JP6229013B2 - ガラス板の切り出し及び切り出したガラス板の位置決め方法及びその装置 - Google Patents

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本発明は、ガラス板の切り出し及び切り出したガラス板の位置決め方法及びその装置に関する。
また、本発明は、大板の素板ガラスからの多数の小割の素板ガラスの切り出し及び切り出した素板ガラスを順次位置決めするガラス板の位置決め方法及びその装置に係る。
従来、一般的には、小割の素板ガラスの位置決めは、小割の素板ガラスの周縁を複数の必要位置ごとに配置したストッパーコロに押し当てて行っている。
特開平9−124330号公報 特開2001−261357号公報
ストッパーコロへの接触当てによる小割の素板ガラスの位置決めには、素板ガラスの折割エッヂの形状具合、コロの摩耗具合、コロへの押付け態様及び押付け力の具合等によってバラツキが生じる。特に、近年のように小割の素板ガラスの周縁とこの小割の素板ガラスに形成する切線との間の耳部が零か極小にしか許されない場合には、位置決め精度の低下及び位置決めのバラツキは、切線形成折割不良となり、小割の素板ガラスの損失となる。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、切線形成折割不良を回避でき、小割の素板ガラスである切り出しガラス板の損失を生じさせないようにしたガラス板の切り出し及び切り出しガラス板の位置決め方法及びその装置を提供することにある。
本発明によるガラス板の切り出し及び切り出したガラス板の位置決め方法は、素板ガラスに対する切線形成ポジションにおいて予め設定されたワーク座標系をもって素板ガラスに切線を形成し、この素板ガラスから切線に沿って切り出された複数の切り出しガラス板を形成する前に、素板ガラスから複数の切り出し予定のガラス板の夫々に該ワーク座標系において予め設定された少なくとも2箇所にアライメントマークを付し、アライメントマークが付され且つ下からの押上げによる切線に沿う折割りで切り出されたガラス板を位置決めする位置決めポジションにおいて、該ワーク座標系において設定したアライメントマークの座標値を基準位置として設置したカメラによりアライメントマークを撮像及び画像処理して切り出されたガラス板の実際のアライメントマークの位置を検出し、実際のアライメントマークの位置と基準位置との位置ズレ量を算出し、この位置ズレ量に基づいて、切り出しガラス板の位置及び角度を修正することを含んでいる。
また本発明によるガラス板の切り出し及び切り出したガラス板の位置決め方法は、スクライブヘッドを数値制御して素板ガラスのガラス板面に沿って予め設定されたワーク座標系においてXY平面座標移動させて素板ガラスに当該スクライブヘッドで切線を形成し、この素板ガラスから切線に沿って切り出された複数の切り出しガラス板を形成する前に、素板ガラスから複数の切り出し予定のガラス板の夫々に該ワーク座標系において設定された少なくとも2箇所にアライメントマークを付し、アライメントマークが付され且つ下からの押上げによる切線に沿う折割りで切り出されたガラス板を位置決めする位置決めポジションにおいて、該ワーク座標系において設定したアライメントマークの座標値を基準位置として設置したカメラによりアライメントマークを撮像及び画像処理して切り出されたガラス板の実際のアライメントマークの位置を検出し、実際のアライメントマークの位置と基準位置とのXY平面での位置ズレ量を算出し、この位置ズレ量に基づいて、切り出しガラス板のXY平面での位置及び角度を修正することを含んでいる。
本発明によるガラス板の切り出しと切り出したガラス板の位置決めとを行う装置は、素板ガラスの板面に沿ってXY平面座標移動して当該素板ガラスに切線を形成するスクライブヘッドを有した切線形成装置と、スクライブヘッドにより切線が形成された素板ガラスから切り出しガラス板を切り出す前に、切り出し予定のガラス板の領域の少なくとも2箇所にアライメントマークを付するマーク付与装置と、下からの押上げによる切線に沿う折割りで素板ガラスから切り出しガラス板を切り出す切り出し装置と、この切り出し装置により切り出されたガラス板を位置決めする位置決めポジションにおいて、切線形成装置に設定のワーク座標系において設定したマーク座標値を基準位置として設置されたカメラと、このカメラにより撮像されたアライメントマークを画像処理して実際のアライメントマークの位置を検出し、この検出した実際のアライメントマークの位置とアライメントマークの基準位置との位置ズレ量を算出し、この位置ズレ量に基づいて、切り出しガラス板の位置及び角度を修正する位置及び角度修正装置とを具備している。
本発明のガラス板の位置決め方法は、スクライブヘッドをNC制御し、ガラス板面に沿ってXY平面座標移動してガラス板に切線を形成する切線形成装置において、スクライブヘッドとマーキング装置とを並設し、スクライブヘッドとマーキング装置とを一体として座標移動させ、素板ガラスからガラス板の切り出し前に切り出しガラス板の予定域に少なくとも2箇所にアライメントマークを付け、切り出したガラス板を位置決めする位置決めポジションにおいて、上記切線形成装置に設定のワーク座標系において付けたマーク座標値を基準位置として設置したCCDカメラにより上記アライメントマークを撮像、画像処理して実際のアライメントマークの位置、角度を検出し、上記基準位置との位置ズレ量、角度ズレ量を算出し、この位置ズレ量、角度ズレ量に基づいて、切り出しガラス板の位置、角度を修正することにある。
本発明のガラス板の位置決め方法によれば、切線形成装置において、切線形成のスクライブヘッドとマーキングヘッド装置とが共通のブラケットに並設され、一体となって座標移動し、先ず先の移動でスクライブヘッドにより大板素板ガラスに切線を形成し、次の回の移動でマーキングヘッド装置により大板素板ガラスにアライメントマークを付けるため、切線形状に対して精確位置にアライメントマーク付けができる。
また、本発明のガラス板の位置決め方法によれば、位置決めポジションでの2つのCCDカメラの設置が切線形成装置に設定のワーク座標系をシフトし、切線形成装置での設定のアライメントマーク座標値を位置決めポジションでの基準位置とし、この基準位置にCCDカメラが設置されているため、切線形成装置でのマーク付け座標位置に基づいてのマーク位置検出となり、小割素板ガラスの位置修正、角度修正となるため、精確な位置決めとなる。
図1は、本発明の好ましい一具体例の平面説明図である。 図2は、図1に示す一具体例の一部断面側面説明図である。 図3は、図1に示す一具体例のIII−III線矢視断面説明図である。 図4は、図1に示すスクライブヘッドの正面説明図である。 図5は、図1に示すV−V線矢視断面説明図である。 図6は、図1に示す一具体例でのガラス板の上面へのマーキング動作の説明図である。 図7は、図1に示す一具体例での小割の素板ガラスの位置決めポジションへの搬送状態の説明図である。 図8は、図1に示す一具体例での位置決めポジションにおいてCCDカメラによる小割の素板ガラスのアライメントマークの撮像状態説明図である。 図9は、図1に示す一具体例でのIX−IX線矢視説明図である。
次に、本発明の好ましい実施の態様を図面に示す一具体例に基づいて説明する。本発明は、これら具体例に何ら限定されない。
図1から図9において、小割素板ガラス切り出し及び位置決め装置1は、大板素板ガラス2の搬入を受け、大板素板ガラス2に多数の小割素板ガラス形状の切線3を形成する切線形成装置4と、切線形成装置4から搬出され、切線形成済の大板素板ガラス2を受け、寸動送りしながら前端域から切線3に沿って小割素板ガラス5を順次折割分離する折割分離装置6と、折割分離装置6の折割分離ポジション7の上方において、直交して架設され、分離された小割素板ガラス5を次の位置決めテーブル8へ吸着持上げ搬送する吸着搬送装置9と、位置決めテーブル8の上方に設置された2台のCCDカメラ10と、2台のCCDカメラ10による撮像、続く画像処理演算に基づいて載置された小割素板ガラス5の位置決めを行う位置決めテーブル8とを具備している。
位置決めテーブル8は、次の加工装置90の入込みポジション91に設置されている。
切線形成装置4は、大板素板ガラス2の搬入、停止、搬出を行い、大板素板ガラス2を平面支持するベルトコンベアテーブル11と、ベルトコンベアテーブル11の上方において、ベルトコンベアテーブル11の上面と平行してXY平面座標移動を行うスクライブヘッド12を備えた切線形成手段42とを備える。
ベルトコンベアテーブル11は、巾広のコンベアベルト13と、コンベアベルト13を下面から平面支持する支持台14と、コンベアベルト13を回走させる駆動装置15とを備える。
ベルトコンベアテーブル11は、本体フレーム18の内側にX軸方向に沿って取付けられている。ベルトコンベアテーブル11の両側それぞれには、X軸方向に沿って一対のガイドレール19が本体フレーム18に設けられ、両側それぞれのガイドレール19には、スライドブロック20夫々が移動自在に保持されている。
ベルトコンベアテーブル11の上方には、ベルトコンベアテーブル11を跨がって、走行フレーム21が、その両端をブラケット22を介して一対のスライドブロック20に固定して架設されている。
走行フレーム21は、両側のスライドブロック20に支持され、一対のガイドレール19にカイドされ、X軸方向を移動自在である。
ベルトコンベアテーブル11の両側それぞれには、ガイドレール19と平行してラック23が並設されている。
走行フレーム21の両端の一対のブラケット22には、一対のピニオンギア装置24が取付けられ、ピニオンギア17がラック23にかみ合わされている。
走行フレーム21には、両側に貫通してシャフト25が回転自在に組付けてあり、シャフト25は、両端部において両側のピニオンギア装置24にプーリベルトを介して連結されている。
シャフト25の一端には、X軸サーボモータ26が連結されている。
走行フレーム21は、X軸サーボモータ26の駆動によってX軸移動する。
走行フレーム21には、Y軸方向に沿って一対のガイドレール27が並設され、ガイドレール27に沿ってラック43が並設されている。
ガイドレール27のそれぞれに移動自在に保持されたスライドブロック28に正面が立面に形成されたブラケット29が取付けられている。
ブラケット29は、一対のガイドレール27にガイドされ、Y軸方向に移動自在である。ブラケット29の上面にはY軸サーボモータ30が取付けられ、その出力シャフトにはピニオンギア31が取付けられ、ピニオンギア31は、ラック43にかみ合わされている。
ブラケット29は、Y軸サーボモータ30によりY軸移動する。
ブラケット29の正面には、大板素板ガラス2に切線3を形成するスクライブヘッド32と、大板素板ガラス2の上面にアライメントマーク85を付けるマーキングヘッド装置33とが並設され、一体となって移動する。
スクライブヘッド32は、下端にカッタホイール34を備えたスプライン軸35と、スプライン軸35を上下動自在にかつ回転させられるように保持するスプライン装置36と、スプライン軸35に連結したエアーシリンダ装置37とを備える。
エアーシリンダ装置37は、本体をブラケット29に取付けられ、シリンダロッドがスプライン軸35の上端に連結されている。
エアーシリンダ装置37は、スプライン軸35、延いてはカッタホイール34を上下動させ、大板素板ガラス2への切線形成時には、カッタホイール34を降下させて、大板素板ガラス2にエアー圧により押付けている。スプライン装置36の横には角度制御モータ38が隣接されている。
スプライン装置36は、スプライン軸35を回転させるギアー39を備えており、ギアー39は、角度制御モータ38に取付けた駆動ギア40とかみ合わせ連結され、角度制御モータ38によりスプライン軸35、延いてはカッタホイール34は切線3の形成方向に合せるように角度制御回転される。
折割分離装置6は、ベルトコンベア装置50を備えており、ベルトコンベア装置50に切線3の形成及び各小割素板ガラス5域にアライメントマーク85を付けた大板素板ガラス2を搬入し、大板素板ガラス2を平面支持して、前進送り、送りの一時停止を繰り返しながら、大板素板ガラス2を前端域から切線3に沿った折割、分離を行い、順次小割素板ガラス5を切り出すようになっている。
折割、分離を行うポジション51は、ベルトコンベア装置50後半域において、大板素板ガラス2の進行方向と直交して設けられている。
ベルトコンベア装置50は、巾広のコンベアベルト52と、コンベアベルト52を下面から平面支持する支持台53と、コンベアベルト52を回動させる駆動装置54とを備える。
折割分離装置6は、折割分離ポジション7を備えており、折割分離ポジション7において、ベルトコンベア装置50のコンベアベルト52を支持する支持台53に大板素板ガラス2の送り方向に直交して開口部55が設けられ、開口部55の内に上下動する横方向折割ローラ56が装置されている。
支持台53には、中央域において出口側に向かってかつ大板素板ガラス2の送り方向に沿って開口部57が設けられ、開口部57に縦方向折割ローラ58が上下動するように装置されている。
折割分離ポジション7の上方において、大板素板ガラス2の送り方向であるX軸方向に直交して吸着搬送装置9が架設されている。吸着搬送装置9は、吸着搬送シャトル59を備え、吸着搬送シャトル59は、折割分離ポジション7と位置決めポジション16の位置決めテーブル8との間を往復動する。
吸着搬送装置9は、立設台60に取付けられており、折割分離ポジション7上方から位置決めポジション16上方に至って架設されたフレーム体61を備え、フレーム体61の上面にガイドレール装置62が敷設され、ガイドレール装置62のスライドブロックに吸着搬送シャトル59がブラケット88を介して取付けられている。
吸着搬送シャトル59は、ガイドレール装置62に保持され、直動自在である。
吸着搬送シャトル59は、吸着持上げ装置63を備え、吸着持上げ装置63は、ブラケット88の立面に取付けられたガイド式エアーシリンダ装置64と、ガイド式エアーシリンダ装置64の上下移動体に取付けた吸着パット65とを備える。
フレーム体61には、ガイドレール装置62に沿ってボールネジ66が装置され、ボールネジ66はナットを介してブラケット88に連結され、他端にシャトル移動用モータ67が連結されている。
シャトル移動用モータ67は、数値制御され、吸着搬送シャトル59を数値制御直動させる。吸着搬送シャトル59は、折割分離ポジション7で折割、分離された小割素板ガラス5を吸着持上げて、位置決めポジション16まで吸着搬送し、位置決めテーブル8の上面に吸着開放載置する。
位置決めポジション16には、位置決めテーブル8と、位置決めテーブル8の上方にテーブル上面に垂直に向かって設置された2台のCCDカメラ10とを備える。
位置決めテーブル8は、最少位に小割素板ガラス5を載置する回転テーブル71を備える。
回転テーブル71は、角度制御モータを備え、中央を中心として角度制御される。
回転テーブル71は、切線形成装置4のワーク座標系のX軸、Y軸に平行してX軸方向及びY軸方向にNC制御されて移動されるようになっている。
回転テーブル71は、Y軸テーブル72のガイドレール装置73に支持され、Y軸モータ74によりY軸移動される。
Y軸テーブル72は、X軸テーブル75のガイドレール装置76に支持され、X軸モータ77によりX軸移動されるようになっている。
位置決めポジション16での2つのCCDカメラ10の設置位置を説明する。
切線形成装置4に設定のワーク座標系を位置決めポジション16にシフトし、切線形成装置4での設定の2つのアライメントマーク85の座標値を位置決めポジション16での2つのアライメントマーク85の基準位置とし、この2つの基準位置のそれぞれにCCDカメラ10を設置し、位置決めテーブル8に搬送されてきた小割素板ガラス5のアライメントマーク85を撮像、画像処理して基準位置との位置ズレ量、角度ズレ量を算出する。
マーキングヘッド装置33は、スタンプ方式でもインクジェット方式でもよい。
大板素板ガラス2への小割素板ガラス5の切線3の形成及び切り出し前の小割素板ガラス5域へのアライメントマーク85付け、大板素板ガラス2からの小割素板ガラス5の折割分離、分離した小割素板ガラス5の位置決め方法は、下記の通り。
切線形成装置4のベルトコンベアテーブル11上に大板素板ガラス2を搬入、位置決め停止させる。
記憶させた小割素板用切線形成情報に基づいてスクライブヘッド12及びマーキングヘッド装置33を一体としてNC制御移動させ、先ず、スクライブヘッド12を動作させて、大板素板ガラス2上面に多数の小割素板ガラス5の形状の切線3を形成する。
次に、マーク付け情報に基づいて、スクライブヘッド12及びマーキングヘッド装置33を一体としてNC制御の座標移動をさせ、マーキングヘッド装置33を大板素板ガラス2の上面に切線形成した各小割素板ガラス5域内に設定の2箇所位置へ移動位置させ、マーキングヘッド装置33を作動させ、2つのアライメントマーク85を付ける。マーク付けは各小割素板ガラス5域ごとに行う。
切線形成、マーク付けの終わった大板素板ガラス2は、搬出され、次の折割分離装置6のベルトコンベア装置50上面に搬入される。
折割分離装置6で大板素板ガラス2は、ベルトコンベア装置50に平面支持され、前方への直線送り、停止の繰返しの寸動送りされる。即ち、大板素板ガラス2の前端域87が折割分離ポジション7に入り、横方向切線が横方向折割ローラ56に達すると、大板素板ガラス2は停止し、この停止で、吸着搬送シャトル59の吸着パット65が降下し、小割素板ガラス5を吸着する。
同時に、横方向折割ローラ56及び縦方向折割ローラ58が押上がり、小割素板ガラス5を切線3で折割る。
同時に、吸着搬送シャトル59が小割素板ガラス5を吸着中の吸着パット65が上昇し、小割素板ガラス5を大板素板ガラス2から分離させる。
吸着搬送シャトル59は、分離した小割素板ガラス5を吸着したまま位置決めポジション16に吸着搬送し、位置決めテーブル8上に載置する。
位置決めテーブル8上に載置された小割素板ガラス5は、上方に設置の2台のCCDカメラ10により2箇所のアライメントマーク85を撮像される。
画像データは、再像処理、演算処理され、2つのアライメントマーク85の中心の実際の位置、角度が検出され、基準位置からの位置ズレ量、角度ズレ量が算出される。
位置決めテーブル8は、位置ズレ量、角度ズレ量を零にするように、角度制御回転、X軸及びY軸に制御移動し、載置の小割素板ガラス5の位置決めを行う。
1 小割素板ガラス切り出し及び位置決め装置
2 大板素板ガラス
3 切線
4 切線形成装置
5 小割素板ガラス
6 折割分離装置
7 折割分離ポジション
8 位置決めテーブル
9 吸着搬送装置
10 CCDカメラ

Claims (2)

  1. スクライブヘッドを数値制御して素板ガラスのガラス板面に沿って予め設定されたワーク座標系においてXY平面座標移動させて素板ガラスに当該スクライブヘッドで切線を形成し、この素板ガラスから切線に沿って切り出された複数の切り出しガラス板を形成する前に、素板ガラスから複数の切り出し予定のガラス板の夫々に該ワーク座標系において設定された少なくとも2箇所にアライメントマークを付し、アライメントマークが付され且つ下からの押上げによる切線に沿う折割りで切り出されたガラス板を位置決めする位置決めポジションにおいて、該ワーク座標系において設定したアライメントマークの座標値を基準位置として設置したカメラによりアライメントマークを撮像及び画像処理して切り出されたガラス板の実際のアライメントマークの位置及び角度を検出し、実際のアライメントマークの位置と基準位置とのXY平面での位置ズレ量及び角度ズレ量を算出し、この位置ズレ量及び角度ズレ量に基づいて、切り出しガラス板のXY平面での位置及び角度を修正するガラス板の切り出し及び切り出したガラス板の位置決め方法。
  2. 数値制御されて素板ガラスの板面に沿ってXY平面座標移動して当該素板ガラスに切線を形成するスクライブヘッドを有した切線形成装置と、スクライブヘッドにより切線が形成された素板ガラスから切り出しガラス板を切り出す前に、切り出し予定のガラス板の領域の少なくとも2箇所にアライメントマークを付するマーク付与装置と、下からの押上げによる切線に沿う折割りで素板ガラスから切り出しガラス板を切り出す切り出し装置と、この切り出し装置により切り出されたガラス板を位置決めする位置決めポジションにおいて、切線形成装置に設定のワーク座標系において設定したマーク座標値を基準位置として設置されたカメラと、このカメラにより撮像されたアライメントマークを画像処理して実際のアライメントマークの位置及び角度を検出し、この検出した実際のアライメントマークの位置とアライメントマークの基準位置との位置ズレ量及び角度ズレ量を算出し、この位置ズレ量及び角度ズレ量に基づいて、切り出しガラス板の位置及び角度を修正する位置及び角度修正装置とを具備したガラス板の切り出しと切り出したガラス板の位置決めとを行う装置。
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