JP5277879B2 - 現金処理装置 - Google Patents
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また、現金処理装置に収納されている売上金は、売上金の輸送を委託された警備会社等の警送会社が店舗から回収して銀行等に輸送するため、輸送時は警送会社の管理下(警送管理という。)にあり、現金処理装置に収納された釣銭準備金等は、店舗の管理下(店舗管理という。)にあり、それぞれの収納庫は管理権限がないとアクセスできないようになっている。
しかしながら、上述した従来の技術においては、一時保留部から各収納庫への紙幣の搬送中に、ジャム等による搬送障害が発生し、その復旧作業を行う場合には、搬送路上に、警送管理の売上金と店舗管理の釣銭準備金とが混在した状態で滞留していることになるので、問題が生ずる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、売上金や釣銭準備金のように管理権限が異なる紙幣を区分して収納する場合に、搬送障害が生じたとしても、紙幣の収納先の特定を容易にすると共に、管理権限を有さない者が当該紙幣に触れることができないようにする手段を提供することを目的とする。
図1、図2、図3において、1は現金処理装置であり、百貨店やスーパーマーケット、コンビニエンスストア、小売店等の小売業の店舗に設置され、店舗内の売場に設置されているレジスタ2に供給した現金(紙幣と硬貨)およびレジスタ2から回収された現金等の、店舗の現金を管理する装置である。
3は現金処理装置1の制御部であり、現金処理装置1内の各部を制御して業務処理等を実行する。
図4において、5は操作表示部であり、店舗の管理者やレジスタ2のオペレータ、警送会社の輸送担当者等の係員に対する表示機能や入力機能が集中的に配置されている。
6は操作表示部5に設けられた表示部であり、LCD等の表示画面を備えており、表示画面に入金された紙幣の計数結果や出金する釣銭準備金の金種別の内訳、係員の処置を促す文言等を表示する機能を有している。
図1ないし図3において、9は印刷部であり、プリンタ等を備えており、現金処理装置1による入金や出金の履歴およびその集計結果等の明細票を印刷して排出する機能を有している。
11は紙幣入出金機であり、投入された紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して、釣銭準備金および売上金に区分して収納し、出金等に釣銭準備金の紙幣を繰出し、これを計数して係員に引渡す機能を有しており、スライド機構により挿抜可能に構成されている。
本実施例の通常時電磁ロック14および収納時電磁ロック15は、それぞれ電磁ロックを作動させるための電磁ソレノイドが設けられた電子錠であって、停電時や正常運用時における不測の解錠を防止するために、通電時のみ解錠し、非通電時は施錠状態を保持するように構成されている。
20は鑑別部であり、搬送された紙幣の真偽や正損、金種等を識別する機能、および連鎖、斜行等の搬送異常を検出する機能等の、紙幣に対する各種の鑑別を行う機能を有している。
23は紙幣収納庫であり、警送会社が管理権限を有する紙幣(第2の管理権限の紙幣)である売上金の紙幣を金種に関わらず収納する金庫であって、紙幣を集積すると共に収納している紙幣を1枚毎に分離して繰出す分離集積機構23aを備えており、紙幣入出金機11の紙幣収納庫扉24に設けられた機械的な鍵24aを警送会社の輸送担当者等の係員が所持する鍵で解錠することによって、紙幣収納庫23内の紙幣の取出しが可能となるように構成されている。
また、搬送路30の各分岐部には、図示しない切替ブレード等により紙幣の搬送方向を切替える切替機構が設けられている。
また、記憶部4には、釣銭金種(本実施例では、5千券、千券)および非釣銭金種(本実施例では、万券、2千券)が予め設定されて格納され、係員番号に対応させて、その係員が行うことを許可された入金作業が出金作業、復旧作業等の操作資格を格納した資格テーブルが予め設定されて格納されている。
以下に、本実施例の現金処理装置1へレジスタ2から回収された紙幣を収納するための入金処理の作動について、スーパーマーケットに設置された現金処理装置1の作動を例に説明する。
業務処理実行プログラムを起動すると、制御部3は業務処理実行プログラムに従って現金処理装置1の運用を開始し、レジスタ2のオペレータからの要求に応じて、釣銭準備金の出金等の業務処理を実行する。
レジスタ2の紙幣を持参したオペレータが、入力部7の入金ボタンを押下すると、これを認識した現金処理装置1の制御部3は、表示部6の画面に、係員カードによる係員番号やレジスタ番号等の入力を促す旨の文言を表示したカード入力依頼画面を表示し、オペレータがその係員カードをカード取扱部8のカード取扱口8aでパスさせると、制御部3は、カード取扱部8によってそのカード情報を読取る。
なお、当該オペレータが入金を許可されていない者である場合は、その旨を表示部6の画面に表示して処理を終了させる。
売上金額を認識した制御部3は、カード情報と売上金額を記憶部4に保存すると共に、紙幣入出金機11の接客部17を閉鎖しているシャッタ18を開放して、オペレータからの売上金と釣銭準備金とが混在した紙幣の投入を待って待機する。
すなわち、制御部3は、接客部17に投入された紙幣を分離機構17aにより1枚毎に分離して搬送路30へ繰出し、図6に太い実線で示す搬送経路によって、繰出した紙幣を鑑別部20へ搬送して紙幣の金種等の鑑別を行い、記憶部4の入金枚数カウントエリアによってその枚数を金種別に計数しながら一時保留部21へ搬送し、集積機構21bにより一時保留部21に集積する。
投入された紙幣の一時保留部21への集積を終えた制御部3は、表示部6の画面に紙幣の鑑別結果に基づいた金種毎の枚数やその合計金額である入金金額を表示し、オペレータは、入力部7の確認ボタンを押下して入金金額の確定操作を行う。
すなわち、制御部3は、記憶部4に保存した売上金額と入金枚数カウントエリアによる計数結果とを基に、非釣銭金種を優先させ、不足分は釣銭金種で補って売上金の金額に相当する金種別の枚数(売上金の金種別内訳枚数という。)を演算し、入金金額から売上金額を減じた釣銭準備金の金額に相当する金種別の枚数(釣銭準備金の金種別内訳枚数という。)を演算し、演算した売上金と釣銭準備金とのそれぞれの金種別内訳枚数を、記憶部4の内訳枚数カウントエリアの各カウント数の初期値として設定する。
なお、鑑別結果がリジェクト紙幣の場合は、リジェクト庫28へ搬送し、集積機構28aによりリジェクト庫28に収納し、リジェクト枚数カウントエリアのカウント数にリジェクト庫28に収納した枚数を加えて、リジェクト枚数カウントエリアのカウント数を更新する。
このとき、売上金の金種別内訳枚数のカウント数は全て「0」なっているが、リジェクト紙幣が発生した場合は、釣銭準備金の金種別内訳枚数のカウント数が「0」にならないものが存在することになる。
売上金および釣銭準備金に引当てる紙幣をそれぞれ接客部17と一時保留部21とに仮集積した制御部3は、仮集積処理を終了させ、釣銭準備金の収納処理を実行する。
なお、千券は上記の仮集積処理において、千券の収納庫である釣銭収納庫25に既に釣銭準備金として収納されているか、または売上金に引当てる紙幣として接客部17に集積されているので、釣銭準備金の収納処理において、千券が鑑別されることはなく、5千券のみが釣銭収納庫26に収納される。
すなわち、制御部3は、接客部17に集積した売上金に引当てる紙幣を分離機構17aにより1枚毎に分離して搬送路30へ繰出し、図10に太い実線で示す搬送経路によって、繰出した紙幣を鑑別部20を経由して、一時保留部21へ搬送し、集積機構21bにより一時保留部21に集積する。
この売上金に引当てる紙幣を一時保留部21に移動させた時点で、一時保留部21に集積されている紙幣は売上金として取扱われ、それらの紙幣の管理権限が店舗から警送会社に移行する。
売上金を一時保留部21に集積した制御部3は、売上金に引当てる紙幣の移動処理を終了させ、売上金の収納処理を実行する。
すなわち、制御部3は、アクセス扉13の収納時電磁ロック15を非通電にして、収納時電磁ロック15でアクセス扉13を施錠する。
アクセス扉13の収納時電磁ロック15による施錠後に、制御部3は、一時保留部21に集積した売上金の紙幣を分離機構21aにより1枚毎に分離して搬送路30へ繰出し、図11に太い実線で示す搬送経路によって、売上金としての紙幣を鑑別部20を経由して、紙幣収納部23へ搬送し、分離集積機構23aにより紙幣収納部23に収納する。
そして、全ての売上金の紙幣の紙幣収納部23への収納を確認した後に、制御部3は、その履歴情報を記憶部4の該当するレジスタ番号の履歴情報格納エリアに格納し、アクセス扉13の収納時電磁ロック15に通電して、収納時電磁ロック15を解錠する。
なお、売上金の収納処理時に発生した搬送障害の復旧処理は、以下のようにして実施される。
なお、上記の売上金の収納処理以外の場合は、処理中の紙幣の管理権限は店舗に有り、かつ収納時電磁ロック15は解錠されているので、搬送障害の発生時に、店舗の係員がその係員カードをカード取扱口8aでパスさせると、制御部3は、読取ったカード情報の係員番号を基に、記憶部4の資格テーブルを参照して係員の操作資格を確認し、当該係員が売上金の収納処理を除く復旧作業を許可された者である場合は、アクセス扉13の通常時電磁ロック14に通電して通常時電磁ロック14を解錠するので、店舗の係員による復旧作業が可能になる。
また、本実施例では、カード情報は、係員カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている情報を読取って入力するとして説明したが、バーコード情報等を読取って入力するようにしてもよい。
更に、本実施例では、接客部17に仮集積した売上金に引当てる紙幣を、一時保留部21へ移動させた後に、売上金の収納処理を行うとして説明したが、接客部17から鑑別部20に至る搬送路30と、鑑別部20から紙幣収納庫23に至る搬送路30との分岐部に、接客部17からの紙幣の搬送方向を紙幣収納庫23の方向に切替える切替機構を設けて、接客部17に仮集積した売上金に引当てる紙幣を、直接紙幣収納庫23に売上金として収納するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、投入された紙幣を、管理権限が異なる釣銭準備金と売上金とに区分して収納する現金処理装置に、投入された紙幣を受入れる接客部と、搬送された紙幣の金種を鑑別する鑑別部と、鑑別部で鑑別された紙幣を一時保留する一時保留部と、釣銭準備金の紙幣を収納する釣銭収納庫と、売上金の紙幣を収納する紙幣収納庫と、紙幣を搬送する搬送路と、搬送路へのアクセス扉を施錠、解錠する収納時電磁ロックとを設け、接客部へ投入された紙幣を、鑑別部で鑑別して、釣銭準備金に引当てる紙幣を一時保留部に、売上金に引当てる紙幣を接客部に、それぞれ仮集積し、一時保留部に仮集積した釣銭準備金の紙幣を釣銭収納庫に収納した後に、接客部に仮集積した売上金の紙幣を紙幣収納庫に収納するときに、収納時電磁ロックでアクセス扉を施錠するようにしたことによって、管理権限が移行した後の売上金の収納処理のときに、ジャム等による搬送障害が発生した場合においても、売上金に対する管理権限を有していない店舗の係員がアクセス扉を開けることはできず、管理権限を有さない店舗の係員が売上金の紙幣に触れることを防止して、店舗の係員による不正行為を未然に防止することができると共に、紙幣の管理権限を明確に区別することができ、復旧作業時に除去した紙幣等の収納先を容易に特定することができる
また、収納時電磁ロックを、非通電時に施錠状態としたことによって、管理権限が移行した後の売上金の収納処理のときに、例え停電になったとしても、売上金に対する管理権限を有していない店舗の係員がアクセス扉を開けることはできず、管理権限を有さない店舗の係員が売上金の紙幣に触れることを防止することができる。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
上記実施例1においては、警送会社に輸送を委託する紙幣、つまり第2の管理権限の紙幣が、売上金の紙幣である場合を例に説明したが、現金処理装置1を用いた運用においては、警送会社に輸送を委託する紙幣を、釣銭としては用いない紙幣、つまり非釣銭金種の紙幣(本実施例では、万券、2千券:引渡金という。)とする場合がある。
また、釣銭収納庫25、26には、店舗が管理権限を有する紙幣(第1の管理権限の紙幣)である釣銭金種の紙幣が全て金種別に収納され、図12に示すように、釣銭収納庫25には、釣銭金種である千券が全て収納され、釣銭収納庫26には、釣銭金種である5千券が全て収納される。
また、記憶部4には、上記実施例1と同様に、釣銭金種および非釣銭金種が予め設定されて格納され、実施例1と同様の資格テーブルが予め設定されて格納されている。
なお、入金枚数カウントエリアの各カウント数の初期値は「0」に設定されている。
以下に、本実施例の現金処理装置1へレジスタ2から回収された紙幣を収納するための入金処理の作動について説明する。
入金金額が確定されたことを認識した制御部3は、入金計数処理を終了させ、紙幣の仮集積処理を実行する。
すなわち、制御部3は、一時保留部21の紙幣を分離機構21aにより1枚毎に分離して搬送路30へ繰出し、図14に太い実線で示す搬送経路によって、繰出した紙幣を鑑別部20へ搬送して紙幣の金種等の鑑別を行い、その鑑別結果が、釣銭金種の千券の場合は、全て釣銭収納庫25へ搬送し、分離集積機構25aにより釣銭収納庫25に釣銭準備金として収納する。鑑別結果が、千券以外の場合は、金種に関わらず、釣銭収納庫26へ搬送し、分離集積機構26aにより釣銭収納庫26に集積する。
釣銭準備金としての千券以外の金種の紙幣を釣銭収納庫26に集積した制御部3は、釣銭収納庫26の紙幣を分離集積機構26aにより1枚毎に分離して搬送路30へ繰出し、図15に太い実線で示す搬送経路によって、繰出した紙幣を鑑別部20へ搬送して紙幣の金種等の鑑別を行い、その鑑別結果が、非釣銭金種の場合は、当該紙幣を引渡金に引当てる紙幣として接客部17へ搬送し、集積機構17bにより接客部17に集積する。
このように、本実施例では、入金金額が確定された紙幣を、引渡金および釣銭準備金に引当てる紙幣に区分して、それぞれ接客部17と一時保留部21とに仮集積する。
引渡金および釣銭準備金に引当てる紙幣をそれぞれ接客部17と一時保留部21とに仮集積した制御部3は、仮集積処理を終了させ、釣銭準備金の収納処理を実行する。
なお、千券は上記の仮集積処理において、千券の収納庫である釣銭収納庫25に釣銭準備金として全て収納されているので、釣銭準備金の収納処理において、千券が鑑別されることはなく、5千券のみが釣銭収納庫26に収納される。
すなわち、制御部3は、接客部17に集積した引渡金に引当てる紙幣を分離機構17aにより1枚毎に分離して搬送路30へ繰出し、図17に太い実線で示す搬送経路によって、繰出した紙幣を鑑別部20を経由して、一時保留部21へ搬送し、集積機構21bにより一時保留部21に集積する。
この引渡金に引当てる紙幣を一時保留部21に移動させた時点で、一時保留部21に集積されている紙幣は引渡金として取扱われ、それらの紙幣の管理権限が店舗から警送会社に移行する。
引渡金を一時保留部21に集積した制御部3は、引渡金に引当てる紙幣の移動処理を終了させ、引渡金の収納処理を実行する。
アクセス扉13の収納時電磁ロック15による施錠後に、制御部3は、一時保留部21に集積した引渡金の紙幣を分離機構21aにより1枚毎に分離して搬送路30へ繰出し、図18に太い実線で示す搬送経路によって、引渡金としての紙幣を鑑別部20を経由して、紙幣収納部23へ搬送し、分離集積機構23aにより紙幣収納部23に収納する。
そして、全ての引渡金の紙幣の紙幣収納部23への収納を確認した後に、制御部3は、その履歴情報を記憶部4の該当するレジスタ番号の履歴情報格納エリアに格納し、アクセス扉13の収納時電磁ロック15に通電して、収納時電磁ロック15を解錠する。
なお、引渡金の収納処理時に発生した搬送障害の復旧処理、および引渡金の収納処理以外の場合の搬送障害の復旧処理は、上記実施例1と同様にして実施される。
なお、上記各実施例においては、現金処理装置は単独で用いるとして説明したが、図19に示すように、現金処理装置1に対する処理を、店舗外で一括処理する上位装置としてのサーバに、HUB経由または直結でLAN接続した現金処理システムとしてもよく、図20に示すように、ISDN回線を用いて接続した現金処理システムとしてもよい。
2 レジスタ
3 制御部
4 記憶部
5 操作表示部
6 表示部
7 入力部
8 カード取扱部
9 印刷部
10 硬貨入出金機
11 紙幣入出金機
13 アクセス扉
14 通常時電磁ロック
15 収納時電磁ロック
17 接客部
17a、21a、 分離機構
17b、21b、28a 集積機構
18 シャッタ
20 鑑別部
21 一時保留部
23 紙幣収納庫
24 紙幣収納庫扉
24a、27a 鍵
23a、25a、26a 分離集積機構
25、26 釣銭収納庫
27 釣銭収納庫扉
28 リジェクト庫
30 搬送路
Claims (5)
- 投入された紙幣を、第1の管理権限の紙幣と第2の管理権限の紙幣とに区分して収納する現金処理装置において、
投入された紙幣を受入れる接客部と、搬送された紙幣の金種を鑑別する鑑別部と、前記鑑別部で鑑別された紙幣を一時保留する一時保留部と、第1の管理権限の紙幣を収納する釣銭収納庫と、第2の管理権限の紙幣を収納する紙幣収納庫と、紙幣を搬送する搬送路と、前記搬送路へのアクセス扉を、施錠、解錠する収納時電磁ロックと、を備え、
前記接客部へ投入された紙幣を、前記鑑別部で鑑別して、第1の管理権限の紙幣に引当てる紙幣を前記一時保留部に、第2の管理権限の紙幣に引当てる紙幣を前記接客部に、それぞれ仮集積し、
前記一時保留部に仮集積した紙幣を、前記釣銭収納庫に第1の管理権限の紙幣として収納した後に、前記接客部に仮集積した紙幣を、前記紙幣収納庫に第2の管理権限の紙幣として収納するときに、前記収納時電磁ロックで、前記アクセス扉を施錠することを特徴とする現金処理装置。 - 投入された紙幣を、第1の管理権限の紙幣と第2の管理権限の紙幣とに区分して収納する現金処理装置において、
投入された紙幣を受入れる接客部と、搬送された紙幣の金種を鑑別する鑑別部と、前記鑑別部で鑑別された紙幣を一時保留する一時保留部と、第1の管理権限の紙幣を収納する釣銭収納庫と、第2の管理権限の紙幣を収納する紙幣収納庫と、紙幣を搬送する搬送路と、前記搬送路へのアクセス扉を、施錠、解錠する収納時電磁ロックと、を備え、
前記接客部へ投入された紙幣を、前記鑑別部で鑑別して前記一時保留部に集積し、
前記一時保留部に集積した紙幣を、前記釣銭収納庫に移動させ、
前記釣銭収納庫に移動させた紙幣を、前記鑑別部で鑑別して、第1の管理権限の紙幣に引当てる紙幣を前記一時保留部に、第2の管理権限の紙幣に引当てる紙幣を前記接客部に、それぞれ仮集積し、
前記一時保留部に仮集積した紙幣を、前記釣銭収納庫に第1の管理権限の紙幣として収納した後に、前記接客部に仮集積した第2の管理権限の紙幣に引当てる紙幣を前記一時保留部へ移動させ、
前記一時保留部へ移動させた紙幣を、前記紙幣収納庫に第2の管理権限の紙幣として収納するときに、前記収納時電磁ロックで、前記アクセス扉を施錠することを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記第1の管理権限の紙幣が、釣銭準備金の紙幣であり、前記第2の管理権限の紙幣が、売上金の紙幣であることを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記第1の管理権限の紙幣が、釣銭金種の紙幣であり、前記第2の管理権限の紙幣が、非釣銭金種の紙幣であることを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一項において、
前記収納時電磁ロックを、非通電時に施錠状態としたことを特徴とする現金処理装置。
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