙幣Pを用いて他の入出金装置lax・
・・での補充を行っても良い。
上記したように、機器間の現金の移動が装填庫を用いて
行われるものにおいて、機器から装填庫が取外される際
に、装填庫の移動する現金の内容を装填庫内の記憶部に
記憶するとともに、取引制御装置に送信し、その装填庫
が別の機器に装填された際に、その装填庫の記憶部から
読取った現金の収納内容を取引制御装置に送信し、取引
制御装置で上記装填庫の現金の収納内容がその装填庫の
取外し時と装填時とで一致するか否かを確認し、一致す
る場合に、上記装填庫の現金の収納状態に応じてその装
填されている機器に対する残高枚数テーブルでの現金の
収納状態を更新するようにしたものである。
これにより、種々の機器間で現金が移動するシステムで
、現金の移動に伴う各機器での再計数を行うことなく、
正確に現金を移動することができ、人手によるミスの発
生を防止でき、各機器それぞれの現金残高を確実に把握
することができる。
なお、前記実施例では、各自動取引装置等を管理する現
金管理装置として取引制御装置を用いたが、紙幣整理機
が管理したり、あるいは管理装置を用いずに機器間でデ
ータの照合を行うことにより管理するようにしても良い
また、現金管理装置の表示部に、第24図に示すように
、各機器および装填庫(カセット)の有高状況を表示す
ることもできる。これにより、金融機関の営業店内の現
金の一元管理が可能となり、セット済みの装填庫からそ
の装填されている機器への補充、装填庫の交換、あるい
は多すぎる現金の回収等の指示があらかじめ設定されて
いる基準と比較することにより適確に与えることができ
る。
また、各機器にセットしていない装填庫についても、直
前に機器にセットされていた時のデータが現金管理装置
に伝えられているので、第25図に示すように、表示す
ることもてき、管理範囲内に含めることができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、種々の機器間
で現金が移動するシステムで、現金の移動に伴う各機器
での再計数の省略、伝票の削減、人手によるミスの発生
を防止ができ、各機器それぞれの現金残高の管理、及び
それらを総括した管理を確実に行うことかできる現金処
理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は現金
管理システムの構成を示す概略図、第2図は自動取引装
置、紙幣整理機、装填庫の関係を示す図、第3図は取引
制御装置の外観図、第4図は取引制御装置の内部構成を
示すブロック図、第5図は残高枚数テーブルの記憶例を
示す図、第6図は出入区分テーブルの記憶例を示す図、
第7図は入出金装置の外観図、第8図は入出金装置の内
部構成を示すブロック図、第9図は入出金装置のRAM
の記憶例を示す図、第10図は入出金ユニットの内部構
成を示す図、第11図および第12図は入金動作におけ
る紙幣の流れを説明するための図、第13図は出金動作
における紙幣の流れを説明するための図、第14図は入
金返却動作における紙幣の流れを説明するための図、第
15図は取忘れ回収動作における紙幣の流れを説明する
ための図、第16図は装填動作における紙幣の流れを説
明するための図、第17図はりジエクト券の流れを説明
するための図、第18図は精査動作における紙幣の流れ
を説明するための図、第19図は装填庫の外観図、第2
0図は現金管理システムの構成を示すブロック図、第2
1図は装填庫のデータメモリの記憶例を示す図、第22
図は紙幣整理機の内部構成を示す断面図、第23図は紙
幣整理機のデータメモリの記憶例を示す図、第24図お
よび第25図は現金管理装置の表示部における有高状況
等の表示例を示す図である。 1 a s 1 b % 1 c 、 1 d−・・入
出金装置(第1の機器)、2・・・紙幣整理機(第1の
機器)、3・・・装填庫(第2の機器)、4・・・LA
N、9・・・取引制御装置、P・・・紙幣(現金)、3
1.220・・・主制御部、39・・・RAM、44.
94.112・・・インターフェース、70・・・鑑査
部、88・・検知器、91.115.201・・・表示
部、92.110・・・制御部、93.111・・・デ
ータメモリ、117・・・プリンタ、209・・・デー
タ記憶部、209a・・・残高枚数テーブル、209b
・・出入区分テーブル。 川願人代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 現金を処理する複数の第1の機器と、 これらの第1の機器に装填可能で、その装填された機器
    との間で現金のやりとりを行い、かつ現金の収納状態を
    記憶する記憶手段を有する第2の機器と、 上記第1の機器の現金の収納状態を記憶管理する管理手
    段と、 上記第2の機器が上記第1の機器から取外される際、上
    記第1の機器と第2の機器の現金の収納状態を上記管理
    手段へ送信する第1の送信手段と、上記第2の機器が上
    記第1の機器に装填された際、上記第2の機器の記憶手
    段に記憶されている上記第2の機器の現金の収納状態を
    上記管理手段へ送信する第2の送信手段と、 上記第1、第2の送信手段により送信された内容により
    、上記第2の機器における現金の収納状態が正しいか否
    かを確認し、正しい場合に、上記第2の機器における現
    金の収納状態に応じてその第2の機器が装填されている
    第1の機器に対する上記管理手段で管理記憶している現
    金の収納状態を更新する更新手段と、 を具備したことを特徴とする現金処理システム。
JP15256390A 1990-06-13 1990-06-13 現金処理システム Expired - Fee Related JP2726552B2 (ja)

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