JP6724387B2 - 現金処理装置 - Google Patents
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また、1日分の売上金は、当日の営業終了後に、各レジスタの現金を現金入出金機に投入し、全ての現金を入金した後に締めを行うことにより確定され、売上金を収納した回収カセットの回収は、通常、現金回収業者が請け負って行うシステムになっている。
このため、売上金額が指定口座に振込まれた時点で、店舗の現金入出金機内に存在する売上金に該当する現金は、現金回収業者の現金になり、現金回収業者は、定期的に売上金を収納した回収カセットを空の回収カセットと交換して、現金入出金機からの売上金の回収を行っている。
上記したように現金入出金機の回収カセットの取出しは、原則として現金回収業者が行うが、障害発生時等の緊急を要する場合は、回収カセットへのアクセスが許可された保守員等の有資格者が障害の復旧のために回収カセットを取出す場合がある。
また、保守部品として誤装着防止用部品を常備しておくことが必要になり、保守部品の種類が増加するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、共用化された収納カセットの誤装着防止部品を省略する手段を提供することを目的とする。
本実施例の現金処理装置としての現金入出金機1は、小売業の店舗のバックヤード等に設置され、レジスタの担当者(レジ担当者という。)等が操作して店舗の売場に設置されている複数のレジスタへ予め収納する釣銭準備金の出金や、レジスタから回収された売上金等の現金(紙幣および硬貨)の入金を行う機能、締め時に売上金額等を集計する機能等を有しており、図1に示す構成を備えている。
記憶部4は、制御部3が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータ、制御部3による処理結果等が格納される。
カードリーダ7は、レジスタの現金を入出金するレジ担当者や売上金の締めを行う管理者、保守を行う有資格者、現金回収業者の回収員等の操作者が携帯する操作者カードからカード情報を読取る機能等を有している。
硬貨入出金部8は、入金取引時等に硬貨入出金口に投入された売上金等の硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して収納庫に収納し、出金取引時等に指定された金額や釣銭等に相当する硬貨を収納庫から繰出して計数し、これを硬貨入出金口に集積して操作者に引渡す機能等を有している。
紙幣入出金口11は、レジ担当者等が投入した紙幣を受入れると共に、レジ担当者等へ引渡す釣銭準備金の紙幣を集積する機能等を有している。
一時保留部13は、紙幣の集積機構および繰出機構を備えており、紙幣入出金口11に投入され、鑑別部12で鑑別された紙幣を集積して一時待機させると共に一時待機させていた紙幣を繰出す機能等を有している。
本実施例の紙幣収納庫15は、現金入出金機1に着脱可能に装着された金庫であって、紙幣収納庫15aには千円紙幣が収納され(以下、千券収納庫15aともいう。)、紙幣収納庫15bには5千円紙幣が収納され(以下、5千券収納庫15bともいう。)、紙幣収納庫15cには1万円紙幣が収納される(以下、万券収納庫15cともいう。)。
また、本実施例の回収カセット17a、17bは同じものであり、どちらにでも装着可能になっている。
搬送路21は、上記各部の間を接続する紙幣搬送路であって、ローラ対もしくはベルト対またはローラとベルトの組合せにより紙幣を挟持して搬送する機能を有しており、搬送路21の各分岐部には、紙幣の搬送方向を切替える切替機構が設けられている。
また、記憶部4には、1日分の売上金額をレジスタ番号別に格納するための売上金額格納エリア、売上金の前回回収後に売上金として計上された金額を集計する売上金集計エリア、入金処理時等に回収カセット17に、売上金の回収前に収納した紙幣の金種別の枚数を回収カセット17毎に格納するカセット収納枚数格納エリアが予め確保されている。
現金入出金機1の制御部3は、業務処理実行プログラムにより操作表示部6の画面に待機画面を表示して待機しており、レジ担当者や管理者、保守の有資格者、現金回収業者の回収員等の操作者が操作者カードをカードリーダ7にかざすと、制御部3は、カードリーダ7によって操作者カードのカード情報を読取る。
カード情報を読取った制御部3は、その操作者識別子によって操作者を認証し、当該操作者に許可された業務を表示した業務選択画面を操作表示部6の画面に表示する。
このようにして、本実施例の現金入出金機1による出金処理が行われる。
投入された紙幣を一時保留部13に一時待機させた制御部3は、鑑別部12による紙幣の鑑別結果(金種別枚数等)を操作表示部6の画面に表示し、売上金として計上する金額の入力を促す。
このようにして、本実施例の現金入出金機1による入金処理が行われる。
このようにして、本実施例の現金入出金機1による締め処理が行われる。
このようにして、本実施例の現金入出金機1による回収処理が行われる。
本実施例の集積紙幣振分処理は、上記のように、回収処理時に売上金を構成する紙幣を回収カセット17へ収納する場合の他、入金処理中にいずれかの紙幣収納庫15の収納枚数が上限枚数に達した場合にも実行され、その処理は、上記した指示枚数に基づいて実行される。
S2:回収枚数Kを初期化した制御部3は、回収対象の紙幣収納庫15から紙幣を1枚ずつ搬送路21へ繰出し、これを鑑別部12へ搬送して金種を鑑別し、金種別に回収する紙幣枚数を計数して搬送路21により鑑別後の紙幣を振分搬送路22へ搬送する。
S4:集積先の回収カセット17aに紙幣を集積した制御部3は、回収枚数カウントエリアのカウント値に「1」を加えて回収枚数Kを更新してステップS5へ移行する。
S5:回収枚数Kを更新した制御部3は、集積枚数カウントエリアのカウント値に「1」を加えて集積枚数Nを更新してステップS6へ移行する。
回収枚数Kが指示枚数以上の場合は、今回の集積紙幣振分処理を終了させる。このとき記憶部4の集積対象カセット格納エリアには、今回集積中の回収カセット17(本ステップでは、回収カセット17a)が格納され、集積枚数カウントエリアには、今回回収カセット17aに集積した集積枚数Nが格納されたままになっている。
集積枚数Nが振分枚数未満の場合は、ステップS2に戻って回収カセット17aへの紙幣の集積を継続する。
S9:集積対象カセット格納エリアの回収カセット17を変更した制御部3は、集積枚数カウントエリアの集積枚数Nを「0」に初期化してステップS2へ戻り、図5に示すように、変更後の回収カセット17bへの紙幣の集積を開始する。
このようにして、本実施例の現金入出金機1による集積紙幣振分処理が実行され、売上金の回収時には、売上金を構成する全ての紙幣が2つの回収カセット17にほぼ均等に収納される。
なお、本実施例では、振分枚数は10枚として説明したが、振分枚数は5枚であっても1枚等であってもよい。振分枚数が1枚の場合は2つの回収カセット17に交互に紙幣を集積するようにする。
更に、本実施例の回収処理における回収作業においては、売上金を収納した回収カセット17を空の回収カセット17に交換するとして説明したが、売上金を収納した回収カセット17から紙幣を抜取って回収作業を行うようにしてもよい。
本実施例の現金入出金機1の構成は、上記実施例1と同様であるが、本実施例の各回収カセット17には、収納している紙幣を繰出す繰出機構が追加されている。
以下に、図6にSAで示すステップに従って本実施例の現金入出金機1による一括回収処理について説明する。
SA4:回収総枚数Tが上限枚数を超えていると判定した制御部3は、上記ステップSA2で算出した指示枚数を基に、上記実施例1と同様にして、各回収カセット17への集積紙幣振分処理を実行し、売上金を構成する全ての紙幣を2つの回収カセット17へ収納した後にSA5へ移行する。
回収員は、解錠された紙幣回収部16の扉を開いて、回収対象の回収カセット17を取出し、空の回収カセット17と交換して扉を閉鎖する。
SA11:紙幣回収部16の扉の解錠後に、扉の閉鎖を待って待機していた制御部3は、扉の閉鎖を検知したときに、紙幣回収部16の扉を施錠すると共に、カセット収納枚数格納エリアの各金種の収納枚数を「0」に初期化して今回の回収処理を終了させる。
なお、上記各実施例においては、収納カセットは回収カセット17であるとして説明したが、収納カセットは前記に限らず、紙幣収納庫15等であってもよい。つまり金種混合
の紙幣収納庫15が複数存在する場合や、同一金種を収納する紙幣収納庫15が複数存在する場合に本発明を適用すれば、同様の効果を得ることができる。
3 制御部
4 記憶部
6 操作表示部
7 カードリーダ
8 硬貨入出金部
10 紙幣入出金部
11 紙幣入出金口
12 鑑別部
13 一時保留部
14 紙幣収納部
15 紙幣収納庫
15a 千券収納庫
15b 5千券収納庫
15c 万券収納庫
16 紙幣回収部
17、17a、17b 回収カセット
21 搬送路
22 振分搬送路
Claims (4)
- 紙幣を投入する紙幣入出金口と、
前記紙幣入出金口に投入された紙幣を収納する複数の紙幣収納庫と、
売上金を収納する同一形状の複数の回収カセットと、
前記複数の回収カセットのいずれもが装着可能な複数の装着位置と、
前記回収カセットの回収時であって、前記紙幣収納庫の紙幣を売上金として前記回収カセットに集積するときに、紙幣の集積先となる回収カセットを所定枚数毎に振分ける制御部と、を備えたことを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1に記載の現金処理装置において、
前記制御部は、前記回収カセットの回収時に、売上金を構成する紙幣の総枚数が、一つの前記回収カセットに収納する紙幣枚数の上限枚数以下の場合は、いずれか一つの回収カセットに、他の回収カセットの収納紙幣を収納することを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1に記載の現金処理装置において、
前記制御部は、前記回収カセットの回収時に、売上金を構成する紙幣の総枚数が、一つの前記回収カセットに収納する紙幣枚数の上限枚数を超えている場合は、前記紙幣収納庫の紙幣の集積先を所定枚数毎に前記複数の回収カセットに振分けることを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1に記載の現金処理装置において、
前記制御部は、前記回収カセットの回収時に、売上金を構成する紙幣の総枚数が、一つの前記回収カセットに収納する紙幣枚数の上限枚数以下の場合は、前記複数の回収カセットのうち、収納枚数の多い回収カセットへ他の回収カセットの収納紙幣を移動させ、前記収納枚数の多い回収カセットへ前記紙幣収納庫の紙幣を収納することを特徴とする現金処理装置。
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