JP5071412B2 - マスキングテープ貼付製造装置およびマスキングテープの貼付方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、ラベルrには、薄いプラスチックフィルムなど、軟弱な素材を用いており、さらにはテープのサイズが従来より小型化すると(3mm×0.5mm×t板厚)、上述のような手法では貼付けが困難となる。すなわち、テープの取出し、搬送等、取扱いが困難である。
かかる特許文献1においては、所望の間隔で搬送される複数の基板の搬送方向の両端部に、予めマスキングテープを貼り付けておき、カバーフィルムを剥がした後のベースフィルムとフィルム本体からなる一体化フィルムを基板上にフィルム本体が基板側になるようにして、圧着ロールにより各基板表面にフィルム本体を貼付け、その後にマスキングテープ上でベースフィルムと共にフィルム本体を切断し、マスキングテープも含めて取除き、基板を分離するようにしている。
これにより、フィルム本体を貼付けられる基板の貼付け不要部分を予めマスキングしているので、圧着の際に基板の所望部分にフィルムを貼付けることができる。
また、固体の基板にマスキングテープを貼り付けているので、その貼付け位置精度は高く、ベースフィルムとフィルム本体とマスキングテープの一部を切断する基板分離時にマスキングテープ端部近傍を切断できるので、マスキングテープを基板に残すことなく、確実に基板を分離することができ、基板を傷付けることがない、としている。
また、テープの接着力に対し、バキュームによる吸着力だけでは、取出しが困難で安定しない。
一方、特許文献1における貼付方法では、フィルムの切断等を基板に貼り付けた後に行うとしており、しかもその切断手段というのは、機械的なカッタ(円盤カッタ)を用いているため、切断時に、せっかく高精度に貼り付けたフィルムに機械的なストレスを与えることになり、位置ずれのおそれがある。
本発明は、以上のような背景から提案されたものであって、マスキングテープを高精度に貼り付けることのできる、マスキングテープ貼付製造装置およびマスキングテープの貼付方法を提供することを目的とする。
このマスキングテープ貼付製造装置1(以下、テープ貼付製造装置1)は、装置基体2と、装置基体2上に製品PをXY軸方向に移動調整可能に載せるXY軸テーブル3とを有している。
このXY軸テーブル3上方には、テープ材4tを一方側から他方側へ走行させるテープ走行手段4と、テープ材4tを表面に貼り付けてなるパレット5と、このパレット5をテープ材4tと共に、所定の位置に搬送するための直動搬送手段6とを配設している。
また、テープ走行手段4のテープ走行路上方には、パレット5表面に貼り付けたテープ材4tに対しレーザ光を照射して、所定サイズのテープ片trを打ち抜くための切断条を付与するレーザ切断条付与加工手段7が配設されている。
さらに、テープ走行手段4のテープ走行路において、XY軸テーブル3上方には、所定サイズのテープ片trを打ち抜くための切断条が付与されたテープ材4tに対し、切断条が付与されたテープ片trを吸着しつつ、テープ材4tから打ち抜き、テープ片trを製品Pに貼り付けるようにした吸着打抜加工手段8を配設している。
なお、マスキングテープ貼付製造装置1には、図示は省略しているが、パレット5を吸着打抜加工手段8による加工後に、テープ走行手段4からパレット5を回収すべく下降させ、テープ走行手段4のテープ材4tの引き出し側にもたらし、再度、テープ走行手段4のテープ材4tを表面に貼り付けると共に、直動搬送手段6に搬送可能にセットする、循環搬送手段を備えている。
テープ材4tには、上述のパレット5の上面や、製品Pに接触させることで貼付け可能な適宜な貼付剤が塗布された貼付層(図示省略)が設けられている。
かかるスクリュー部材6sは、高リードの比較的ピッチの大きい螺旋搬送溝部6tを有し、駆動モータ6mにより、回転力を伝達することで、パレット5を適度な移動速度で移動させる構成としている。
なお、以上のように構成されるマスキングテープ貼付製造装置1において、マスキングテープ貼付製造装置1を構成する各要素は、制御盤に格納された各制御プログラムに基づき、所定の動作を行うように構成されている。
先ず、パレット5を、テープ走行手段4のテープ送出ロール4a側のテープ材4tの裏面に貼り付けると共に、直動搬送手段6におけるスクリュー部材6s上にカムフォロワ5cfを介して載置する。
パレット5は、一対のスクリュー部材6sの螺旋搬送溝部6tにカムフォロワ5cfを移動可能に係合支持され(図2参照)、パレット5の上面は、テープ材4t裏面の貼付層が貼り付く。
次に、制御盤における指令に基づき、直動搬送手段6における駆動モータ6mを駆動し、パレット5を、レーザ切断条付与加工手段7が設けられた位置まで、テープ走行手段4のテープ走行動作と共に、間欠的に搬送する。
そして、後続するパレット5が、前述のテープ送出ロール4a側のテープ材4tの引き出し位置と、直動搬送手段6におけるスクリュー部材6s上にカムフォロワ5cfを介して載置され、同様に、テープ走行手段4のテープ走行動作と共に、直動搬送手段6における駆動モータ6mを駆動し、間欠的に搬送される。
レーザ切断条付与加工手段7からテープ材4tが貼り付いたパレット5表面に向けてレーザビームが照射される際、レーザビームは、制御指令により、パレット5表面の複数の貫通溝5dに向けて、それぞれの貫通溝5d内において、打ち抜いて貼り付けるべきテープ片trの輪郭を描くように発することができる。
これにより、各貫通溝5d内には、打ち抜くための切断条が付与されたテープ片trが形成され、各貫通溝5d上においてテープ材4tからテープ片trを分離して、簡単に打ち抜ける状態となる。
ここで、吸着打抜加工手段8を駆動し、パレット5の各貫通溝5dの、それぞれ打ち抜くための切断条が付与されたテープ片trに向けて、対応するバキュームチャック8cを下降させる。この際、バキュームチャック8cはそれぞれ、吸引動作状態とすることで、各バキュームチャック8cは、各テープ片trを打ち抜くと共に吸着することができる。
次いで、各バキュームチャック8cは、パレット5における各貫通溝5dを貫いて、直下の製品P表面にテープ片trをもたらし、そのままバキュームチャック8cを押し込んでテープ片trを貼り付けることができる。
循環搬送手段により回収されたパレット5は、テープ走行手段4のテープ材4tの引き出し側にもたらされ、再度、テープ走行手段4のテープ材4tの裏面に貼り付けると共に直動搬送手段6におけるスクリュー部材6s上にカムフォロワ5cfを介して載置される。
以下、後続するパレット5も同様の工程を経て、循環搬送手段により、テープ走行手段4のテープ材4tと直動搬送手段6におけるスクリュー部材6s上にもたらし、貼付工程を連続的に実行することができる。
2 装置基体
3 XY軸ステージ
4 テープ走行手段
4t テープ材
4a テープ送出ロール
4b テープ巻取りロール
5 パレット
5d 貫通溝
5cf カムフォロワ
6 直動搬送手段
6s スクリュー部材
6t 螺旋搬送溝部
6m 駆動モータ
7 レーザ切断条付与加工手段
8 吸着打抜加工手段
8c バキュームチャック
P 製品
tr テープ片
Claims (4)
- テープ材(4t)を一方側から他方側へ走行させるテープ走行手段(4)と、
前記テープ材(4t)を表面に貼り付けてなるパレット(5)と、
前記パレット(5)を前記テープ材(4t)と共に、所定の位置に搬送するための搬送手段(6)と、
前記テープ走行手段(4)のテープ走行路において、前記パレット(5)表面に貼り付けたテープ材(4t)に対しレーザ光を照射して、所定サイズのテープ片(tr)を打ち抜くための切断条を付与するレーザ切断条付与加工手段(7)と、
前記テープ片(tr)の切断条を付与したテープ材(4t)から、前記テープ片(tr)を吸着しつつ打ち抜いて、製品(P)に貼り付けるようにした吸着打抜加工手段(8)と、
を具備することを特徴とするマスキングテープ貼付製造装置。 - 前記パレット(5)は、前記テープ片(tr)のサイズに比較して若干大とする貫通溝(4d)を具備することを特徴とする請求項1記載のマスキングテープ貼付製造装置。
- 前記吸着打抜加工手段(8)の下方に前記テープ片(tr)を貼り付けるべき前記製品(P)の支持位置を補正するテーブル(3)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のマスキングテープ貼付製造装置。
- テープ材(4t)を一方側から他方側へ引き出し、前記テープ材(4t)をパレット(5)上面に貼り付けて搬送させるステップと、
前記テープ材(4t)に、レーザで所定サイズのテープ片(tr)を打ち抜くための切断条を付与するステップと、
前記テープ片(tr)の切断条を付与したテープ材(4t)から、前記テープ片(tr)を吸着しつつ打ち抜くステップと、
前記テープ片(tr)を製品(P)へ貼り付けるステップとからなることを特徴とするマスキングテープの貼付方法。
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