JP5386982B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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本発明は、自動券売機等のように紙葉類の券売や払い出しを行う紙葉類処理装置に係り、特に紙幣の補給、回収に便ならしめ、目的・用途に応じた運用モードの切替も可能にした紙葉類処理装置に関するものである。
この種の紙葉類処理装置は、紙幣ブロックと、この紙幣ブロックにセットされる金庫と、投入される紙幣の金種を識別部で識別して対応する金庫に搬送する搬送制御手段とを具備し、紙葉類の券売や払い出し等を行うように構成されるのが通例である。
この場合、4金種に対応できるものとして、特許文献1等に示されるように、千円金庫、万円金庫、2千円金庫、5千円金庫の4つの金庫を設け、投入される紙幣の金種ごとにそれぞれ対応する金庫に振り分けて収納し、回収時には紙幣ブロックに設けた扉を開け、或いは金庫を引き出すなどして、金種別に紙幣の補給や回収を行うことができるようにされている。
特開2002−367003号公報
ところが、かかる特許文献1のものは、少なくとも千円、1万円両方の金庫が紙幣ブロックにセットされていないと券売等の運用ができない。すなわち、1万円を投入され、千円のつり札を払い出す場合、投入紙幣収納用の1万円金庫と、つり札払い出し用の千円金庫の両方がないと機能しない。したがって、運用中に千円または1万円の金庫を紙幣ブロックから取り出すことができず、逆に紙幣ブロックから金庫を取り出している間は券売等の運用ができないことになり、無停止で紙幣の補給や回収を行うことができないという不都合がある。かかる特許文献1以外にも、従来の紙幣処理装置には、無停止で千円や万円の補給、回収を行える機能を備えたものは見当たらない。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、装置の大型化を招かずに補給回収用の金庫を用意して、千円金庫や1万円金庫を紙幣ブロックから引き出さずにこれらに対して紙幣の補給や回収を行えるように構成するとともに、用途変更にも対応できるようにした新たな紙葉類処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の紙葉類処理装置は、紙幣ブロックと、この紙幣ブロックにセットされる4つの金庫と、投入される紙幣の金種を識別部で識別して対応する金庫に搬送する搬送制御手段とを具備し、紙葉類の券売や払い出し等の処理を行うものである。そして、前記紙幣ブロックは不良券を回収する不良券回収部と搬送経路上の紙幣を一時的に保留する一時保留部を有し、前記金庫のうちの1つを第1金種および第2金種からなる2金種が収納される混合金庫とし、他の2つの金庫をそれぞれ第3金種および第4金種が収納されるものとし、残りの1つを第3金種又は第4金種の何れかを収納する引き出し可能なカセット式の自在金庫として、前記他の2つの金庫及び自在金庫にそれぞれ金庫内一時保留部を設け、前記混合金庫及び前記他の2つの金庫とを併せた3つの金庫で4金種を扱う第1の運用モードにおいて前記搬送制御手段に紙幣の循環に必要な搬送制御を行わせるように構成するとともに、前記自在金庫に装填された紙幣を識別部を介して対応する金種の金庫に補給する動作と、自在金庫の金種に対応する金庫の紙幣を前記自在金庫に回収する動作とを行わせ得るように構成し、更に、挿入口から紙幣投入等の優先処理入力がなされた場合に、紙幣の補給動作または回収動作を中断して投入紙幣の処理等の優先処理を実行し、実行後に紙幣の補給動作または回収動作を再開するように構成したことを特徴とする。
ここで自在金庫とは、目的・用途に応じて取り扱う金種が切替可能な金庫をいい、1つの自在金庫を使用して取り扱う金種を切り替える態様のほか、複数の自在金庫を選択的に使用して取り扱う金種を切り替える態様も含まれる。他の金庫については、引き出し可能なカセット式の金庫であるか否かは問わない。
このように構成すると、他の3つの金庫を引き出さずに第1の運用モードの現金管理機能を維持しながら、無停止のままで紙幣の補給、回収を行うことができる。しかも、4金種以外に自在金庫を設けると装置の大型化を招くが、本発明は3つの金庫で4金種を扱うように構成した上で自在金庫を利用できるようにしているので、装置の大型化も有効に回避することが可能となる。
さらに、混合金庫に収納される金種を第1金種および第2金種とし、他の2つの金庫に収納される金種をそれぞれ第3金種および第4金種とし、自在金庫に収納される金種を第3金種又は第4金種の何れかとして、自在金庫から対応する金種の金庫への補給、または自在金庫の金種に対応する金庫から自在金庫への回収を行うようにしていることから、既存の構成を有効利用することも可能となる。
そして、前記搬送制御手段は、運用モードで挿入口から紙幣投入等の優先処理入力がなされた場合に、紙幣の補給動作または回収動作を中断して投入紙幣の処理等の優先処理を実行し、実行後に紙幣の補給動作または回収動作を再開するように構成されているので、無停止での補給、回収を行うことができる。
自在金庫等が不適時に引き出されることを防止するためには、紙幣の補給、回収時に自在金庫等の引き出し可能な金庫の引き出し操作を電磁的なロックや光学的な表示等によって禁止する禁止手段を設けておくことが望ましい。
本発明の構成を有効利用して紙葉類処理装置としての付加価値を高めるためには、混合金庫に収納される金種を第1金種および第2金種とし、他の2つの金庫に収納される金種をそれぞれ第3金種および第4金種とし、自在金庫に収納される金種を第3金種および第4金種の何れかとする第2の運用モードに切り替えて、前記搬送制御手段に、第3金種または第4金種を自在金庫を含む2つの金庫に振り分けながら増量して循環させる制御を行わせ得るように構成することが効果的である。また、このようにすれば増量金庫の一方を縮退することができる。
或いは、混合金庫に収納する紙幣を2金種のうちの1金種に限定するとともに、残りの1金種を自在金庫に収納する第3の運用モードに切り替えて、前記搬送制御手段に、これら4つの金庫を用いて4金種を循環させる制御を行わせ得るように構成することも容易に可能となる。
本発明は、以上説明した構成であるから、券売機等の紙葉類処理装置を運用している最中に紙幣ブロックへのつり札の補給、または余剰紙幣の回収を行うことが可能になり、装置が中断している間、顧客対応ができなくなる不都合を、装置を大型化することなく有効に解消することが可能となる。また、本発明の紙葉類処理装置は、これ以外にも特定の紙幣を倍増した運用や、4金種を循環させる運用などにも簡単に切り替えることができ、目的・用途に応じた使い方のできる汎用の紙葉類処理装置として実用に供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示す本実施形態の紙葉類処理装置は、例えば乗車券やカード、清算切符等の券売を行う券売機として用いられるもので、紙幣ブロック1と、この紙幣ブロック1にセットされて紙幣の収納場所となる4つの金庫A〜Dと、外部から投入される紙幣の金種を識別部22で識別して金庫A〜Dのうち対応する金庫に搬送経路21を介して搬送する搬送制御手段2とを具備する。
紙幣ブロック1は、この紙葉類処理装置を利用する利用者に近い側に挿入口11、出金口12、返却口13を設けたもので、同じく利用者に近い側に固定式の混合金庫Dを内設し、係員が操作を行う側に3つのカセット式の金庫A〜Cを設けている。また、紙幣ブロック1には、搬送経路21上の紙幣を一時的に保留する一時保留部Eや出金保留部F、読み取り不能、重送発生、異常検知時の不良券を回収する不良券回収部G等も設けられている。カセット式の金庫A〜Cは、図2に例示するように把手hを把持して紙幣ブロック1から引き出すことが可能とされている。これらの金庫A〜Cと紙幣ブロック1との間には、必要に応じて電磁力等を利用して金庫A〜Cを引き出し禁止状態とする図3のロック機構X1が設けてあり、また、紙幣ブロック1又は金庫A〜Cには、引き出し禁止状態か否かを表示して係員に了知させるLED表示部X2が設けてある。これらロック機構X1およびLED表示部X2は本発明の禁止手段Xを構成している。
この実施形態では、混合金庫Dにおいて第1金種たる5千円と第2金種たる2千円の混合収納を行い得るように構成するとともに、金庫Aを第3金種たる千円の循環金庫とし、金庫Bを第4金種たる万円の循環金庫とし、金庫Cを多用途に利用可能な自在金庫に設定している。この実施形態の自在金庫Cとして、たとえば第3金種たる千円用の金庫と第4金種たる万円用の金庫とが選択的に使用される。
識別部22は、紙幣の金種判定を主として行うもので、挿入口11から投入される紙幣の金種のみ識別する。これに対して、各金庫A〜Dに紙幣が補給される場合や、各金庫A〜Dから紙幣が回収される場合等には、図1に示す補給回収用の簡易型の識別部20(以下、簡易識別部と称する)で金種識別を行う。ここに言う簡易型とは、金種識別のみを行い、紙幣の真性(偽造か否か)までは識別しないものを言う。
搬送制御手段2は、周知の紙幣処理装置と同様に、図示しない挾持ローラ、搬送ベルト、ウィング等の方向変換部などから構成される前記搬送経路21と、搬送される紙幣の金種を識別する前記識別部22および簡易識別部20と、この識別部22或いは簡易識別部20の識別結果等に基づいて前記搬送経路21を制御する制御部23(図3参照)とから構成される。そして、挿入口11から投入された紙幣を識別部22に通過させた後、搬送経路21に沿って流通させ、随所に設けた分岐部a〜gで必要に応じて紙幣を方向変換して、金庫A、金庫B、自在金庫C、固定金庫D、一時保留部E、出金保留部F、出金口12、不良券回収部G等へ搬送する動作を行うとともに、金庫A〜D等から搬送経路21上への紙幣の繰り出し動作、簡易識別部20における金種識別、更には次なる搬送先である出金口12や金庫A〜Dへの搬送動作などを含む統括的な制御を行うように構成されている。
そのために、制御部23は、CPU,メモリ及びインターフェースを具備する通常のマイクロコンピュータユニットにより構成されて、メモリ内には所要のプログラムが書き込まれており、CPUは適宜必要なプログラムを呼び出して実行することにより、周辺ハードリソースと協働して、所期の搬送動作を実現する。図1に示すように、実際には各金庫A〜C毎にも金庫内一時保留部a1、b1、c1などが設けられていて、制御部23は紙幣を各金庫A〜Cに収納する前に一時的に一旦これらの金庫内一時保留部a1、b1、c1に保留し、その後、搬送経路21上に一旦繰り出した後に金庫A〜Cに収納する制御を行うが、本実施形態においてこれらの具体的な構成や制御については省略している。また、各金庫A〜Dに紙幣を装填し、或いは各金庫A〜Dから紙幣を繰り出す際には、各金庫A〜Dの一部または搬送経路21の一部に設けた図示しない計数部によって紙幣の枚数が計数されるようにしている。
そして、図3に示した前記制御部23のメモリには、紙葉類処理装置を第1の運用モード、第2の運用モードおよび第3の運用モードの何れかにおいて稼動させるためのプログラムが格納してあり、紙幣ブロックの適宜部位には図4に示すモード選択部23aが設けられていて、制御部23がモード選択部23aを通じて係員によるモード選択操作を受け付けると、選択した第1の運用モード、第2の運用モード、第3の運用モードの何れかに対応するプログラムを呼び出して、予め定めた搬送制御を実行するようにしている。以下、各々の運用モードについて説明する。
<第1の運用モード>
この第1の運用モードは、無停止補給、無停止回収を実行するためのモードである。
この第1の運用モードでは、図6に示すように混合金庫Dを流通の少ない5千円札および2千円札の収納金庫とし、カセット金庫Aを千円の循環庫とし、カセット金庫Bを万円の循環庫とし、自在金庫Cを図5(a)および(b)に示すように千円または万円の補給・回収金庫として用いる。
図4において、係員がモード選択部23aを通じて第1の運用モードを選択すると、制御部23は、この第1の運用モードにおいて、「運用開始時」「無停止装填時」「無停止回収時」「締切り回収時」の4つの動作を実行する。「運用開始時」「締切り回収時」は券売機が発売中止状態にあるときのみ実施するものであり、厳密には第1の運用モードである無停止補給、無停止回収機能を補助する動作である。
(1)運用開始時
自在金庫Cとして図5(a)に示すように千円のカセット金庫をセットすると、搬送制御手段2は自在金庫C内のつり札を繰り出して簡易識別部20に送り、この簡易識別部20で金種を識別して、正しければ出金保留部Fへ、エラーであれば不良券回収部Gへ搬送しながら継続装填を行う。出金保留部Fにおいて所定枚数に達したら、まとめて一括で、千円循環庫であるカセット金庫Aに計数装填する。装填中はカセット金庫A〜Cにロック機構X1によって電磁ロックが掛けられるとともに、LED表示部X2において装填作動中である旨のLEDが点灯してカセット金庫A〜Cの引き出しが禁止される。計数装填が終わると、電磁ロックが解除されるとともに着脱作業可のLEDが点灯して、カセット金庫Cを抜き取ることができる。これにより、つり札準備金が千円のみの場合の運用を開始することができる。次に、必要であれば、図5(b)に示すように自在金庫Cを万円カセットとして、搬送制御手段2により簡易識別部20で識別させた後に正しければ出金保留部Fへ、エラーであれば不良券回収部Gへ搬送しながら継続装填を行う。出金保留部Fにおいて所定枚数に達したら、まとめて一括で、出金保留部Fからカセット金庫Bに万円紙幣を計数装填する。この作動中にも電磁ロックとLEDが点灯し、計数装填が終われば電磁ロックの解除と着脱作業可のLEDが点灯して、カセット金庫Cを抜取ることができる。この段階で、万円紙幣の払い出しを含めた運用を行う準備が終了する。
運用中は図6に示すように、自在金庫Cは抜き取られ、挿入口11から投入される紙幣は識別部22で識別後に金庫A、B、Dに搬送され、つり札や払い出しが必要になれば金庫A、B,Dから出金保留部F、さらには出金口12に向かって必要な紙幣の搬送を行う。金庫Bの万円はつり札としては使用されないが、払い戻し金などが必要となる目的・用途の場合に使用される。運用開開始時には、混合金庫Dには紙幣を装填せずに空の状態にし、投入された5千円があれば5千円の循環を行うが、2千円が混在された時点で循環を停止し、後はつり札を千円のみとしてカセット金庫Aからまかなう。
(2)無停止装填時(運用中)
運用中に、例えばつり札の減少により特定金種を補給したい場合には、図7(a)、(b)に示すように、装填したい金種用のカセット(千円、万円のいずれか)を自在金庫Cにセットする。この後、搬送制御手段2は簡易識別部20において金種を識別後、千円ならカセット金庫Aへ、万円ならカセット金庫Bへ計数装填する。計数装填が終わるまで放っておき、装填が終わってロック解除および操作可のLED表示がなされればカセット金庫Cを抜取る。2千円、5千円の装填はしない。
装填中に利用者によって紙幣が投入されるなど、券売のための動作を紙葉類処理装置が開始した場合、投入紙幣の収納やつり札の排出が必要になることから、優先処理の1つの態様として、装填動作を中断し、図3に示す不良券回収部G内の紙幣をカセット金庫収納部Cに戻したうえで、一時保留部Eに退避していた運用中の不良券を不良券回収部Gに戻し、入金動作、つり札払い出しを優先的に行う。取引が終了すれば不良券回収部Gの紙幣を再度一時保留部Eに退避し、継続装填を再開する。
(3)無停止回収時(運用中)
運用中に、余剰紙幣の回収を行いたい場合には、図8に示すように、回収したい金種用のカセット(千円、万円のいずれか)を自在金庫Cにセットする。搬送制御手段2は、セットされたカセットが千円なら同図(a)に示すようにカセット金庫Aから、万円なら同図(b)に示すようにカセット金庫Bから千円または万円をそれぞれ簡易識別部20および出金保留部Fを介して計数回収する。また、回収したい金種が2千/5千の場合には、同図(c)に示すように万円用のカセットを自在金庫Cにセットし、(b)の場合と識別できるように回収したい金種が2千/5千である旨の適宜の設定を通じて、搬送制御手段2に固定金庫Dから2千/5千を簡易識別部20および出金保留部Fを介して計数回収させる。2千円/5千円の回収を実施する場合は、全回収のみを可能とする。計数回収が終わると、搬送制御手段2の制御部23は電磁ロックやLED表示等による禁止状態を解除し、係員は自在金庫Cを抜き取ることができる。回収中に発生した不良券は、運用時の不良券と一緒に図3の不良券回収部Gに入れられる。
回収中に利用者によって紙幣が投入されるなど、券売のための動作を開始した場合の優先処理は、上記(2)の場合と同様、回収動作を中断し、入金動作、つり札払い出し等の取引を終えた後、継続回収を再開する。
(4)締切り回収時
紙葉類処理装置の取引を締め切って紙幣を回収する場合には、図9(a)に矢印(実線)で示すように、発売中止状態で空の千円カセットを自在金庫Cにセットしてカセット金庫Aから簡易識別部20および出金保留部Fを介して計数回収し、次に同図の矢印とは逆に、残置分を再度繰出し、簡易識別部20および出金保留部Fを介してカセット金庫Aに戻してから自在金庫Cを取り外す。
また、図9(b)に示すように、発売中止状態で空の万円カセットを自在金庫Cにセットしてカセット金庫Bから簡易識別部20および出金保留部Fを介して計数回収し、次に同図の矢印とは逆に、残置分を再度繰出し、簡易識別部20および出金保留部Fを介してカセット金庫Bに戻してから自在金庫Cを取り外す。(運用中・回収中の不良券入り)。
さらに、回収紙幣4金種の合計が1金庫収納限度以下の条件に限り、図9(c)に先ず矢印(実線)で示すように、簡易識別部20および出金保留部Fを介してカセット金庫Bへの4金種一括回収が可能である。この場合カセット金庫Bに最初から収納していた紙幣の計数は実施せずソフトウェアカウント枚数を採用する。
2千円/5千円の場合は、図9(d)に矢印(実線)で示すように、空の万円カセットを自在金庫Cにセットして簡易識別部20および出金保留部Fを介して回収後、自在金庫Cを抜き取るか、或いは同図に矢印(破線)で示すように、万円計数回収後に空になったカセット金庫Bに計数回収し、カセット金庫Bを抜き取るかを係員が選択できるようにしてもよい。カセット金庫Bを抜き取った場合は、空の万円金庫を挿し込んでおく。2千円/5千円の回収を実施する場合は、金種によらず全回収のみを行うことが可能である。
<第2の運用モード>
この第2の運用モードは、特定金種を増量するためのモードである。
図4において、係員がモード選択部23aを通じて第2の運用モードを選択した場合は、図10に示すように、混合金庫Dに収納される金種を5千円および2千円とされ、他の2つの金庫A,Bに収納される金種をそれぞれ千円および万円とされ、自在金庫Cに収納される金種については、千円か、或いは万円かを係員が選択することができる。そして、搬送制御手段2は、自在金庫Cに収納される金種が千円であれば2つの金庫A,Cに振り分けながら略2倍の千円札を増量して循環させる制御を行い、自在金庫Cに収納される金種が万円であれば2つの金庫B,Cに振り分けながら略2倍の万円札を増量して循環させる制御を行う。2つの金庫A,C(B,C)への振り分けは、例えば、交互に1枚ずつ振り分けたり、所定枚数ずつ振り分ける態様のほか、最初は金庫A(B)に収納してゆき一杯になったら金庫Cに収納先を切り替える態様などを採用することができる。逆に、金庫A、C(B,C)からの払い出しについても、1枚ずつ交互に繰り出したり、所定枚数ずつ繰り出したり、先に金庫A(B)から繰り出してゆき空になったら金庫Cから繰り出すなどの態様を採用することができる。これらの場合にも、常に外部からの入金用識別部22と払い出し用の簡易識別部20を通じて金種を識別しながら出し入れがなされる。
このような運用モードを採用すると、特定金種の循環量を倍増させることができるので、特に千円や万円を多く取り扱う目的・用途に適用して有用なものとなる。また、増量金種の片側が調子が悪いときに縮退し、もう一方で運用できる。
<第3の運用モード>
この第3の運用モードは、4金種を循環させるためのモードである。
図4において、係員がモード選択部23aを通じて第3の運用モードを選択した場合は、図11に示すように、混合金庫Dに収納するつり札を2金種(5千、2千)のうちの1金種(5千)に限定されるとともに、自在金庫Cに収納される金種を他方の1金種(2千)とされ、残りの2つの金庫A,Bに収納される金種をそれぞれ千円および万円とされる。そして、前記搬送制御手段2は、これら4つの金庫を用いて、4金種を循環させる制御を行う。すなわち、挿入口11から投入される紙幣の金種を識別部22で識別して、千円、万円、5千円、2千円を対応する金庫A,B,D,Cに振り分けて収納し、つり札等の払い出しに際しても千円、万円、5千円、2千円を適宜組み合わせて金庫A,B、D、Cから払い出す。
このような運用モードは、4金種を常に循環させることができるため、枚数が最小限となるような組み合わせのつり札の払い出しを有効に行うことができる。勿論、2千円は極めて流通量が少ないため、収納のみで払い出しをしない態様も設定を通じて容易に実現することが出来る。
以上に説明したように、本実施形態の紙葉類処理装置は、紙幣ブロック1と、この紙幣ブロック1にセットされる4つの金庫A〜Dと、投入される紙幣の金種を識別部22で識別して対応する金庫A〜Dに搬送する搬送制御手段2とを具備し、紙葉類の券売や払い出し等の処理を行うものである。
そして、前記金庫A〜Dのうちの金庫Dを2金種の混合金庫とし、他の2つの金庫A,Bと併せて3つの金庫A,B、Dで4金種を扱う第1の運用モード(図5〜図9)において前記搬送制御手段2に紙幣の循環に必要な搬送制御を行わせるように構成するとともに、残りの1つの金庫Cを引き出し可能なカセット式の自在金庫とし、前記第1の運用モードにおいて搬送制御手段2に更に、前記自在金庫Cに装填された紙幣を識別部たる簡易識別部20を介して対応する金庫A,Bに補給する動作と、所定の金庫A、B、Dの紙幣を前記自在金庫Cに回収する動作とを行わせ得るように構成したものである。
このように構成すると、他の金庫A,B等を引き出さずに第1の運用モードの現金管理機能を維持しながら、無停止のままで紙幣の補給、回収(計数補給、計数回収)を行うことができる。しかも、4金種にそれぞれ金庫を用意し、さらに自在金庫Cを設けると装置の大型化を招くが、本実施形態は3つの金庫A,B,Dで4金種を扱うように構成した上で自在金庫Cを設けているので、装置の大型化も有効に回避することが可能となる。
具体的には、混合金庫Dに収納される金種を第1金種である5千円および第2金種である2千円とし、他の2つの金庫A,Bに収納される金種をそれぞれ第3金種である千円および第4金種である万円とし、自在金庫Cに収納される金種を第3金種である千円又は第4金種である万円の何れかとして、自在金庫Cから対応する金種の金庫A又はBへの補給、または自在金庫Cに設定された金種に対応する金庫A,B、Dから自在金庫Cへの回収を行うようにしているので、元々4金種の紙幣毎に構成される金庫を基準として見ると、流通の少ない2千円札を5千円金庫に混在収納し、2千円金庫をカセット式の自在金庫Cとして、この金庫Cを用いて券売機等の運用中に紙幣の補給、回収を行うように構成することができるので、既存の紙葉類処理装置に若干の改良を施すだけで構成することができ、大幅な設計変更を必要とせずに本発明を実施することができる。
これらにおいて、紙幣の補給、回収時に挿入口11から紙幣が投入されると、搬送経路21上で紙幣同士が干渉するが、本実施形態における前記搬送制御手段2は、運用モードで挿入口11から紙幣投入等の優先処理入力がなされた場合に、紙幣の補給動作または回収動作を中断して投入紙幣の処理等の優先処理を実行し、実行後に紙幣の補給動作または回収動作を再開するように構成されているため、券売等の処理を滞らせることなく、無停止での紙幣の補給、回収機能を適切に担保することができる。
また、紙幣の補給、回収時などに自在金庫C等の引き出し可能な金庫の引き出し操作を電磁的なロックや光学的な表示等によって禁止する禁止手段Xを設けているので、補給、回収動作中に引き出されることによりシステム全体のリセットが必要となったり、ジャムが発生する不具合等を確実に防止することができる。
さらに、この実施形態の紙葉類処理装置は、混合金庫Dに収納される金種を第1金種である5千円および第2金種である2千円とし、他の2つの金庫A,Bに収納される金種をそれぞれ第3金種である千円および第4金種である万円とし、自在金庫Cに収納される金種を第3金種である千円又は第4金種である万円の何れかとする第2の運用モード(図10)に切り替えが可能であって、前記搬送制御手段2に、千円又は万円を自在金庫Cを含む2つの金庫C、A(C,B)に振り分けながら増量して循環させる制御を行わせ得るように構成しているので、カセットを入れ替え、モードを選択するだけで、特定金種の出入りが多い目的・用途に簡単に対応することができる。また、片側の金庫が調子が悪いときに縮退させ、もう一方で運用継続できる。
さらに、この実施形態の紙葉類処理装置は、混合金庫Dに収納する紙幣を2金種のうちの1金種(5千)に限定するとともに、残りの1金種(2千)を自在金庫Cに収納する第3の運用モード(図11)に切り替えが可能であって、前記搬送制御手段2に、これら4つの金庫を用いて4金種を循環させる制御を行わせ得るように構成しているので、カセットを入れ替え、モードを選択するだけで、常時4金種の循環が必要な目的・用途にも簡単に対応することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、1つの自在金庫Cで千円、万円を切り替えて使用する場合には、紙幣の長さ違いに対応するようにカセット金庫Cの紙幣収納部に長さ調節部を設けておくことが有効である。また、上記実施形態ではカセット金庫Aが引き出される態様を説明していないが、このカセット金庫Aを補給、回収のために引き出す態様を採用することもできる。カセットA〜Cの配置については、上下方向の並びを替えて紙幣ブロックに収容するなどの変形実施が可能である。
さらに、上記実施形態では、投入紙幣の金種識別を識別部22で、補給回収時の紙幣の金種識別を簡易識別部20で、それぞれ行うようにしているが、補給回収時の金種識別を行う識別部が簡易型である必要は必ずしもなく、識別部22と同様のものを用いることもできるし、双方とも簡易型のものでまかなうこともできる。また、補給回収時の紙幣の金種識別を識別部22で一括して行うように構成してもよく、逆に投入紙幣の金種識別を簡易識別部20で一括して行うように構成してもよい。
さらにまた、本発明はドル紙幣やユーロ紙幣などの他の通貨単位の紙幣に適用することも可能である。ドル紙幣には1ドル、2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの種類があるが、このうち一般に流通量の多い紙幣(例えば1ドル、2ドル、10ドル、20ドルの4金種)を上記千円、2千円、5千円、1万円にあてはめて適用することもできる。或いは、ユーロ紙幣には5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ、100ユーロ、200ユーロ、500ユーロの種類があるが、このうち一般に流通量の多い紙幣(例えば5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、50ユーロの4金種)を上記千円、2千円、5千円、1万円にあてはめて適用することもできる。
勿論、これらの円や外貨紙幣の金種のうち、何れを固定金庫に収容し、何れを自在金庫を通じて補給、回収できるようにするかは、上記に限定されずに種々に金種を組み合わせで本発明を適用することができる。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る紙葉類処理装置の概略的な全体構成図。 一部の金庫を抜き取った状態を示す図1に対応した図。 同実施形態における搬送制御手段の構成および機能の概要を示すブロック図。 同実施形態におけるモード切替機能を示す図。 同実施形態における第1の運用モードを運用開始時の状態において示す図。 同実施形態における第1の運用モードを運用中の状態において示す図。 同実施形態における第1の運用モードを無停止装填時の状態において示す図。 同実施形態における第1の運用モードを無停止回収時の状態において示す図。 同実施形態における第1の運用モードを締切り回収時の状態において示す図。 同実施形態における第2の運用モードを示す図。 同実施形態における第3の運用モードを示す図。
符号の説明
1…紙幣ブロック
2…搬送制御手段
11…挿入口
A…金庫(千円金庫)
B…金庫(万円金庫)
C…自在金庫
D…混合金庫
X…禁止手段

Claims (4)

  1. 紙幣ブロックと、この紙幣ブロックにセットされる4つの金庫と、投入される紙幣の金種を識別部で識別して対応する金庫に搬送する搬送制御手段とを具備し、紙葉類の券売や払い出し等の処理を行う紙葉類処理装置であって、
    前記紙幣ブロックは不良券を回収する不良券回収部と搬送経路上の紙幣を一時的に保留する一時保留部を有し、前記金庫のうちの1つを第1金種および第2金種からなる2金種が収納される混合金庫とし、他の2つの金庫をそれぞれ第3金種および第4金種が収納されるものとし、残りの1つを第3金種又は第4金種の何れかを収納する引き出し可能なカセット式の自在金庫として、前記他の2つの金庫及び自在金庫にそれぞれ金庫内一時保留部を設け、
    前記混合金庫及び前記他の2つの金庫とを併せた3つの金庫で4金種を扱う第1の運用モードにおいて前記搬送制御手段に紙幣の循環に必要な搬送制御を行わせるように構成するとともに、前記自在金庫に装填された紙幣を識別部を介して対応する金種の金庫に補給する動作と、自在金庫の金種に対応する金庫の紙幣を前記自在金庫に回収する動作とを行わせ得るように構成し
    更に、挿入口から紙幣投入等の優先処理入力がなされた場合に、紙幣の補給動作または回収動作を中断して投入紙幣の処理等の優先処理を実行し、実行後に紙幣の補給動作または回収動作を再開するように構成していることを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 紙幣の補給、回収時に自在金庫等の引き出し可能な金庫の引き出し操作を電磁的なロックや光学的な表示等によって禁止する禁止手段を設けている請求項に記載の紙葉類処理装置。
  3. 混合金庫に収納される金種を第1金種および第2金種とし、他の2つの金庫に収納される金種をそれぞれ第3金種および第4金種とし、自在金庫に収納される金種を第3金種および第4金種の何れかとする第2の運用モードに切り替えて、前記搬送制御手段に、第3金種または第4金種を自在金庫を含む2つの金庫に振り分けながら増量して循環させる制御を行わせ得るように構成している請求項1又は2何れかに記載の紙葉類処理装置。
  4. 混合金庫に収納する紙幣を2金種のうちの1金種に限定するとともに、残りの1金種を自在金庫に収納する第3の運用モードに切り替えて、前記搬送制御手段に、これら4つの金庫を用いて4金種を循環させる制御を行わせ得るように構成している請求項1〜3何れかに記載の紙葉類処理装置。
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