JP2542796B2 - 短冊状シ―ト製作装置 - Google Patents

短冊状シ―ト製作装置

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JP2542796B2
JP2542796B2 JP6227818A JP22781894A JP2542796B2 JP 2542796 B2 JP2542796 B2 JP 2542796B2 JP 6227818 A JP6227818 A JP 6227818A JP 22781894 A JP22781894 A JP 22781894A JP 2542796 B2 JP2542796 B2 JP 2542796B2
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紀文 堀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状の樹脂シートや金
属シートから金型で切断あるいは打抜いて短冊状シート
を製作する短冊状シート製作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、短冊状シートは電子部品の絶縁
あるいは電極などの部品として用いられることが多く、
この短冊状シート製作装置だけの単体ラインは無く短冊
状シートを貼付ける貼付け装置などど組合せたラインと
して存在する。
【0003】図2(a)および(b)は従来の短冊状シ
ート製作装置の一例を示す図である。従来、この種の短
冊状シート製作装置は、例えば、図2に示すように、パ
ンチ11を垂直に立て埋設する下型であるパンチホルダ
13と、ダイ14とパンチガイド15を取付け帯状薄板
材20を通すスリットを有する上型であるダイホルダ1
2と、帯状薄板材20を一方向に所定の長さだけ間欠的
に送るローラ16a,16bとを備えている。
【0004】この短冊状シート製作装置を使用して短冊
状シートを製作するには、まず、ローラ16a,16b
を所定の回転数だけ回し、帯状薄板材20の所定の長さ
だけ送り込む。次に、パンチ11上に位置決めされた帯
状薄板材20は、金型を閉ることにより打抜かれる。そ
して、打抜かれた薄板片はパンチ11上に乗せられた状
態でパンチ11の上昇に伴ないダイホルダ12の面より
露呈される。
【0005】次に、図示していない吸着アームがパンチ
11上の短冊状の薄板片を吸着して拾い、図示していな
いステージに薄板片を移載する。一方、ローラ16a,
16bが回転し帯状薄板材20を所定の長さだけ送る。
そして、パンチ11の上昇に伴ない帯状薄板材20より
薄板片を打抜き、吸着アームで薄板片を拾いステージに
移載する。このように、連続的に帯状薄板材20より薄
板片を打抜き短冊状シートを製作していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の短冊状
シート製作装置では、薄板材であるためパンチとダイと
のクリアランスが小さく、しかもパンチとダイが別々の
ホルダに組み込まれていたため、金型設定時にパンチと
ダイの位置合わせに多大な時間を浪費した。このように
調整時間のかかる芯合作業を無くす方法として、ポンチ
とダイの外側に複数のガイドポストとガイドブッシュに
よる案内機構を設けることが考えられるが、この方法は
金型の外形を大きくし装置に取付けを困難にするだけで
なく、製作された短冊状シートを取出し難いという使い
勝手の問題を起し得策な方法とは言えない。一方、所要
寸法より幅の広い帯状薄板部材から短冊状のシートを打
ち抜いているために、打抜き後の枠上に残された廃材が
発生し材料のコストアップの要因となっていた。
【0007】従って、本発明の目的は、パンチとダイと
の芯合せを行なうことを必要とせず無駄な廃材を発生さ
せない短冊状シート製作装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、一主面
に垂直に穴が開けらた平板状のホルダと、このホルダの
前記一主面に第1の切刃面を垂直にして取付けられ該第
1の切刃面が前記ダイホルダの該穴の一側面として含ま
れるダイと、所望の幅をもつ帯状薄板状部材が通り抜け
得るスリットが前記ホルダの一主面と平行に開けられる
とともに前記ダイの該第1の切刃面と接する第2の切刃
面を有し前記穴に摺動するパンチと、前記帯状薄板部材
を間欠的に前記スリット内に送り込み前記スリットから
所定の長さだけ送り出す送り機構と、前記スリットより
送り出された前記帯状薄板部材を押圧するとともに前記
第1の切刃面と前記第2の切刃面の摺動により該帯状薄
板部材が切残されてなる短冊状シートを吸着保持し拾い
上げる押圧・吸着機構とを備える短冊状シート製作装置
である。また、前記押圧・吸着機構によって拾い上げら
れた前記短冊状シートが移載されるステージを備えるこ
とが望ましい。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1(a)および(b)は本発明の一実施
例の短冊状シート製作装置の上面図およびAA断面矢視
図である。この短冊状シート製作装置は、図1に示すよ
うに、上面に垂直な摺動穴8が開けられた平板状のダイ
ホルダ2と、このダイホルダ2の上面に切刃面4aを垂
直にして取付けられこの切刃面4aが摺動穴8の一側面
として含まれるダイ4と、所望の幅をもつ帯状薄板材2
0が通り抜け得るスリット9がダイホルダ2の上面と平
行に開けられるとともにダイ4の切刃面4aと接する切
刃面1aを有し摺動穴8に摺動するパンチ1と、帯状薄
板材20を間欠的にスリット9内に送り込みスリット9
から所定の長さだけ送り出すローラ6a,6bと、スリ
ット9より送り出された帯状薄板材20を押圧するとと
もに切刃面1aと切刃面4aの摺動により帯状薄板材2
0が切残されてなる短冊状シート20aを吸着保持し拾
い上げる押圧・吸着部5とを備えている。
【0011】また、押圧・吸着部5は回転し得るアーム
8が取付けられ、このアーム8を旋回させ押圧・吸着部
5に吸着された短冊状シート20aをステージ7に移載
する。このステージ7は次の製造装置へのラインに乗せ
るために設けられたもので、次の装置へのワークの供給
ステーションの役割を果すものである。このステージ7
を設けることによってラインの自動運転が円滑に図れ
る。
【0012】なお、押圧・吸着部5に真空ポンプと繋が
る排気ホース10が設けられている。そしてバルブの切
替えによって押圧・吸着部5の空間部を排気し短冊状シ
ート20aを吸着したりあるいは空気を導入することに
よって短冊状シート20aを離脱させたるしている。パ
ンチホルダ3はパンチ1を強固に固定するとともに装置
のベースに取付けられている。一方、ダイホルダ2はエ
アシリンダなどにより上下に移動できるようになってい
る。
【0013】次に、この短冊状シート製作装置の動作を
説明する。まず、帯状薄板材20をスリット9に入れた
状態にする。次に、ローラ6a,6bを所定の回転数回
転させスリット9から導出される帯状薄板材20の長さ
を所望の長さにする。次に、ダイホルダ2を上昇させ帯
状薄板材20のスリット9からはみ出し部分を押圧・吸
着部5で押さえるとともに切刃面1aと切刃面4aの摺
動により帯状薄板材20を切断する。次に、帯状薄板材
20から切離されてなる短冊状シート20aは押圧・吸
着部5で吸着保持される。そして、アーム8の旋回によ
り押圧・吸着部5はステージ7上に位置決めされ、排気
ホース10からの空気の導入によって吸着されていた短
冊状シート20aは離脱しステージ7に移載される。
【0014】この短冊状シート20aのステージ7への
移載動作が行なわれている間、ローラ6a,6bが回転
し帯状薄板材20を必要の長さだけ送り込み前述と同様
に切断する。切断されてなる短冊状シート20aはステ
ージ7に移載される。このように、帯状薄板材20は一
方向に順次送られ自動的に短冊状シート20aが製作さ
れる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本説明は、パンチと
ダイの切刃面を接しながら摺動する摺動穴をホルダに設
けることによって、パンチとダイの位置調整が不要とな
りそれに要する調整時間が無くなるという効果がある。
また、従来の短冊状シートの外形寸法で打ち抜き方式か
ら帯状薄板材の幅を短冊状シートの幅と同じにし単に一
方向で切断するだけで製作できるので、無駄な廃材が発
生さず材料費を大幅にコストダウンできるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の短冊状シート製作装置の上
面図およびAA断面矢視図である。
【図2】従来の短冊状シート製作装置の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,11 パンチ 2,12 ダイホルダ 3,13 パンチホルダ 4,14 ダイ 5 押圧・吸着部 6a,6b,16a,16b,17a,17b ロー
ラ 7 ステージ 8 摺動穴 9 スリット 10 排気ホース 15 パンチガイド 20 帯状薄板材 20a 短冊状シート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一主面に垂直に穴が開けらた平板状のホ
    ルダと、このホルダの前記一主面に第1の切刃面を垂直
    にして取付けられ該第1の切刃面が前記ダイホルダの該
    穴の一側面として含まれるダイと、所望の幅をもつ帯状
    薄板状部材が通り抜け得るスリットが前記ホルダの一主
    面と平行に開けられるとともに前記ダイの該第1の切刃
    面と接する第2の切刃面を有し前記穴に摺動するパンチ
    と、前記帯状薄板部材を間欠的に前記スリット内に送り
    込み前記スリットから所定の長さだけ送り出す送り機構
    と、前記スリットより送り出された前記帯状薄板部材を
    押圧するとともに前記第1の切刃面と前記第2の切刃面
    の摺動により該帯状薄板部材が切残されてなる短冊状シ
    ートを吸着保持し拾い上げる押圧・吸着機構とを備える
    ことを特徴とする短冊状シート製作装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧・吸着機構によって拾い上げら
    れた前記短冊状シートが移載されるステージを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の短冊状シート製作装置。
JP6227818A 1994-09-22 1994-09-22 短冊状シ―ト製作装置 Expired - Fee Related JP2542796B2 (ja)

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