JPH0418798Y2 - - Google Patents

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JPH0418798Y2
JPH0418798Y2 JP1985086496U JP8649685U JPH0418798Y2 JP H0418798 Y2 JPH0418798 Y2 JP H0418798Y2 JP 1985086496 U JP1985086496 U JP 1985086496U JP 8649685 U JP8649685 U JP 8649685U JP H0418798 Y2 JPH0418798 Y2 JP H0418798Y2
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workpiece
finishing
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processing section
setting
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、多層プリント基板の外周仕上装置に
関するもので、特に多層プリント基板(以下加工
材という)の位置決め機構の改良に係るものであ
る。
<従来の技術> 多層プリント基板は、厚さの異なる箔(厚さ:
18/100〜5mm)を複数枚重ねてプレスしたもの
であるが、プレス上りのものは外周部分で各箔が
第5図に示すように不揃になつている。このため
外周をカツトし不揃いを修正して、所定寸法に仕
上げねばならない。仕上寸法は、積層時にあけた
基準穴を基準とするので、仕上装置での位置決め
は、この基準穴に基いて行う。しかし基準穴は最
終的には除去するものであるため、第6図に示す
ように極く端縁近くにあけてある。このため、こ
の基準穴に位置決めピンを差した状態で加工する
ことは、ピンが邪魔となつて出来ない。
このため従来は、目視と手作業で位置決めして
シヤーリングしたのち、別工程で切断面を仕上加
工するか、あるいは基準穴を使つて位置決めし、
ルータでカツトしたのち(ルータの場合は、ピン
は障害とならない)、別工程でバリを取るという
手段をとつていた。しかし、上記いずれの手段で
も、2工程となるため能率が悪く、且つ自動化阻
害要因の一つとなつていた。
<解決しようとする問題点とそのための手段> 本考案は、上記の不都合を解決するために開発
した装置で、つぎのように構成する。すなわち本
体フレームの一側に加工テーブルを有する加工部
を設け、他側には加工材の端縁近くにあけた基準
穴に挿入する位置決め用のピンを有するセツトテ
ーブルを装着した位置決め用のセツト部を設け、
両者間に、セツトテーブル上で位置決めした加工
材を保持して加工部へ移送する移送体を設け、搬
送体の加工材保持部分を加工材の外周より小さ
く、且つ昇降・回転可能とし、加工部には搬送体
に保持させたままで加工材の外周を切断仕上げす
る切断仕上装置を設けてなる多層プリント基板の
外周仕上装置である。
<作用> 加工材をセツト部で所定位置にセツトしたの
ち、搬送体に保持させて加工材を加工部の所定位
置へ送り、該位置で搬送体に保持させたままで加
工するため、加工側では別に位置決めしなくても
加工材をすべて一定の位置で加工できる。また搬
送体は、昇降・回転するので、割出盤は不必要と
なる。
<実施例> 以下に本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。本体フレームAの一側に加工部1を、他側に
位置決め用のセツト部2を設け、両者間の上部に
両者を結ぶ連結フレーム3を架設する。
セツト部2にはセツトテーブル4を設け、該テ
ーブル4上に加工材5を載置する一対の基準板
6,6を対設し、基準板6の上面に加工材5の端
縁近くにあけた基準穴7に挿入する位置決め用の
ピン8を突設する。基準板6,6の間隔は加工材
5の大きさに対応するように調整可能とする。
連結フレーム3の下面に走行レール9を設け、
走行レール9に加工材5をセツト部2から加工部
1に移送する移送体10を配設する。搬送体10
は走行レール9に沿つて移動する移動台11と、
加工材5を吸着する吸着部12よりなる。移動台
11はその上面に取付けたナツト13を、走行レ
ール9に平行して設けた移動台用のネジ軸14に
螺合し、ネジ軸14を加工部1側に設けた移動台
用のモータ15により回転させて、移動台11を
左右方向へ移動させる。移動台11は上下シリン
ダ16を設け、そのロツド17の下端に吸着体1
8を取付ける。吸着体18はホース19を介して
機外の吸引装置(図示せず)に連通する。20,
20は吸着体18の昇降をガイドする上下ガイド
である。吸着体18の下部に移動台11に取付け
た回転モータ21によつて回転する回転軸22を
介して、加工材5の保持部分すなわち吸着盤23
を取付ける。吸着盤23は加工材5の外周より小
さく、且つ昇降・回転可能とし、下面には吸気孔
(図示せず)を多数あける。
加工部1には加工テーブル31があり、加工テ
ーブル31の上方に本体フレームAの一部である
門型フレーム32があり、その水平フレーム33
の下部に切断仕上装置aを摺動自在に取付ける。
水平フレーム33の下面にレール34を設け、該
レール34に摺動台35を摺動自在に取付ける。
摺動台35の上部にナツト36を取付け、ナツト
36にモータ37によつて回転するネジ軸38を
螺合し、ネジ軸38をベルト39によつてモータ
37に接続する。摺動台35の前側下部に上下一
対のスリツタ刃39,39よりなるスリツタ40
を設け、上下のスリツタ刃39,39を複数のギ
ヤアを介してスリツタ用のモータ41によつて、
摺動台35の移動速度と同速に回転させる。上下
のスリツタ刃39,39は、両方の刃先で加工材
5を挾むように対設(第1図参照)し、摺動台3
5の移動によつて加工材5を鋏み切断する。スリ
ツタ40の後に、切断された加工材5のスリツト
片を下方へ折り曲げてゆく折曲げローラ42を設
ける。摺動台35の後部下部に加工材5のスリツ
ト面を仕上げる仕上カツタ43を設け、これを仕
上用のモータ44によつて回転する。この仕上カ
ツタ43によつて、加工材5はカツトされると同
時にカツト面が仕上げられる。摺動台35の前後
に押えシリンダ45,45を対設し、そのロツド
の下端に加工材5を押圧するクランプ46を取付
ける。
つぎに上記装置の動作について説明する。まず
セツトテーブル4の基準板6,6上に加工材5を
おき、その基準穴7,7にピン8,8を通して位
置決めする。上下シリンダ16により、吸着部1
2を下げ、吸着盤23によつて加工材5を吸着す
る。上下シリンダ16により吸着部12を上昇さ
せて、加工材5をセツトテーブル4から持ち上げ
る。この状態でモータ15により、移動台11を
加工部1側へ移動させる。加工部1上の所定位置
にて吸着部12を下して、加工材5を加工テーブ
ル31上の所定位置におく。
このとき、加工材5は吸着盤12よりはなさ
ず、吸着したままの状態におく。押えシリンダ4
5でクランプ46を下げ、加工材5を加工テーブ
ル31上に押圧して固定する。スリツタ刃39と
仕上用カツタ43を駆動させつつ、摺動台35を
モータ37により移動させて、加工材5の一側端
縁をカツトする。一側の加工が終つたら、クラン
プ46をゆるめたのち、上下シリンダ16により
吸着部12を上昇させて、加工材5をセツトテー
ブル4から一旦持ち上げ、回転モータ21により
吸着盤23を90回転して、つぎの一辺側を加工状
態に入れる。以下上記と同じ動作を繰り返す。
<考案の効果> 本考案は以上説明したように構成して、加工材
をセツト部で所定位置にセツトしたのち、これを
搬送体に保持させて加工部側の一定位置へ送り、
該位置にて搬送体に保持させたままで加工するよ
うにした。このため、加工側では別に位置決めし
なくても、各加工材をすべて一定の位置における
ので、位置決め用のピンがなくてもすべての加工
材を正確に位置決めできる。この結果、基準穴が
加工材の端縁近くにあつても、加工上何ら支障を
きたさない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は第1図における−視図、第3図は同要部を
示す斜視図、第4図は多層プリント基板を示す傾
視図、第5図は同端部を示す拡大図、第6図は基
準穴を示す説明用断面図である。 1……加工部、2……セツト部、4……セツト
テーブル、5……加工材、10……搬送体、31
……加工テーブル、40……スリツタ、43……
仕上カツタ、A……本体フレーム、a……切断仕
上装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体フレームの一側に加工テーブルを有する加
    工部を設け、他側には加工材の端縁近くにあけた
    基準穴に挿入する位置決め用のピンを有するセツ
    トテーブルを装着した位置決め用のセツト部を設
    け、両者間に、セツトテーブル上で位置決めした
    加工材を保持して加工部へ移送する移送体を設
    け、搬送体の加工材保持部分を加工材の外周より
    小さく、且つ昇降・回転可能とし、加工部には搬
    送体に保持させたままで加工材の外周を切断仕上
    げする切断仕上装置を設けてなる多層プリント基
    板の外周仕上装置。
JP1985086496U 1985-06-08 1985-06-08 Expired JPH0418798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985086496U JPH0418798Y2 (ja) 1985-06-08 1985-06-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985086496U JPH0418798Y2 (ja) 1985-06-08 1985-06-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61201794U JPS61201794U (ja) 1986-12-18
JPH0418798Y2 true JPH0418798Y2 (ja) 1992-04-27

Family

ID=30637864

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JP1985086496U Expired JPH0418798Y2 (ja) 1985-06-08 1985-06-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5027602B2 (ja) * 2007-06-26 2012-09-19 株式会社リコー シート材切断装置及び画像形成装置

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JPS5168182A (ja) * 1974-10-30 1976-06-12 Pauru Myuureru
JPS5351823U (ja) * 1976-10-06 1978-05-02
JPS5840341B2 (ja) * 1978-12-22 1983-09-05 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 半導体デバイス

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JPS61201794U (ja) 1986-12-18

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