JPS6026100Y2 - 接着治具 - Google Patents

接着治具

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Publication number
JPS6026100Y2
JPS6026100Y2 JP5931680U JP5931680U JPS6026100Y2 JP S6026100 Y2 JPS6026100 Y2 JP S6026100Y2 JP 5931680 U JP5931680 U JP 5931680U JP 5931680 U JP5931680 U JP 5931680U JP S6026100 Y2 JPS6026100 Y2 JP S6026100Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
ccd
manipulator
adjustment
jig
Prior art date
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Expired
Application number
JP5931680U
Other languages
English (en)
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JPS56162644U (ja
Inventor
康義 松本
Original Assignee
日本電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気株式会社 filed Critical 日本電気株式会社
Priority to JP5931680U priority Critical patent/JPS6026100Y2/ja
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  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2枚の部品を接着する場合、接着厚さが均一で
、正確な位置合わせを可能にした接着治具に関するもの
である。
CCDカメラにおいて、CCDとフィルタを装着する際
、接着層を数μ九の均一厚さにし、CCDの撮像素子と
フィルタの相対位置を数μ乳の高精度で位置合わせを行
なわなければならない。
従来このようなCCDとフィルタを接着させるには、第
1図のように所定の位置に最低2本のピンを備えた治具
を用い、各物体あるいは物体を取り付けた板に設けたピ
ン孔に治具のピンを差し込んで位置合わせを行ない接着
させる方法を行なっていた。
しかしこの方法では、CCDとフィルタのように数μ乱
オーダの精度の位置合わせが必要な接着の場合は極めて
難しい。
すなわちピンとフィルタの取り付は位置およびピン孔と
CCDの取り付は位置の取り付は誤差が存在するため、
ピンにピン孔を被せた状態では、正確な位置合せがなさ
れるとは限らない。
さらにピンとピン孔のはめ合い公差による隙間が生じる
ため、仮にピンにピン孔を被せた状態で位置合わせがな
されたとしても、最終的にはめ合い公差の隙間分だけず
れてしまうことが多い。
一方、第2図のようにフィルタの保持部と、X、 Y、
Zおよび回転方向の微調が可能なCCD保持機構の2
つのユニットから威る装着装置によっても接着は可能で
ある。
すなわち、基台1上に支えられたフィルタ保持板2と、
フィルタ保持板2の下にそれぞれ独立したX、 Y、
Zおよび回転方向に微調が可能な摺動機構の組み合わせ
によるCCD取り付は機部から成る装置による方法であ
る。
したがってこのような構造においては、フィルタとCC
Dの保持機構が別々であるため、それぞれの調整構を作
動することにより、フィルタとCCDとの正確な位置合
わせが可能となり、従来のピンとピン孔による接着方法
に比べて若干改善されている。
しかしながらX、Y、Zおよび回転の微調は、それぞれ
のマイクロメータヘッドの調整による摺動機構の組み合
わせとしているため、極めて複雑な構造となり、装置も
大型になる。
しかもこのような積み立て式構造では、マイクロメータ
ヘッドによる調整位置と、実際にCCDとフィルタが嵌
合して位置合わせがなされる位置との距離が長くなり、
また高い場所に重心が位置するため機械的な隙間や撓み
により変動を生じ、滑かな位置合わせ調整ができない等
の欠点があった。
さらにフィルタとCCDの接着層の厚さを数μmで均一
にさせるには、フィルタ保持板とCCD保持機構の平行
度が数μ汎で保たれなければならないが、このような構
造においては、組立調整により精度を出すのは、はとん
ど不可能である。
したがってフィルタとCCDの接着層の厚さを均一に保
つことは極めて難しい。
またこのような構造のため、過大な製作工数を必要と腰
さらに多くのマイクロメータヘッドを装備しているため
、それぞれ独立の調整に手間がかかり、作業性が悪い等
の欠点があった。
本考案の目的は、このような欠点を除去して、フィルタ
とCCDの接着層の厚さを均一にし、かつ、フィルタと
CCDにおける位置合わせを滑かに行ない、しかも操作
が簡単で非常にコンパクトな構造による新規なCCDと
フィルタの接着治具を提供することにある。
本考案によれば、平行移動が可能なマニピューレータ調
整機構上の腕先端部に部品Aをエア吸着する手段と、前
記部品Aの下部に位置する回転機構上の板ばねによるジ
ンバル機構で部品Bを支える手段とを備え、前記マニピ
ューレータによる相対位置合わせと、前記回転機構部に
装着された加圧棒により最適圧力をかけることにより、
前記部品Aと部品Bを装着するように構成された接着治
具が得られる。
第3図は、本考案の一実施例を示す斜視図で、CCD
3が上基板4に固着されたソケット5に挿入されいる。
上基板4の両側には、2板の薄い板はね6および7が装
着されており、その板ばね6および7の端は中基板8に
固着されジンバル機構9を形成している。
ジンバル機構9の下方には、第4図に示すように中基板
8の下につまみ10とテーパ軸11が固着され、テーパ
軸11は軸受12に挿入され、下部をばね13と調整ナ
ツト14により固定されており、つまみ10により滑か
に回転することができる。
またテーパ軸の中心部には、スライドボールベリング1
5が装着され、内部に加圧棒16が挿入され、ばね17
と調整ねじ18の作用により加圧棒16は上下に摺動可
能となっている。
ソケット5に挿入されたCCD3の上部には、CCDと
ほぼ平行にフィルタ19がエア吸着により着脱自在に吸
着されている。
アーム20は、ねじ22によりマニピューレータ23に
自在に装備され、フィルタ19との接触部には、Oリン
グ21が装着されている。
昇降機構25はマニピューレータ23を固着腰上部に上
下移動のための調整つまみ26を有しており、昇降機構
25は、軸受12と同一平面の基板27上に固着されて
いる。
以上のような構造から成る接着治具によって、実際にC
CDとフィルタを接着させる場合、まずCCD3をソケ
ット5に装着すると、CCD3の裏面中心部は、ばね1
7の作用により加圧棒16が常に上方に押し付けられて
いる。
次にフィルタ19の表面に最適量の接着剤28を滴下し
、アーム20の先端部に装着されたOリング21にフィ
ルタ19の裏面を押し付け、エアポンプ(図示せず)を
作動させ、エア吸着による取り付けを行ない、ねじ22
てマニピューレータ23に固定する。
さらにマニビューレータ23のレバー24の操作により
、はぼCCD3の取り付は中心上にフィルタ19を移動
させ、昇降機構25の調整つまみ26を回してマニピュ
ーレータ23を下降させ、CCD 3面とフィルタ19
面を接触させる。
そのときCCD3の取り付は部のジンバル機構9の板ば
ね6および7の働きによって、CCD 3面とフィルタ
19面は常に平行に接触されており、CCD3とフィル
タ19間の接着剤28は、スムーズな流れにより、均一
な接着厚さが保てる。
さらにCCD 3とフィルタ19の間は、加圧棒16に
より常に加圧されているが、加圧力は調整ねじ18によ
り調整可能であるため、接着層の厚さを加減できる。
次にCCD3とフィルタ19の位置合わせを行なうには
、ジンバル機構9の下部のつまみ10の回転調整により
、平行位置合わせを行なうが、この回路用つまみ10の
内部には、軸受12とテーパ軸11の間にばね13と調
整ナツト14の調整により、つまみ10の回転圧の調整
が可能である。
平行出しが終わると、マニピューレータ23のレバー2
4の操作により、X、 Y方向の位置合わせを行なう。
このときフィルタ19とアーム20の接触部にはOリン
ク゛21が装着されているため、フィルタ19面との空
気もれがなく、弾性体であるためフィルタ19のガラス
面を傷つけることなく、十分な摩擦力が作用するため、
フィルタ19とCCD3との位置合わせがスムーズに行
なわれる。
以上説明したように本考案によれば、2枚の薄い板ばね
を用いたジンバル機構と加圧棒を用いたCCD取り付は
部およびフィルタをエア吸着したマニビューレータによ
る調整機構を用いることにより、接着厚さが均一で微細
な位置合わせを必要とするCCDとフィルタの接着が可
能となる。
さらにこのようにレバーのワンタッチ操作により極めて
簡単に調整が可能となるため、大幅に作業能率が向上さ
れ、また従来の大型装置に比べて極めて小型になるため
、大幅な加工工数の節減が可能となり、装置のコストダ
ウンを可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来の接着治具の斜視図、第3
図は本考案の一実施例を示す斜視図、第4図は第3図の
フィルタおよびCCDの取り付は部を示す断面図である
。 図において、1は基台、2はフィルタ保持板、3はCC
D、 4は上基板、5はソケット、6わよび7は板ばね
、8は中基板、9はジンバル機構、10はつまみ、11
はテーパ軸、12は軸受、13および17ははね、14
は調整ナツト、15はスライドボールベリング、16は
加圧棒、18は調整ね腰 19はフィルタ、20はアー
ム、21はOリング、22はねじ、23はマニピューレ
ータ、24はレバー、25は昇降機構、26は調整つま
み、27は基板、28は接着剤である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平行移動および上下移動が可能なマニピューレータ調整
    機構上の腕先端部に部品Aをエア吸着する手段と、前記
    部品Aの下部に位置する回転機構上の板ばねによるジン
    バル機構で部品Bを支える手段とを備え、前記マニピュ
    ーレータによる相対位置合わせと前記回転機構部に装着
    された加圧棒により最適圧力をかけることにより前記部
    品Aと部品Bを被着するように構成したことを特徴とす
    る接着治具。
JP5931680U 1980-04-30 1980-04-30 接着治具 Expired JPS6026100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5931680U JPS6026100Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30 接着治具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5931680U JPS6026100Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30 接着治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56162644U JPS56162644U (ja) 1981-12-03
JPS6026100Y2 true JPS6026100Y2 (ja) 1985-08-06

Family

ID=29653791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5931680U Expired JPS6026100Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30 接着治具

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JPH0546283Y2 (ja) * 1986-10-20 1993-12-03

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JPS56162644U (ja) 1981-12-03

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