JP5247578B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents

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この発明は、顧客との間で処理する金融取引にかかる入金紙幣や、出金紙幣を管理する紙幣処理装置に関する。
従来、銀行等の金融機関の窓口では、行員が顧客と対面して入金取引や出金取引等の各種金融取引を処理している。金融機関の窓口には、行員が顧客との間で処理する金融取引(以下、窓口取引と言う。)にかかる入金紙幣や、出金紙幣の計数や、管理を行う紙幣処理装置が設置されている(特許文献1、2等参照)この紙幣処理装置は、紙幣の真偽や金種を識別する識別部を有し、行員が入金口に投入した紙幣(入金紙幣)の金種を識別し、該当する金種のカートリッジに収納する。また、行員によって出金要求が入力されると、カートリッジから出金する紙幣(出金紙幣)を繰り出し、出金口に放出する。
紙幣処理装置は、識別部で金種が識別できなかった入金紙幣を返却口に放出し、受け付けない。金種が識別できない原因は、多くの場合、紙幣の皺や汚れによるものである。
真券であるにもかかわらず、皺や汚れ等が原因で、識別部で金種が識別できずに、返却口に放出された紙幣が取引に使用できないと、金融取引にかかる入金金額が不足し、処理できない取引が発生する。このため、金融機関では、返却口に放出された紙幣が真券であるかどうかを行員が目視で確認し、真券であることが確認できた紙幣を受け取って金融取引を処理している。また、識別部で金種が識別できなかった紙幣(行員が目視で確認した紙幣)を行員に管理させると、紛失や盗難の危険性が高くなる。そこで、行員が真券であることを確認した紙幣が紙幣処理装置で受け付けられ、管理されるように、識別部の識別レベルを一時的に低下させる機能を紙幣処理装置に設けている。
特開昭61−169990号公報 特開2008−3665号公報
しかしながら、行員は、金種が識別できずに返却口に放出された紙幣を、その紙幣が真券であるかどうかを目視で確認し、真券であることを確認した後に、識別部の識別レベルを低下させる操作を行い、その後、放出された紙幣を再度投入口に投入しなければならない。このため、行員の作業性がよくないという問題があった。
また、識別の識別レベルを低下させた後に、再度投入口に投入した紙幣であっても、識別部で金種が識別されるとは限らず、再度返却口に放出されることもある。さらに、紙幣処理装置は、取り扱っていない金種(例えば、2千円)の紙幣であれば、金種が識別できたかどうかにかかわらず、その紙幣を受け付けることがない。特に、紙幣の金種が多い国では、紙幣処理装置が取り扱っていない金種が増加する。したがって、金融機関の窓口では、行員が管理する紙幣をなくすことはできない。このため、行員が管理することになる紙幣の紛失や盗難等に対するセキュリティの向上が要望されている。
この発明の目的は、入金紙幣の取り扱いにかかる作業性を向上させるとともに、紙幣の紛失、盗難等に対するセキュリティを向上させた紙幣処理装置を提供することにある。
この発明の紙幣処理装置は、上記目的を達するために、以下のように構成している。
この紙幣処理装置では、入金口に投入された入金紙幣の金種を識別手段で識別し、金種が識別できなかった入金紙幣については返却口に放出する。返却口に放出される紙幣は、偽造券であるとは限らず、皺や汚れ等によって金種が識別できなかった真券も含まれる。また、紙幣処理装置で取り扱っていない金種の紙幣については、通常、その金種が識別手段の識別対象になっていないので、金種が識別できず返却口に放出される。
そして、許可手段は、入金紙幣が返却口に放出された場合、一時的にキャッシュドロアを開することを許可する。すなわち、行員等の操作者は、返却口に放出された紙幣が真券であるかどうかを目視により確認し、真券であることを確認した紙幣については、キャッシュドロアを開して、収納することができる。
このように、識別手段で金種が識別できなかった紙幣が発生した場合にのみ、開することを許可するキャッシュドロアを設けたので、入金紙幣の取り扱いにかかる作業性を向上させることができるとともに、このキャッシュドロアに収納した紙幣の盗難等に対するセキュリティの向上も図れる。
また、識別手段は、紙幣処理装置で取り扱っていない金種(収納するカートリッジを設けていない金種)の紙幣についても、その金種を識別できる構成としてもよいが、この場合には、紙幣返却手段が、本体で取り扱っていない金種の紙幣を返却口に放出する構成とすればよい。
また、キャッシュドロアに収納する紙幣について、金種毎に枚数を受け付けてから、キャッシュドロアを開する構成とするのが好ましい。ただし、許可手段がキャッシュドロアを開することを許可していないときには、キャッシュドロアを開しない。
また、キャッシュドロアに収納する紙幣について、金種毎に受け付けた枚数を基にして、このキャッシュドロアに収納されている紙幣の管理を行ってもよい。
さらに、金種毎の出金紙幣の枚数を含む出金要求を受け付けたとき、管理手段が管理しているキャッシュドロアに収納されている紙幣の金種毎の枚数により、今回の出金要求にかかる出金紙幣がキャッシュドロアに収納されている紙幣で賄えるかどうかを判定する。そして、今回の出金要求にかかる出金紙幣が前記キャッシュドロアに収納されている紙幣で賄えると判定したときに、当該キャッシュドロアを開する。
このようにすれば、キャッシュドロアに収納されている紙幣が抜き取られている場合、出金要求に対する出金が行えない事態になることがある。したがって、行員等の操作者が、キャッシュドロアに収納されている紙幣を抜き取る不正行為に対する抑止力を高めることができる。
この発明によれば、入金紙幣の取り扱いにかかる作業性を向上させることができるとともに、このキャッシュドロアに収納した紙幣の紛失や盗難等に対するセキュリティの向上も図れる。
紙幣処理装置の外観を示す概略図である。 紙幣処理装置の主要部の構成を示すブロック図である。 本体ユニットの内部構成を示す概略図である。 ドロアユニットを示す概略図である。 紙幣処理装置の動作を示すフローチャートである。 入金処理を示すフローチャートである。 入金処理を示すフローチャートである。 出金処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態である紙幣処理装置について説明する。
図1は、この発明の実施形態である紙幣処理装置の外観を示す概略図である。この紙幣処理装置1は、本体ユニット2と、ドロアユニット3とを有している。紙幣処理装置1は、銀行等の金融機関の窓口で取引を処理する行員の側に設置される。また、本体ユニット2には、行員が操作する操作端末4がデータ伝送ラインで接続されている。ドロアユニット3は、図1に示すように、本体ユニット2の天板に載置してもよいし、行員のデスク等に載置してもよい。本体ユニット2と、ドロアユニット3とはデータ伝送ラインで接続されている。
なお、紙幣処理装置1は、窓口の間に設置し、両側の2人の行員で共用するようにしてもよい。この場合には、2台の操作端末4が本体ユニット2にデータ伝送ラインで接続される。ここでは、1人の行員が操作するものとして(接続されている操作端末4を1台として)説明する。
図2は、この紙幣処理装置の主要部の構成を示すブロック図である。紙幣処理装置1は、上述したように、本体ユニット2と、ドロアユニット3とを有している。本体ユニット2は、主制御部11と、搬送部12と、識別部13と、通信部14と、操作部15と、を備えている。また、ドロアユニット3は、制御部31と、開閉部32と、通信部33と、を備えている。
図3は、本体ユニット、およびドロアユニットの内部構成を示す概略図である。本体ユニット2は、入金口21、返却口22、および出金口23を本体正面に設けている。また、本体ユニット2の内部には、金種別カートリッジ24(24a〜24d)と、回収カートリッジ25とが収納される。金種別カートリッジ24、および回収カートリッジ25は、本体に対して着脱自在である。また、本体ユニット2の内部には、一時保留部26が設けられている。さらに、入金口21、返却口22、出金口23、金種別カートリッジ24、回収カートリッジ25、および一時保留部26を結ぶ紙幣搬送路27が、本体ユニット2の内部に形成されている。搬送部12は、紙幣搬送路27に沿って紙幣を搬送する。また、搬送部12は、紙幣搬送路27の分岐点等に設けられているフラッパを制御し、搬送している紙幣の搬送先を制御する。
識別部13は、紙幣搬送路27に沿って搬送されている紙幣毎に、その紙幣の磁気パターンや、透過光パターン等を特徴量として読み取り、読み取った特徴量に基づいて金種や真偽を識別する。
ここでは、本体ユニット2は、1万円紙幣、5千円紙幣、および千円紙幣が取扱紙幣であり、2千円紙幣が取扱紙幣でない構成である。金種別カートリッジ24a、24bは、1万円紙幣を収納するカートリッジであり、金種別カートリッジ24cは、5千円紙幣を収納するカートリッジであり、金種別カートリッジ24dは、千円紙幣を収納するカートリッジである。金種別カートリッジ24は、取扱紙幣でない2千円紙幣については設けていない。すなわち、金種別カートリッジ24を設けている金種の紙幣が取扱紙幣であり、金種別カートリッジ24を設けていない金種の紙幣が取扱紙幣でない。
また、識別部13は、少なくとも、取扱紙幣である1万円紙幣、5千円紙幣、および千円紙幣については金種の識別が行える。また、識別部13は、取扱紙幣でない2千円紙幣については金種の識別が行えない構成であってもよいし、金種の識別が行える構成であってもよい。ここでは、識別部13は、取扱紙幣でない2千円紙幣については金種の識別が行えない構成であるとして説明する。
また、通信部14は、ドロアユニット3や、操作端末4との間における通信を制御する。操作部15は、本体に対する行員の入力操作を受け付ける。主制御部11は、本体ユニット2各部の動作を制御するとともに、ドロアユニット3に対する動作指示等も行う。
ここで、本体ユニット2における紙幣の搬送経路について、簡単に説明しておく。まず、入金紙幣の搬送経路について説明する。入金紙幣は、行員により入金口21に投入される。搬送部12は、入金口21に投入された入金紙幣を1枚ずつ繰り出し、識別部13に搬送する。識別部13は、1枚ずつ搬送されてくる入金紙幣毎に、その金種を識別する。搬送部12は、識別部13で金種が識別でき、且つその金種が取扱紙幣である入金紙幣を一時保留部26に搬送し収納する。一方、搬送部12は、識別部13で金種が識別できなかった入金紙幣や、金種が識別できても、その金種が取扱紙幣でない入金紙幣を返却口22に搬送し放出する。
また、一時保留部26に保留した入金紙幣については、本体ユニット2に対する入金金額の確定入力があった後に、搬送部12が1枚ずつ繰り出し、識別部13に搬送する。識別部13は、1枚ずつ搬送されてくる入金紙幣毎に、その金種を識別する。搬送部12は、識別部13で金種が識別できた紙幣を、該当する金種の金種別カートリッジ24に搬送し、収納する。一方、搬送部12は、識別部13で金種が識別できなければ、その入金紙幣を回収カートリッジ25に搬送し、収納する。ただし、一時保留部26に保留した入金紙幣については、金種毎の枚数が分かっている。また、今回一時保留部26から繰り出し、金種別カートリッジ24に収納した、入金紙幣についても金種毎の枚数が分かっている。したがって、回収カートリッジ25に収納した入金紙幣の金種毎の枚数については推定できる。
次に、出金紙幣の搬送経路について説明する。本体ユニット2は、操作端末4から金種毎に出金紙幣の枚数が指示される。搬送部12は、金種毎に該当する金種別カートリッジ24から、指示された枚数の紙幣を繰り出し、識別部13に搬送する。識別部13は、1枚ずつ搬送されてくる出金紙幣毎に、その金種を識別する。搬送部12は、識別部13で金種が識別できた出金紙幣を出金口23に搬送する。一方、識別部13で出金紙幣の金種が識別できなかったとき、この出金紙幣を回収カートリッジ25に搬送し収納する。また、回収カートリッジ25に搬送し収納した出金紙幣を繰り出した金種別カートリッジ24から、出金紙幣を1枚繰り出す。回収カートリッジ25に収納した出金紙幣については、繰り出した金種別カートリッジ24が分かっているので、その紙幣の金種を推定できる。
ドロアユニット3の制御部31は、ドロアユニット3の動作を制御する。ドロアユニット3は、本体正面に引き出せる引き出し35を有する(図4参照)。この引き出し35の内部には、トレイ36が収納されている。トレイ36には、紙幣を金種別に区別して収納できるように、区切られた複数の収納空間が形成されている。
以下の説明では、引き出し35がドロアユニット3に収納されている状態を閉状態、引き出し35がドロアユニット3から引き出されている状態を開状態と言う。開閉部32は、引き出し35を閉状態で保持するロック機構を制御し、引き出し35の開閉を制限する。引き出し35は、開閉部32がロック機構によるロックを解除したときに、バネ等の弾性体による押圧力によって、開方向に押し出され開状態に移行する。また、開閉部32は、行員が引き出し35を開状態から閉状態に戻したときに、ロック機構によりロックする。また、開閉部32は、引き出し35が開状態であるか、閉状態であるかを検知するセンサ(不図示)を有している。通信部33は、本体ユニット2との間における通信を制御する。ドロアユニット3は、本体ユニット2からの指示にしたがって、開閉部32が引き出しを開状態にする。
さらに、本体ユニット2の主制御部11は、金種毎に本体ユニット2の金種別カートリッジ24に収納されている紙幣の枚数を管理するとともに、本体ユニット2の回収カートリッジ25に収納されている紙幣についても金種毎の枚数を推定し管理する。また、本体ユニット2の主制御部11は、ドロアユニット3に収納されている紙幣についても、金種毎の枚数を管理する。また、本体ユニット2の主制御部11は、ドロアユニット3の引き出し35を開することを許可するかどうかを示す開閉許可フラグの状態を管理する。
次に、この紙幣処理装置1の動作について説明する。図5は、紙幣処理装置の動作を示すフローチャートである。この紙幣処理装置1は、操作端末4から入金指示があると入金処理を行う(s1、s2)。また、操作端末4から出金指示があると、出金処理を行う(s3、s4)。
窓口で顧客に対応する行員は、顧客から要求された金融取引の内容に応じて、操作端末4を操作し、処理する金融取引にかかる取引データを入力する。操作端末4は、入力された取引データに応じて、本体ユニット2に対して入金指示や、出金指示を行う。具体的には、操作端末4は、行員が顧客から紙幣を受け取る金融取引(例えば、入金取引)にかかる取引データが入力されると、本体ユニット2に対して入金指示を行う。また、操作端末4は、行員が顧客に紙幣を渡す金融取引(例えば、出金取引)にかかる取引データが入力されると、本体ユニット2に対して出金指示を行う。
以下、s2にかかる入金処理、およびs4にかかる出金処理について詳細に説明する。まず、s2にかかる入金処理について説明する。
図6、および図7は、この入金処理を示すフローチャートである。本体ユニット2は、s1で操作端末4から入金指示があったと判定すると、ドロアユニット3の引き出し35を開することを許可するかどうかを示す開閉許可フラグをリセットする(引き出し35を開状態にするのを許可しない状態にする。)(s11)。
行員は、顧客から受け取った紙幣を揃えて入金口21に投入し、操作部15に設けられている計数開始ボタンを操作する。また、行員は取引を中止するときには、操作部15に設けられている取消ボタンを操作する。
なお、この計数開始ボタン、および取消ボタンの操作は、操作端末4で行えるようにしてもよい。この場合には、操作端末4から、計数開始や、取消を本体ユニット2に通知する構成とすればよい。
本体ユニット2は、計数開始、または取消にかかる入力を待つ(s12、s13)。本体ユニット2は、計数開始にかかる指示が入力されると、入金口21に投入されている入金紙幣を計数する計数処理を行う(s14)。s14では、搬送部12が、入金口21に投入されている入金紙幣を1枚ずつ繰り出し、識別部13に搬送する。搬送部12は、識別部13で金種が識別でき、且つその金種が取扱紙幣である入金紙幣を一時保留部26に搬送し収納する。一方、搬送部12は、識別部13で金種が識別できなかった入金紙幣や、金種が識別できても、その金種が取扱紙幣でなかった入金紙幣を返却口22に搬送し放出する。s14では、一時保留部26に収納した入金紙幣について、金種毎に枚数をカウントしている。
本体ユニット2は、今回入金口21に投入された入金紙幣の計数が完了すると、計数結果を操作端末4に通知する(s15)。この計数結果は、この時点で、一時保留部26に収納している入金紙幣の金種毎の枚数、および合計金額である。また、本体ユニット2は、今回の計数処理で返却口22に放出した入金紙幣の有無を判断し(s16)、返却口22に放出した入金紙幣があれば、開閉許可フラグをセットする(引き出し35を開状態にするのを許可する状態にする。)(s17)。
行員は、操作端末4において、この時点で一時保留部26に収納されている入金紙幣の合計金額が、今回の取引が処理できる金額であれば、入金確定にかかる操作を行う。一方、この時点で一時保留部26に収納されている入金紙幣の合計金額が、今回の取引が処理できない金額であれば、追加投入、またはドロア投入にかかる操作を行う。さらに、今回の取引を中止するときには、取消にかかる操作を行う。
なお、一時保留部26に収納されている入金紙幣の合計金額が、今回の取引が処理できない金額になるのは、識別部13で金種が識別できずに、紙幣が返却口22に放出されている場合や、入金口21に投入された入金紙幣が足りなかった場合等である。
本体ユニット2は、確定入力、追加投入、ドロア投入、または取消にかかる入力を待つ(s18〜s21)。
行員は、先に入金口21に投入した紙幣が足りなかった場合、顧客から追加投入する入金紙幣を受け取り、この入金紙幣を揃えて入金口21に投入した後、追加投入にかかる入力操作を行う。本体ユニット2は、追加投入にかかる入力あると、s11に戻り、上記処理を繰り返す。この場合、s15で操作端末4に通知する計数結果は、上述したように、この時点で、一時保留部26に収納している入金紙幣の金種毎の枚数、および合計金額である。すなわち、今回の追加投入にかかる計数処理を行う前に、一時保留部26に収納されていた入金紙幣も加えた計数結果である。
また、行員は、識別部13で金種が識別できずに、返却口22に放出された紙幣を今回の取引で使用する場合、ドロア投入にかかる入力操作を行う。このとき、行員は、ドロアユニット3の引き出し35に収納する入金紙幣は、識別部13で金種が識別できずに返却口22に放出された紙幣である。行員は、ドロア投入にかかる入力操作を行うとき、ドロアユニット3の引き出し35に収納する入金紙幣の金種毎の枚数を操作端末4で入力している。具体的には、行員は、直前の計数処理で返却口22に放出された紙幣の金種を目視で確認し、金種毎に枚数を数え、ドロアユニット3の引き出し35に収納する入金紙幣の金種毎の枚数を入力している。操作端末4は、この入力された、入金紙幣の金種毎の枚数とともに、ドロア投入にかかる要求を本体ユニット2に入力する
本体ユニット2は、ドロア投入にかかる入力があると、図7(A)に示すように、この時点における開閉許可フラグがセットされているかどうかを判定する(s22)。本体ユニット2は、s22で開閉許可フラグがセットされていないと判定すると、今回のドロア投入にかかる入力操作を無効とし、s18に戻る。すなわち、本体ユニット2は、直前の計数処理で返却口22に放出された紙幣を投入する場合に限り、ドロア投入にかかる入力に応じ、以下に示すs23〜s26の処理を行う。
本体ユニット2は、直前の計数処理で返却口22に放出した紙幣があり、s22で開閉許可フラグがセットされていると判定すると、ドロアユニット3に対して、引き出し35の開指示を与える。これにより、ドロアユニット3の開閉部32がロックを解除し、引き出し35を開状態にする(s23)。
行員は、開された引き出し35内のトレイ36に、入金紙幣を収納し、引き出し35を閉する。ドロアユニット3は、引き出し35が閉されたことをセンサで検知すると、開閉部32がこの引き出し35をロックする(s24、s25)。ドロアユニット3は、引き出し35をロックすると、ドロア投入完了を本体ユニット2に通知する。本体ユニット2は、開閉許可フラグをリセットし(s26)、s18に戻る。
このように、行員は、顧客との取引において、識別部13で金種が識別できなかった入金紙幣や、取扱金種でない入金紙幣を、ドロアユニット3に簡単に収納することができる。このため、行員の作業性の向上が図れる。また、識別部13で金種が識別できなかった入金紙幣や、取扱金種でない入金紙幣は、ドロアユニット3内部に収納されるので、紛失や盗難等に対するセキュリティの向上も図れる。
なお、本体ユニット2は、ドロア投入により、ドロアユニット3に収納された紙幣も、今回の入金紙幣として取り扱う。
また、本体ユニット2は、s13、またはs21で取消にかかる入力があると、図7(B)に示すように、この時点で一時保留部26に収納している紙幣の返却処理を行う(s27)。s27では、一時保留部26に収納している全ての紙幣を、返却口22に搬送し、放出する。また、本体ユニット2は、今回の入金処理において、ドロアユニット3に紙幣が投入されていれば(s28)、ドロアユニット3に対して引き出し35の開指示を与える。ここでは、開閉許可フラグの状態に関係なく、ドロアユニット3に対して引き出し35の開指示を与える。これにより、ドロアユニット3の開閉部32がロックを解除し、引き出し35を開状態にする(s29)。
行員は、ドロアユニット3の引き出し35のトレイ36から、今回の入金処理で収納した入金紙幣を抜き取る。そして、行員は、引き出し35をドロアユニット3に押し込んで閉する。ドロアユニット3は、引き出し35が閉されたことをセンサで検知すると、開閉部32がこの引き出し35をロックする(s30、s31)。ドロアユニット3は、引き出し35をロックすると、ドロア投入完了を本体ユニット2に通知する。
行員は、返却口22に放出された紙幣、およびドロアユニット3から抜き取った紙幣を、顧客に返却し、今回の取引を中止する。
本体ユニット2は、確定にかかる入力があると、一時保留部26に保留している紙幣を金種別カートリッジ24に収納する入金紙幣収納処理を行う(s32)。s32では、一時保留部26に保留している入金紙幣を1枚ずつ繰り出し、識別部13に搬送する。そして、各紙幣を識別部13で識別された金種に該当する金種別カートリッジ24に搬送し収納する。また、このとき、識別部13で金種が識別できなかった紙幣については、回収カートリッジ25に搬送し収納する。
本体ユニット2は、今回の入金処理で、金種毎に、金種別カートリッジ24に収納した入金紙幣の枚数、および、推定される回収カートリッジ25に収納した金種毎の入金紙幣の枚数を用いて、本体ユニット2に収納されている、金種毎の紙幣の枚数を更新する(s33)。また、本体ユニット2は、操作端末4から通知された、今回の入金処理でドロアユニット3の引き出し35に収納された金種毎の入金紙幣の枚数を用いて、ドロアユニット3に収納されている、金種毎の紙幣の枚数も更新する(s34)。
なお、行員は、操作端末4において、今回の入金処理にかかる取引を確定する操作を行うと、顧客との取引を処理する。また、操作端末4は、行員によって入力された取引データを上位装置に通知する。
次に、s4にかかる出金処理について説明する。図8は、出金処理を示すフローチャートである。行員は、操作端末4において、出金データを入力する。この出金データには、出金する紙幣の金種毎に、その枚数が含まれている。操作端末4は、出金データを本体ユニット2に送信する。
本体ユニット2は、ドロアユニット3に収納されている紙幣で、出金データにかかる出金が行えるかどうかを判定する(s41)。s41では、今回出金する紙幣の金種毎に、ドロアユニット3内に収納している枚数(管理している枚数)が、今回出金する枚数以上であるかどうかを判定する。本体ユニット2は、全ての金種で、今回出金する枚数以上であると判定すると、出金可能であると判定する。言い換えれば、いずれかの金種で、今回出金する枚数未満であると判定すると、出金可能でないと判定する。
本体ユニット2は、ドロアユニット3内に収納されている紙幣で出金が可能であると判定すると、ドロアユニット3に対して引き出し35の開指示を与える。ここでは、開閉許可フラグの状態に関係なく、ドロアユニット3に対して引き出し35の開指示を与える。これにより、ドロアユニット3の開閉部32がロックを解除し、引き出し35を開状態にする(s42)。
行員は、ドロアユニット3の引き出し35のトレイ36から、今回の出金処理で顧客に渡す出金紙幣を抜き取る。そして、行員は、引き出し35をドロアユニット3に押し込んで閉する。ドロアユニット3は、引き出し35が閉されたことをセンサで検知すると、開閉部32がこの引き出し35をロックする(s43、s44)。ドロアユニット3は、引き出し35をロックすると、ドロアユニット3に収納されている、金種毎の紙幣の枚数も更新し(s45)、本処理を終了する。このとき、本体ユニット2は、操作端末4に対して、出金完了を通知する。
また、本体ユニット2は、ドロアユニット3に収納されている紙幣で、出金データにかかる出金が行えないと判定すると、金種別カートリッジ24に収納している紙幣を繰り出し、出金口23に放出する(s46)。s46では、金種毎に、出金枚数の紙幣を該当する金種別カートリッジ24から繰り出し、識別部13で金種を識別する。金種が識別できた紙幣は、出金口23に搬送し、金種が識別できなかった紙幣は、回収カートリッジ25に搬送する。また、回収カートリッジ25に搬送し収納した出金紙幣を繰り出した金種別カートリッジ24から、出金紙幣を1枚繰り出す。本体ユニット2は、出金口23への出金紙幣の放出が完了すると、操作端末4に対して、出金紙幣完了を通知するとともに、管理している金種別カートリッジ24、および回収カートリッジ25内に収納している金種毎の紙幣の枚数を更新する(s48)。
このように、この紙幣処理装置1は、ドロアユニット3内に収納している紙幣を、出金紙幣として優先的に用いる構成であるので、管理しているドロアユニット3内に収納している紙幣の金種毎の枚数と、実際にドロアユニット3内に収納されている紙幣の金種毎の枚数と、が一致していない状況になると、出金できない事態が生じる。言い換えれば、出金処理において、ドロアユニット3内に収納されている紙幣で、出金紙幣が賄えない事態が生じる。このため、行員による紙幣の不正な抜き取りや、紛失に対するセキュリティを向上させることができる。
また、入金処理においては、直前の計数処理で返却口22に放出された紙幣があった場合に、ドロアユニット3の引き出し35を開状態にするのを許容する構成としているので、引き出し35の無駄な開閉が抑えられる。したがって、ドロアユニット3内に収納されている紙幣の紛失や、盗難等に対するセキュリティも十分に確保できる。
また、装置が入出金処理した本体ユニット2と、人が介在して入出金処理したドロアユニット3の現金管理量を各々別管理していることから、例えば、上位装置と接続された構成においては、精査時に印刷する帳票の印刷形態を上記本体ユニット2とドロアユニット3の現金管理量を各々別々に区分けして印字する等の構成としてもよい。
なお、上記説明では、硬貨については特に説明しなかったが、ドロアユニット3は、硬貨も収納する構成としてもよい。この場合には、硬貨の入金や、硬貨の出金がある場合に、ドロアユニット3の引き出し35を開状態にするのを許容する構成とすればよい。
1−紙幣処理装置
2−本体ユニット
3−ドロアユニット
4−操作端末
11−主制御部
12−搬送部
13−識別部
14−通信部
15−操作部
31−制御部
32−開閉部
33−通信部

Claims (6)

  1. 紙幣の金種を識別する識別手段と、
    入金口に投入された入金紙幣について、前記識別手段で金種が識別できなかった入金紙幣を返却口に放出する紙幣返却手段と、
    前記紙幣返却手段が入金紙幣を前記返却口に放出した場合、一時的にキャッシュドロアを開することを許可する許可手段と、を備えた紙幣処理装置。
  2. 前記紙幣返却手段は、前記識別手段で金種が識別できた入金紙幣であっても、その金種が本体内部に該当する金種のカートリッジが設けられていない取扱金種でなければ、その入金紙幣を返却口に放出する手段である、請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記キャッシュドロアの開指示にかかる入力操作を受け付ける開指示受付手段と、
    前記開指示受付手段が前記キャッシュドロアの開指示にかかる入力操作を受け付けたときに、前記許可手段が前記キャッシュドロアを開することを許可していれば、当該キャッシュドロアを開し、反対に、前記許可手段が前記キャッシュドロアを開することを許可していなければ、当該キャッシュドロアを開しない開閉制限手段と、を備えた請求項1、または2に記載の紙幣処理装置。
  4. 前記開指示受付手段は、前記キャッシュドロアに今回収納する紙幣について、金種毎の枚数を受け付ける手段である、請求項3に記載の紙幣処理装置。
  5. 前記開指示受付手段が受け付けた金種毎の枚数を用いて、前記キャッシュドロアに収納されている紙幣の金種毎の枚数を管理する管理手段を備えた、請求項4に記載の紙幣処理装置。
  6. 金種毎の出金紙幣の枚数を含む出金要求を受け付ける出金要求受付手段と、
    前記出金要求受付手段が出金要求を受け付けたとき、前記管理手段が管理している前記キャッシュドロアに収納されている紙幣の金種毎の枚数により、今回の出金要求にかかる出金紙幣が前記キャッシュドロアに収納されている紙幣で賄えるかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が今回の出金要求にかかる出金紙幣が前記キャッシュドロアに収納されている紙幣で賄えると判定したときに、当該キャッシュドロアを開する出金時開手段と、を備えた請求項5に記載の紙幣処理装置。
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