JPH0446242Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0446242Y2
JPH0446242Y2 JP1986156336U JP15633686U JPH0446242Y2 JP H0446242 Y2 JPH0446242 Y2 JP H0446242Y2 JP 1986156336 U JP1986156336 U JP 1986156336U JP 15633686 U JP15633686 U JP 15633686U JP H0446242 Y2 JPH0446242 Y2 JP H0446242Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing
plate
laminate
spacer
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986156336U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6362801U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986156336U priority Critical patent/JPH0446242Y2/ja
Publication of JPS6362801U publication Critical patent/JPS6362801U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0446242Y2 publication Critical patent/JPH0446242Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 上下2枚の板部材間に切断前の円柱状レンズを
並設してなる積層体を組立てる装置に関する。
(従来の技術) 所定の長さを有する円柱状のロツドレンズは、
平面度の出ている上下2枚の板部材間にスペーサ
ーを介して切断前の円柱状レンズを所定本数並設
して積層し、この積層体を仮接着して所定の長さ
に切断し、積層体のまま端面の研磨を行つた後、
仮接着を外して個々のレンズに分離し、蒸着等の
後処理を施して製作される。上記の積層体をつく
る工程において円柱状レンズの中心軸に対する切
断面の直角度を出す必要があり、従来は次のよう
な方法で積層体を組み立てていた。
第6図は従来の積層体組立装置の平面図、第7
図は第6図のA−A線断面図である。図中201
は載置台を示し、載置台201は底板202と底
板202上に固設された支持部203……からな
り、支持部203……上部に前後一対の保持板2
05を左右方向に備える。前記底板202上面に
下板部材102、左右一対のスペーサー103,
104、多数本の円柱状レンズ……、上板部材
101を載置する。次に手作業で保持板205,
205に設けた4つのネジ部材206……を回転
して上方から上板部材101を押圧するととも
に、右方の支持部203,203に設けた2つの
ネジ部材207,207で一対のスペーサー10
3,104に左右方向の押圧力を加え、円柱状レ
ンズ……を整列状態に保つ。このようにして多
数の円柱状レンズ……を整列状態に保つて上下
板部材101,102と一対のスペーサ103,
104とを仮接着した積層体100を組み立てて
いた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の技術によれば、上下
方向4箇所、左右方向2箇所の計6箇所のネジ部
材206,207を作業者の手の感触に頼つて締
め付け具合を調整していたため、ネジ部材20
6,207の各押え箇所での押え力の不均衡を生
じ、円柱状レンズ……の整列状態が不充分とな
り、円柱状レンズをその長手方向と直交方向に
切断後に円柱状レンズ……端面の直角度が悪化
するとともに一つの積層体内での直角度のバラツ
キが多いという不具合がある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、上下の板部
材間の両側にスペーサーを配置し、そのスペーサ
ー間に円柱状レンズを並設した積層体を組立てる
装置において、前記上板部材の上面を均一な押圧
力で垂直下方に押圧する揺動自在に支持された押
圧面を有する第1押圧機構と、前記スペーサーに
水平方向に均一な押圧力を加える揺動自在に支持
された押圧面とこの押圧面を取付け水平方向に摺
動するブロツク部材と水平方向に延出するロツド
を設けたシリンダ部材を有する第2の押圧機構と
を備え、前記ロツドは前記ブロツク部材に形成し
た円錐形部と球部材を介して前記ブロツク部材と
当接するように構成した。
(作用) 揺動自在に支持された押圧面で上板部材を垂直
下方に押圧するため、上板部材が傾いている場合
でもその押圧面が上板部材上面に密着してその上
板部材に垂直方向の均一な面圧を加えることが出
来るとともに、揺動自在に支持された押圧部材で
水平方向にスペーサーを押圧するため、スペーサ
ーが傾いている場合でもそのスペーサーに押圧部
材が密着して水平方向に均一な面圧を加えること
が出来る。
(実施例) 以下に本考案の好適実施例を添付図面に基づい
て説明する。
第1図は本考案に係る組立装置の要部断面正面
図、第2図は同平面図である。
組立装置1は、上下の板部材101,102間
の両側にスペーサー103,104を配置し、そ
のスペーサー103,104間に円柱状レンズ
……を並設した積層体100を下方に押圧する第
1押圧機構2と、該第1押圧機構2を左右方向に
移動して積層体100に対する位置決めを行う移
動機構4と、積層体100を左右方向に押圧する
第2押圧機構6とから構成され、前記夫々の機構
2,4,6は基台8上に配設される。
前記基台8は平面視矩形状をなし、81は基台
8の前辺、82は後辺、83は左辺、84は右辺
を示す。前記基台8は上面に積層体100を載置
する載置部85を有し、該載置部85上には前辺
81側に積層体100の前後方向の位置決め部材
86を左右一対設けるとともに左辺83側に積層
体100の左右方向を位置決めするガイド部材8
7を前後一対設ける。該ガイド部材87はベアリ
ング(不図示)を内蔵し、そのベアリングを介し
て円柱軸88に沿つて上下移動可能とされる。前
記ガイド部材87,87の夫々の外周には、積層
体100の左方のスペーサー103に当接して左
右方向を位置決めするリング部材89を固設す
る。
更に前記載置部85の左辺83側に前後一対の
ガイド柱90,90を立設するとともに、基台8
の右辺84側に支持部95を設け、このガイド柱
90,90と支持部95間には平行する一対のシ
ヤフト部材96,96を水平方向に架設する。該
シヤフト部材96の左端はガイド柱90の円錐孔
91に挿入され上下方向の安定性を高めるととも
に、右端は支持部95にベアリング等を介して取
り付けられる。このようにしてシヤフト部材9
6,96は水平方向左右に摺動自在とされ、この
シヤフト部材96,96に第1押圧機構2を固定
する。
前記第1押圧機構2は、前記一対のシヤフト部
材96,96間に架設されるプレート部材21
と、そのプレート部材21の下方にロツド23を
延出してプレート部材21の上面前後に取り付け
られるエアシリンダ22,22と、第3図に示す
ように夫々のロツド23先端に取り付けられ且つ
下端に大径部25を有するカラー部材24との
夫々のカラー部材24の大径部25を囲繞し下面
に押圧面27を有するとともにカラー部材24の
大径部25より小径のリング28でフローテイン
グ支持される押え板30とからなる。
前記押え板30は正面視略台形状をなし、該押
え板30の上面に一対のカラー部材24の大径部
25が夫々挿入される一対の凹部31を有し、下
面に押圧面27を形成し、その押圧面27に弾性
板32を貼着する。前記押え板30の凹部31は
平面視円形状をなし、その径はカラー部材24の
大径部25より大径に形成される。前記押え板3
0は、その凹部31内にカラー部材24の大径部
25挿入後凹部31上端の開口部にリング28を
取り付けて略閉塞した吊り下げ状態でフローテイ
ング支持される。このときリング28の内周とカ
ラー部材24の細径部26の外周との間には、押
え板30を振動可能とするように隙間S1を形成
する。このように押え板30をフローテイング支
持したため、エアシリンダ22を駆動させてロツ
ド23を下方に延出し、押え板30下面の弾性板
32が上板部材101に当接すると、リング28
の下面とカラー部材24の大径部25の上面とが
離間し、このとき押え板30は浮動状態となり、
弾性板32下面と上板部材101上面とが傾いて
いる場合でも押え板30が揺動することにより弾
性板32は上板部材101に面接触する。更にロ
ツド23を延出するとカラー部材24の下面と押
え板30の凹部31底面33とが当接し、従つて
エアシリンダ22からの押圧力は、ロツド23、
カラー部材24押え板30及び弾性板32を介し
て上板部材101上面に均一な面圧で作用する。
前記第1押圧機構2は移動機構4の作動により
左右方向に移動して積層体の左右方向中心位置に
配置される。この移動機構4は、基台8の支持部
95に固設されたシリンダ部材41からなり、該
シリンダ部材41のロツド42先端は基台8の左
辺83側に延出し、第1押圧機構2のプレート部
材21上面の中央にアングル部材43を介して連
結される。このように第1押圧機構2はシリンダ
部材41の作動によりシヤフト部材96,96と
ともに左右方向に移動可能とされる。
一方基台8の載置部85の右方には、第2押圧
機構6を配設する。該第2押圧機構6は、左辺方
向水平に延出するロツド62を備え且つ基台8上
に固設されるシリンダ部材61と、該シリンダ部
材61の作動により基台8上に前後一対固設され
たガイド棒63,63を介して左右方向水平に摺
動するブロツク部材64と、該ブロツク部材64
の左方の前後に固設された垂直軸70,70を介
して水平面内に回動自在に取り付けられる押圧部
材であるリング部材68とからなる。
前記ロツド62の先端は第4図に示すようにブ
ロツク部材64の凹部65内に挿入され、該凹部
65の底部に形成された円錐形部66に配された
球部材67に当接され、ロツド62先端は点接触
でブロツク部材64を押圧するように構成され
る。前記垂直軸70に取り付けられた一対のリン
グ部材68,68は、先端に平坦面を有する当接
面69が夫々形成され、その当接部69,69は
積層体100の右側スペーサー104に当接して
回動し、その右側スペーサー104を基台8左端
のリング部材89,89側に夫々均一な面圧で押
圧する。
以上の如く構成した組立装置による積層体の組
み立て方法を次に示す。
先ず基台8の載置部85上に平面度の出ている
フロートガラス板からなる下板部材102を載置
し、その下板部材102上の左右両側にフロート
ガラス板から成るスペーサー103,104を載
置する。次にそのスペーサー103,104間に
多数の円柱状レンズ……をその端面を前後方向
に向けて並列し、下板部材102と同様に所定の
平面度を有するフロートガラス板からなる上板部
材101を並列された円柱状レンズ……上に載
置する。このときスペーサー103,104の厚
みtは第5図に示すように並設された円柱状レン
ズ……の高さhより低くなるように形成し、上
板部材101載置時にスペーサー103,104
上面と上板部材101下面との間に所定の隙間
S2を生ずるように構成する。この隙間S2をあけ
ることにより弾性板32の押圧力が上板部材10
1を介して並列された円柱状レンズ……に確実
に伝達される。
次にエアシリンダー22を駆動させて押え板3
0を降下させ、押え板30下面の弾性板32との
上板部材101上面とを当接させ、所定の押圧力
で押圧するとともに、シリンダー部材61を駆動
させてブロツク部材64を左方へ前進させリング
部材68,68の当接面69,69をスペーサー
104に当接して押圧する。このとき押え板30
をフローテイング支持したため、押え板30の揺
動により弾性板32の全下面が上板部材101の
上面に密着し、その弾性板32の全下面から均等
な押圧力が上板部材101に作用する。またこの
とき一対のシヤフト部材96,96先端はガイド
柱90の円錐孔91に挿入支持されるため、押え
板30の上下方向の安定性は高い。
次にシリンダー部材61を駆動させ、そのシリ
ンダー圧を球部材67を介してブロツク部材64
に加え、該ブロツク部材64を平行に移動させ
る。このようにしてブロツク部材64に取り付け
られたリング部材68の当接面69を上下板部材
101,102間に挿入させスペーサー104に
所定の面圧を加える。このとき一対のリング部材
68は垂直軸70に対して回動自在とされている
ため、夫々のリング部材68の当接面69をスペ
ーサー104に密着させることが出来るとともに
シリンダー部材61の押圧力は球部材67を介し
て点接触でブロツク部材64に伝達されるため、
一対のリング部材68の当接面69から均等な押
圧力がスペーサー104に伝達される。このよう
に上下方向及び左右方向から夫々均一な押圧力を
積層体100に加えることが出来るため多数の円
柱状レンズを高い精度で整列し、この整列状態で
上下板部材101,102とスペーサー103,
104間に接着材を注入して仮接着することが出
来る。この仮接着された積層体100のレンズ間
に残つている空隙に樹脂接着材を充填し円柱状レ
ンズの軸方向と直交方向に切断して所定の長さ
を有するロツドレンズを作成する。
次に本考案の組立装置による積層体と従来の組
立方法による積層体とを切断した際のロツドレン
ズの個数とそのロツドレンズの軸線に対する端面
の直角度との関係を第8図に示す。図中実線は本
考案の組立装置によるもの、点線は従来の組立方
法によるものを示す。
図から明らかなように本考案の組立装置による
ものは、ロツドレンズの直角度の平均値が従来の
組立方法によるものより大幅に小さく、且つバラ
ツキが非常に少い。
(考案の効果) 上述した如く本考案によれば、フローテイング
支持された押圧面で上板部材を押圧するとともに
シリンダ部材の押圧力は球部材を介して点接触で
ブロツク部材に伝達されるため回動自在に支持さ
れた当接部材が均等な押圧力でスペーサーを押圧
するように構成したため、スペーサー間に並列さ
れた多数本の円柱状レンズに均一な力が加わり、
その円柱状レンズの優れた整列性を有し、このた
め切断時に円柱状レンズの端面の直角度を大幅に
小さく出来るとともにバラツキを非常に少なくす
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る組立装置の要部断面正面
図、第2図は同平面図、第3図は第1押圧機構の
要部を示す図、第4図は第2押圧機構の要部を示
す図、第5図は積層体を示す図、第6図は従来の
組立装置の平面図、第7図は第6図のA−A線断
面図、第8図は直角度のバラツキを示す図であ
る。 1……組立装置、2……第1押圧機構、6……
第2押圧機構、27……押圧面、68……当接部
材、100……積層体、101……上板部材、1
02……下板部材、103,104……スペーサ
ー、……円柱状レンズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下の板部材間の両側にスペーサーを配置し、
    そのスペーサー間に円柱状レンズを並設した積層
    体を組み立てる装置において、前記上板部材の上
    面を均一な押圧力で垂直下方に押圧する揺動自在
    に支持された押圧面を有する第1押圧機構と、前
    記スペーサーに水平方向に均一な押圧力を加える
    揺動自在に支持された押圧面とこの押圧面を取付
    け水平方向に摺動するブロツク部材と水平方向に
    延出するロツドを設けたシリンダ部材を有する第
    2の押圧機構とを備え、前記ロツドは前記ブロツ
    ク部材に形成した円錐形部と球部材を介して前記
    ブロツク部材と当接することを特徴とする円柱状
    レンズの積層体組立装置。
JP1986156336U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0446242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986156336U JPH0446242Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986156336U JPH0446242Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6362801U JPS6362801U (ja) 1988-04-26
JPH0446242Y2 true JPH0446242Y2 (ja) 1992-10-30

Family

ID=31077854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986156336U Expired JPH0446242Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0446242Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53140449U (ja) * 1977-04-12 1978-11-07
JPS5859006U (ja) * 1982-07-22 1983-04-21 日本板硝子株式会社 集束性光伝送体の組立装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6362801U (ja) 1988-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0777698A (ja) 熱圧着装置と熱圧着方法および液晶表示装置の生産方法
JP4749566B2 (ja) 研磨装置
JPH0446242Y2 (ja)
US4316605A (en) Magnet mounting tool
KR930007108B1 (ko) 광커넥터의 페룰용 연마반과 그 폐롤 연마방법
JP2002053328A (ja) 光学素子成形装置
JPH0641092B2 (ja) 光コネクタ中子の端面凸球面状研磨方法
JPS60217055A (ja) 光フアイバ−研磨装置におけるプラグホルダ−
JP2578007B2 (ja) 基板貼合装置
JP2000347144A (ja) めがねレンズ加工用治具およびその支持部材
JP2958337B2 (ja) 円周研削機における被研削材の支持装置
JPS6342103Y2 (ja)
CN205394583U (zh) 夹爪
CN219456397U (zh) 一种芯片测试限位机构
JPH0728693Y2 (ja) ウェハ保持具
JPH088032Y2 (ja) ワーク用クランパー
JPH0614173Y2 (ja) 芯出し機構
CN217196928U (zh) 一种透镜膜片贴合辅助工装
JP2562249Y2 (ja) セラミックフェルールの端面加工装置
KR100553563B1 (ko) 평판 디스플레이의 구동칩 본딩장치의 구동칩 정렬유니트
JPH0421821A (ja) 液晶表示板用ガラス基板の貼合せ装置
JP3050774U (ja) 円周研削機における被研削材の支持装置
JP2709622B2 (ja) レンズの加工方法およびそれに用いるレンズ接着装置
JPS6026100Y2 (ja) 接着治具
JPH0240468B2 (ja) Hankyutainotanmenkakoyojigu