JPH0445887A - 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及び処理装置 - Google Patents

写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及び処理装置

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JPH0445887A
JPH0445887A JP2154873A JP15487390A JPH0445887A JP H0445887 A JPH0445887 A JP H0445887A JP 2154873 A JP2154873 A JP 2154873A JP 15487390 A JP15487390 A JP 15487390A JP H0445887 A JPH0445887 A JP H0445887A
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JP
Japan
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waste liquid
photographic processing
water
tank
processing waste
Prior art date
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Pending
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JP2154873A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Nobutaka Goshima
伸隆 五嶋
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及び処理装
置に関し、訂しくは、写真用(自動)現像機による写真
感光材料の現像処理に伴ない発生する廃液(本明細書に
おいて写真処理廃液ないし廃液と略称)を処理する、写
真処Jljl廃液の蒸発製綿処理方法及び処理装置に関
する。 [従来の技術] 一般に、ハロンゲン化銀写真感光制料の写真処理(:1
、黒白感光材料の場合には現像、定着、水洗等、カラー
感光材料の場合には発色現像、漂白定着(又は漂白、定
着)、水洗、安定化等の機能の1つ又は2つ以」二を有
する処理液を用いた工程を組合せて行なわれている。 そして、多量の感光材お[を処理する写真処理において
は、処理によって消費された成分をタンク処理液に補充
し、−力、処理によってタンク処理液中に溶出或は蒸発
によって濃厚化する成分(例えば現像液におりる臭化物
イオン、定着液における銀錯塩のような)を除去1.て
処理液成分を一定に保つことによって処理液の性能を一
定に維持する手段が採られており、上記補充のために補
充液がタンク処理液に補充され、」二記写真処理におり
る濃厚化成分の除去のためにタンク処理液の一部か廃棄
されている。 補充液は、水洗の補充液である水洗水を含め゛C公害上
や経済的理由から補充の邦を大幅に減少させたシステム
に変わりつつあるが、写真処理廃液(ン1自動現像機の
処理槽から廃液管(わl”ff )によって導かれ、水
洗水の廃液や自動現像機の冷却水等で稀釈されて下水道
等に廃棄されている。 tノかしなから、近年の水質汚1蜀防II:、法や各都
道府県条例による公害規制の強化により、写真処理液〔
例えは、現像液、定着液、発色現像液、漂白定着液(又
は漂白液、定着液)、安定液等〕の廃棄は、実質的に不
可能となっている。このため、各写真処理業者は廃液を
専門の廃液処理業者に回収料金を支払って回収してもら
ったり公害処理設備を設置したりしている。しかしなが
ら、廃液処理業者に依託する方法は、廃液を貯めておく
のにかなりのスペースか必要となるし、またコスl〜的
にも極めて高価てあり、さらに公害処理設備は初期投資
(イニシャルコスl−)か極めて大きく、整セ11する
のにかなり広大な場所を必要とする等の欠点を有してい
る。尚、上記公害処理設備としては、以前から、活性汚
泥法(例えは、特公昭5112943号及び特公昭51
.−7952号等)、蒸発法(特開昭i−89437号
及び同56−:13996号等)、電解酸化法(48開
閉118’−8446’2号、同49−119/158
号、4’t′公昭53−/I:118号、4.ν開閉4
9−119457号等)、イオン交換法(特公昭5]−
37704号、時開tls 53383号、特公昭53
−4:127]号等)、逆浸透法(!1.I−開閉5(
]−224[i3号等)、化学的処理法(時開1イー1
4964257号、特公昭57−37:100号、4.
ν開閉5312152号、同4!]−5883:]号、
同53−63763弓、4.9公閉57− :1739
5す等)等か知られているか未た十分てはない。 一方、水資源面からの11ノ]約、給排水コス1への−
にy1、自動現像機周辺11におりる簡易さと、自動現
像機周辺の作業環境」−の点等から、近年、水洗に替わ
る安定化処理を用い、自動現像機の機外に水洗の給わ1
水のための配管を要しない自動現像機(いわゆる無水洗
自動現像機)による写真処理か、急速に晋及しつつある
。このような処理ては処理液の温度コン1−ロールのた
めの冷却水も省略されたものが望まれている。このよう
な実質的に水洗水や冷却水を用いない写真処理では、自
動現像機からの写真処理廃液は水洗処理かある場合と比
へて水によって稀釈されないため、その公害負荷か極め
て大きく、一方に於て廃液量か少ない特徴かある。従っ
て、この廃液量が少ないことにより、舶廃液用の機外の
配管を省略てき、それにより従来の自動現像機の欠点(
例えは配管を設置するために設置後は移動か困難てあり
、足下スペースか狭く、股圃時の配管IT’、 Jrに
多大の費用を要し、温水供給用のエネルキー費を要する
等)か全て解消され、オフィスマシンとして使用てきる
まてコンバク1〜化、簡易化か達成されるという極めて
大きい利点か発揮される。 しかしながら、反面、その廃液は極めて高い公害負荷を
イエしており、河川は・bとより下水道にさえ、その公
害規制に照してその廃棄は全く不可能となってしまう。 さらにこのような写真処理(実質的に水洗を行わない処
理)の廃液量は少ないとはいえ、比較的小規模な処理て
も、例えばXレイ感光材料の処理で1日に10父、印刷
製版用感光材料の処理で、10に30文、カラー感光材
料の処理ては11]に5(1父程度となり、その廃液の
処理は、近年、益々大きな問題となりつつある。 写真処理廃液の処理を容易に行うことを目的とする最近
の技術としては、低温蒸発法(時開1¥(632875
88号)、廃液pHコンlへロール法(特開昭1i31
、43991号)、熱風加熱蒸発法(特開昭6:l−1
07795号)、減圧加熱蒸発法(特開昭63−151
:1011’、 ) )スラ・ンシ除去法(特開平]−
14:1fi8:I号)、蒸気処理法(特開昭[12−
2111442月法)、凝縮液処理法(特開昭62−2
f11.442号)がある。 臭気防止を図ること、蒸留液を処理液として再利用する
こと等のため上記種々の方法が提案されている。しかし
なから、凝縮液は公害規制のきびしい地域の規制値をク
リア出来ず、下水に流せないのか現状である。 ([1r白) そこて、本発明は公害規制のきびしい地域の公害規制値
をクリアし、凝縮液の一般河川、海等への排出を可能と
することを目的とする。 [問題点を解決するだめの手段] −1−1記]]的を達成する本発明の処理方法は、写真
処理廃液を加熱して蒸発濃縮せしめ、これによって生じ
る蒸気を冷却凝縮して凝縮液を得る写真処理廃液の蒸発
濃縮処理方法において、該凝縮液を陽極と陰極を陽イオ
ン交換膜て仕切った電気透析槽に入れ直流電源により電
気透析し、かつ該陽極室側の電気透析処理中の凝縮液を
陰イオン交換樹脂と接触させることを特徴とする。 −IL上記的を達成する本発明の処理装置は、写真処理
廃液を加熱し蒸発濃縮せしめ、これによって生じる蒸気
を冷却凝縮して凝縮液を得る写真処理廃液の蒸発ン農縮
処理装置と、該凝縮液を陽極と陰極を陽イオン交換膜て
仕切った電気透析槽に入れ直流電源により電気透析する
構成の電気透析装置と、該陽極室側の電気透析処理中の
S縮液を陰イオン交換樹脂と接触させる構成のイオン交
換処理装置を有することを特徴とする。 本発明の好ましい実施態様は、■陰極側の水溶液て陰イ
オン交換樹脂を再生すること、■凝縮水を得るのに、写
真処理廃液を70’C以下の温度て蒸発させること、で
ある。 〔作用〕 公害規制値はBOD、COD、有害物質、重金属等から
pl+、全窒素、沃素消費量、全リン、浮遊物等があり
、これを全てクリアしたものてなけれはならない。しか
し、前記従来の方法ては、規制のきびしい地域ては規制
値をクリア出来ないている。 尚、詳述ずれは、蒸留液(凝縮液)を公害規制のきびし
い地域には、そのまま流せない。特にアンモニア濃度、
ll H値が問題となる。 このため前記特開昭62−201442号の蒸留凝縮液
の処理技術がある。しかし、単にこれら方法を使用した
場合、コスト的にかなり掛り実用的てない。 しかるに本発明は、コスト的に安価て実用性の高い技術
である。 この点を具体的に述へれは、日本の水質汚濁防止法は窒
素成分(アンモニア) 120ppm以下(閉鎖水域)
と規+lyl シており、一方、海外の例ては、スウェ
ーデンは:IOppmの規制であるし、その他各国でア
ンモニアの規制はきひしくなる方向にある。 しかるに、本発明の特徴の1っである電気透析処理装置
による処理と、イオン交換処理装置による処理との組合
せか、廃液処理コスト、捕水性能、メンテナンス等全て
を綜合的に考慮した時に最も有利である。 [発明の具体的構成] 以下、本発明について詳述する。 本発明か処理対象とする写真処理廃液はいずれのものて
あってもよいか、自動現像機から利用されるものか好ま
しい。 また、本発明に係る処理装置は自動現像機に内蔵される
か、又は近隣に配設されて廃液処理配管を施されること
か々了ましし\。 上記自動現像機はいずれの種類、型式のものてもよく、
例えばロール状の写真感光材料を、発色現像槽CD、漂
白定着槽BF、水洗代替安定槽sbに連続的に案内して
写真処理し、乾燥り後、巻き取る方式のものがある(自
動現像機としては、シミ(−トリーターに写真感光材料
を案内させる発色現像槽cp、f、′it白槽BL、定
着槽FIX 、水洗代替安定槽Sb、第2安定槽を有す
る態様等種々のものがある。)。 自動現像機には、通常、補充液タンクかあり、センサー
により写真感光材料の写真処理量を検知し、その検出情
報に従い制御装置により各処理槽に補充液の補充が行わ
れる。 なお、写真処理の方式、写真処理槽の構成、補充液の補
充方法は、限定されるものてはなく、例えば特開昭58
−14834号、同48−34448号、同57132
146号及び同58−1.8631号、特願昭59−1
19840号、同59−1.20658号等に示される
所謂無水洗方式のものを含めて、他の方式ないし構成の
ものに対しても本発明の適用が可能である。 本発明による処理を行うことがてきる写真処理廃液の代
表例について例えは特願昭[1O−2590[]3号に
詳述されている。但し、特願昭6[]−259003号
には処理される写真材料がカラー用である場合の写真処
理液について主に述へられているが、写真処理廃液は写
真処理液を用いてハロゲン化銀写真材料な処理する際に
出るオーバーフロー液か用いられる。特にチオ硫酸・イ
オンを含有する1111に本発明の効果を良好に奏し、
チオ硫酸イオンを20g/ 51以上含有する時、より
効果的である。 写真処理廃液の回収 各処理槽に対し補充液の補充か行われると、オーバーフ
ロー廃液として処理槽から利用されストックタンクに集
められる。通常の自動現像機においては、補充液の補充
により処理槽の」一部からオーバーフローした分か写真
処理廃液として処理の対象となる。 ストックタンクな複数個設レジること、本発明の蒸発濃
縮処理装置を複数個設り、その1ないし2以上なストッ
クタンクとして利用すること(例えは、交互にストック
タンクと処理装置として使い分ける)等も本発明は包含
する。ストックタンクを用い、一定量を1度に処理する
ようにずれIJ、写真処理廃液の成分を均一化てき、ス
トックタンクは写真処理槽から処理装置へのバッファー
として有用である。 オーバーフローした写真処理廃液なストックタンクに移
す手段としては、案内管を通して自然落下させるのか簡
易の方法であるが、途中に熱交換手段を配防して写真処
理廃液の保有している熱エネルギーを採取したり、或は
、自動現像機若しくは後述する蒸発m線処理装置の熱エ
ネルギーを利用してス1へツクタンクに集められる以前
に写真処理廃液を予備加熱、若しくは水分を蒸発させる
手段を設けてもよいし、また、ポンプ等より強制移送す
る場合もあり得る。 また各写真処理槽CD、 BF、 SI+に写真処JB
!廃液中の成分に相違か有るため、全ての写真処理廃液
を一括処理せず、各写真処理槽毎に、若しくは2又は3
以」二の群に分けられた処理槽の廃液毎にス1−ツクタ
ンクを用意して別々に処理する場合も木発明に含まれる
。特に、銀の回収の点から発色現像槽CDの廃液と、漂
白定着槽目ン及び水洗代替安定槽Sbの廃液とを分
【づ
ると有利である。 本発明において、ネガフィルノ\処理の写真処理廃液と
ベーパー処理の写真処理廃液とを混合した写真処理廃液
を処理することが好ましい。 また、既存の自動現像機等にある廃液タンクに配管しポ
ンプにより廃液なストックタンクへ強制移送してもよい
。更に、1]動現像機の廃液タンク自体をス1−ツクタ
ンクとして利用することかてきる。この場合、該ス1へ
ツクタンクの重量を検知してポンプを作動し配管にて廃
液を強制移送することか好ましい。廃液タンクにフロー
トを浮かせて一定以上の液面を検知してポンプを作動さ
せることも既存の自動現像機に対する設置が簡単で好ま
しい。 尚、本発明によって蒸留濃縮処理される写真処理廃液は
、そのpH値はそのままてもよいか、pH値4.0〜7
.4NにpH値5.0〜6.5て蒸発処理することが、
本発明の目的をより効果的に達成する上から好ましい。 また各種の消泡剤(例えはシリコーン系化合物等)を用
いることにより、写真処理液中に存在する又は感光材料
から溶出する活性剤による蒸発処理時の発泡を押えるこ
とかできて極めて有利である。 本発明の処理装置 本発明に用いる蒸留濃縮処理とは、写真処理廃液を蒸留
処理することをいい、所謂精留操作の1つを応用するこ
とかiiJ能である。四分蒸留(単蒸留、回分精留を含
む)ても連続ツム留でもよく、連続精留に対する連続平
衡蒸留法も採用てきる。 蒸留処理によって純水(人以外の留分の著しく少ないも
の)を得ることは写真処理液に有効に水分を供給できる
。また共沸蒸留及び抽出蒸留において適当な分離剤を用
いることか有利である。本発明においては、所謂水蒸気
蒸留によっても処理効果か得られる。なお操作圧につい
ても高圧蒸留、常圧蒸留、真空蒸留及び分子蒸留のいず
れてあってもよい。 本発明において、蒸発温度を70℃以下とすることか好
ましく、そのための好ましい手段は下記である。 A 常圧て加熱廃液に多量の空気を接触させること、空
気量の好ましい範囲は6〜50m’/IKW−h+であ
る。 B 常圧で廃液に加熱空気を接触させること。 C減圧下て加熱蒸発すること。 D 減圧下てヒー1へポンプにより加熱、凝縮すること
。 これらの中でも、最も好ましくは上記りて、好ましい減
圧度は10〜]0[]+nmHg、より好ましくは2(
)〜60mm11gである。上記ヒーl〜ポンプ加熱は
加熱部温度か低いため、有害成分の発生かない(浮M物
となるイオウの蒸発かセロとなる。)という利点かある
。 なお、未発lJjにおいての蒸留濃縮処理におりる濃縮
とは、廃液体積を写真処理槽から出た時の体積の2分の
1以下にすることてあり、4分の1以下が好ましく、更
に好ましくは5分の1以下てあり、最適には、]0分の
1以下である。 先ず、後記実施例に用いた写真処理廃液の蒸発j膨縮処
理装置(第1実施例)について第1図の断面図を用いて
詳述する。 減圧に耐える減圧蒸発濃縮カラム(以下単にカラムとい
う)l内ζこ、」二記自動現像機等から初出される写真
処理廃液を注入貯留し、該カラム1の−1一部蒸気凝縮
部5には、減圧手段7を接続して、減圧するようにする
。大気圧より低い減圧下ては、そのものの隈旧描点以下
て沸肱か起こることは知られており、この装置ては、減
圧下て行なうものである。20〜110mm11gの減
圧下て70℃以下、特に25〜60℃の刃til描温度
て運転することか好ましい。 次に該カラム1内には、3次元配置とした加熱手段2を
設り、この加熱手段2は、その下部を上記写真処理廃液
の貯留部4に浸し、該写真処理廃液を加熱するようにし
、その上部は、該写真処理廃液の貯留部から突出して空
中にあり、この部分に、該写真処理廃液を、」−記貯留
部から電磁(T 6の開による減圧吸引による液給送手
段をもって、散布するようにし、散布滴下過程て加熱パ
イプに刺着したスラッジを洗い落とす。この液供給はL
C(レヘルセンサー)によりカラム内液面を維持するよ
うに供給する。 ここて蒸発した水分は、このカラム1内の上部に冷却手
段8Aと凝縮水の案内部及び水受け8Cを設けることに
よって、コンパクト化と、カラム内の減圧安定化のため
に寄与する。一方、上記の蒸発濃縮を繰り返して、高濃
度に固形化した成分は、このカラムlの下部より掻き出
し棒3によってスラッジを掻き出し、該スラッジを用意
した容器12に受り取り回収する。木実施例において、
加熱手段2を液中と空中とにまたかる3次元配置とした
理由は、液中部分は主に写真処理廃液の加熱蒸発に当た
り空中の部分は発生蒸気を更に加熱し、移動促進させる
効果かあり、全加熱パイプを廃液中に浸漬するより蒸発
速度か高いからである。 さらにこのカラム1内の」一部には冷却手段8Aを設り
゛C1下部より−1−かつてきた水蒸気を捕らえて冷却
凝縮して、水滴として回収するように構成されている。 これは発生蒸気によって、このカラム1内の減圧バラン
スか崩れ、減圧装Fi7(木実施例てはエジェクターを
使用)で規定の減圧状態を維持するために多大の負荷が
かかるのを軽減する効果かある。即ち発生蒸気によりカ
ラム1内の圧力が上昇するところをすぐさま冷却凝縮し
て圧力」二部を抑制する。 加熱手段2の表面温度は、好ましくは100’c以下て
、特に、20℃〜60℃か最も好ましい。 」二記加熱手段2にヒー1へポンプの放熱部を用い、−
ヒ記冷却手段8Aおよび水回収容器9内に設りた冷却手
段8Bにビー1〜ポンプの吸熱部を使用しである。 そして加熱手段2な構成するヒートポンプの凝縮器をチ
ャージさせるヂ・\・−シバイブ25および該加熱手段
2の後に供給廃液の予備加熱部37を殴り、その後に膨
張弁の役1」をするキャピラリーチューツ2[iや、冷
却手段8Aのアウト側に配設される冷媒用のコンプレッ
サー21およびその冷媒を空冷凝縮させる空冷凝縮器2
2、およびそのファン24とファンモータ23はカラム
lの外に置かれている。 また、加熱手段2の凝縮器を通りキャピラリーヂューノ
26から、水回収容器9内の冷却手段8Bに接続した」
−て、更にその延長か冷却手段8Aとしてカラム1内の
」二部蒸気凝縮部5の冷媒蒸発器に接続され、カラム1
外のコンプレッサー21に還るようにしである。 そして、水回収容器9内の冷水は水循環ポンプ(P−2
) 33によって減圧装置のエジェクター(2ヶ以上並
列が好ましい)7に連げられ、カラム1上部の蒸気凝縮
部5の凝縮液回収口8Cからパイプ34で引かれた水を
水回収容器9に入れると共にカラム1内の減圧を行うよ
うにしである。 また、水回収容器9からオーバーフローした水はパイプ
36によって水槽35に送られる構成である。 次に、後記実施例に用いた写真処理廃液の蒸発濃縮処理
装置の他の実施例(第2実施例)について第2図に示す
1F面図を用いて説明する。 熱源41を内蔵する温度コントロール式オイルハス42
に、エアーポンプ43と温度センサー44す有する耐熱
性カラム45を浸漬してあり、該カラム45中の写真処
理廃液の蒸発温度を、オイルパス42温度とエアーポン
プ43のエアー導入量との調節によって、高・低温度コ
ントロールできる構成である。 そして蒸発された蒸気は、水道水の導入口46及び導出
口47を有するコイル式冷却濃縮器48によって冷却濃
縮されて水槽49に溜まる構成である。 次に、本発明に用いられる電気透析処理装置装置の一実
施例を第3図に基き説明する。 前記水槽35又は49に直接、または水槽35又は49
の蒸発凝縮水を導入貯留する別の水槽60に、電気透析
処理装置61を設置し、ポンプによって水槽60(又は
35若しくは49)中の蒸発凝縮水を電気透析処理装置
61を通過する、又は循環する構成である。 本発明の電気透析処理を行う場合、電気透析装j、?I
の膜によって分割された各室において液を循環すること
か好ましく、更に好ましくは、脱塩室て又は脱塩室及び
陰極室て常に循環することである。 尚、処理後の凝縮液を補充液として使用することも可能
であるか、この場合、当該処理液成分を添加する。 本発明においては電気透析処理の処理中に陰イオン交換
樹脂と接触処理する。 第3図に電気透析処理装置61及びイオン交換処理装置
86の具体的な一実施例か示されており、同図において
、62は陰極、63は陽極、65は陽イオン交換膜、6
6は陰極室、69は陽極室、70は電解質溶液循環タン
ク、71は循環ポンプ、72は電界質溶液循環パイプラ
イン(供給側)、73は同循環パイプライン(流出側)
、74は凝縮水、75は循環ポンプ、76は凝縮水74
の循環パイプライン(供給側)、77は同循環パイプラ
イン(流出側)を各々示す。78は凝縮水の循環又は排
出の切換二方弁79を有する排出ラインて、水槽60又
は処理済み水槽8(]へ連結されている。 木発明の電気透析処理装置6】は、陽極室69の凝縮水
をイオン交換処理装置86の陰イオン交換樹脂8]と接
触させる循環ライン82.83とポンプ84.85を設
りである。 本発明の電気透析処理装置61とイオン交換処理装置8
6との訂細な一実施例は第5図に示されている。 第5図において、第3図に示す符号と同一のものは同一
の部位を各々指示しており、また、同図において、87
は循環ライン82をイオン交換処理装置86へのライン
82Aへ連結するか、又は水槽80への排出ライン78
へ連結するかを切換える三方弁てあり、88は陰イオン
交換樹脂81を通った凝縮水74を陽極室69へ導入す
るライン83に設りられた二カゴtてあり−1そして8
9は陰イオン交換樹脂81の再生の際に開放される二方
弁てあって、陰極室66の凝縮水74をイオン交換処理
装置86に導入する、ポンプ90をイアするライン91
に設(づである。92はこの陰イオン樹脂8]の再生運
転時に開放される二方弁であって、陰イオン交換樹脂8
1を通過した凝縮水74を水槽93へ導くライン97I
に設りてあり、この水槽93の水は水槽60(又は35
ないし49)へ戻すことが好ましい。尚、95も二方弁
を示す。各弁は電磁ゴtであることが好ましい。 この第5図に示す実施例の作用は次の通りである。先ず
、ニカ;1189及び92は閉、二方弁88及び95ば
開とし、三方弁87はライン82と82Aとを連結する
方に切換える。ポンプ75をONとし、凝縮水74をラ
イン71iを通して陽極室69に多hlに、陰極室6[
iに少量たり導入1)、ポンプ75をOF Fとする。 次いて、ポンプ84及び85をONとし、両極62.6
3に電流を流して、電気透析処理し乍ら、イオン交換処
理を行う。所定時間たり処理したら、ポンプ84.85
をOFFとすると共に電流を流すのを止め、三方弁87
をライン82と78か連結するように切換え、陽極室6
9の水を水槽80へ損出する。この水はアンモニア成分
か著しく減少しており、下水に放流可能である。 上記操作を繰り返して、水槽60(又は35ないし71
9)の凝縮水を順次バッジ処理する。 陰イオン交換樹脂81の再生か必要となったどきは、弁
87.88.95を閉し、弁89.92を開とし、ポン
プ90をONとすることによって、陰極室6[iの水を
陰イオン交換樹脂81と接触させ、ライン94を通して
水槽93へυ1出する。この水槽93の水は高濃度アン
モニアて、硫酸イオン等の樹脂81の洗浄を行ったもの
てあり、水槽60(又は35ないし49)へ戻ずか、又
は凝縮水とする前の廃液中に戻す。 本発明においては、第4図に示すように、2段階(多段
)である構成を採用することが好ま1ノい。また、陰極
室66液か酸性液、水、凝縮液であることか好ましく、
より好ましくは凝縮液であることである。 そして、陰極室66液を陰イオン交換樹脂81の再生に
使用することか特に好ましい。 木発明に用いる陰イオン交換樹脂81は一叶形であるこ
とか好ましく、また陰イオン交換樹脂81は弱陰イオン
交換樹脂であることか最も好ましい。 本発明において廃液をpH調整剤でpH5〜6.5に調
整することは非餡に好ましい。 本発明に好ましく用いられる強陰イオン交換樹脂の例は
下記である。 (具体例1) 本発明に特に好ましく用いられる弱陰イオン交換樹脂の
例は下記である。 (具体例2) −CH−CH2−CH− 本発明に用いられる強陰イオン交換樹脂及び弱陰イオン
交換樹脂は三菱化成■製タイヤイオン、ロームアンI−
’ハース■製アンバーライ1−、ユニデカ味製ユニりレ
ック等として市販されている・らのを用いることかてき
る。 尚、第4図、第5図に示す符号中、第3図に示す符号と
同一のものは、11亥第3図で説明した部位を示してい
る。 尚、本発明の好ましい電気透析処理装置における電気透
析槽は、前記第3図に示す構成を多段とすることてあり
、最も好ましくは2〜3段である。 本発明における電流密度は、好ましくは0.1〜JDA
/lJm’、より好ましくは1〜8 A /dm’であ
る。 電流濃度は、々fましくは(]、1〜5A/文以下であ
り、より好ましくは[1,5〜4A/l以下である。 本発明において電流密度かIOA/drn’を越える場
合では、アンモニア、亜硫酸等の分離か悪い。 電流濃度か5A/文を越える場合てはアンモニア、亜硫
酸等の分離が悪い。 0.1A/す又はIA/din’未満か好ましくない理
由は装置か大型化するからである。 電圧は上記電流密度ないし電流濃度を得られる範囲てあ
ればよい 本発明の電気透析処理装置に用いられる陽イオン交換膜
は、アイオニクス社製、東洋ソータ社製、デュポン社製
、旭硝子社製等のメーカーで製造市販されている。 電M槽本体は、長期間の使用又は再度の使用にもNえ得
る電気絶縁材料で形成することが好ましく、特に合成樹
脂であるポリエピクロルヒl−’リン、ポリビニルメタ
クリレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化エチレン、フェノールーホルムアルデ
ヒ1へ樹脂等か好ましく使用てきる。正の直流電圧を与
える前記給電用陽極63は、例えば炭素材(例えは活性
炭炭、コークス、石灰等)、クラファイ)へ材(例えは
炭素[1、カーボンクロス、タラファイ1〜等)、炭素
複合材(例えは炭素に金属を粉状で混ぜ焼結したもの等
)、活性炭素繊維不織布(例えばK E−1000フエ
ル1へ、東洋紡株式会社)、又はこれに白金、白金、パ
ラジウムやニッケルを担持させた材料、更に寸法安定性
電極(白金族醇化物被膜チタン材。チタンに酸化イリジ
ウムをコープインクしたもの。例えはDSAエクスハン
l’メツシュがある。)、白金被膜チタン材、ニッケル
村、ステンレス材、鉄材等から形成される。又給電用陽
極63に対向し負の直流電圧を与える給電用陰極62は
、例えは白金、ステンレス、チタン、ニッケル、ハステ
ロイ、クラファイ1−1炭素材軟鋼あるいは白金族金属
なコーチインクした金属材料等から形成されている。該
電極はメツシュ状の鞠を使用することか好ましい。 ]1−制御 本発明の写真処理廃液の処理装置におりる制御コ1は)
二として (1)ストックタンクへの写真処理廃液の排出(2)ス
トックタンクから蒸発濃縮処理装置への写真処理廃液の
供給 (3)蒸発濃縮処理装置の作動 (4)蒸発濃縮処理済み廃液に対する本発明の電気透析
処理装置による処理 (5)本発明の電気透析処理中に行う、本発明のイオン
交換処理装置による処理 (11)陰イオン交換樹脂に対する再生処理の各事項に
ついて1コ動制御することか好ましい。 本発明に好ましく用いられる写真処理廃液の処理装置は
、特に、単一ないし少数の自動現像機か配備されている
写真処理施設において、自動現像機に組み込むか、或は
その近傍に配置して用いる。そして完全に又は大部分自
動制御により写真処理廃液を処理する構成のものか好ま
しい。 なお、以上の実施例は各処理槽からのオーバーフロー液
をス1へツクタンクを介して間接的に蒸発濃縮処理装置
に受入れる場合について主に説明したか、ス1〜ツクタ
ンク等を設けず、直接蒸発濃縮処理装置に受入れてもよ
い。 [発明の効果] 本発明によれは、公害規制のきびしい地域の公害規制値
をクリアし、凝縮液の一般河川、海等へのυ[出を可能
とすることがてきる。 [実施例] 以下、実施例によって本発明の詳細な説明するか、これ
により本発明の実施態様か限定されるものてはない。 実施例−1 11」記第1図に示す第1実施例、及び第2図に示す第
2実施例の蒸発濃縮処理装置を用いて蒸留液(凝縮液)
を得、この凝縮液を第5図に示す電気透析処理装置及び
イオン交換処理装置を用いて処理を行った。即ち、第5
図において、陽極室69陰極室66は各々100m文を
標準とし、第5図において、a=111mm、b=3+
on+、c=3mm、d=10mmてあり、陰極62、
陽極63共に5cmX 5cmとした。また陰極62ど
してはチタンのエクスパン1へメツシュ、陽極63とし
てill: D S Aのエクスパン1−メツシュ、陽
イオン交換膜65としては、アイオニクス社製陽イオン
交換膜を用いた。また、処理中、前記第5図に示す実施
例の説明て述ぺた通り、液を循環した。 尚、第2実施例に示す装置を用いた蒸発濃縮処理て(:
1、オイルハス塩Iffとエアポンプ容量を調節し、廃
液蒸発温度をillll整した。 廃液は下記カラーネカフィルム処理廃液とペーパー処理
廃液とを混合(1: 1) シたものを用いた。 1712倍まて濃縮処理した時の蒸留液について、電気
透析処理のみのものと、イオン交換処理を行−、) タ
ロ 0) トI/) N11.1 ”イオン濃度(I)
 I)Ill )を4111定し、その結果を第1表及
び第2表に示す。 但lノ、第5図に示す電気透析処理装置の陰極室と陽極
室は100m旦/hrづつ供給し、10時間後の陽極室
69の旧(7−イオン(ppm)を測定した。 第1表 [廃液処理装置(ピー1−ポンプ減圧方式)の廃液使用
]*三菱化成社製ダイヤイオンイオン交換樹脂第2表 [第2図の廃液処理装置による蒸発温度変化]rよアン
モニア濃度 使用樹脂は三菱化成社製タイヤイオンWA−1070℃
以下の低温蒸発温度ては処理ハツチ回数が増えてもアン
モニア除去能力か変動せず好ましいことか判った。 第1表及び第2表から明らかなように、本発明によれば
、N11.、”イオン濃度が法定基準を下回り下水道へ
の放流か可能となる。 廃液(被処理混合廃液) カラーネカフィルムとして市販のコニカ製、富士フィル
ム酸、コダック製の閥Δ1.00 、400のフィルム
を下記処理工程仕様および処理液仕様て処理した。 (補充量は100 c m’当たりの値である。)但し
、定着槽は2槽カウンターカレント(45秒、2槽)、
および安定槽は3槽カウンターカレン1−(20秒、3
槽)て行った。 使用した処理液組成は下記の通りである。 [発色現像タンク液] 炭酸カリウム              30g炭酸
水素す1ヘリウム          2.5g亜硫酸
カリウム             4g臭化す1−リ
ウム            1,3g沃化カリウム 
            1.2mgヒ1〜[lキシア
ミン硫酸塩        2・5g男化す1−ソウム
            0・6g4−アミノ−3−メ
チル−N−エチル−N(β−ヒ1へワキシルエチル)ア
ニリン硫酸塩4.8jζ 水酸化カリウム            1.2g水を
加えて1文とし、水酸化カリウムまたは50%硫酸を用
いてpH10,06に調整する。 [発色現像補充液] 炭酸カリウム              40g炭酸
水素す1〜リウム           3g亜硫酸カ
リウム             7g臭化す1ヘリウ
ム            0.5gヒドロキシルアミ
ン硫酸塩       3.1g4−アミノ−3−メチ
ル−N−エチル−N−6、[] )H 水酸化カリウム             2g水を加
えて1文とし、水酸化カリウムまたは20%硫酸を用い
てpif 10.12に調整する。 [漂白タンク液] 1−3−プロピレンジアミン四酢酩第2鉄アンモニウム
            15 II g酢WA(ta
n%水溶液)          501臭化アンモニ
ウム           150g水を加えて1文と
し、アンモニア水または氷酢酪を用いてpH4,4に調
整する。 [漂白補充液] 漂白タンク液のpifを、酢酸てpH4,2に調整した
もの。 [定着タンク液および補充液] チオ硫酸アンモニウム         250g亜硫
酸アンモニウム          2(1g例示ロ′
−7]  (アンモニウム塩)      2g水を加
えて1文とし、酢酸とアンモニア水を用いてpH[i、
8に調整する。 [安定タンク液および補充液] ンJヌルムアルデヒF(37%溶液) 1m父 5−クロロ−2−メチル−4 インチアンリン−3−オン      0.05gエマ
ルケン81 []              ] m
立711ルムアルデヒ1〜重亜硫酸 付加物すトリウム           2g水を加え
1Mとし、アンモニア水および5()%硫酸にてpif
 7.0に調整した。 一方、コニカ■製コニカカラーQAペーパーを下記の処
理工程と処理液で処理した。 処理工程 温度 時間  補充量  槽数(1)発色現
像 386C30秒 200m旦/rn’  1槽(2
)漂白定着 33℃25秒 100ul/m’  1槽
(注1)3槽法はカウンタ−カレン1〜方式て行う。 処理液組成 [発色現像タンク液] トリエタノールアミン         10m文亜硫
酸カリウム            0.2g塩化ナト
リウム            1・5g炭酸カリウム
             32.[1g3−メチル−
4−アミノ−N−エチル−N(β−メタンスルホアミ1
へエチル) アニリン硫酸塩          5.5g蛍光増白
剤(ジアミノメチルヘン系)   ]、Ogジエチルヒ
ドロキシルアミン      5.0gジエチレン1−
リアミンベンタ酢酸    3.0g臭化カリウム  
            2 m gl、2−ジヒドロ
キシヘンセン−3,5−ジスルホン酸−す1〜リウム塩
     0.2g水を加えて全量を1文とし、KOI
Iと112so4てpH値 10.]、5とする。 [発色現像補充液] 発色現像タンク液の3−メチル−4−アミノ−N−エチ
ル−N−(β−メタンスルホアミ1くエチル)−アニリ
ン硫酸塩の量を7.[1g/文とし、臭化カリウムをゼ
ロとしpH値を10.60とする。 [漂白定着タンク液および補充液] エチレンシアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩         60gエチレン
シアミンデl−ラ酢酸       3gチオ硫醇アン
モニウム(70%溶液)   14[1m文亜硫酸アン
−eニウム(40%溶液)    27.5m文水を加
えて全量を1父とし、炭酸カリウムまたは氷酢酸てI’
l+ 5.8に調製する。 [安定タンク液および補充液コ 1−ヒlくロキシエヂリデンー1.1−ジホスホン酸g BiC父、                    
      0.1g2nSO,・71120    
                 0.7ggl゛光
土曽白剤(シアミノスヂルヘン系)   1.0gケイ
ソンWT(注)           0.5g(注)
ロームアントハース社製 各々水洗代替安定液の総補充量が安定タンク容量の3倍
となるまて連続処理を行った。 」L記処理によって生じるオーバーフロー液てあって、
[発色現像液のオーバーフロー液]:[漂白液のオーバ
ーフロー液]・[定着液のオーバーフロー液]・[水洗
代替安定液のオーバーフロー%]=3:3・3・5の比
率て混合したネヵ廃液を以下写真処理廃液(A)といい
、[発色現像液のオーバーフロー液′]、[漂白定着液
のオーバーフロー液]:[水洗代替安定液のオーバーフ
ロー液] =3 : 3 :5の比率て混合したベーパ
ー廃液を以下写真処理廃液(B)という。」二記写真処
理廃液(A)と(B)とのtriで混合したものを被処
理混合廃液とした。 実施例−2 実施例−1のNo、6において、廃液を蒸発濃縮前に廃
液p++を5.0に硫酸で調整し、処理を行った。 その結果、陽極室液の問題ないもののみを排出し、非常
に良好に連続運転出来た。 実施例−3 実施例−1において、被処理混合廃液を下記のものに代
えたことのみ異ならせたところ、実施例−1と同様の結
果か得られた。 即ち、コニカ社製コニカR3Tクリアライ1−コンタク
トフィルムCRIIEに通常露光を行い下記の処理液と
処理工程て処理を行った。 [現像液処方コ ハイドロキノン             25g1−
フェニル−44シメヂルー3 ピラゾリ1ヘン           0.4g臭化す
1ヘリウム             3g5−メヂル
ヘンソ)ヘリアンール      0.3g5−二)ヘ
ロインタンール        11 、 II 5H
τシエチルアミノブロバン−1,2−ジオール l[1
g亜亜硫カリウム             90乏ζ
炭酸カリウム              30gヒド
ロキシエチレンシアミン 三酢酩す1〜リウム           2g水て1
文に仕」二けた。 pH値は、苛性ソータて]0.2とした。 [定着液処方] (組成A) チオ硫酸アンモニウム(72,5w%水溶液)亜硫酸リ
ートリウム 240m父 7g 酢酸す1〜リウム・3水塩 1111酸 クエン醇すl・リウム・2水塩 酢酸(9f1wy、水溶液) (組成り) 純水(イオン交換水) 硫酸(50w%水溶液) 6.5g 6jζ 2g 13、fim文 1711す 3 、 [1、; 硫酸アルミニウム(Δ文、03換算含量か8.1w%の
水溶液)           2 fl g定71液
の使用11Jに水5 (] [1m文中に」−記絹成Δ
、組成りの順に溶かし、19−に仕」−げて用いた。こ
の定着液のp 11は約4.2である。 [現像処理条件] (工程)  (温度)  (時間)  (補充量)現像
   408C15秒   30mM/4ツ切定着  
 35℃15秒   40m文/4ツ切水洗   常温
   15秒   流 水このような処理条件て利用さ
れた現像廃液及び定着廃液を混合(1: 1) シて、
実施例−1のNo、4.5.6と同様の実験を行った所
、同様に好ましい結果か得られた。 実施例−4 実施例−1のN016において、陽極室69(A)と陰
極室66 (B )との凝縮液の供給量の比率を変化し
た。 杉1出液として捨てるのは陽極室69の液てあり、多い
方が好ましいか、10〜20倍まて排出可能であること
が判った。 陰極室66の排出液は濃縮液と混合して、へg回収用濃
縮液とすることかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の蒸発濃縮処理装置の第1実施例を示す
断面図、第2図は同じく第2実施例を示す正面図、第3
図〜第5図の各々は本発明の処理装置の実施例を示す断
面図ないしブロック図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、写真処理廃液を加熱して蒸発濃縮せしめ、これによ
    って生じる蒸気を冷却凝縮して凝縮液を得る写真処理廃
    液の蒸発濃縮処理方法において、該凝縮液を陽極と陰極
    を陽イオン交換膜で仕切った電気透析槽に入れ直流電源
    により電気透析し、かつ該陽極室側の電気透析処理中の
    凝縮液を陰イオン交換樹脂と接触させることを特徴とす
    る写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法。 2、陰極側の水溶液で陰イオン交換樹脂を再生すること
    を特徴とする請求項1記載の写真処理廃液の蒸発濃縮処
    理方法。 3、凝縮水を得るのに、写真処理廃液を70℃以下の温
    度で蒸発させることを特徴とする請求項1又は2記載の
    写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法。 4、写真処理廃液を加熱し蒸発濃縮せしめ、これによっ
    て生じる蒸気を冷却凝縮して凝縮液を得る写真処理廃液
    の蒸発濃縮処理装置と、該凝縮液を陽極と陰極を陽イオ
    ン交換膜で仕切った電気透析槽に入れ直流電源により電
    気透析する構成の電気透析装置と、該陽極室側の電気透
    析処理中の凝縮液を陰イオン交換樹脂と接触させる構成
    のイオン交換処理装置を有することを特徴とする写真処
    理廃液の処理装置。 5、陰極側の水溶液で陰イオン交換樹脂を再生すること
    を特徴とする請求項4記載の写真処理廃液の処理装置。 6、凝縮水を得るのに、写真処理廃液を70℃以下の温
    度で蒸発させることを特徴とする請求項4又は5記載の
    写真処理廃液の処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098272A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Kobelco Eco-Solutions Co Ltd アンモニア含有水の処理方法および処理装置
WO2010061811A1 (ja) * 2008-11-27 2010-06-03 栗田工業株式会社 アミノ基を有する水溶性有機溶媒の分離回収装置及び方法

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