JP6715713B2 - 貨幣入金機及び貨幣入金方法 - Google Patents

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本発明は、複数の貨幣収納部を有する場合に、特定の用途に使用される貨幣を優先的かつ効率的に確保することができる貨幣入金機及び貨幣入金方法に関する。
従来、スーパーマーケットや百貨店等の商業施設には、店舗内の各レジの売上金を入金する「貨幣入金機」と呼ばれる貨幣処理装置が配設されることが多い。例えば、特許文献1には、2つの一時保留部と、各一時保留部にそれぞれ対応する2つの貨幣収納部とを設け、貨幣を一時保留部に一時保留した状態で操作員による所定の承認操作がなされると、一時保留部内の貨幣を該一時保留部に対応する収納部に移行させる構成が開示されている。
ここで、この特許文献1によれば、2つの貨幣収納部の一方の貨幣収納部Bを警送業者によって貨幣を回収する警備回収用の用途に利用し、他方の貨幣収納部Aを釣銭準備金などの店舗用資金としての用途に利用することができる。
例えば、2つの一時保留部(一時保留部a及び一時保留部b)に収納できる上限枚数が200枚であり、350枚の貨幣を貨幣入金機に投入された場合には、まず貨幣収納部Aに対応する一時保留部aに200枚の貨幣が一時保留され、残余の150枚の貨幣が貨幣収納部Bに対応する一時保留部bに一時保留される。投入された貨幣を迅速に機内に取り込むためである。この状態で、操作員による所定の収納操作がなされたならば、一時保留部aに収納した200枚の貨幣が店舗資金用の貨幣収納部Aに移行され、一時保留部bに収納した150枚の貨幣が警備回収用の貨幣収納部Bに移行されることになる。
特開2015−72521号公報
しかしながら、上記特許文献1によれば、店舗用資金が300枚に設定されている場合に、店舗資金用の貨幣収納部Aに200枚の貨幣しか収納されないため、その後に貨幣が貨幣入金機に入金されない場合には、店舗用資金以上の貨幣(350枚)を入金したのにも係わらず、貨幣収納部Bに収納された150枚の貨幣が警備回収されてしまい、結果的に店舗用資金の不足を招くという問題がある。このため、各店舗では、警送会社に対して不足分の貨幣(100枚)を再配送するよう要請しなければならないために効率ではなく、再配送に伴うコスト増を招くという問題も生ずる。
なお、操作員の手作業により、警備回収用の貨幣収納部Bに収納された150枚の貨幣の一部を貨幣収納部Aに移行させる案も考えられるが、操作員が警備回収用の貨幣収納部B内の貨幣に触れられるようにすることは、セキュリティ確保の観点から望ましくない。
また、上記一連の説明では、店舗用資金の確保を優先する場合を示したが、警備回収を優先して残余を店舗用資金として貨幣収納部Aに収納させる場合にも、同様の理由から、警備回収すべき貨幣の一部が店舗用資金として貨幣収納部Aに収納されてしまうという問題が生ずる。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、複数の貨幣収納部を有する場合に、特定の用途に使用される貨幣を優先的かつ効率的に貨幣収納部内に確保することができる貨幣入金機及び貨幣入金方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、貨幣の用途に応じてそれぞれ設定された複数の貨幣収納部と、各貨幣収納部に対応して設けられ、所定の貨幣投入口から投入された複数枚の貨幣のうちの所定の一時保留可能枚数以下の貨幣を一時的に保留する複数の一時保留部と、前記貨幣投入口から収納対象となる第1の数量の貨幣を受け付け、前記第1の数量の貨幣のうちの一時保留対象となる第2の数量の貨幣を前記複数の一時保留部のいずれかに一時保留する場合に、特定の用途に用いられる特定の貨幣収納部に収納された貨幣の第3の数量と前記第2の数量との合計数量が、予め設定された第4の数量を超えるならば、前記第4の数量と前記第3の数量との差分をなす第5の数量の貨幣を前記特定の貨幣収納部に対応する特定の一時保留部に一時的に保留させ、前記第2の数量と前記第5の数量との差分をなす第6の数量の貨幣を前記特定の貨幣収納部以外の他の貨幣収納部に対応する一時保留部に一時的に保留させるとともに、各一時保留部に一時保留した貨幣を一時保留部に対応する貨幣収納部に収納させるよう制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記特定の一時保留部に保留した貨幣が前記所定の一時保留可能枚数に達したならば、前記特定の一時保留部に保留された貨幣を前記特定の貨幣収納部に自動移行させ、前記特定の一時保留部による新たな貨幣の収納を可能とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記複数の一時保留部のうち貨幣の保留を優先する一時保留部を切り換える切換部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記特定の貨幣収納部は、前記複数の貨幣収納部のうちの自装置が設置された店舗における店舗用資金を収納する貨幣収納部又は警送会社によって警備回収される売上金を収納する貨幣収納部であることを特徴とする。
また、本発明は、貨幣の用途に応じてそれぞれ設定された複数の貨幣収納部と、各貨幣収納部に対応して設けられ、所定の貨幣投入口から投入された複数枚の貨幣のうちの所定の一時保留可能枚数以下の貨幣を一時的に保留する複数の一時保留部とを有する貨幣入金機における貨幣入金方法であって、前記貨幣投入口から収納対象となる第1の数量の貨幣を受け付け、前記第1の数量の貨幣のうちの一時保留対象となる第2の数量の貨幣を前記複数の一時保留部のいずれかに一時保留する場合に、特定の用途に用いられる特定の貨幣収納部に収納された貨幣の第3の数量と前記第2の数量との合計数量が、予め設定された第4の数量を超えるならば、前記第4の数量と前記第3の数量との差分をなす第5の数量の貨幣を前記特定の貨幣収納部に対応する特定の一時保留部に一時的に保留させ、前記第2の数量と前記第5の数量との差分をなす第6の数量の貨幣を前記特定の貨幣収納部以外の他の貨幣収納部に対応する一時保留部に一時的に保留させる工程と、各一時保留部に一時保留した貨幣を一時保留部に対応する貨幣収納部に収納させる工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、複数の貨幣収納部を有する場合に、特定の用途に使用される貨幣を優先的かつ効率的に貨幣収納部内に確保することが可能となる。
図1は、本発明に係る貨幣入金機の概念を説明するための説明図である。 図2は、本実施例に係る売上金入金機の外観構成を示す斜視図である。 図3は、図2に示した売上金入金機の計数画面の一例を示す図である。 図4は、図2に示した売上金入金機の内部構成を示す図である。 図5は、図2に示した売上金入金機の機能ブロック図である。 図6は、図2に示した売上金入金機の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、図6のステップS105に示した貨幣収納処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る貨幣入金機及び貨幣入金方法の実施例を説明する。
<本発明に係る貨幣入金機の概念>
まず、本発明に係る貨幣入金機の概念について説明する。ここでは、2つの一時保留部a,bと2つの貨幣カセット(貨幣収納部)A,Bとを有する場合を示している。図1は、本発明に係る貨幣入金機の概念を説明するための説明図である。
本発明が対象とする貨幣入金機には、複数の貨幣カセットA,Bが着脱可能に設けられており、売上金として入金された貨幣は、貨幣カセットAと貨幣カセットBとに収納される。ここでは、貨幣カセットAには、釣銭補充金を含む店舗用資金が収納され、貨幣カセットBには、警備会社等の回収担当者によって回収される警備回収用資金が収納されるよう設定されているものとする。また、貨幣カセットAに対応して一時保留部aが設けられ、貨幣カセットBに対応して一時保留部bが設けられているものとする。ここでは、一時保留部a,bには200枚の貨幣が保留することができ、350枚の貨幣が貨幣投入口から投入されるものとする。
図1(a)に示すように、従来の貨幣入金機では、貨幣投入口に350枚の貨幣が投入されたならば、そのうち200枚の貨幣が一時保留部aに保留され、150枚の貨幣が一時保留部bに保留される。貨幣投入口に投入された貨幣を迅速に処理するためである。そして、操作員によって所定の操作がなされたならば、一時保留部a内の200枚の貨幣が貨幣カセットAに移行され、一時保留部b内の150枚の貨幣が貨幣カセットBに移行される。これにより、所定の時刻になると、警備会社等の回収担当者によって貨幣カセットBが貨幣入金機から取り外され、現金センタに警備回収される。
しかしながら、店舗によっては、一定枚数の貨幣を店舗用資金として確保しておき、釣銭などの用途に利用したい場合がある。例えば、300枚の貨幣を店舗用資金として確保しておきたい場合に、上記の例において、この時点以降に売上金の入金が行われない場合には、150枚の貨幣が警備回収されてしまい、200枚の貨幣のみしか店舗用資金として確保できない結果となる。
このため、本発明に係る貨幣入金機では、300枚の貨幣からなる店舗用資金を確保できるように貨幣を収納するよう構成している。具体的には、図1(b)に示すように、まず200枚の貨幣を一時保留部aに保留させ、この一時保留部a内の貨幣を貨幣カセットAに自動的に収納(以下、単に「自動移行」と言う)させる。その後、あらためて100枚の貨幣を一時保留部aに保留させ、50枚の貨幣を一時保留部bに保留させる。そして、一時保留部aの100枚の貨幣を貨幣カセットAに自動移行させるとともに、一時保留部bの50枚の貨幣を貨幣カセットBに自動移行させる。
これにより、300枚の貨幣を店舗用資金として貨幣カセットAに確保できるとともに、50枚の貨幣を警備回収として貨幣カセットBに収納できる。このため、その後に売上金の入金がなかったとしても、あらかじめ設定された300枚の店舗用資金を確保することが可能となる。
なお、ここでは説明の便宜上、店舗用資金としての貨幣を優先して確保する場合を示したが、警備回収する貨幣の枚数を優先して確保することもできる。また、ここでは貨幣の金種に関する説明を省略したが、複数の金種の貨幣をそれぞれ特定の枚数分確保する場合に適用することもできる。また、ここでは一時保留部a,b内の貨幣をそれぞれ貨幣カセットA,Bに自動移行する場合を示したが、操作員による所定の操作によって移行するよう構成することもできる。
次に、上記に説明した本発明を売上金入金機100に適用した場合の実施例について説明する。この売上金入金機100は、店舗のバックヤード等に設置され、店舗に配設されたレジ等に所在する売上金の入金を受け付ける装置である。なお、以下では店舗用資金として300枚の1000円札紙幣と300枚の100円硬貨を優先して確保する場合を示すこととするが、本発明はこれに限定されるものではない。
<売上金入金機の外観構成>
まず、本実施例に係る売上金入金機100の外観構成について説明する。図2は、本実施例に係る売上金入金機100の外観構成を示す斜視図である。同図に示すように、売上金入金機100は、表示操作部73、ICカードリーダ71、レシートプリンタ72、硬貨投入部110、紙幣投入部10、紙幣リジェクト部41、紙幣スタッカ42及び硬貨リジェクト部141を有する。
表示操作部73は、売上金入金機100の最上部に設けられ、各種処理に係る画面表示を行うとともにレジ担当者又は回収担当者による操作入力を受け付けるタッチ式のディスプレイである。ICカードリーダ71は、レジ担当者又は回収担当者の担当者カードなどのICカードに記憶されたデータを読み取るカードリーダである。レシートプリンタ72は、レシート等を印字する感熱式等の印字部である。
硬貨投入部110は、レジ担当者が硬貨を投入する投入部であり、紙幣投入部10は、レジ担当者が紙幣を投入する投入部である。かかる硬貨投入部110及び紙幣投入部10には、レジ担当者が持参する売上金をなす硬貨及び紙幣がそれぞれ投入される。
紙幣リジェクト部41は、紙幣投入部10に投入された紙幣のうち、金種の識別ができなかった紙幣が搬送される排出部である。紙幣スタッカ42は、予め設定された所定の条件に合致する紙幣が搬送されるスタッカである。硬貨リジェクト部141は、硬貨投入部110に投入された硬貨のうち、金種の識別できなかった硬貨を排出する排出部である。
<売上金入金機の売上金の入金時の動作>
次に、売上金入金機100の売上金の入金時の動作について説明する。ここでは、レジ担当者が、レジに配設された釣銭機等に所在する売上金を売上金入金機100に入金する場合を示すこととするが、レジ担当者とは別の店員が売上金を売上金入金機100に入金する場合にも適用することもできる。
まず、レジ担当者が、売上金入金機100のICカードリーダ71に担当者カード(ICカード)を翳すと、ICカードリーダ71は、この担当者カードに記憶されている担当者の識別情報を読み取り、この識別情報に基づいてレジ番号を特定する。なお、レジ担当者は、表示操作部73からレジ番号等を直接入力することもできる。
その後、レジ担当者は、釣銭機等から回収した紙幣を紙幣投入部10に投入するとともに、釣銭機等から回収した硬貨を硬貨投入部110に投入し、表示操作部73を用いて貨幣入金の指示操作を行う。売上金入金機100は、貨幣入金の指示操作を受け付けると、紙幣投入部10に投入された紙幣を繰り出して、紙幣の真贋及び金種の識別を行い、真券と判定された紙幣の金種別の枚数を計数する。また、硬貨投入部110に投入された硬貨を繰り出して、硬貨の真贋及び金種の識別を行い、真貨と判定された硬貨の金種別の枚数を計数する。
紙幣及び硬貨の計数処理が行われると、売上金入金機100は、表示操作部73に計数処理結果を表示し、表示した内容により入金処理を行う旨の操作(承認操作)を受け付けると、計数された紙幣及び硬貨をそれぞれ紙幣カセット及び硬貨カセットに収納する。なお、かかる入金処理において、300枚の1000円札紙幣と300枚の100円硬貨が店舗用資金として優先的に確保される。つまり、300枚の1000円札紙幣が紙幣カセット53に優先的に収納され、300枚を超える1000円札紙幣及び他の金種の紙幣が紙幣カセット54に収納される。また、300枚の100円硬貨が硬貨カセット153に優先的に収納され、300枚を超える100円硬貨及び他の金種の硬貨が硬貨カセット154に収納される。
その後、入金データを図示しない入金履歴データに登録する。また、売上金入金機100は、レジ担当者及び回収元のレジ番号を含む認証情報と、入金データとを含むレシート(入金結果明細)を発行する。
このように、売上金入金機100は、担当者カードを受け付けて回収元のレジ番号を特定し、貨幣を受け付けて、受け付けた貨幣の金種を識別するとともに金種別の枚数を計数する。具体的には、図3に示すような計数画面が表示操作部73に表示される。そして、店舗用資金(300枚の1000円札紙幣及び300枚の100円硬貨)を優先的に確保し、レジ番号及び入金データを入金履歴データに登録するとともに、これらの内容を含むレシートを発行する。
<売上金入金機の内部構成及び動作>
次に、図2に示した売上金入金機100の内部構成及び動作について説明する。図4は、図2に示した売上金入金機100の内部構成を示す図である。
まず、紙幣の入金処理に関する部分について説明する。紙幣投入部10に投入された紙幣は、搬送部30により紙幣の金種の識別を行う識別部20に搬送される。識別部20は、搬送された紙幣の画像等を取得するイメージスキャナを含む。識別部20で識別された紙幣は、搬送部30により、紙幣リジェクト部41、紙幣スタッカ42、一時保留部43又は一時保留部44に搬送される。紙幣リジェクト部41には、識別部20で金種の識別ができなかった紙幣が搬送される。また、一時保留部43及び44の下方向には、それぞれ紙幣カセット53及び54が配設される。一時保留部43に一時保留された紙幣は紙幣カセット53に自動収納され、一時保留部44に一時保留された紙幣は紙幣カセット54に自動収納される。なお、一時保留部43、44を含む保留ユニットを装置手前に引き出すと、一時保留部43及び44に一時保留された紙幣が取り出し可能となる。
ここで、紙幣カセット53が300枚の1000円札紙幣を店舗用資金として収納し、紙幣カセット54が300枚を超える1000円札紙幣及び他の金種の紙幣を警備回収資金として収納するよう設定され、この紙幣カセット53に対応する一時保留部43に優先して1000円札紙幣が保留される。例えば、350枚の1000円札紙幣が入金され、そのうちの300枚を店舗用資金として紙幣カセット53に収納する場合には、まず一時保留部43に収納可能な枚数(ここでは、「200枚」とする)の1000円札紙幣を一時保留部43に保留させ、この一時保留部43に保留した200枚の1000円札紙幣を紙幣カセット53に自動移行した後に、再度一時保留部43に100枚の1000円札紙幣を保留させ、この紙幣を紙幣カセット53に自動移行することで、あらかじめ定められた300枚の1000円札紙幣を店舗用資金として紙幣カセット53に収納する。なお、350枚の1000円札紙幣が存在する場合には、50枚の1000円札紙幣が一時保留部44に保留され、この紙幣を紙幣カセット54に自動移行することで、警備回収用の50枚の1000円札紙幣が紙幣カセット54に収納されることになる。
次に、硬貨の入金処理に関する部分について説明する。硬貨投入部110に投入された硬貨は、硬貨識別部120に受け渡される。硬貨識別部120は、硬貨投入部110から繰り出された硬貨の金種の識別を行う。硬貨識別部120により識別処理の行われた硬貨は、3個の振分機構を有する硬貨搬送部130により硬貨リジェクト部141、硬貨一時保留部143、144のいずれかに搬送される。
硬貨リジェクト部141には、硬貨識別部120で金種の識別ができなかった硬貨が搬送される。硬貨一時保留部143、144には、硬貨識別部120で金種の識別ができた硬貨が振り分けられる。例えば、350枚の100円硬貨が存在する場合には、硬貨一時保留部143に300枚の100円硬貨が店舗用資金として振り分けられ、硬貨一時保留部144に50枚の100円硬貨が店舗用資金として振り分けられる。なお、他の金種の硬貨が存在する場合には、硬貨一時保留部144に振り分けられる。
また、硬貨一時保留部143、144の下方向には、返却の指示を受け付けて硬貨一時保留部143、144に搬送された硬貨を返却するための硬貨返却箱145、146がそれぞれ配置され、計数済みの硬貨が硬貨一時保留部143、144に一時保留されている状態で計数済み硬貨の返却指示操作を受け付けると、硬貨一時保留部143、144に一時保留されている硬貨は硬貨返却箱145、146に移される。また、硬貨返却箱145、146よりもさらに下方向には、収納の指示を受け付けて硬貨一時保留部143、144に搬送された硬貨を収納するための硬貨カセット153、154が配設される。硬貨一時保留部143に一時保留された硬貨は硬貨カセット153に収納され、硬貨一時保留部144に一時保留された硬貨は硬貨カセット154に収納される。なお、硬貨返却箱145、146を含む硬貨保留ユニットを装置手前に引き出すと、硬貨返却箱145、146に搬送されている硬貨が取り出し可能となる。なお、硬貨カセット153に収納された硬貨は店舗用資金として利用され、硬貨カセット154に収納された硬貨は警備回収硬貨として回収され、現金センタに搬送される。
ここで、例えば350枚の100円硬貨が存在する場合には、この硬貨カセット153に対応する硬貨一時保留部143に優先して300枚の100円硬貨が保留される。ただし、この硬貨一時保留部143には200枚の硬貨しか保留することができないため、まず硬貨一時保留部143に200枚の100円硬貨を保留させ、この硬貨一時保留部143に保留した200枚の100円硬貨を硬貨カセット153に自動移行した後に、再度硬貨一時保留部143に100枚の100円硬貨を保留させ、この硬貨を硬貨カセット153に自動移行することで、あらかじめ定められた300枚の100円硬貨を店舗用資金として硬貨カセット153に収納する。なお、50枚の100円硬貨が硬貨一時保留部144に保留され、この硬貨を硬貨カセット154に自動移行することで、警備回収用の50枚の100円硬貨が硬貨カセット154に収納される。なお、他の金種の硬貨についても硬貨カセット154に収納される。
また、売上金入金機100は、上部ユニット101、下部ユニット102からなる。売上金入金機100に収納された貨幣を回収する権限を有する回収担当者によって所定の操作が行われると、電磁ロックが解除され、紙幣カセット53、54及び硬貨カセット153、154を含む下部ユニット102が引き出し可能となる。下部ユニット102を引き出して、紙幣カセット53、54及び硬貨カセット153、154を取り出すことができる。警送会社や店舗等の回収担当者が、下部ユニット102を引き出して、警備回収用の紙幣カセット54及び硬貨カセット154を取り出して現金センタ等に持ち出すことになる。
<売上金入金機の機能的な内部構成>
次に、図2に示した売上金入金機100の機能的な内部構成を説明する。図5は、図2に示した売上金入金機100の機能ブロック図である。売上金入金機100には、オブション機器として通帳プリンタ80等を接続することができる。通帳プリンタ80は、売上金入金機100に売上金を入金した履歴を通帳式の記録媒体に出力するため出力機器である。
売上金入金機100は、紙幣投入部10、識別部20、搬送部30、紙幣リジェクト部41、紙幣スタッカ42、一時保留部43、44、紙幣カセット53、54、通信部70、ICカードリーダ71、レシートプリンタ72、表示操作部73、硬貨投入部110、硬貨識別部120、硬貨搬送部130、硬貨リジェクト部141、硬貨一時保留部143、144、硬貨返却箱145、146、硬貨カセット153、154、記憶部90及び制御部91を有する。ここでは、図2に示されていない部分を中心に説明する。通信部70は、通信線及び通信網を介して他の装置とデータ通信を行うためのインターフェース部である。
記憶部90は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、設定データ90a及び在高データ90bを記憶する。設定データ90aは、一時保留部43,44に保留可能な紙幣の枚数(ここでは、「200枚」とする)、硬貨一時保留部143,144に保留可能な硬貨の枚数(ここでは、「200枚」とする)、優先する紙幣カセット53又は54(ここでは、紙幣カセット53が優先設定されているものとする)、優先する硬貨カセット153又は154(ここでは、硬貨カセット153が優先設定されているものとする)、紙幣カセット53に確保する紙幣の枚数(ここでは、「300枚の1000円札紙幣」とする)、硬貨カセット153又は154に確保する硬貨の枚数(ここでは、「300枚の100円硬貨」とする)を含むデータである。在高データ90bは、紙幣カセット53,54に収納されている紙幣の枚数及び硬貨カセット153,154に収納されている硬貨の枚数のデータである。
制御部91は、売上金入金機100の全体を制御する制御部であり、認証処理部91a、入金処理部91b、回収処理部91c及び集計処理部91dを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、それぞれに対応するプロセスを実行させることになる。
認証処理部91aは、操作者であるレジ担当者又は回収担当者の認証処理を行う。具体的には、ICカードリーダ71により担当者カードからレジ担当者又は担当者の識別情報を読み取り、売上金の入金処理若しくは入金された貨幣を取り出す回収処理の権限の有無を判定する。
入金処理部91bは、表示操作部73に売上金の入金処理に係る画面の表示制御を行い、表示操作部73にて入金処理が選択された場合に、紙幣投入部10で受け付けた紙幣の金種の識別及び金種別の枚数の計数と、硬貨投入部110で受け付けた硬貨の金種の識別及び金種別の枚数の計数とを実施して、貨幣の計数結果を表示操作部73に表示する。
例えば、紙幣投入部10で350枚の1000円札紙幣を受け付けた場合には、そのうちの200枚を一時保留部43に保留させ、紙幣カセット53に自動移行させた後に、あらためて100枚を一時保留部43に保留させ、紙幣カセット53に自動移行させることで、紙幣カセット53に300枚の1000円札紙幣を収納させることになる。なお、残り50枚の1000円札紙幣は、一時保留部44に保留し、紙幣カセット54に自動移行させる。なお、ここでは一時保留部43,44内の紙幣を紙幣カセット53,54に自動移行させることとするが、貨幣の計数後に表示操作部73で計数済みの貨幣の入金を指示する操作(承認操作)を受け付けた後に、一時保留部43,44内の紙幣を紙幣カセット53,54に収納することもできる。硬貨についても同様であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
なお、入金処理部91bは、当該入金処理で収納した貨幣に係る情報を在高データ90bに加算するとともに、入金結果明細をレシートプリンタ72で印刷する。また、通帳プリンタ80が接続されている場合には、レシートプリンタ72に出力する内容を通帳形式の媒体に出力することができる。
回収処理部91cは、回収処理の操作権限がある場合に回収処理操作を受け付ける。回収処理操作を受け付けると、回収処理部91cは、下部ユニット102を装置から引き出し可能に電磁ロックの解除を行う。また、回収処理部91cは、下部ユニット102から、紙幣カセット53,54、及び、硬貨カセット153,154の抜き取りが検知されると在高データ90bを初期化する。
集計処理部91dは、表示操作部73により集計指示操作を受け付けると、入金データの集計処理を行って、集計結果を表示操作部73若しくはレシートプリンタ72に出力する。また、通信部70を介して、上位の管理コンピュータや併設される他の売上金入金機と通信可能となっている。
<売上金入金機の入金処理手順>
次に、図2に示した売上金入金機100の処理手順について説明する。図6は、図2に示した売上金入金機100の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、レジ担当者の担当者カードがICカードリーダ71に翳されると、ICカードリーダ71により担当者カードに記録されたデータが読み取られ、読み取られたデータ(担当者の識別情報)を用いて認証処理部91aが認証処理を行う(ステップS101)。具体的には、レジ担当者が、売上金入金機100において入金処理を行う権限があるか否かを判定する。
その結果、権限があると判定された場合には、入金処理を可能にするために、入金処理の初期画面を表示操作部73に表示する(ステップS102)。なお、ここでは説明の便宜上図示省略したが、権限がないと判定された場合には、その旨を表示して処理を終了する。
また、ステップS102で表示された初期画面において、スタートボタンの押下操作を受け付けた場合には(ステップS103;Yes)、紙幣投入部10に投入された紙幣の計数処理及び硬貨投入部110に投入された硬貨の計数処理をそれぞれ行い(ステップS104)、図3に示したように計数結果が表示操作部73に表示される。また、紙幣の計数処理を行ったならば、一時保留部43,44を介して紙幣を紙幣カセット53,54に収納し、硬貨の計数処理を行ったならば、硬貨一時保留部143,144を介して硬貨を硬貨カセット153,154に収納する貨幣収納処理を行う(ステップS105)。なお、この貨幣収納処理の詳細な処理手順については後述する。
その後、ステップS105で収納した貨幣の枚数を在高データ90bに加算した後(ステップS106)、入金処理部91bは、入金処理結果を図示しない入金履歴データに登録し(ステップS107)、入金処理結果を印字したレシートをレシートプリンタ72から発行して(ステップS108)、処理を終了する。
<紙幣収納処理手順>
次に、図6のステップS105に示した貨幣収納処理手順について説明する。図7は、図6のステップS105に示した貨幣収納処理手順を示すフローチャートである。ここでは、紙幣の収納処理手順について説明するが、硬貨の処理手順についても同様となる。
図7に示すように、紙幣投入部10に投入され、一枚ずつ繰り出された紙幣の金種が、店舗用資金として設定された金種(ここでは、1000円札紙幣)であるか否かを判定し(ステップS201)、該当する金種ではない場合には(ステップS201;No)、警備回収に用いる一時保留部44に紙幣を保留する(ステップS202)。
これに対して、該当する金種である場合には(ステップS201;Yes)、店舗用資金を保留する一時保留部43に保留可能であるか否かを判定する(ステップS203)。具体的には、一時保留部43に200枚の紙幣が保留されている場合には、一時保留部43への保留が不可となる。
その結果、一時保留部43に保留可能ではない場合には(ステップS203;No)、一時保留部43内の紙幣を紙幣カセット53に自動移行し(ステップS204)、一時保留部43に保留可能である場合には(ステップS203;Yes)、ステップS205に移行する。
その後、店舗用資金が未だ不足しているか否かを判定する(ステップS205)。すなわち、店舗用資金が300枚の1000円札と設定されている場合に、一時保留部43内の紙幣の枚数と紙幣カセット53内の紙幣の枚数の合計枚数が300枚に満たないか否かを判定することになる。
その結果、すでに店舗用資金が不足していない場合には(ステップS205;No)、警備回収に用いる一時保留部44に紙幣を保留して(ステップS202)、ステップS207に移行する。一方、依然として店舗用資金が不足している場合には(ステップS205;Yes)、店舗用資金を保留する一時保留部43に紙幣を保留する(ステップS206)。
そして、未処理の紙幣が存在するか否かを確認し(ステップS207)、未処理の紙幣が存在する場合には(ステップS207;No)、ステップS201に移行して同様の処理を繰り返す。一方、全ての紙幣を処理した場合には(ステップS207;Yes)、一時保留部43,44内の紙幣をそれぞれ紙幣カセット53,54に自動移行し(ステップS208)、処理を終了する。
上記一連の処理を行うことにより、店舗用資金としての300枚の1000円紙幣を店舗用資金として紙幣カセット53に収納し、300枚を超える1000円札及び他の金種の紙幣を警備回収用の紙幣カセット54に収納することが可能となる。
上述してきたように、本実施例では、200枚の1000円札紙幣を一時保留部43に保留させ、この一時保留部43内の紙幣を紙幣カセット53に自動移行させ、あらためて100枚の1000円札紙幣を一時保留部43に保留させ、50枚の1000円札紙幣を一時保留部44に保留させる。そして、一時保留部43の100枚の貨幣を紙幣カセット53に自動移行させるとともに、一時保留部44の50枚の紙幣を紙幣カセット54に自動移行させる。これにより、300枚の1000円札紙幣を店舗用資金として紙幣カセット43に確保できるとともに、50枚の1000円札紙幣及び他の金種の紙幣を警備回収用資金として紙幣カセット54に収納できる。このため、その後に売上金の入金がなかったとしても、あらかじめ設定された300枚の1000円札紙幣を店舗用資金として確保することが可能となる。
なお、本実施例では、300枚の1000円札紙幣と300枚の100円硬貨を店舗用資金として紙幣カセット54及び硬貨カセット154に確保する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、紙幣及び硬貨の複数の金種ごとに店舗用資金の枚数を設定する場合に適用することもできる。
また、本実施例では、2つの一時保留部のうちの一方の一時保留部を固定的に優先する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の一時保留部のうち貨幣の保留を優先する一時保留部を切り換える切換部を設け、優先すべき一時保留部を切り換えることもできる。
また、本実施例では、店舗用資金を優先して確保する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、警備回収用資金等の他の用途の資金を優先して確保する場合に適用することもできる。
また、本実施例では、一時保留部と貨幣カセットを1対1で設けた場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つの一時保留部がN個の貨幣カセットに対応する場合、M個の一時保留部が1つの貨幣カセットに対応する場合、M個の一時保留部がN個の貨幣カセットに対応する場合にも適用することができる。また、本実施例では、貨幣カセットに貨幣を収納する場合を示したが、本体から着脱可能な貨幣カセットではなく、固定的に設けられた貨幣収納部を配設した場合に本発明を適用することもできる。さらに、本実施例では、紙幣及び硬貨を含む貨幣を収納する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、商品券等の有価媒体を収納する場合に適用することも可能である。
また、上述の実施例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明の貨幣入金機及び貨幣入金方法は、複数の貨幣収納部を有し、特定の用途に使用される貨幣を優先的かつ効率的に貨幣収納部内に確保する場合に有用である。
10 紙幣投入部
20 識別部
30 搬送部
41 紙幣リジェクト部
42 紙幣スタッカ
43、44 一時保留部
53、54 紙幣カセット
70 通信部
71 ICカードリーダ
72 レシートプリンタ
73 表示操作部
80 通帳プリンタ
90 記憶部
90a 設定データ
90b 在高データ
91 制御部
91a 認証処理部
91b 入金処理部
91c 回収処理部
91d 集計処理部
100 売上金入金機
101 上部ユニット
102 下部ユニット
110 硬貨投入部
120 硬貨識別部
130 硬貨搬送部
141 硬貨リジェクト部
143、144 硬貨一時保留部
145、146 硬貨返却箱
153、154 硬貨カセット

Claims (5)

  1. 貨幣の用途に応じてそれぞれ設定された複数の貨幣収納部と、
    各貨幣収納部に対応して設けられ、所定の貨幣投入口から投入された複数枚の貨幣のうちの所定の一時保留可能枚数以下の貨幣を一時的に保留する複数の一時保留部と、
    前記貨幣投入口から収納対象となる第1の数量の貨幣を受け付け、前記第1の数量の貨幣のうちの一時保留対象となる第2の数量の貨幣を前記複数の一時保留部のいずれかに一時保留する場合に、特定の用途に用いられる特定の貨幣収納部に収納された貨幣の第3の数量と前記第2の数量との合計数量が、予め設定された第4の数量を超えるならば、前記第4の数量と前記第3の数量との差分をなす第5の数量の貨幣を前記特定の貨幣収納部に対応する特定の一時保留部に一時的に保留させ、前記第2の数量と前記第5の数量との差分をなす第6の数量の貨幣を前記特定の貨幣収納部以外の他の貨幣収納部に対応する一時保留部に一時的に保留させるとともに、各一時保留部に一時保留した貨幣を一時保留部に対応する貨幣収納部に収納させるよう制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする貨幣入金機。
  2. 前記制御部は、
    前記特定の一時保留部に保留した貨幣が前記所定の一時保留可能枚数に達したならば、前記特定の一時保留部に保留された貨幣を前記特定の貨幣収納部に自動移行させ、前記特定の一時保留部による新たな貨幣の収納を可能とする
    ことを特徴とする請求項に記載の貨幣入金機。
  3. 前記複数の一時保留部のうち貨幣の保留を優先する一時保留部を切り換える切換部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の貨幣入金機。
  4. 前記特定の貨幣収納部は、
    前記複数の貨幣収納部のうちの自装置が設置された店舗における店舗用資金を収納する貨幣収納部又は警送会社によって警備回収される売上金を収納する貨幣収納部である
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の貨幣入金機。
  5. 貨幣の用途に応じてそれぞれ設定された複数の貨幣収納部と、各貨幣収納部に対応して設けられ、所定の貨幣投入口から投入された複数枚の貨幣のうちの所定の一時保留可能枚数以下の貨幣を一時的に保留する複数の一時保留部とを有する貨幣入金機における貨幣入金方法であって、
    前記貨幣投入口から収納対象となる第1の数量の貨幣を受け付け、前記第1の数量の貨幣のうちの一時保留対象となる第2の数量の貨幣を前記複数の一時保留部のいずれかに一時保留する場合に、特定の用途に用いられる特定の貨幣収納部に収納された貨幣の第3の数量と前記第2の数量との合計数量が、予め設定された第4の数量を超えるならば、前記第4の数量と前記第3の数量との差分をなす第5の数量の貨幣を前記特定の貨幣収納部に対応する特定の一時保留部に一時的に保留させ、前記第2の数量と前記第5の数量との差分をなす第6の数量の貨幣を前記特定の貨幣収納部以外の他の貨幣収納部に対応する一時保留部に一時的に保留させる工程と、
    各一時保留部に一時保留した貨幣を一時保留部に対応する貨幣収納部に収納させる工程と
    を含んだことを特徴とする貨幣入金方法。
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