JP4312486B2 - 紙幣入出金装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば硬貨釣銭機と並設される紙幣釣銭機として用いられるような紙幣入出金装置に係り、特に内部に収納した紙幣を回収するための着脱式の回収容器を備えた紙幣入出金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開2000−132727号公報(特許文献1)には、釣銭機としての機能を有する金銭処理装置が記載されている。この金銭処理装置には、装置内部に収納された貨幣を回収するための回収金庫が付設されている。この回収金庫は、その本体に対してそれぞれ着脱自在に取り付けられた紙幣カセットおよび硬貨カセットを有している。
【0003】
また、従来一般に用いられているような硬貨釣銭機と紙幣釣銭機との組み合わせでは、紙幣釣銭機だけに紙幣回収カセットが設けられ、硬貨釣銭機は回収硬貨を取出口にバラで投出するように構成されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−132727号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の技術には、次のような問題点がある。すなわち、前者の特許文献1に記載のものでは、回収した貨幣を運搬する際、紙幣カセットと硬貨カセットとをそれぞれ持ち運ぶ必要があるため、運搬しづらく、使い勝手が悪いという問題がある。また、後者のものでは、紙幣回収カセットと共に回収したバラの硬貨を持ち運ぶ必要があるため、やはり運搬しづらく、使い勝手が悪いという問題がある。
【0006】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、回収した紙幣および硬貨の運搬を容易に行えるような回収容器を備えた紙幣入出金装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、入金紙幣を導入する紙幣導入部と、前記入金紙幣を金種別に収納する金種別収納部と、この金種別収納部から取り出された出金紙幣を放出する紙幣放出部と、前記金種別収納部から回収した回収紙幣を収納するための回収容器と前記紙幣導入部、前記紙幣放出部および前記回収容器と前記金種別収納部との間で紙幣を搬送する搬送手段と、前記導入部、前記金種別収納部、前記放出部、前記回収容器および前記搬送手段を収容する筐体とを備え、前記回収容器は、前記筐体に対して着脱自在に取り付けられると共に、前記回収紙幣を収納する回収紙幣収納部と、この回収紙幣収納部と区画されて外部から投入された硬貨を収納可能な硬貨収納部とを有する、ことを特徴とする紙幣入出金装置である。
【0008】
この第1の発明によれば、回収紙幣収納部に回収紙幣を収納した回収容器を筐体から取り外し、別途回収したバラの硬貨を硬貨収納部に投入することで、それらの紙幣と硬貨とを1つの回収容器で一体的に持ち運ぶことができる。
【0009】
第2の発明は、第1の発明において、前記回収容器は、前記回収紙幣収納部と前記硬貨収納部とが互いに着脱可能に構成されているものである。
【0010】
この第2の発明によれば、必要に応じて回収紙幣収納部から硬貨収納部を分離することで、例えば硬貨収納部からの硬貨等の取り出し作業を容易にするなどの使い勝手の向上を図ることができる。また、使用条件等に応じて硬貨収納部だけを容量の異なるもの等に交換することも容易となる。
【0011】
なお、硬貨収納部には、硬貨以外にも、回収金額等を記録した紙片その等の記録媒体を収納して一緒に持ち運ぶことも可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1および図2は本発明による紙幣入出金装置の実施の形態を示す図である。また、図3は後述する硬貨入出金装置の例を模式的に示すブロック図であり、図4は、これらの紙幣入出金装置および硬貨入出金装置を組み合わせた状態の外観で示す斜視図である。
【0013】
図1に示す本実施形態の紙幣入出金装置1Bは、例えば図4に示すように硬貨入出金装置1Aと組み合わされた状態で貨幣入出金システムに用いられる。その貨幣入出金システムとしては、他に図示しないPOSレジスター(販売時点管理機能を有する金銭登録機)等が組み合わされ、硬貨入出金装置1Aおよび紙幣入出金装置1Bがそれぞれ硬貨釣銭機および紙幣釣銭機として利用される。
【0014】
釣銭機は、必要に応じて、顧客からの預かり貨幣(紙幣および硬貨)の入金と釣銭貨幣の出金とを行うためのものである。すなわち、釣銭機としての硬貨入出金装置1Aおよび紙幣入出金装置1Bは、POSレジスター等との連携において、必要に応じて、顧客からの預かり貨幣の入金と釣銭貨幣の出金とを行うように構成されている。
【0015】
[紙幣入出金装置の構成]
図1に示すように、本実施形態の紙幣入出金装置は、筐体10内の略中央部に軸線を垂直にして配置された搬送ドラム1と、この搬送ドラム1を回転駆動するモータ2とを備えている。また、筐体10内には、入金紙幣繰込ユニット(紙幣導入部)A、金種別収納部B,C,D、出金紙幣放出ユニット(紙幣放出部)E、出金リジェクト部Fおよび紙幣回収カセット(紙幣回収容器)Gが、搬送ドラム1の外周を取り囲むようにして配置されている。そのうち、繰込ユニットA、放出ユニットE、出金リジェクト部Fおよび紙幣回収カセットGは筐体10の前面側に配置され、各収納部B,C,Dは筐体10の後面側に配置されている。
【0016】
図1および図4に示すように、筐体10の前面には、繰込ユニットAに対応した入金口12と、放出ユニットEに対応した出金口14とが設けられている。また、筐体10の前面には、後述する紙幣回収カセットGの前面パネルが露出している。紙幣回収カセットGは、筐体10に対して着脱自在に取り付けられている。この紙幣回収カセットGの取り外しは、解錠操作を行った上で筐体10から前方へ引き出すようにして行われる。
【0017】
図1において、繰込ユニットAは、入金口12に挿入された入金紙幣を導入して、それらの紙幣を搬送ドラム1側へ繰り出すためのものである。また、各収納部B,C,Dは、入金紙幣を金種別に収納するためのものであり、通常は千円札収納部B、2千円/5千円札(混合)収納部Cおよび万円札収納部Dとして用いられる。そして、放出ユニットEは、各収納部B,C,Dから取り出された出金紙幣を放出し、それらの紙幣を出金口14からの抜き取りに供するためのものである。
【0018】
出金リジェクト部Fは、後述する「出金リジェクト紙幣」を収納するためのものである。また、回収カセットGは、各収納部B,C,Dから回収した紙幣を収納するためのものである。この回収カセットGは、いずれかの収納部B,C,Dが満杯で対応する入金紙幣を収納できない場合に、その入金紙幣を収納するためにも用いられる。なお、上記放出ユニットEは、後述する「入金リジェクト紙幣」が放出される入金リジェクト部をも兼ねている。
【0019】
以上の繰込ユニットA、各収納部B,C,D、放出ユニットEおよび出金リジェクト部Fの内部構成としては周知ないし公知のものを用いることができるので、詳細な説明は省略する。また、紙幣回収カセットGの詳細な構成については後述する。
【0020】
搬送ドラム1の外周には、環状を成す紙幣の周回搬送路4が形成されている。また、繰込ユニットA、各収納部B,C,D、放出ユニットE、出金リジェクト部Fおよび回収カセットGと周回搬送路4との間をそれぞれ接続する紙幣の接続搬送路6a〜6gが形成されている。これらの搬送路4,6a〜6gは、搬送ドラム1の周囲に設けられたガイド板8によって(周回搬送路4については搬送ドラム1外周面との間で)形成されている。また、搬送ドラム1の外周面に対して弾性的に押圧される複数の押圧ローラ3が、搬送ドラム1の周方向に間隔を置いて配置されている。
【0021】
周回搬送路4の右側部分には、そこを通過する紙幣の金種を識別するための識別センサ5が設けられている。この識別センサ5は、例えば光学センサとして構成され、互いに周回搬送路4を挟んで対向配置される2つのセンサ部品5a,5bを有している。なお、接続搬送路6eおよび6fが接続される放出ユニットEおよび出金リジェクト部Fの入口部分には、紙幣の集積を補助するためのゴム羽根車9がそれぞれ設けられている。
【0022】
次に、周回搬送路4と各接続搬送路6a〜6gとの間で紙幣の搬送経路を切り換える経路切換手段7a〜7gが、周回搬送路4に沿って配置されている。これらの切換手段7a〜7gの構成態様は、接続搬送路6a〜6d,6f,6gに対応する揺動式のガイド部材7a〜7d,7f,7gと、接続搬送路6eに対応する並進移動式のガイド部材7eとに分けられる。なお、接続搬送路6fは周回搬送路4に直接接続されているわけではなく、接続搬送路6aを介して接続されている。従って、揺動ガイド部材7fによる周回搬送路4から接続搬送路6fへの搬送経路の切り換えは、揺動ガイド部材7aとの連携においてなされることになる。
【0023】
ここで図2に示すように、紙幣回収カセットGは、金種別収納部B,C,Dから回収した回収紙幣を収納する回収紙幣収納部G1と、この回収紙幣収納部G1と区画されて外部から投入された硬貨を収納可能な硬貨収納部G2とを有している。
【0024】
回収紙幣収納部G1は、箱状の本体g10と、この本体g10の前面に設けられた前面パネルg12とを有している。この前面パネルg12は、紙幣入出金装置1Bへの取付時(図4参照)にその前面の一部を構成する。また、前面パネルg12は、硬貨収納部G2の前面をも覆うように、本体g10よりも右側へ突出している。なお、図1に示すように、回収紙幣収納部G1(本体g10)の後部には、紙幣の導入を補助するための導入機構g14が内蔵されている。
【0025】
図2に示すように、硬貨収納部G2は、回収紙幣収納部G1に対して嵌合等によって着脱可能に取り付けられている。この硬貨収納部G2は、硬貨を収納する箱状の本体g20と、この本体g20の上面に形成された硬貨投入口g22とを有している。この投入口g22は、図示するような単純なスロット状のものに代えて、硬貨の投入を容易にするような漏斗状のものにしてもよい。硬貨収納部G2は、その他、本体g20の底面等に形成された開閉式の硬貨取出口(図示せず)を有している。
【0026】
[硬貨入出金装置の構成]
次に、本実施形態の紙幣入出金装置1Bと組み合わせて用いられる硬貨入出金装置1Aの構成の一例について、図3および図4を参照して簡単に説明する。図4に示すように、硬貨入出金装置1Aは、前部上面に操作パネル112(図4)を有する筐体110を備えている。図3および図4に示す筐体110の前部には、硬貨受入口114および硬貨取出口116が設けられている。
【0027】
また、図3に示すように、受入口14から受け入れた硬貨を一層一列状態で繰り入れるための繰入機構102が備えられている。繰入機構102の後方には、この繰入機構102によって繰り入れられた硬貨を搬送する硬貨搬送路103が延びている。この搬送路103の途中には、硬貨の金種等を識別する識別センサDと、この識別センサDによって正常でないと判別されたリジェクト硬貨を排出するための排出部109とが設けられている。硬貨搬送路103の下流側には、硬貨を金種によって選別する金種選別部105が設けられている。
【0028】
また、選別部105によって選別された硬貨を金種別に収納する金種別収納部106と、この金種別収納部106に収納された硬貨を選択的に繰り出す硬貨繰出機構108とが備えられている。硬貨繰出機構108によって繰り出された硬貨は、取出口116に投出されるようになっている。金種別収納部6から回収した回収硬貨も、同様に取出口116に投出されるようになっている。
【0029】
[動 作]
次に、本実施形態の紙幣入出金装置の動作について、図1を参照して簡単に説明する。
【0030】
(1)入金動作
入金口12から挿入された入金紙幣は、入金紙幣繰込ユニットAから接続搬送路6aを通じて周回搬送路4へ(公知の分離繰出し機構によって)1枚ずつ繰り出される。周回搬送路4へ繰り出された紙幣は、搬送ドラム1と押圧ローラ3と間で挟持された状態で、搬送ドラム1の反時計回りの回転に従って周回搬送路4に沿って搬送される。
【0031】
周回搬送路4を搬送される紙幣は、1周する間に識別センサ5によって金種を識別され、対応する金種の収納部B,C,Dに収納される。各収納部B,C,Dへの入金紙幣の収納は、対応するガイド部材7b,7c,7dによる周回搬送路4から各接続搬送路6b,6c,6dへの搬送経路の切り換え動作によって行われる。
【0032】
(2)出金動作
紙幣釣銭機としての紙幣入出金装置は、出金すべき釣銭の額に応じて以下に例示するような出金動作を行う。なお、釣銭紙幣の出金動作に関連するのは、万円札収納部Dを除いた、千円札収納部Bと2千円/5千円札収納部Cのいずれかである。
【0033】
(2-1)釣銭額3千円の場合
この場合、千円札収納部Bから繰り出された3枚の千円札が、接続搬送路6bを通じて周回搬送路4へ(公知の分離繰出し機構によって)1枚ずつ繰り出される。周回搬送路4へ繰り出された紙幣は、搬送ドラム1の時計回りの回転に従って周回搬送路4に沿って搬送され、ガイド部材7eによる周回搬送路4から接続搬送路6eへの搬送経路の切り換え動作によって、出金紙幣放出ユニットEへ送り込まれる。放出ユニットEは、3枚の千円札が送り込まれた時点で、それらの紙幣を(公知の機構によって)束の状態で出金口14から突出させるように放出する。
【0034】
なお、千円札収納部Bには千円札しか収納されていないので、この場合は出金紙幣を周回搬送路4で1周以上させて金種識別を行う必要はない。
【0035】
(2-2)釣銭額7千円の場合
この場合、まず2千円/5千円札収納部Cから最初の紙幣1枚だけが繰り出され、周回搬送路4に沿って時計回りに搬送される。この紙幣は、周回搬送路4を1周以上する間に識別センサ5による金種識別を受けた上で、上記(2-1)の場合と同様にして放出ユニットEへ送り込まれる。
【0036】
最初の紙幣の金種が5千円であった場合は、残りの2千円分として千円札収納部Bから千円札が2枚繰り出され、上記(2-1)の場合と同様、金種識別を経ることなく放出ユニットEへ送り込まれる。
【0037】
次に、最初の紙幣の金種が2千円であった場合は、2千円/5千円札収納部Cから2番目の紙幣1枚だけが繰り出され、周回搬送路4で金種識別を受ける。この2番目の紙幣の金種が5千円であった場合は、その5千円札が放出ユニットEへ送り込まれた時点で出金動作が完了する。一方、2番目の紙幣の金種が2千円であった場合は、この2千円札が放出ユニットEへ送り込まれると共に、残りの3千円分として千円札収納部Bから千円札が3枚繰り出され、金種識別を経ることなく放出ユニットEへ送り込まれる。
【0038】
(3)回収動作
例えば、1日の営業が終了して、収納部B,C,D内の紙幣を全て、或いは売上金相当額だけ回収したい場合等には、収納部B,C,Dから繰り出された紙幣が順次、周回搬送路4から接続搬送路6gを通じて紙幣回収カセットGに収納される。なお、いずれかの収納部B,C,Dが満杯であるにも拘わらず、対応する金種の紙幣が更に入金された場合、当該入金紙幣は、周回搬送路4から接続搬送路6gを通じて紙幣回収カセットGに収納される。
【0039】
(4)リジェクト動作
入金紙幣の中に汚損等により識別センサ5による金種識別のできない紙幣があった場合、その紙幣は「入金リジェクト紙幣」として、周回搬送路4から接続搬送路6eを通じて紙幣放出ユニットEへ送り込まれる。また、出金紙幣の中に斜行等により識別センサ5による金種識別のできない紙幣があった場合、その紙幣は「出金リジェクト紙幣」として、周回搬送路4から接続搬送路6fを通じて出金リジェクト部Fへ送り込まれる。
【0040】
[作用効果]
以上のように構成された本実施形態の紙幣入出金装置によれば、回収紙幣収納部G1に回収紙幣を収納した回収カセットGを筐体10から取り外し、硬貨入出金装置1A等から別途回収したバラの硬貨を硬貨収納部G2に投入することで、それらの紙幣と硬貨とを1つの回収カセットGで一体的に持ち運ぶことができる。このため、回収した紙幣および硬貨の運搬を容易に行うことができる。
【0041】
なお、硬貨収納部G2には、硬貨以外にも、回収金額等を記録した紙片(ジャーナル)その等の記録媒体(メモリカード等)を収納して一緒に持ち運ぶことも可能である。
【0042】
また、必要に応じて回収紙幣収納部G1から硬貨収納部G2を分離することで、例えば硬貨収納部G2からの硬貨等の取り出し作業を容易にするなどの使い勝手の向上を図ることができる。また、使用条件等に応じて硬貨収納部G2だけを容量の異なるもの等に交換することも容易となる。
【0043】
例えば、硬貨入出金装置1Aおよび紙幣入出金装置1Bから売上相当金額を回収する際に、硬貨の枚数が最小限になるようにすることで、回収される硬貨は最大で999円分となる。その場合は、最大で999円分の硬貨を収納可能な、比較的小さな容量の硬貨収納部G2を用いることができる。
【0044】
[変形例]
なお、本実施形態において、日本国通貨としての千円、2千円、5千円および万円札を入出金対象とする場合について説明したが、入出金対象とする紙幣の金種は、外国通貨も含めて任意に設定可能である。また、金種別収納部の数も必要に応じて任意に設定することができる。例えば2千円札収納部と5千円札収納部とを別個に設けることも可能であり、その場合は、上記のような出金時の金種識別も不要となる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、回収紙幣収納部に回収紙幣を収納した回収容器を筐体から取り外し、別途回収したバラの硬貨を硬貨収納部に投入することで、それらの紙幣と硬貨とを1つの回収容器で一体的に持ち運ぶことができる。このため、回収した紙幣および硬貨の運搬を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による紙幣入出金装置の一実施形態を示す水平断面図。
【図2】 図1に示す紙幣入出金装置における紙幣回収容器の斜視図。
【図3】 図1に示した紙幣入出金装置と組み合わせて用いられる硬貨入出金装置の例を模式的に示すブロック図。
【図4】 図1に示した紙幣入出金装置を、図3に示した硬貨入出金装置と組み合わされた状態の外観で示す斜視図。
【符号の説明】
1B 紙幣入出金装置(紙幣釣銭機)
A 入金紙幣繰込ユニット(紙幣導入部)
B 千円札収納部(金種別収納部)
C 2千円/5千円札収納部(金種別収納部)
D 万円札収納部(金種別収納部)
E 出金紙幣放出ユニット(紙幣放出部)
F 出金リジェクト部
G 紙幣回収カセット(紙幣回収容器)
G1 回収紙幣収納部
g10 本体
g12 前面パネル
G2 硬貨収納部
g20 本体
g22 硬貨投入口
1 搬送ドラム(搬送手段)
2 駆動モータ
3 押圧ローラ(搬送手段)
4 周回搬送路(搬送手段)
5 識別センサ
6a〜6g 接続搬送路(搬送手段)
7a〜7g ガイド部材
8 ガイド板
10 筐体
12 入金口
14 出金口
1A 硬貨入出金装置(硬貨釣銭機)
106 金種別収納部
116 硬貨取出口
Claims (2)
- 入金紙幣を導入する紙幣導入部と、
前記入金紙幣を金種別に収納する金種別収納部と、
この金種別収納部から取り出された出金紙幣を放出する紙幣放出部と、
前記金種別収納部から回収した回収紙幣を収納するための回収容器と、
前記紙幣導入部、前記紙幣放出部および前記回収容器と前記金種別収納部との間で紙幣を搬送する搬送手段と、
前記導入部、前記金種別収納部、前記放出部、前記回収容器および前記搬送手段を収容する筐体と
を備え、
前記回収容器は、前記筐体に対して着脱自在に取り付けられると共に、前記回収紙幣を収納する回収紙幣収納部と、この回収紙幣収納部と区画されて外部から投入された硬貨を収納可能な硬貨収納部と、を有し、当該硬貨収納部は最小額紙幣未満の最大枚数の硬貨を収納可能な容量に構成されており、
前記回収紙幣収納部に収納された紙幣と前記硬貨収納部に収納された硬貨との合計を売上相当金額とすることができる
ことを特徴とする紙幣入出金装置。 - 入金紙幣を導入する紙幣導入部と、
前記入金紙幣を金種別に収納する金種別収納部と、
この金種別収納部から取り出された出金紙幣を放出する紙幣放出部と、
前記金種別収納部から回収した回収紙幣を収納するための回収容器と、
前記紙幣導入部、前記紙幣放出部および前記回収容器と前記金種別収納部との間で紙幣を搬送する搬送手段と、
前記導入部、前記金種別収納部、前記放出部、前記回収容器および前記搬送手段を収容する筐体と
を備え、
前記回収容器は、前記筐体に対して着脱自在に取り付けられると共に、前記回収紙幣を収納する回収紙幣収納部と、この回収紙幣収納部と区画されて外部から投入された硬貨を収納可能な硬貨収納部と、を有しており、
前記回収容器は、前記回収紙幣収納部と前記硬貨収納部とが互いに着脱可能に構成されている
ことを特徴とする紙幣入出金装置。
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