JPH044511Y2 - - Google Patents

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JPH044511Y2
JPH044511Y2 JP1985180715U JP18071585U JPH044511Y2 JP H044511 Y2 JPH044511 Y2 JP H044511Y2 JP 1985180715 U JP1985180715 U JP 1985180715U JP 18071585 U JP18071585 U JP 18071585U JP H044511 Y2 JPH044511 Y2 JP H044511Y2
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JP1985180715U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、街路樹等の根元周縁に配置されて該
根元周縁が踏み固められるのを阻止する木の根元
覆いに関するものである。
〔従来の技術〕
街路樹等の根元周縁の土は通気性を損なわない
ようにやわらかくなつており、このため木の根元
覆いを敷設すると、敷設後1年位で雨水により土
がしまつたり、また木の根元覆い自体の重量や通
行人の重量等により覆い本体を構成する各ブロツ
ク片の内周側が低くなるように傾斜する問題があ
つた。
この問題を解決するために、各ブロツク片の接
合端部側に厚み方向に貫通するボルト挿通孔を設
けて、ブロツク片どうしを突合せ、連結金具の一
方の孔から一方のブロツク片のボルト挿通孔にボ
ルトを挿入してナツトを螺合すると共に、連結金
具の他方の孔から他方のブロツク片のボルト挿通
孔にボルトを挿入してナツトを螺合することによ
りブロツク片どうしを互いに連結するようにした
木の根元覆いが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の木の根元覆いによれば、
ボルトの頭部がブロツク片の外面に露呈して外観
が損なわれる問題と、ブロツク片の下に腕を挿入
してボルトとナツトの緊締作業を行わなければな
らないので作業が困難である問題があり、又、ボ
ルトとナツトが緩んだ段階からブロツク片が沈
み、この緩みが大きくなるにしたがつて沈みも大
きくなる問題があつた。
本考案の目的は、各ブロツク片を連結する手段
が外面側に露呈せず、しかも長期間使用していて
もブロツク片が沈むおそれのない木の根元覆いを
提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、扇形状に形
成され両側端面に接合面を形成する複数のブロツ
ク片を上記接合面相互を接合し、中央に街路樹を
取り囲む孔を形成する円板状の覆い本体を構成
し、該覆い本体により街路樹の根本周縁の土を保
護する木の根元覆いにおいて、水平片と該水平片
にほぼ直角な垂直片とによつてL字形に形成され
る継手部材を、上記各ブロツク片の両接合面の孔
側寄りの位置に上記垂直片の一部が上記ブロツク
片の裏面より突出するように埋設し、上記垂直片
の突出部に係止溝を設け、二個の上記ブロツク片
の接合面を重合したときに両垂直片の係止溝に嵌
入して両ブロツク片を接合するL字金具を設けた
ことを特徴としている。
(作用) ブロツク片を木の根元周縁に敷設して継手部材
の係止溝にL字金具を係止することにより、ブロ
ツク片どうしが互いに連結されて荷重が作用して
もブロツク片が沈まず、木の根元周縁が踏み固め
られるのを防止することができる。
継手部材はブロツク片の裏面側に突出してお
り、L字状金具もブロツク片の裏面側において該
継手部材の係止溝に係止することからブロツク片
の表面側には連結のための手段が何も現れない。
また、L字金具が係止溝から外れない限りブロツ
ク片が沈むことがない。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の木の根元覆いの全体を示して
いる。図中符号1は覆い本体で、4個の扇形状の
コンクリートブロツク片2から構成され、第1図
に示すように一体に組付られたときに中央に樹木
を取り囲む孔1aが形成される。このコンクリー
トブロツク片2はガラス繊維等により強化されて
いて、各接合端部には第2図〜第4図に示すよう
に断面L字状の継手部材3が埋設(コンクリート
ブロツク片2の成形時に同時に埋設)されてい
る。なお、図面では省略されているが、コンクリ
ートブロツク片2には多数の孔が形成されてい
て、該孔を通して雨水が根元周縁にしみこむよう
になつている。コンクリートブロツク片2には補
強のために鉄筋を埋設してもよい。
継手部材3の垂直片3aの一部は、コンクリー
トブロツク片2の両接合面2aの孔1a側の位置
に(第2図参照)、コンクリートブロツク片2の
裏面側に突出しており、この突出した部分に水平
片3bと平行に延びる係止溝3cが形成されてい
る。この係止溝3cには第5図、第6図に示すよ
うにL字金具4が係止される。
このL字金具4には第5図に示すように水平片
4aから垂直片4bにかけて切欠部4cが形成さ
れている。この切欠部4cの深さは、係止溝3c
に係合した時にL字金具4が垂直片3aの端面か
ら突出しないように設定されている(第6図二点
鎖線参照)。
なお、水平片3bには孔3dが形成されてい
て、コンクリートブロツク片2に継手金具3を埋
設したとき該孔3dを介して水平片3bの上のコ
ンクリートと水平片3bの下のコンクリートとが
つながるようになつている。垂直片3aに設けら
れたボルト挿通用孔3eは通常状態では使用され
ないが、垂直片3a相互を緊締する必要を生じた
ときに使用するものである。
上記実施例によれば、木の周囲にコンクリート
製の基台5(第1図参照)を敷設して、該基台5
でコンクリートブロツク片2の外周縁を支えてコ
ンクリートブロツク片2を基台5と木との間の根
元周縁に敷設し、L字金具4を継手部材3の垂直
片3aの係止溝3cに係止して各コンクリートブ
ロツク片2どうしを連結する。これにより、木の
根元周縁が踏み固められるのが防止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、覆い本体
を複数のブロツク片から構成し、該ブロツク片の
接合端部に継手部材をその一部がブロツク片の裏
面側に突出するように埋設し、該継手部材のブロ
ツク片から突出した部分にL字金具が係止する係
止溝を形成して、各ブロツク片の接合端部どうし
を突合せると共に、一方のブロツク片の継手部材
と他方のブロツク片の継手部材の係止溝にL字金
具を係止してブロツク片どうしを連結してなるの
で、連結手段が表側にあらわれずに外観が損なわ
れるおそれがなく、覆い本体の孔よりL字金具を
係止溝に押し込めばよいので、従来のように腕を
ブロツク片の下に挿入してボルト締めを行う困難
な作業が不要になり、またL字金具が係止溝から
完全に外れない限りフロツク片が沈むこともな
く、ボルトとナツトを使用した場合のように緩み
が生じた段階からブロツク片が沈み始めるような
こともない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体の斜視図、第2図はコンクリートブロツク
片の斜視図、第3図は要部の部分拡大平面図、第
4図は同正面図、第5図は継手部材とL字金具の
斜視図、第6図は第4図の−線断面図であ
る。 1……覆い本体、2……コンクリートブロツク
片、3……継手部材、3a……垂直片、3c……
係止溝、4……L字金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扇形状に形成され両側端面に接合面を形成する
    複数のブロツク片を上記接合面相互を接合し、中
    央に街路樹を取り囲む孔を形成する円板状の覆い
    本体を構成し、該覆い本体により街路樹の根本周
    縁の土を保護する木の根元覆いにおいて、水平片
    と該水平片にほぼ直角な垂直片とによつてL字形
    に形成される継手部材を、上記各ブロツク片の両
    接合面の孔側寄りの位置に上記垂直片の一部が上
    記ブロツク片の裏面より突出するように埋設し、
    上記垂直片の突出部に係止溝を設け、二個の上記
    ブロツク片の接合面を重合したときに両垂直片の
    係止溝に嵌入して両ブロツク片を接合するL字金
    具を設けたことを特徴とする木の根元覆い。
JP1985180715U 1985-11-26 1985-11-26 Expired JPH044511Y2 (ja)

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JP1985180715U JPH044511Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

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JPS6289959U JPS6289959U (ja) 1987-06-09
JPH044511Y2 true JPH044511Y2 (ja) 1992-02-10

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017451B2 (ja) * 1972-04-24 1975-06-20
JPS5535967U (ja) * 1978-08-31 1980-03-07
JPS6019558U (ja) * 1983-07-20 1985-02-09 日本ユニバツク・サプライ株式会社 伝票自動貼着装置

Family Cites Families (1)

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JPS5017451U (ja) * 1973-06-15 1975-02-25

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JPS6289959U (ja) 1987-06-09

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