JPH0445242Y2 - - Google Patents

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JPH0445242Y2
JPH0445242Y2 JP6887087U JP6887087U JPH0445242Y2 JP H0445242 Y2 JPH0445242 Y2 JP H0445242Y2 JP 6887087 U JP6887087 U JP 6887087U JP 6887087 U JP6887087 U JP 6887087U JP H0445242 Y2 JPH0445242 Y2 JP H0445242Y2
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shearing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キヤリヤテープにアウターリードを
介して保持されている半導体装置のアウターリー
ドを剪断により切断し、前記半導体装置をキヤリ
ヤテープから分離するアウターリード切断装置に
関するものである。
〔従来技術〕
従来、アウターリード切断装置としてはダイと
ポンチが用いられ、アウターリードの要切断部分
前部を一度に打抜により切断している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて、半導体装置の形状、寸法が変わるごと
にそれに合致するダイとポンチを製作せねばなら
なかつた。加えて、製作には剪断作用面の高い精
度が要求され、簡単には製作できなかつた。
本考案は、上述の従来の問題点を解決しようと
するもので、異なる形状、寸法の半導体装置に対
して効率的な動作をもつて剪断を行うことができ
るアウターリード切断装置を提供することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、剪断刃の一方の刃を直線刃またはL
字状刃に、他方の刃を平行の2直線刃または□字
状刃に、それぞれ形成し、各々の刃を相対的に上
下動可能に設けると共に、各々の刃を水平面内で
個別に移動可能に設けたことを特徴とするアウタ
ーリード切断装置である。
〔作用〕
本考案は上述の構成を備えることにより、アウ
ターリードの要切断部分を区分けして単位部分毎
に剪断することができる。
例えば半導体装置がリードを4方向に伸ばして
備えキヤリヤテープに保持されているものである
場合にそのアウターリードを切断するときは、同
一の向きに延びたリード群を単位部分として4つ
に区分し各単位部分の要切断部分毎に剪断刃を水
平面内において移動させて位置合せを行い、その
後上下動させることによつて各単位部分毎に剪断
を行うことができる。そのとき、一方の刃に□字
状刃を用いて、4つの単位部分それぞれに□字状
刃の4本の直線刃の1本ずつを対応させて剪断す
ることができるので、□字状刃の水平面内におけ
る、位置合せのための移動を最小限にとどめるこ
とができる。また□字状刃とL字状刃とを用いれ
ば2回の剪断動作でアウターリードを切断するこ
とができる。
他方、半導体装置が反対の向きの2方向にリー
ド群を伸ばしているものでは、直線刃と平行の2
直線刃とを用い、2直線刃の2本の直線刃の1本
ずつを2つのリード群それぞれに対応させて剪断
すれば、上述の□字状刃と同じように2直線刃の
水平面内における移動を最小限にとどめることが
できる。
従つて、このアウターリード切断装置を用いれ
ば、種々の形状、寸法の半導体装置のアウターリ
ード切断を剪断刃の位置合せのための移動を最小
限として効率的な動作をもつて行うことができ
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を用いて説明する。
1はキヤリヤテープで、ICチツプ2とリード
からなる多数の半導体装置がそのアウターリード
3を介して保持されている。4はテープガイド、
5は位置決めピンであり、キヤリヤテープ1はテ
ープ送り機構(図示せず)により間欠的に送られ
て半導体装置を順次アウターリード切断装置6に
位置せしめる如く形成されている。なお、半導体
装置はアウターリード要切断ライン32A,32
B,32C,32D(隣接するアウターリードの
要切断部相互を結ぶ直線をいう。即ち第2図に示
す如くキヤリヤテープ1に設けた穴の縁とICチ
ツプ2との間の宙に浮いた部分の適宜位置でアウ
ターリードは切断される。)が水平のX方向また
は水平でX方向に直角のY方向に一致する如くア
ウターリード切断位置6に位置決めされるように
なつている。
アウターリード切断位置6にはキヤリヤテープ
1を挟んで上下に1対の剪断刃7,8が設けられ
ている。
下の剪断刃7は断面四角形の中空部9を有する
両端開口の筒体の上端内周縁を刃面10A,10
B,10C,10Dとした□字状刃で、中空部9
はその断面においてアウターリード要切断ライン
のX方向の長さ、Y方向の長さのそれぞれの長さ
より十分大なる長さをX方向、Y方向の長さとし
て有している。この剪断刃7は刃面10をキヤリ
ヤテープ1に近接させ、刃面10A,10CをX
方向と、刃面10B,10DをY方向と、それぞ
れ一致させた状態として刃支持体11の先端に取
付けられている。刃支持体11はその他端でX方
向、Y方向の移動装置であるXYテーブル12上
に取付けられており、従つて剪断刃7は水平面内
において移動可能である。
上の剪断刃8は剪断刃6の短い方の刃面10
B,10Dの長さより短い直線状刃で、刃取付刃
体13の下端に備えられている。刃取付体13は
剪断刃8の刃面14を外側に向けて刃保持体15
の刃取付部16に取付られている。
刃保持体15は上端を後述するシリンダ17の
ロツド18との当接部19に形成されると共に刃
取付部16と当接部19との間は両者よりも小径
で剪断刃8の、剪断に要する剪断刃7に対する上
下ストロークより大なる長さのスプライン軸20
に形成されている。そしてこのスプライン軸20
に噛合うスプラインを有するプーリ21を刃支持
体22に軸受23で鉛直軸のまわりに回転可能に
支承して設け、プーリ21にスプライン軸20を
噛合せて刃保持体15を刃支持体22で支持して
いる。プーリ21と刃保持体15の当接部19と
の間には押しバネ24が配備されていて、刃保持
体15は上昇する向きに付勢されて刃支持体22
に保持されている。プーリ21はベルト25、プ
ーリ26を介してモータ27に連絡され、モータ
27の回転により刃保持体15は鉛直軸を中心と
して回転するようになつている。
刃支持体22には刃保持体15の上方にロツド
18の先端を当接部19上面に接触状態としてシ
リンダ17が設けられ、ロツド18を押しバネ2
4の復元力に抗して下降させて刃保持体15を下
降させ、ロツド18を上昇させ押しバネ24の復
元力により刃保持体15を上昇させるようになつ
ている。
刃保持体15を上下動可能、鉛直軸のまわりに
回転可能に支持した刃支持体22はXYテーブル
28上に載置され、従つて、剪断刃8はXY移動
可能、上下動可能、鉛直軸のまわりに回転可能で
ある。
アウターリード切断位置6のICチツプ2の下
方にはICチツプ2の裏面を吸着して剪断時にIC
チツプ2を固定するICチツプ支持部材29がシ
リンダ30により上下動可能に備えられている。
ICチツプ支持部材29はICチツプ2より外側に
突出しない細径のパイプ材でその上面は真空吸引
口31が開口配備されている。
次にリードが4方向に導出されている半導体装
置に対して剪断分離工程について第3図a,b,
cを用いて説明する。なお、第3図aではキヤリ
ヤテープ1は省略してある。
今、剪断刃7はICチツプ2の下方に中空部9
が位置する位置にあるとする。
先ず、ICチツプ支持部材29をその上面がIC
チツプ2の裏面に接するまで上昇させてICチツ
プ2を吸着し、アウターリード切断位置6に正し
く位置決めされている半導体装置を固定する。
次にアウターリード3A群を剪断により切断す
る。剪断刃7の刃面10Aと剪断刃8の刃面14
がアウターリード3A群の要切断ライン32Aに
一致する如く剪断刃7,8を水平面内において移
動させ、その後、剪断刃8を下降させてアウター
リード3A群を要切断部で剪断する。……第3図
a 次にアウターリード3B群を切る。アウターリ
ード3B群は刃面10Bを刃面14とで切るの
で、剪断刃7は第3図aの刃面10Bをアウター
リード3B群の要切断ライン32Bに合せる如く
距離D1だけY方向に移動させる。剪断刃8は90°
回転させ、かつXY方向に所要距離移動させる。
その後、切る。
同様にアウターリード3C群、3D群を順次切
るが、いずれの場合もその水平移動は、剪断刃8
は90°回転及びXY方向移動を行うが、剪断刃7は
順次、距離D2のX方向移動、距離D3のY方向移
動を行えばよい。即ち、刃面10Aはアウターリ
ード3A群を、刃面10Bはアウターリード3B
群をと、各々の刃面10が独自の剪断対象アウタ
ーリード3群をもち、しかもそれらは近接してい
るので、剪断刃7の移動は最少距離ですむ。
全部のアウターリード3群の剪断が終つたら
ICチツプ支持部材29を下降させる。……第3
図b そしてICチツプ支持部材29のICチツプ2の
吸着を停止し、ICチツプ取出装着部材33など
によりICチツプ2をICチツプ支持部材29上か
ら取出して基板34に装着したり、トレーなどに
移送する。……第3図c 上述の剪断動作のほか、次の如き順序で剪断す
ることもできる。ICチツプ支持部材29を下降
させたままでアウターリード3A群を切る。次に
アウターリード3B群を切るが、ズレや垂下がり
の防止のために1本だけ切らずに残しておく。ア
ウターリード3C群はまた全部切り、アウターリ
ード3D群はまた、1本だけ残しておく。その後
ICチツプ支持部材29上を上昇させてICチツプ
2を吸着固定し、残したアウターリード3,3を
それぞれ切る。
なお、上述の2例のように少なくとも最後のア
ウターリード3はICチツプ支持部材29または
吸着作用のない載置支承部材によりICチツプ2
を支承して半導体装置のズレや垂下がりを防止し
た状態で剪断するのが好ましいが、支承せずに切
ることもできる。支承部材は別部材をもつて設け
る要はなく、例えば上述の実施例において剪断刃
7を筒体の内周に設けずに外周に設ければ剪断刃
7の筒体にICチツプ2は支持されることとなる。
また、上述の実施例において半導体装置がアウ
ターリード3A,3C群のみを有しているもので
あるときは剪断刃8を十分な長さを有する両面刃
とすれば、モータ27などの回転機構やY方向移
動装置は不要でX方向にのみ移動可能とすればよ
いし、剪断刃7も十分な長さをもつた平行の刃面
10A,10Cを備えたものをX方向移動可能に
設ければすむ。
なお、剪断刃7,8はどちらが上刃であつても
よいし、どちらを上下動可能としてもよい。また
剪断刃7も鉛直軸のまわりに回転可能に設けるこ
ともできる。
第4図は別の実施例の剪断刃7,8を示し、剪
断刃7は上述の実施例と同じ刃面10A,10
B,10C,10Dからなる□字状刃、剪断刃8
は中空部9に挿入可能の刃面14A,14Bから
なるL字状刃である。この例では断面で示す状態
でアウターリード3A,3D群(図示省略)を1
度に切り、2点鎖線で示す状態でアウターリード
3B,3C群(図示省略)を1度に切ることがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案は、剪断刃の一方の刃を直線刃またはL
字状刃に、他方の刃を平行の2直線刃または□字
状刃に、それぞれ形成し、各々の刃を相対的に上
下動可能に設けると共に、各々の刃を水平面内で
個別に移動可能に設けたので、異なる形状、寸法
の半導体装置のアウターリード切断に広く用いる
ことができる。また平行の2直線刃または□字状
刃の水平面内における移動は最小距離ですみ効率
的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は第
1図−線断面平面図、第3図a,b,cはそ
れぞれ動作の説明図、第4図は別の実施例の剪断
刃の剪断時の断面図である。 1……キヤリヤテープ、2……ICチツプ、3
……アウターリード、4……テープガイド、5…
…位置決めピン、6……アウターリード切断位
置、7……剪断刃、8……剪断刃、9……中空
部、10A,10B,10C,10D……刃面、
11……刃支持体、12……XYテーブル、13
……刃取付体、14……刃面、15……刃保持
体、16……刃取付部、17……シリンダ、18
……ロツド、19……当接部、20……スプライ
ン軸、21……プーリ、22……刃支持体、23
……軸受、24……押しバネ、25……ベルト、
26……プーリ、27……モータ、28……XY
テーブル、29……ICチツプ支持部材、30…
…シリンダ、31……真空吸引口、32A,32
B,32C,32D……要切断ライン、33……
ICチツプ取出装着部材、34……基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 剪断刃の一方の刃を直線刃またはL字状刃に、
    他方の刃を平行の2直線刃または□字状刃に、そ
    れぞれ形成し、各々の刃を相対的に上下動可能に
    設けると共に、各々の刃を水平面内で個別に移動
    可能に設けたことを特徴とするアウターリード切
    断装置。
JP6887087U 1987-05-11 1987-05-11 Expired JPH0445242Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6887087U JPH0445242Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JP6887087U JPH0445242Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JPS63178347U JPS63178347U (ja) 1988-11-18
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JP5059697B2 (ja) * 2007-06-23 2012-10-24 日精電子株式会社 リードフレーム位置決め機構及び半導体製造装置
KR102655101B1 (ko) * 2018-11-23 2024-04-08 주식회사 엘지에너지솔루션 배터리 셀의 전극리드 절단장치

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