JPH0446361Y2 - - Google Patents

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JPH0446361Y2
JPH0446361Y2 JP1509386U JP1509386U JPH0446361Y2 JP H0446361 Y2 JPH0446361 Y2 JP H0446361Y2 JP 1509386 U JP1509386 U JP 1509386U JP 1509386 U JP1509386 U JP 1509386U JP H0446361 Y2 JPH0446361 Y2 JP H0446361Y2
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JP
Japan
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panel
gripping
attached
holding plate
operating rod
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JP1509386U
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、テレビ用の映像管パネル内面に均一
に塗料を塗付する際のパネル把持装置として好適
である。
従来の技術 従来、テレビ用映像管パネルの製造工程におい
て、パネル内面に塗料を塗布する作業は、コンベ
ヤラインにより搬送されてきた伏碗状のパネルを
他の搬送ラインの吊持具により塗装工程へ吸着又
は挾持搬送し、塗装位置において該吊持具を横軸
の周りに180°旋回させて伏碗状パネルを上向きに
反転させ、該上向きパネル内に塗料を注入して該
パネルを高速回転させることにより、その遠心作
用で注入塗料をパネル内面に均一に塗布してい
た。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の技術において、パネルを塗装工程へ
吸着搬送する際には、伏碗状パネルを載置した台
を上昇させて吸着具に圧接し、パネルを吸着する
ので、パネルの大きさが変つても吸着吊持できる
利点はあるが、必ずしもパネルの中心が吸着され
る確実性に乏しく、したがつて、塗装時にパネル
を高速回転させると、回転中心に対してパネル中
心が偏心したときは、パネル内面に塗料が均一に
塗布されないばかりでなく、そのアンバランスな
遠心力によりパネルの偏心量がさらに増大して不
良塗装のおそれがあり、また、パネルを挾持搬送
する際には、パネル中心が挾持作用により偏心す
ることなく回転中心に一致するので、パネル内面
に均一な塗布をすることができるが、パネルの外
形寸法が、例えば、12インチ、14インチ、15イン
チ、……等の如く変つた場合に、挾持間隔が固定
されている従来の挾持具では挾持不可能であるた
め、その都度、異つた大きさの挾持具を付け換え
る必要があつた。
そこで、本考案は、パネル中心を回転中心に一
致させて把持すると同時に、寸法の異なる多管種
のパネルをも挾持できるパネル把持装置を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するため、パネル搬送
腕の端部の横軸に旋回可能に取付けた吊持具の下
端にパネル保持板を設け、該吊持軸心に関して対
称位置にある前記パネル保持板の両端に一対のパ
ネル把持腕を横軸に回動自在に対向軸支し、該パ
ネル把持腕の夫々の下端内側にパネルを挾持する
把持具を取付けると共に、パネル把持腕の夫々の
上端に等長の把持具開閉作動杆の一端を軸支し、
該作動杆の他端を前記パネル保持板に突設したば
ね受け板の挿通孔に貫挿して前記吊持軸に回動自
在に取付けた回動リンクの保持軸心に関して対称
位置にある両端に軸支し、前記作動杆の一端と前
記ばね受け板との間に前記把持具を閉方向に付勢
するコイルばねを圧縮介装した映像管パネル把持
装置である。
作 用 一方の把持具開閉作動杆が一方のパネル把持腕
の上端に軸支された一端と回動リンクに軸支され
た他端との間の長さは、他方の把持具開閉作動杆
が他方のパネル把持腕の上端に軸支された一端と
回動リンクに軸支された他端との間の長さに等し
く、且つ双方の把持具開閉作動杆は回動リンクの
回動中心の対称位置に軸支されているから、一方
のパネル把持腕の上端に外力が作用すると、夫々
の把持具は互いに相反する方向に等量だけ回動す
る。
したがつて、把持具で挾持されるパネルは、回
動リンクの回動中心である吊持軸心と同心位置に
おいてコイルばねの付勢力により挾圧保持され、
更に、コイルばねはパネルを挾圧保持する把持具
の回動量を伸長量の増減によつて吸収することが
できるから、パネルの大きさが異つても、それ対
応した回動量の増減によつて多管種のパネルを挾
持することができる。
そこで、パネル寸法の大小に拘らず、コイルば
ねを圧縮変形させる外力を一方の把持腕上端に作
用させて、把持具を開方向に回動せしめてパネル
外側方に位置させたのち、該外力を除去すると、
コイルばねは伸長変形して把持具を閉方向に回動
付勢し、前述の如く、パネルを吊持軸心と同心の
位置において挾圧保持することができる。
実施例 第1図はパネル搬送時の概略正面図を示し、図
示しない搬送装置にパネル搬送腕1の端部に取付
けた横軸2に旋回可能に軸支されたスリーブ内に
回転自在に装入された吊持軸3の下端には、パネ
ル保持板4が設けられ、該保持板の両端対称位置
には一対のパネル把持腕5a,5aが横軸6a,
6bに回動自在に対向軸支され、該パネル把持腕
の夫々の下端内側にはパネルを挾圧保持する弾性
把持具7a,7bが突設されている。
また、該パネル把持腕5a,5bの夫々の上端
には、等長の把持具開閉作動杆8a,8bの一端
が軸支され、該作動杆8a,8bの他端は、夫々
パネル保持板4上面に突設したばね受け板9a,
9bの挿通孔を貫挿して、前記吊持軸3に回動自
在に取付けた回動リンク10の両端対称位置に軸
支され、前記作動杆8a,8bの一端とばね受け
板9a,9bとの間には、該作動杆8a,8bを
夫々挿通したコイルばね11a,11bが圧縮介
装され、前記把持具7a,7bを閉方向、すなわ
ち、伏碗状パネルPを挾圧保持する方向に付勢し
ている。
そして、塗装位置においては、外力により該吊
持軸3が回転自在に装入されたスリーブを横軸2
の周りに矢印イの上方向に180°旋回して、伏碗状
パネルPを上向き状に支承把持し、該上向き状パ
ネルP内に塗料を注入して、前記スリーブの上部
に取付けたモータMの作動によつて吊持軸3を高
速回転させ、注入塗料を遠心作用によりパネル内
面に均一に塗布する。
第2図は第1図のパネル把持部分の拡大正面
図、第3図は第2図の平面図であつて、環状のパ
ネル保持板4は中心部下面に吊持軸3を固設した
ボス4′を突出形成するとともに、該保持板4の
直径上の両端部4a,4bの吊持軸3に関して対
称位置には横軸6a,6bに回動自在に軸支した
一対のパネル把持腕5a,5a,5b,5bが取
付けられている。
また、前記ボス4′の対向側面にばね受け板9
a,9bを取付け、一端が夫々のパネル把持腕5
a,5a,5b,5bの上端に回動自在に軸支さ
れた把持具開閉作動杆8a,8a,8b,8bの
他端を該ばね受け板9a,9bに貫設した挿通孔
に貫挿して、前記吊持軸3の下端部において該軸
3に回動自在に取付けた回動リンク10の両端対
称位置に設けた立ピン10a,10bに連結金具
12a,12bを介して連結する。
なお、第3図に示す如く、回動リンク10は1
個であつても、パネル把持腕5a,5aの上端部
及びパネル把持腕5b,5bの上端部は夫々連結
軸13a,13bによつて一体的に連結されてい
るので、回動リンク10の回動によつて作動杆8
a,8a,8b,8bは把持具7a,7a,7
b,7bを同時に開閉操作することができる。
そして、回動リンク10に連結した把持具開閉
作動杆の両端間の長さは、等しくされているの
で、すべての把持具の開閉量は等量となる。
また、前記作動杆8a,8a,8b,8bの一
端部に突出形成したコイルばね取付面14a,1
4a,14b,14bと前記ばね受け板9a,9
a,9b,9bとの間には、前記作動杆を囲撓し
たコイルばね11a,11a,11b,11bが
圧縮介装されている。
なお、パネル保持板4には、パネルPを把持す
る際に、該保持板4の吊持軸3がスリーブ内で回
転しないように、図示しない位置決め部材に係合
するローラ15が設けられている。
そこで、パネル把持腕5a,5a,5b,5b
上端の連結軸13a,13bのいずれか1つを外
力によりコイルばねの伸長付勢力に抗して吊持軸
3方向に圧縮押動すると、回動リンク10の第3
図における反時計方向回動によつて、すべての把
持具7a,7a,7b,7bは外方に等量だけ開
く。
次に、伏碗状パネルPをリフトテーブル(図示
せず)により上昇させて把持位置で停止させ、前
記外力を徐々に除去すると、コイルばね11a,
11a,11b,11bの伸長付勢力により把持
具7a,7a,7b,7bは同時に内方に同等だ
け閉じる。
したがつて、パネルPと吊持軸3とが同心にな
つていない場合には、パネル保持板4は固定され
ているので、パネルPに最初に押接した把持具
が、未だ押接していない把持具に向つてパネルを
押動し、最終的に、すべての把持具が均一にパネ
ルを押接することにより、パネルPと吊持軸3と
が同心になつてすべての把持具により挾持される
から、パネルの寸法の大小を問わず、パネルを同
心に把持することができる。
なお、パネルPの一方の対向辺を夫々一対の把
持具7a,7a及び7b,7bで挾持することに
より、パネルは確実に把持されるが、パネルの他
方の対向辺をパネル保持板4の端部に設けた支承
板16,17により支承することによりパネルを
上向きに旋回した際には、パネルの四辺を支承す
ることになつて、パネルの安定した水平回転を遂
行することができる。
考案の効果 本考案は、下端に把持具を有するパネル把持腕
を同量の伸長付勢力を有するコイルばねにより閉
方向に付勢したので、パネルと吊持軸とが把持前
において偏心していても、把持具の閉方向への把
持動作の過程においてパネルがテーブル上におい
て求心方向に押動せしめられ、把持完了の状態で
は吊持軸と同心位置に変位せしめられる。
また、把持具はコイルばねの挾持付勢力により
パネルを把持するものであるから、パネル寸法が
増減変動しても、把持具の閉方向への変位がそれ
に対応して変動することが可能となり、多管種の
パネルを同一の把持装置により挾圧保持すること
ができるものである。
以上の如く、本考案は、多管種のパネルをパネ
ル内面塗装時の回転軸である吊持軸と同心に把持
することができるから、パネルの把持機能を飛躍
的に拡大し且つ均一塗装が確実に行われるので高
品質の多管種パネルを量産できることを可能に
し、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を有するパネル搬送装置の要部
正面図、第2図は本考案の拡大正面図、第3図は
第2図の平面図である。 1……パネル搬送腕、3……吊持軸、4……パ
ネル保持板、5a,5b……パネル把持腕、7
a,7b……把持具、8a,8b……把持具開閉
作動杆、9a,9b……ばね受け板、11a,1
1b……コイルばね、P……パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネル搬送腕の端部の横軸に旋回可能に取付け
    た吊持軸の下端にパネル保持板を設け、該吊持軸
    心に関して対称に前記パネル保持板の両端に一対
    のパネル把持腕を横軸に回動自在に対向軸支し、
    該パネル把持腕の夫々の下端内側にパネルを挾持
    する把持具を取付けると共に、パネル把持腕の
    夫々の上端に等長の把持具開閉作動杆の一端を軸
    支し、該作動杆の他端を前記パネル保持板に突設
    したばね受け板の挿通孔に貫挿して前記吊持軸に
    回動自在に取付けた回動リンクの保持軸心に関し
    て対称の両端に軸支し、前記作動杆の一端と前記
    ばね受け板との間に前記保持具を閉方向に付勢す
    るコイルばねを圧縮介装した映像管パネル把持装
    置。
JP1509386U 1986-02-06 1986-02-06 Expired JPH0446361Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1509386U JPH0446361Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06
FI865275A FI86924C (fi) 1986-02-06 1986-12-22 Anordning foer haollning av bildroerspanel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1509386U JPH0446361Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62127649U JPS62127649U (ja) 1987-08-13
JPH0446361Y2 true JPH0446361Y2 (ja) 1992-10-30

Family

ID=11879225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1509386U Expired JPH0446361Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06

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JP (1) JPH0446361Y2 (ja)
FI (1) FI86924C (ja)

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JPS62127649U (ja) 1987-08-13
FI86924B (fi) 1992-07-15
FI86924C (fi) 1992-10-26
FI865275A0 (fi) 1986-12-22

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