JP3222538U - シート折畳装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着シートの折畳み不良を防止することができるシート折畳装置を提供する。【解決手段】シート折畳装置EAは、接着シートASの面内における所定の位置を折り曲げて屈曲部を形成する折曲機構10と、接着シートの屈曲部を保持する屈曲部保持機構20と、屈曲部が保持された接着シートを圧着して折り畳む圧着機構30とを備え、折曲機構10は、接着シートに当接して接着シートを折り曲げる折曲部材11と、折曲部材を接着シートに対して接近離間させる変位機構12とを備え、屈曲部保持機構20は、折曲部材が当接する面の反対側の面から接着シートを貫通可能な貫通部材21と、貫通部材の先端部が接着シートに対する折曲部材の離間方向と異なる方向に向くように、貫通部材を折曲部材の離間方向に対して傾斜して接着シートの屈曲部に貫通させる傾斜貫通機構22とを備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、シート折畳装置に関する。
従来、被着体に貼付された接着シートを剥離して回収する際に、接着シートの所定の位置が折り曲げられた屈曲部に貫通部材を貫通させて屈曲部を保持した状態で、接着シートを圧着して折り畳むシート折畳装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−6505号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシート折畳装置では、誘導ローラ32C(折曲部材)によって接着シートを折り曲げた後、折曲部材を初期位置に復帰させる際、接着シートの屈曲部AS1(屈曲部)がニードル62(貫通部材)から抜けてしまい、圧着手段50(圧着機構)で圧着する前の段階で屈曲部の折り曲げ姿勢が崩れ、接着シートを正確に折り畳めなくなる折畳み不良が生じるおそれがある。
本考案の目的は、接着シートの折畳み不良を防止することができるシート折畳装置を提供することにある。
本考案は、請求項に記載した構成を採用した。
本考案によれば、貫通部材の先端部が接着シートに対する折曲部材の離間方向と異なる方向に向くように、貫通部材を折曲部材の離間方向に対して傾斜して屈曲部に貫通させるため、圧着機構で圧着する前の段階で屈曲部の折り曲げ姿勢が崩れてしまうことがなくなり、接着シートの折畳み不良を防止することができる。
本考案の一実施形態に係るシート剥離装置の説明図。 (A)〜(C)は、シート剥離装置の動作説明図。 (A)〜(D)は、シート剥離装置の動作説明図。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、シート折畳装置EAは、接着シートASの面内における所定の位置を折り曲げて屈曲部AS1(図3参照)を形成する折曲機構10と、接着シートASの屈曲部AS1を保持する屈曲部保持機構20と、屈曲部AS1が保持された接着シートASを圧着して折り畳む圧着機構30とを備え、被着体WKに貼付された接着シートASを被着体WKから剥離する剥離機構40と、接着シートASを回収する回収機構としての回収箱50とでシート剥離装置EA1が構成されている。なお、屈曲部AS1とは、折曲機構10で接着シートASを折り曲げた際、この折り曲げを実現するために当該接着シートASが折れ曲がった部位のこととする。
折曲機構10は、外周に逃げ溝11Aが形成され、接着シートASに当接して当該接着シートASを折り曲げる折曲部材としての当接ローラ11と、スライダ12Aで当接ローラ11を回転可能に支持し、当接ローラ11を接着シートASに対して接近離間させる変位機構であって駆動機器としてのリニアモータ12とを備えている。
屈曲部保持機構20は、当接ローラ11が当接する面の反対側の面から接着シートASを貫通可能な貫通部材21と、貫通部材21の先端部が接着シートASに対する当接ローラ11の離間方向LD(図3(B)参照)と異なる方向に向くように、貫通部材21を当接ローラ11の離間方向LDに対して傾斜して屈曲部AS1に貫通させる傾斜貫通機構22とを備えている。
貫通部材21は、針状の部材で構成され、その先端部が当接ローラ11の離間方向LDの反対方向に向くように、右斜め下方に傾斜して配置されている。
傾斜貫通機構22は、基部22Aに対して傾斜した傾斜部22Bを有するブラケット22Cと、ブラケット22Cの傾斜部22Bに支持され、出力軸22Dで貫通部材21を支持する駆動機器としての直動モータ22Eとを備えている。
圧着機構30は、接着シートASの屈曲部AS1を圧着する屈曲部圧着機構31と、屈曲部AS1の反対側に位置し、折り曲げられた接着シートASにおいて対向する外周部である反対端部AS2(図3参照)同士を圧着する外周部圧着機構32とを備えている。
屈曲部圧着機構31は、駆動機器としてのリニアモータ31Aのスライダ31Bに支持された支持フレーム31Cと、支持フレーム31Cに支持された駆動機器としての直動モータ31Dと、直動モータ31Dの出力軸31Eに支持された押圧部材としての上チャック部材31Fと、支持フレーム31Cの下部に支持された押圧部材としての下チャック部材31Gとを備えている。上チャック部材31Fには、ブラケット22Cの基部22Aが支持されるとともに、当該上チャック部材31Fを右斜め下方に貫通する孔31Hが形成され、当該孔31H内に貫通部材21が挿入されている。
外周部圧着機構32は、剥離機構40の一部の構成を兼用し、剥離機構40の直動モータ41G、収容機構41Jおよびシート支持部材45Kで構成されている。
剥離機構40は、剥離用テープPTを繰り出す繰出機構41と、剥離用テープPTを接着シートASに押圧して貼付する押圧機構42と、剥離用テープPTを切断する切断機構43と、剥離用テープPTと被着体WKとを相対移動させる移動機構44と、被着体WKから剥離された接着シートASを被着体WK方向に押え付け、被着体WKが接着シートASの剥離方向へ移動することを規制する押え付け機構45とを備え、剥離用テープPTを介して接着シートASを剥離する構成となっている。
繰出機構41は、回転軸41Aを中心に回転可能な回転アーム41Bに支持され、剥離用テープPTを支持する支持ローラ41Cと、駆動機器としての回動モータ41Dの図示しない出力軸に支持された駆動ローラ41Eと、回転アーム41Bを駆動ローラ41E方向に付勢する付勢機構としてのばね41Fと、駆動機器としての直動モータ41Gの出力軸41Hに支持された収容機構41Jと、収容機構41J内に収容され、収容機構41Jの底面である吸着面41Kに形成された吸引孔41Lを介して剥離用テープPTを吸引する減圧ポンプや真空エジェクタ等の吸引機構41Mと、駆動機器としての直動モータ41Nの出力軸41Pに支持され、剥離用テープPTを吸着面41Kに当接させる補助ローラ41Qとを備えている。
押圧機構42は、収容機構41J内に収容された駆動機器としてのリニアモータ42Aと、リニアモータ42Aのスライダ42Bに支持され、収容機構41Jの底面から突没可能に設けられた押圧ヘッド42Cと、押圧ヘッド42Cに設けられたコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱機構42Dとを備えている。
切断機構43は、収容機構41J内に収容された駆動機器としてのリニアモータ43Aと、リニアモータ43Aのスライダ43Bに支持され、収容機構41Jの底面から突没可能に設けられた切断刃43Cとを備えている。
移動機構44は、駆動機器としてのリニアモータ44Aと、リニアモータ44Aのスライダ44Bに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧機構によって吸着保持が可能な支持面44Cを有する支持機構としてのテーブル44Dとを備えている。
押え付け機構45は、駆動機器としてのリニアモータ45Aと、リニアモータ45Aのスライダ45Bに支持された駆動機器としての回動モータ45Cと、回動モータ45Cの図示しない出力軸に支持された押え付けローラ45Dと、駆動機器としての直動モータ45Eの出力軸45Fに支持された支持部材45Gと、支持部材45Gに回転可能に支持されたピンチローラ45Hと、支持部材45Gに支持され、その上面に切断刃43Cの進入を受容する溝45Jが形成されたシート支持部材45Kとを備えている。
以上のシート折畳装置EAを備えたシート剥離装置EA1の動作を説明する。
先ず、図1中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート剥離装置EA1に対し、当該シート剥離装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように剥離用テープPTをセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の入力機構を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、剥離機構40が吸引機構41Mを駆動し、吸着面41Kでの剥離用テープPTの吸着保持を開始し、スタンバイ状態となる。
次いで、使用者または、多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送機構が、図1中実線で示すように、接着シートASが貼付された被着体WKを支持面44C上の所定の位置に載置すると、剥離機構40が図示しない減圧機構を駆動し、支持面44Cでの被着体WKの吸着保持を開始する。その後、剥離機構40がリニアモータ44Aを駆動し、テーブル44Dを右方に移動させ、図1中二点鎖線で示すように、接着シートASの左端部を押圧ヘッド42Cの直下に位置させる。次に、剥離機構40が直動モータ41Nを駆動し、図1中二点鎖線で示すように、補助ローラ41Qを収容機構41Jの下方から退避させた後、回動モータ41Dおよび直動モータ41Gを駆動し、剥離用テープPTを繰り出しながら、収容機構41Jを接着シートASの直上の所定位置まで下降させる。そして、剥離機構40が加熱機構42D、回動モータ41Dおよびリニアモータ42Aを駆動し、図2(A)に示すように、剥離用テープPTを繰り出しながら、加熱された押圧ヘッド42Cを下降させ、当該押圧ヘッド42Cで剥離用テープPTを接着シートASの左端部に押圧して貼付する。
接着シートASへの剥離用テープPTの貼付が完了すると、剥離機構40が吸引機構41Mの駆動を停止するとともに、リニアモータ42Aおよび直動モータ41Gを駆動し、押圧ヘッド42Cおよび収容機構41Jを初期位置に復帰させる。次いで、剥離機構40が直動モータ45Eを駆動し、ピンチローラ45Hと押え付けローラ45Dとで剥離用テープPTを所定の押圧力で挟み込む。その後、剥離機構40がリニアモータ44Aを駆動し、テーブル44Dを左方に移動させ、当該接着シートASの左端部を押え付けローラ45Dの最下部の直下に位置させる。次に、剥離機構40が回動モータ41Dを駆動し、剥離用テープPTを所定長さ巻き取るとともに、リニアモータ45Aを駆動し、図2(B)に示すように、押え付けローラ45Dの最下部で剥離用テープPTを折り曲げながらその折曲部を押圧する。そして、剥離機構40がリニアモータ44Aおよび回動モータ45Cを駆動し、テーブル44Dを左方に移動させながら、押え付けローラ45Dを反時計回転方向に回転させるとともに、折曲機構10がリニアモータ12を駆動し、当接ローラ11を剥離用テープPTや接着シートASに当接させつつ右方に移動させる。これにより、接着シートASは、剥離用テープPTに続いて折曲部が押え付けローラ45Dの最下部で押え付けられながら被着体WKから剥離され、図2(C)に示すように、当接ローラ11によって2つ折りに折り曲げられていく。
被着体WKから接着シートAS全体が剥離されると、剥離機構40および折曲機構10が回動モータ45Cおよびリニアモータ12の駆動を停止し、押え付けローラ45Dとピンチローラ45Hとで接着シートASの剥離後端部を挟み込んだ状態で、回動モータ45Cの回転をロックさせる。次いで、圧着機構30がリニアモータ31Aを駆動し、スライダ31Bを左方に移動させた後、剥離機構40および折曲機構10が回動モータ41Dおよびリニアモータ12を駆動し、図3(A)に示すように、剥離用テープPTを繰り出して、当該剥離用テープPTにおける接着シートASの剥離先端部付近の領域を切断刃43Cの直下に位置させる。その後、剥離機構40が回動モータ41Dの回転をロックさせた状態で、剥離機構40が回動モータ45Cを駆動し、押え付けローラ45Dとピンチローラ45Hとの間から接着シートASの剥離後端部を脱出させるとともに、折曲機構10がリニアモータ12を駆動し、図3(A)に示すように、接着シートASの反対端部AS2の位置合わせを行う。次に、屈曲部保持機構20が直動モータ22Eを駆動し、その先端部が逃げ溝11Aに入り込むまで貫通部材21を下降させて接着シートASの屈曲部AS1に貫通させ、図3(B)に示すように、貫通部材21の先端部が接着シートASに対する当接ローラ11の離間方向LDと異なる方向に向いた状態で屈曲部AS1を保持する。そして、折曲機構10がリニアモータ12を駆動し、当接ローラ11を屈曲部AS1から離間させて初期位置に復帰させる。このとき、屈曲部AS1に当接ローラ11の移動方向への力が加わるが、屈曲部AS1は、貫通部材21の貫通によって保持されているので、屈曲部AS1が当接ローラ11と共に移動して接着シートASの折り曲げ姿勢が崩れることはない。また、このとき、屈曲部AS1に自重による下方への力が加わるが、屈曲部AS1は、傾斜した貫通部材21で保持されているので、屈曲部AS1が自重や当接ローラ11の移動によって貫通部材21から抜け出ることはなく、接着シートASの折り曲げ姿勢が崩れることはない。
次いで、圧着機構30が直動モータ31D、41Gを駆動し、図3(C)に示すように、上チャック部材31Fと下チャック部材31Gとで屈曲部AS1を圧着するとともに、収容機構41Jとシート支持部材45Kとで反対端部AS2を圧着することで、接着シートASを折り畳む。その後、剥離機構40が吸引機構41Mを駆動し、吸着面41Kで剥離用テープPTを吸着保持した後、リニアモータ43Aを駆動し、切断刃43Cを昇降させることで剥離用テープPTを切断する。次に、剥離機構40が直動モータ41Gを駆動し、収容機構41Jを初期位置に復帰させた後、直動モータ41Nを駆動し、補助ローラ41Qを初期位置に復帰させる。そして、圧着機構30がリニアモータ31Aを駆動し、スライダ31Bを初期位置に復帰させた後、屈曲部保持機構20および圧着機構30が直動モータ22E、31Dを駆動し、貫通部材21および上チャック部材31Fを初期位置に復帰させる。これにより、2つ折りにされた接着シートASは、図3(D)に示すように、その自重によって回収箱50内に落下して回収される。
その後、使用者または図示しない搬送機構がテーブル44D上の被着体WKを次工程に搬送した後、各機構がそれぞれの駆動機器を駆動し、各部材を初期位置に復帰させ、以降同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、貫通部材21の先端部が接着シートASに対する当接ローラ11の離間方向LDと異なる方向に向くように、貫通部材21を当接ローラ11の離間方向LDに対して傾斜して屈曲部AS1に貫通させるため、圧着機構30で圧着する前の段階で屈曲部AS1の折り曲げ姿勢が崩れてしまうことがなくなり、接着シートASの折畳み不良を防止することができる。
以上のように、本考案を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本考案は、これに限定されるものではない。すなわち、本考案は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本考案の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本考案の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本考案を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本考案に含まれる。
例えば、折曲機構10は、接着シートASを2回以上折り曲げて3つ折り以上としてもよいし、被着体WKに当接していた面の反対側の面同士が対向する2つ折りとした上で、3つ折り以上となるように接着シートASを折り曲げてもよいし、折曲部材として当接ローラ11に代えてまたは併用して、棒状部材や板状部材等を採用してもよい。
逃げ溝11Aは、貫通部材21が複数設けられている場合、複数設けてもよく、各逃げ溝11Aに貫通部材21が1本ずつまたは複数本ずつ入るようにしてもよいし、なくてもよい。
屈曲部保持機構20は、貫通部材21を複数設け、複数の貫通部材21を1個の直動モータ22Eで移動させたり、各貫通部材21をそれぞれ1個の直動モータ22Eで移動させたりしてもよいし、貫通部材21の下方への移動量を増やし、屈曲部AS1の上側と下側との両方を貫通するように構成してもよいし、上チャック部材31Fに形成された孔31Hと同等の孔を下チャック部材31Gに設けるとともに、傾斜貫通機構22と同等のものを下チャック部材31Gの下面に設け、上側の貫通部材21と下側の貫通部材21との少なくとも一方で屈曲部AS1を保持してもよい。
貫通部材21は、針金、樹脂、木材、駆動機器の出力軸等の部材を採用してもよい。
傾斜貫通機構22は、貫通部材21の先端部がY軸方向、またはX軸およびY軸に交差する方向に向くように貫通部材21を傾斜させてもよいし、貫通部材21を接着シートASに垂直に貫通させてから傾斜させてもよいし、多関節ロボットや単数または複数の駆動機器で貫通部材21を支持して傾斜させてもよいし、屈曲部AS1の上側、下側および右側等、いずれの位置から接着シートASに貫通部材21を貫通させてもよい。
傾斜貫通機構22は、複数の貫通部材21を接着シートASに貫通させてもよく、この場合、複数の貫通部材21の先端部が互いに向かい合うように貫通部材21を傾斜させてもよいし、互いに反対方向を向くように傾斜させてもよい。
圧着機構30は、チャック部材31F、31Gに代えてまたは併用して、ローラ等の他の部材を採用してもよいし、エアの吹き付けで接着シートASを圧着してもよいし、接着シートASの反対端部AS2の位置合わせを行わないで接着シートASを圧着してもよい。
外周部圧着機構32は、収容機構41Jおよびシート支持部材45K以外の部材で反対端部AS2を圧着する構成としてもよいし、対向する外周部の全体を圧着してもよいし、一部を圧着してもよい。
剥離機構40は、枚葉の剥離用テープを接着シートASに押圧して貼付する構成でもよいし、剥離用テープPTを介することなく、駆動機器や吸着保持等で接着シートASを直接保持して剥離してもよいし、回動モータ41Dの駆動、回動モータ45Cの駆動およびリニアモータ44Aの駆動のうち、少なくとも1つの駆動で接着シートASを剥離してもよいし、他の装置で剥離用テープPTが接着シートASに貼付されている場合、繰出機構41、押圧機構42および切断機構43を備えていなくてもよい。
繰出機構41は、回転アーム41Bを駆動ローラ41E方向に付勢することなく剥離用テープPTを支持してもよく、この場合、駆動ローラ41Eとで剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ等を採用すればよい。
繰出機構41は、付勢機構としてばね41Fに代えてまたは併用して、ゴム、樹脂等の弾性部材や、駆動機器を採用してもよいし、補助ローラ41Qに代えてまたは併用して、棒状部材、板状部材、エアの吹き付けで剥離用テープPTを吸着面41Kに当接させる構成を採用してもよいし、剥離用テープPTを吸引機構41Mのみで保持可能であれば、補助ローラ41Qを備えていなくてもよい。
加熱機構42Dは、剥離用テープPTが感圧接着性のものの場合、あってもよいし、なくてもよい。
押圧機構42および切断機構43の少なくとも一方は、収容機構41Jに収容されていなくてもよい。
切断機構43は、他の装置で剥離用テープPTを切断する場合、なくてもよい。
移動機構44は、被着体WKを移動させずにまたは移動させつつ、剥離用テープPTを移動させてもよいし、リニアモータ44Aに代えてまたは併用して、多関節ロボット等の他の駆動機器で被着体WKと剥離用テープPTとを移動させてよい。
押え付け機構45は、接着シートASにおける被着体WKから剥離された領域を被着体WKに貼付されている領域に接触するように押え付けてもよいし、接触しないように押え付けてもよいし、接着シートASの左端部、中間部、右端部等、どの位置で接着シートASを押え付けてもよいし、押え付けローラ45Dの最下部以外の位置で接着シートASの折曲部を押え付けてもよいし、ピンチローラ45Hに代えてまたは併用して、板状部材やエアの吹き付け等で押え付けローラ45Dとで剥離用テープPT等を挟み込んでもよいし、直動モータ45E以外の駆動機器でシート支持部材45Kを移動させてもよいし、シート支持部材45Kに溝45Jが設けられていなくてもよいし、なくてもよい。
回収機構は、折り畳まれた接着シートASを1枚ずつ保持し、回収箱50内に重ねて収納するベルトコンベアや多間接ロボット等の重ね収納機構を備えていてもよいし、剥離した接着シートASを搬送する単数または複数の駆動機器で構成されてもよいし、なくてもよい。
接着シートAS、剥離用テープPTおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASおよび剥離用テープPTは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよい。また、このような接着シートASや剥離用テープPTは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体WKに貼付することができる。
本考案における機構および工程は、それら機構および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、圧着機構は、屈曲部が保持された接着シートを圧着して折り畳むものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の機構および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧機構や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)機構や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持機構、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断機構や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしてもよい。
EA シート折畳装置
10 折曲機構
11 当接ローラ(折曲部材)
12 リニアモータ(変位機構)
20 屈曲部保持機構
21 貫通部材
22 傾斜貫通機構
30 圧着機構
AS 接着シート
AS1 屈曲部
LD 離間方向
WK 被着体

Claims (1)

  1. 接着シートの面内における所定の位置を折り曲げて屈曲部を形成する折曲機構と、
    前記接着シートの屈曲部を保持する屈曲部保持機構と、
    前記屈曲部が保持された接着シートを圧着して折り畳む圧着機構とを備え、
    前記折曲機構は、前記接着シートに当接して当該接着シートを折り曲げる折曲部材と、前記折曲部材を前記接着シートに対して接近離間させる変位機構とを備え、
    前記屈曲部保持機構は、前記折曲部材が当接する面の反対側の面から前記接着シートを貫通可能な貫通部材と、前記貫通部材の先端部が前記接着シートに対する前記折曲部材の離間方向と異なる方向に向くように、前記貫通部材を前記折曲部材の離間方向に対して傾斜して前記屈曲部に貫通させる傾斜貫通機構とを備えていることを特徴とするシート折畳装置。
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